ブレイブが新機能実装|特定のNFT保有者とビデオ通話可能に
Crypto Times 編集部
Braveブラウザがビデオ通話ツール「Brave Talk」にNFTやPOAP対応の新機能を実装しました。
We’re excited to introduce a Web3 calls option for Brave Talk! Brave Talk Web3 calls allow hosts to use NFTs and POAPs to token-gate access.
For example, communities could hold calls just for people who own an NFT from a particular collection. pic.twitter.com/MU4Zt3TyTP
— Brave Software (@brave) May 23, 2023
新機能を活用するとホストは自身が設定したNFTやPOAPを保有しているユーザーのみが参加できるビデオトークルームを作成可能。月額7ドルのBrave Talk Premiumに登録しているユーザーがトークの設定を行えます。
参加ユーザーはBrave walletやブラウザベースのウォレット、ハードウェアウォレットをリンクし、対象NFTの保有を認証することで、トークに参加が可能。保有NFTの認証プロセスでは、SIWE(Sign-IN with Ethereum)プロトコルが使用されており、現在はEthereumのNFT(ERC-721)のみが対象となっています。
Braveは今後、下記機能の追加も検討しているとしています。
- Ethereum以外のNFTのサポート
- 特定のトークンの特定保有量のトークンゲート機能
- 過去の所有に基づくトークンゲート機能
- トーク参加者へのトークン送信機能
Basic Attention Token(BAT)などを活用するWeb3.0世代のウェブブラウザとして数年前より人気を博してきたBraveは、これまでも様々な取り組みを行ってきており、昨年9月にはNFTのギャラリー機能やSolanaスワップ機能を導入してきました。
関連:Brave(ブレイブ)が4つの新しい機能を追加 | NFT表示機能、Solanaスワップなど
クリプト専用のブラウザを提供するOperaが、先日レイヤー1「MultiversX」への対応を実施し、合計11種類のネットワークの取り扱いを可能とするなど、他ブラウザでもクリプト分野での取り組みが進行中。一般ユーザーのオンボーディングが課題とされるWeb3分野で、ブラウザ領域での今後の動向が注視されます。
記事ソース:Brave