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2024/05/14Holograph財団よりトークン発行およびエアドロップが発表
Holograph財団から、$HLGトークンのエアドロップが発表されました。今回のエアドロップでは、合計供給量の5%にあたる5億HLGが配布されます。 Check your eligibility for HLG Rewards Round 1 ✨https://t.co/NFjVjhCOWD pic.twitter.com/sam6BnlmLd — Holograph (@holographxyz) May 13, 2024 Holographとは Holographは、各EVMチェーン上でデプロイが可能なオムニチェーンプロトコルです。単一のコントラクトアドレスを用いることで、チェーン間の供給量を統一し、デジタルアートやゲームのアイテム、リアルワールドアセット(RWA)の管理を容易にします。 トークンについて 概要 ティッカー:$HLG 初期流通供給量:15億2,500万(15.25%) 最大供給量:100億 形式:Holographic ERC20 コントラクトアドレス:0x740df024CE73f589ACD5E8756b377ef8C6558BaB *https://etherscan.io/address/0x740df024CE73f589ACD5E8756b377ef8C6558BaB トークン割当て トークンは6つのカテゴリに割当てられており、今回のエアドロップでは「Community & Launch」カテゴリの10%からトークンが配布されます。 他のカテゴリでは、最長48ヶ月かけてトークンが段階的に配布されます。 HLGリワードラウンド1 HLGリワードラウンド1では、合計供給量の5%に相当する500,000,000HLGが配布される予定です。このプログラムは将来的にも続けられることが予想されています。 適格条件 参加者は、2023年1月10日から2024年4月30日の間にHolographアプリでNFTのミントやチェーン間ブリッジなどの特定のオンチェーンアクションを実行し、250XP以上を獲得したユーザーが対象となります。 請求方法 対象者はBybit ByStarter ( https://www.bybit.com/en/bystarter/detail/?project_id=7 )を通じて$HLGを請求することができます。 請求時には、参加者は自分のオンチェーンアドレスをBybitのKYC済みアカウントに接続する必要があります。 今後のスケジュール 以下がトークンローンチまでのスケジュールです。 登録期間:2024年5月13日10:00 UTCから2024年5月23日4:59 UTCまで 配布期間:2024年5月23日5:00 UTCから2024年5月23日9:59 UTCまで 結果発表:2024年5月23日10:00 UTC ロックアップ期間:2024年5月23日12:00 UTCまで 筆者の考察 従来のエアドロップでは、プロジェクト側が作成したサイトよりトークンを請求したり、プロジェクト側が直接トークンを配布するケースでしたが、今回は初めて取引所を介してトークンを請求する形になりました。これは、単一プレイヤーやBotによる不正な複数カウントを防ぐための措置です。 一方で、ブロックチェーンの特徴の一つである「匿名性」や「分散型」を無視した当該取り組みに対してはX上でも多くの議論を呼んでいます。 エアドロップは一般的に広告費や販管費をユーザーに直接還元する施策とされていますが、今後はより選別された配布が一般的になるのではないでしょうか。 記事ソース:Holograph [no_toc]
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2024/05/11仮想通貨$NGLをデリゲートしているユーザーにエアドロップの配布が発表
Entangleより、BORPAトークンのエアドロップ配布の発表が行われました。 Borpa Airdrop Yes, the rumours were true. pic.twitter.com/LcE90cheLr — Entangle (@Entanglefi) May 9, 2024 エアドロップの背景 今回のエアドロップは、Entangleが構築するブロックチェーンエコシステム内におけるユーザーの体験を促すための一環です。 現在、Entangleではエコシステム内に様々なプロダクトが開発されています。 今回のBORPAトークンでは、以下の2つの機能を体験することが出来るようになります。 Phonton Messaging Phonton Messagingは、Entangleが開発したEVMおよび非EVMブロックチェーンに対応するクロスチェーンメッセージ機能です。 この機能は、ユーザーが自身の資産を他のチェーンへ移動させる際に重要で、実世界の資産(RWA)との相互運用性や、クロスチェーンでの貸し出し・借り入れ、ブリッジングなどが可能になります。現在、以下のテストネットチェーンに対応しています: Ethereum Arbitrum Optimism Mantle Polygon Binance Smart Chain Avalanche Fantom MultiVersX (Non-EVM) SEI Network (Non-EVM) 配布されるBORPAトークンを使用することで、これらのクロスチェーン機能を体験することができます。 Liquid Vaults Liquid Vaultsは、Entangle Data Feedsの技術を背景に開発された1対1の資産担保型「Liquid Staking Derivatives(LSD)」です。 LSDを活用することで、収益を生む資産を増やし、流動性を最適化することができます。ユーザーはBORPAトークンを使った運用体験が可能です。 例えば、ユーザーが$NGLをPancakeSwapにLPとして供給した場合、年利1.35%で自動運用されます。さらに、そのLPを供給した際に発行されるLSDを他のプロトコルに担保として預けることで、ステーブルコインなどの異なる暗号資産を借り入れることができ、借り入れた暗号資産をさらに運用することが可能です。 現在、9つのネットワークをカバーしており、Curve Finance、PancakeSwap、TraderJoe、Stargate、Velodrome、SpookySwapなど、各主要チェーンのDEXをカバーしています。 今回配布されるBORPAトークンを使用して、上記の資産担保型の運用を体験いただけます。 エアドロップ対象者と配布数量について 今回のエアドロップでは、全体発行枚数の10%にあたる10,000,000 BORPAが割り当てられています。そのうち6%はEntangleコミュニティのために確保されています。 エアドロップの対象者は以下の通りです。 $NGLトークンを4,000枚以上ステーキングしているユーザー WebverseNFTをステーキングしているユーザー $NGLトークンをステーキングしているユーザーには60,000,000 BORPAが配布され、WebverseNFTをステーキングしているユーザーには40,000,000 BORPAが配布されます。これらのトークンは、Token Generation Event(TGE)時に対象ユーザーに33%が配布され、残りの67%はその後3週間にわたって配布されます。 Entangleのポイントプラグラムが開催中 5月15日まではEntangleのポイントプログラムも開催中です。 このプログラムでは、$NGLのステーキングやWebverseNFTのステーキングを通じてポイントを獲得することができ、これらのポイントは将来、何かしらの報酬や特典に交換することが可能となります。 The release of Entangle's External Transmitter Agents and Points Program has been moved to May 15th. Thank you for your ongoing support! pic.twitter.com/Kv4Dekbdu9 — Entangle (@Entanglefi) May 7, 2024 [no_toc]
特集・コラム
2024/04/05顧客ニーズの分析が可能に|Web3プロジェクト「Cielo Finance」とは?
- 筆者:@HenryWells1837 Web3サービスの開発初期において、オンチェーンアクティビティを通じた顧客ニーズの洞察は非常に重要です。 ウォレットアドレスの活動を分析することで、ユーザー属性を明らかにし、特にL2チェーンの出現により、チェーンごとの詳細な調査が必要になりました。本記事では、ユーザーのオンチェーン活動を一括で調査できるツール、「Cielo Finance」を紹介します。 このツールを駆使することで、顧客のニーズや潜在的な利益の機会を発見できます。エアドロップを狙う一般ユーザーも、成功している人々がどのような行動をとっているのか、グループ別に分析することが可能です。 Cielo Financeとは Cielo Financeとはオンチェーンアクティビティのアグリゲーターです。 ウォレットアドレスをリスト化し、チェーン、トランザクションの種類、トークンの種類、USD価格でフィルタリングすることにより、各ユーザーの行動傾向を把握できます。 Cielo Financeのプラン Cielo Financeは無料プランと有料プランがあります。 有料プランにすることで、追跡できるトークンやウォレット数を増加させることが可能です。*詳細は以下の画像を参照ください。 ここでは、無料プランを活用したシンプルなリサーチ方法をご紹介します。 Cielo Finance(無料プラン)の使い方 まず、https://cielo.finance にアクセスし、「START FOR FREE」 を選択してサービスを立ち上げます。 すると以下の画面が表示されます。 「My Wallets」で自分のウォレットやTelegramとの連携もできますが、公開リストを利用する分析では不要です。そのため今回は、ウォレットとの連携は行いません。 画面左のメニューにある「Public Lists」を選択し、他のユーザーが作成したリストから分析したいリストを選びます。 選択したら、上記の様に他のユーザーが作成したListsが表示されます。 今回は、Debank Top Wallets のリストを選択しました。 このリストには、DeBankのWeb3ソーシャルランキング上位100ウォレットが含まれているリストを見ることができます。これを基に、特定のチェーンやトランザクションタイプでの活動をフィルタリングできます。 フィルタリング例 Chains(ブロックチェーン)の選択 フィルタリングを実施するにあたりまずはブロックチェーンを選択します。Cielo Financeが対応しているチェーンは、以下の24チェーンです。 Cielo Finance 対応チェーン Ethereum、Solana、Base、Degen Chain、Dydx、Arbitrum、Optimism、Blast、Polygon、Mode、Avalanche、BNB、Fantom、Scroll、Linea、zkSync、Mantle、opBNB、Aurora、PulseChain、Metis、Polygon zkEVM、Boba、Evmos 今回は、エアドロップの獲得が期待できるModeチェーンを設定してみます。 Transaction Typesの選択 次にTranscation typesを選択します。 Transaction Typesは、以下の17種類から選択が出来ます。 Swap - DEXやAMMを用いたスワップ履歴 LP - DEX等への流動性の供給履歴 Transfer Lending - レンディング履歴 NFT Mint NFT Trade NFT Transfer NFT Lending Bridge - 他チェーンからのブリッジ履歴 Rewards - 流動供給等から発生した手数料収益の履歴 Approvals Perpetual Option Wrap NFT Liquidation Contract Creation Other トップユーザーが他チェーンからModeへブリッジさせる際の金額を把握することで、そのチェーンの潜在的な利益可能性の判断材料となるため、今回は「Bridge」を選択します。 *その他に、Tokens / NFT とUSD Value等を選択できますが、今回は省略します。ぜひご自身で色々とリサーチする際に活用ください。 フィルタリングの結果 先の条件でフィルタリングした結果、下記のユーザーがトップに出てきました。 USDTを頻繁にブリッジしていることが分かります。 このユーザーのウォレットアドレスを見て、どのチェーンから、どのブリッジツールを利用してModeへブリッジしたのか見てみましょう。 DeBankのサイトへアクセスして、当該ウォレットアドレスを入力します。 日本円換算で約11億7千万円弱のトークンを保有しているユーザーであることが分かります。 では、それらの資産をどの様に運用しているか見ていきましょう。 Mode上のIroncladというLending プロトコルに預け入れています。 では、このサービスがどんなものか見ていきましょう。 ユーザー数が執筆時時点で11,502人で貸付金額が日本円で約20億円です。筆者の主観だと、そこそこの規模です。 では、このサービスのページを見ていきましょう。 ETHの年利が24.48%です。 AAVEのEthereum上での年利が1.66%と比較したら運用先としても非常に優れています。 また、このプロダクトは執筆時点ではトークン発行もされていないので、今の時点から預け入れていることでアーリーアダプターとしてTGEの差異にエアドロップの対象にもなるかもしれません。 この様に、無料プランでも各ユーザー動向から、これからのトレンドになる新しいチェーンの特定や新規プロジェクトのリサーチも可能になります。 今回は非常に簡単な方法でリサーチを行いましたが、より高度に自由料プランを活用しながら条件なども絞っていけば、さらなる潜在的な利益の特定が可能になります。 公式リンク HP:https://cielo.finance/ X(旧Twitter):https://twitter.com/CieloFinance 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/03/28NFT活用のWeb3コンテンツプラットフォーム「Mirror」の使い方を解説
– 著者:Henry(@HenryWells1837) これまでに、ブロックチェーンの技術を社内に導入するためのツールとして、HedgeyやSablier、Intmax Walletなどをご紹介してきました。 今回の記事では、会社の外へアウトプットする際の出版プラットフォーム「Mirror」について、概要や実際の使い方について解説していきます。 Mirrorとは = Web3出版プラットフォーム Mirrorは、Web3技術を活用した出版プラットフォームです。 ユーザーは自身で所有しているEthereumのウォレットを接続することで、プロジェクトのアカウントを設定し、コンテンツの作成、配信、ブロックチェーン技術を通じた収益化を行えます。 同プラットフォームで発行されるコンテンツ(記事)は、NFTとして生成され、Arweaveという分散型ストレージに永久保存されます。 Arweaveとは 永続的なデータストレージとホスティングサービスを提供する分散型ネットワークプロジェクト。2024年3月時点で時価総額4,155億円の仮想通貨$ARがインセンティブとして働くことで仕組みが保たれている次世代のストレージ/ホスティングソリューションを提供している。 Mirrorの強み [caption id="attachment_110573" align="aligncenter" width="634"] 画像引用元:Koshiro K / Shutterstock.com[/caption] Mirrorの4つの強み 1.多面的な収益化モデルを実現可能 2.多様なコミュニティ構築手法の模索が可能 3.コンテンツの改ざん、消失リスクを低減可能る 4.コンテンツクリエイターのプライバシー保護が可能 上記4点について、人気パブリッシュプラットフォームのnoteと比較しながら紹介していきます。 1. 多面的な収益化モデルを実現可能 Mirrorではコンテンツクリエーターは自身の作品を「Writing NFTs」として発行し、読者側がこれを購入してコレクションできます。さらに、独自のNFTを作成し、購読者がミントすることも可能です。 これに対して、noteは購読料や「投げ銭」等の支援金モデルを採用しており、読者が直接クリエーターをサポートする形式を採用しています。 Mirrorでは、文章内にNFT購入までの導線を埋め込む機能も付いています。一般的なパブリッシュサービス同様、定期購読の設定も可能となっており、従来のプラットフォームと比較しより多様な収益化モデルが実現できます。 2. 多様なコミュニティ構築手法の模索が可能 Mirrorでは、NFTを介したインタラクションにより、クリエイターを中心とする読者コミュニティの結束力を高め、クリエーターとファンの間に新たな関係を築くことが可能です。 読者側はEthereumのアドレスを登録して出版物 (NFT) の購入や購読などを行うため、コンテンツクリエイター側は自身の読者のアドレスの傾向などをオンチェーンデータから分析し、多様な施策が展開できます。 noteではコメント機能やお気に入り機能、著者のフォロー機能を通じて、より従来型のソーシャルエンゲージメントを提供しています。 一般的なプラットフォームと比較して、Mirrorにおいてユーザーはより読者との多様な関係構築が行えます。 3. コンテンツの改ざん、消失リスクを低減可能 Mirror上のコンテンツはNFTとして生成され、ブロックチェーン上で管理されるため改ざんや消失のリスクが低減され、コンテンツの不変性と真正性が保証されます。 noteなどの一般的な集中型な管理を行うパブリッシュサービスでは、プラットフォームが継続して運営されている限りコンテンツが保存されますが、ブロックチェーンのような不変性や分散型の保証はありません。 ビジネスの場面で情報発信を行う場合、Mirrorを活用することでコンテンツが消失するリスクを抑えられるのは大きな強みと言えます。 4. コンテンツクリエイターのプライバシー保護が可能 ブロックチェーン技術を基盤としているMirrorにおいて、ユーザーはEthereumウォレットを通じてプラットフォームにアクセスするため、自身の個人情報を明かす必要がありません。 noteでは集中型のサーバーを使用しており、過去にはユーザーのIPアドレスが流出するというセキュリティインシデントも発生しています。 【お詫びとご報告】 noteでソースコードからIPアドレスが確認できた事態に関して、その後の対応および本件を受けた安全性確保のための施策と、再発防止策についてご報告いたします。 多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、改めて心よりお詫び申しあげます。https://t.co/ilFqxU6JSk — note (@note_PR) September 30, 2020 Mirrorは、ユーザー側が自身の情報をどこまで明かすか選択できるため、よりコンテンツクリエイターの意思が尊重されたプラットフォームと言えます。 Mirrorの使い方 [caption id="attachment_110691" align="aligncenter" width="718"] 画像引用元:https://mirror.xyz/[/caption] 事前準備 事前に、Metamaskなどでウォレットアドレスを作成ください。ウォレットアドレスをお持ちでない方は、過去のこちらの記事を参考にしながらアカウントを作成しましょう。 ウォレットアドレス作成後は、利用したいメインネットにETHを準備します。 現在は、以下のチェーンに対応しているので予め利用したいメインネットにETHを入れておきましょう。 Base Linea Optimism Polygon Zora MirrorへのアクセスとNFT(コンテンツ記事)の購入方法 まずは、Mirror ( https://mirror.xyz/ )にアクセスします。 アクセスしたら、画面右上の Connect をクリックしてウォレットを接続しましょう。 *Rabby Walletには対応していないのでご注意ください。 Walletを接続したら、以下のように Inbox と Explore で画面を選択することができます。 また、初回登録時はオススメのコンテンツクリエイターが画面右側に表示されるので定期購読を選択できます。 Explore では、以下のように表示されます。こちらの、一番上のコンテンツ記事をクリックしてみましょう。 記事をクリックしたら、記事単体の画面に移行します。こちらは、The Optimism Collectiveが発行している記事になります。 この記事自体は最後まで無料で読めますが、従来の雑誌などと同様に購入して自分のウォレットにNFTという形式で保有したい場合は、Mint ボタンを選択することで、当該コンテンツを購入できます。 上記の画面では、既に89名のユーザーがCollect(購入)したと表示されており、その内訳を以下のように見られるのもブロックチェーンの特徴の一つです。 例えば、事業会社の方がアプローチしたい潜在的な顧客がOptimismユーザーであった場合、このように購入したユーザーのウォレットアドレスを別途DeBankなどで閲覧することで、ユーザーの属性、好み、趣向などのデータを収集できます。 コンテンツの記事は、発行者が自由に決められる仕様になっており、コンテンツ料金、プラットフォーム手数料、ガス代の3つの費用をユーザーが払います。 今回の例として紹介している記事では、コンテンツ料金が0.001 ETH、プラットフォーム手数料が0.00069 ETH、そしてガス代が加わる形になります。 *Mirror上で取得したNFTはセカンダリ市場でも売買可能です。その際に発生する手数料も同様に0.00069ETHが発生します。 定期購読の設定方法 Mirrorでは、定期購読もできます。 Subscribeボタンを押した後、対象のウォレットアドレスとメールアドレスを紐づける作業が発生します。 下記のように、発行者がコンテンツを発行した際に通知を受け取れるようにメールアドレスを入力してください。 メールアドレス入力後、Continueボタンを押したら指定のメールアドレスに認証メールが届きます。 認証を完了させたら、Subscribeも完了します。 実際にSubscribeが完了したクリエーターのトップページに行くと、画面右上がSubscribedと表示されています。 コンテンツを発行する方だけに限らず、Defiユーザーなどにとっても役立つ情報がMirrorでは飛び交っています。 エアドロップに関する情報が発信されている場合もあるので、気になるコンテンツクリエイターは見逃さないようにSubscribeしておきましょう。 コンテンツの作成と発行方法 記事の作成方法 こちらでは基礎的なコンテンツの作成方法をご紹介します。 まずは、自身のウォレットをMirrorにConnectしてください。 その後、画面右上に + Createというボタンが表示されますので、そちらをクリックしてください。 そしたら、以下の記事作成ページが表示されます。 基本的な作りは、WordPressと同じです。WordPressで記事の作成経験がある方は問題なく作成いただけます。 初めて作成される方は、まずは上記画面のように「タイトル」と「本文」に入力してみてみましょう。直感的に記事コンテンツが作成できるかと思います。 執筆が完了したら、画面右上のPublishボタンをクリックします。 クリック後、発行する記事を無料にするか有料にするかを決められます。もし有料にしたい場合は、下記のように赤枠の所に希望の金額をETH単位で入力ください。 その後、Sign and Publish を押すと発行が完了します。 NFT販売ページの効果的な埋め込み方 NFTを作成し販売する際には、販売ページとMintページの作成が一般的です。 例えば、私達が昨年立ち上げた「自然災害復興支援NFTプロジェクト」の秋田県災害復興支援NFTでは、以下のように構成されていました。 NFT 紹介ページ : https://nft4recovery.my.canva.site/jp-001-akita NFT Mintページ : https://app.manifold.xyz/c/nft4recovery-001-akita 当該プロジェクト紹介記事 : https://crypto-times.jp/nft-for-recovery/ NFTミントページ以外を用意する主な目的は、ユーザーにプロジェクトについて詳しく知ってもらい、関心を持ってもらうことです。しかし、このアプローチには制作コストがかかり、費用対効果を慎重に検討する必要があります。 また、ユーザーに複数のサイトを遷移させる必要がありその分離脱率が高まります。 MirrorでのNFT販売ページ埋め込み Mirrorでは、販売するNFTを直接エントリーに埋め込めます。これにより、ウェブサイトを離れることなくNFTを展示でき、購入プロセスをよりタイトにできます。 以下は、Manifoldを利用したNFT埋め込みの手順です。今回は、上記のManifoldをページ内に埋め込みます。 上述したコンテンツ作成の際に、Blocks を選択して、NFT Embed を選択したら下記のウィンドウが出てくるので、右側を選択してください。 すると、下記のウィンドウが表示されます。 ManifoldのURLを入力します。 入力後、URLの内容が反映されたら上記の画面のように対象のNFTの画像が表示されます。 反映後、Create Blockが表示されたらクリックして完了です。 この埋め込み機能は、ウォレットに接続している読者を直接NFT販売ページへ誘導する効果的な手段です。これにより、新しいマネタイズ方法としてMirrorを活用できます。 まとめ:Mirrorの利点を活用する この記事では、ブロックチェーンベースの出版プラットフォーム、Mirrorの使い方を紹介しました。 Mirrorはコンテンツの永久保存、真正性保証、そして収益化の新しい手法を提供します。これらの特徴は、情報の配信だけでなく収集においても、Mirrorを有効な選択肢にします。また、当該プロジェクトはトークン発行がされていないことから、活用することによりエアドロップの期待もできるかもしれません。 情報の収集においても非常に優れたプラットフォームになりますので、ぜひ一度活用してみてください。
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2024/03/2630分毎に3回DAIが貰える?INTMAXのエアドロップキャンペーンでPlasma Nextを体験
[no_toc] ブラジルのEthereum開発者コミュニティを支援を目的に、INTMAXはETH Sambaのキースポンサーとなりました。それに伴い、2月にETH DenverでPlasma Nextを発表したINTMAXからPlasma Nextを体験できるエアドロップキャンペーンが開催中です。 Chance to win nanoMoney ! Plasma Next partners with @ethsamba to Empower Brazil's vibrant Ethereum developer community and introduce the nanoMoney. Click nanoMoney icon on https://t.co/3GYATpTzrJ and win between $0.000000001 and $100 in DAI! pic.twitter.com/Wn6H4NR4zE — Plasma Next (Intmax) (@intmaxIO) March 23, 2024 本キャンペーンは、日本在住の方々も参加できるキャンペーンになります。 開始前の注意点 今回のキャンペーンは、ユーザーがガスレス送信などの体験をするためのものです。実際のメインネットのローンチは2024年内を予定しています。 ETH Sambaのサイトで生成されたウォレットは一時的なものとして扱われます。 生成されたウォレットは、以下のいずれかの条件に該当する場合に消滅する可能性があるため、ご注意ください。 ブラウザのクッキーを削除した場合。 プライベートモードで開いたブラウザを閉じた場合。 ブラウザアプリを閉じた場合。 iOSでブラウザを使用していて、該当サイトに7日間アクセスしなかった場合。 これらの点を踏まえて、キャンペーンをお楽しみください。 $DAIを獲得するための手順 ETHSamba ( https://ethsamba.org )へアクセス。 画面左下の"Nano Money"をクリック。ウォレットが自動で生成されます。 "Airdrop"をクリック。 Twitterアカウントを連携。 *アカウントを連携しない場合、受け取れるDAIの数量は0.000000001に限られます。 "Receive Now"で0.000000001〜100 DAIをランダムで受取。 *受け取った$DAIは、0.01 DAIよりArbtirumの指定ウォレットへ送信することができます。 受け取ったDAIをArbitrumの指定ウォレットへ送信する方法 "Spend"→"Withdraw"で、受取先のアドレスを入力してArbitrumに送金。 送金手続き後、1時間ほどで指定のアドレスに届きます。 Plasma Nextとは "Plasma Next"は、Ethereumのスケーラビリティとプライバシーの課題を解決するために開発された、オープンソースの最新の技術です。元々、2017年にJoseph PoonとVitalik Buterinによって構想されたPlasmaを基にしていますが、Plasma Nextはその時の問題を克服し完成させた技術になります。 特に、Plasmaが抱えていた「時間拘束」の問題、つまり引き出し時に7日間の待機が必要だったことや、ユーザーがトランザクションを常に監視する必要があった点を改善しました 。この技術は、高度なゼロ知識証明とステートレスなアーキテクチャにより実現されています。この構造により、ユーザーはPlasmaチェーン上のトランザクションを常時監視する必要がなく、引き出しの際の長期待機も不要になりました。 また、非常に低いガス代が混雑時であっても常にキープすることが出来る点は、業界でも他に例がありません。これにより、Ethereumのセキュリティを持ちながら、トランザクション処理能力を大幅に向上させ、同時にユーザーのプライバシー保護もカバーしています。 Plasma Nextは、オープンソースとしてEthereumの拡張性とプライバシーの課題に対する実用的な解決策を提供し、ユーザーへこれまで以上に高速かつ安全なEthereumネットワークを利用する体験をもたらすことを目指しています。 SNS等:Website|X|GitHub|Docs
NFT
2024/03/14NFTの詐欺・盗難対策 -「Delegate」を活用して資産を守る方法
– 著者:Henry(@HenryWells1837) 先日、ビットコインが史上最高値を記録し、市場全体が昨年に比べて顕著な活気を見せています。このような強気市場の状況下では、様々なシーンで盛り上がりを見せる一方でトークンの貸し出しや流動性供給などのDeFi活動を対象としたハッキングやNFTがウォレットから盗まれるなどの事件も増加する傾向にあります。 前回の強気相場では、一般事業会社の参入というのは目立ちませんでしたが、今回の相場では多くの事業会社が参入することが予測されます。それに伴い、多くの法人で生成されるウォレットアドレス内に高単価のNFTが保有される可能性があるなかで、これらの資産を守るための対策方法が十分に共有されていないケースも考えられます。 本記事では、市場の活性化がもたらすリスクに焦点を当て、特にNFTを対象とした犯罪から資産を守るための対策として、分散型プロトコルDelegateの重要性について解説しました。Delegateプロトコルは、個人および法人がNFTを安全に保管しながら、その利用価値を最大限に引き出すための戦略的なツールとして注目されています。 リスク対策の基本 リスク管理には一般に四つの基本的なアプローチがあります。これらのアプローチをNFTの盗難や紛失リスクの観点から具体的に見ていきましょう。 回避 (Avoid) NFTを保持するウォレットが不特定多数のウェブサイトとの接続を避けることで、リスクを回避します。この方法では、安全性を高めるために、ウェブサイトへのアクセスを制限します。 低減 (Reduce) 複数のNFTを一つのウォレットに集約させずに、それらを複数のウォレットに分散させることで、リスクを低減します。これにより、一つのウォレットが攻撃を受けたとしても、全てのNFTが同時に失われるリスクを避けることができます。 受け入れ (Accept) 一部の低価値NFTに関しては、管理コストやリスク対策の労力を考慮して、その紛失を受け入れることも一つの戦略です。これは、リスクとコストのバランスをとるための現実的な選択肢となります。 移転 (Transfer) NFTを保有するウォレットから別のウォレットへの権限移転を行うことで、リスクを転嫁します。これにより、もし攻撃者が元のウォレットにアクセスしたとしても、直接NFTを盗むことができなくなります。 最も効果的な対策は「回避」と「移転」 NFTの盗難や紛失リスクに直接対処するためには、「回避」と「移転」が最も効果的なアプローチとなります。 特に「回避」は、ウェブサイトへのアクセス制限により実践が難しい場合があるため、リスク対策としての「移転」の適用が推奨されます。この戦略では、NFTの保護を強化しつつ、所有権の管理の柔軟性を保持することができます。 今回は、NFTの盗難や紛失リスクに対する「移転」戦略に焦点を当て、その具体的な方法と利点について詳しく解説します。 このアプローチにより、NFTの安全性を保ちながら、デジタル資産の管理と活用のバランスの最適化が可能になります。 ホットウォレットとコールドウォレット リスク対策の話になる前に、「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の違いについて復習しましょう。これらの詳細については、筆者が運営しているAir Drop Guide3.0を参照ください。 ウォレットには、オンラインでアクセス可能な「ホットウォレット」と、オフラインで保管される「コールドウォレット」の二種類があります。ホットウォレットはその利便性から日常的な取引に適していますが、セキュリティリスクも伴います。一方、コールドウォレットは物理的に隔離されているため、ハッキングのリスクが非常に低いです。 コールドウォレットへのNFT移転による対策 NFTの盗難を防ぐための一つの方法は、NFTをコールドウォレットに移動させることです。しかし、日常的に取引を行う場合には、ホットウォレットの利便性を犠牲にしなければなりません。ここで「Delegate」プロトコルの利用が有効な戦略となります。 Delegateプロトコルの概要 Delegateは、ユーザーがコールドウォレットに保管しているNFTの保有権限を、ホットウォレットに委任できるようにするプロトコルです。 これにより、NFTの安全性はコールドウォレットによって保護されつつ、ホットウォレットを通じた日常的な取引で利便性を損なわずにNFTを使用できます。現在は、約18万4千のウォレットアドレスがDelegateを利用しており、以下のプロジェクトなどで導入されてます。 Azuki Opensea Yuga Labs HV - MTL Manifold Phaver Collablandその他、公式ドキュメントを参照。https://docs.delegate.xyz/ 利用する前の注意点 当該プロジェクトは、コールドウォレットに自身のNFTを格納し、それに紐づいたホットウォレットで日々のトランザクションを実行することでNFTのハッキングリスクをゼロにできますが、例えばエアドロップの対象となるためには、そのプロジェクトがDelegateを導入していることが条件となります。 例えば、コールドウォレットに特定のNFTを保有、それに紐づいたホットウォレットでLayer 2の特定プロジェクトを利用し、その当該プロジェクトがトークン発行される際の条件がプロジェクトの利用とNFTの保有だったとしましょう。その場合、もしプロジェクト側がDelegateで紐づく2つのウォレットを判定対象としていたらエアドロップの対象となります。一方で、判定の対象外にしていたらエアドロップの対象などにはなりませんので、その点ご注意ください。 Delegateの活用事例 NFTを所有するユーザーは、Delegateを通じてコールドウォレットにNFTを保管しながらも、ホットウォレットを介して取引やその他の活動が行えます。これは、セキュリティと利便性のバランスを保ちながらNFTを管理する効果的な方法です。 Delegate の設定方法 https://delegate.xyz/ にアクセスします。( 先URLをコピペしてアクセスください。) ウォレットを接続します。 次に下記画像の赤枠部分の「Registry」を選択します。 ◇ ウォレットをDelegateする場合 赤枠のWalletを選択します。 委任する先のウォレットアドレスを入力します。 その後、トランザクションを実行して完了です。 重要 Delegateのトランザクションはクロスチェーンには対応していないため、異なるチェーン上での操作を行いたい場合は、各チェーンでDelegateの設定が必要です。 ◇NFTをDelegateする場合 NFTをDelegateする場合は、赤枠のAssetを選択します。 委任先のウォレットアドレスを入力。 対象のNFTのコントラクトアドレスを入力。 委任するNFTのToken IDを入力する。 トランザクションを実行。 その後、画面右上のウォレットアドレス ⇒ Profileをクリックします。 Registryの部分に、委任元のアドレスと委任先のアドレスが表示されていたらトランザクションは完了されています。 まとめ|リスク移転をすることでNFTを守る 本記事では、NFTを紛失 / 盗難から守るための4つのリスク対策とリスク対策の一つ「リスクの移転」を実現するためのDelegateについての概要と使い方を説明しました。相場全体が強気になると、市場参加者の資産を狙う悪意のある第三者が必ず出現します。 前回のブル相場と異なり、今回のブル相場では特定のNFTを保有していることが市場を立ち回るうえで一つの大事な要素となっています。大切な資産でもあるNFTを守るために、Delegate等のツールを駆使してリスク対策を図りましょう。 Delegate 公式リンク https://delegate.xyz/ https://docs.delegate.xyz/ https://twitter.com/delegatedotxyz
DeFi
2024/03/05仮想通貨エアドロップ戦略「Berachain」の概要や使い方を解説
– 著者:Henry(@HenryWells1837) 2024年には、多くの仮想通貨プロジェクトでエアドロップが行われることが期待されています。 最近では、$ALT、$STRK、$DYMといったプロジェクトで数千ドル規模のエアドロップが実施されました。これからは、既にメインネットをローンチしている様々なインフラ系プロジェクトからのエアドロップも期待されています。 今回は、その中でも少し謎めいた雰囲気を持っているBerachainの概要とエアドロップ獲得までのプロセスについてご紹介します。 Berachainとは Berachainは、Proof-of-Liquidityという新しいコンセンサスメカニズムを採用した高性能なEVM(Ethereum Virtual Machine)互換ブロックチェーンです。このコンセンサスメカニズムは、ネットワークのインセンティブを整合させ、Berachainのバリデーターとプロジェクトのエコシステム間に強いシナジーを生み出すことを目指しています。 また、EVM互換チェーンを構築するための高性能ブロックチェーンフレームワークであるPolaris上に構築されているBerachainは、CometBFTコンセンサスエンジンを基盤としています。BerachainはCosmos-SDK上に構築されたEVM互換のLayer-1ブロックチェーンであり、Ethereumのツーリング、オペレーションを全てサポートし、さらにProof-of-Liquidityといった追加機能を組み込んでいます。これにより「EVM-equivalent-plus」とも考えることができます。 Berachainの創設者 Berachainの創設者は以下の通りです。 Smokey The Bera https://twitter.com/SmokeyTheBera Homme https://twitter.com/homme0x Dev Bear https://twitter.com/itsdevbear Papa Bear ( アカウント不明 ) Berachainへの主な投資家 Berachainへの主な投資家は以下の通りです。 Polychain Capital Hack VC dao5 Tribe Capital Shima Capital CitizenX Robot Ventures Mustafa Al-Bassam - Celestia Co - Founder & CEO 昨年5月時に発表された資金調達の際には、すでに4.2億ドルの評価額を得ています。 Proof-of-Liquidity(PoL) Proof-of-Liquidity(PoL)は、流動性をシステマティックに構築し、ステークの集中化を解決し、プロトコルとバリデーターを整合させることを目的としたコンセンサスメカニズムです。PoLは、Proof of Stake(PoS)の概念を基にしており、PoSの一部の問題点を解決するために設計されています。 抑えておくべきトークンの種類 テストネットを行う上で抑えておくべきトークンは以下の3つになります。 ティッカー 種類 $BERA ガストークン $BGT ガバナンストークン $HONEY ステーブルコイン $BERAの概要と入手方法 BERAは、トランザクションのガス代を支払うために使用されるネットワークトークンです。テストネット上の$BERAは、Faucetページをより無料で入手できます。 $BGTの概要と入手方法 バリデーターとのステーキングを通じてネットワークを保護するために使用されるガバナンストークンです。このトークンは非転送可能であり、ネイティブBEXなどに流動性を預けることで取得できます。 $HONEYの概要と入手方法 1 USDCに近似することを目指すステーブルコインです。テストネット$HONEYトークンを入手するには、Berachainテストネットフォーセットを通じてテストネット$BERAを入手し、その後Honeyでミントします。 テストネットの追加とFaucetの請求方法 まずは、お使いのMetamaskにBerachainのテストネットを追加します。 Network Berachain Artio RPC URL https://artio.rpc.berachain.com/ Chain ID 80085 Currency Symbol BERA Block explorer URL https://artio.beratrail.io/ そして、以下のサイトよりテストネットトークンをfaucetします。 https://artio.faucet.berachain.com/ その他に、下記のサイトでもfaucetが可能です。 The Honey Jar Faucet : https://faucet.0xhoneyjar.xyz/ Quicknode Faucet : https://faucet.quicknode.com/berachain/artio *The Honey Jar Faucetの方では、Questを達成することでFaucetをすることが出来るようになります。 テストネットの実践 Berachainでは、現在多くのプロジェクトが開発されてきてますが、テストネット上では下記の5つを触ることで、最終的に「BGT」トークンを獲得することがエアドロップ獲得のための最終ゴールになるのではないかと筆者は考えています。 ◇注意点 Berachainのテストネット体験は、初心者にはやや難易度が高いかもしれません。 問題が発生した際は、公式のガイドなどを参考しながら問題解決に取り組みましょう。 Dapps一覧 プロジェクト名 プロジェクト概要 BEX DEX HONEY ネイティブステーブルコインの発行先 BEND レンディングプラットフォーム BERPS トレード BGT Station ガバナンス Beratrail Berachain専用のエクスプローラー BEX こちらのBEXでは、スワップと流動性供給が出来ます。 流動性の供給を行うことで、$BGTを獲得する事ができますが、まずはfaucetとした$BERAトークンを$STGUSDCにスワップしましょう。 公式サイト:https://artio.bex.berachain.com/ Honey こちらでは、$HONEYを発行することが出来ます。 先程のBEXで獲得した$STGUSDCの一部を$HONEYにしましょう。 公式サイト:https://artio.honey.berachain.com/ BEND こちらでは、Honeyで発行したステーブルコイン$HONEYを預け入れてBGTを獲得することができます。 公式サイト:https://artio.bend.berachain.com/ BERPS こちらでは、Valutより$HONEYをDepositすることで、$BGTを獲得することが出来ます。 公式サイト:https://artio.berps.berachain.com/ BGT Station 獲得した$BGTをバリデーターにデリゲートし、ガバナンス投票に参加します。 ここまでの一連の作業でテストネット上でのタックス刻みやガバナンスへの参加に貢献出来ます。エアドロップが、どのような判断基準で実施されるかは不明ではありますが新しいL1チェーンを体験する良い機会ではないでしょうか。 注意点として、直近の1ヶ月間で参加者が急増したことにより、ネットワークが大変込み合っています。また、1日にfaucet出来るトークンの数量も以前より減っているので、時間に余裕を持ちながら、焦らずに実施していきましょう。 公式サイト:https://artio.station.berachain.com/ エアドロップの対象が示唆されているNFTプロジェクト Berachainに関連する複数のNFTプロジェクトがあり、これらを保有することでエアドロップの対象となる可能性があります。 代表的なプロジェクトには、Bong Bears、The Boo Bears、Bit Bears by Berachain、The Band Bears、The Baby Bearsが含まれます。 プロジェクト名 フロア 発行数 Opensea Bong Bears 150 eth 101 https://opensea.io/collection/bongbears/activity The Boo Bears 33 eth 271 https://opensea.io/collection/boo-bears Bit Bears by Berachain 5.18 eth 2,355 https://opensea.io/collection/berachain-bit-bears The Band Bears 8.39 eth 1,175 https://opensea.io/collection/the-band-bears The Baby Bears 15.5 571 https://opensea.io/collection/the-baby-bears この中の、Bong Bearsの推移を見てみましょう。 こちらのBong Bearsは、最後の取引成立が約2ヶ月前となっております。フロアプライスは150 ethですが、昨年は40 - 60 ethで売買されておりました。 こちらのプロジェクトがBerachain 上の最初のNFTコレクションとなっており、2021年の8月に共同創設者たちにより展開されたプロジェクトになります。そのため、特にこのNFTを保有することで、エアドロップの対象になることが期待されています。 その他のプロジェクトの価格推移も見てみましょう。 こちらは、Bit Bears By Berachain の価格推移です。 こちらは、The Band Bears の価格推移です。 いずれのNFTもBerachainから発行されており、直近の数カ月間で急激な上昇を見せています。 その他にもBerachainに関連しているNFTは複数存在しており、保有することで何かしらのエアドロップ対象となる可能性があります。 まとめ 本稿ではBerachainのエアドロップを獲得するためのステップバイステップとして、Berachainの概要、トークン、各プロジェクト、そして保有することでエアドロップ対象となることが示唆されているプロジェクトの紹介をしました。 再度の注意となりますが、上記はあくまでもエアドロップ獲得可能性を上げるための一案にしか無く、獲得を保証するものではありません。 よりBerachain及びBerachainについて知りたい方は、各公式TwitterやDiscordを注目ください。 オマケ - Berachainは求人中です Berachainでは現在、様々な職種で求人を募集中です。 リモートで働けるポジションもあります。 https://careers.berachain.com/ ミニマムの年収が80K ( = 約¥12,000,000 ) から150K ( = 約¥22,500,000 )と魅力的な数字ですね。興味のある方は詳細を確認してみてください。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
ウォレット
2024/02/29仮想通貨ウォレットの活用術、ビジネスから日常生活まで|Intmaxの利用事例も紹介
– 著者:Henry(@HenryWells1837) 以前の記事では、コンサルティングの視点から「給与管理」に焦点を当て、SablierとHedgeyを紹介しました。今回の焦点は、「ウォレット」に移ります。デジタル経済が急速に進化する中、ビジネス決済と資金の流動性を簡単かつ安全に管理する方法がより一層重要になっています。 本稿では、筆者が個人的に利用し、ビジネスの決済や資金の現金化において、その簡便性と安全性から信頼を置いているウォレットサービスをご紹介したいと思います。ブロックチェーン技術を基盤とした最新のウォレットソリューション、Intmax Walletを例に、ビジネスプロセスの効率化と運用コストの削減だけでなく、私たちの日常生活における新たな便利さと可能性をどのように実現できるのかを探ります。 関連記事:給与支払いの新時代|ブロックチェーン活用でプロセスを最適化 前提知識 コールドウォレット ( ハードウェアウォレット ):例. Ledger ホットウォレット : 例. Metamask等で生成されるウォレット シードフレーズ:12、18、あるいは24個の単語からなる一連の単語でウォレットを作成する度に生成されます。 秘密鍵:暗号資産の所有権とその資産を移動する権利を証明するためのものです。 生体認証:生体認証とは指紋や顔などのデータを使って認証を行うことを指します。Intmax Walletでは、ログインや取引の際の認証に使うことで、より高いセキュリティが保ちます。 MPC:MPCとは、Multi Party Computationの略です。複数の計算機が協力して、互いに信頼しなくても共通の結果を導き出せる暗号技術です。この技術は、最近の進歩により実用化が進み、INTMAXのWalletless Walletに応用されています。これにより、アプリやブラウザ拡張機能をインストールすることなく、簡単にセットアップできます。 リンク送金:リンク送金機能はIntmax Walletが提供する機能で、ウォレットアドレスを使わずにリンクを通じて暗号通貨を送金できます。この機能では、SNSアカウント名を指定してトークンを送ることが可能で、トークンの引き出しにはワンタイムキーとSNS認証の二重認証が必要です。これにより、スマートコントラクトが認証を検証し、リンクとSNSを介した送金の安全性を確保します。 ウォレットの基本 ウォレットは、ソフトウェアウォレットとハードウェアウォレットの2種類に大別されます。これらの違いは、秘密鍵の生成と保管方法にあります。 ホットウォレット: 秘密鍵の生成と保存がオンラインで行われます。 コールドウォレット: 両方ともオフラインで行われます。 下記が、両ウォレットの特性を比較した図になります。 特性 ホットウォレット コールドウォレット 秘密鍵の生成 オンライン オフライン 秘密鍵の保存先 オンライン オフライン 利便性 高い 中~高 安全性 中 高 使いやすさ 日常的な使用に便利 高いセキュリティが求められる取引に適している モバイルアクセス 可能 制限あり 上記の図のとおり日常的に資産の紛失リスクを回避または低減するには、両タイプのウォレットを適切に使い分けることが必要不可欠です。 例えば、Delegate ( https://twitter.com/delegatedotxyz )といったサービスを用いて、ハードウェアウォレットに保管されたNFT(例:BAYC)をホットウォレットに紐づけ、トランザクションの承認や実行を簡易化するユーザーもいます。 特にマーケット相場が良好な時期には、NFTが不正に引き出される事象も頻繁に発生するため、ウォレットの使い分けが非常に重要となります。 ビジネス上でのモバイル端末を用いたウォレット利用シナリオ ハードウェアウォレットとホットウォレットを連携させても、モバイル端末にウォレットを保有することは、ビジネス運営における利便性を高める一方で、資産紛失のリスクが存在します。 特に、請求費用の受取、小口現金決済、経費精算など、ビジネスでのウォレット使用には、高い安全性と同時に利便性も求められます。 ここでは、モバイルウォレットをビジネス上で活用する主なシナリオを紹介します。 売上の受取と管理 売上請求プロセス:売上の受領から取引所への送金、そして現金化までの一連の流れをモバイル端末で完結させることができます。これにより、ビジネスの現金流管理を迅速に行えます。 売上請求 → 売上をホットウォレットで受取 → 取引所へ送金 → 現金 経費の即時処理 経費管理プロセス:コールドウォレットからホットウォレットへと経費用の金額を移動し、社員の経費請求に即座に応えることが可能になります。このプロセスの効率化は、経理作業の時間短縮と社員満足度の向上をもたらします。 経費用の一定金額をコールドウォレットから送る → 経費をホットウォレットで受取 → 各社員より請求があれば送る 給与の受取と即時運用 給与管理プロセス:給与の受取からその一部を投資や運用に回すまでの操作をモバイル端末上で行うことが可能です。これにより、従業員はより柔軟に自身の資金を管理できるようになります。 給与をホットウォレットで受取 →ホットウォレットで給与の一部を運用 ハードウェアウォレットと同等の安全性を持ちつつ、ホットウォレットの利便性に匹敵するウォレットは、フリーランサーや法人の経理担当者にとって理想的です。 ビジネス用途に最適な「Intmax Wallet」とは Intmax Walletは、生体認証と最新の暗号技術、MPCを駆使したウォレットであり、シードフレーズの必要がなく、生体認証だけでトランザクションの承認が可能です。 現在こちらのウォレットは、Ethereum、Arbitrum、Optimism、Polygonに対応しており、ビジネス用途に最適です。 設定と使い方 事前準備 Google アカウント Intmax Walletでは、ウォレット生成時に発行されるバックアップキーがGoogle Driveに保存さます。 初めてウォレットアドレスを作成する際は、Googleアカウントを使用しましょう。 1Password ( 強く推奨 )パスワードの使い回しを防ぐためにGoogleアカウントなどのパスワード管理には1Passwordを利用しましょう。 14日間無料体験可能です。https://1password.com/ *URLをコピーをし直接ブラウザにペーストしてください 設定方法 公式マニュアルをご確認ください。 上記の、画像の様にステップバイステップで設定方法が解説されています。 Intmax Walletを活用したビジネスプロセスの最適化 | 活用シナリオ Intmax Walletの柔軟性とセキュリティは、ビジネスや個人の金融活動における多様なニーズに対応します。以下は、特にIntmax Walletの活躍が想定されるシナリオです。 「報酬の受取から取引所への現金化」 コミュニティのモデレーターがUSDCで報酬を受け取る際、Intmax Walletを使用することで、PCやハードウェアウォレット不要で、モバイル端末から直接取引所に送金し、円や他の通貨への換金をシームレスに行えます。この流れは、特にリモートワークやフリーランスの業務において、報酬の受取と利用の手間を大幅に削減します。 「経費や小口決済処理の効率化」 Intmax Walletには、あらかじめ取引所から経費用のUSDCを送金しておくことができます。社員からの経費精算申請があった際に、従来の翌月払いシステムとは異なり、リアルタイムでの送金が可能です。これにより、経費管理がより柔軟かつ迅速になり、働きやすい環境づくりに貢献します。 「報酬の受取と運用」 例えば、Arbitrumを通じて毎月3,000USDCの報酬をIntmax Walletで受け取る場合、この報酬から、1,500USDCを現金化し、残りの1,500USDCを以下のようにウォレット上で運用する事が可能です: 500USDCをウォレット内のスワップ機能を利用してBTCに変換。 同じく500USDCをETHに変換。 300USDCをAAVEなどのプロトコルに預け、手数料収入を得る。 200USDCをエアドロップを狙い、ガバナンストークンが未発行のプロジェクトへの投資に使用。 これらの操作をハードウェアウォレットなしで、かつシームレスに実行できることが、Intmax Walletの大きな魅力となっています。 リンク送金機能の紹介 最後に、Intmax Walletの「リンク送金機能」についてご紹介します。 これは、従来のウォレットアドレスではなく、SNSのアカウントを通じて暗号資産を送受信できる機能です。 この機能ではSNSアカウント名を指定してトークンを送ることが可能で、トークンの引き出しにはワンタイムキーとSNS認証の二重認証が必要です。これにより、スマートコントラクトが認証を検証し、リンクとSNSを介した送金の安全性を確保します。 コミュニティ内でのリワード配布やgiveawayの際に、簡単かつ便利に活用いただけます。また、ウォレットアドレスを管理する手間を省き、ブロックチェーン技術に不慣れな人でも簡単に暗号資産の送受信を体験できるようになります。 日本では暗号資産が日常生活に完全には浸透していませんが、Intmaxのチームが活動しているナイジェリアのような国では海外からの仕事でUSDCを受け取り、それを現地通貨に換えるというケースが増えてきています。特にナイジェリアでは、外国為替の変動が激しくP2P決済を利用することでより良いレートで換金できる場合が多いです。このような環境ではウォレットと取引所が生活に密接に関わるようになり、リンク送金機能のような簡便でシームレスな利用が特に重要になります。 今後の期待 本稿を通じて「ブロックチェーンの技術で開発されたサービスの企業導入」が従来のコスト削減や経営効率化に貢献するか、というコンサルティングの視点から、その触りとしてIntmax Walletの利用法とその利点について述べてきました。 このような機能拡張によってウォレットの使用範囲が広がり、ビジネスだけでなく個人の日常生活においてもより多くの便利さと機会を提供することが期待されます。是非、これらの機能を活用して新しいデジタル経済の可能性を探ってみてください。 公式LINK INTMAX Website:https://intmax.io/ Discord: https://discord.gg/aPb3DE6K Twitter:https://twitter.com/intmaxIO Medium:https://medium.com/@intmax LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/intmax/ Github:https://github.com/InternetMaximalism INTMAX Walletless Wallet :https://wallet.intmax.io/ ※INTMAX Walletless Walletへアクセスする際は必ずURLをコピーをし直接ブラウザにペーストしてください。
特集・コラム
2024/02/19給与支払いの新時代|より広範なチェーンサポートを持つ「Hedgey」の概要と使い方
– 著者:Henry(@HenryWells1837) 以前の記事では、新しい給与の支払い方法として分散型資産ストリーミングプロトコルのSablier Financeをご紹介しました。今回は、その競合である「Hedgey」に焦点を当てます。 Hedgeyは、従来の総務や経理部門で発生していた人的コストを大幅に削減するポテンシャルを持っているプロジェクトです。 実際の導入事例や使い方と共にHedgeyついて紹介していきます。 Hedgeyとは? Hedgeyは、Sablier Financeと同様にトークンの配布を自動化できる分散型プロトコルです。 このプラットフォームは、Celo、Gitcoin、Gnosis、Shapeshift、Index Coop、Collablandなどの著名なチームと協力して開発を進めており、トークンの配布を効果的かつ柔軟にすることが可能です。 主なオンチェーン機能 Token Vesting Investor Lockups Automated Token Grant Payouts Token Streams Community Token Drops Periodic Token Distributions General Token Time - Locks これらの機能は完全にオンチェーンベースで行われ、発行から管理までのプロセスをシンプル化します。 また、Hedgeyの対応チェーン数は26となっており、Sablierの対応チェーン10と比較して2倍以上多いことも注目すべき点です。テストネットに関しても、Hedgeyは3チェーン、Sablierは1チェーンと非常に柔軟に対応しています。 トークンの給与払いについて Sablierと同様にHedgeyでも日時なども含めた様々な詳細設定を決めた上で配布が可能で、最大で50,000人に配布をすることができます。 トークンのべスティングについて Hedgeyによるベスティングプランは、従来のベスティング方式を踏襲しており、クリフ、*遡及的開始日、柔軟なベスティングスケジュールを含むオンチェーン上での運用となります。Sablierと同様に、発行者や管理者による取り消しも可能です。 さらに、線形や周期的なアンロック戦略、オプションでのオンチェーンガバナンス投票や委任権などの機能も備えており、無料で利用することが可能です。 *遡及的開始日について:Web3プロジェクトで働く場合、プロジェクトに貢献を開始した日付よりも後にトークン配布のベスティング計画が作成されるケースが多々存在します。その際、ベスティングの開始日をプロジェクトへの貢献開始日(遡及的開始日)に前倒しにする方式が取られることがあります。 トークングラントの特徴 グラント機能では、ベスティング機能と同様に、線形や周期的な配布、取り消し可能または不可能なオプション、転送可能性の設定など、高度にカスタマイズ可能です。 Hedgeyの実際の導入事例 Celo財団への導入 「Hedgeyの最大の魅力は、人事部門が以前は財務部門が行っていた多くの作業を自分たちで処理できるようになる点です。直感的なUIとSafeとの緊密な統合により、私たちのチームはより少ない労力で、より多くのことを、より良く、より速く行うことができます。」 - Thomas Kwon:Celo Foundation Celo財団では、以前はオフチェーンでのベスティングを行っていましたが、効率化を図るためにオンチェーンのベスティングに移行し、その際Hedgeyを採用しました。Celo財団の前CFOであるThomas Kwan氏は、従来の財務担当者が行っていた作業を大幅に削減できたと述べています。 $PLUGのエアドロップ Genesis airdrop allocates 33% to the community, including: • 15% to Honeycomb holders • 2.5% to Ooga Booga Ticket holders • 6.6% to @ApiologyDAO seat holders from @mijanidao acquisition • and other criteria Check your wallet and claim here: https://t.co/CREjKaM9CU — the honey jar 🍯 (@0xhoneyjar) February 14, 2024 Bera Chain上でのローンチを予定しているBera Plugからの$PLUG配布は、対象ユーザーがHedgey経由でトークンをクレームできるように行われました。 Nile Exchange への導入 Welcoming @NileExchange to Hedgey! Nile is building the native liquidity layer on @LineaBuild and uses Hedgey for their team token vesting. Great to have you on board🐊 pic.twitter.com/WJRWyAIh0Q — Hedgey 🦔 (@hedgeyfinance) January 26, 2024 Nile Exchangeでは、チームメンバーへのトークンのベスティングにHedgeyを導入しました。 Hedgeyの使い方 それでは、実際にHedgeyを使ってみましょう。 【ケーススタディ】 株式会社Xは、新規プロジェクトを立ち上げることになり、本日付で海外で活動しているフリーランスのコンサルタントBobさんと3ヶ月間の戦略アドバイザー契約を結びました。 報酬条件は、以下の通りです。 ♢契約条件 3ヶ月間の合計報酬額は300 $LION (テストネットトークン)。 支払いスパンは1ヶ月に1回。 契約日にトークンによる報酬のトランザクション履歴を送付する必要がある。 今回の記事ではSepoliaテストネットを利用していますが、こちらのテストネットではSepolia ethを配布することが出来ません。 もし実際に使用する場合は、OptimismやAbitrumなどのガス代が安価なメインネットチェーンを活用ください。 Hedgeyへアクセスします ( https://app.hedgey.finance/vesting )。 実際に使用する「ネットワーク」を選択してください。 次に、画面左上に対象ネットワークのトークンが表示されていることを確認してください。 Token - 配布するトークンを選択します。今回は、専用のテストネットトークンの$LIONを使用します。 Unlock frequency - 今回は、定期的に配布するので "Periodic" を選択します。 Unlock Period Schedule - 毎月配布するので、"Monthly" を選択します。 Vesting Term - 3ヶ月にかけて配布するので、"3"と入力します。 Cliff - こちらは0になります。 *ここまでの選択と入力が終わったら画面下へスクロールすると下記のPlan Summaryが表示されるので、配布スケジュールを確認しましょう。 6. 上記の選択と入力が終わったら、"Next : Administration"をクリックします。 Administrationの設定を行います。今回は、テストネットトーンのため、"Allow on-chain governance"が選択できませんが、ガバナンスを実施しているトークンの場合、こちらを選択することで配布期間中もガバナンスに参加することができます。 また "Vesting admin Address"では、アドミンのウォレットアドレスを決めることで、そのアドレスがトランザクションを途中で中止することなどもできます。Sablierよりも、より詳細に設定することができます。 これらの設定が完了したら、"Next : Details"をクリックします。 Recipient Address - 受取人のウォレットアドレスを入力します。 Amount of tokens - 配布するトークンの合計数量を入力します。 Vesting Start date - 配布開始日を選択します。 Plan Summaryを確認します。 今回の配布スケジュールでは、2024年5月18日に配布が完了します。 内容を確認して、チェックボックスにチェックマークを入れてConfirmします。 配布トークンのApproveを実行します。 Approveが完了したら、Distributeをクリックしトランザクションを実行します。 トランザクションが完了したら上記の画面になります。こちらで完了です。 トランザクションが無事完了した後、Etherscanなどのリンクを受取人に共有しても良いかもしれません。 上記は、受取人のウォレットアドレスでHedgeyにアクセスした際の画面です。Received Vesting Plansに、配布したトークンについて反映されています。 HedgeyとSablier、どちらを選ぶべきか? HedgeyとSablierのどちらを選ぶかは、プロジェクトのニーズによって異なります。 5人のような少数人へトークン配布を行う場合、どちらを使用しても大きな差はありません。 より多くのチェーンをサポートする必要がある場合は、Hedgeyが良いかと思います。 もし利用したいチェーンがどちらでも対応している場合はまずはテストネットで両方試していただき、「操作性」や「UI」などから各自にとって使いやすいものを選んでいただくのが良いのではないでしょうか。 まとめ:Hedgeyの導入による最先端の給与支払い 本記事では、Hedgeyの概要及び使い方について説明しました。HedgeyやSablierの出現により、従来の総務や経理部門で発生していた人的コストを大幅に削減することが可能になりました。 削減されたコストは、新たな事業への投資や従業員の福利厚生の向上など、さまざまな形で再投資することができ、新しい組織構造の創出へもつながるのではないでしょうか。 新しい技術ツールの導入により、従業員との関係性の再定義や組織内の再構築が期待されます。 Hedgey 公式リンク HP:https://app.hedgey.finance/ X(旧Twitter):https://twitter.com/hedgeyfinance Discord:https://discord.com/invite/TtGMrSybNe Doc:https://hedgey.gitbook.io/hedgey-community-docs/
特集・コラム
2024/02/13Celestia/$TIAのステーキング、購入方法を解説|次なるエアドロップ獲得目指す
– 著者:Henry(@HenryWells1837) 2024年2月時点で時価総額4,800億円以上となるモジュラー型ブロックチェーンプロジェクトCelestiaでは、$TIAトークンのステーキングが行えます。 先日、エアドロップが実施されたDymensionでは、$TIAのステーカーを対象に記事執筆時215億円分の$DYMトークンが割り当てられました。 本記事では$TIAをステーキングしてエアドロップを獲得したい初心者向けに、$TIAの入手方法からステーキングまでのプロセスを紹介します。 Celestiaの概要 [caption id="attachment_106533" align="aligncenter" width="641"] Celestia[/caption] Celestiaは、モジュラー型のコンセンサスとデータネットワークを備え、最小限のオーバーヘッドで独自のブロックチェーンを容易にデプロイできる設計が施されたプロジェクトです。 ステーキングに基づくこのネットワークでは、ユーザーはバリデーターに委任することでネットワークを保護し、報酬の一部を受け取ることができます。 $TIAのステーキング基本情報 最小ステーキング額は1 TIA、ウォームアップ期間はありません。アンボンディング期間(ステーキングが解除できるまでの期間)は21日間です。 エアドロップの獲得を目指したい場合は、目安として最低25$TIAをステーキングしてみましょう。確実に獲得したい場合は、50$TIAを推奨いたします。 $TIAのステーキング方法 [caption id="attachment_106538" align="aligncenter" width="646"] 出典元: CryptoFX / Shutterstock.com[/caption] $TIAを入手する 現在、$TIAは国内取引所では入手できません。そのため、国内取引所で$ATOMを入手し、IBC Transferを利用してCelestiaに送信します。$ATOMの購入は、GMOコインで可能です。 *上記以外の方法として国内取引所で$ETHなどを購入後、$TIAを取り扱っている海外取引所に送金して購入する方法もありますがここでは省略します。 ウォレットをインストール $ATOMを取引所で入手したら、次に「Leap Wallet」のインストールを行います。*今回はGoogle Chromeからのインストール方法を紹介 Chromeのウェブストアへアクセスして「Leap Cosmos Wallet」と検索してください。表示された画面で「Chromeに追加」を選択し、インストールを完了させます。 追加が完了したら、「Create New Wallet」を選択してください。 3. 12語のシードフレーズが表示されます。こちらをメモ用紙に控えておき、その後、確認の入力作業を行った上でウォレットのパスワードを決めてください。 4. パスワードの設定が完了したら、ウォレットの作成は完了です。完了後は、下記の画面に移動します。 $ATOMを送信する 取引所で購入した$ATOMを送信します。受け取りアドレスは上記のLeapウォレット作成後に表示された画面の「Receive Assets」をクリックしてください。下記のように、ウォレットアドレス及びQRコードが表示されます。 取引所より上記のアドレスを入力して送信します。送信が完了したらLeap ウォレットに送信した$ATOMが反映されていることを確認してください。 $TIAへSwap(交換)する $ATOMの受け取りが確認できたら、次に$TIAへSwapを行います。画面左下の「Swap」を選択してください。 「Swap」をクリックしたら、下記の画面に変更されます。 こちらは「IBC Swaps」と言い、Swapに加えて他チェーンへトークンを移動させる機能を併せ持っています。 送り元 : Cosmos Hub 送信先 : Celestia 上記の選択が終了したら、$TIAにSwapする枚数を入力します。送り元のCosmos Hubにある全ての$ATOMを$TIAにSwapしないように注意ください。 「Review」ボタンを押したら、画面が切り替わります。数量に間違いがなければ「Proceed」をクリックしてください。時間帯にもよりますが、5分以内には完了します。 $TIAをステーキングする Swapが完了したら、次はSwapした$TIAのステーキングです。下記画面の、赤枠部分を選択ください。こちらの「Stake」という部分をクリックします。 クリックしたら、下記の画面に切り替わります。下記の画面のように、ネットワークの選択 ⇒ バリデータの選択 ⇒ ステーキングする枚数を入力してトランザクションを実行してください。これで、ステーキングが完了です。 まとめ 以上が、Celestiaの$TIAトークンをステーキングするための基本的なガイドでした。 紹介したプロセスを通じて$TIAの購入からステーキングに至るまでの一連の流れを体験し、エアドロップ獲得を目指してみてはいかがでしょうか。 $TIAのステーカーは今後も複数のプロジェクトのエアドロップの対象となる可能性があります。下記の記事も是非参考にしてみてください。 仮想通貨$TIAでエアドロップ獲得を狙う|期待プロジェクトを紹介 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)