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2024/06/19ZKcandy|ZKsyncの特化型L2チェーンでWeb3ゲームに革命を
進化し続けるWeb3ゲーム世界において、新たな挑戦者として、ブロックチェーンベースのエンターテインメントの基準を再定義しようとしているプロジェクトがあります。それがZKcandyです。 ZKcandyは、ZKsync上に構築されたゲーム特化のレイヤー2 ZKチェーンであり、革新的な技術、堅牢なインフラストラクチャ、戦略的パートナーシップにより、業界に革命を起こすことが期待されています。 この記事では、ZKcandy独自の機能と利点を掘り下げ、開発者とプレーヤーの両方のゲーム体験を変革する可能性にも焦点を当ててZKcandyを紹介していきます。 ZKcandyとは? [caption id="attachment_115293" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:公式X[/caption] ZKsync上のゲーム特化レイヤー2 ZKcandyは、ZKsyncの開発者であるMatter Labsと、iCandy Interactiveとのコラボレーションから生まれました。 iCandy Interactiveは、500以上のゲーム開発実績、3億人以上のゲーマー、750人の従業員、ASXで株式公開を行うなど、東南アジア最大のゲーム開発会社です。 この戦略的パートナーシップによって、ZKsyncの最先端のゼロ知識ロールアップ技術とiCandy Interactiveの豊富なゲーム開発経験が融合し、技術的に高度でありながらユーザーフレンドリーなブロックチェーンゲームプラットフォームを構築しています。 ZKcandyが解決する3つの課題 ZKcandyは、長年ブロックチェーンゲームを悩ませてきた「スケーラビリティ」、「高額な取引手数料」、「複雑なユーザー体験」を解決しようとしています。 ZKsyncのゼロ知識ロールアップ技術を利用することで、ZKcandyはこれまでにないスピードと最小限の手数料でトランザクションを処理できるため、ゲーム環境で発生する大量のトランザクションに最適となっています。 ZKcandyの主な特徴 [caption id="attachment_115296" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:公式HP[/caption] ZKcandyの特徴として、以下の要素が挙げられます。 スケーラビリティ:ZKcandyのアーキテクチャは、無制限のTPSによる高速トランザクション可能にし、ピーク時の使用時でもスムーズなゲームプレイを保証します。 低い取引手数料:ゼロ知識ロールアップ技術は、イーサリアムレイヤー1と比較して取引手数料を大幅に削減し、マイクロトランザクションやゲーム内購入をプレイヤーにとってより手頃な価格にします。 セキュリティ強化:ZKcandyは、イーサリアムとZKsyncのゼロ知識証明技術のセキュリティを継承し、ユーザー資産とトランザクションの安全を確保します。 ゲーム特化ツール:ZKcandyは、Candy PassportやCandy Buidlなど、ゲーム開発を簡素化し、ゲーム体験を向上させるためのゲーム固有のツールを提供します。 開発者サポート:プラットフォームは、才能あるゲーム開発者を引き付けサポートするためにCandy Grantsを提供し、革新的なゲームの活気あるエコシステムを育成します。 ユーザーフレンドリー:ZKcandyの直感的なインターフェースにより、経験豊富なクリプトユーザーと初心者の両方がプラットフォームをナビゲートし、その機能を楽しむことが容易になります。 これらの要素を組み合わせて、ZKcandyは優れたブロックチェーンゲームプラットフォームを構築しています。 主要チェーンはゲーム分野に注力している ZKcandyが活発になることで、ZKsyncエコシステムがゲーム分野を中心として活況となることが予測されます。 2023年のブロックチェーンゲーム市場規模は46億ドルであり、2023年から2030年にかけて68.3%の成長が予測されるなどゲーム分野は非常に大きな注目を集めています。 こうした事情を背景として、現在、多くの主要チェーンはゲーム分野に積極的な姿勢を見せています。 例えば6月8日、Arbitrumは、ゲーム開発に2億2500万ドル相当の$ARB(2億2500万$ARB)を投資する旨の提案を承認しました。 [caption id="attachment_115285" align="aligncenter" width="1232"] 画像引用:Tally[/caption] 今回の「Game Catalyst Program(GCP)」と名付けられたゲーム開発への支援は、76%の賛成票によって承認されました。 GCPは、3年間のプログラムとして設定されており、戦略的なリソース分配や優秀な人材の誘致、ゲーム分野へのArbitrumユースケースの拡大、長期的にユーザーを惹きつける高品質なゲーム開発の促進などを目的としています。 現在、クリプト分野では投資が盛んとなり技術開発も進んだことから、多くのDeFiプロジェクトが整ってきています。その次の段階として、各主要チェーンはゲーム分野へと投資し、自身のエコシステムの拡大を目指している最中です。 こうした流れの中で、ZKcandyが存在感を増すことで、zkSyncエコシステム内にゲームを目的としたユーザーが多く参入し、チェーンの活況につながることが期待されています。 ZKcandyがZKsyncにもたらすもの ここからは、ZKcandyの魅力の1つである他プロジェクトとの協業や、ZKcandyがブロックチェーンゲームに何をもたらすのか、どのようにユーザーにとって魅力となるのかを掘り下げていきます。 パートナーシップによってエコシステムが拡大 [caption id="attachment_115297" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:公式HP[/caption] ZKsyncとiCandy Interactiveのパートナーシップは、ゲームチェンジャーといえます。 iCandy Interactiveの500以上のゲームの印象的なポートフォリオと3億人以上のゲーマーの巨大なユーザーベースは、ZKcandyに既存のオーディエンスと豊富なゲームの専門知識を提供します。 このコラボレーションは、AAAゲームタイトルをWeb3スペースにもたらし、従来のゲーマーを引き付け、ブロックチェーンゲームのリーチを拡大する可能性を秘めていると言えるでしょう。 Candy Passport:Web3ゲームへのゲートウェイ [caption id="attachment_115302" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:公式HP[/caption] ZKcandyは単なるレイヤー2ソリューションではありません。ゲームのために設計された専用のプラットフォームです。 ZKcandyの際立った機能の1つは、EIP-4337のアカウント抽象化機能を活用した革新的なデジタルIDソリューションである「Candy Passport」です。 Candy Passportは、非Web3ユーザーのために、ゲーマーアカウントを表すウォレットを簡単に作成することができます。 これは、ZKcandy上のゲームやZKエコシステム間で相互運用可能であり、オンボーディングプロセスを合理化し、分散型ゲーム空間でのユーザー体験を向上させます。 Proof-of-Gaming(POG):アクティブなプレイヤーに報酬を ZKcandyは、ゲーム内での活動とエンゲージメントに対してプレイヤーに報酬を与える「Proof-of-Gaming(POG)」と呼ばれる斬新な概念を導入しています。 POGは、プレイヤーがエコシステム内のさまざまなゲームを探索し、コミュニティに貢献するようなインセンティブをもたらします。この革新的なアプローチは、ゲーム体験を向上させるだけでなく、活気に満ちた活発なプレイヤーコミュニティを育成します。 Meme-Fi:ミームと金融の融合 [caption id="attachment_115294" align="aligncenter" width="495"] 画像引用元:Press Kit[/caption] ZKcandyは、Meme-Fiイニシアチブでミームとコミュニティ文化の力を活用しています。 Meme-Fiは、ラッピングされたミームコイントークンとゲームプレイを通じてより多くの$CANDY報酬をアンロックする機能を持つことで、お気に入りのミームコインに実用性をもたらします。 Candy Buidl:ゲーム開発者のエンパワーメント [caption id="attachment_115295" align="aligncenter" width="1280"] 画像引用元:Press Kit[/caption] ZKcandyは、Candy BuidlといったZKcandyチェーンでのゲーム構築と展開のプロセスを簡素化するゲーム特化型ツールやリソースをゲーム開発者に提供することにより、ゲーム開発者をサポートすることを保証しています。 ZKcandyの今後 今年中に メインネットのローンチとTGEを予定 ZKcandyは、2024年第2四半期にテストネットのローンチを、2024年第3四半期にメインネットのローンチを計画しています。 また、メインネットのローンチと同時期に、トークン生成イベント(TGE)も計画されているとのことです。 まとめ [caption id="attachment_115299" align="aligncenter" width="805"] 画像引用元:Press Kit[/caption] ここまでZKcandyの紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか? ZKcandyは、Web3ゲームの世界におけるパラダイムシフトとなる可能性を秘めています。 zkSyncのゼロ知識ロールアップ技術と、iCandy Interactiveのゲームの専門知識を組み合わせることによって、ZKsyncに新たなゲームエコシステムが構築されていきます。 現在、Web3ゲームエコシステムは各チェーンで成長を続けています。そうした中で、ZKcandyはイノベーションの最前線にあり、分散型ゲーム空間の境界を押し広げている最中です。 ゲーマー、開発者、または単にブロックチェーンテクノロジーの未来に関心があるかどうかにかかわらず、ZKcandyは注目に値するプラットフォームと言えるでしょう。 ZKcandy各種Information 公式ウェブサイト:https://zkcandy.io/ X(Twitter):https://x.com/zkcandyhq Discord:https://discord.gg/zkcandy Telegram:https://t.me/zkcandy
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2024/06/17STEPN GOのスニーカーが毎日もらえるチャンス!?スニーカーを獲得して、アルファテストに参加しよう
Move-to-Earnで話題のSTEPNが贈る最新プロジェクト、STEPN GOのAlpha Drawが発表されました。 このイベントは、ゲームをいち早く体験できるだけでなく、限定スニーカーや豪華賞品を獲得できる絶好の機会となっています。 🏆 STEPN GO Alpha Draw 🏆 Ready to win your first #STEPNGO Sneakers and join the Alpha Testing? The Alpha Draw is your gateway to early access in STEPN GO 🚀 Over 30 days, lock your pGMT on Polygon and participate in daily raffles to win STEPN GO Sneakers! 👟 Please note that… pic.twitter.com/Xisk1TY1cK — STEPN GO (@Stepnofficial) June 17, 2024 Find Satoshi LabがMove-to-Earnを進化させた新アプリ「Stepn Go」を発表 Stepn Goとは? Stepn Goは、Move to Earnアプリ「STEPN」の開発元であるFSL(Find Satoshi Lab9によって発表された、新しいNFTゲームアプリです。 Web3ライフスタイルアプリを特徴としており、NFTスニーカーを使って運動することでトークン($GGT)やNFTを獲得する仕組みとなっています。 また、メールアドレスでユーザー登録ができる「FSL ID」を用いることで、シードフレーズの管理の手間がないことが便利な点となっています。 Alpha Drawキャンペーンの詳細 Alpha Drawには、誰でも参加できるようになっています。 また、Alpha Drawに参加するSTEPNユーザーは、特別な特典が用意されているとのことです。 以下、キャンペーンの詳細となります。 Alpha Draw参加方法 ダウンロード:6月18日午後7時(日本時間)から、Play StoreでSTEPN GOをダウンロード。 ログイン:FSL IDを使用してアプリにログイン。 pGMTをロック:PolygonでpGMTをロックして毎日の抽選に参加。5 pGMTごとに1枚のチケットと1枚の追加ラウンドチケットを獲得。また、チケット1枚につき1枚のカードを取得。 スクラッチ:各抽選後、カードをスクラッチ。当選すると、STEPN GOスニーカー3足セットが貰えます! (賞品には3種類のステッカーコレクションも含まれており、全部集めると、後日シークレット賞品が当たる可能性も) イベント詳細 開始日:6月19日午前10時(日本時間) 期間:30日間 毎日の抽選:午前10時、午後6時、午前2時(日本時間)※各抽選12ラウンド 追加抽選:午前11時5分、午後7時5分、午前3時5分(日本時間) 注意事項 GMTは2028年4月19日までロックされます。 ロック期間終了後、当選・落選に関わらず、GMTを引き出すことができます。 Soul-bound SneakersとShoeboxはトレードできません。 詳細な手順と情報は、公式サイト(https://go.stepn.com/)をご覧ください。 記事ソース : X
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2024/06/17TONブロックチェーンのTVL、6億ドル超えで過去最高を記録
The Open Network(TON)のTVLが、6月17日時点で6億800万ドルに達し、過去最高を更新しました。これは、わずか3週間前の3億ドルから倍増したことになります。 [caption id="attachment_115506" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:DefiLlama[/caption] TONの人気上昇の背景には、テレグラムとの連携によるWeb3統合の推進があります。 テレグラムは世界で最も利用されているメッセージングアプリの1つであり、9億人以上のユーザーを抱えています。この巨大な潜在的ユーザーベースは、TONエコシステムの成長を支える強力な基盤となっています。 Play-to-Earnミニゲームが活況[no_toc] テレグラムとTONブロックチェーンの統合は、テレグラム上でプレイできるPlay-to-Earnミニゲームの人気にもつながっています。 Notcoin、Yescoin、Hamster Kombatなどのシンプルなトークン報酬型ゲームは、ネットワークの人気をさらに高めています。 また、今月初めにテレグラムが導入したデジタルミニアプリ決済システム「Telegram Stars」も、アプリ開発者にAppleやGoogleのアプリストアよりも低いプロモーション料金を提供することで、TONの採用を促進しています。 さらに、Pantera CapitalやTetherなどの大手企業がTONへの投資や提携を発表したことも、強気なセンチメントに貢献しています。 情報ソース:The Block
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2024/06/17Base、1年でイーサリアムレイヤー2として第2位に急成長
Coinbaseがインキュベートしたイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Base」は、2023年6月15日にジェネシスブロックを生成して以来、わずか1年で目覚ましい成長を遂げ、Arbitrumに次ぐイーサリアム第2位のレイヤー2となりました。 [caption id="attachment_115497" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:DefiLlama[/caption] その成長を牽引したのは、Friend.techなどのSocialFiアプリの成功です。これは、Friend.techの人気に加え、Coinbaseユーザーの容易なオンボーディングが要因となっています。 DeFi分野では、AerodromeやMoonwellといったDEXやレンディングプロトコルがBaseのTVLを押し上げ、Optimismを超えてOP-Stackベースの「Superchain」の中で最大となりました。 これらの活動はCoinbaseに多額の手数料をもたらし、今年3月には最も収益性の高い日で200万ドル以上の手数料収入を記録しました。 また、2024年4月のイーサリアムのDencunアップグレードによるガス代の低下も、Baseの成長を後押ししました。アップグレード後、Baseの平均ガス料金は大幅に低下し、ユーザーにとって最も安価なレイヤー2ネットワークの1つとなっています。 情報ソース:The Block
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2024/06/17Farcaster共同創設者「Warpcastのグローバル展開の予定はなし」
Farcaster共同創設者のDan Romero氏は、Warpcastにグローバル展開の予定がないことを明言しました。 [caption id="attachment_115478" align="aligncenter" width="1236"] 画像引用元:Warpcast[/caption] 投稿によると、Warpcastは米国ベースのチームであり、英語圏のユーザー向けにクライアントを構築し、海外ユーザーのために良い仕事をするのに十分な帯域幅(bandwidth)がないと述べています。 大規模な資金調達を実施し注目を浴びるFarcaster[no_toc] Farcasterは、ブロックチェーン技術を活用した分散型ソーシャル・プロトコルです。そして、Farcaster上で、現在最も人気のあるアプリは、Twitterに似たソーシャル・ネットワークの「Warpcast」となっています。 Farcasterは5月、1億5000万ドルの資金調達を成功させており、今後もさらなる拡大が期待されています。しかしながら、Farcaster上で最も人気あるアプリWarpcastにグローバル展開の予定がないことから、今後のWarpcastの発展だけでなく、Farcasterエコシステム全体の発展の行方に注目が集まった形となりました。
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2024/06/17猫カフェ経営ゲームアプリ「Catizen」のユーザー数が2000万人を超える
猫を集めて猫カフェを経営するテレグラム上のゲームアプリ「Catizen」のユーザー数が、2000万人を超えたことが発表されました。 [caption id="attachment_115445" align="aligncenter" width="993"] 画像引用元:Catizen公式テレグラム[/caption] 2000万人のユーザーのうち50万人が有料ユーザーであり、また、収益の1%を野良猫支援の非営利団体に寄付されていると発表されています。 現在、Catizenでは、将来的なエアドロップが発表されており、トークン総供給量のうち40%が配布されるとしています。 ゲームアプリがマスアダプションのきっかけに[no_toc] Catizenのようなテレグラム上で簡単にプレイできるゲームアプリは、TONブロックチェーンのマスアダプションのきっかけとしても機能しています。 直近で話題となったテレグラムのゲームアプリとして「Notcoin」があります。 Notcoinは、タップをしてポイントを稼いでいくゲームであり、類似のゲームとしては「クッキークリッカー」が挙げられます。 Cypher Capital会長兼TON財団理事のBill Qian氏らの対談によると、Notcoinは3ヶ月で3500万人のユーザーを獲得したと述べられています。 The claim is over 👏 A month ago Notcoin was listed and became a real community token, owned by you and people like you. So far, Notcoin have got 11.5M holders: they've claimed tokens, staked, sent to exchanges or withdrawn onchain. Most of the drop was distributed already,… pic.twitter.com/MyNp4h6FWB — Notcoin Ø (@thenotcoin) June 17, 2024 Notcoinは独自トークンとして$NOTを発行しており、ユーザーがゲーム内で獲得したポイントを基にしてトークンのエアドロップが実施されていました。 本日、$NOTエアドロップの請求期限がきましたが、1,150万人のホルダーを獲得したと公式Xで発表されています。 トークン請求には、TonkeeperといったTONブロックチェーンへ対応したウォレットが必須であり、既存のTONユーザーだけでなく、エアドロップを目的とした新規ユーザーの参入も多く見られることから、ゲームアプリがマスアダプションのきっかけとなっていると考えられます。 情報ソース:Chain Catcher
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2024/06/16トルコ、暗号資産取引に対して取引税の導入を検討中
トルコ財務省は、財政収入を増やすため、暗号資産取引に0.03%の取引税を課すことを検討しており、今月末にも国会で審議される見通しです。 この取引税の導入は、現在、トルコ政府が検討している企業を主な対象とする大規模な税制改革の1部として提案されています。 今回の税制改革案は、昨年の2度の大地震と選挙前の支出により、政府が当初計画よりも多くの支出を余儀なくされたことを受けて立案されました。トルコの今年の財政赤字はGDPの6.4%に達すると予想されており、これはエルドアン政権下で最大規模の赤字の1つになるとされています。 この税制改革案により、GDPの約0.7%に相当する2260億リラ(約70億ドル)の追加歳入が見込まれています。 トルコのインフレ率が75%を超える中、暗号資産への需要が増加[no_toc] 現在、トルコは前年同月比75.5%という大きなインフレを抱えており、資産保護の手段の1つとして、暗号資産に対する関心が高まっています。 そうした中での、取引税の導入は大きな議論を巻き起こす可能性があると見られています。エルドアン大統領率いる与党は、法案を通過させるのに十分な議席を確保していますが、当局はすでに株式取引に対する取引税導入の計画を撤回しています。 暗号資産の取引に関して取引税が導入されるかどうか、その行方に注目が集まっています。 情報ソース:Bloomberg
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2024/06/16利回り付きステーブルコインが新たなトレンドへ
ステーブルコインは、従来、暗号資産業界において価格変動を抑え、取引や決済を円滑にする役割を果たしてきました。 しかし、その巨大な市場規模と高い収益性にもかかわらず、従来のステーブルコイン発行企業は、トークン保有者に対して利益を還元していませんでした。 高金利環境下で、ステーブルコイン発行企業は多額の利益を上げており、取引所やパワーユーザーは、その収益の一部を求めるようになっています。 そうした中で、利回り生成型ステーブルコインが多くの注目を浴びており、急成長しています。 新規ステーブルコインの多くは利回り生成型を採用|規制面での問題も[no_toc] 今年初めにEthena LabsがsUSDeをローンチして以来、Mountain Protocol、Agoraなど、複数の利回り付きステーブルコインが登場しています。これらのステーブルコインは、米国債などの資産を保有することで、ユーザーに約5%の年間利回りを提供しています。 [caption id="attachment_115394" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Rcc_Btn / Shutterstock.com[/caption] 直近の例ではPaxosが挙げられます。同社は最近、アラブ首長国連邦(UAE)で規制された、利回り生成型の米ドル建てステーブルコイン「Lift Dollar(USDL)」を発表するなど、利回り生成型ステーブルコインに注力しています。 PaxosのCEOであるCharles Cascarilla氏は、ステーブルコインは決済手段として重要な役割を果たすものの、6兆ドル規模のマネーマーケットファンドや17兆ドルの銀行預金と比較すると、その市場規模はまだ小さいと指摘しています。同氏は、多くの人が利益を生み出すものを求めるため、利回り生成型ステーブルコインの需要が高まると予測しています。 一方、規制面では、米国など主要市場では利回り付きステーブルコインが制限されています。先述したUSDMは、USDMは米国や、OFACの制裁対象国など一部の司法管轄区では利用する事はできません。 新規のプロジェクトが多く立ち上がる中、ステーブルコインのさらなる進化に注目が集まります。 Paxos、利回り生成型ステーブルコイン「Lift Dollar」を発表 情報ソース:The Block
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2024/06/14BNB ChainとBinance Labs、新しいインキュベーションプログラムを発表
BNB ChainとBinance Labsは、初期段階のブロックチェーンプロジェクトの成長を支援・促進することを目的としたインキュベーションプログラム、BNB Incubation Alliance (BIA) を発表しました。 Exciting News! 🎉 BNB Chain and @BinanceLabs have launched the BNB Incubation Alliance, a new initiative to accelerate early-stage blockchain innovation by collaborating with top VCs and incubators globally.https://t.co/H8J7wlE3WJ — BNB Chain (@BNBCHAIN) June 13, 2024 BIAは、主に世界各地でオフラインイベントを開催し、BNB Chain、Binance Labs、トップVC、インキュベーターを含む共催者によって選ばれたアーリーステージのプロジェクトに焦点を当てるとしています。 イベントスケジュールも既に発表されており、確定している直近のものとしては、7月にブリュッセル で行われるEthCC 2024が挙げられています。 受賞プロジェクトへの特典[no_toc] BIAで受賞することで、プロジェクトはBinance Labsからの潜在的な投資やBNB Chain助成金、BNB Chain MVBプログラムに優先的に参加できる機会などを獲得することが可能です。 具体的には、以下が挙げられています。 最優秀賞:Most Valuable Builder (MVB) プログラムへの直接参加、LaaSパッケージ、Binance Labsからの潜在的な投資機会、BNB Chain助成金 2位:MVBプログラムへの優先審査、BNB Chain助成金、LaaSパッケージ 3位:MVBプログラムへの優先審査、LaaSパッケージ 情報ソース:BNB Chain
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2024/06/14ステーブルコイン発行企業Paxos、従業員を20%削減
ステーブルコイン発行企業Paxosは、従業員の約20%にあたる65人を削減しました。 CEOのCharles Cascarilla氏は従業員へのメールで、今回の決定は困難なものであったとしつつ、トークン化とステーブルコインの分野における大きな機会に集中するために必要な措置だと説明しました。 Paxosは5億ドル以上のバランスシートを保有しており、財務状況は安定しているとのことです。 ステーブルコイン事業へ注力か[no_toc] Paxosは、以前Binanceと提携してステーブルコインを発行していましたが、米規制当局の圧力により昨年廃止となり、主要な収益源を失いました。 Today, Paxos International announced the launch of Lift Dollar ($USDL) – a yield-bearing stablecoin that democratizes access to US dollars and safe yield generated from cash and cash equivalent assets. Now, you can seamlessly spend, save and trade, all while earning yield. 1/4 — Paxos (@Paxos) June 5, 2024 しかし、PayPalブランドのステーブルコイン発行や、アラブ首長国連邦でのLift Dollar(USDL)の導入など、新たな取り組みを進めています。 財務状況が安定している中での今回のリストラは、事業再編の一環と見られています。Paxosは、コモディティおよび証券の決済サービスから撤退し、資産のトークン化とステーブルコインに注力する方針と見られます。 Paxos、利回り生成型ステーブルコイン「Lift Dollar」を発表 情報ソース:Bloomberg