ウィスコンシン州投資委員会、ビットコインETFを年金基金に追加
2024/06/04・
Crypto Troll
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ウィスコンシン州投資委員会(SWIB)のビットコインETFへの投資が、積極的に拡大する可能性が指摘されています。
SWIBは第1四半期、年金基金のポートフォリオにブラックロックのiShares Bitcoin Trust (IBIT)とグレイスケールのBitcoin Trust (GBTC)の2種類のETFを追加し、合計1億6400万ドルを投資しています。
通常、年金基金はビットコインETFのような新しいETFには投資しない傾向があるため、SWIBのビットコインETFへの投資は業界に大きな衝撃を与えていました。
しかしながら、2023年末時点でのSWIBの運用金額が1560億ドルであることを考慮すると、ビットコインETFは0.1%ほどのわずかな割合しか占めていないとも言えます。
このSWIBの動きに関して、マーケット大学のDavid Krause教授は、今回のビットコインETFへの投資は試験的なものであり、長期的にはSWIBはビットコインETFへの投資額を増やし、他の年金基金も追随する可能性があると予測しています。
5月には、大手機関当社会社の内944社がビットコインETFを保有していることが、SECフォーム13Fの分析によって判明していました。
SWIBのビットコインETFへの投資は、年金基金といった保守的な機関投資家もビットコインETFに関心を持っていることの表れであり、今後もこの流れが他投資委員会にも波及するかどうかに注目が集まります。
大手機関投資会社944社がビットコインETFを保有|合計額は107億ドル
情報ソース:PBS Wisconsin