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2020/03/03ブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ』が猫娘症候群(かとるすしんどろーむ)とコラボを実施
クリプトゲームス株式会社が運営するブロックチェーンゲームクリプトスペルズ(クリスペ)が、マンガアプリGANMA!(ガンマ)で連載中の猫娘症候群(かとるす)とのNFTコラボを実施します。 今回のコラボでは、GANMA!コミュニティアプリの「かとるすコミュニティ」で限定の会員権として発行されるNFTを、クリスペ上でコラボカードとしてコンバート対応を行います。 NFTを所有していると、漫画閲覧や二次次創作における収益配当や限定グッツなどを得られる権利が与えられます。 また、今回のオークションセールは従来のセールとは違い、Gaudiy内のみで購入が可能となっており、2020年 3月6日 20:00から3月13日 22:00まで行われます。今回の対象カードは150枚が発効上限の猫耳魔法騎士 ユキ(ゴールド)です30。 記事ソース:The Medium
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2020/02/13クリプトスペルズと魔法少女 ザ・デュエルがコラボ!限定カードNFTが登場
クリプトスペルズが、株式会社TCGの運営する天真爛漫系カードゲーム、「魔法少女 ザ・デュエル(まほエル)」と第2弾コラボ企画を実施します 20万人のフォロワーを有する人気イラストレーター・漫画家の斎創氏のイラストがNFTとして2月18日から3月2日まで販売されます。 発行される以下の5種類のカードのNFTはユーザーが所有権を持ち、自由に取引を行うことが可能です。 オーア・シュライン 謙譲のザドギエル アフタヌーン・ラミィ ショパート キャスコ・フレーブ また、バレンタインイベントとして、ランク戦の報酬に以下の3種類のバレンタイン限定プロモーションカードが登場します。 開催期間は2月ランク戦ゴールド級:2月14日から16日、ランク戦レジェンド級:2020年2月21日から23日となっています。 ハル・ミシェーレ(イラストレーター:fzwrAym) フランベル(イラストレーター:弥生しろ) リリア・ショコラート(イラストレーター:まよ) 記事ソース:PR Times
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2020/01/29ブレイブフロンティアのDAppsゲーム『ブレイブフロンティアヒーローズ(ブレヒロ)』が登場、1月30日リリース
大人気スマホRPGゲーム「ブレイブフロンティア」が「My Crypto Heroes」のシステムに融合し、「ブレイブフロンティアヒーローズ(ブレヒロ)」を1月30日にDAppsゲームとしてリリースします。 https://twitter.com/bfheroes_pr/status/1222097851842383872?s=20 ゲームでは、キャラクターを用いたプレイヤー同士の対戦や、レイド機能なども追加されていく予定です。 ブレヒロ内では、一部のユニットやスフィアがNFTとして扱われ、資産として保有したりユーザー同士で交換や売買を行うことができます。 ブレヒロのエコシステムは「My Crypto Heroes」のものを模した形になっています。 1月30日に控えるリリース以降、リリース記念キャンペーンが行われるので、興味のある方は見逃さないようにしましょう また、1月30日からはブレヒロ内のユニットのセールも始まります。各ユニットの発行数は決まっているので、こちらも気になるユーザーは要チェックです。 システムの元になった「My Crypto Heroes」は、歴史上のヒーローと共にマイクリワールドの制覇を目指すブロックチェーンRPGゲームです。ブロックチェーンゲームとして世界No.1のユーザー数、トランザクション数を誇っています。 記事参照:Medium
特集・コラム
2020/01/06暗号資産古物商の世界を拓くプラットフォーム『和らしべ』とは
最近、仮想通貨界隈で新しい動きが活発化している。暗号通資産古物商となのる人々が増えてきている。 骨董品を扱うがごとくの古物商と暗号通貨の掛け合わせは何かミステリアスでもあるが、一般的にはわかりにくい感がある。 今回の記事では、先日新しい暗号通貨古物商のプラットフォームを発表した『和らしべ』の井元氏の活動を軸に、暗号通貨古物商がいまから仕掛けていこうとしていることを明らかにしていきたいと考えている。 暗号資産古物商とは? 暗号資産古物商は2019年にできた名前である。 古物商は、中古品を買い取る職業であり、街にあるブックオフやハードオフのような中古品買取販売が代表的な例。 暗号資産古物商は、中古品を扱う業務を現金ではなく暗号資産(仮想通貨)を用いて行う業態である。暗号資産による、物品の買取、販売を通して利益を得ていくのである。 仮想通貨交換業と暗号資産古物商の違い 暗号資産を扱うビジネスを行う上で、金融庁の認可が必要となる仮想通貨交換業のライセンスは取得が難しかった。 大手の会社であっても、このライセンスの取得に長い時間がかかり、期待するタイミングで暗号資産の取引所をオープンできない歴史が日本にはある。 2017年の大きな盛り上がりのタイミングで大手はこぞって取引所の開設を目論んでいたが、結局取引所の多くは、2018年にずれ込んでしまった感がある。 また金融庁の指導により、扱える暗号資産の種類が限られている。これは金融業に近い業態であるが故の厳しさなのだろうと筆者か考えている。 ところが、金融庁は法定通貨を扱う上で慎重にならざるおえない背景はあるが、一方で日本国自体が仮想通貨を禁止しているわけではないことに注目したい。 仮想通貨と物品の交換においては、金融業的な側面ではなく商売人としての側面のみがポイントとなるのである。つまり、以前から国家は仮想通貨の実使用についての規制はしてなかったのだ。 実際に必要なライセンスは古物商のライセンスとなる。暗号資産古物商というライセンスはなく、一般的な古物商のライセンスで活動を行うことができるのだ。公安委員会がライセンスを発行することとなり、取得もあまり厳しくない。 公安というとなかなか重々しい(公安9課とか思い出す)が、ライセンスの取得のハードルは高くないようである。必要書類と数万円程度の出費でライセンスの取得が可能だ。 暗号資産古物商の目指すもの 暗号資産古物商を発明した方々は一般社団法人 暗号資産古物商協会を2019年の秋に設立を行なった。彼らのミッションは、暗号資産古物商の活動を通して、暗号資産(仮想通貨)の発展を願っている。 そのために、暗号資産古物商という業態の活性化を行い、マーケットの開発を進めているのだ。 暗号資産古物商の活動をみていると、この業態を独り占めして利益を得るのではなく、多くの暗号資産古物商を業(なりわい)とする人を多く輩出し、単独では形成できない大きさのマーケットを形成して暗号資産の未来を築いていこうとされている感じを受ける。 協会においては、積極的な情報発信で実際に業として成り立たせ利益を得る、スキームについても懇切丁寧に説明を行っている。 また、継続的にメンバーの募集を行いマーケットの形成をおしすすめているのだ。 まだ、発足直後なので多くの取引が行われて大活況という状況ではないが、実験的な取引が、公の場積極的に行われはじめており、社会実験は今まさに始まったという状況となる。 これまで暗号資産の価格形成は、他の暗号資産との交換や未来の価格期待におけるマーケットメイクによるものが主であった。その担保として資産取引所は法定通貨との窓口となる役割をになっており、価格がゼロになることを防いでいたのだ。 同様なことは規模は小さくともNFTでも発生をしていると考えていますが、その論点については改めて筆を取ろう。 話は戻るが、暗号資産古物商は法定通貨をスキップして物品との交換ルートを確立したことにより、それぞれの物品の持つ価値を暗号資産に転換する触媒としての役割を担えるのではないかというのが大きなポイントとなる。 井元氏の仕掛ける和らしべとは 筆者も仲良くさせていただいている、井元 秀彰氏は暗号資産古物商協会の理事の一人である。理事の一人として協会の活動だけではなく、独自の活動を一古物商として行なっている。 彼は、暗号資産を用いたブログサービス ALIS MEDIAのアンバサダーとして暗号資産の界隈での活動を広く行なってきた。ALIS通貨を通じた活動を行い、暗号資産のコミュニティーへの貢献を行なってきた。 和らしべの活動前よりALISのコミュニティーに呼びかけ、暗号資産を用いたオークションを開催。 その第1回の落札者は何を隠そう私であった。その時はamazonでの代理購入権をALIS TOKENを用いて手に入れたのだ。 不幸なことにALISトークンは大手草コイン取引所の Coin Exchangeの閉鎖後により、安心して法定通貨に変換するすべをうしなっていた状態であり、彼の活動により、法定通貨への道がほぼ閉ざされていた、ALISトークンに価値が生まれた瞬間だと言ってもいいと思う。 これらの社会実験を通したあとに、和らしべはCTOの長澤智也氏を迎えプラットフォームの開発を開始。協会の設立が10月でプラットフォームのベーターサイト開始が12月という超特急の開発速度であり、この対応の速度には驚かざるを得ない。 https://warashibe.market/ プラットフォームのβバージョン https://youtu.be/54kjYpmihQ0 プラットフォームは、和らしべが提供し、一般ユーザーと暗号資産古物商をつなげる役割を担う。これらの機能は、いまだ社会実験の進んでいない領域であり、あらたな社会実験を我々は目の当たりにすることとなる。 このプラットフォームは、和らしべのみで使用するものではなく、広く一般ユーザーや暗号資産古物商が使えるプラットフォームとして提供される。 初期の機能として4つの機能が掲げられている 代理購入マッチング フリーマーケット 多通貨オークション 不用品一括買取 代理購入は仮想通貨で支払いができる買い物を実現する。古物商が、一般のユーザーが欲しいものを仮想通貨の支払いを持って代理で行う。 フリーマーケットは、メルカリに近い仕組みだと思っていいでしょう。不用品を仮想通貨に交換することが可能となる。 多通貨オークションは、他に類を見ない新しい取り組み。オークションを行う際に参加者は、オークショナーが提示した複数の仮想通貨のうち自分の好みの仮想通貨で価格の提示を行うことが可能。それぞれの仮想通貨で最高価格を提示した人に権利が与えられるが、最終的な落札者は、出品者が決定することとなる。 多通貨オークションが多く行われることにより通貨間の価値のアービトラージが行われ、仮想通貨どうしの価格形成が促進される狙いがある。この効果を発揮させるには、多くのオークションの開催が必要となりますが、興味深い社会実験となろう。 不用品一括買取は、町にもある、リサイクルショップとほぼ同じ機能を支払いを仮想通貨で行えると思えばわかりやすい。和らしべプラットフォームでは、仮想通貨での取引を望む暗号資産古物商と一般ユーザーをつなげる役割を果たす。 和らしべは現在テストネットの運用を開始している。実際のメインネットでの運用は2020年の春から夏になるとのことである。 和らしべへの質問と回答 この取材を通していくつか不明点についても突っ込んで確認させていただいた。CEOの井元氏は快く回答をしてくれた。 またCEOの井元氏とCTOの長澤氏からそれぞれ追加コメントもいただいたので最後に紹介しておこう Q.和しらべ自体は利益を得るのでしょうか?それとも市場形成をミッションとした非営利活動ですか? 和らしべは営利企業として活動予定ですので利益を得ます。利益を得ながら市場形成の一部を担いたいと考えています。 和らしべのプラットフォームは取引手数料を5%頂く予定です。和らしべはスマートコントラクトエスクローを採用しており、ユーザー間での取引時にETH又は和らしべポイント(WP)で手数料をお支払いいただくことになります。 WPは和らしべが前払式支払手段で発行するポイントで、事前に法定通貨で購入して頂く必要があります。ユーザーはETHで支払うかWPで支払うか選択が出来ますのでその時の懐事情に応じて選択頂ければと思います。 Q.テストネットを終了して実際の一般顧客、古物商へのオープンはいつを予定されていますか? 現在は開発資金や活動費用を得る為クラウドファンディングを予定しています。それらを経てメインネットへ移れるのは遅くとも春から夏頃を予定しています。 Q.暗号資産古物商の市場サイズはどれくらいなると予想していますか?そして何年くらいでの立ち上がりをよそくしていますでしょうか? 未来を予想する事は難しいですが、現在国内のEコマースの市場が約18兆円、国内仮想通貨市場が約2兆円となっており暗号資産古物商の市場はEコマース×仮想通貨交換所の市場規模に匹敵する可能性があります。 Eコマースの中でも古物商のプロマーケットだけでも2兆円近い市場規模があり、フリマアプリの影響でまだまだ伸びる可能性があります。 立ち上がりの予測はかなり難しく、規制も変わる可能性も秘めておりコメントしにくいにが現状です。 ですが、既に協会も立ち上がり、警察庁・金融庁へのロビイングや各仮想通貨交換業の協会への協力依頼も進めています。確実に一つの形として市場が形成される順序は進んでいますので一緒に市場を作りたい方は是非暗号資産古物商協会に起こし下さい コメント CEO 井元氏のコメント 和らしべ 創業者 & CEO 井元秀彰氏 明日家族と食べるお米を買う、お水を買う、野菜を買う、お肉を買う。私たちは法定通貨で支払う代わりにあらゆるサービスを享受します。その法定通貨は労働の対価として得る事が出来ます。 暗号資産も記事作成や歩く事で得る事が出来ます、今まで価値として評価されなかった人が価値を見出され暗号資産によって対価を得る事が可能になりました。 しかしながら、今までは暗号資産を発行するプロダクトはトークンエコノミーとしてプロダクト上でしか暗号資産を使う手段を用意できませんでした。 しかし、和らしべが出来た事によって暗号資産でお米を買う、お水を買う、野菜を買う、お肉を買うと言った生活基盤を支える事が可能になります。 それはすなわち発行体のサービスの基盤も支える事になり、様々なサービスを提供する第一歩となります。将来的に水道代や電気代、家賃などのインフラを暗号資産で支払る様になる為にこれからも鋭意努力します。 生活基盤を支える0〜100の順序があるとするならば、和らしべは0が1になったに過ぎません。過度に期待せず、暗号資産に関わる全ての人と一緒に経済圏を創っていきたいと思っています。 CTO 長澤氏のコメント 和らしべ CTO 長澤智也氏 暗号資産とそれを支えるブロックチェーン技術はAIと同様に研究開発で『A solution looking for a problem』の段階から実社会での経済活動を大きく変革させるのに使われるべきフェーズに入ってきていると思います。 和らしべはブロックチェーン技術を造る側ではなく実用的に活用する側として最低限必要な技術を最も効率の良い形で導入し、ひとつの大きな新規マーケットを創出できればと考えています。 ビジネスとしてスケールしたり巨大な市場を構築することが難しい完全分散型の方法ではなく、暗号資産古物商協会を通じて関係省庁と対話しながら和らしべプラットフォームが補助的にP2P取引に関与するセミ分散型に次世代の巨大マーケットを構築していきます。 和らしべで開発しているSSI、エスクロー、オークション、価格形成オラクル等のスマートコントラクト・ブロックチェーン関連技術はオープンにして後続プレイヤーにどんどんシェア・サポートすることで日本国の法規制を遵守した形で暗号資産Eコマース業界への技術的な参入障壁を下げ新しい市場の拡大を加速化させていきます。 まとめ ICOのあたりから積極的にこの世界に身を投じてきた。ICOの時代が終わったあとはNFTを活用したdAppsを中心として仮想通貨の実用実験が始まったと思っている。 dAppsはIT時代なりにオンラインの世界での発展をしてきている。 暗号資産古物商では商品というすでに価値の確立したものとのパスを確立しようとしている。この活動は日本における、暗号資産の資産性の形成に少なからず影響を及ぼすものだと信じている。 UI/UXは世界を変えると考えている。それぞれの暗号資産古物商がそれぞれの努力によりビジネスを展開していくのには限界がある。 和しらべのプラットフォームの市場への提供は、市場の活性化の大きな原動力になるとおもってまちがえはない。 和らしべのサイトを是非一度覗いてみてほしい https://warashibe.market/ 暗号資産古物商になりたい方向けのコミュニティー形成も行われている。下記のDiscordのサイトを訪問してみてほしい。 暗号資産側から来た方、古物商側から来た方がおり、活況を呈している。 https://discord.gg/qunVa6H また、さらなる活動の加速のためにクラウドファンディングを開始した。こちらもぜひ訪問してほしい。 https://camp-fire.jp/projects/view/220992
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2019/12/01『ブレイブフロンティア』x 『MyCryptoHeroes』コラボなブロックチェーンゲーム『ブレイブフロンティアヒーローズ』がバトルテストを開始
2013年にリリースされ、全世界で3800万DLを誇るブレイブフロンティア(ブレフロ)、そして、現在、世界でも最も遊ばれているブロックチェーンゲームであるMyCryptoHeroes。 この注目の2つがコラボした期待のブロックチェーンゲーム『ブレイブフロンティアヒーローズ』の情報が、先週発表されました。 https://twitter.com/bfheroes_pr/status/1199302295835398144?s=20 また、2019年11月30日よりブレヒロのバトルテストが急遽発表され、現在、ブレヒロのバトルテストを実際遊ぶことができます。 バトルテストは、豪華な報酬(NFTを予定)も準備されており、今回の目的は、ゲームのバランス調整やバグ・改善点のリサーチを兼ねたものとなっています。 既にバトルテストはTokenPocketやGo!Walletなどのアプリからアクセスして、遊ぶことができます。 また、11月29日でMyCryptoHeroesが1周年を迎え、開催されたミートアップ内で、MyCryptoHeroesのアセットがNFTコンバーターでブレヒロのキャラとして登場することも発表されています。 https://twitter.com/bfheroes_pr/status/1200714695524540416?s=20 世界的にも人気なゲーム『ブレイブフロンティア』、そして、世界で最も遊ばれる『MyCryptoHeroes』のコラボであるブレイブフロンティアヒーローズはかなり期待できるブロックチェーンゲームであると言えます。 現在は、まだバトルテストが詳細として出てきているのみなので、今後新たな情報が非常に待ち遠しい作品となりそうです。 公式Twitter
インタビュー
2019/11/28エンタープライズ領域でのブロックチェーン活用を支援, 電縁 吉田健一さんインタビュー
CRYPTO TIMESでは先日、株式会社電縁のイノベーションオフィスにてブロックチェーン関連事業に携わる吉田健一さん(@DENEN_YOSHIDA)にインタビューを行いました。 今回のインタビューでは、電縁が取り組むブロックチェーン事業や、2019年から加速を続ける事業者のブロックチェーン導入の動向などを詳細に語っていただきました。 本記事はインタビューのスクリプトを書き起こして一部編集したものになります。 電縁 吉田健一さんインタビュー 自己紹介 ――本日はインタビューに応じていただきありがとうございます。初めに、自己紹介をお願いします。 はじめまして、株式会社電縁の吉田と申します。社内では、イノベーションオフィスというところで室長をやっています。 電縁自体はシステム開発を行う会社で、イノベーションオフィスではブロックチェーン技術に限らず、新しい技術の取り込みにフォーカスしています。 社内では勉強会なども開催されており、新しい事業に繋がる動きを模索しています。 ――ブロックチェーンに興味を持ったきっかけは何ですか? 個人的には、ビットコインの名前はMtGOXなどの話で知っていたのですが、儲かるらしいぞということで興味を持ちました。 最初はビットコインではなく草コインをマイニングしようと思って、家にあるサーバーを使ってCPUを利用したマイニングソフトを動かしたりはしていましたが、「なんだこれ全然儲からないじゃん」っていうのがありましたね(笑) その後、実際に親会社がブロックチェーンに関わるとなり、「電縁で誰かいないか?」と募集があったので「やらせてください」と名乗り出ました。当時は「ビットコインはブロックチェーンというもので動いてる」くらいしか知りませんでした。 すると、調べれば調べるほど面白い仕組みであることがわかり、会社ではBitcoinCoreのソースを覗いたりいじってみたりするようになりました。同時に社内ではインターン中心にBitcoinCoreを改造し「DENコイン」を作ってみたり、スマホのウォレットアプリも改造して災害時の安否情報確認アプリを開発・リリースなども行ったりしました。 ――ブロックチェーン関連事業は、どのような経緯で始まったのですか? 2015年末に、当時の親会社が日本ブロックチェーン協会(JBA)の立ち上げに関わっていたことがきっかけで、2016年の頭くらいには既にブロックチェーンの受託開発を始めました。 ただ、明確にプロジェクトチームや部署があるわけではなくて、社内のリソースを割きながら、私ともう一名くらいで取り組みだした感じです。 外向きの営業などは特に行わず、引き合いがあればご相談を受け、開発まで話が進めばリソースを確保して実証実験等もやらせていただく流れでした。 仮想通貨取引所でハッキング事件があった頃は業界も冷え込んでおり、その時はブロックチェーンの活動はあまり行っていなかったのですが、今年に入って少し空気感も変わってきたので会社としてももっと力を入れていこうということで、8月にアドバイザーも迎えて色々動いている段階です。 電縁のブロックチェーン関連事業について ――電縁として現在携わっているブロックチェーン事業について教えてください 今提供しているサービスの1つが「PoCの一括支援パッケージ」です。元々2016年からやってきた実証実験のノウハウを生かし、主にエンタープライズ領域でのブロックチェーン活用を一括支援していくサービスになります。 もう一つが「仮想通貨取引所向けの支援サービス」です。 仮想通貨取引所を運営していくためには様々な業務が必要で、非常に大変だというお話も聞きますし、開発にとどまらず広く様々な業務をサポートしていければと考えスタートしました。 この二つが軸としてあり、他にも企業の担当者からエンジニアまでブロックチェーンリテラシーを上げたいというニーズに応える「教育・人材育成サービス」もやっています。 「ブロックチェーンサービスの事業担当者は基礎知識を持っているが、社内全体は理解していない」というケース向けに社内研修をやったり、エンジニアをブロックチェーンエンジニアに育てたい会社さん向けにハンズオン的なサービスも提供しています。 そして最後に、社員が使っている電子機器や端末などを正しく管理し、セキュリティリスクを未然に防ぐ「端末管理」サービスもやっています。 一般の大きい会社さんはすでに導入が進んでいますが、仮想通貨取引所さんですとそこまで手が回っていないケースも有るかと思い、特に「取引所向けにカスタマイズした端末管理サービス」もつい先日発表させていただいています。 ――コンサルティングはヘビーに見えますが、社内のリソースはどのように確保していますか? 一番メインの担当は私なのですが、社内には元コンサルファーム出身の人間もいるので、コンサルティングはそこにお願いしています。 開発分野では、社内でも勉強会含めブロックチェーンエンジニアを育成していて、案件もこなしています。 現段階でブロックチェーンエンジニアと呼べる人間は社内に7~8人います。案件の兼ね合いでブロックチェーンとは関係ない部分もやっていますが、リソースとしてはそれぐらいですね。 ブロックチェーンを使ったシステムと言っても、実際にブロックチェーンに関わらなければいけない1〜2割程度なので、他は普通のエンジニアがいれば十分だと考えています。 そう言った意味では、弊社は社員120名のうちほぼほぼエンジニアなので、ここのリソースは確保しやすいです。 特に、実証実験系は社内のリソースをうまく活用してやるということが大きいです。 仮想通貨取引所向け事業に関しては、ほぼほぼ金融の世界になってきて社内だけでは厳しいので、アライアンスを組ませていただいている会社さんと連携しながらやっています。 先日アライアンスを組んだ例ですと、AMLツールの提供を行うBassetさんと協力し、弊社はそのツールの導入支援などを行っています。 ――PoCや取引所の支援サービス等色々やっていらっしゃるとのことですが、特に取引所支援の実例等ありますか? これは発表させていただいたのも10月なので、まさにこれからといった感じです。 ただ日本の取引所は数も限られているため、日本国内のニーズは当然あると思いつつ、海外にも視野に入れ営業をかけているような段階です。 弊社の公式のツイッターアカウントで、先週は「今タイにいます」みたいなツイートもしているくらい現在は営業メインでやっています。 ブロックチェーンの実社会適用について ――電縁は「ブロックチェーンを適用した際の効果を最大化させる」ことを掲げていますが、これを達成するために特に注目しているポイントなどはありますか? 一社でプライベートチェーンを使うのはご存じの通りあまり効果がありません。 ブロックチェーンを使うにあたりブロックチェーンのいいところをすべて使う必要はないと思っていて、いい感じに適用できてメリットもある要素が一つでもあるなら、そこは使っていこうと考えています。 例えば通常のRDBですと、管理者権限が手に入ってしまうとログを残すことなくデータの書き換えが可能だったりします。そしてそれを防ぐためには別のツールを導入し、そこで何百万もかかったりというケースもあります。 こういったところにブロックチェーンを適用すると、そうそう改ざんはできないし、ログも残るし、さらに安く済むので良いなと考えています。 また、コンソーシアムのケースなら、複数の企業間でデータを共有する際にそれぞれがシステムを作って繋ぎ込むより絶対安く速くできるという明確なメリットがあるので、使う価値はとてもあると思っています。 どこまで適用するのか?というポイントは、実証実験を進めていく中で考えればよくて、それを本番の事業に反映できればと考えています。 ――ブロックチェーンを導入したい事業者向けにこういったサービスを展開していると思いますが、パブリックチェーンに対する関心はどうですか? パブリックチェーンへの興味関心という点では、2016年くらいにあるコンサル会社さんに共同事業を提案され、当時よくあった契約書のハッシュを利用して真贋証明をというようなものがありましたが、これはパブリックのEthereumを使っていました。 日本語の情報も少なくて、色々調べながらスマコンを作った感じでした(笑) でもやはり、法人向け事業だとパブリックという考え方は基本的にないですね。 パブリックとプライベートの説明から始まることもよくあるんですが、要件を聞いていくとパブリックじゃデータを隠せないとか、そういうところを含めて実現できないことも多いです。 なので、基本的にはコンソーシアムかプライベートになってしまいますね。 ――逆に、パブリックチェーンを適用することで効果が最大化される領域というのは何かありますか? あり得るとは思っていますが、ブロックの承認時間等が問題になると思っています。そこをクリアできれば、データもより信頼できるようになると考えています。 弊社は使ってはいないですが、アメリカのファクトムとかは裏にビットコインを使っていたりして、これはまさにいい事例だと思っています。 使いたいお客さんがいれば使いたい、という気持ちはありますが現状あまりニーズがないですね(笑) そこまでしてデータを残したいケースってがなかなかないですが、これから世間の関心がToBよりToCに近くなれば、出てくるのではないでしょうか。 ――2016年頭からやってきて様々な知見がたまっていると思いますが、ブロックチェーンと特に相性がいいと感じるような業界・事業はありますか? 弊社は金融以外の領域への適用が面白いなと考えていて、よく言っているのがトレーサビリティ(追跡可能性)などがわかりやすいと思っています。 オラクルなど現実との紐づけ的な文脈でブロックチェーンだけでできない部分がたくさんありますが、AIやIoTなどと組み合わせて適用していけば非常にいいものができるのではと思っています。 弊社でも一時期、AIをやっていたり、センサー等ハードウェアの業者とも親交があったりします。 ブロックチェーンはあくまでもツールの一つとして考えて、様々なものと組み合わせてこれからより面白い仕組みが作れたらと思っています。 現状だと、クリプトスペルズなどNFTを利用したゲームが流行っていますが、この延長でNFTに関連したコンテンツ系サービスが色々出てくるかなと考えています。 まさに、スタートバーンさんがやろうとしているアート作品への適用ですとか、或いはデジタルコンテンツへの適用であるとか、ここら辺から社会的に使われるサービスが誕生してくるのではないでしょうか。 ただ、会社として自社サービスを作る段階には入っていないのかなといった印象です。 今後の方向性について ――業界的な部分で言うと、2018年は相当厳しく、2019年にようやくブロックチェーンの技術に焦点が当たるようになってきましたが、今後この業界に何を期待していますか? 特にゲーム系がそうなのですが、今のブロックチェーンはこの推しすぎ感がよくないと思っていて、「よいサービスが出てきて、裏を見たらブロックチェーンを使っていました」という流れになってほしいです。 そっちのほうが、ブロックチェーンって実はすごい技術だということを一般の方々もわかってくれると思います。 仮想通貨とブロックチェーン、ビットコインとブロックチェーンが違うんだよっていう認知もされてほしいですが、それを一般の人に広めるのは相当難しいので、いいサービスが先に登場してほしいですね。 その他の点では、「ブロックチェーンといえばこの人」みたいな界隈の有名人はいますが、世間的に「仮想通貨・ブロックチェーンといえばこの人」みたいな方が出てくると面白いですね。 ――様々な業務提携などのニュースを拝見しましたが、今後の方向性は? 会社としては、相変わらずシステム開発がメインになっていますが、今後もブロックチェーンはもっと盛り上がると信じています。 ブロックチェーン事業を会社の一つの柱としてやれていければと思います。 ただ、現時点ではブロックチェーンのどこをやれば間違いないといったものがないので、なるべく幅広く色々な案件等に関わっていければという感じです。 ―最後に読者の方に何か伝えたいことはありますか! ブロックチェーンにお困りの時は是非お声かけください!! 関連リンク 株式会社電縁 公式ウェブサイト 電縁ブロックチェーン 公式Twitter 電縁 吉田健一さん Twitter
特集・コラム
2019/11/20インフィニティスター・クリスペコラボミートアップ(東京・六本木)レポート
2019年11月17日(日)に東京・六本木にてインフィニティ・スターとクリプトスペルズのコラボミートアップが開催されました。 今回もレポートを書いていきたいと思いますが、ミートアップのレポートの前にゲームについて軽く紹介させていただきます。 インフィニティ・スターとは 韓国のゲーム会社Nodebrick社が開発している近未来を舞台としているブロックチェーンゲームです。 PC・スマホ両方とも対応していて、ゲームのジャンルとしては放置型対戦RPG(オートバトル)になっています。 https://youtu.be/3GHFNVh5Pds リリースしてすぐにOpenSeaでの取引高が2位になり話題となりました。 また僕自身もフィニスタのアンバサダーとして活動しています。 ミートアップイベントレポート 登壇人物の紹介 ・Nodebrick社CEO 辛 徽俊 (シン フィジュン) 韓国の上場ゲーム会社Webzenにて2015年までの10年間CFOおよびCOOを務め、COO時代にはMU Originで売上400億円を記録。Webzen社退職後にゲーム会社を設立し、2018年6月に売却。2018年8月にNodebrick社を設立し、インフィニティ・スターを開発・運営。 ・CryptoGames社CEO 小澤孝太 慶應大学経済学部卒業 2014年 株式会社サイバーエージェント新卒入社。ゲーム関連事業複数立ち上げ。 2018年 CryptoGames株式会社設立。 2019年6月 ブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ」リリース ・スペシャルゲスト(コスプレイヤー)Nao Naomi シンガポールを拠点にコスプレ活動をする海外コスプレイヤー 現在はイベント出演や東南アジア各国のイベントへ参加する他、語学力を活かしてグローバル配信プラットフォームにてライブ配信活動も行っている。 Nodebrick社CEO 辛 徽俊氏とCryptoSpells CEO小澤孝太氏トークセッション(Q&A) ブロックチェーンゲームの開発の難しさについて 辛 徽俊氏 : ブロックチェーンゲームだと所有権がユーザーにあるのでパラメーターの設定が難しい 小澤 孝太氏 : ・株の価値のようなところがあるのでパラメータを後から変更する事ができない ・一度出してしまったら変えることができない 規制面で日本と韓国それぞれの違い 辛 徽俊氏 : フィニスタはGRAC(ゲーム物管理委員会)から却下されたとニュースがでたが、正確にはまだ却下されてはいない(却下予定になっている) ブロックチェーンゲームは韓国だとまだ知名度もなく、事例もない。 仮に却下されたとしても韓国のメディアや開発会社に取り上げてもらい話題にしてもらう予定である。 小澤 孝太氏 : ・日本は韓国に比べるとかなり緩和されている ・景品表示法と賭博罪には気を付ける ・今後出てくる問題としてソーシャルゲーム業界との対立、消費者庁との対立が考えられる ブロックチェーンゲーマー以外へのアプローチについて 辛 徽俊氏 : MetaMaskや仮想通貨の基礎知識が必要なので、普通のゲーマーにアプローチするのはハードが高い。 後々はアプローチをしていきたいがまずはUI/UXを改善していくことを前提としている。 色んなブロックチェーンゲームとコラボしてスケールを大きくしていきたい 小澤 孝太氏 : クリスペ単体で考えるなら、クリスペはTCGなのでシャドウバースやその他TCGゲームのユーザーにアプローチしていく予定 グローバル展開について 辛 徽俊氏 : 各国によって、時間帯が異なるので難しく感じている。また国それぞれの感性を理解することが重要である。 面白いのは国によってキャラの人気が全く違う。ちなみに日本だと”カレン”が人気 インフィニティスター : カレン 小澤 孝太氏 : 翻訳しても海外のユーザーが入ってくるわけではないので、ローカライズではなくカルチャライズを課題にしている。 ブロックチェーンゲームは日本が世界でトップをとれる市場だと感じている。日本が世界をリードして産業をつくっていける インフィニティスターのこれまで Nodebrick(ノードブリック)の会社紹介 2018年8月28日設立した会社。 現在、韓国のゲーム業界で合計40年以上の経験を積んできた10名のメンバーによって運営されている。 同社は現在までに、Dunamu&Partners(仮想通貨交換所UPbitの投資子会社)、上場ゲーム会社neptune(LINE、パズルタンタン)およびグローバルクリプトアクセラレーターカンパニーである#HASHEDから投資を受けており、現在はHashedのオフィス内に拠点を置いて活動している。 インフィニティスターに関して 最初は美少女の着せ替えゲームを開発していた。しかし、従業員が男だけのため女性の感受性の部分がつかめず断念。 次に電車のゲームを開発し完成するも面白味が感じられず諦める。 最終的にメンバーがRPGを作ることを得意としていたので、美少女物RPGを作ることが決まった。 現在、インフィニティスターでは、1536個のアイテムがあり、アップデートは45日間で9回行っている。 主なアップデート記録 モバイルウォレットアプリに対応 ネットワーク切断の問題を修正 アイテム作成の難易度の調整 区間反復券の実装 iPhoneでのゲームプレイをサポート FAQを追加 新キャラクター「魔剣士ルナ」を追加 PvPランクマッチの実装 ダンジョンの実装 新規コンテンツの補強を優先的に行い、週1回はまとめて訂正や調整を行っているようです。 インフィニティスターの今後の予定 今後のアップデートスケジュール インフィニティスターでは2019年末までの予定、そして2020年初までの予定が発表されました。 2020年初では正式サービスが開始される予定となっています。 2019年末 ランク戦(アップデート完了) 毎日のダンジョン 業績、ミッション 派遣 2020年初(正式サービス開始) ギルド フレンド機能 占領戦 イベントシステム 覚醒(未定) プラットフォームの拡張 また、プラットフォームの拡張も予定しているとしており、下記を検討しているようです。 フィアット支払い対応(クレジットカード) 韓国大手の取引所とコラボ予定(即時支払い) スマホ専用アプリ Klaytnなどのプラットフォームへの拡張 大型IP連携(議論中) ランク戦のアップデートプラン また、現在実装されているランク戦に関しては下記のようにアップデートが予定されています。 アイテムフォーミング、個別キャラクターの成長 ランクが上がるほど、高級なアイテムを作成できる高級な素材の獲得 高級アイテムを市場にすぐ出せるため、トップランカーに十分なインセンティブを提供 製作された高級アイテムを外部マーケットで流通するインセンティブを付加 ギルド戦のアップデートプラン CEOの辛さんは、「収益がでればユーザーに還元するのは当たり前、ユーザー第一の運営をしていく」と考えのもと、運営を行っていくと発表がありました。 1対1マッチが活発になった後にギルド戦を導入する予定 ギルドマスターに特定の権限付加 友達機能とギルド戦の導入により、ギルド間の対戦戦を実施 特定のステージを占領したギルドに、一定期間中のステージ税金配分という報酬を提供 今後の改善について ・ゴールドが不足しがち 少しづつ様子を見ながらダンジョンにて解決する予定 ・無課金ユーザーのための成長支援策 現在は課金ユーザーと無課金ユーザーの格差が多少大きな状態 業績システムを導入し、業績達成時の報酬を提供。無課金ユーザーでも時間を十分にかけることで成長できるように支援する予定 ・既存の投資したキャラクターの活用 また三段階の覚醒システム(キャラクター)も検討中、実装するかはまだ未定 キャラクターを多くもっている人が得をするようなシステムにしていく(派遣システム等) ・ログインボーナス ログインボーナスは現在手動で行っていて開発がおいついていない。今後はオートでできるように開発していく Q&Aコーナー(オンライン上で募集した質問) Q1 : 「ゲームプレイでブラウザが落ちてしまう、スマホのスペックはどのぐらいあれば大丈夫なのか?」 A1:ウェブブラウザゲームなので、ネットワークが不安定なことで落ちる問題が大きいのです、ネットワークを保っていただく。Androidだとブラウザを落とさないアプリがある Q2:キャラクターのパラメーター調整はどのような基準でしていくのか A2:今後はしない予定。直近であった調整では全てのステータスがあがっている。 よく話題に上がるが、ケイトが弱くなったわけではない。 キャラクターがNFT化できるので価値を担保できるように調整していくが基本的にははパラメーター調整はしない。 Q3:アイテムの発行数が無限だが、今後発行枚数の制限をかけることはあるのか? A3:アイテムの制限はしない。フィニスタはブロックチェーンゲームに限らずいろんな方に楽しめるように作られている。 低ティアのアイテムは無課金ユーザーでも楽しめるように沢山でるようにしている。 ただ高ティアのアイテムはあまり出ないようにしている。全員が最高レベルの武器を装備しなくてもいいし自分のできる範囲で楽しんでいけばいい Q4:武器や防具の強化の難易度について(難易度が高すぎる) A4:狙った通りの難易度調整ではある。今後、調整をおこなって上がる余地はあるがこのまま様子を見る予定 Q5:今、UIで確認できる機能としてギルドと友達がみてとれる、機能は今後これだけしか追加されないのか? A5:これ以上追加の機能がないという事はない。 Q6:今のユーザー数の状況 A6:現時点で約1万人、半分が日本人ユーザーである Q7:ロードマップはあるか? A7:ロードマップが出てないから、無いというわけではない。 ロードマップはあるがユーザーの意見を反映し、先を決めていきたいのでまだ途中までしか公開していない Q8:装備強化について(それでもやっぱり鬼畜) A8:強化の確率、ここでどうすると言うようなことは難しい。強化以外の要素でも成長できるコンテンツを考えている Q9:韓国でゲームがリリースできない問題について A9:ブロックチェーンについてはポジティブだが、ブロックチェーンゲーム=仮想通貨という面がとりあげられてる。 日本だとNFTは仮想通貨と認識されない。しかし、韓国だと前例がなく仮想通貨とされてしまっている為、拒否の段階である。 小澤さんからの質問 Q10:社内で追っているKPIはあるか? A10:KPIに関してはまだβ版なので何か一つというのは難しい。現在、バランスを見ながら調整している Q11:リリースした時にOpenseaの売り上げが上がったがそれは狙ったものなのか、また、それはなぜ起きたのか? A11:全く想定外のものだった。ただ、一位と比較するとそこまで多いものではない ユーザーは装備品を作っても市場にだすのではなく装備してしまうので流通が起きにくい。流通させることにメリットがある仕組みにしたい。 まとめ ミートアップ参加者特典としてエコバック、大きいマウスパット(2個)、バッジをいただきました。 https://twitter.com/tonpa_net/status/1195989804921446400?s=20 また参加者に抽選10名で、ゲーム内アイテムのユニのコスチュームなどもプレゼントしていてくれミートアップはとても盛り上がりました。 https://twitter.com/Infinitystar_JP/status/1193852726393724928?s=20 ミートアップの内容としては主にDiscordに上がっている疑問や提案などに関するものが多く、ユーザーの意見を大事にしてくれているという事がとてもわかりました。 ミートアップ後にクリスペとフィニスタのコンバートの話も出ており、フィニスタだけではなくブロックチェーンゲーム全体を盛り上げてくれる運営だと思います。 僕自身が、フィニスタのアンバサダーという事もありますが、それ抜きにしても今後も応援していきたいと思います。 インフィニティスター Website インフィニティスター Twitter
レポート
2019/11/18【イベントレポート】BlockChainJam 2019 参加レポート
昨日11月17日(日)、仮想通貨・ブロックチェーン技術の最先端を行く人々が集まるイベントBlockChainJam 2019が東京大学・安田講堂にて開催されました。 会場では、ブロックチェーン技術の実際の現場における活用事例や、現在技術がどこに到達しているのかといった内容の発表・ディスカッションなどが行われました。 CryptoTimesもメディアパートナーとして本イベントに参加してきましたので、その一部を簡単にお伝えします。 マルク・カルプレス氏:ブロックチェーンの最も有効な活用方法 カルプレス氏は、ブロックチェーンの基本的な性質とその誤解について話しました。 マイニングやP2Pネットワーク、新規通貨の発行がブロックチェーンの利活用において必要とされると認識されている一方で、これが間違いであることを指摘しました。 そのうえで、オプションとして各駅をピアにして分散的に乗客の乗車状況などを確認するといった、少し特殊なユースケースについてこれらがいくつか紹介されました。 落合渉悟氏:スマートコントラクトの実社会適用と得られたインサイトの共有 落合氏のプレゼンテーションでは、タイトルの通り実社会におけるブロックチェーンの適用を趣旨として様々な事例・インサイトが共有されました。 Plasma技術は、一般的にレイヤー2技術といわれており、現時点でもこれはHLF(Hyperledger Fabric)やその他の異なるコンセンサスを採用するレイヤー1プロトコルに適用可能であるとします。 その上で、過去の中部電力との実証実験のケースから、将来的にレイヤー2の高速化によって今後産業がさらに拡大していく可能性について語りました。 古瀬敦氏:Tezosとオンチェーンガバナンス - "Kyoto Amendment"に向けて 京都に拠点を置く古瀬氏は、Tezosの開発を専門に行うDaiLambdaと呼ばれる会社で、Tezosのコア開発者として活動しています。 まずは、Tezosの概要について、LPoS(Liquid Proof of Stake), 形式検証, オンチェーンガバナンスについてその特徴が説明されました。 Tezosのアップグレードでは、Aから順にAthene, Babylon...と名前が付けられており、2021年の11番目のアルファベットとなる”K”では、Kyotoの名前を使って貢献していきたいと話しました。 Leona Hioki氏:NFTと分散金融 Leona氏のプレゼンでは、NFT周辺の概要、不動産やアートのオークションでの利活用事例などが紹介されました。 曰く、現在トークンとして機能しているものは、価値の保存、ガバナンストークン、取引所通貨の3種類が主であるとしています。 NFTは非流動資産として、所有権や会員権を示すものとして使われると成功しやすいとし、DeFiにおいては今後NFTを担保としたサービスなどが登場する可能性についても示唆しました。 また、NFTの一つのユースケースとしてToyCash社より新たなプロダクト「Ryodan」のリリースが発表の最中に行われました。 まとめ 業界の最先端を行く登壇者の方々によって行われた発表の一部を簡潔にまとめました。 全体の雰囲気としては、昨年の「~~の問題はどの技術で解決できるか」というフェーズから実社会における浸透に切り替わりつつあるなという印象を受けました。 一方で、仮想通貨を利用したユースケースはまだまだ少ないイメージでした。 昨年のBlockChainJam 2018のレポートは以下から確認いただけます; 【イベントレポート】BlockChainJam 2018 『Ethereumの最前線』 【イベントレポート】BlockChainJam 2018 – Ticket Peer to Peerの概要
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2019/10/30Gods Unchained 1年間に渡るGenesis Pre-saleが終了、ハードキャップを達成
海外のブロックチェーンTCGであるGods Unchainedは、1年間に渡って実施していたGenesis カードパックのPre-saleが完売したことを発表しました。 公式Twitterの発表によると2週間前の達成度はハードキャップに対し、70%の達成度で、この2週間で加熱的な盛り上がりで資金が集まったことが推測できます。 今回、Gods Unchainedでは33,333ETHを集め、今後、Genesisで発売されていたカードは二度と生産されません。 https://twitter.com/GodsUnchained/status/1189093765304053760?s=20 今後のプロセスとして、各カードのアクティベーション(NFT化)が行われ、このプロセスが完了後、正式に取引のロックが解除されます。 また、カードのMarketPlaceについても発表がされ、ユーザーにかかる取引手数料は無料と発表がされました。※将来的に1%の手数料がかかるようです。 記事ソース : Medium
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2019/10/29Bakkt(バックト)が消費者向けデジタル資産管理アプリを開発していることが明らかに
今年9月に現物引渡し型ビットコイン先物をローンチしたBakkt(バックト)が、消費者向けデジタル資産管理アプリを開発していることが明らかになりました。 同社が28日に公開したブログ投稿によると、同アプリはデジタル資産の保有や送金、トレードを可能にする消費者向けプラットフォームだとされています。 同アプリの重要な機能は「暗号資産を含む様々なデジタル資産に対応する」ことであるといい、ビットコインなど一般的な暗号資産のほか、非代替型トークン(NFT)やブロックチェーン技術を使用していないデジタル資産などが取り扱われる可能性も考えられます。 「デジタル資産のインフラ確立」「市場へのアクセス」「自己資産のコントロールの最大化」「デジタル資産の信頼の確立」の4つを目標に掲げるバックトは、2020年内に暗号資産をより幅広く普及させるため、活動を続けるとしています。 今月23日に現物引渡し型ビットコイン先物で過去最高出来高を更新したバックトは、今年12月9日にビットコインのオプション契約をローンチすることも発表しています。 ビットコイン先物のBakkt(バックト)が世界中で注目される理由とは 記事ソース: Bakkt Blog