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2026/06/12仮想通貨運用をAIに任せる時代、本格到来か|コインベースが新製品
米仮想通貨取引所大手のCoinbase(コインベース)はAIエージェントがユーザーの口座に直接接続し、仮想通貨の取引やポートフォリオ管理、決済を自律的に実行できる新プロダクト「Coinbase for Agents」を発表しました。 Meet Coinbase for Agents. Give your agent its own account to: → Execute trades & manage your portfolio → Run autonomously under guardrails → Pay for data & research tools via x402 (coming next week) Agentic finance is here, and it's powered by Coinbase. pic.twitter.com/DK220fko0z — Coinbase 🛡️ (@coinbase) June 11, 2026 この機能はChatGPTやClaudeなどのAIアシスタントを容易に統合できるMCP(Model Context Protocol)と、開発者のターミナル環境(Hermes AgentやOpenClawなど)向けのCLIの2つの形式で提供されています。 関連記事 ChatGPTに送金やスワップを依頼可能に|Baseが新機能「Base MCP」発表 グーグルもマスターカードも参入、AI決済の「承認の委任」競争 アプリ終焉?AIエージェント時代のブロックチェーンの役割とは 同社のAIプロダクト責任者であるLincoln Murr氏が「人々がインターネットと関わる主要な手段はアプリからエージェントへと移行しつつある」と語る通り、AIは単なる情報提供から実際の経済活動を担う段階に入りつつあります。 今回公開されたCoinbaseの新プロダクトにおいて、AIエージェントは指定された目標比率に向けた自動リバランスや資金効率の最大化に向けた24時間体制の監視をユーザーに代わって実行。現在は現物取引とデリバティブ取引に対応しており、今後は株式や予測市場、インデックスファンドへの拡大も予定されています。 AIの自律的な動作を安全に管理するため、初期段階から厳格なコントロール機能が組み込まれている点も特徴です。現在はエージェントをメイン口座から隔離された独自のポートフォリオ内で運用し、ユーザーが明示的に許可した資産のみを操作させることが可能であり、KYT(顧客取引リスク認証)などのコンプライアンス要件も標準で適用。さらに近日中には、取引規模や支出可能額の上限を指定する詳細なルール設定機能が追加される見込みです。 市場データやリサーチツールをAI自身が購入できるようにするマシン間決済プロトコル「x402」への対応もまもなく予定されており、実装されればBaseおよびSolanaネットワークでの決済が可能になります。 AIエージェント決済テーマが業界横断で本格化 AIエージェントが「人間の代わりに支払う= エージェント決済」というテーマはすでに業界全体で本格化しています。Coinbase傘下のL2「Base」は5月にChatGPTから直接送金・スワップが依頼できる「Base MCP」を発表し、ユーザーがChatGPTに対話形式で取引を依頼するワークフローを実装しました。 伝統金融側ではGoogleとMastercardが「AI決済における承認の委任」をめぐる枠組み競争を進めています。 「自律実行」が抱える構造的リスク AIエージェントが仮想通貨を自律的に動かす仕組みには新しいタイプのリスクが伴います。AIエージェントがDeFiプロトコルを操作する場合、人間とは異なる速度・規模でハッキングや誤動作のリスクが伝播する「セキュリティの非対称性」が指摘されてきました。プロンプトインジェクション攻撃、誤った市場データへの過剰反応、複数エージェントの相互作用による予期しない値動きなど、人間の運用では発生しなかった攻撃面が登場します。 AI特有の予期せぬ挙動に対する懸念が存在するなかCoinbaseが提示する運用環境は、AIエージェントが実社会の経済圏に本格参入するための重要な試金石となる可能性があります。 記事ソース:Coinbase

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2026/06/11【今日の仮想通貨ニュース】AI株とBTCが連動する理由。テザーがロボット企業に2240億円出資
6月11日、ビットコイン(BTC)の価格は1004万円前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約26.4万円、ソラナ(SOL)は約1.04万円で取引されています。世界の暗号資産時価総額は358兆円で、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は約58.9%となっています。 Bitcoin price by TradingView 本日の注目ニュース AI株とBTCが連動する理由 2026年に主要株式市場で最高のパフォーマンスを記録していた韓国のKOSPI指数が、過去最大級の下落に見舞われた後、ほぼ同じ速さで反発しました。この伝統的金融の動きにビットコインが連動したことが注目を集めています。 AI株と仮想通貨はなぜ一緒に落ちる?韓国KOSPI暴落が示す構図 テザー、ロボット企業NEURAに投資 世界最大のステーブルコインUSDTを手がけるテザー(Tether)が、ドイツのヒューマノイドロボット企業NEURA Roboticsへの最大14億ドル(約2240億円)の資金調達ラウンドを主導したと発表しました。 これはフィジカルAI(物理空間で動くAI)およびヒューマノイドロボット分野で記録された中でも最大級の民間投資ラウンドの一つとされています。 USDT発行のテザー、ロボット企業に最大2240億円出資|狙いは決済 ビットコインが6.2万ドル回復 ビットコインが米消費者物価指数(CPI)の発表を受けて6万2,000ドルを上回りました。市場が懸念していたほどインフレが過熱しなかったことで、トレーダーは6万ドルというより深い水準の試しから一歩退く余地を得た形です。 ビットコインが6.2万ドル回復、CPI警戒和らぐ|だが利上げ論争は決着せず?

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2026/06/11SpaceXが仮想通貨市場を壊す?ビットコイン売りでIPO資金を捻出か
イーロン・マスク氏率いるSpaceXの新規株式公開(IPO)が仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性が指摘されています。一部のアナリストはスペースXのIPO、将来的なOpenAIやアンソロピックのIPOが、ビットコインやイーサリアムを最近押し下げた仮想通貨市場の調整の一因になった可能性があると見ています。 I don’t think Bitcoin is selling off because of MSTR I think it’s being tapped to fund the market’s upcoming hot ball of money trades: SpaceX, Anthropic, whatever else everyone suddenly “has to own” This means in the future, the correlation breakdown will itself become the fuel https://t.co/MR7rICpOtw — Jeff Park (@dgt10011) June 4, 2026 ビットワイズのアドバイザーであるジェフ・パーク氏は、ビットコインが市場の次の「ホットマネー」の取引、つまりスペースXやアンソロピックなどへの資金供給に使われていると指摘しました。 資金ローテーションの可能性とは別に、スペースXの株式は公開取引が始まる前から仮想通貨市場で大きな取引活動を生み出しています。スペースXに連動するようなIPO前の無期限先物は、投資家が公開市場に達する前の非公開企業について見解を表明できる「新たな価値発見の場」として台頭しています。 またBitgetがトークン化プラットフォーム「xStocks」を通じて提供したスペースXのトークン化IPO申し込みが、当初の300万ドルの割り当てから1,300万ドルへと需要急増で拡大し、申し込み超過となっています。米国外の投資家にとって米上場株の購入は困難な場合が多く、自己管理型ウォレットが資本市場へのアクセス手段になりつつあるとの指摘もあります。 クラーケンやBybit、ロビンフッドなども関連商品を提供しており、伝統的なIPOと仮想通貨市場の結びつきが一段と深まりそうです。 記事ソース:資料

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2026/06/11仮想通貨市場の次のトレンドはどこ?BTC以外の2テーマに注目集まる
金融アドバイザーの関心がビットコインよりもステーブルコインやトークン化(資産のブロックチェーン化)へと移っていると、ビットワイズ(Bitwise)の最高投資責任者(CIO)マット・ホーガン氏が指摘しました。ホーガン氏はアドバイザーのチームと話すなかで、弱気相場にもかかわらず仮想通貨への関心は依然高いものの、その注目がビットコイン以外へ広がりつつあるという2つのテーマが浮かんだとしています。 ホーガン氏は自身は6万ドル超という現在のビットコイン価格を長期投資家にとって「非常に魅力的」と捉え、ビットコインが過去の弱気相場から仮想通貨を牽引してきた歴史にも触れています。それでもアドバイザーは、決済や資本市場で採用が進むステーブルコインやトークン化といった実用面により強い関心を示したとされています。 その理由は二つあるとホーガン氏は分析。一つは、法定通貨の価値下落を見越した取引が投資家の関心から後退しており、その例として金が過去最高値より約20%低い水準で取引されている点を挙げました。同時に、ステーブルコインとトークン化が業界の議論の中心に移り、米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長、ゴールドマン・サックスのデイビッド・ソロモンCEO、ブラックロックのラリー・フィンクCEOといった人物が頻繁にこれらのテーマを語っていることも背景にあるとしています。 ホーガン氏は市場低迷にもかかわらずアドバイザーが仮想通貨への関心を保っている点を、業界の次の成長局面に向けた前向きな兆候と見ています。同氏によれば、過去の大きな強気相場はいずれも新たな商品と新たな投資家層の組み合わせによって生まれてきました。2014年の弱気相場後のイーサリアム登場と初期の個人投資家、2018年後のDeFiサマーとコロナ禍の個人投資家、2022年のFTX破綻後の現物ビットコインETFと機関投資家などを例に挙げています。 今後についてはステーブルコインやトークン化、無期限先物といった実用的な商品が次の起爆剤になり得るとしつつ、持続的な回復には新たな投資家の波も必要だと述べました。最大の希望は、依然として仮想通貨へのアクセスに障壁を抱える金融アドバイザーや機関投資家だとしています。 記事ソース:資料

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2026/06/11ソラナ系DEXから2.1億円が流出、廃止済みの旧プール狙われる
ソラナ基盤の分散型取引所Raydiumが、134万ドル超(約2.1億円)が盗まれるエクスプロイト(脆弱性を突いた攻撃)に見舞われました。被害を受けたのは、同社の旧バージョンの自動マーケットメイカー(AMM)プログラムに属するすでに廃止された5つの流動性プールです。 Raydium is aware of an exploit involving unauthorized removal of liquidity from its legacy AMM V3 program which was previously phased out in 2021. No current users of Raydium are affected by this exploit or would have been able to interact with these pools through the UI since… — Infra | Raydium (@0xINFRA) June 10, 2026 報告によると、現在の利用者はこのエクスプロイトの影響を受けておらず、廃止以降はUIを通じてこれらのプールに接続することもできなかったと説明されています。攻撃者はソラナのアドレス末尾が「Bq33QVk」で、廃止されたプログラムの検証ロジックを回避し、新たな流動性供給(LP)トークンを発行したとされています。 盗まれたのはUSDCで約90万ドル、SOLで約35万7,000ドル、RAYで約8万6,000ドル相当でした。流出分は同社のトレジャリー(自己資金)を用いて補填される予定です。 4月には、KelpDAOとソラナ基盤のDrift Protocolがそれぞれ3億ドル近くの資金に影響するエクスプロイトに見舞われました。先週にはプライバシーネットワークのZcashで、セキュリティ研究者が最先端のAIモデルを用いて4年前から存在した脆弱性を発見したことが開示され、独自トークンが24時間で40%超急落しています。 この事案はAI企業のアンソロピック(Anthropic)が、サイバーセキュリティに特化した「Mythos」の最新版を「前例のないサイバーセキュリティ能力」を持つとして公開した翌日に起きました。アンソロピックは一般公開版として「Claude Fable 5」も提供していますが、機能制限の度合いをめぐり一部から批判も出ています。 AIの発展がエクスプロイトの拡大につながるか、防止につながるか、今後の展開が注目されています。

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2026/06/11Neura、永続的でユーザー所有型のメモリを備えた感情型AIを構築するため、戦略的資金調達ラウンドとパートナーシップを締結
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 2026年6月9日、東京、日本、Chainwire Animoca Brands、Basics Capital、TBV、Kinetic Kollective、Mario Nawfal、そしてグラミー賞受賞アーティストのNe-Yoを含むパートナーおよび投資家が参加し、NeuraはAIに欠けている層、すなわち共感とメモリを構築します。 世界初の感情型AIエコノミーを構築するプロトコルであるNeuraは本日、永続的な感情メモリとユーザー所有型のアイデンティティを備えたAIエージェントの開発を加速するための戦略的資金調達ラウンドの締結を発表しました。本ラウンドにはAnimoca Brands、Basics Capital、TBV、Kinetic Kollective、Mario Nawfal、そしてグラミー賞受賞アーティストのNe-Yoを含む、Web3、AI、カルチャー分野の有力な投資家およびパートナーが集まりました。 今日のAIは毎月賢くなっていますが、それでもセッションが終了したりデバイスが変わったりした瞬間にユーザーのことを忘れてしまいます。AIは人々が言ったことを処理しますが人々が感じていることは処理しません。Neuraは、そのギャップを埋めるために構築されています。そのエージェントはトーンや感情的な文脈を解釈し、ユーザーの感情の履歴をインタラクションをまたいで記憶し、時間をかけて適応していくことで、真の長期的な関係を築きます。そしてそのメモリは、中央集権型のアプリの中に閉じ込められるのではなくオンチェーン上に固定され、ユーザーによって所有されます。 「感情的知性はAIに欠けている層であり、メモリこそがそれを有用にするものです。私たちはその両方を構築しています。業界全体がIQを競って走っています。私たちは次の飛躍はEQだと信じています。世界で最も賢いツールであっても、あなたが誰であるかを覚えていなければ何の意味もありません。NeuraではあなたのAIはあなたがどう感じているかを理解し、そしてそのメモリはあなたのものなのです」と、NeuraのCMOであるSahin Bayar氏は述べました。 新たな資金はNeuraの3段階のロードマップに充てられます。すなわち、ユーザーが感情型AIコンパニオンと対話するコンシューマー向けアプリであるNeura Social、開発者が文脈や感情状態を持続させるエージェントを構築できるようにするNeura AI SDK、そして検証可能なコンピューティングとコミュニティガバナンスを備えた分散型ネットワークである完全なNeura Protocolです。Neuraのオンチェーンのメモリレジャーを通じて、感情的な文脈はプライバシーファーストの暗号学的証明とともに保存され、モデル、プラットフォーム、デバイスをまたいで持ち運び可能となります。 Web3インフラ、資本市場、そしてグローバルカルチャーにまたがる投資家からの支援は──Neuraのクリエイターエコノミーやエンターテインメントへの広がりを示すNe-Yoの参画を含め──感情的に知的でユーザー所有型のAIが、コンシューマーへの普及とより広範なAIエコノミーの双方にとって次のフロンティアであるという確信が高まっていることを裏付けています。 Neuraは感情型AIエコノミーを構築するにあたり、ビルダー、クリエイター、そして幅広いコミュニティが早期に参加することを呼びかけています。 詳細については、neura-ai.ioをご覧ください。 Neuraについて Neuraは世界初の感情型AIエコノミーを構築しています。これはAIエージェントに共感、永続的な感情メモリ、そしてユーザー所有型のアイデンティティを与える分散型プロトコルです。今日のほとんどのAIは人々が言ったことを処理しますが、人々が感じていることは処理しません。そして、セッションが終了したりデバイスが変わったりした瞬間に、ユーザーのことを忘れてしまいます。Neuraはそのギャップを埋めます。そのエージェントは、トーンや感情的な文脈を解釈し、ユーザーの感情の履歴をインタラクションをまたいで記憶し、時間をかけて適応していくことで、真の長期的な関係を築きます。 重要なのは、そのメモリがユーザーのものであるということです。Neuraのオンチェーンのメモリレジャーを通じて、感情的な文脈はある一社の壁の中に閉じ込められるのではなく、プライバシーを保護する暗号学的証明とともに固定され、モデル、プラットフォーム、さらには物理的な実体をまたいで持ち運び可能となります。Neuraは信頼(ブロックチェーン)、整合されたインセンティブ(トークノミクス)、そして共感(感情型AI)を、長く存続するコミュニティ所有型のデジタルエージェントという新たなクラスへと統合します。 AIにおける次の飛躍はIQではありません。EQです。詳細については、neura-ai.ioをご覧ください。 お問い合わせ CMO Sahin Bayar Neura AI [email protected]

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2026/06/11イーサリアム財務企業が2万5000ETH買い増し、年初44%安でも崩れない強気姿勢
世界最大の企業イーサリアム・トレジャリーを擁するビットマイン(Bitmine)が2万5000ETH(4100万ドル相当)を購入し、保有の拡大を続けています。 Tom Lee(@fundstrat)'s #Bitmine bought another 25,000 $ETH($41.09M) from #BitGo 8 hours ago. Bitmine has bought a total of 125,000 $ETH($206M) in the past 3 days.https://t.co/A2LBSEd8ED pic.twitter.com/WOPNVYrGa7 — Lookonchain (@lookonchain) June 10, 2026 同社は過去3日間で計12万5,000ETH(2億500万ドル相当)を購入しており、ETHに対して強気な姿勢で知られています。一方、イーサリアムは今年に入って大きく下落しています。2026年初から44%超下げ、現在は1,640ドル前後で取引されています。 ビットマイン会長のトム・リー氏は以前、イーサリアムの下落は同資産のファンダメンタルズを反映したものではないとの考えから、下落局面でむしろ買いを加速させていると述べていました。 今月初めビットマインは年率9.5%の配当率を持つシリーズA永久優先株300万株の発行を申請。1株あたり100ドルで、ストラテジー(Strategy)のSTRCに類似した設計とされ、ニューヨーク証券取引所にティッカー「BMNP」で上場される見込みです。こうした優先株の活用は、ビットコイントレジャリー企業が資金調達手段を多様化させる動きとも重なります。 ビットマインの株価は水曜日に3.46%下落し、15.64ドルで取引を終えました。含み損を抱えながらも積極的な積み増しを続ける同社の戦略が、今後のイーサリアム相場の回復局面でどのような成果につながるかが注目されそうです。

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2026/06/11AIに資金を預けて大丈夫?メタマスクの新ウォレットが問う安全性
ウォレット大手のメタマスク(MetaMask)が、AIエージェントがDeFi(分散型金融)上で取引を実行できる自己管理型ウォレット「Agent Wallet」の早期アクセスを開始しました。資金を提供する人間がルールの主導権を保持したままソフトウェアエージェントにオンチェーン作業を任せられる設計です。 従来のウォレットが署名の瞬間に人間を守るのに対し、エージェント向けウォレットは人間が不在の状況でソフトウェアの挙動を事前に統制する必要があります。メタマスクの答えは「リード(つなぎ綱)付きのウォレット」です。エージェントは行動できますが、利用者は支出上限、許可リスト、動作モード、取引シミュレーション、脅威スキャン、MEV対策、ポリシー外取引への二要素承認といった仕組みを通じて、あらかじめ制約を設定します。 もっとも、この仕組みの強さは利用者のルールがどれだけ具体的か、そして承認の瞬間にどれだけ意味が保たれるかに依存します。攻撃者が制約そのものを狙えばリードは機能しなくなる恐れがあります。プロンプトやコンテンツのインジェクションは、ウォレットが取引を確認する前にエージェントを意図しない行動へ誘導しかねません。1日の支出上限が高すぎればリードは形骸化し、ルーティンな承認通知が連続すれば利用者は重要な1件まで反射的に承認してしまう危険があるとされています。 メタマスクは限定的な早期アクセスとして提供を始めており、実際の資金が動く環境で利用者がどうポリシーを設定するかを観察する機会を得ています。エージェントの活動が拡大する前に、ウォレットのルールを十分に強く、具体的で、使いやすいものにできるかが問われそうです。 記事ソース:資料

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2026/06/11DeFi不安でも大口が買う、ENAとMORPHOに資金集中|逆張りの狙い
DeFi(分散型金融)のセキュリティ不安が高まるなか、大口投資家が再びDeFiのガバナンストークンを買い集めています。中心となっているのはEthenaのENAと、MorphoのMORPHOです。 こうした投資の背景にはDeFiセクター全体の数字の悪化があります。DeFiのTVL(預かり資産総額)は1,720億ドルから1,480億ドルへと減少し、4月だけでエクスプロイト(脆弱性を突いた攻撃)による損失が6億3,500万ドルに達しました。 DeFiレンディング大手Morpho、280億円調達|逆風下の信認か それでも投資家は実際の機関向け流通網を持つプロトコルに紐づくガバナンストークンが、金融インフラとして再評価されると見ています。セキュリティ不安がむしろ弱いプロトコルを淘汰し、その流れを加速させるという読みです。 ただしENAやMORPHOが付与するのはガバナンス権であり、株式やキャッシュフローへの請求権ではありません。これらのトークンへの賭けが成立するのは、採用がトークン需要やガバナンスの重要性、信頼できる価値捕捉につながった場合に限られます。 強気シナリオでは、機関による流通が拡大し安全性への不安が上位プロトコルへ資本を集中させ、ENAとMORPHOが本物の機関取引量を処理するインフラのガバナンス資産として再評価されます。逆に弱気シナリオでは、大規模なエクスプロイトやデペッグ、規制が機関の流通を止めれば、ガバナンストークンの保有がプロトコル経済から切り離されていたことが露呈します。 トークン保有がその下を流れる経済的価値との距離を縮められるかが、このサイクルの本質的な問いになりそうです。

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2026/06/11USDT発行のテザー、ロボット企業に最大2240億円出資|狙いは決済
世界最大のステーブルコインUSDTを手がけるテザー(Tether)が水曜日、ドイツのヒューマノイドロボット企業NEURA Roboticsへの最大14億ドル(約2240億円)の資金調達ラウンドを主導したと発表しました。これはフィジカルAI(物理空間で動くAI)およびヒューマノイドロボット分野で記録された中でも最大級の民間投資ラウンドの一つとされています。 Tether is leading a landmark Series C financing round of up to $1.4 billion for NEURA Robotics, @NEURARobotics , representing one of the largest private investment rounds in humanoid robotics history. As robotics moves into true autonomy, payment and compute systems must evolve.… pic.twitter.com/NF3hO5hnke — Tether (@tether) June 10, 2026 NEURAは2019年創業で、ドイツのメッツィンゲンに本社を置き、ヒューマノイドや精密ロボットアーム、自律移動ロボットなど幅広い製品を開発しています。今回のラウンドには、テザーのほかエヌビディア、アマゾン、クアルコム・テクノロジーズ、ボッシュ、欧州投資銀行などが名を連ねています。 資金面の関与にとどまらず、テザーは自社の中核技術をNEURAのエコシステムに展開します。その一つがオープンソースのウォレット開発キット(WDK)で、これによりロボットプラットフォームに自己管理型ウォレット機能を直接組み込み、機械が完了した作業に対して報酬を受け取り、あらかじめ定められた運用範囲内で取引を実行できるようになります。金融決済が作業フローそのものの一部となる構想です。 テザーはさらに、エッジAIランタイム「QVAC」をNEURAのソフトウェア基盤「Neuraverse」に統合します。QVACはAIモデルをリモートのクラウド基盤に頼らずデバイス上でローカル実行できる仕組みで、遅延を減らし、運用の耐障害性を高め、大規模な集中型の計算資源への依存を抑えるとされています。 テザーCEOのパオロ・アルドイノ氏は今回の出資を自律型ロボティクスの可能性への自信の表れだとしており、ステーブルコイン企業が物理空間のAIへ事業領域を広げる動きとして注目されそうです。













