Tommy Hilfigerの派生ブランドがReady Player Meで使用可能なデジタルアイテムを販売
Crypto Times 編集部
Tommy Hilfigerの派生ブランドであるTommy Jeansが、Ready Player Meと連動するデジタルファッションアイテムの販売開始をしました。「Tommy Parallel」という名称でリリースされており、デジタルとフィジカルな世界の双方でファッションアイテムを提供するという試みとなります。
Tommy Parallel has dropped. Explore a new dimension of dressing in physical and digital worlds. Discover the full collection at https://t.co/N0UPOpsIJt pic.twitter.com/oa1fHzHXfb
— Ready Player Me (@readyplayerme) July 5, 2023
Tommy Parallelは、デジタルアバタープラットフォームのReady Player Meと提携しています。ユーザーは、自分のアバターにTommy Parallelのデジタル衣装を着用させ、そのオンライン体験を個性的なファッションで豊かにすることが可能になります。購入したデジタルファッションはReady Player Meのプラットフォームで利用することができます。
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このデジタルアイテムは、デジタルファッション企業「The Fabricant」との共同制作により提供されています。The Fabricantは、NFTのデジタルファッションアイテムで知られていますが、Tommy Parallelで販売されているデジタルアイテムはNFTではありません。
このNFT非採用の理由について、Tommy ParallelはFAQで、デジタルファッションの実用性を最大限に活かし、より多くのワールドで利用できるようにすることを目指していると説明しています。同ブランドのFAQで、NFTの可能性に言及しており、将来的にはNFTを採用する可能性もあると示唆していますが、その具体的な時期については約束できないと記載がありました。
デジタル化が進む現代社会で、ファッション業界がフィジカルアイテムだけでなく、デジタルアイテムにも進出しようとしていることがわかります。
また、デジタルアイテムだけではなくフィジタルアイテムへの参入も目立ってきていますので、注目していきたいところです。
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記事ソース:Ready Player Me Twitter、Tommy Parallel
画像:smoxx / Shutterstock.com