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NFT活用のメタバース「Decentraland」 バージョン2.0がまもなく開始|グラフィックなど改善へ

NFT活用のメタバース「Decentraland」 バージョン2.0がまもなく開始|グラフィックなど改善へ

NFTを活用したメタバースプラットフォーム「Decentraland」は、次世代バージョンとなる「Decentraland 2.0」のテスト版を9月9日より開始することを発表しました。

今回のアップデートでは、風景のさらなる拡張やより美しくリアルなグラフィックが実装されるとのことです。さらに、新たな体験を提供する「Genesis City」の登場も予定されています。

Decentraland公式Xアカウントでは、一部映像が公開されていますが、詳細についてはまだ明かされていません。

現在、同プロジェクトは2.0のアルファテストに参加するユーザーを募集中です。専用の応募ページから、簡単な質問に答えるだけで簡単に応募が完了するとのことです。

賞金総額15,000 $MANAのコンテストも開催中

同プロジェクトは「Decentraland 2.0」の開始に伴い、15,000 $MANAの賞金などが用意されたウェアラブルに焦点を当てたデザインコンテストイベントを開催中です。

9月15日締切の同コンテストではテーマを「EXOtic|銀河の彼方から届いたウェアラブル」とし、クリエイターは自身の制作物をマーケットプレイスで公開した上で、専用フォームから応募が可能となっています。Decentralandでは、より多くのクリエイターの参加を望んでおり、ウェアラブルの作成ガイド動画チュートリアルを公開中です。

デザインの質や独自性、テーマの表現などの観点から10名のクリエイターが選出されそれぞれ以下の報酬が付与される予定となっています。

  • 1位: 3,000 $MANA
  • 2位: 2,500 $MANA
  • 3位: 2,000 $MANA
  • 4位: 1,500 $MANA
  • 5位~10位: 入賞1作品につき1,000 $MANA

さらに、各コンテスト参加者は、最初の投稿に対して、$MANAで100米ドルのパブリッシュ手数料が払い戻されるなど、新規クリエイターの参入障壁を下げる取り組みも導入されています。

Decentralandは最新のブログで、プラットフォームにおけるウェアラブルの重要性について解説しました。単なるデジタル衣服の枠を超え、自己表現、個人のアイデンティティ、創造性を体現するものとして、Decentralandの文化と経済を形成する上で重要な役割を果たしていると述べています。

Decentralandのウェアラブルは、全身のスキン、様々な体のパーツ、ヘアスタイルなど、ユーザーがアバターを頭からつま先まで完全にカスタマイズできる多彩なアイテムを網羅しています。その結果、ユーザーはなりたい自分、ありのままの自分を表現し、他者とつながり、有意義な経験を共有することが可能になっているとしています。

また、ウェアラブルはクリエイター経済の活性化にも貢献しており、クリエイターは売上の97.5%を保持し、二次販売においてもロイヤリティが支払われます。Decentralandは、ウェアラブルがもたらす創造性と経済効果を高く評価し、今後の更なる発展に期待を寄せています。

記事ソース:68zbqa0m12c.typeform.comdecentraland.org

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