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米現物型イーサリアムETF|初日の取引高は10億ドル超えに

米現物型イーサリアムETF|初日の取引高は10億ドル超えに

7月22日より米国で現物型イーサリアムETFの取引が開始されています。初日から投資家の関心が非常に高く取引高は10億1900万ドルを記録しました。

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取引高の内訳を見ると、Grayscaleの提供するイーサリアムETF「$ETHE」が全体の約半分を占めています。その他、BlackRock(iShares)が24%、Fidelityが13%と続いています。

今回の現物型イーサリアムETFでは、多くの運用会社がカストディアンとしてCoinbaseを利用していますが、VanEckはGeminiを、Fidelityは独自の管理体制を採用しています。

オンチェーンデータプラットフォームArkhamのデータによると、各運用会社が保有するETHは、Grayscaleが295万9307ETH、BlackRockが3032ETH、21Sharesが9万9658ETH、Bitwiseが718ETH、VanEckが2万3265ETH、Invescoが30ETH、Franklin Templetonが760ETHとなっています。


マーケットメーカーWintermuteのアナリストは、現物型イーサリアムETFへの年間資金流入額は40億ドル程度に達すると予測しています。

現物型ETFは、既存金融分野の企業や投資家からのアクセスを確保できるため、今後さらにイーサリアムへの評価や関心が高まることが予想され、引き続き市場の動向に注目が集まります。

記事ソース:The BlockArkham

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