日本の仮想通貨口座数が1000万越え、メルカリの影響大きく
2024/06/05・
kiyu
ニュース
日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が6月3日に更新した会員統計情報によれば、日本の暗号資産口座数が4月時点で1000万口座を超えていることが分かりました。先日は国内取引所からの流出事件もあったものの、暗号資産の口座数自体は順調に増加を続けています。
口座数が増えている理由の一つとして、株式会社メルカリの子会社である、株式会社メルコインの提供するビットコイン取引サービスが挙げられます。
メルコインは5月30日のプレスリリースにて、ビットコイン取引サービスの暗号資産口座数が220万口座を超え、直近1年の暗号資産口座開設数が業界No.1となったことを発表しました。
メルコインの調査によれば、口座数の増加だけではなくビットコインに対する意識の変化も生まれていると述べられています。
元々はネガティブなイメージを持たれることもあったビットコインですが、直近1年のイメージ変化を伺うと、ポジティブなイメージに変わったと64.7%が回答しました。
イメージ変化の理由として、メルコインの暗号資産取引へのハードルの低さなどが挙げられています。
幅広い世代から親しまれているメルカリが手軽にビットコインを購入できるサービスを始めたことで、国内における暗号資産へのイメージにも大きく影響を与えているようです。