仮想通貨取引所の取引高、2021年以来初の約975億ドルに到達
hapi
3月6日(現地時間)の仮想通貨取引所(CEX)における取引高/日が約975億ドルに到達しました。2月初旬の取引高は約240億ドルとなっており1ヶ月でおよそ4倍近く増加しています。
この取引高に到達していた期間は過去を振り返っても2ヶ月足らずであり、前回は2021年の最高値を記録した際に同水準に到達しています。
今後の強気相場がどこまで伸びていくか、業界内外から大きな期待が寄せられています。
取引高の43%はBinanceに
この取引高の全体の43%とおおよそ半数がBinanceに集中しており、続いてUpBit、OKX、Coinbaseなどの主要取引所が続いている現状です。
月別の取引高データでは、2024年1月よりCEXにおける取引ボリュームが増加しています。1月10日の現物型ビットコインETFの承認以降、10社が提供するETFに対してトータル*93.68億ドルの資金が流入しています。*3月7日時点BitMEX Research提供データ参照
[1/4] Bitcoin ETF Flow – 07 March 2024
All data in. Net total inflow of $472.6m. Another strong day, with Fidelity performing well, with +$473.4m of flow
Over $10 billion withdrawn from GBTC since 11th Jan 2024 pic.twitter.com/rpWyaqGxhL
— BitMEX Research (@BitMEXResearch) March 8, 2024
上記の動きと共に、ビットコインは過去最高値を更新し、その他多くのアルトコインも価格高騰を見せています。
日次取引量も急増している一方で、月間取引活動は過去数ヶ月にわたって着実に増加しており、仮想通貨市場への関心と参加が高まっていることが伺えます。
参考記事:THE BLOCK