パラオ政府とリップル社が協業し、ステーブルコイン「Kluk」の発行を試験的に開始
あどまん
パラオ政府は、2023年7月26日に米ドルに裏付けされたステーブルコイン「Kluk」の発行を試験的に開始することを発表した。
An Official Joint Press Release from The Office of the President, Republic of Palau and Ripple Labs is scheduled for 27 July, 9:00 AM Thursday morning in Ngerulmud, Palau 🇵🇼 #Ripple #Stablecoin #XRP #XRPCommunity #XRPL #Blockchain pic.twitter.com/5oKp25WFRb
— Jay Hunter Anson (@JHX_1138) July 25, 2023
数日間テスターが様々なデバイスで買い物などを試験的に行い、その後パラオ政府職員に向けてパラオステーブルコイン(PSC)がリリースされる予定。
パラオ政府財務省によると、パラオの特定のニーズに対応するために、ステーブルコインを立ち上げる必要があると判断した。 また、財務省はパラオ共和国内の決済コストを削減するために率先してプロジェクトのスポンサーとなったとのこと。
今回のステーブルコイン発行は、リップル社との協業によるものであり、KlukはXRP Ledger上で発行される予定。
🇵🇼 Palau National Treasury Director and our Industry partner @Ripple Senior Engineer & Lead Project Manager celebrate minting the very first Palau Stablecoin (PSC) at the National Capitol in Ngerulmud
The very limited & controlled PSC pilot tests specific use cases inside Palau… pic.twitter.com/LYcA1cjJJi
— Jay Hunter Anson (@JHX_1138) July 24, 2023
主な目的は、デジタル・ソリューションを活用することで、特に十分なサービスを受けていないコミュニティや様々な社会経済グループに対する金融サービスへのアクセスを強化することである。
パラオは太平洋オセアニア地域の複数の島々に広がる国で、人口は18,000人弱であり、国内通貨は米ドルを使用している。