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ビットコイン、急騰で一時47,000ドルを記録|ETFは最終局面に

ビットコイン、急騰で一時47,000ドルを記録|ETFは最終局面に

ビットコインの価格が1月9日の未明から早朝にかけて急騰し、一時は1 BTC = 47,000ドルに到達しました。記事執筆時点では約46,900ドル付近で推移しています。

coinglassのデータによると、直近24時間以内のビットコインポジションの清算額はロングが1,636万ドル、ショートが8,756万ドルに。同社提供の清算ヒートマップ(直近24h)によると、44,500ドル付近が大きな清算が発生する可能性がある価格帯として示されています。

現在、ARK Invest/21 Shares、ブラックロック、ビットワイズ、ヴァルキリーなど10社以上が現物型ビットコインETFの申請を米国にて実施中。現物型ビットコインETFが承認された場合、税制的な優遇が見込まれる可能性や法的リスクの軽減、秘密鍵の管理コスト/リスクの排除などを理由に機関投資家が市場に参入しやすくなるとされています。

米投資会社ARK Investと21 Sharesが手がけるETFの最終判断期限は1月10日と迫っており、一部ではETF運用会社間における不公平な状況が発生することを避けるため、期限のタイミングにて一斉にビットコインETFが承認される可能性が指摘されています。

ETFの発行や償還を行い、マーケットメーカーとしての機能も担うAP(Authorized Participant:指定参加者)に関して、今回の各社の申請案では、Jane Street、Virtu Americas、Macquarie Capital、Jane Street Capital、ABN AMROなどが挙げられています。

これまで申請されていたETFのモデルでは、APがビットコインを直接/間接的に扱う形式が多かったものの、米国証券取引委員会(SEC)はこれに対する懸念を示していました。そのため、モデルは修正され、ETFの取得や償還に関して現金を用いる方式が各社の現在の主流となっています。

今後もビットコイン市場は激しい価格変動が予想されるため、ユーザーは引き続き注意が必要です。

記事ソース:coinglass

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