三菱らがタイの銀行のブロックチェーンを使った決済システムのテストに成功
2018/05/23・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!1.MUFGがタイの銀行と連携しブロックチェーン活用のクロスボーダー決済のテストを成功させる
2.テストはKrungsriの展開するブロックチェーン上で国際送金をコンマ数秒で行うというもの
3.Krungsriのトップは企業の流動性、柔軟性、効率性の向上につながると評価
2.テストはKrungsriの展開するブロックチェーン上で国際送金をコンマ数秒で行うというもの
3.Krungsriのトップは企業の流動性、柔軟性、効率性の向上につながると評価
記事ソース:Krungsri
日本の複数の大手銀行がタイのアユタヤ銀行が展開するKrungsriのブロックチェーンを使用したクロスボーダー決済システムのパイロットテストを成功させたことがアユタヤ銀行の発表で明らかになりました。
パイロットテストはタイ銀行のレギュラトリー・サンドボックス下で行われ、三菱グループのMUFGとシンガポール銀行が参加しました。
レギュラトリー・サンドボックスとは?
レギュラトリー・サンドボックスは政府が新たな革新的な事業を支援する際に、現行法の規制を一時的に解除すること
レギュラトリー・サンドボックスは政府が新たな革新的な事業を支援する際に、現行法の規制を一時的に解除すること
テストの内容としては、コンマ数秒でタイ銀行にある三菱の子会社の口座からシンガポール銀行にある子会社の口座にKungsriの技術を使って送金するというものでした。
Krungsriのトップを務めるThakorn Piyapan氏は「テクノロジーによるトランザクションは企業の子会社の流動性を高め、結果として柔軟性と効率性の向上につながる」とコメントしました。
Krungsriは現在、資産ベースでタイで5位の規模を誇る銀行です。
日本最大の銀行であるMUFGは昨日、アメリカに拠点を置くクラウドサービス企業Akamaiと提携し、ブロックチェーンを活用した国際的な支払いシステムを計画していると発表しました。
kaz
日本も中国や欧米諸国に負けないようにぜひ頑張ってもらいたい