Voyager、Coinbase(コインベース)通じて資産売却か
Crypto Times 編集部
オンチェーンデータ分析を行うLookonchainは、VoyagerがCoinbase(コインベース)を通じて資産を売却していると報じています。
1/ It seems that #Voyager is selling assets through #Coinbase.
We noticed that #Voyager has received 100M $ USDC from #Coinbase in the past 3 days.
And #Voyager has sent assets to #Coinbase almost every day from Feb 14.https://t.co/VW8o8dBQtqhttps://t.co/qbHt0r7VNG pic.twitter.com/kfxF6rwHFk
— Lookonchain (@lookonchain) February 26, 2023
Lookonchainによると、2月14日以降、Shiba Inu,Ethereum,Chainlink,Uniswap等合計1億ドル以上のトークンをVoyagerがコインベースに転送しており、過去3日間で少なくとも1億ドル分のUSDCがVoyagerのアドレスに転送されているとしています。
Voyagerは現在、ETH、USDC、SHIBなどの通貨で約6.31億ドル相当を保有していると同チームは報告しています。
Voyagerは昨年7月に米国連邦破産法第11条(チャプター11)を申請。約半年後の12月にはBinance.USに約10億ドルで売却すると発表しました。
関連:Voyager社、Binance.USの資産取得に合意したと発表
VoyagerのBinance.US売却案件は、米国証券取引委員会(SEC)や連邦取引委員会(FTC)など、様々な規制当局から”資産再編能力の欠如”などを理由に反対を受けています。
昨年から今年にかけてThree Capital Arrows(3AC)、Celsius、Voyager、FTXグループ、BlockFi、Genesisなど一定以上の規模を誇る仮想通貨企業の破産関連の手続きが多く行われており、引き続き市場への影響に注意が必要です。
日銀・黒田総裁「規制面での対応を早急に」FTXの経営破綻に言及
記事ソース:Twitter