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2024/06/12ビットコインマイニング企業マラソン、1,200BTCを売却|運営資金の確保か
ビットコインマイニング企業マラソン・デジタルが、1,200ビットコインを売却したことが判明しました。 Marathon Digital, the largest #Bitcoin mining company, sold 1K $BTC yesterday, likely to cover expenses, marking the highest daily OTC volume since late March. h/t @jjcmoreno pic.twitter.com/jM2C2TN8sN — Ki Young Ju (@ki_young_ju) June 11, 2024 暗号資産分析プラットフォームCryptoQuantの創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、この売却は運営資金の確保のためと見られています。 また、この売却は3月下旬以来、1日あたり最大の店頭取引高(OTC)の記録となりました。 半減期によりマイニングコストは80%上昇[no_toc] 現在、半減期をきっかけとして、ビットコインマイニングコストが急速に上昇しています。 半減期前のマイニングコストの損益分岐点は約25,000ドルで推移していましたが、現在のマイニングコストは45,000ドルとされており、約80%のコスト増となっています。記事執筆時現在、ビットコインは約67,800ドルで推移しています。 今回のマラソン・デジタルによる大量のビットコイン売却は、高まった運用コストが背景にあると考えられます。現在、マイニング企業はこれまで以上により効率的なマネタイズが求められており、今後の動向に注目が集まっています。 ビットコイン採掘コスト、45,000ドルへ修正|JPモルガンの試算
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2024/06/12トランプ氏、ビットコインマイニングに意欲「残りのビットコインは全てアメリカ製にしたい」
アメリカ大統領選挙共和党候補ドナルド・トランプ氏が、ビットコインマイニングに意欲を示しています。 トランプ氏は「残りのビットコインは全てアメリカ製にしたい」と自身が運営するSNSトゥルース・ソーシャルで投稿しました。 投稿によると、同氏はビットコインを中央銀行デジタル通貨(CBDC)に対する最後の防衛線と見なしており、「ビットコインマイニングは我々をエネルギーの覇権国にするだろう」とも述べています。 トランプ氏は火曜日、ビットコインマイニング企業クリーンスパークとライオットの幹部と会談しています。また、マー・ア・ラゴ(Mar-a-Lago)のイベントで、マイナーは送電網のエネルギー供給を安定させるのに役立っていると語ったと伝えられており、マイニング業界に意欲を示していることでも知られています。 現在、世界のビットコインマイニングの主要拠点は中国や中央アジア諸国ですが、トランプ氏は企業による現地のリソースを利用したビットコインのマイニングを強調しています。ビットコインの供給量は2100万枚に制限されており、現在90%がすでに採掘されています。 情報ソース:Truth Social
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2024/06/12Symbiotic、580万ドルを調達|EigenLayerの対抗馬なるか
Symbioticが、パラダイムとサイバーファンドが主導するシードラウンドで、580万ドルを資金調達したことを発表しました。 In addition to our launch, we're excited to announce our $5.8M seed, co-led by @paradigm and @cyberFund_, two deeply crypto-native funds that share our belief in the power of permissionless shared security. pic.twitter.com/WalmUV86KD — Symbiotic (@symbioticfi) June 11, 2024 Symbioticプロトコルは、モジュラースケーリングのための新しいプリミティブを導入する中立的な調整フレームワークです。 モジュール化による柔軟性が特徴であり、パーミッションレス、マルチアセット、ネットワークにとらわれない設計により、スケーラブルで資本効率の高い経済的担保の調達が可能となっています。 主な競合として、現在大きな成長を遂げているEigenLayer , Karakなどが挙げられており、Symbioticの将来的な成長に期待が集まっています。 現在、Candy DropsにてSymbioticのエアドロ紹介を実施中[no_toc] Symbioticは、EigenLayerの対抗馬とされているプロジェクトであり、エアドロの期待が高まっています。 エアドロ特集サイト「Candy Drops」でもSymbioticは取り上げられており、プロジェクト解説がされています。 ParadigmとLidoの共同創業社がLead InvestorであるSymbiotic @symbioticfi を紹介します。 📍Symbiotic https://t.co/TeU0JWrT1G 現在、Depositがオープンしてから16時間で54,117.4/60,850 と90%以上が既に埋まっている状態です、… pic.twitter.com/JfNRhxf96t — Candy Drops (@Candy_Drops__) June 12, 2024 Candy Dropsでは、Symbiotic以外にもMitosisや0G (Zero Gravity)など現在注目のエアドロプロジェクトが特集・解説されており、エアドロに興味がある方必見のサイトとなっています。 情報ソース:Symbioticブログ
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2024/06/12中国最大手銀行ICBC、ビットコインを「金」、イーサリアムを「デジタル石油」と称賛
中国最大手銀行である中国工商銀行(ICBC)が、ビットコインとイーサリアムの進化を称賛する報告書を発表しました。 Chinese SOE banks keep writing love letters to #bitcoin and #ethereum. Here ICBC is going with "digital oil." pic.twitter.com/qqgIFiup1r — matthew sigel, recovering CFA (@matthew_sigel) June 10, 2024 これは、VanEckのデジタル資産リサーチの責任者であるMatthew Sigel氏によって明らかにされました。 ICBCは、変化し続ける金融情勢における暗号資産の重要性を強調し、特にビットコインを金に例え、デジタル化が進む経済における急速な成長を評価しました。また、イーサリアムを「デジタル石油」と呼び、Web3アプリケーションやプログラムを支えるエコシステムの力を高く評価しました。 伝統的金融においても注目が高まるビットコインとイーサリアム[no_toc] 2024年はデジタル資産市場にとって大きな年となっています。1月にはビットコイン現物ETFが、5月にはイーサリアム現物ETFが米国証券取引委員会(SEC)に承認され、デジタル資産クラスの存在感が増しています。 ICBCは、ビットコインを金に例え、「金に似た希少性を維持している」と指摘しました。2024年を通して、金とBTCはともに史上最高値を更新し、投資分野を席巻しています。 一方、イーサリアムはWeb3のアプリケーションを動かす可能性を持つ「デジタル石油」であると指摘しました。ICBCは、この2つの資産が市場でよりよく利用されるためにどのように成長し、進化しているかを強調しています。特に、BTCの価値は「常に」強化されており、市場の需要がその価値を牽引していると述べています。 さらに、イーサリアムも同様の利点を持っており、セキュリティ、スケーラビリティ、持続可能性などの様々な分野で「技術を継続的にアップグレードしている」と指摘しています。 情報ソース:Crypto News Flash
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2024/06/10ソラナ財団、サンドイッチ攻撃に関与したバリデーター運営者を委任プログラムから除外
ソラナ財団は、ソラナユーザーに対するサンドイッチ攻撃への関与を理由に、複数のバリデーター運営者を委任プログラムから除外しました。 [caption id="attachment_115122" align="aligncenter" width="1298"] 画像引用元:ソラナ公式ディスコード[/caption] サンドイッチ攻撃とは、攻撃者が被害者のトランザクションの前後に2つのトランザクションを配置して価格を操作し、その差額から利益を得るフロントランニング攻撃の一種です。 ソラナ財団委任プログラムは、バリデーターが大量のトークンを保有する必要なく運営できるように、SOLトークンを委任することで支援することを目的としています。バリデーターはパフォーマンスに基づいて選定されますが、参加には一定の条件とグッドプラクティスの期待が伴います。 ソラナはパーミッションレスなネットワークであるため、除外されたバリデーターも引き続きブロックチェーンに貢献できますが、ソラナ財団からSOLの委任を受けることはできなくなります。 情報ソース:The Block
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2024/06/10Orbit Chainハッキング、4800万ドルがトルネードキャッシュへ移動
2023年12月に発生したクロスチェーンブリッジOrbit Chainの8200万ドル規模のハッキング事件で、ハッカーが数か月ぶりに活動を開始し、約4800万ドルの資金をトルネードキャッシュに移動させました。 [caption id="attachment_115115" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Arkham[/caption] Orbit Chainから盗まれた資金はその後、6月8日まで動かずにいましたが、Arkham Intelligenceによると、ハッカーが約4800万ドルをイーサリアムベースのミキシングサービス「トルネードキャッシュ」に移動させ始めたとのことです。 ハッキングされた資産の価格上昇により、ハッカーは約7100万ドル相当のETHとDAIステーブルコインを保有していると推定されます。 Orbit ChainはTelegramチャンネルで、「我々のチームは現在、関連当局と密接に協力し、盗まれた資産を迅速に追跡し、必要な措置を講じている」と発表しました。 現在、トルネードキャッシュ開発者は裁判中|一部有罪判決も[no_toc] 現在、トルネードキャッシュ開発者のアレクセイ・ペルツェフ氏とロマン・ストーム氏に対する裁判が行われています。 今月14日、オランダの裁判ではアレクセイ・ペルツェフ氏に対して、5年4カ月の実刑判決が下されています。同氏は既に控訴しています。 また、トルネードキャッシュ裁判に対してイーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、5月30日、裁判費用の援助として30ETH(当時、約11万2000ドル)を寄付しています。 トルネードキャッシュは今も尚、マネーロンダリングに使用されています。ハッキング被害の救済及び裁判の行方にも注目が集まります。 ヴィタリック氏、トルネードキャッシュ開発者の裁判支援として11万ドル分のETHを寄付 情報ソース:The Block
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2024/06/10過去90日間で、ステーブルコイン市場に160億ドルが流入
過去90日間で、ステーブルコイン市場は11%以上の成長を遂げ、162億3000万ドルが新たに流入したことが分かりました。 Tether(USDT)の時価総額は、3月11日時点の1011億8000万ドルから現在は1125億ドルに増加し、供給量は113億2000万ドル増加しました。 USDTは過去90日間のステーブルコイン市場への資金流入の69%以上を占めています。一方、CircleのUSDCは、過去1か月間で2.7%減少しましたが、90日間で見ると3月11日時点の298億8000万ドルから現在は322億3000万ドルに増加しています。 プロトコル発行ステーブルコインでは、USDEが台頭[no_toc] [caption id="attachment_115110" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Ethena公式サイト[/caption] MakerDAOのDAIは、90日前は45億5000万ドルの時価総額でしたが、現在は52億6000万ドルに達しています。しかし、過去1か月間では3%減少しています。 大きな成長を見せたのが、EthenaのUSDEです。90日前は時価総額で第6位でしたが、現在は第4位に浮上しています。現在の時価総額は33億6000万ドルに達しており、供給量は過去1か月間で46.1%増加しています。 USDEの大きな成長の理由として、25%という他ステーブルコイン以上の利回りを有していることが挙げられます。 ステーブルコイン市場の高まりは、暗号資産の活況を表す指標の1つと言えます。これからのステーブルコイン市場の拡大に注目が集まります。 情報ソース:Bitcoin News
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2024/06/09zkSyncベースのプロジェクトGemholic、資金持ち逃げ疑惑 |被害額は350万ドル
イーサリアムレイヤー2ネットワークzkSync上の分散型取引所GemSwapの開発元であるGemholicが、ラグプル(資金持ち逃げ)疑惑に直面しています。 [caption id="attachment_115051" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Web Archive[/caption] Gemholicは昨年、ZkSyncのスマートコントラクトに921ETH(当時約170万ドル)を誤ってロックしていました。 Gemholicは、ロックされた資金が回収され次第プロジェクトを再開すると明言していましたが、今回の行動は、1年間にわたり投資家に虚偽の約束をした上でのラグプルであると非難されています。 Gemholic資金ロックの背景[no_toc] 2023年4月、Gemholicは921ETHをスマートコントラクトに誤ってロックしていました。zkSyncの開発チームは、資金は無事であり、ロックを解除する解決策を開発したと発表していました。 [caption id="attachment_115052" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Web Archive[/caption] Gemholicは、ロックされた資金の回収後にプロジェクトを再開すると明言しており、4月21日にはマーケティングキャンペーンとプロジェクトのプレローンチを開始する旨の投稿をしていました。 2024年6月7日、zkSyncはv24ネットワークアップグレードを実施し、このコントラクトエラーを修正しました。これにより、Gemholicはロックされていた資金にアクセスできるようになりましたが、Gemholicチームは350万ドル相当となった921ETHを無関係のイーサリアムウォレットに引き出し、TelegramチャンネルとXアカウントを削除して姿を消しました。 Gemholicは、ブロックチェーンセキュリティプロバイダーのSolidProofからKYCとスマートコントラクトの検証を受け、コンプライアンス証明書を取得していました。現在、SolidProofは沈黙を貫いており、ユーザーから情報の開示が求められています。 情報ソース:The Block
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2024/06/09Arbitrum、ゲーム開発に2億2500万ドル相当の$ARBを投資へ
Arbitrumが、ゲーム開発に2億2500万ドル相当の$ARB(2億2500万$ARB)を投資する旨の提案を承認しました。 [caption id="attachment_115042" align="aligncenter" width="1423"] 画像引用元:Tally[/caption] 今回の「Game Catalyst Program(GCP)」と名付けられたゲーム開発への支援は、76%の賛成票によって承認されました。 GCPは、3年間のプログラムとして設定されており、資金提供、技術サポート、メンターシップを通じて、トップゲーム開発者やスタジオを誘致し、支援することを目的としています。 Game Catalyst Program(GCP)の詳細[no_toc] GCPは、Arbitrum/Orbit/Stylusの認知度と採用をゲームコミュニティ内で拡大することを目的としたプログラムです。 Arbitrumは、DeFi分野で大きな成功を収めていますが、ゲーム分野ではまだ発展途上です。GCPは、このギャップを埋め、質の高いゲーム開発者を惹きつけ、Arbitrum上で魅力的なゲーム体験を生み出すことを目指しています。 GCPの主な目標として以下が挙げられます。 Arbitrum/Orbit/Stylusを使用するゲーム開発者の数を急速に増やす 助成金と投資を通じて戦略的にリソースを割り当てる 最高の人材を惹きつけ、維持する Arbitrumのユースケースをゲーム分野に拡大する 長期的にユーザーを惹きつける高品質なゲームの開発を促進する GCPは、DAOによって選出されたGCP評議会と、Arbitrum Foundationの支援を受けて設立されたGCPチームによって運営されます。資金は、ゲーム開発者やスタジオへの助成金や投資、ゲーム開発に必要な技術ソリューション、OrbitチェーンやStylusの採用促進などに利用されます。 GCPは、3年以内に100〜200の資金提供を受けたゲームをオンボードし、かなりのユーザーベースを引き付けることが期待されています。 情報ソース:Tally
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2024/06/09Friend.tech、Baseチェーンから撤退|独自チェーン「Friendchain」の開発へ
Friend.techが、Baseチェーンから撤退し、独自ブロックチェーン「Friendchain」の開発を行うことを発表しました。 We're pleased to be working with @conduitxyz on Friendchain, our own blockchain that uses $FRIEND as a fully transferable gas token. We'll keep you up-to-date with all the info you need over the coming months as we build out this exciting new chapter. pic.twitter.com/HRa26vfFEX — friend.tech (@friendtech) June 8, 2024 Friendchainは、Conduitと提携して開発されるとのことであり、チェーン開発の進捗に応じて今後数ヶ月間、詳細な情報をユーザーに開示していくとしています。 以前より議論に上がっていたBaseからの撤退[no_toc] 今回のFriend.techのBaseチェーンからの撤退及び独自チェーンの開発は、唐突なものではありません。 以前からBase開発陣との不仲が囁かれており、Baseからの撤退が模索されていました。コインベースでBaseを率いるJesse Pollak氏(@jessepollak)もその事情は把握しており、Baseを撤退するとしてもその決断は尊重する旨の発言をしていました。 今回のFriendchainの開発発表は、以前より進んでいたBase撤退の計画が本格的に始動したことの表れと言えるでしょう。 FRIENDトークン、共同創設者のBase離脱示唆で25%下落|Baseチームとの不仲が原因か