BTCに関する10の大胆な予測!仮想通貨の今後とは?

BTCに関する10の大胆な予測!仮想通貨の今後とは?

こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。

仮想通貨が世間に認知されるようになり早数年が経過しましたが、ビットコインは以前として市場規模第一位の座を譲りません。ビットコインはその価値を何十倍にも成長させ、世界中で多くのビットコイン長者を生み出しました。

そんなビットコインは度々批判されることもあります。一方でその目新しさから、とても大胆な未来予想をする人も少なくはありません。今回の記事ではビットコインに関する良くも悪くも大胆な予測を10個集めてみました。

ビットコインに関するポジティブな予想まとめ!

ビットコインはその目新しさから未来に対して前向きな予測が数多く見受けられます。

ビットコインは不滅

概要

予想者CCNジャーナリスト
ソースCCN
概要ビットコインは一度構築された以上、その性質から簡単には破壊されず、よほどのことがない限り持続し続ける
個人的な見解分散型ネットワークのメリットに着目した意見ですね。僕もこれについては大筋では賛成できます。

もし何者かが面白い動画をYoutube上にアップロードしたと仮定しましょう。動画はすでにInstagramやFacebook、Whatsappなどで拡散されダウンロードされています。

そして、この動画が一定の人を不快にさせる内容を含んでいると仮定しましょう。この動画が削除されるべきだと判断され、Youtube上から消されるとします。あなたはその時点でこの動画は完全に削除されたと考えますか?もちろん答えはNoです。動画はすでに複製されており、動画を完全に消去するのは不可能になっています。

ビットコインのシナリオはこれに似ています。分散化されたビットコインのプラットフォームは事実上破壊ができません。もし、ネットワークに攻撃を仕掛け、破壊させる場合はネットワークを構成するノードを一つ残らず破壊しなければなりません。

そのユーザーの多さからビットコインは永遠に破壊されないと言っても過言ではないでしょう。もちろん何かが不滅だとする意見はかなり大胆なものであり、それが本当に不滅だと保証するものではありません。

ビットコインは現金を置き換えるだろう

概要

予想者投資家Tim Draper
ソースBusiness Insider
概要ビットコインは決済手段として普及し始めており、将来的には現金を置き換えるかもしれない。しかし、スケーラビリティなどの問題は解決される必要がある
個人的な見解正直なところ、電子マネーやクレジットカードなどでも簡単に支払いができるようになっているため、必ずしも仮想通貨である必要はあまりないようにも感じますが…。

ビットコインを始めとした仮想通貨の急激な成長を受けて、ビットコインは将来的に現金を置き換えると予想する人々がいます。ビットコインはその分散型という特徴から、多くの国で決済手段として認めれればより多くの人々が現金の代わりに使い出し、現金は姿を消すだろうと彼らは主張します。

しかし、急激なユーザーの増加はビットコインネットワークにさらなる負担をかけることに繋がり、いくつかの不具合を引き起こす可能性が考えられます。

ビットコインは銀行を一掃するだろう

概要

予想者Exsulcoin共同設立者James Song
ソースCryptotimes
概要ビットコインはは分散型であることのメリットを生かして中央集権型の銀行を払拭するかもしれない。
個人的な見解銀行を近い将来完全に置き換えるということは実現し難いかと思いますが、将来的に銀行の業務を部分的に置き換えることはありえるかもしれませんね。

直前の予想が現実のものとなり、ビットコインが現金を置き換えるとしたら最終的には我々の取引を銀行などといった中央集権型の権威によって管理される必要はなくなるかもしれません。ビットコインネットワークの全体的なコンセプトの一つに信頼できるサードパーティの必要性を排除するというものがあります。

ビットコインがフィンテック業界を侵食していることを受けて銀行などの必要性が低下し、将来的には払拭されるかもしれません。しかし、この予想が現実のものとなるのであれば、多くの人の仕事が失われることになり、社会のシステムが大きく変わるということにもなります。この予想もかなり大胆なものとなっています。

ビットコインに関するネガティブな予想まとめ!

もちろんビットコインにはネガティブな予測も多数存在します。

ビットコインは悪い終わり方をするーウォーレン・バフェット

概要

予想者ウォーレン・バフェット
ソースCryptotimes
概要ビットコインは頂点に達した後にバブルが弾け、投資家に多大な損失を与える結果になるだろう
個人的な見解確かにビットコインは投機的な動きがあったことは確かですが、これだけの知名度がある人物がここまで大胆な予想をするのは少し驚きでした。

最初のものとは異なりこちらはビットコインに対するネガティブな予測です。長者番付の常連として知られるウォーレンバフェット氏はCNBCのインタビューの中で、「仮想通貨が悪い終わり方を迎えるということを自身を持って言える」と発言しました。こちらもビットコインに関してだいぶ大胆な発言となっています。

バフェット氏はビットコインの価格上昇はバブルだとし、近いうちに頂点に達し、一気に弾けて世界中のビットコイン投資家に多大な損失を与えると予想します。予想の出どころが経済界、金融界の重鎮であるだけにこの予想は世界中で多くの注目を集めました。

ビットコインは信頼できない

概要

予想者エンジニアHenry Berg
ソースQuora
概要ビットコインは政府機関や信頼できるサードパーティの干渉を一切受けていないため信頼性がない。
個人的な見解確かにその理論でいうと信頼性はありませんが、逆にビットコインネットワークは世界中のノードの合意を得てプロセスを承認するという新たな信頼性のあるシステムを構築することを目的としているので少し論点が違うような気もします。

ビットコインネットワークで発生した全てのトランザクションは政府や銀行、サードパーティなどの干渉を一切受けていません。トランザクションの信頼性と所有権は暗号署名の採用によって成り立っています。一切のビットコイン取引のプロセスは信頼の上に成り立っていません。これがビットコインが信頼できないと言われる所以です。

また、ビットコインに関する大胆な話として、ビットコインネットワークの機能性と完全性の話があります。そして、この問題は各国政府がビットコインを正式な支払い方法として認めるかどうかという話と関係してきます。

私はできることならビットコインをショートするだろうービル・ゲイツ

概要

予想者ビル・ゲイツ
ソースCryptotimes
概要ビットコイン取引はなんの生産性も持たないため、価値が上がり続けることに期待するべきではない。
個人的な見解取引をすることで流動性の確保には繋がっていますが、それがビットコイン取引の唯一の目標になっているようではダメですよね。実需が伴う使われ方をしていく必要があるのではないでしょうか。

驚くことにビル・ゲイツ氏ですらビットコインをよく思っていないようです。ゲイツ氏はビットコインに関して「資産クラスとして、ビットコインは何も生産していない。そのため価格が上がることを期待するべきではない。これはより愚かなセオリーに基づいた投資である。」という大胆な発言をしています。

彼はビットコインを支えるブロックチェーンテクノロジー自体には支持的ではあるものの、ビットコイン全体として見ると依然として反対派に分類されます。ゲイツ氏は自身の誕生日に知人にもらったビットコインですら即座に売却したと明かしました。この一連の意見はMicrosoftの創業者かつビジネス業界の大御所のものとしては少々過激すぎるようにも受け取れます。

ビットコインはスキャム

概要

予想者Paypal CEO Bill Harris
ソースITMedia
概要ビットコインは安定した資産の一切に紐付けされておらず、スキャムである。これは人々からお金を巻き上げるいわば詐欺のようなもの。
個人的な見解流石にこの予測は言い過ぎだと感じました。下にも書いてあるようにビットコインは有限ですし、完全な詐欺ではないと僕は信じています。

ビットコインが金や法定通貨といった安定した資産と結び付けられていないという点を指摘してビットコインはスキャムだと声をあげる人たちがいます。彼らはビットコインは詐欺の一種で、人々からお金を巻き上げ、そのお金は一生帰って来ないと主張します。

確かにビットコインによってお金を失った人は一定数存在しますが、彼らのうちのほとんどは信頼できないところから購入していたり、悪質なクラウドマイニングサービスを利用しています。(クラウドマイニングサービスの中にはしっかりしたものもあり、全てが悪質なものではありません)

しかし、事実としてビットコインの発行枚数は限られており、2100万枚以上のビットコインが存在することはありえません。そして全てのコインが市場に出回った日には一枚あたりの価値は時間の経過と共に上がっていくだろうという予想が多く見受けられます。

ビットコインはポンジスキーム

概要

予想者コラムニスト Paul Krugman
ソースThe Seattle Times
概要ビットコインはネズミ講のようなもので最初に投資した人のみが甘い蜜を吸うことができ、最後に参加した人は悲惨な目にあう仕組みになっている。
個人的な見解草コインと呼ばれる規模の小さい通貨はゼロサムゲームになりやすいことで有名ですが、ビットコインほどの規模になるとそこまでシンプルなものではないんじゃないでしょうか?もちろんアーリーアダプターが大きな利益を得たことは事実ですが。

ポンジスキームは不誠実なトップダウンアプローチとして知られており、いわばネズミ講のようなシステムを指します。この場合、投資家が利益を出すにはそのあとの参加者が犠牲になる必要があります。

ポンジスキームは最初に参加した投資家以外にとっては実質的にゼロサムゲームになることが知られています。しかし、この点に置いて重要なのは、ビットコインはアメリカをはじめニュージーランドやカナダ、オーストラリアなどの国家で法的に認められているということで、これを鑑みるとビットコインがポンジスキームだと主張するのは難しいでしょう。

ビットコインは犯罪に使われている

概要

予想者Paypal CEO Bill Harris
ソースITMedia
概要ビットコインは取引の一部の情報が匿名であるという特性から、犯罪に使われやすい。
個人的な見解確かにこの問題は事実として存在しています。ビットコインを始めとした仮想通貨、特に匿名通貨は犯罪に使われやすいです。これは今後の課題にもなってくるでしょう。

もしあなたが捜査の対象になっており、ビットコイン取引のあとにそれを法定通貨に換金していたとしたら、ほぼ確実に犯罪に関与していると疑われることでしょう。人々はビットコインの匿名性が犯罪の温床になりやすいと指摘します。

しかし、ビットコインネットワークを構成する分散型台帳は紙幣よりも多くの足跡を残すことになります。さらにビットコインネットワークを完全に匿名なまま利用するのは不可能ではありませんが、とても難しいです

全ての紙幣や高価が犯罪行為によって汚染されていないように、仮想通貨も全てのコインが犯罪によって汚染されている訳ではありません。

サトシナカモトはエイリアンだ

概要

予想者Coinnounce
ソースCoinnounce
概要ビットコインを開発したサトシ・ナカモトの正体はエイリアンで、ビットコインは宇宙人が地球人に向けて送ったものである。
個人的な見解これ、なかなかぶっ飛んでて個人的には好きな予測です。これが実際に本当かと言われるとかなり怪しいですが、ロマンがあっていいですよね。

おそらくビットコインに関する予測の中でもっとも愉快でユニークなのはビットコインの生みの親であるサトシナカモトが宇宙人だとする予測かもしれません。ビットコインのホワイトペーパーを執筆したサトシナカモトについては素性が全くわからず、一人なのかグループなのかもわからないという状況です。

仮想通貨界隈の一部ではビットコインというソフトウェアは高度な文明を持つ宇宙人が何らかの信号を使って人類に届けたというような予想も登場しています。もしこの予想が本当であると証明される日がくるとすれば、それは、NASAなどの宇宙研究機関が膨大なリソースを費やして研究を続けてきた成果が日の目を見る日がくるということになるでしょう。

ビットコインの将来性を大胆予想!まとめ

みなさんが信じている予測は今回の10個に含まれていましたでしょうか?急速にその知名度を築いてきたビットコインを始めとする仮想通貨はその目新しさなどから多くの人が様々な予測を持っています。

その中で現実になるものもあるかもしれませんが、今回紹介した大胆な予測が実現されるという未来はかなり可能性が低そうです。

しかし、これだけの大胆な発言が飛び出すということはビットコインはまだまだ発展途中にあるのかもしれないですね。

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