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バイナンスCEO「身元特定に迫っている」ハッキング事件捜査の進展語る

バイナンスCEO「身元特定に迫っている」ハッキング事件捜査の進展語る

先日発生したバイナンスブリッジでのハッキング事件に関して、同取引所CEOのChangpeng Zhao(以下:CZ)氏が、ハッカーの身元特定に迫っていることを明かしました。


メディアCNBCのインタビューに登場したCZ氏によると、現在世界中の法執行機関と協力しながら犯人の絞り込みを行なっているとしています。

10月7日、BNBビーコンチェーン(BEP2)とBNBチェーン(BEP20,BSC)間のクロスチェーンブリッジである「BSC Token Hub」がハッキング攻撃を受け約200万BNB(事件時約830億円)が犯人によって引き出されました。

ハッキング発生後、バイナンスはセキュリティ専門家やバリデーターの協力を仰ぎ、BNBチェーンのネットワーク活動を一時停止しアップグレードを実行。CZ氏によると、犯人によって引き出された資金の80 ~ 90%は凍結済みとしています。

関連:バイナンスブリッジがハッキング | BSCチェーン緊急停止

先日行われたBloombergとのインタビューの中で、CZ氏はバイナンスが2022年に投資するために10億ドル以上費やしたと発言しました。

実際にバイナンスはこれまでAptosやSuiなど67プロジェクトに3.25億ドル、メディアForbesへ2億ドル、イーロン・マスク氏のTwitter買収計画に5億ドルを拠出。10月14日には、ビットコインマイナー向けに5億ドル規模の融資プロジェクトを立ち上げました。

昨年2021年は73件のプロジェクトに1.4億ドルの投資を行なっているバイナンス。ベア相場と呼ばれる期間が含まれる2022年に、バイナンスは成長を続け積極的に投資を行なっていることがわかります。

そんなバイナンスは日本進出の計画をすすめており、暗号資産交換業者への登録申請を検討していることが報じられています。

記事ソース:CNBCBinanceBinance(2)

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