NFTの商用利用で新たな試み|BAYCのYuga Labsが新システムを公開
Crypto Times 編集部
NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を提供するYuga Labsは、NFTホルダーによる商業アイテムなどのライセンス検証を可能にするシステム「Made by Apes」のベータ版を、ApeChainのテストネットで公開しました。
gMBA! Made by Apes beta is live on ApeChain testnet.
Apply for a new MBA license, update your existing MBA Bodega listing, download your new license image, and verify all your info to help us tidy everything before Bodega 2.0 launches on ApeChain mainnet.
Login to the MBA beta… pic.twitter.com/hbvR4dIYa5
— Bored Ape Yacht Club 🍌 (@BoredApeYC) August 28, 2024
今回のベータ版では、新たにMBAライセンスの申請や、既存のMBA Bodegaリストの更新が可能となっています。また、これまで出願されたライセンスはApeChainに移行されたとのことです。
さらに、Yuga LabsのNFTコレクションの1つである「Bored Ape Kennel Club」の保有者も、BAYCやMutant Ape Yacht Club(MAYC)の保有者と同等の商用利用権を享受できるようになり、Made by Apesプログラム内でライセンスを取得できるようになる予定です。
Made by Apesは、2023年7月頃に発表された施策です。BAYCのNFTは、保有者に対して商用利用を認めており、コミュニティ主導で多くの二次創作が行われてきました。しかし、管理体制が整っていなかったため、Made by Apesの導入が決定した経緯を持ちます。
Yuga Labsは、8月29日木曜日午後12時(太平洋時間)から、BAYCのDiscordサーバーにて、MBA 2.0に関するAMA(Ask Me Anything)を開催することを発表しています。MBAに関する質問は、AMAにて回答を受け付ける予定としています。
今回のベータ版公開は、BAYCのNFTを活用したビジネスをより活性化させる施策として注目を集めます。