初心者向け
2021/10/02DeFi市場におけるAMM DEX「Sushiswap」の基本的な使い方・リスクを徹底解説!
この記事では、Sushiswapの概要から使い方について解説しています。代表的なDEXの一つである「Sushiswap」。 近年では、単純なDEXとしての取引機能のみならず、「KASHI(貸し借りのサービス)」「Miso(IDO)」といった機能・プラットフォームを実装しています。 しかし、機能が増えすぎており、逆に分かりにくい・・・という声も。 この記事では、そんなSushiswapの概要から特徴、基本的な使い方はもちろん「KASHI」「MISO」といった新機能についても解説しています。 Sushiswapとは?基本的な部分について まず、はじめにSushiswapの概要から、実装されている機能・サービスをいくつかご紹介していきます。 一つ一つチェックしていきましょう。 Sushiswapの概要 Sushiswapは、AMMを実装したDEXとしてスタートし、現在では幅広いサービスを提供しているDeFiの1つです。 [caption id="attachment_65008" align="aligncenter" width="800"] (AMMの概要)[/caption] 元々はDEXとしてスタートしていることから、基本的な機能はDEXという認識で問題ありません。 AMMとは?DEXとは?という方は、コチラの記事をチェック。(別のDEXの記事ですが、基本的な仕組みは変わりません) Sushiswapがスタートした際に、持っていた機能・用途は基本的にUniswapと大きく変わりませんが、いくつかの相違点がありました。 その最も大きな特徴は、SUSHIトークンという独自のトークンを導入したことです。 現在では、DeFi関連のサービスがインセンティブやガバナンスにおいて、独自トークンを用いることは少なくありません。 しかし、AMMを実装したDEXにおいて、はじめて独自トークンを実装したのがSushiswapで、大きく人気を勝ち取った要因になりました。 Sushiswapの人気・シェアはどのくらいなのか Sushiswapは、一時期と比べると人気が落ちたと言われることが少なくありません。 ただし、現時点でも十分にSushiswapは大きなシェアを持っていると言えます。 CT Analysisによると、DEXにおけるプラットフォーム別の出来高は、Uniswapが上位を独占しています。 その次に、BSCのPancakeswapと続いているものの、Sushiwapも2021年8月における出来高では4位にランクインしています。 このことから、SushiswapはUniswapほどの人気ではないものの、3~4番手程度のシェアを持っていると言えるでしょう。 データの引用元であるCT Analysisでは、WEB・Youtubeでは提供できない中上級者向けの詳細なレポートを「無料で公開」しています。 「仮想通貨にもっと詳しくなりたい!」「クリプトオタクになりたい!」という方は、ぜひ一度CT Analysisをチェックしてみてください。 CT Analysis Sushiswapの各機能 Sushiswapの概要が分かったところで、Sushiswapが持っている主要な機能を押さえていきましょう。 Sushiswapを機能面から理解していきます。 取引(swap) 一般的なDEXと同じように、Sushiswapでも仮想通貨の交換、つまり取引を行うことが可能です。 取引はAMMを利用しているため、他のDEX同様にレートは自動的に決められたもので取引することになります。 流動性の提供(Liquidity) この画面から、Sushiswapの流動性プールへ流動性を提供することが可能です。 もちろん、流動性を提供することによって手数料がLPに分配され、かつLPをPoolにステークすることでSUSHIによるインセンティブを受けることができます。 貸し借り(KASHI) KASHIは、アップデートによって登場したSushiswapのレンディングサービスです。 他のレンディングとは異なり、通貨別にマーケットが形成されている少々特色が異なったものとなっています。(後に詳しく解説) ステーキング(Stake) この画面では、SUSHIトークンを預けることで、報酬を得ることができる画面になります。 いわゆるステーキングが可能な画面となっており、保有しているSUSHIを預けることで効果的な運用が期待できます。 IDO(MISO) Sushiswapにアクセスすると「Miso」という名前のタブがあることが分かります。Misoとは、IDOを行うプラットフォームのことです。 IDOとは、分散型取引所が介入するタイプのトークンセールのことで「Sushiswapで上場前の仮想通貨が購入できる」ということです。 過去には、以下のようなトークンセールが行われました。(Misoの「Marketplace」内の「Past Sales」でチェック可能) プロジェクトごとに支払い方法として設定されている仮想通貨を保有しておけば、誰でも参加可能です。 Sushiswapの3つの特徴 Sushiswapの大きな特徴をいくつかご紹介していきます。 Sushiswapの強みを把握していきましょう。 FTXが運用を主導 後に注意点・リスクの観点から詳しく解説しますが、Sushiswapは初めに開発を主導していた人物から、FTXのCEOの元に開発の主導権が譲渡されています。 経緯などは省きますが、このことによりSushiswapの開発にはFTXの後ろ盾がある状態といえ、大きな信頼感に繋がると言って良いでしょう。 というのも、FTXは大手海外仮想通貨取引所だからです。 しっかりとした知名度・信頼感のある存在が、Sushiswapの権限を持っている状態であると言えます。 なんでもアリなサービス Sushiswapはローンチされて数ヶ月程度は、Uniswapに独自トークンである$SUSHIを足したようなものに収まっていました。 しかし、現在ではSushiswapの提供している機能はDEXだけに留まらず、レンディング、ステーキング、IDOプラットフォームなどのような多岐にわたっています。 ロードマップなども公開されており、積極的に開発が行われているので、今後のアップデートによる利便性の向上も期待できます。 複数のブロックチェーンに対応 Sushiswapは、複数のブロックチェーンに対応しており、イーサリアムのみならず、以下のようなブロックチェーンを利用することができます。 著名なブロックチェーンは揃っていると言えるでしょう。 利便性は高いですが、ブロックチェーンによって利用できる機能には制限があり、注意が必要です。 しかし、開発が積極的に行われており、アップデートも行われていることを考慮すると、今後どのブロックチェーンでもさまざまな機能を利用できるようになる可能性があるでしょう。 スワップからステーキングまで!Sushiswapの使い方を徹底解説 これから、Sushiswapを実際に利用するまでの手順を、仮想通貨を購入するという基本的な部分から解説していきます。 初心者の方であっても、利用できるように解説しているので、ハードルを感じている方もぜひチェックしてみてください。 Sushiswapを利用するための準備 前提として、ゼロからSushiswapを利用するには、以下のような下準備が必要になります。 仮想通貨を購入 ウォレットを作成 ウォレットへ送金 ウォレットとSushiswapの接続 1つ1つチェックしていきましょう。 仮想通貨を購入 まず、はじめにSushiswapで利用する仮想通貨を用意しましょう。 これからご紹介するSushiswapの手順は、イーサリアムのものになりますので、イーサリアムを入手するのがおすすめです。 しかし、日本円から仮想通貨を購入するには、国内仮想通貨取引所での口座開設が必要になります。 まだ、国内仮想通貨取引所の口座を持っていないという方は、Coincheckでの口座開設がおすすめです。 全17種類の通貨を取扱っており国内最多 国内仮想通貨取引アプリダウンロード数1位 取引所なら取引手数料無料 500円からビットコインを買える Coincheckは、国内仮想通貨取引アプリのダウンロード数1位であることから、スマホアプリが非常に使いやすいです。 PCにおける取引画面でも同様のことが言えるため、特にこだわりがない仮想通貨初心者の方は、Coincheckで仮想通貨デビューしましょう。 Coincheckの口座開設・登録についてはコチラ。 ウォレットを作成 次に、ウォレットを作成しましょう。 Sushiswapの利用するには、ウォレット(仮想通貨を保存する場所のようなもの)を、自ら用意する必要があります。 特にこだわりがなければ、最もポピュラーな「MetaMask」を利用するのがおすすめです。 MetaMaskであれば、Sushiswap以外でも利用可能なところが多く、DeFiを利用する上での汎用性が高いです。 MetaMaskの登録・使い方はコチラ。 MetaMaskの利用方法については、動画でも詳しく解説しています。 ウォレットへ送金 次に、先程紹介したMetaMaskのようなウォレットに、国内仮想通貨取引所で購入したイーサリアムを送金していきましょう。 送金手順は、各取引所によって異なっており、各自チェックする必要があります。 Coincheckの送金手順などはコチラ。 ウォレットとSushiswapの接続 最後に、Sushiswapとウォレットを接続していきましょう。 Sushiswapへアクセス 「Connect to a wallet」へ ウォレットを選択(記事内ではMetaMask) ウォレットでの処理を済ませる 文字列が表示されたことを確認 ウォレットとSushiswapの接続が完了すれば、Sushiswapを利用するための下準備は完了です。 Sushiswapの主要な使い方を機能別に解説 次に、Sushiswapを利用するための下準備が済んだところで、実際にSushiswapの主要な機能の使い方をいくつか解説していきます。 Sushiswapを使いこなせるようになっていきましょう。 Sushiswapで取引する まず、はじめに最も標準的な機能である「Swap(取引)」する方法をチェックしていきます。 Sushiswapへアクセス 「Swap」へ 元となる通貨を選択 交換したい通貨を選択 数量などを入力 「Swap」を選択 「Confirm Swap」を選択 Sushiswap内で何らかの通貨が必要になったときは、こちらで取引を行うと便利です。 Sushiswapで流動性を提供する Sushiswapにて、流動性を提供する手順は以下のとおりです。 Swapへ Liquidityへ 流動性を提供する通貨を選択(2つの通貨を選択する必要アリ) 金額を入力 初めて利用する場合は、Approveなどを行う 「Supply」で流動性を提供 また、流動性の提供を行う際は、必ず提供する通貨ペア間の価値が等価でないといけないため注意が必要です。 Sushiswapで貸し借りを行う 次に、Sushiswapで貸し借りを行う方法をご紹介していきます。 貸す場合 Lendへ 任意の通貨ペアを選択 利率などを確認(Borrowedは貸された割合、APYがリターン) デポジットを選択 はじめての場合はApproveなどの処理を行う 借りる場合 Borrowへ(画面上部のBorrowでもOK) 任意の通貨ペアを選択 利息の利率などをチェック(右側のMarketでも確認可能) 担保を入力(指定された通貨以外不可) 借りる通貨の金額を入力(Maxに表示されている金額が限度額) はじめての場合はApproveなどを行う (貸し手の場合は、デポジットする際の画面のWithraw、借り手の場合は借りる際の画面のRepayから回収・返済可能です。) DeFiのレンディングを利用したことがある方だと、色々と違和感を感じるかもしれません。 というのも、Sushiswapの「KASHI」は、各通貨ペアにおけるマーケットが独立しており、特定の通貨でしか貸し借りを行えません。 これにより、他のレンディングサービスのように、貸している通貨の総額を担保として利用するといった利用方法ができません。 また、誰でもレンディングのマーケットを簡単に作ることができるものの(つまり、貸し借りの通貨ペアを誰でも作れる)、この仕様から中にはリスクの高いマーケットも存在しています。 例えば、マーケット内において十分な資金が貸し出されていない場合では、マーケットに貸し出した資金が引き上げられない可能性などが挙げられます。(マーケット内に資金が無いため) 少し癖のあるレンディングになっているので、注意が必要です。 Sushiswapでステーキングを行う Sushiswapでステーキングを行う(SUSHIトークンを預ける)手順は以下のとおりです。 Stakeへ 金額を入力 Approveなどをクリック SUSHIトークンをステーキングすることによって「xSUSHI」が得られます。 このxSUSHIを「Unstake(Stake SUSHIの横)」から返却することによって、預けたSUSHIトークンを回収することが可能です。 SushiswapでIDOに参加する Sushiswapで、IDOに参加する方法は以下の通りです。 Misoへ View Auction もしくはコチラ ウォレットを接続(Sushiswapへの接続とほぼ同じ) Live Salesへ(「Marketplace」の欄から) 表示されたセールを選択 過去に何度もIDOは実施されているものの、常時行われている訳ではありません。 そのため、もしも確実に参加したいIDOがある場合は、常時最新情報をチェックしておきましょう。 また、前述の通り、SushiswapのMisoではIDOに利用できる仮想通貨が、各セールごとに異なっています。 そのため、各セールに合う仮想通貨を予め用意しておきましょう。 過去には、以下のような仮想通貨が利用されました。 各セール名(トークンのティッカー) 支払いに設定された通貨 SAK3 SUSHI FOlD ETH Sunder USDC LSD SUSHI ガス代を許容できれば、Sushiswapで上記した手順でSwapすれば、用意できるものが殆どでしょう。 BSC・Polygonなど他のチェーンで利用したい場合 Sushiswapでは、イーサリアム以外でもさまざまなブロックチェーンを利用することが可能です。 ブロックチェーンによって、利用できる機能に制限はあるものの、基本的な使い方は大きく異なりません。 以下の項目から、好みのブロックチェーンをクリックすると、自動的にネットワーク設定を済ませて、すぐに利用を開始することもできます。 (すでにネットワーク設定を行っている場合は、ネットワークの切り替えが行われる) Sushiswapにはどんなリスクがあるのか?注意点解説 これまで、Sushiswapについてさまざまな点をご紹介してきましたが、注意点が無いわけではありません。 これから、Sushiswapのリスクや気をつけたいことをご紹介していきます。 開発・運営に関するリスク Sushiswapは、DeFiにおける開発・運営に関するリスクの典型例であると言えます。 Sushiswapは、前述の通り開発・運営サイドでトラブルが発生したことで、創設者とは異なる代表が、現在Sushiswapの主導権を持っています。 そのトラブルというのが、Sushiswapの創設者である「Chef Nomi」という人物による大量のSUSHIトークン売却騒動です。 Sushiswapは、ローンチされてすぐに注目され、わずか数日で数千億円規模の仮想通貨がロックされました。 このことから、SushiswapのSUSHIトークンの価格も大きく上昇したのですが、開発者が大規模な売却を行ったことから、大暴落しました。 一時期、12ドルを超えていたSUSHIトークンは1ドルまで下落、SushiswapのみならずDeFi関連のコミュニティで大きな話題に。 最終的にこの件は、自身もSushiswapへ仮想通貨をロックしており、Chef Nomiの行動に批判的だったFTXのCEOであるSBFが運営の交代を申し出て、落ち着きをみせました。 I'm transferring control to @SBF_Alameda now. https://t.co/4Ih16CYCEo — Chef Nomi #SushiSwap (@NomiChef) September 6, 2020 Sushiswapに限らず、DeFiにおける開発・運営サイドのリスクは、このような事例から軽視できません。 運用に関するリスク Sushiswapは提供しているサービスが多い分、流動性の提供に伴うインパーマネントロスや、Sushiswap特有のレンディングマーケットのリスクなど押さえないといけない点が多いです。 端的にまとめると、Sushiswapで仮想通貨を運用する際のリスクです。 一例ではありますが、Sushiswapを利用した仮想通貨の運用には以下のようなものが挙げられます。 流動性の提供に伴うインパーマネントロス レンディングのマーケットにおいて資金が不足し引き出せないなど 仮想通貨を借りる際に担保が清算されるリスク インパーマネントロスなど、流動性の提供に伴うリスクについてはコチラ。 貸し借りに関するリスクに関しては、コチラ。 基本的に、Sushiswap内で仮想通貨を何らかの形で運用するものには、リスクがつきものなので注意しましょう。 独自トークンなどの価格に関するリスク 前述したような明確な理由(Chef Nomiによる売却)で、SUSHIトークンの価格が大きく下がってしまうこともあれば、仮想通貨はボラティリティが激しいことから、SUSHIトークンが理由もなく大きく下落することがあります。 SUSHIトークンはSushiswapありきの仮想通貨なので、基本的にSushiswapにネガティブな要素があれば下がる可能性が高いと言えます。 Sushiswapに限った話ではありませんが、基本的にDeFiが発行しているトークンというのは、ほとんど実質的な価値を持ちません。 Sushiswapのおさらい この記事では、Sushiswapの概要から各機能の使い方まで詳しく解説しました。 Sushiswapは年々進化を重ねており、どんどん便利になっています。 Uniswapと比較すると、シェア率は低いものの、引き続き注目したいDEXの一つであると言えるでしょう。 この記事では、Sushiswapについて解説しましたが、Sushiswapの内容を知って 「準備がめんどくさい・・・」 「ガス代が高そう・・・」 「色々と難しそう・・・」 と感じた方は少なくないはずです。 「でも、ガチホしてる仮想通貨の運用はしたい!」という方には「Coincheckの貸仮想通貨」がおすすめです。 仮想通貨を預けるだけで年間最大5%リターン Coincheckが扱っている17種類の通貨ならどれでもOK 口座開設と簡単な手続きで利用可能! Coincheckの貸仮想通貨は、Coincheckに「仮想通貨を貸すだけ」で「年間最大5%のリターン」がもらえるサービスです。 SushiswapやUniswapといったDeFiを用いた運用にハードルを感じている方は、Coincheckの貸仮想通貨の利用を検討しましょう。
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2021/09/28DeFiウォレットを一元管理できるZapperの基本的な使い方を解説!
複数のDeFiを使っていると、いくら儲かっているのか損益計算が難しいと思います。 Zapperを使うと、DeFiのウォレットを一括してポートフォリオ管理することが可能です。 今回は、Zapperの機能紹介や基本的な使い方を解説します。 最後まで読めば、LP提供やファーミング、独自NFT獲得など、Zapperの高機能ツールを使いこなせるようになります! Zapperの使い方は、公式Youtubeチャンネルでも配信しているのでぜひチェックしてください。 Zapperとは?DeFiウォレットを一括管理できるポートフォリオツールの特徴を解説! 最初に、Zapperの主な特徴について解説します。 類似ツールであるDeBankやZERIONとの比較も交えて紹介するので、重視するポイントをチェックしておきましょう。 シンプルかつ多機能なのが理解できます。 Zapperの特徴 シンプルなインターフェースで使いやすい 5つのチェーンに対応している 搭載機能が豊富 1クリックでLP提供可能 確認できる履歴の日数制限なし シンプルなインターフェースで使いやすい 上の画像のとおり、Zapperはシンプルなインターフェースが特徴です。 左側のメニューも簡易的で見やすく、「Pool」「Farm」「Bridge」などワンクリックで切り替えできるのがわかりますね。 直感的に操作できるので、使いやすいツールといえます。 5つのチェーンに対応している Zapperの対応チェーンは、Ethereum、BSC、Polygon、Fantom、Optimismの5つです。 短期間で対応チェーンがよく変わるので、FantomやOptimismが表示されない場合もあり注意してください。 主要チェーンは対応しており、サポートするプラットフォームも網羅されています。 ただし、OKExチェーンやHECOチェーンは未対応なので、それらを利用するならDeBankがおすすめです。 DeFiのウォレットを一括ポートフォリオ管理ができるDeBankの使い方を解説 【Zerionの基本的な使い方】DeFiウォレットを一括管理しよう! 搭載機能が豊富 類似ツールとの比較 対応チェーン数 搭載機能 特徴 Zapper 5 TokenSwap、LP提供、ファーミング、ブリッジ 1クリックでLP提供 Debank 7 TokenSwap DeFiの統計データが見やすい Zerion 3 TokenSwap、LP提供、レンディング 取引履歴をCSV出力できる Zapperの搭載機能は、類似ツールに比べて多いです。 TokenSwapはもちろんのこと、LP提供、ファーミング、ブリッジも対応しています。 類似ツールのDeBankはLP提供を行っておらず、Zerionは対応チェーン数が少ないため、ここでZapperの使い勝手の良さがわかりますね。 1クリックでLP提供可能 Zapperなら、流動性提供まで1クリックとスムーズに行うことができます。 各プラットフォームを立ち上げずに、トークンを半分Swapすることもなく、Zapperのみで完結する仕組みです。 例えば、流動性提供したいPoolがあれば、ETHやBNBを持っているだけでOKということになります。 1クリックLP提供の手順をすぐに確認する 確認できる履歴の日数制限なし Zapperで確認できるトランザクション履歴に期限はありません。 過去の履歴があればすべて確認できます。 DeBankは過去30日間のみ表示されていたので、それに比べるとZapperは優れていますね。 Zapperの導入方法・ポートフォリオ管理の手順を解説! 実際に、ZapperとDeFiのウォレットを連携してポートフォリオを管理する方法を解説します。 いくつかDeFiを回していて損益がわからないときは、まずトランザクションを確認しましょう。 基本的に英語ですが、ZapperはDeFiの解説や使い方、FAQなどのサポートが充実していますよ。 Zapperの導入方法 DeFiウォレットとの連携方法 複数ウォレットの接続も可能 他ユーザーのポートフォリオ・履歴も確認できる トランザクション履歴の確認方法 DeFiウォレットとの連携方法 まず、Zapperの公式サイトにアクセスして、DeFiウォレットと連携します。 画像のように「Connect Wallet」から進んでください。 次の画面で使用ウォレットを選択しましょう。 多くの方はMetaMaskかと思いますが、Ledgerなども使えますよ。 MetaMaskが開き、接続の許可を求められるのでOKで進みます。 これでZapperとウォレットの連携は完了です。 連携すると、ウォレットの中身をトークンごとに確認できます。 ステーキングやファーミングのBalanceなども一目瞭然です。 Ethereum、BSCのチェーンネットワークごと、Compound、PancakeSwapのプラットフォームごとの内訳も表示されます。 ZapperだけでDeFi関連のウォレットをすべて管理・確認できるため損益もすぐに把握できますね。 複数ウォレットの接続も可能 複数ウォレットを持っている場合でも接続可能です。 MetaMaskなら別のアカウントを選択して「接続」をクリックすれば切り替えされます。 今後切り替えるときは、Zapper画面の左側にある自分のアドレスをクリックすれば、接続されているアカウントがすべて表示されるので選択すればOKです。 他ユーザーのポートフォリオ・履歴も確認できる DeBankやZerionでも可能ですが、他ユーザーのポートフォリオや履歴を閲覧できます。 画像のように、まず自分のアドレスをクリックして、「Manage Addresses」を選択するとアドレス入力画面になります。 チェックしたいアドレスを入力すればOKです。 儲かっているユーザーの履歴を見て期待できそうなDeFiを探す手段にもなります! トランザクション履歴の確認方法 Zapperでトランザクションを確認するには、左側の「History」をクリックしてください。 トランザクションの詳細が一覧で表示されます。 BSCやEthreumなどのネットワークは中央のアイコンクリックで変更可能です。 履歴があるだけ表示されるので、古いトランザクションも見ることができますよ。 YoutubeでZapperの使い方をみる Zapperの基本的な使い方を解説! Zapperは搭載機能が豊富なので、LP提供やファーミング、ブリッジも可能です。 ここでは、Zapperの基本的な使い方を解説します。 マルチ機能をすべて使いこなしましょう! Zapperの基本的な使い方 TokenSwapする方法 1クリックでLP提供する方法 ファーミング方法・統計データの確認手順 ブロックチェーンブリッジでトークンを移動する方法 クエストクリアしてNFT発行する方法 TokenSwapする方法 ZapperでTokenSwapするには、まず左側メニューの「Exchange」をクリックしてください。 EthereumやBSC、Polygonのネットワークで対応しているトークン数が表示されていますね。 右側でSwapするトークンを選択すると、自動的に高レートのDEXサービスが選出されます(画像ではApeSwap)。 ExchangeをクリックすればSwap完了です。 1クリックでLP提供する方法 Zapperで流動性提供する方法です。 左側メニューのPoolを選択してください。 LP提供するPoolを選ぶのですが、このとき半分TokenSwapしていない状態でもスマートコントラクトで処理するのでそのままでOKです。 数量を入力して、「Confirm」をクリックすればLP提供完了です。 初めてのペアであれば「Approve」で承認する必要があります。 ガス代が高くなりますが、手間なくLP提供完了できるZapperの大きなメリットです。 ファーミング方法・統計データの確認手順 Zapperでファーミングデータも確認できます。 左側メニューの「Farm」をクリックすると、現在ファーミング中のアセットが表示されるので、複数あれば統計データの確認が可能です。 例えば、LP提供後にファーミングできるリストも表示されます。 画像のように、右側に「Stake」が表示されていれば、クリックしてステーキング可能です。 このように、「Farm」の画面でデータ確認とファーミングを合わせて実行できます。 ブロックチェーンブリッジでトークンを移動する方法 Zapperではブロックチェーンのネットワークをブリッジしてトークン移動できます。 しかも、移動時に別のトークンを選択すれば同時にSwapも可能です。 左側メニューの「Bridge」をクリックします。 ネットワークとトークンを選択して「Confirm」へ進むだけでOKです。 画像ではEthereumネットワークのETHを、PolygonネットワークのAAVEへ、Swapしながらブリッジしています。 ETH→ETHといった同トークンだけではないので、幅広く使えますね。 ※2021年7月現在Ethereum→Polygonのみブリッジ可能 ブリッジのメリット 通常、別のネットワークへトークンを移動する場合、取引所を経由してネットワークを変更する必要があります。ブリッジを利用すればZapperのみで完結できます。 クエストクリアしてNFT発行する方法 クエストをクリアすればZapperが発行するNFTの獲得が可能です。 Zapperの左側メニュー「Rewards」をクリックすると、画像のようなNFTが表示されます。 クエストとは、Zapperを開いたりTokenSwapするといった基本的な操作です。 Zapperを使ってポイントを貯めるようなイメージですね。 詳しい獲得条件やおすすめの方法は以下の記事を参考にしてください。 ZapperのNFT獲得クエストの参加方法を解説 Zapperの使い方をYoutubeでみる Zapperを使うときの3つの注意点を解説 ZapperはDeFiのウォレットを一括管理できるため便利ですが、機能面や手数料面でデメリットもあるので注意してください。 ここでは、Zapperを使うときの3つの注意点をまとめています。 すべて重要な内容なのでしっかり目を通しておきましょう! Zapperの注意点 CSV出力不可のため税金計算には向いていない 1クリック提供できるがその分ガス代が高い DeBankのようにDeclineできない CSV出力不可のため税金計算には向いていない Zapperは過去の履歴をすべて確認できますが、CSV出力には非対応です。 履歴一つ一つを見てコピーするしかなく、DeFiの税金計算には不向きです。 類似ツールのZerionであればCSV出力できるので、税金計算するならおすすめですよ。 Zerionの使い方をYoutubeでみる 1クリック提供できるがその分ガス代が高い Zapperの流動性提供では、スマートコントラクト側でさまざまな処理を代わりに行うことで1クリック提供が可能となっています。 処理をまかせる分、ガス代(手数料)が割高です。 例えば、EthereumネットワークでLP提供するとき、0.01ETHのガス代が発生することもあり、かなり高いといえます。 手間は省ける ガス代が割高ですが、その分最小限の操作で済みます。トークンのSwapや承認など一つ一つの作業がなくなるのでその点はメリットです。 DeBankのようにDeclineできない PancakeSwapなどのプラットフォームで初めてLP提供やファーミングなどをするとき、必ず「Approve(承認)」を求められます。 承認のままにしておくと、悪用されたコントラクトによりトークンを盗まれる可能性があるため、承認を取り消す作業(Decline)をすると安全です。 しかし、DeBankにはDecline機能がありますが、Zapperにはありません。 魔界と呼ばれる超高金利のDeFiを利用するならDeclineは必須なので、DeBankもうまく活用すべきです。 DeBankでApprove履歴のDeclineする方法 まとめ Zapperの基本的な使い方について解説しました。 搭載機能が多く、ZapperだけでLP提供やファーミング、ブリッジが可能となり利便性が高いです。 1クリックLP提供は、Ethereumネットワークを使うと手数料が高いので、BSCやPolygonネットワークをおすすめします。 また、Zapperでは過去の履歴をすべて確認できるため、期間に縛られることなく活用できます。 複数のDeFiを運用しているならZapperは必ず利用すべきといえますよ! Zapperの公式HPはこちら Zapperの使い方をYoutubeで見る
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2021/08/27【Zerionの基本的な使い方】DeFiウォレットを一括管理しよう!
Zerionでは、複数のDeFiウォレットを一括して管理できます。 特に、DeFiの税金計算をするなら、類似ツールの中でもZerionが一番優秀です。 この記事では、Zerionの特徴や使い方を徹底解説します。 LP提供やファーミング、レンディングの手順もまとめるのでぜひ参考にしてくださいね。 最近ではNTFのエアドロップを行ったり、巨額の資金調達に成功するなど話題のツールです。 Zerionの使い方は公式Youtubeチャンネルでも公開しているので併せてチェックしましょう! ポートフォリオサービスのZerionがオリジナルNFTをエアドロップ DeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」がシリーズAラウンドで約9億円の調達に成功 DeFiウォレット、Ambire Walletが約3億円の資金調達を完了 Zerionとは?DeFiウォレットを一括管理できる便利ツールの特徴を解説! 最初に、Zerionの主な特徴を解説します。 使える機能や内容について、類似ツールのDeBank・Zapperとの比較も交えて紹介するので、Zerionのメリットを理解できますよ! Zerionの特徴 トランザクションの一括管理に特化している 対応チェーン数は3つ TokenSwap、LP提供、レンディングに対応 スマホアプリでも管理可能 履歴のCSV出力により税金計算しやすい トランザクションの一括管理に特化している Zerionは、複数のDeFiを利用している場合に、ウォレットの一括管理が可能になる便利なツールです。 特に、複雑になることが多いトランザクション履歴の管理に特化しています。 さまざまなDeFiを回していると履歴を追うのに混乱しますが、Zerionなら一目で確認可能でCSV出力もできますよ。 対応チェーン数は3つ 類似ツールとの比較 対応チェーン数 搭載機能 特徴 Zerion 3 TokenSwap、LP提供、レンディング 取引履歴をCSV出力できる DeBank 7 TokenSwap DeFiの統計データが見やすい Zapper 5 TokenSwap、LP提供、ファーミング、ブリッジ 1クリックでLP提供 類似ツールであるDeBankとZapperとの比較をまとめています。 Zerionの対応チェーンは、Ethereum、BSC、Polygonの3つです。 比べると対応チェーン数は少ないことがわかります。 DeBankなら、xDaiやFantom、OKExChain、HECOにも対応しているので、チェーン数で選ぶならおすすめですよ。 DeFiのウォレットを一括ポートフォリオ管理ができる、DeBankの使い方を解説 DeFiウォレットを一元管理できるZapperの基本的な使い方を解説! TokenSwap、LP提供、レンディングに対応 Zerionでウォレット一括管理以外に使える機能は、TokenSwap、LP提供(+ファーミング)、レンディングです。 しかし、すべての対応チェーンがTokenSwapなどの機能を使えるわけではありません。 2021年8月時点で、TokenSwap、LP提供、レンディングの機能に対応するのはEthereumのみです。 BSC、Polygonはダッシュボードで管理できますがそれ以外の機能がないので注意してください。 機能的にはデメリット DeBankやZapperであれば、対応チェーンすべてがTokenSwapやLP提供の機能に対応しているので、この点はデメリットといえます。 スマホアプリでも管理可能 類似ツールにはなく、Zerionだけが提供しているのがスマホアプリです。 AppstoreとGoogleplay両方に対応しています。 リアルタイムでポートフォリオ管理してDeFiの市場状況もチェックできるのでかなり便利です。 通知を受け取る設定で、フォローしたユーザーの動きを確認できるのも使い勝手が良いですよ! AppStoreでZerionをインストールする GooglePlayでZerionをインストールする 履歴のCSV出力により税金計算しやすい Zerionで特に便利な機能が、トランザクション履歴をCSV出力できることです。 DeBankやZapperでは、履歴の一括表示は可能ですがCSV出力に対応していません。 履歴を一つ一つコピーして自分で集計する必要があります。 対してZerionなら、CSV出力可能なので税金計算のときは特に使い勝手が良いです。 複雑なトランザクション履歴をまとめて出力するならZerion択一ですよ! Zerionのインストールからポートフォリオ管理まで解説! Zerionはポートフォリオ管理・履歴確認も便利だとわかりました。 実際に、Zerionのインストール手順やトランザクション履歴の確認方法を解説します。 CryptoTimesでは、Zerionの使い方を公式Youtubeチャンネルでも公開しているのでぜひチェックしてください! Zerionのポートフォリオ管理手順 ZerionとDeFiウォレットの連携方法 他ユーザーのポートフォリオも確認可能 トランザクション履歴の確認・CSV出力方法 ZerionとDeFiウォレットの連携方法 まずはZerionの公式HPにアクセスします。 「Connect Wallet」から進んでウォレットと連携しましょう。 多くの人はMetaMaskだと思います。 最初に承認を求められるので許可してください。 これでウォレット連携は完了です。 DeBankやZapperを使っていると異変に気付くかもしれませんが、Zerionはシンプルにウォレットの中身しか表示されません。 LPやファーミング、レンディングといったデータが反映しないので、すべての資産が確認できないのは注意点です。 他ユーザーのポートフォリオも確認可能 次に、DeBankやZerionでも可能である他ユーザーのウォレット内を確認する方法です。 DeFiで利益が出ているユーザーの動きをチェックすれば、投資の参考になりますよ。 まず、Zerionの左上にある自分のアカウントをクリックして「Manage Wallets」を選択してください。 「Manage Wallets」の右側に表示される「+」マークをクリックします。 「Track any wallet」の部分に他ユーザーのアドレスを貼り付けましょう。 反映に時間がかかりますが、トランザクション履歴などを一覧で確認できます。 トランザクション履歴の確認・CSV出力方法 Zerionの一番の便利ポイントであるトランザクション履歴の確認とCSV出力方法について解説します。 確定申告では絶対必要ともいえる最重要内容です! 左側メニューの「History」をクリックします。 すると、過去の取引履歴が一覧で表示されているのがわかりますね。 「Download CSV」をクリックするとダウンロード開始されます。 このように、日時・トランザクション状況、ステータス、ガス代などすべての情報のCSV出力が可能です。 税金計算ではデータ仕分けの時間短縮になり便利ですね。 BSCやPolygonなどは未対応 2021年8月時点で、CSV出力できるのはEthereumネットワークのみです。BSCやPolygonなど別のネットワークは未対応なので注意が必要です。 Zerionの基本的な使い方を解説! Zerionのインストールやトランザクション確認についてマスターした後は、資産を動かす基本操作を覚えておきましょう。 ここでは、TokenSwapやファーミングといったZerionの基本的な使い方を解説します。 注意点が多いのでしっかり確認してくださいね。 CryptoTimes公式Youtubeチャンネルもぜひチェックしてください。 Zerionの基本操作 TokenSwapする方法 1クリックでLP提供する方法 ファーミング手順と解除方法 ZerionはCompoundでレンディングが可能 Compoundでトークンを借りる方法 TokenSwapする方法 ZerionでTokenSwapできるのはEthereumネットワークのみです。 高レートのDEXを自動選出するアグリゲーター機能も搭載しています。 TokenSwapするには、まず左側メニューの「Exchange」をクリックします。 Swapするアセットと数量を入力してください。 画像内「1inch Exchange」をクリックするとその時点で一番ベストなレートのDEXを選んでいることがわかります。 SushiSwapやUniSwapなども選択可能ですよ。 「Exchange」をクリックしてTokenSwap完了です。 1クリックでLP提供する方法 類似ツールであるZapperと似ている機能として、1クリックLP提供が可能です。 スマートコントラストに処理をまかせて手間を減らせませす。 ファーミング対応であれば、ZerionからStakeすることも可能です。 左側メニューの「Pools」をクリックして、流動性提供するプールを選択しましょう。 上の画像では、Sushi SwapのUSDC/ETHのプールに$10提供しています。 USDCだけウォレットにあれば、あとはETHへのSwapからLP提供まで処理されるので、承認の1クリックのみで完了です。 このときは0.006ETHのガス代が発生したので安いほうですね。 ファーミング手順と解除方法 USDC/ETHプールに流動性提供して受け取るSLPをStakeすることで、SUSHIトークンをファーミングできます。 左側メニューの「invest」をクリックしてください。 流動性提供したデータが反映されています。 下部の「Opportunities」部分で、承認とStakeを開始しましょう。 $10分のStake後です。 「Reward on SushiSwap」の部分にSUSHIトークンが付与されており、ファーミング中であるとわかります。 解除は「Unstake&Claim」 「invest」の画面から「Unstake&Claim」を選択するとファーミングとLP提供が解除されて、ウォレットにSLPとSUSHIトークンが入ります。 ZerionはCompoundでレンディングが可能 ZerionはCompoundの機能を搭載しているので、所持しているトークンを貸して利益を得たり、それを担保にしてトークンを借りることも可能です。 Compoundの使い方は別途Youtubeで配信しているので、レンディングサービスに興味があればぜひチェックしてください。 Zerionでのレンディング手順について解説します。 左側メニューの「Save」がレンディング、「Borrow」は借りるときに選択しましょう。 「Save」をクリックして貸付するトークンを選びApproveを承認してください。 画像では$10分のDaiをレンディングします。 「Deposit」が選択されていることを確認し、数量を入力後、「Deposit Dai」をクリックすれば完了です。 Compoundはレンディングで別途COMPトークンがもらえるので、Withdrawすると金利と一緒にウォレットに付与されますよ。 Compoundでトークンを借りる方法 次は、ZerionでCompoundのプロトコルでトークンを借りる方法です。 左側メニューの「Borrow」を選択して「New Loan」をクリックしてください。 借りるトークン(画像ではETH)と担保にするトークン(DAI)を選択します。 「Borrow」へ進んで金利などを確認後、もう一度「Borrow ETH」をクリックすれば完了です。 Zerionの使い方に関する3つの注意点を解説 Zerionは、ポートフォリオ管理のためにDeFiユーザー必見のツールです。 しかし、対応チェーンや手数料の部分で不便に感じる場合があります。 最後に、Zerionの利用で気をつける3つの注意点を解説するので、しっかり目を通しておきましょう。 Zerionの注意点 3チェーンに対応しているが機能的にはEthereumのみ LP提供は処理をまかせる分ガス代が高い CSV出力もEthereumネットワークのみ 1. 3チェーンに対応しているが機能的にはEthereumのみ ZerionはEthereum、BSC、Polygonの3つのチェーンに対応していますが、TokenSwapやファーミングなどの機能が使えるのはEthereumのみです。 ウォレットのダッシュボードに反映されるのが、BSC・Polygon含めた3チェーンとなります。 Zerionは資金調達に成功しているので、今後対応範囲が広がるのを期待するしかないです。 2. LP提供は処理をまかせる分ガス代が高い Zerionでは、LP提供を1クリックで行うことができますが、スマートコントラクトに複数処理をまかせる分ガス代が高いです。 そして、ZerionはEthereumネットワークのみ対応のため、BSCやPolygonなどに比べてガス代が高くつきます。 処理の手間は減りますが、数千円~数万円のガス代になる場合もあるので注意してください。 3. CSV出力もEthereumネットワークのみ 再三の注意になりますが、Zerionの最も使える機能であるCSV出力も、Ethereumネットワークのみ対応しています。 BSCやPolygonを使っているユーザーは多いと思いますが、Zerionでは履歴をCSV出力できません。 BSCスキャンなどを使って一つ一つ対応する必要があるので注意してください。 まとめ Zerionの特徴や基本的な使い方について解説しました。 税金計算する人はCSV出力できるZerion択一ですが、Ethereumのみ対応している点は注意が必要です。 機能的には、LP提供やCompoundのレンディングにも対応しており満足できます。 スマホアプリもZerionの強みであり、ウォレット管理やSwap、他ユーザーのウォッチも可能です。 ZerionはDeFiユーザーなら必見のポートフォリオ管理ツールといえます! Zerion公式サイトはこちら Youtube動画はこちら
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2021/06/22DeBankとは?DeFiのウォレットを一括ポートフォリオ管理ができる便利ツールの使い方を解説
DeBankは、DeFiを利用しているウォレットを一括管理できるポートフォリオ機能や1番安い価格でSwapできるTokenSwapの機能を備えているツールです。 DeFiユーザーには欠かせないツールとなっています。基本的な機能の使い方を解説していきますので、この記事で使い方を学習してください。 DeBankとは DeBankはDeFiを利用するユーザー向けに提供されている、DeFiのウォレットを一括管理できるポートフォリオアプリとなっています。 DeFiを利用しているウォレットをDeBankと接続することで、ユーザーは現在のウォレットの資金やポートフォリオ一覧の確認、利用中のDeFiの状況の把握、そして最適なレートでのトークンのスワップなどがDeBank上でできます。 また、現在対応しているチェーンも7種類のチェーンに対応しており、以下のチェーンに対応しています。 Ethereum Binance Smart Chain Polygon xDai Fantom OKExChain HECO DeBankの使い方を解説 DeBankの基本的な使い方は、以下になります。 ポートフォリオ管理 トランザクション履歴の閲覧 Approve履歴のDecline Token Swap DeFi統計データ閲覧 アドレスフォロー機能 自分のウォレット接続をするだけで、これらの機能が使えます。複数のDeFiを使っているユーザーは、一括でポートフォリオ、履歴などを把握できます。 ウォレット接続 DeBankのURLにアクセスをして「Conect MetaMask」をクリックしてください。 DeBankはこちら 「Conect Wallet」をクリックして、MetaMaskが起動したら接続をしてください。 アドレスが表示されれば、ウォレット接続は完了です。 ポートフォリオ管理 Profileをクリック Portfolioをクリック ウォレットのポートフォリオを確認できます。チェーン選択で7つのチェーンの切り替えも可能になっています。初期は「All Chains」で設定されています。 下へスクロールするとWallet内のトークンやプロジェクト単位でポートフォリオを確認することができます。 トランザクション履歴の確認 利用したDeFiのトランザクション履歴を一括で確認することができます。複雑なDeFiのトランザクションもDeBankで確認することで、見やすくなっているので重宝する機能です。 「History」をクリックすると直近30日間のトランザクション履歴の確認ができます。画像はBSCのチェーンを選択した履歴になっています。 フィルター機能も付いていますので、トランザクションの種類別に履歴を確認することができます。複数プロジェクトを一気に確認できるので、DeFiユーザーにはとても重宝する機能です。ただ、直近30日の履歴しか見れませんので、気をつけてください。 Approve履歴のDecline こちらの機能で、過去にApproveしたものを解除することができます。 Approvalをクリック Declineをクリック これで過去にApproveした履歴を解除することができます。定期的に確認をして、怪しいものがあったら解除しておくことをオススメします。悪意のあるコントラクトがあった場合、資産が危険な状態に晒されることもあります。 解除したいコントラクトのDeclineをクリックすると、MetaMaskが起動しますので、トランザクションを発生させればApproveを解除することができます。 Token Swap Token Swapは名前の通り、持っている暗号通貨を他の通貨に交換することができます。DeBankは7つチェーンに対応しているので、幅広いDeFiサービスの中から、その瞬間ベストな交換レートのものを推奨してくれます。 Token Swapをクリック チェーンを選択(ウォレット切り替え必須) 交換元通貨と数量を入力 交換先通貨と数量を入力 SwapするDeFiサービスを選択 この5ステップでトークンを交換することができます。DeBankの特性として、複数のDeFiサービスからガス代込みで、その時に1番安価で交換できるサービスを表示してくれます。上記の画像だと「1inch」がBESTのバッジが付いていますので、こちらが推奨になっています。 BESTのUnlockをクリック unlock 10 USDCをクリック MetaMaskが起動しますので、トランザクションを発行します。 ボタンが「Swap」に切り替わりますので、クリックしてください。 その後ウィンドウが表示されますので、「Trade」をクリックしてMetaMaskでトランザクションを完了させたら通貨の交換が終了します。 DeFi統計データ閲覧 DeFiの統計データは、DeBankが対応しているものであれば様々なデータを閲覧することができます。どこに投資をするのか?いつまでファーミングするのか?などの判断基準にもなりますので、定期的にチェックすることをオススメします。 「DeFi Market」をクリックすると、DeFiトークンのデータが閲覧できます。もちろんチェーンごとにソートもできますので、ご自身が見やすい状態でデータを確認してください。 「DeFi List」をクリックすると、DeBankが対応しているDeFiサービスのデータが見れます。ユーザーデポジット数なども確認できますので重要なデータとなっています。 「Ranking」ではGross Value Lockedを確認することができます。 Gross Value Lockedは、対応するスマートコントラクトにロックされているすべてのETHおよびその他のERC-20トークンの合計値(USD)を計算することにより、DeFiプロジェクトの採用規模を評価するための最も重要な指標となっています。 これらのデータを幅広く閲覧できますので、今後のDiFi活動に活かしてください。 アドレスフォロー機能 上部の検索窓にウォレットアドレスを入力すると、そのアドレスのポートフォリオを確認することができます。 気になるウォレットアドレスをフォローボタンでフォローしてください。 Profileをクリック Followingをクリック 対象アドレスをクリック これでいつでも追いたいアドレスを見ることができます。鯨などのウォレットアドレスをフォローしておくと市場の流れを掴みやすくなるかもしれません。 まとめ DeBankの基本的な使い方の解説でした。 DeBankはDeFi的なサービスは、Token Swapのみになりますが、複数チェーンの対応や幅広いデータ取得をすることができますので、便利なツールです。 UIもとてもシンプルなものになっていますので、日本語対応はしていませんが、日本人でも使いやすいツールとなっています。データを見ているだけでも市場の勉強になるので、DeFiを使っていない方もDeBankを覗いてみてください。 DeBankはこちら 免責事項 本記事はあくまでDeBankの使い方を解説している記事です。投資を推奨しているものではありません。万が一、損失や損害が出た場合、当メディアでは一切の責任を追いかねます。
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2020/02/29【初心者必見】知っておくと便利!仮想通貨トレードのコツ – 資金管理編
トレードの世界には「90-90-90ルール」という言葉があります。 これは「新規トレーダーの90%が、資金の90%を、90日以内に失う」という意味を表しています。 それほどトレードの世界は厳しいわけですが、そんな中で重要になってくるのが「資金管理」です。 本記事では、そんな非常に重要な資金管理の「メリット」や「やり方」についてわかりやすく解説していきます。 具体的には下記です。 ・資金管理のメリット ・資金管理のやり方 ・気をつけたい○つのこと 「資金管理って何?」 「資金管理をすると何が良いの?」 「資金管理って言葉は知ってるけどやり方は知らないよ」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 資金管理のメリット 「資金をゼロにするリスクを下げることができる」 これが資金管理の最大のメリットです。 つまり、負け戦を減らせるということですね。 トレードの世界は初心者の9割以上が退場していくような世界です。 となると、負けないことがなによりも最重要事項になるわけですが、そこで役に立つのが資金管理。 詳しいやり方は次の章で解説してますが資金管理では「損失は資金の2%までならOK!」のようなルールを前もって決めます。 するとどうなるか。 ルールが決まっているので「大負けを取り返すために大勝負に出て、結果すっからかんになる」といったことが減らすことができるのです。 資金管理はこういった感情的なトレードによる一発退場を避けるための、いわば「守りの戦略」ということになります。 資金管理の方法 では、ここからは具体的な資金管理の方法について説明していきます。 「資金管理」という言葉は少しざっくりしているのでもう少し言葉を分解してみます。 「資金管理をする」というのは下記の4ステップを取るということです。 1. いくらまでの損失を許容するか決める 2. 根拠を持ってエントリーする 3. 損切りラインを決める 4. 損切りラインまでの値幅を元にポジションの大きさを決める まず初めに1回の取引で資産の何%までの損失を出していいかを決めます。 基本的には「資金の2%」などと言われていますが、初心者の方は1%から始めることをおすすめします。 次に何かしらの根拠を持ってエントリーします。(これに関して書くとめちゃくちゃ長くなるので今回は割愛します。) そしてエントリーの根拠が崩れる位置に損切りラインを引きます。 次にエントリーポイントから損切りラインまでの値幅を調べます。 そして、 ・損切りまでの値幅 ・1回の取引で出しても良い損失 の2つを元に「ポジションの大きさ」を決めます。 ここまでの一連の流れが資金管理の基本です。 ただこれだと、まだよく分からないと思うので、実際に数字を見ながら解説していきます。 具体的な例 例えば、下記のような条件の場合を見てみましょう。 ・資金は100万円 ・1回の取引での許容損失額は1万円 ・「BTC=100万円」のところでエントリーしたい ・「BTC=98万円」が損切りライン ・エントリーから損切りラインまでの値幅は2% 上記のような条件で、資金全額の100万円でエントリーしたとします。 もし損切りラインまで価格が下がった場合「100万円×2%= -2万円」の損失が出てしまいます。 これだと「損失は1万円まで」というルールを破ることになりますよね。 そこでエントリーする金額を50万円にしてみます。 すると、損切りラインまで価格が下落したとしても「50万円×2%= -1万円」とあらかじめ決めたルールの中で取引をすることができます。 このように、最初にポジションの大きさを決めるのではなくて エントリーポイントを決める ↓ 損切りポイントを決める ↓ ポジションの大きさを決める といった順番で決めていくことが「資金管理」の基本となるのです。 資金管理におすすめの取引所 おすすめは「BitMEX」という取引所です。 理由としては下記です。 ・レバレッジの制限が少ない ・サイトに計算機能が付いている ・取引量が多い BitMEXはサイトに計算機能が付いているので、トレードの度にスマホの計算機を使う必要がありません。 トレードはスタイルによっては数分、数秒を争うものなのでスピーディーに計算ができることは大きな強みとなります。 ただ1つだけ注意すべきなのは「BitMEXはビットコインでしか入金ができない」という点です。 まだビットコインを持っていないという方は、まず初めに日本の取引所でビットコインを買ってからBitMEXを利用しましょう。 BitMEX(ビットメックス)の登録・使い方の初心者ガイド!ハイレバレッジ取引所を使いこなそう まとめ -資金管理のメリット- 「無駄な負けを防げる」 -資金管理のやり方- 1. いくらまでの損失を許容するか決める 2. 根拠を持ってエントリーする 3. 損切りラインを決める 4. 損切りラインまでの値幅を元にポジションの大きさを決める ランダムに動く仮想通貨相場では、いかに自分でルールを作り、それを守るかが重要となってきます。 資金管理はルール作りの超重要な基本なので、しっかりとマスターしておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2020/02/10【初心者必見】知っておくと便利!仮想通貨トレードのコツ – トレンドライン編
トレンドラインは航海におけるコンパスのように、仮想通貨市場の方向を示してくれる重要な存在です。 しかし、トレード初心者でトレンドラインを習得している人は少ないですよね。 そこで本記事では、トレンドラインの引き方やメリットについてわかりやすく解説していきます。 具体的な内容は下記です。 ・2つのトレンドライン ・トレンドラインの2つのメリットとは? ・トレンドラインの引き方を解説! ・おすすめツールを紹介! トレンドラインをマスターできれば、トレードのレベルを一段上げることができます。 「トレンドラインってどうやって引くの?」 「トレンドラインって何がすごいの?」 といった方は是非最後まで読んでみてください! 2つのトレンドライン トレンドラインには下記の2つがあります。 ・上昇トレンドライン ・下降トレンドライン 上昇トレンドラインとは、今後も価格が上がっていく時に機能するラインのことです。 一方で下降トレンドラインとは、今後価格が下がっていく時に機能するラインのことです。 この辺はかんたんな内容なのでさくっと次にいきます。 トレンドラインの2つのメリットとは? ①エントリーポイントを絞れる ②利確・損切りポイントが分かる トレンドラインには上記のようなメリットがあります。 1つずつ見ていきましょう。 ①エントリーポイントが絞れる 仮想通貨市場の状態には以下の3つがあります。 1. トレンドがほとんど無い状態 2. 迷っている状態 3. 上昇トレンドor下降トレンドになっている状態 トレードをする上で大事なのが、トレンドの状態を見極めることです。 というのもトレンドの状態が分かっていればエントリーポイントが絞りやすくなるからです。 例えば、下記の画像のように上昇トレンドラインが引けていれば「ライン付近まで下がったら買おう」とエントリーポイントを絞ることができますよね。 トレンドラインは良いエントリーポイントを教えてくれる、優秀な存在なのです。 ②利確・損切りポイントがわかる トレードを行う時は、エントリーする前に下記を決めるのがセオリーです。 ・利確ライン ・損切りライン 利確ラインとは「ここまで上がれば十分だな」と思えるラインのこと。 対して、損切りラインとは「これより下がったらやばい」と思うラインです。 トレンドラインが引ければ「ラインを割ったら損切り」「ラインで反発して上がったら利確」と損切り・利確ラインを決めやすくなります。 トレンドラインを引くことで、感情に振り回されないトレードができるようになるのです。 トレンドラインの引き方を解説! トレンドラインを引くタイミングは下記です。 【上昇トレンドライン】 直近高値を超えてから、起点の安値と直近安値を結ぶ。 - 【下降トレンドライン】 直近安値を超えてから、起点の高値と直近高値を結ぶ。 実際に例を見ながら解説していきます。 まずはチャートをざっくり見て「N」のような形を見つけます(下降トレンドならNをひっくり返した形です)。 そして、直近の高値を越えているかどうかを確認します。 直近の高値を越えていることが確認できたら、直近の安値と起点となる安値をラインで結びます。 ここではローソク足のヒゲ同士でラインを結んでいますが、実体同士で結ぶ場合もあります。 どちらのラインが機能するかはその時々によって変わるので、初心者の方はヒゲ同士でも実体同士でもラインを引いてみましょう。 気をつけたい2つのポイント トレンドラインを引く上で気をつけたいポイントが2つあります。 それが下記です。 ①トレンドラインは引こうと思えばいくらでも引けてしまう ②トレンドの強度は変化する 「トレンドラインを引くにはまずは"N"のような形を見つけるといい」と先ほど説明しましたが、実はNのような形はいくらでも見つけることができてしまいます。 こうなるとしっかりと機能するラインが引けないので、トレンドラインを引く時はなるべく"大きなN"を探すようにしましょう。 また、もう一つ気をつけたいのが「トレンドの強度は変化する」ということ。 同じ方向のトレンドが続いている場合でも、その強度が変化していくことがあります。 この場合は、トレンドの強度の変化に合わせて新たにラインを足していきましょう。 なのでイメージ的には、 「大きなラインを引くことを意識しつつも、トレンドの強度が変化したら新たにラインを引いていく」 といった感じです。 最初はとにかく練習あるのみなので、上記のポイントを意識しつつひたすらラインを引いてみましょう。 おすすめツールを紹介! トレンドラインを引くツールは「Tradingview」一択ですね。 Tradingviewは多くのトレーダーが利用している人気チャートツールです。 初めて使うには少し戸惑うポイントがいくつかあるので、Tradingviewの具体的な使い方を説明していきます。 まずは、サイトホームページの検索窓に下記を入力しましょう。 ・ティッカー ・建値の種類 ティッカーとは、通貨を示す記号のことでビットコインだったら「BTC」、イーサリアムなら「ETH」といった感じです。 例えば、日本円建てのビットコインのチャートを見たい場合は「BTCJPY」と入力します。 入力すると、取引所の名前が右に記載された状態でいくつか候補が出てくるので、自分が使っている取引所や大手取引所のチャートをクリックします。 クリックすると、簡易的なチャートが表示されるので、画面右上の「フル機能のチャート」をクリックしましょう。 ローソク足のチャートが表示されるのを確認したら、画面左上のラインマークをクリックします。 この状態でカーソルを引きたいラインのポイントに持ってきて、ラインの始まりと終わりで1回ずつクリックすれば完了です。 Tradingviewは無料でも十分使えるツールなので、初心者の方はTradingviewを使ってたくさんラインを引く練習をしてみましょう! まとめ -トレードラインの種類- ①上昇トレンドライン ②下降トレンドライン -トレンドラインの2つのメリット- ①エントリーポイントが絞れる ②利確、損切りラインを絞れる -トレンドラインの引き方- ・まずは"N”のような形を見つける ・見つけたら安値同士を結ぶ -注意点- ・Nはできるだけ大きく取る ・トレンドの強度は変わるのでその都度ラインを引く 雰囲気でトレードをやっていても勝ち続けることは出来ません。 自分なりの勝利法則を見つけるためにもトレンドラインは是非マスターしておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2020/02/04【初心者向け】仮想通貨デモトレードのやり方【ツールも紹介】
「トレードの世界では90%の人が90日以内に90%の資金を失う」 これは、海外の投資家の間でよく言われている言葉です。 厳しいトレードの世界で生き残るのに重要なのが、デモトレードでしっかり練習するということ。 本記事ではそんな重要なデモトレードのやり方を解説していきます。 具体的には下記です。 ・デモトレードの大切さ ・デモトレードの3つのメリット ・デモトレードができる取引所・アプリ3選 ・実際のトレードとデモトレード 「いきなり仮想通貨取引をするのは少し怖い」 「トレードの注文方法とかがまだ分からない」 といった方々は是非最後まで読んでみてください! デモトレードの大切さ 大きくビットコインの価格が上昇した2017年のバブル期には、多くの仮想通貨長者が生まれました。 仮想通貨への注目とともに仮想通貨投資に挑戦する人も増加しています。 「仮想通貨の将来性」に関する詳しい記事はこちら!【初心者向け】参入はまだ遅くない?仮想通貨の将来性を徹底解説 しかし、相場は厳しい世界、投資を始めようしてもいきなり勝てるようにはなりません。 ある程度相場と対峙して雰囲気でも味わってから実際のトレードをすることをお勧めします。 そこで役に立つのがデモトレードです。 デモトレードの3つのメリット ①基本的なトレードの操作を覚えられる ②実際の値動きの中で練習できる ③戦略の検証ができる ①基本的なトレードの操作を覚えられる 瞬時に値が動く相場で、チャート画面の使い方に戸惑っていては勝てるものも勝てなくなってしまいます。 初めはデモトレードで、指値注文、逆指値注文などの決済方法を扱えるようになり、レバレッジの掛け方などを前もって練習しておくことが望ましいでしょう。 簡単なようで、刻々と変化する値動きの中で冷静に的確な注文を入れるにはそれなりの慣れが必要になってきます。 ②実際の値動きの中で練習できる デモトレードでは、資産の実際の値動きを使って売買シミュレーションができるので、"実際にお金をかけていたら"利益が出ていたか損失が出ていたかがはっきりと数値でわかります。 この価格でエントリーしていれば勝てただろうという判断や、もっと早く損切りをすべきだった、あるいは利確が少し早かった、という反省点を金銭の損失なく行えるのです。 また、値動きを実際に体験できるのも大きなメリットです。 体験で新たな発見があるかもしれません。 値動きが早いという気づきを得られたり、思ったより価格変動が少ないという発見をしたりと、実際の値動きから投資体験ができるため実りのある練習ができるでしょう。 ③戦略の検証ができる デモトレードの3つ目のメリットは戦略の検証ができる点です。 初心者だけではなくトレード経験が豊富な方で、投資戦略を構築したいなどというときにデモトレードは使えます。 損失なく、ここで売りを入れたら、買いを入れたら、あるいは利確したら損切りしたら利益はどうなっていたのかという検証を実際の値動きに従って検証することができるのです。 デモトレードで投資戦略を練ることで実際のトレードでの勝率もアップすることでしょう。 デモトレードができる取引所・アプリ3選 デモトレードも実際の取引と同様に、現物取引と仮想通貨FXの2通りの取引があります。 現物取引は、ビットコインやイーサリアムなど原資産を売り買いする取引のことです。 現物取引では、例えば80万円の価格がついている1ビットコインを82万円で売ったなら2万円の利益が生まれます。 一方の仮想通貨FXでは、レバレッジをかけることができるためリスクとリターンが高くなる取引方法だといえます。 レバレッジを2倍にすればリターンもリスクも2倍になります。 レバレッジの適切なかけ方など、FX特有の機能もデモトレードを通して理解していくことをおすすめします。 そこで今回は、デモトレードができる取引所・アプリを3つご紹介しましょう。 本格的なトレードを求めるなら 「BitMEX TESTNET(ビットメックス テストネット)」 特徴 ・本格的なトレード画面でデモトレードができる! ・出来高が多い 取引の種類 ・現物取引 ・仮想通貨FX(レバレッジ取引) BitMEX TESTNETは、これから本格的に投資を始めようとしている方におすすめです。 チャート画面が複雑でなかなか慣れないという意見を持っている方が初心者の中に多くいるかと思います。 本格的にトレードをするなら慣れておきたいチャート画面を、本番さながら体験できるのがBitMEX TESTNETの強みです。 しかも、BitMEX TESTNETのデモトレードで慣れておけば、すぐに本番トレードをBitMEXで始められます。 BitMEXは仮想通貨取引所最大手といっても過言ではないほど規模が大きく有名な取引所です。 BitMEX TESTNETで練習をしてBitMEXで本格的な投資を始めてはいかがですか? デモトレードのBitMEX TESTNETは、デモでないトレード環境を提供するBitMEXと異なる色のロゴになっています。 登録もそれぞれ別で必要なのでご注意ください。 公式HPを見る MetaTrader5を使用!「CryptoGT(クリプトジーティー)」 特徴 ・有名なMetaTrader5が使える ・高いレバレッジを体験できる! 取引の種類 ・仮想通貨FX(レバレッジ取引) CryptoGTは、先に紹介したBitMEX TESTNETなどと違い、MetaTraderというアプリを使ってデモトレードを行います。 CryptoGTに登録したあと、MetaTraderをApple storeかGooglePlayでインストールする必要があります。 MetaTraderは世界的に有名で、多くの投資家が愛用している総合トレードツールと言えるでしょう。 ですからMetaTraderの仕様に慣れてしまえば、多くの取引所でスムーズにトレードを始めることができます。 この機会に是非MetaTraderを使いこなせるようになってください! 公式HPを見る MetaTrader5を入手する 超気楽にトレードの練習ができるアプリ! 「びっとこ!」 特徴 ・気軽にデモトレードを始められる! ・わかりやすい画面 取引の種類 ・現物取引 多くの初心者の方には、BitMEX TESTNETやMetaTraderのチャート画面は複雑で取っつきにくいと感じられるのではないですか? びっとこ!アプリでは、初心者の方に優しいUI/UXとなっているため、そのような心配はいりません。 わかりやす画面で仮想通貨価格の実際の動きを元にデモトレードを重ねれば、市場がどのように動いているかを体験することができます。 値動きを体験できたら、次は取引所で本格的なトレードを始めればいいのです。 びっとこ!アプリを入手する 実際のトレードとデモトレード ここまででデモトレードの重要性を強調してきました。 デモトレードで実際の相場と向き合う訓練を重ねることは大切です。 しかしデモトレードと実際のトレードには大きな差があることにも注意してください。 実際のお金を動かし、そのお金が失われる可能性が常にある中で行うトレードとシミュレーションのデモトレードではメンタルにかかる負担に大きな違いがあります。 メンタルが正常でなければ冷静で合理的な判断はできません。 本来損切りすべきところでできず、利確すべきところでできず、失敗を重ねて損失を被ることも考えられます。 やはり最後は、実際のトレードで鍛えるしか方法はないようです。 仮想通貨の始め方 | 今日からできる!【完全ガイド】 実際のトレードでおすすめな取引所3選 GMOコイン-レバレッジ最大水準の国内取引所 アプリが使いやすいレバレッジ対応取引所 GMOコインではビットコインの現物・レバレッジ取引だけでなく、リップルやイーサリアムなどの売買もできる取引所です。すぐに取引ができるスピード注文や、見やすいチャートが表示できるアプリの評判が高くなっています。国内では最大倍率のレバレッジ10倍での取引が可能です。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引(取引所・販売所) レバレッジ取引 取引手数料 BTC現物…Taker:0.1%, Maker:無料 BTCFX…無料 販売所…無料 【運営のコメント】 GMOコインはBTCFX(レバレッジ取引)を行うユーザーが多く利用しています。スマホでチャートを見るときはGMOコインのアプリ(ビットレ君)を使うという人も多いです。BTCFXは10倍固定と高めに設定されています。国内取引所では最高水準の倍率で取引が液るので、大きく利益を上げたい人におすすめです。 登録方法を確認する 公式HPを見る Coincheck(コインチェック)-初心者はまずはここからがおすすめ 初心者向けの入門取引所 Coincheck(コインチェック)は初心者でも使いやすい仮想通貨取引所です。販売所で簡単に取引ができるほか、中級車へのステップアップに最適な取引所機能やレバレッジ取引の機能も用意されています。ビットコインはもちろん、イーサリアムやリップルなどのメジャーなアルトコインも売買可能です。2018年の仮想通貨流出事件後、セキュリティや運営体制を強化して稼働再開しています。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引 レバレッジ取引 取引手数料 無料 ※建玉管理料やスワップは別 【運営のコメント】 とにかくシンプルなUI/UXで使いやすい初心者向けの取引所です。仮想通貨に難しそうなイメージを持っている人はCoincheck(コインチェック)に登録して、まずは仮想通貨に触れてみるのがおすすめです。初心者からステップアップしたい場合、取引所での取引やレバレッジをかけての信用取引ができます。初心者から中・上級者まで長く使える取引所になっています。 登録方法を確認する 公式HPを見る bitbank(ビットバンク)-アルトコインの取引ならココ アルトコインの板取引ができる取引所 bitbank(ビットバンク)は最も人気な国内取引所の1つです。ビットコインだけでなく、アルトコイン代表のイーサリアム、人気のリップルも板取引(取引所形式)で取引することができます。アルトコインが取引所形式で取引できる数少ない国内取引所なので、bitbankに登録しておけば仮想通貨投資の幅が広がります。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引 取引手数料 Maker:-0.05% Taker:0.15% 【運営のコメント】 ビットコインやアルトコインの「販売所」が用意されていないので、取引所の仕組みを理解するまでは使い方に少し戸惑うかもしれません。ただ、中~上級者になるためには取引所を使えるようになることが必須なので、仮想通貨投資の幅を広げるならぜひ登録しておきたいですね。また、レバレッジ取引はできないので、レバレッジ取引・ビットコインFXをしたい人は別の取引所にも登録しておきましょう。 登録方法を確認する 公式HPを見る まとめ まとめ・デモトレードでトレードの慣れれば勝率upにつながる ・しかし実際のトレードとの違いがあり油断は禁物 ・デモトレードで練習したらいざ本番へ ! デモトレードを始める上で役立つ情報がありましたか? ぜひデモトレード環境を効率的に使って実力を伸ばしてください。 本記事を読んで、本格的に仮想通貨取引をしてみたいという気になった方は以下の記事も読んでみてください! 仮想通貨の始め方 | 今日からできる!【完全ガイド】
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2020/01/21仮想通貨の貸仮想通貨(レンディング)の仕組みとは?国内取引所比較まで徹底解説
仮想通貨は購入をして、価格が上がって利益を出す方法が主流ですが、他にも仮想通貨の資産を増やす方法はいくつも存在します。その中の一つとして、貸仮想通貨(レンディング)サービスをご存知でしょうか? レンディングサービスは、仮想通貨を取引所に預けるだけで仮想通貨を増やすことができます。新しい資産運用の形としても注目を集めているレンディング。 ただし、注意事項もあるのでよく考えて検討してみてください。 今回は仮想通貨のレンディングの概要からメリット・デメリット、レンディングサービスを行なっている取引所の比較まで、網羅して解説していきます。 レンディングとは 仮想通貨のレンディングとは、仮想通貨を貸し出して金利(利子)を得るサービスを指します。 金利(利子)とは? 金銭などの貸し借りをした際に一定率支払われる対価のこと。貸した人は元金+利子を得ることができる。借りた人は元金+利子を支払わなければならない。 仮想通貨のレンディングサービスは、ちょうど銀行預金と似たようなシステムと考えていただければ、想像しやすいかもしれません。 保有している仮想通貨を仮想通貨取引所に預け、預けた期間分の利子を得ることができるのです。 要するに、トレーディングをしなくても預けるだけで仮想通貨を増やすことができるので仮想通貨をガチホしている方などに適した、新しい投資法として話題を集めています。 https://twitter.com/adamn3611/status/1016940188025720833 https://twitter.com/IHayato/status/1006671704821780481 仮想通貨レンディングの仕組み 仮想通貨レンディングは厳密に言うと、「貸したい人(レンディングしたい人)」が「取引所」に仮想通貨を預け、「借りたい人」が「取引所」から仮想通貨を借りるという構図となっています。 取引所はいわば「借りたい人」と「貸したい人(レンディングしたい人)」のマッチングを行い、仲介として機能しているのです。 仮想通貨レンディングには、「借りたい人」と「貸したい人(レンディングしたい人)」と「取引所」の三者が揃っていることが前提となります。(ただし、海外の取引所では取引所を介さないで直接ユーザー同士で貸し借りするパターンも存在します。) そこで仮想通貨を「借りたい人」とはどういう人なのか?という疑問が生じます。 その答えは「証拠金取引」という取引方法にあります。 トレーディングには主に、「現物取引」と「証拠金取引」の2種類が存在します。 2種類の投資方法 「現物取引」 取引所もしくは他のユーザーと投資した資金の範囲内での取引をすること。 「証拠金取引」 取引所に入金しているお金を担保にすることで、元手の何倍もの取引をすることができる。元手の倍の利益を得られる反面、倍の損を出すかもしれないというハイリスクハイリターンでの投資方法。 証拠金取引では何倍ものレバレッジをかけることができるので、何倍もの資金が必要となり取引所から日本円を借りなければいけません。 「借りたい人」「貸したい人(レンディングしたい人)」「取引所」の三者の仕組みをまとめると以下のようになります。 ※BTCで証拠金取引を行う場合 「借りたい人」 レバレッジ取引をするために、取引所を介して、日本円を借り、その分の利子を取引所に支払う 「貸したい人(レンディングしたい人)」 仮想通貨を取引所を介して他のユーザーに貸し出し、その期間分の利子を受け取る 「取引所」 上記両者の利子の差額分を利益として得ることができる このように「借りたい人」「貸したい人(レンディングをしたい人)」「取引所」の三者の需要と供給の合致によりレンディングサービスは成り立っているのです。 仮想通貨レンディングのメリット 【メリット①】仮想通貨を預けているだけで金利を得ることができる 仮想通貨レンディングの最大のメリットは、やはり預けているだけで金利を得ることができることでしょう。 トレーディングスキルを必要としないので、トレーディングに自信のない方におすすめです。 また、取引所にもよりますが、得られる金利はおよそ年間5-10%程度と大きいことも利点です。 銀行預金が年間およそ0.01%と比べるとその金利の大きさがわかると思います。 【メリット②】不正が起こりにくくなっている 貸し手と借り手の間に取引所が仲介として管理しているので、借り手が貸し手の資金を持ち逃げをすることが不可能であり、不正が起こりにくい仕組みとなっています。 仮想通貨レンディングのデメリット 【デメリット①】取引所が破綻するリスク カウンターパーティーリスクという言葉を聞いたことがありますか?これは、仮想通貨を預けている取引所の経営が破綻してしまった場合、預けた資産は戻ってこない可能性があります。 レンディングに対する補償は取引所によりますが、海外の取引所を利用している場合は補償が無いことも有り得る話です。 レンディングとは直接関係はありませんが、2019年11月IDAXという取引所で、突如としてIDAXのCEOが消失し連絡が取れなくなるという事件が起こりました。 同取引所ではコールドウォレットに入っている暗号資産へのアクセスができなくなり、資産の入出金ができないという事態になりました。 このように取引所側の理由から、資金の入出金ができなくなるという事態も実際に起こっているため決して無視できるリスクではありません。 日本国内においては、現在、顧客の資産を預かるルールを設定しており、国外と比較しても補償がされやすいでしょう。しかし、預ける際は注意が必要です。 【デメリット②】契約期間中、貸している仮想通貨を動かすことができない 仮想通貨はボラティリティが高いという特徴があります。 レンディング契約期間中、たとえ暴落したとしても貸し出ししている仮想通貨を引き出して、売却することはできません。 つまり、途中で損切りすることができないのです。 途中解約することもできますが、途中解約手数料が発生します。 レンディング契約する際は、契約する取引所とタイミングを慎重に見極める必要があります。 レンディングサービスを行なっている国内取引所比較 bitbank ※2020年1月時点 随時こちらで確認してください。 対応仮想通貨 BTC(ビットコイン) レンディング 期間 1年 年率 1 ≦ X < 5・・・3%(※) 5 ≦ X < 10・・・4% 10 ≦ X・・・5% レンディング 可能数量 1~25BTC 途中解約料 貸し出した数量の5%(※) ※XをBTCの数量とする。貸し出す数量が多くなれば年率も高くなる。 ※10BTC貸し出したと売れば途中解約料として0.5BTC支払い、残りの9.5BTCが返還される。 bitbankのレンディングサービス概要 現在ビットコインのみの募集となっていますが、順次リップル・ライトコイン・イーサリアム・モナコイン ビットコインキャッシュ 等のその他の仮想通貨も対象予定としています。 ・募集期間・募集月 毎月1日から月末にかけてレンディング募集者を募り、その期間を募集月と呼ぶ。 募集月が2018年7月の場合、募集期間2018年7月1日〜2018年7月31日のことを指す。 ※毎月始めに登録メールアドレス先にレンディングサービスの案内が送られてくる ・満了期日 募集月の翌月1日を起算日とし、その12ヶ月後(募集月の翌年月末)を満了日とする。 募集月が2018年7月の場合、2018年8月1日を起算日とし、2019年7月30日が満了日となる。 ・返還日 満了期日の翌日を起算日とし、10営業日以内にbitbank口座に相当消費税額を含めた同種、同等、同量の貸し出した仮想通貨と利子を返還する。 出典:bitbank取引ルール 口座開設を済ませれば、レンディングサービスを受けられます。まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。 登録方法を確認する 公式HPを見る GMOコイン ※GMOコインでは不定期にレンディングサービスを行なっています。ビットコインは2018年4月の募集要項アルトコインは2018年5月の募集要項を参照しています。随時公式サイトのニュースで確認してください。 対応仮想通貨 BTC(ビットコイン) ETH(イーサリアム) BCH(ビットコインキャッシュ ) LTC(ライトコイン) XRP(リップル) レンディング 期間 BTC→90日間 アルトコイン→150日間 年率 5%(税込) レンディング 可能数量 10BTC~100BTC 100ETH~1,000ETH 50BTC~500BTC 300LTC~3,000LTC 100,000XRP~1,000,000XRP 途中解約料 (貸し出し数量×貸し出し期間×利率)/365(※) ※10BTCを60日間貸し出したとして(10×60×5)/365として解約手数料は8%なので0.8BTCを支払い、残りの9.2BTCが返還されます。 GMOコインのレンディングサービスの概要 GMOコインでは不定期にレンディング応募者を募っており、対象通貨もその時で違うので、GMOコインの公式ニュースのページで募集要項を確認する必要があります。 ・募集期間・募集月 不定期であり、大体月始めから同月末で募集を行なっている。 ・満了期日 貸借期間の開始日として、個別契約において定める日を実行日とし、そこからそれぞれの期日を経た日を決済日として満了とする。 ・返還日 決済日において、借り入れた対象通貨と同種、同等、同量の仮想通貨と利子をユーザーの口座へと返還する。 出典:GMOコイン貸仮想通貨サービスや約款 レンディングサービスを受けるには口座開設が必要です。まずは口座開設を! 登録方法を確認する 公式HPを見る 海外の取引所のレンディングサービス事情 海外取引所では主にbitfinexやPoloniexなどがレンディングサービスを行なっています。国内取引所と違い、取引所を介さず直接証拠金取引を行うユーザーに対し貸し出しをするのが主流となっていました。 ユーザー同士で行うので、貸し出し期日を自由に設定できたり、対象となる通貨が豊富なことや利率を高く設定できることが魅力です。 利率はユーザー間で設定出来るため、変動利率となっています。その時々の利率はこちらで確認しましょう。 しかし、取引所を介さないで貸し出しを行うため、貸し倒れのリスクが高く、仮想通貨が戻ってこないということが十分起こり得るので注意してください。 また、2019年過ぎからは、新たに大手の暗号通貨取引所BinanceやKuCoinなどもレンディングサービスへと参入を開始しました。 これらの取引所はBitfinexやPoloniexなどとは違い、P2Pでのレンディングではなく、取引所が介してユーザーの資産を管理していることが特徴となります。 まとめ トレーディングとレンディングはどちらもメリット・デメリットがありますが、トレーディングに比べてレンディングの方が比較的ローリスクローリターンであると考えられます。 ガチホしている方には、嬉しいサービスだと思います。 ただし、契約する取引所とタイミングを見極めて行う必要があることを十分理解しましょう。 レンディングも余剰資金でやることをおすすめします。 堅実に資産を増やしたいという方は、レンディングを検討してみてはいかがでしょうか? CHECK仮想通貨/ビットコインの購入にオススメな取引所を徹底比較【2020年1月最新ランキング】
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2020/01/08個人ができる仮想通貨のセキュリティ対策とは?BTCなどの資産を安全に管理【2020年最新版】
2018年初にコインチェックの事件で580億円のNEMが流出したこともあり、仮想通貨投資のセキュリティ対策は必ず行う必要があります。 当時、実際にコインチェックを利用していたユーザーはコインチェックに預けていた資金が幽閉されてしまったという人も少なくないと思います。 しかし、あの事件から自身の仮想通貨に関するセキュリティを見つめ直した人はどれだけいるでしょうか。 そもそもなにをやっておくべきか? 最低限のセキュリティ対策は? 面倒じゃない? この記事では仮想通貨・ビットコインの基本的なセキュリティ対策についてまとめています。 もしまだ実施していない対策があれば、必ずやっておいてください。 取引所専用のアドレスを用意 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの メールアドレス 取引所に登録するアドレスは、普段利用しているものとは違うアドレスを使いましょう。 覚えのない迷惑メールが届いたりするように、メールアドレスは意外と簡単に流出します。 メールアドレスが流出、メールアカウントがハッキング、取引所から資金を盗まれる、ということも起きた事例があるので、必ず普段使いのアドレスとは分けておきましょう。 ポイントGmailを使うと、1つのアドレスで取引所ごとに違うアドレスを利用することができて、さらにセキュリティを高めることができます。 [email protected]というGmailアドレスを利用しているとすると… 「[email protected]」のように「@」の前に「+英数字」を追加できます。 「[email protected]」のように任意の箇所に「.」を追加できます。 (メールはすべて[email protected]に届きます) パスワードの使い回しをしない 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの (管理用ファイル) 各取引所やウォレットで同じパスワードにしていると、もし仮に取引所Aのパスワードが流出した時に取引所Bのパスワードも流出したことになります。 また、そんなときにすべてのパスワードを変更し直すのは面倒ですよね。 パスワードは取引所やウォレットごとに、必ず別々のものを使いましょう。 パスワードの管理エクセルやテキストファイルできちんと管理しましょう。バックアップもとって、USBやクラウドに保存しておくのがおすすめです。 Dropboxなどのクラウドに保存する場合はBoxcryptorという暗号化ソフトも必須です。 パスワードは強固なものを 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの パスワード生成サイト パスワードについては暗記できるような単純なものを利用するのは絶対にやめましょう。 桁数 4桁 6桁 8桁 10桁 英小文字 1秒以下 1秒以下 46秒 9時間 英大小文字+数字 1秒以下 13秒 13.5時間 6年 英大小文字+数字+記号 1秒以下 2分24秒 14日 341年 こちらは株式会社ditの「セキュリティ調査レポート」です。 簡単なパスワードがいかに危ないかがわかりますね。 パスワードはパスワード生成サイトを利用して、自動的に作られた強固なものを利用するのがおすすめです。 パスワード生成サイトについて私はこちらのパスワード生成サイトを利用しています。 強度を最強、文字数を30字程度くらいにしておけば問題ありません。 二段階認証を必ず設定する 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの 二段階認証アプリ ほとんどの取引所では二段階認証が利用できるようになっています。 というよりも、二段階認証のない取引所は利用しない方が良いくらいです。 二段階認証はそれくらい強力なセキュリティなので、必ず設定しておきましょう。 また、二段階認証はきちんとバックアップを取っておかなければ機種変更のときなどに自分も締め出されてしまいます。 二段階認証の設定・バックアップについてはアラタさんの「【仮想通貨】機種変でハマった2段階認証アプリの注意事項」がわかりやすいです。 ブックマーク登録を活用する BITTREXを検索してログインしようとしたら、検索ページに一番上のサイトが出てきた。クリックしたらいきなりIDとパスワードを要求されたんだけど、これってフィッシング??怖い怖い..... pic.twitter.com/QBRkpCbOPz — $ビットブル$ (@masahiroots) 2017年8月30日 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの なし 取引所やMyEtherWalletなどのオンラインウォレットなどのURLは必ずブックマーク登録しておきましょう。 検索エンジンにはフィッシングサイトが紛れていることも多いので危険です。 取引所チェッカーというChromeの拡張機能があるので、これもインストールしておくと保険になります。 最近だと、MetaMaskを利用しているユーザーはフィッシングサイトや怪しいサイトにアクセスすると警告ページが表示されます。 ブックマークを忘れていた人Coinmarketcapの取引所ページから公式なページにアクセすることができます。 自分のウォレットを利用する 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの ウォレット BTC…Blockchainなど XRP…ToastWalletなど ETH系…Metamaskなど NEO系…NEONWalletなど 仮想通貨の資産は取引所には置いたままにせず、自分のウォレットで管理するようにしましょう。 取引所のウォレットで管理していると、コインチェックの事件のときのように、突然自分の資産が引き出せなくなることがあります。 取引所は常に狙われているので、取引所のセキュリティに任せっきりにせずに、自分のウォレットを用意して自分で管理することが大切です。 コールドウォレットやペーパーウォレットなどであれば、ハッキングのリスクは更に下がりますが、準備が大変という方は信頼度のあるソフトウェアウォレットなどで管理をしましょう。 仮想通貨はウォレット管理をしよう!取引所での資産保管リスク 無料で安全に資産を管理できるペーパーウォレットとは?使い方も紹介! 仮想通貨のセキュリティ対策まとめ 仮想通貨・ビットコインのセキュリティ対策についてまとめてきました。 最低限の対策とはいえ、いますぐできるものばかりです。 まだ対策していなかった人はこの機会に自分のセキュリティを見直してみてください。
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2019/12/16仮想通貨投資の典型的な失敗パターン5選【あなたは大丈夫?】
「最大のリスクは"無知"である」 様々な分野で言われるこの言葉は仮想通貨投資にも当てはまります。 とは言っても、仮想通貨にどんなリスクがあるのかは初心者の方はわかりませんよね。 そこで、本記事では「初心者がしがちな仮想通貨投資の失敗パターン」を仮想通貨投資歴2年の筆者がわかりやすく解説していきます。 具体的には下記です。 ・典型的な失敗パターン5選 ・初心者がやっておくべき3つのこと 「大事な自分のお金を無駄に減らしたくない」 「少ない元手でコツコツ増やしていきたい」 と思っている方は、是非最後まで読んでみてください! 典型的な失敗パターン5選 ①手数料を把握せずに取引してしまう ②友人やSNSの情報に流されてしまう ③マイルールがない状態で取引してしまう ④「トレードすること」が目的になってしまう ⑤私生活を疎かにしてしまう ①手数料を把握せずに取引してしまう 初心者がよくやりがちなミスがこれですよね。 仮想通貨投資を行う時は、以下の式をいつも意識しましょう。 利益 - 手数料 = 本当の利益 これを意識していないと「儲かったと思ってたら実は損してた」なんてことが起こってしまうのです。 仮想通貨の取引には以下の2つの手数料があります。 ・入出金手数料 ・取引手数料 その中でも特に注意すべきなのは「取引手数料」。 取引手数料とは、仮想通貨を売り買いする度にかかる手数料のことで取引所や取引量によってその金額は異なります。 例えば、取引手数料が0.15%の取引所で「5万円分のビットコインを買ってまた日本円に戻す」という一連の売買を行う場合は、 50,000円 × 0.0015% = 75円 × 2 = 150円 が1回の取引で持っていかれるわけです。 「たった150円か。別に気にする額じゃないじゃん」 と思ったかも知れませんが、トレードというのは一発勝負で決まるものではなく、勝ち負けを繰り返しながら最終的にプラスにしていくものです。 「50,000円でトレード始めて、3000円利益出たわ。」 と思ったとしても、取引手数料を考えるとマイナスになってたりするので、取引手数料は常に意識しましょう。 ②友人やSNSの情報に流されてしまう これもありがちですよね。 投資の基本は「需要が無い時に買って、需要が高くなったら売る」です。 よくありがちなのが、周りが騒ぎ出してから慌てて買って損するパターン。(これをイナゴと言います) 「ビットコインめっちゃ上がってる!!」 というツイートを見てから買っているようじゃ遅いということです。 もう少し詳しく解説しましょう。 大口(資金がたくさんある人)やプロのトレーダーは大体、値段が上がる前に仮想通貨を仕込んでいます。 2017年末のバブルを例に出すと以下のような感じです。 大口・プロトレーダー達は、元から仕込んでいる仮想通貨をいつ売るかタイミングを見計らっているわけです。 周りが騒ぎ出してから飛びつくのは「上手い人達にいつ狩られるか分からないイナゴタワーに飛びつく」のと同じ、超高リスクな行為なので気をつけましょう。 ③マイルールがない状態で取引してしまう トレードにおけるマイルールとは、以下の2つを決めるということです。 ・損切りポイント ・利確ポイント 損切りポイントとは「これより下がったらヤバいので、ここで一旦撤退しておこう」というポイントのことです。 一方、利確ポイントとは「ここまで上がれば十分な利益出たからOKだな」と思えるポイントのこと。 仮想通貨トレードでは、自分がポジションを持つ前に損切りポイントと、利確ポイントをあらかじめ決めるのがセオリー。 初心者がやりがちなのは、マイルールを決めず雰囲気でトレードしてしまうことです。 このやり方だと、一時的に勝てたとしても最終的にほとんど負けます。 徹底してマイルールを作り、それを実行しましょう。 ④「トレードすること」が目的になってしまう 「そんなバカな」と思った方もいるかもしれませんが、多くの人がこのパターンに陥ります。 トレード画面には自分が今どういう状況なのかを示す「含み益」や「含み損」が表示されています。 これらは本来、架空のものなのですが、初心者は含み益や含み損に感情を揺さぶられがち。 含み益や含み損に感情を揺さぶられると、 利益はそんな出なかったけど、一瞬すごい含み益だったなあ(←満足) という状態になってしまいます。 あなたが「儲けたい」と思ってトレードを始めたのなら、結果にだけフォーカスしましょう。 ⑤私生活を疎かにしてしまう 初心者がポジションを持つと、トレードのことしか考えられなくなります。 これは結構まじです。(←筆者の体験談) 自分の大事なお金を突っ込んでいるので、チャートが今どうなっているのか常に把握しておきたくなりますよね。 常にチャートを見ていないと落ち着かないため「睡眠時間を削ってチャートを見続ける」なんてことに陥りがちです。 そうならないためにも初心者は、 ・余裕のある範囲でトレードする ・寝る前にポジションを解消する(寝ポジを持たない) ・寝ポジを持つ場合は利確・損切り注文を先に出しておく ことが重要になります。 トレードには人の心を揺さぶる力があるということを意識しておきましょう。 やっておくべき3つのこと ・公式サイトをブックマークする ・二段階認証を行う ・パスワードを忘れないようにする ありがちな失敗談の他に、初心者がやっておくべきことを3つ紹介します。 公式サイトをブックマークする 取引所の公式サイトをブックマークしておきましょう。 なぜなら、偽物の取引所サイト(フィッシングサイト)の被害に合う可能性があるからです。 フィッシングサイトは、あなたがいつも使ってる取引所になりすましてアカウント情報やパスワードを盗もうとしてきます。 「そんなのに引っかかる人いるの?」と思った方もいるかも知れませんが、これが意外と侮れません。 というのもフィッシングサイトはGoogleの検索トップに現れることがあるからです。 先日も「Zaif」という取引所のフィッシングサイトが、検索トップに広告として表示されている事案が発生しました。 取引所サイトにアクセスする時は、 ・ブックマーク(お気に入り)からアクセスする ・Twitterの公式アカウントからアクセスする のどちらかの方法でアクセスしましょう。 二段階認証を行う 二段階認証とは、ID/パスワードの他に、外部のアプリでさらにもう一つのパスワードを入力する仕組みです。 二段階認証を設定しておくと、たとえIDやパスワードが漏れたとしても第三者があなたのアカウントにログインすることは難しくなります。 下の画像は実際の二段階認証アプリの画面です。 登録しているサイト毎にパスワードが表示されており、これらは数十秒毎に一回新しいものが生成されます。(パスワードに賞味期限があるということです。) 二段階認証アプリは、 ・Google Authenticator(iOS/Android) ・Authy(iOS/Android) あたりがオススメです。 ほとんどの取引所では、アカウント画面から二段階認証の設定ができるので必ず行っておきましょう。 パスワードを忘れないように気をつける これは基本中の基本ですが大事なことですよね。 取引所の場合はパスワードを忘れてしまっても再発行などを行うことで対処できます。 注意しなければいけないのが、ウォレットに仮想通貨を入れている場合です。 ハードウェアウォレットやウォレットアプリに仮想通貨を入れている場合、パスワードを忘れてしまったら二度と仮想通貨を取り出すことができなくなります。 ・紙に書いて大切に保管しておく ・iPhoneのメモにロックをかけて保管しておく などの方法でパスワードは大切に保管しましょう。 まとめ -典型的な失敗パターン- ①手数料を把握していない ②周りの情報に流される ③マイルールが無い ④トレードが目的になってしまう ⑤私生活が疎かになる -やっておくべき3つのこと- ・公式サイトをブックマークする ・二段階認証を行う ・パスワードをしっかり管理する 仮想通貨やブロックチェーン技術は「人工知能、VRなどと並ぶ偉大な発明」とも言われていたりします。 今回は仮想通貨投資の"負の側面"の方に注目しましたが、仮想通貨には当然ながら魅力があります。 以下の記事では「仮想通貨の魅力」について解説しているので「仮想通貨って何がすごいの?」と思っている方は目を通しておきましょう。 詳しくはこちら! >仮想通貨の5つのメリットとは|決済だけじゃないって知ってた?< 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!