香港、年内に複数の仮想通貨取引所へライセンス付与なるか
2024/10/08・
Crypto Times 編集部
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香港証券先物委員会(SFC)は、多くの仮想資産取引プラットフォーム(VATP)に対し、年内に向けたライセンス発行プロセスを進めています。これは、香港がグローバルな仮想資産ハブとしての地位を強化しようとする動きの一環と見られています。
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現在、11社のVATPを運営する香港企業は第1段階の立ち入り検査を終え「みなしライセンス業者」となっており、SFCはこれらのVATPに必要な調整を求めているとしています。さらに16社が申請を提出しており、審査の結果待ちとなっています。
SFCのジュリア・レオン最高経営責任者(CEO)は、コンプライアンスを確保するためにライセンスを一括して交付する方針を現地メディアのインタビューの中で示しています。
先日、香港証券先物委員会(SFC)は、HKVAXを3番目の仮想通貨取引所として認可しました。これは、OSL Exchange、Hashkey Exchangeに続く事例となっています。
取引所の承認で大きく前進していることが窺える一方でSFCは、投資家保護を重視した厳しい規制を設けており、OKX、Gate.io、HTX(旧Huobi)といった大手取引所は、香港でのライセンス取得の申請を取り下げています。