PFP NFTのマルチチェーン化 | 対応プロジェクト一覧

PFP NFTのマルチチェーン化 | 対応プロジェクト一覧

PFP NFTのマルチチェーン化が進む

一般的にPFPと呼ばれているNFTプロジェクトのマルチチェーン化が、2023年になり進んでいます。既に対応しているプロジェクト、対応していく発表をしているプロジェクトがいくつかあります。

NFTプロジェクトの中でも知名度を獲得しているプロジェクトが対応に向けて進んでいるので、この記事で紹介をします。

  • Doodles
  • Cool Cats
  • Pudgy Penguins
  • DeGods/y00ts

本記事で紹介するプロジェクトは上記のものとなります。

Doodles

Doodlesは既にFlowブロックチェーンを利用してNFTの展開を行っています。Dooplicationという機能から、Doodles2として該当するウェアラブルNFTをリリースしました。

関連:Doodles2がウェアラブルNFTを発表

NFTは、FlowブロックチェーンのマーケットプレイスGaiaで既に二次流通取引が行われています。安いものは、約20ドルから取引がされています。

関連:Doodles2、マーケットプレイス「Gaia」で取引開始予定

Doodlesは、メインストリームにプロジェクトを持っていくためにFlowを選択したと公表しています。誰でも簡単に使えるブロックチェーンに移行することで多くの人にDoodlesを知ってもらい所有してもらうことが狙いと考えられます。

Cool Cats

Cool Catsは、2023年1月31日にYouTubeライブで多くの発表を行いました。

  • Ledgerウォレットとのコラボ
  • 3Dキャラクターの提供
  • Cool Scoreのリリース
  • マルチチェーン化の構想

主にこれらのような情報が公開されました。この中にマルチチェーン化の構想も語られています。

YouTubeライブの24:59あたりからマルチチェーンに関するコメントが話されているので、ご覧ください。1つのチェーンに縛られず、マルチプラットフォームに対応できるように積極的に取り組んでいくそうです。

関連:Cool CatsがCool Scoreを導入

Pudgy Penguins(Lil Pudgys)

2023年1月26日にLil Pudgysがブリッジできるようになったとツイートしています。EthereumからArbitrum、Polygon、BNB Chainにブリッジが可能となりました。Ethereumからの行き先が、3つ選べるプロジェクトは珍しいです。

SNSアイコンやフィジカルアイテムへの変換対応は、まだ全てのチェーンが対応しているわけではないので、ホルダーの使い方によってチェーンを選ぶことができます。

DeGods/y00ts

DeGodsとy00tsは現在SolanaブロックチェーンのNFTですが、2023Q1にEthereumとPolygonに移行することが発表されています。

厳密には、DeGodsとy00tsは別プロジェクトとして扱われている側面があることから、Doodles、Cool Cats、Pudgy Penguinsのようなマルチチェーン化とは少し違いますが、DeLabという大元は同じなので本記事に掲載しています。

関連:DeGods、y00tsがEthereumとPolygonにブリッジを発表

DeGodsがEthereumにブリッジされることは、コミュニティ内でも歓迎の声が多かった印象ですが、y00tsのPolygonへのブリッジに関しては、polygonで有名PFP NFTが存在しないことからか、反対の声も当初は少なくはなかったです。

Polygonに移行するy00tsは、未知の領域に踏み込むと言っても過言ではないので、今後の動向に注目したいところです。

関連:CT Analysis NFT『DeGods 概要と考察レポート』を公開

まとめ

PFP系のNFTプロジェクトは、PFPという言葉では収まらない活動範囲となってきていることがわかります。その上でEthereumより手軽なブロックチェーンを使用するという選択が行われているのかと考えられます。

今後、おそらくマルチチェーン化は進んでいくことが予想されますので、どのプロジェクトがどのような目的で、どのNFTをマルチチェーン化させていくのか注目していきたいところです。

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks