暗号資産スタートアップの資金調達額が前四半期比40%増|前四半期比での上昇は2022年Q1以来初

2024/05/26・

Crypto Troll

暗号資産スタートアップの資金調達額が前四半期比40%増|前四半期比での上昇は2022年Q1以来初

2024年第1四半期の暗号資産スタートアップへの資金調達額が24億ドルに達し、2023年第4四半期から40.3%増加したことが、PitchBookの最新レポートにより明らかになりました。

資金調達件数は518件となっており、こちらは44.7%増加しています。

PitchBookのアナリストは、「投資家の暗号資産に対するセンチメントが好転しつつあり、市場が大きく下落しない限り、投資の量とペースは年間を通して増加し続けると予想される」と述べています。

Eigen Labsは1億ドル、Farcasterは1億5000万ドルの資金調達を成功

第1四半期の大規模な資金調達としては、Eigen Labsが行ったa16z Cryptoからの1億ドルの資金調達が挙げられます。

また、今週にはFarcasterがParadigm主導のシリーズAラウンドで1億5000万ドルを調達しています。これにはa16z crypto、Haun Ventures、Variant、Standard Cryptoなどが名を連ねていました。

1億ドルをこえる資金調達は滅多にないことではありますが、EVMレイヤー2のPlumeがHaun Venturesが主導するシードラウンドで1000万ドルを調達するなど、数千万単位での資金調達は最近増加傾向にあります。

暗号資産市場の回復に伴い、スタートアップへの投資も活発化しています。今後も資金調達の規模拡大が予想され、Web3やDeFiなどの分野を中心に新たなプロジェクトが誕生する可能性が高まっています。

情報ソース:PitchBook

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks