初心者向け
2024/07/18Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を徹底解説!
Discord(ディスコード)は、チャットや音声通話ができる無料のコミュニケーションツールです。 仮想通貨(暗号資産)やNFTに関する多くのプロジェクトのコミュニティがDiscord上で活動しており、最新の情報をキャッチするためには必須のツールになっています。 DiscordはPCやスマホのアプリとして提供されていますが、Webブラウザからも利用が可能です。本記事ではDiscordのブラウザ版について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説します。 ブラウザ版ならではのメリットもあるので、アプリ版とうまく使い分けて情報収集を効率化しましょう。 Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discord(ディスコード)とは? Discord(ディスコード)とは? チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discord(ディスコード)の使い方を説明する前に、Discordについておさらいします。 Discordに関する基本的な事項をまとめたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール Discordの基本情報 種別 チャットアプリ コミュニケーションツール 対応OS Windows, macOS, Android, iOS, Linux, ウェブブラウザ 初版 2015年5月 提供元 Discord Inc. 公式サイト https://discord.com Discordは、チャットや音声通話によるコミュニケーションツールで、基本的に無料で使えます。 フレンドとなったユーザー間でテキストや音声・ビデオ通信ができるだけでなく、コミュニティごとにサーバーを立てることができ、サーバーの参加者間で情報をやり取りすることが可能です。 提供しているのは米国のDiscord Inc.で、親しい友人での少人数の集まりから数千人規模のファンコミュニティまで、さまざまな規模のコミュニティが活動しています。 Infulencer Marketing Hubの調べでは、登録者数は3億9000万人、毎月のアクティブユーザー数は1.5億人、アクティブなサーバー数は1,900万を超える巨大なコミュニケーションプラットフォームです。 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 仮想通貨・NFTに関するおすすめDiscordコミュニティ コミュニティ名 海外/国内 説明 Axion Crypto-Community 海外 メンバー数が56,000人を超える大規模仮想通貨コミュニティ Cryptohub 海外 仮想通貨に関する初心者向けのコミュニティ Larva Labs 海外 NFTのグローバルな最新トレンドをフォローするのに最適 boarding bridge 国内 CryptoTimesの公式コミュニティで、DeFi・NFTなどのプロジェクトやエアドロップに関する情報共有を行う Discordは、当初はオンラインゲームでのコミュニケーションツールとして作られましたが、ゲーム以外のコミュニティへの浸透が著しいため、より汎用的なコミュニケーションツールとして2020年にリブランドされました。 現在は仮想通貨やNFTに関するコミュニティも多く活動しています。 参加者が限定されたコミュニティ内ならではのフレッシュな情報がいち早く入手できるのが特徴で、プロジェクトやNFTに関する新情報やトレーディングに役立つシグナルなどをキャッチするには外せない情報源になっています。 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discordには、携帯やPC向けにソフトウエアをダウンロードして使うアプリ版か、DiscordのURLにWebブラウザからアクセスして使用するブラウザ版があります。 アプリ版は多様なOSに対応したバージョンが容易されており、ダウンロード後にインストールして使用します。 ブラウザ版はWebブラウザ経由でDiscordにアクセスする方法で、ダウンロードやインストールなしに使うことができます。スマホのブラウザからでも使う事ができるので、スマホにアプリをインストールする必要はありません。 ブラウザ版はこちら>> iOS版/Android版/Windows版/Linux版/Mac版のダウンロードはこちら>> ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discord(ディスコード)のアプリ版とブラウザ版は、基本的な機能は同じですが細かい点で違いがあります。 こちらでは、アプリ版と比較した場合のブラウザ版の特徴を解説します。 両者の違いを理解してうまく使い分けると、Discordからの情報収集が楽になりますよ。 ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版の大きな特徴のひとつは、アプリをダウンロードする必要がない点です。 Discordはサイズの大きなアプリのため、ダウンロードするにはそれなりに大きな容量が必要です。 例えばiOS版やAndroid版では200MB近くのサイズを必要とします。 容量に十分余裕がある場合は問題ありませんが、ひっ迫しているスマホでは使いにくいアプリです。 ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 一般的には、ブラウザ版よりもアプリ版のほうが動作が軽い傾向があります。 十分ハイスペックなPCで使用する場合はアプリ版とブラウザ版に大きな差は感じませんが、スペックの低いPCやスマホで比較すると、アプリ版のほうが動作が軽いことに気がつきます。 ブラウザ版を使用して動作が重いなと感じたら、アプリ版の使用を検討しましょう。 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる Discordでは仮想通貨やNFTに関する発信の多くは英語で行わており、最新の情報に触れるためには英語がメインのサーバーに参加することが必要です。 Discord自体にはテキストチャットの内容を一括で翻訳してくれる機能がないため、日本語に翻訳したい場合は面倒なコピペを繰り返すことになります。 ただしブラウザ版の場合は、Google Chromeブラウザの拡張機能と翻訳機能を組み合わせて、テキストチャットの内容を一括で翻訳して表示することが可能です。 英語がメインのサーバーから素早く情報を取り出したいときには、ブラウザ版がおすすめです。 ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる Discordはアカウント登録をしてから利用するのが前提のツールです。 使用する前にメールアドレスなどの情報を入力して、アカウントの認証を終わらせておく必要があります。 ただしブラウザ版だけは、個人情報の登録が不要な仮アカウントで利用できます。 Discordを一時的に試してみたい場合に便利なので、本格的に利用するかどうかを迷っている場合には、ブラウザ版を仮アカウントで使ってみましょう。 ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discordには多くのショートカットキーが用意されており、短いキーアクションでDiscordのさまざまな機能を呼び出すことができます。 アプリ版のDiscordであれば、システム側で決まっているショートカットキー以外のものをユーザーが独自に定義する「カスタムキー割り当て」の機能があります。 Discordをより使いやすくする便利な機能ですが、残念ながらブラウザ版にはありません。 カスタムキー割り当てを使ってDiscordを便利に使い込みたい人は、アプリ版をおすすめします。 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 Discordへのアカウント登録 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする サーバーに参加する方法 ブラウザ版Discordの画面構成 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 ここからは、ブラウザ版Discord(ディスコード)の使い方を解説します。 操作画面のキャプチャ画像とともに説明するので、自分の環境で試しながら確認していきましょう。 Discordへのアカウント登録 Discordを使用するには、最初にアカウントを登録する必要があります。 アカウントの登録は、Discordの公式ページから行います。 公式ページを開いて最も下の部分までスクロールしましょう。 右側に「登録」のボタンがあるのでこれをクリックすると、「アカウント作成」のページが開きます。 「アカウント作成」のページで、アカウント登録に必要な諸情報を入力します。 メールアドレス・ユーザー名・パスワード・生年月日を入力して「はい」をクリックしましょう。 ここでユーザーがコンピューターでないことがCAPTCHAによって確認された後、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。Discordの画面が開き、使い始めることができます。 この後、登録したメールアドレス向けにアドレス確認のメールが届きます。 このメールを開いて「Eメールを確認します」をクリックすれば、アカウントの登録は終了です。 CAPTCHAとは 「Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apart」の略で、ユーザーがコンピューターではないことを確認する仕組みです。人間に絵の認識をさせるタイプのものが多く、ユーザー認証の際に多く使われています。 Discord(ディスコード)アカウント削除とアイコン変更の初心者向けガイド 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版のDiscordへのログインは、Discordの公式ページから行います。 公式ページの右上のログインを選択すれば、ログイン情報の入力画面が表示されます。 ログイン情報の入力画面にメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックすれば、Discordへのログイン完了です。 また、この画面のQRコードをスマホのDiscordアプリで読み込むだけでも、ログインが完了しますよ。 Discord(ディスコード)のパスワードを忘れたときの対処法を解説 ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする ブラウザ版のDiscordでは、正規のアカウントを登録することなく、仮アカウントでDiscordを使えるのが特徴です。 Discordがどんなものか試してみたい場合や、コミュニティ内での会話を一時的に覗きたい時に、手軽にDiscordを試すことができます。 それでは、仮アカウントでのログインの方法を説明していきましょう。 仮アカウントでログインするには、Discordの公式ページを開きます。 「Discordをブラウザで開く」のボタンがあるので、こちらを選択しましょう。まだDiscordにログインしていない状態であれば、仮のユーザー名を入力する画面が表示されます。 仮のユーザー名を入力して「→」をクリックしましょう。 CAPTCHAによって、ユーザーがコンピューターでないことの確認が行われます。 CAPTCHAによる確認が完了すると誕生日を入力する画面が開きます。 ここで誕生日を入力して「次へ」のボタンを選択すると、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。 Discordの画面が開き、使い始めることができます。 繰り返し利用するなら正規のアカウントを作ろう 仮アカウントは一時的な利用には便利ですが、永続性が無いので一度ログアウトすると再度ログインすることはできません。繰り返し利用したい場合は、正規のアカウントを作成しましょう。 サーバーに参加する方法 Discordにログインできたら、次は興味のあるサーバーに参加しましょう。サーバーに参加するための主な方法は3種あります。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーへの招待のダイレクトメッセージから参加する 公開サーバーを探して参加する それぞれの参加方法を個別に解説していきましょう。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーの招待リンクのURLを持っている場合は、それを使ってサーバーに参加することができます。 Discordにログインした状態で、まずは左側にある+のボタンを選択しましょう。 このボタンは新しいサーバーの作成や参加するサーバーを追加するボタンなので、「サーバーを作成する」の画面が開きます。 この画面で下部の「サーバーに参加」を選びましょう。 「サーバーに参加」の画面が開くので、招待リンクを入力して「サーバーに参加する」をクリックすれば、サーバーに参加できます。 ダイレクトメッセージによる招待から参加する フレンドからダイレクトメッセージで、サーバーへの招待が送られてくることもあります。 その場合は、ダイレクトメッセージを開いて「参加」をクリックするだけで、サーバーに参加することができます。 公開サーバーを探して参加する 全ての人に公開されているサーバーであれば、招待リンクが無くても参加することができます。 公開サーバーを検索するには、Discordにログインした状態で左側にある方位磁石の形のボタンを選択しましょう。 公開サーバーの検索機能の画面が表示されるので、キーワードを入力して検索を実行します。 検索の結果ヒットしたサーバーを選択すれば、サーバーに参加することができます。 ブラウザ版Discordの画面構成 サーバーに参加できたら、そこで発信されている情報を見たり、自分から発信したりすることができるようになります。 ブラウザ版Discordの基本的な画面構成と、各パーツの説明をまとめておきます。 ①ダイレクトメッセージの送受信画面の呼び出し ②参加しているサーバーのリスト ③新規サーバーの作成や参加するサーバーを追加する機能の呼び出し ④公開サーバーのサーチ ⑤Discordアプリのダウンロード ⑥アクセス中のサーバーに関するメニューの呼び出し ⑦アクセス中のチャンネル ⑧アクセス中のサーバーに含まれるチャンネルのリスト ⑨アクセス中のチャンネルに含まれるスレッドの表示 ⑩通知設定メニューの呼び出し ⑪チャンネルに含まれるピン止めされたメッセージの表示 ⑫メンバーリストの表示 ⑬発信の検索 ⑭自分宛てのメッセージの受信ボックス ⑮ヘルプセンターを開く ⑯ユーザーに関する情報表示 ⑰マイクとスピーカーの設定 ⑱ユーザー設定機能の呼び出し ⑲チャンネルの内容表示 ⑳チャンネルへのメッセージ送信 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 仮想通貨に関する情報は英語で発信されているものが多くあります。 アプリ版のDiscordには一括で翻訳して表示してくれる機能がないので、英語のDiscordコミュニティから情報を取得するのはとても面倒です。 ブラウザ版のDiscordなら、Chromeの拡張機能と翻訳機能を使って一括で日本語化して表示できます。この点は、ブラウザ版を利用する大きなメリットです。 ここからは、ブラウザ版Discordでの一括翻訳の使い方を説明します。 まずGoogle Chromeブラウザを開き、Google Chromeの拡張機能「Google Chrome™の右クリックを有効にする」をインストールします。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」のページを開き「Chromeに追加」をクリックすれば、インストールが完了します。 次に、翻訳したいページを開いてChromeブラウザの右上の、ジグソーパズルのピースのようなアイコンをクリックして、拡張機能の設定画面を開きます。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」の機能を選択して、ONのマークがつけば、一括翻訳の機能を呼び出すことができます。 翻訳したいページ上で右クリックしてメニューを開き、「日本語に翻訳」を選択すれば、翻訳された表示に変わります。 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 アカウントの乗っ取りに気を付ける 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discord(ディスコード)は、仮想通貨に関するフレッシュな情報をキャッチできるとても便利なツールですが、セキュリティ上のトラブルも多く発生しています。 ここからは、Discordを使う際に注意すべき点について確認しておきましょう。 アカウントの乗っ取りに気を付ける Discordのアカウントの乗っ取りへの対策 安全性の高いパスワードを使う。 定期的にパスワードを変更する。 二段階認証を使用する。 不信なメッセージに含まれるリンクをクリックしない。 Discordへのログインは公式ページから行う。 Discordでもアカウントの乗っ取りの事例は多く発生しています。 アカウントを乗っ取られると、自分の個人情報を抜き取られたり、不正な操作をされたりします。 乗っ取られたアカウントを踏み台にして他のユーザーへの詐欺行為が行われて被害が拡大することもあるので、十分注意しましょう。 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い Discordでの仮想通貨やNFTに関する詐欺への対策 無償で仮想通貨やNFTを配るといった内容を鵜呑みにしない。 信用できるサイト以外に、個人情報を入力しない。 ダイレクトメッセージの設定を変更して、不信なメッセージをフィルターする。 Discordでは、仮想通貨やNFTに関する詐欺も増えています。 公式アカウントからの仮想通貨のプレゼントやNFTの限定セールを装ったメッセージに、詐欺サイトへのURLを貼り付けておく、といった手段が多く使われます。 日ごろから対策を取って、大事な資産を詐欺から守りながら情報収集を進めましょう。 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discordを使用していると、知らないサーバーに参加している現象が起こる場合があります。 脱退してもまた知らないうちに参加していることが多く、サーバーから抜けられない状態にはまってしまいます。 この現象は、Discordと連携済みのアプリケーションが引き起こしている場合がほとんどです。 連携済アプリケーションは認証解除すれば動作しなくなります。「サーバーに参加する」権限を持つ連携アプリケーションがあったら、解除しましょう。 連携済アプリケーションの認証解除の方法 連携済アプリケーションの確認と認証解除は、「ユーザー設定」から呼び出すことができます。ブラウザ版Discordの画面左下の歯車のようなアイコンをクリックして「連携済アプリケーション」のメニューを選択しましょう。 まとめ この記事ではブラウザ版のDiscord(ディスコード)について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説しました。 ブラウザ版ではアプリ版とほぼ同様の機能を利用できますが、違いもあります。 特に日本語への一括翻訳が可能な点は、仮想通貨やNFTに関する多くのDiscordコミュニティが英語を中心に情報交換しているため、ブラウザ版の大きなメリットになっています。 アプリ版とブラウザ版をうまく使い分けて、フレッシュな情報を効率的に収集しましょう。
初心者向け
2024/07/16仮想通貨ウォレットを種類別に解説!おすすめ8選も紹介
仮想通貨ウォレットには多くの種類があります。それぞれ特徴が異なるので、ウォレットを使う目的や必要なセキュリティレベルに合わせて正しく選ぶことが肝心です。 仮想通貨ウォレットの種類と特徴を知りたい 自分に適したウォレットを選びたい おすすめのウォレットを教えてほしい このような疑問・要望をお持ちの人に向けて、この記事では仮想通貨ウォレットの種類や特徴とその選び方について解説します。 おすすめのウォレットも紹介するので、自分に適した仮想通貨ウォレットを見つけて、仮想通貨の保管・トレードに活用してくださいね。 おすすめ仮想通貨ウォレットをすぐに見る 仮想通貨ウォレットとは?種類とメリット・デメリットを解説 仮想通貨ウォレットは、自分が保有する仮想通貨を保管・管理するソフトウェアやハードウェアを指します。 日本円や米ドルなどの法定通貨には、日常的に持ち歩くための財布やまとまった金額を保管する銀行口座など複数の管理手段がありますよね。 これと同様に仮想通貨ウォレットにも様々な種類があるため、自分に適したものを選ぶのが重要です。 最初に仮想通貨ウォレットの種類と特徴について概説します。 仮想通貨ウォレットの種類とメリット・デメリット 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される 仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレット 仮想通貨を個人で管理できるソフトウェアウォレット オフラインの資産管理でハッキングに強いハードウェアウォレット セキュリティリスクを極限まで回避したペーパーウォレット 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される ホットウォレットとコールドウォレットの比較 大分類 ホットウォレット コールドウォレット 説明 インターネットに接続されており、ネットを通じてアクセス可能な状態のウォレット インターネットに接続されていないウォレット メリット 仮想通貨の決済や送金に即応できる PCやスマホから利用できて手軽 ネット経由のハッキングやウイルス感染のリスクが低い デメリット ネット経由のハッキングやウイルス感染などのリスクがある 決済や送金がすぐにできず取引への即応性がない 仮想通貨のウォレットを大別すると、ホットウォレットとコールドウォレットの2種に分けることができます。 ホットウォレットはインターネットに接続された状態のウォレットで、ネットに接続されたコンピュータやスマホ上で動作するソフトウェアとして実現されています。 仮想通貨取引所が顧客に提供する取引所ウォレットや、PC・スマホ上で仮想通貨を個人管理できるソフトウェアウォレットがあります。 ネットを経由して日常的にアクセスすることが可能なため、資金の移動や決済にリアルタイムに対応でき、仮想通貨の取引にスムーズに連携する点がメリットです。 ホットウォレットのリスク ネットを経由したハッキングやウィルス感染の可能性を排除できない点が大きなリスクになっています。取引所ウォレットは頻繁にハッキングされておりリスクがわかります。 インターネットに接続されていないウォレットは、ホットウォレットに対してコールドウォレットと呼ばれています。 ネットから遮断されたハードウェアを利用したハードウェアウォレットや、紙媒体上にウォレットの秘密鍵をメモしたペーパーウォレットが該当します。 インターネットに接続していないため、ハッキングやウィルス感染などのセキュリティリスクが小さい点がコールドウォレットの長所ですが、資金の移動を頻繁に行う取引や決済には対応できません。 ホットウォレットとコールドウォレットは、安全性と利便性のトレードオフの関係にあります。 資金の移動を頻繁に行う場合はホットウォレット、長期間保有し続ける資産の管理はコールドウォレットというように、目的に応じて使い分けることが重要です。 仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレット 取引所ウォレットのメリット 仮想通貨取引所が提供する各種取引の機能とシームレスに連携 スマホやPCがあればどこでも利用できる ユーザー自身による管理負荷が少ない 取引所ウォレットのデメリット 取引所に対するハッキングやウイルス感染などのセキュリティリスクが不可避 取引所内部の不正や破綻により被害を受ける危険がある 取引所が扱っている仮想通貨以外は管理できない 仮想通貨取引のサービスを提供している仮想通貨取引所は、顧客ごとの資産を管理するウォレットを用意しています。これを取引所ウォレットと呼びます。 仮想通貨取引所の口座開設をすると自分用の取引所ウォレットが作成され、ユーザーはウェブサイトやスマホアプリから利用できます。 取引所ウォレットは、仮想通貨取引所のコンピュータシステム上で動作している典型的なホットウォレットです。 取引所が提供する各種機能とシームレスに連携しており、ユーザーによる管理負荷も少ないため、取引所のユーザーにとってはとても使いやすいのがメリットです。 取引所ウォレットは、基本的にはインターネットに常に接続された状態のためハッキングやウイルス感染などのセキュリティリスクは避けられません。 直近のハッキング例 DMMビットコインから480億円以上のビットコインが不正流出した事件(2024年5月発生)は、記憶に新しい所です。 また取引所ウォレットに預けた資産の管理はすべて取引所に任されているため、取引所内部の人員による不正流用や、取引所自体の破綻などのカウンターパーティリスクも考慮する必要があります。 仮想通貨の取引を始めたばかりで資産規模が小さいうちは、利便性の高い取引所ウォレットは最良の選択肢です。 しかし、仮想通貨の扱いに慣れてきて資産規模も大きくなったら、複数の取引所への分散や、コールドウォレットの利用などのリスク回避手段の併用を検討しましょう。 DMMビットコイン、流出事件の最新情報まとめ|約482億円の行方とは 仮想通貨を個人で管理できるソフトウェアウォレット ソフトウェアウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる スマホやPCがあればどこでも利用できる 各種DeFiサービス、DAppsとの連携が容易 ソフトウェアウォレットのデメリット PCやスマホへのハッキングやウイルス感染などのリスクがある ウォレットの秘密鍵やキーフレーズを自分管理する必要がある ソフトウェアウォレットとは、仮想通貨を管理できるソフトウェアを指します。PC上で稼働するソフトウェアやスマホアプリとして提供されています。 インターネットに常時接続されたホットウォレットで、仮想通貨のブロックチェーンにいつでもアクセスできる状態にあります。スマホやPCがあればどこからでも利用できるので、資金の移動や決済にリアルタイムで対応可能です。 またブロックチェーン上で稼働している各種のDeFiサービスやDAppsは、ブロックチェーンに接続可能なソフトウェアウォレットとの連携が前提になっています。 ソフトウェアウォレットは、特定の取引所などに資産を預ける必要が無く自分自身で資産管理ができるので、しっかりとセルフコントロールができる人にはより安心できます。 ソフトウェアウォレットのリスク ウォレットの秘密鍵や回復用のキーフレーズなどのクリティカルな情報が紛失・流出しないよう自分で管理しなければならない点はデメリットです。また、ネットにつながった状態のホットウォレットなので、PCやスマホに対するハッキングやウイルス感染のリスクには、常に気を付けることが必要です。 オフラインの資産管理でハッキングに強いハードウェアウォレット ハードウェアウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる ネットから分離されたハードウェアなので、ハッキングやウイルス感染のリスクが低い ハードウェアウォレットのデメリット ウォレットのハードウェアを自己管理する必要がある ウォレットのハードウェアの購入費用がかかる ネットに常時接続されておらず、送金や決済に即応できない ウォレットのコアである秘密鍵をインターネットから分離されたハードウェアで管理するのが、ハードウェアウォレットです。 通常状態ではウォレットをPCやスマホに接続せず、送金や決済の時だけ接続して利用する仕組みのため、ハッキングやウイルス感染のリスクが低いのがメリットです。ハードウェア自体も攻撃が困難になるよう構成されているため、一層安全です。 仮想通貨取引所などに資産の管理を委託することなく自分で管理できるのもメリットですが、ハードウェアの購入費用がかかる上にハードウェアウォレットの自己管理を徹底する必要があるのは大きな欠点です。 また、常時インターネットに接続されていないため、リアルタイムの取引や決済には使いにくいのもデメリットです。長期間動かすことのない大きな資産を管理するのに適したウォレットですね。 セキュリティリスクを極限まで回避したペーパーウォレット ペーパーウォレットのメリット 保有する仮想通貨を自分自身で管理できる ネットから分離されているため、ハッキングやウイルス感染のリスクがとても低い ペーパーウォレットのデメリット 秘密鍵を記載した紙を自己管理する必要がある ネットに常時接続されておらず、送金や決済に即応できない ペーパーウォレットは、ウォレットのコアである公開鍵と秘密鍵を紙にプリントしたコールドウォレットです。 ネットから分離された状態でウォレットを作成して紙にプリントするため、ネット上に秘密鍵が漏れる可能性が最も少ない安全性の高いウォレットです。 紙で保存するという性質上、湿気などによる劣化、火災などによる紛失のリスクがあります。また、ペーパーウォレットから送金する場合には秘密鍵をPCやスマホアプリに入力する必要があるため取引や決済への即応性がない点がデメリットです。 頻繁に出し入れする仮想通貨ではなく、長期間移動することのない仮想通貨の保存に向いているウォレットです。 ペーパーウォレットはBitaddressなどのサイトを使って無料で作成できるので、思ったより手軽に作ることができますよ。 自分に適した仮想通貨ウォレットの選び方 これまで紹介したように、仮想通貨ウォレットにはさまざまな種類があります。どういう目的でウォレットを使うか?何を重視して選ぶか?で、最適なウォレットは異なります。 以下のポイントを参考にして、自分に適した仮想通貨ウォレットを選びましょう。異なるタイプのウォレットを組み合わせて使うのもアリですよ。 仮想通貨ウォレットの選び方 利用目的に合わせてウォレットの種類を選ぶ 必要なセキュリティレベルを検討する 管理する仮想通貨の種類からウォレットを選ぶ 利用目的に合わせてウォレットの種類を選ぶ 利用目的に適したウォレットの種類 ウォレットの利用目的 適したウォレットの種類 取引所で仮想通貨を取引したい 取引所が提供する各種サービスを使いたい 取引所ウォレット DeFiやDAppsで稼ぎたい ソフトウェアウォレット 小口の資金の送金や決済を頻繁に行う 取引所ウォレット ソフトウェアウォレット 資産管理を他者にまかせたい 取引所ウォレット 資産を自分自身で管理したい ソフトウェアウォレット ハードウェアウォレット ペーパーウォレット ウォレット選びの際に最初に考慮するのは、ウォレットの利用目的です。ウォレットを使って何をしたいかで、適したウォレットの種類が決まります。 仮想通貨取引所が提供する取引やステーキング・レンディングなどの各種サービスを使いこなしたいなら、取引所ウォレットを使うのが有効です。取引所ウォレットは取引所が提供する各種サービスと高度に連携しているため、使い勝手がもっともよい選択肢です。 DeFiやDAppsを使いたい場合は、PC上のソフトウェアやスマホアプリになっているソフトウェアウォレットを使う場合がほとんどです。使いたいDeFiやDAppsが対応しているソフトウェアウォレットを利用しましょう。 資産管理を他者にまかせるのが不安な場合は、ソフトウェアウォレット・ハードウェアウォレット・ペーパーウォレットを使いましょう。ウォレットの秘密鍵やキーフレーズの管理を自分で行う必要がありますが、取引所のカウンターパーティリスクからは逃れることができます。 必要なセキュリティレベルを検討する ウォレットのセキュリティレベル ウォレットの種類 セキュリティレベル ホット ウォレット 取引所ウォレット 低 取引所へのハッキングやウイルス感染のリスクがある 取引所の内部不正や破綻のリスクがある ソフトウェアウォレット やや低 自分の資産を自己管理できる 使用しているPCやスマホのハッキングやウイルス感染のリスクがある コールド ウォレット ハードウェアウォレット やや高 自分の資産を自己管理できる ウォレットのハッキングやウイルス感染のリスクは低い ペーパーウォレット 高 自分の資産を自己管理できる ウォレットのハッキングやウイルス感染のリスクはほとんどない 利用目的による検討が終わったら、次は必要とするセキュリティレベルからウォレットを絞り込んでいきましょう。 セキュリティレベルが高いウォレットは、資金の移動に手間がかかり使い勝手が悪い傾向があるため、利用目的とのバランスを考えて適切なセキュリティレベルのものを選ぶのがコツです。 取引などで資金の移動が多いのであれば、取引所ウォレットやソフトウェアウォレットを選択するのがおすすめです。コールドウォレットと比較してセキュリティレベルは多少劣りますが、日々の使い勝手を考えればホットウォレットを選ぶのが妥当です。 長期間移動することのない大口の資産であれば、セキュリティを重視してハードウェアウォレットやペーパーウォレットを選びましょう。 資産を用途別に分割して、複数種のウォレットで管理するのもよい方法ですよ。 管理する仮想通貨の種類からウォレットを選ぶ 仮想通貨ウォレットによって保管できる仮想通貨は異なります。使用するウォレットを決める際には、自分が管理したい通貨を扱えるかどうかをしっかり確認しましょう。 取引所ウォレットは、提供元の仮想通貨取引所が取り扱っている仮想通貨のみが管理対象です。取引所ウォレットを選ぶ際には、仮想通貨取引所が扱っている仮想通貨の種類を確認しましょう。 ソフトウェアウォレットは対応可能なブロックチェーンが決まっており、管理できる仮想通貨の範囲もそれによって限定されています。自分が管理したい仮想通貨が扱えるウォレットを選びましょう。 国内取引所ウォレットはマイナーコインを扱っていない 国内取引所は金融庁に許可された仮想通貨しか扱っていないため、取引所ウォレットで扱える通貨の種類が多くありません。USDT・USDCなどのステーブルコインやマイナーなアルトコインを管理したい場合は、海外取引所のウォレットや他のウォレットを検討しましょう。 おすすめの仮想通貨ウォレット8選! ここまでは仮想通貨ウォレットの種類と特徴、自分に適したウォレットの選び方について解説しました。どういう選択肢があるのか、だいぶイメージできるようになりましたよね。 次は具体的な仮想通貨ウォレットを紹介しましょう。「取引所ウォレット」「ソフトウェアウォレット」「ハードウェアウォレット」から特におすすめのウォレットを8点厳選しました。 それぞれの特徴をしっかりチェックして、自分に適した仮想通貨ウォレットを見つけてくださいね。 おすすめの仮想通貨ウォレット 取引とのスムーズな連携ができる取引所ウォレット3選 DeFiやDAppsを使いこなせるソフトウェアウォレット3選 資産の保護と自己管理できるハードウェアウォレット2選 取引とのスムーズな連携ができる取引所ウォレット3選 仮想通貨取引所で取引を行ったり、ステーキングやレンディングを利用したりする場合は、取引所のサービスと高度に連携している取引所ウォレットがもっとも適した選択です。 おすすめは海外の仮想通貨取引所Bitgetのウォレットです。国内の取引所ではOKCoin JapanとbitFlyerのウォレットが使いやすいですよ。 【おすすめ取引所ウォレット①】Bitget 画像:Bitget ウォレット名 Bitget 種類 取引所ウォレット 対応通貨 800種以上(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.bitget.com/ 海外の仮想通貨取引所が提供する取引所ウォレットでおすすめなのが、Bitgetが提供しているウォレットです。 Bitgetは1日の取引量が2,000億円を超える規模の大手仮想通貨取引所で、2024年6月の時点で800種以上の仮想通貨の売買が可能です。国内の仮想通貨取引所では扱っていない通貨でも、Bitgetのウォレットなら管理できます。 PCからBitgetのウェブサイト経由で利用できるウォレットと、スマホアプリが用意されています。仮想通貨の取引やステーキングなどの多様なサービスがウォレットに連携しているので、使い勝手がとてもよいのが特徴です。 細部まで丁寧に日本語化されているので、違和感なく使えますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 【おすすめ取引所ウォレット②】OKCoinJapan 画像:OKCoin Japan ウォレット名 OKCoinJapan 種類 取引所ウォレット 対応通貨 40種類(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.okcoin.jp/ OKCoin Japanは、世界top3に入る規模の仮想通貨取引所OK Groupの日本法人です。OKCoin Japanが提供している取引所ウォレットは、使いやすくておすすめです。 OKCoin Japanは国内の取引所としては多い40種類(2024年6月時点)の通貨を取り扱っており、それらの通貨をウォレットでも管理することができます。仮想通貨の取引だけでなくステーキングのサービスもウォレットから使うことが可能です。 顧客から預かっている仮想通貨は、取引所内部のコールドウォレットで管理しているため、外部からのハッキングなどの影響を最小限におさえています。 また、2段階認証による不正利用対策も充実しているので、安心して利用できる取引所ウォレットですね。 OKCoinJapanの公式サイトはこちら OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! 【おすすめ取引所ウォレット③】bitFlyer 画像:bitFlyer ウォレット名 bitFlyer 種類 取引所ウォレット 対応通貨 33種類(2024年6月時点) アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://bitflyer.com/ja-jp/ 取引所ウォレットとしてはbitFlyerもおすすめの選択肢です。 対応通貨は前述のOKCoin Japanに比べると少ないものの、bitFlyerは業界最長の7年以上ハッキング0という実績を持っています。ハッキング事件のないbitFlyerなら安心して仮想通貨を保管できます。 ビットコインの取引量が多く流動性が高いことや、1円から取引ができる点もメリットです。仮想通貨の運用が初めての方にもおすすめできる取引所ですね。 bitFlyerの公式サイトはこちら 【最新版】取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の登録方法・使い方まとめ! DeFiやDAppsを使いこなせるソフトウェアウォレット3選 仮想通貨の取引や各種サービスを利用するには、仮想通貨取引所だけでなく、ブロックチェーン上に構築されたDeFiやDAppsを使う場合も多くあります。日々多くの先進的なサービスが生まれているので、とても魅力的な領域ですね。 DeFiやDAppsを利用する場合には、PC上のソフトウェアやスマホアプリとして実現されたソフトウェアウォレットを使うのが一般的です。 ここからは、数あるソフトウェアウォレットの中でも特におすすめなメタマスク、Phantom Wallet(ファントムウォレット)、Safepal(セーフパル)の3つを紹介します。 【おすすめソフトウェアウォレット①】メタマスク 画像:MetaMask ウォレット名 メタマスク 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 イーサリアムとERCトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://metamask.io/ メタマスクは、最も広く利用されているソフトウェアウォレットです。イーサリアム互換およびL2のブロックチェーンに対応しており、イーサリアム系のトークンやNFTを一括で管理できます。 ブラウザ拡張機能版とスマホアプリ版の2種類を展開しており、資金の出し入れがしやすいのが魅力となっています。 多くのDeFiやDAppsがイーサリアム系のネットワーク上で稼働しており、そのほとんどがメタマスクと連携可能です。PCやスマホにインストールしておけばいろいろなシーンで利用できて、とても便利なウォレットです。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 【おすすめソフトウェアウォレット②】Phantom Wallet(ファントムウォレット) 画像:Phantom ウォレット名 Phantom Wallet 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 SPLトークン アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://phantom.app/ Phantom Wallet(ファントムウォレット)はSolanaやSolanaチェーンのトークン規格に準拠したSPLトークンを保管・管理できるソフトウェアウォレットです。 Phantom Walletはブラウザ版とスマホアプリ版が提供されており、Solanaとその関連プロジェクトが注目を集めるにつれて利用が大きく広がりました。 NFTを管理することもできるので、前述のメタマスクのSolana版と考えるとわかりやすいですね。 【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説! 【おすすめソフトウェアウォレット③】Safepal(セーフパル) 画像:Safepal ウォレット名 Safepal 種類 ソフトウェアウォレット 対応通貨 20万種類以上 アプリ 対応 日本語 対応 公式サイト https://www.safepal.com/en/ Safepal(セーフパル)は非常に多くのブロックチェーンに対応しており、対応通貨は20万種類以上にものぼります。 アプリではBinanceと連携することが可能で、仮想通貨の売買もできます。また、ハードウェアウォレットも提供しているため、より安全に仮想通貨を保管することも可能です。 利便性と安全性を兼ね備えた万能型のウォレットなので幅広い人におすすめですね。 SafePalの使い方を徹底解説!DeFiユーザー必見の万能スマホウォレット 資産の保護と自己管理できるハードウェアウォレット2選 頻繁に移動することのない資産を安全に長期間保管する場合は、ハードウェアウォレットの使用を検討しましょう。 ウォレットのコアである秘密鍵を専用のハードウェアに格納してインターネットと分離しておくため、ハッキングやウイルス感染のリスクが大きく低減します。 ここではおすすめのハードウェアウォレットであるLedgerとTREZORを紹介します。 【おすすめハードウェアウォレット①】Ledger 画像:Ledger ウォレット名 Ledger 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 5000種類以上 価格 13,499円~(2024年6月時点) 日本語 対応 公式サイト https://www.ledger.com/ja Ledgerはハードウェアウォレットを提供しているメーカーの中で最もメジャーな存在です。 2024年6月時点ではUSB接続ができる「Ledger Nano S Plus」、Bluetoothにも対応した「Ledger Nano X」、そしてタッチスクリーン型の「Ledger Stax」の3種類を提供しています。 数千種の仮想通貨を安全に保管でき、トラブル時にウォレットを復元するリカバリーフレーズのバックアップ機能も備えているので、安心して利用できます。 数あるハードウェアウォレットの中では最も実績があるので、ハードウェアウォレットを探しているなら候補の一つになることは間違いないでしょう。 【保存版】Ledger Nano S (レジャーナノS) の使い方や初期設定を徹底解説! 【おすすめハードウェアウォレット②】TREZOR 画像:TREZOR ウォレット名 TREZOR 種類 ハードウェアウォレット 対応通貨 8,000種類以上 価格 14,800円〜(2024年6月時点) 日本語 対応 公式サイト https://trezor.io/ ハードウェアウォレットを探しているなら、前述のLedgerに加えてTREZORもおすすめです。 TREZORはLedgerと同じようにパソコンとUSB接続して仮想通貨を保管するウォレットで、9,000種以上のトークンを管理できます。 200万以上の顧客数を誇っており、実績の点でも十分に信頼できるウォレットです。 【保存版】TREZOR (トレザー) の使い方や初期設定、バックアップの方法を徹底解説! 【まとめ】仮想通貨のトレードを始めるなら取引所ウォレット 仮想通貨ウォレットのまとめ 仮想通貨ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに大別される 取引所とのスムーズな連携を重視するなら取引所ウォレット DeFiやDAppsを使いこなすならソフトウェアウォレット 資産の保護と自己管理を重視するならコールドウォレット 利用目的と必要なセキュリティレベルを勘案して、自分に適したウォレットを選ぶ この記事では仮想通貨ウォレットの種類と特徴や、選び方について解説しました。おすすめのウォレットも具体的に紹介したので、自分に適したウォレットがイメージできてきましたよね。 仮想通貨の取引を始めたばかり、あるいはこれから始める人は、最初はいずれかの仮想通貨取引所にアカウントを作り、取引所ウォレットを使ってみましょう。 この記事で紹介したBitgetやOKCoin Japanの取引所ウォレットであれば、取引所の各種サービスと高度に連携しているので、戸惑うことなく仮想通貨を管理できます。 取引所ウォレットで慣れてきたら、次はソフトウェアウォレットをインストールして、DeFiやDAppsを使ってみるのがおすすめです。 資産額が大きくなってきたら、活発に動かす予定のない資産を安全に管理する方法を検討しましょう。この場合はハードウォレットやペーパーウォレットなどのコールドウォレットが有効です。 この記事で紹介したウォレットの種類と特徴をしっかり検討して、自分に適したウォレットを選びましょうね。
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2024/07/16柴犬コイン ( Shiba Inu / $SHIB ) の今後は?特徴と将来性を徹底解説
柴犬コイン($SHIB)は、"柴犬"をテーマにしたミームコインで、2024年6月時点の時価総額は約1.7兆円以上、時価総額ランキングでは12位となっています。 最も知名度の高いミームコインであるドージコイン($DOGE)の対抗馬と一部で言われることもあり、注目したいコインのひとつです。 柴犬コインはどんなコイン? 柴犬コインがこれだけ注目されるようになった理由は? 柴犬コインに将来性はあるの? こういった疑問をお持ちの人に向けて、この記事では柴犬コインの特徴や将来性について解説しています。加えて、$SHIBを取引するのにおすすめの取引所も紹介しました。 最後まで読めば、柴犬コイン($SHIB)の魅力をしっかり理解できますよ。 柴犬コイン(Shiba inu/$SHIB)とは? 最初に柴犬コイン($SHIB)がどういう仮想通貨かを見ていきましょう。 柴犬コインの特徴や注目されるようになった経緯について解説します。 柴犬コイン(Shiba inu/$SHIB)とは? 柴犬コイン($SHIB)の概要 柴犬コイン($SHIB)が注目されるまでの経緯 柴犬コインを中心としたエコシステムが成長中 柴犬コイン($SHIB)の概要 柴犬コイン($SHIB)のスペック 名称 シバイヌ(Shiba Inu) テッカーシンボル SHIB 発行者 Ryoshi 発行日 2020年7月 トークン規格 ERC-20 総発行数 1,000兆SHIB 時価総額ランキング 12位(2024年6月20日のCoinMarketCapの集計による) 時価総額 約1.7兆円(2024年6月20日のCoinMarketCapの集計による) 公式サイト https://shibatoken.com/ 公式X https://x.com/Shibtoken 公式Telegram https://t.me/ShibaInu_Dogecoinkiller 公式Discord https://discord.com/invite/shibatoken ホワイトペーパー SHIBA_INU_WOOF_WOOF.pdf 柴犬コイン($SHIB)は、Ryoshiと名乗る匿名の人物によって2020年からスタートした仮想通貨です。 イーサリアムベースのERC-20規格のもとに作成されたトークンで、イーサリアム上に構築されている各種エコシステムと互換性があり、イーサリアムに触れている方であれば他のERC-20トークン同様に簡単に取り扱うことができます。 同じ柴犬をテーマにしたドージコイン($DOGE)などと比較されることが多く、代表的なミームコインです。 ミームコインとは ユーティリティや意味をほとんど持たないものの、コミュニティからの熱い支持や何らかのイベントから注目されることもある仮想通貨。何らかのジョークやパロディがテーマになっているケースが多い。 ミームコインとして始まった柴犬コインですが、熱狂的なコミュニティに支えられて発展してきました。コミュニティはShib Armyと呼ばれ、DEX・NFT・ゲーム・メタバースなど、さまざまなプロジェクトを展開して独自のエコシステムを構築しようとしています。 その結果、2024年6月時点で柴犬コインの時価総額ランキング12位、時価総額は約1.7兆円(CoinMarketCapのデータによる)にまで成長しました。 柴犬コイン($SHIB)が注目されるまでの経緯 柴犬コイン($SHIB)はいくつかのイベントや背景を経て、代表的なミームコインのひとつとなりました。 柴犬コインの発行は2020年7月です。当時すでにミームコインとして一定の支持を受けていたドージコイン($DOGE)にインスパイアされて、ドージコインと同様に柴犬をモチーフとして発行されました。 発行枚数は1,000兆枚で、そのうちの50%はイーサリアム創業者のヴィタリック・ブテリン氏に送られています。 しかし、柴犬コインの発行後しばらくは大きな注目を集めることはなく、価格も低迷を続けていました。 2021年に入ると状況は大きく変わります。 複数の要因がありますが、最も大きいのは2021年のイーロン・マスク氏によるドージコインに関する一連の発言です。 マスク氏の発信は、ドージコインをはじめとする類似のミームコインに対する注目を大きく集めることに繋がり、柴犬コインもその影響を強く受けることになりました。 また同じ時期に、ヴィタリック・ブテリン氏が所有する$SHIBの90%をバーンし、10%をインドにおける新型コロナウイルス関連の基金に寄付したニュースも伝えられました。 これらの発言やニュースによって柴犬コイン($SHIB)は大きな注目を集めることになりました。 柴犬コインを中心としたエコシステムが成長中 柴犬コイン($SHIB)はミームコインとして始まりましたが、サポートする強固なコミュニティ(Shiba Army)によってさまざまなプロジェクトが発生しています。 $SHIBの取引を中心とした分散型仮想通貨取引所(DEX)ShibaSwap 柴犬をモチーフとしたNFTプロジェクトのSHIBOSHIS 現在開発中のWeb3ゲームやメタバース 基盤となるL2ネットワークのShibarium これらのプロジェクトは相互に連携しながら成長を続けており、柴犬コインを中心としたエコシステムができてきています。 当初はミームコインとして生まれた柴犬コインですが、コミュニティの力によって本質的な価値を持つ存在へと変わりつつあるようです。 柴犬コイン($SHIB)の関連プロジェクト 柴犬コイン($SHIB)はミームコインとして始まりましたが、サポートするコミュニティShiba Armyによってさまざまな関連プロジェクトが展開中です。これらのプロジェクトの成否は、今後の柴犬コインの成長に大きく影響してきます。 ここでは、柴犬コインの主要な関連プロジェクトを紹介します。 柴犬コイン($SHIB)の関連プロジェクト エコシステムを支えるL2チェーン:Shibarium(シバリウム) 柴犬NFT:SHIBOSHIS(シボシ) 柴犬コミュニティ主導のDEX:ShibaSwap(シバスワップ) P2Eゲームを目指して開発中:Shiba Eternity(シバエタニティ) 柴犬コインのメタバースプロジェクト:Shib the METAVERSE エコシステムを支えるL2チェーン:Shibarium(シバリウム) 柴犬コインの公式ホームページより引用 Shibarium(シバリウム)はイーサリアムのL2ブロックチェーンです。柴犬コインを中心としたエコシステムを支えるチェーンとして柴犬コインコミュニティによって開発され、段階的なテストを経て2023年8月に正式にスタートしました。 ローンチ当初、ネットワークの混雑でメインネットが停止するといったトラブルもありましたが、ほどなく解消され稼働を続けています。 2024年6月の時点では180万以上のウォレットアドレスを持つまでに成長しています。柴犬コイン関連の様々なプロジェクトもShibariumを基盤として活動を展開しはじめました。 ShibariumはEVMと互換のネットワークで、処理性能の大幅な向上やガス代低下などが期待できます。 ガバナンストークンとして$BONEが発行されており、投票によって方針が決まるDoggy DAOがコントロールしています。 Shibariumで発生した基本手数料の70%はSHIBトークンのバーンに割り当てるため、$SHIBの価値維持の役割も担っています。 柴犬NFT:SHIBOSHIS(シボシ) 柴犬コインの公式ホームページより引用 SHIBOSHIS(シボシ)は柴犬コイン公式のNFTです。発行当初から注目を集め、イーサリアムネットワーク上で10,000点がローンチされるとわずか30分前後で完売しました。 現在(2024年6月)でもOpenSeaなどでSHIBOSHISのNFTを売買することが可能です。低価格なものでも0.15ETH以上で取引されています。 SHIBOSHISのNFTは、今後リリースされる柴犬コイン関連ゲームShiba Eternityで利用できるなど、柴犬コインのエコシステムの中での活用が見込まれています。 柴犬コミュニティ主導のDEX:ShibaSwap(シバスワップ) ShibaSwapの公式ホームページより引用 ShibaSwapは、柴犬コミュニティが2021年に立ち上げた分散型仮想通貨取引所(DEX)です。 $SHIB/$BONEといった柴犬コイン関連の通貨だけでなく、イーサリアムやERC-20規格のトークンのスワップが可能です。また、保有する通貨をShibaSwapに預け入れて流動性を付与して収益を得ることもできます。 当初はイーサリアムチェーンのみで稼働していましたが、2024年5月にShibariumにも対応を開始しました。 2024年6月の時点では1日の取引額が100万米ドル程度にとどまっています(CoinMarketCapのデータによる)が、柴犬コインのエコシステム全体の活性化と共に成長が期待されるDEXです。 P2Eゲームを目指して開発中:Shiba Eternity(シバエタニティ) Shiba Eternityの公式ホームページより引用 柴犬コインコミュニティが開発したゲームがShiba Eternity(シバエタニティ)です。 柴犬のキャラクターを用いたカードでデッキを組んでバトルするカードバトルゲームで、2022年の10月にリリースされました。 App StoreとGoogle Playからダウンロード可能で、App Storeで4.8、Google Playで4.7の高い評価を受けています(2024年6月時点)。 Shiba Eternityは今後Shibariumと統合し、Play2Earnが可能なブロックチェーンゲームとしてのリニューアルが予定されています。柴犬コミュニティの公式ブログでは、クローズドβ版が2024年のQ3にリリース予定と明らかにされました。 開発が順調にすすめば、柴犬コインのエコシステムの盛り上がりに大きく貢献しそうですね。 柴犬コインのメタバースプロジェクト:Shib the METAVERSE Shib the METAVERSEの公式ホームページより引用 Shib the METAVERSEは、ブロックチェーンShibarium上に構築されるメタバースプロジェクトです。 公式サイトも開設されていますが、詳細は明らかにされておらずリリース日も未定です。 開発中の画面が公開されておりプロジェクトは継続中のようなので、今後の新情報に期待しましょう。 Can't wait for the next sneak peek ☺️. #ShibTheMetaverse has huge plans, and @treatsforShib are a big part of it. ♥️ @mvshib IYKYK. pic.twitter.com/8FgWwik0kp — | SHIB.IO (@LucieSHIB) March 17, 2024 柴犬コイン($SHIB)と他の犬系ミームコインの比較 犬系ミームコインの比較 名称 柴犬コイン ドージコイン FLOKI Bonk テッカーシンボル SHIB DOGE FLOKI BONK 発行開始日 2020年7月 2013年12月 2021年6月 2023年1月 時価総額ランク 12位 8位 52位 59位 時価総額 約1.7兆円 約2.8兆円 約2,500億円 約2,100億円 対応チェーン イーサリアム Shibarium 独自チェーン イーサリアム BSC ソラナ 時価総額ランクと時価総額は2024年6月21日時点のCoinMarkerCapのデータによる 柴犬コイン($SHIB)およびそのきっかけとなったドージコイン($DOGE)以外にも、犬をモチーフにした犬系ミームコインは多数あります。比較的メジャーなものでは、イーロン・マスク氏の愛犬の名前にちなんだFLOKI($FLOKI)、ソラナ上のミームコインとして注目されているBonk($BONK)が挙げられます。 ドージコインは比較的古くからあり、最も時価総額の大きいミームコインの代表格です。柴犬コイン(SHIB)とドージコイン(DOGE)はどちらも日本の柴犬をテーマにしており、イーロン・マスク氏の柴犬に関する発言に共に反応するなど類似点が多い通貨です。 しかし、柴犬コインがERC-20トークンとしてイーサリアム上に作られたのに対し、ドージコインがライトコインのコードをベースにした独自チェーンで作られているのは、大きな違いです。 単なるミームを超えて、様々な関連プロジェクトを展開・連携しエコシステムを広げるには、イーサリアムに作られた柴犬コインのほうが有利だと言えます。 イーサリアム上につくられたFLOKIやソラナ上のBonkは、柴犬コインと同様の有利さがありますが、規模や知名度の面で不十分です。例えば、柴犬コインを扱っている国内の仮想通貨取引所は8件、ドージコインが9件あるのに対して、FLOKIやBonkを扱っているところはありません。 今後の動きは? 柴犬コイン($SHIB)の将来性 ここまで柴犬コイン($SHIB)の特徴や関連プロジェクトについて説明してきました。 次は、$SHIBの今後の値動きや将来性について解説します。 今後の動きは? 柴犬コイン($SHIB)の将来性 柴犬コイン($SHIB)のこれまでの価格動向 柴犬コイン($SHIB)の将来性を左右するポイント 柴犬コイン($SHIB)のこれまでの価格動向 CoinMarketCapからの引用 2020年7月31日に発行されて以来、しばらくの間$SHIBは注目を浴びることなく低迷を続けます。 大きな伸びを見せたのは、仮想通貨市場全体が活況を呈した2021年です。 2021年5月には、イーロン・マスク氏がDOGEコインに触れた発言をしたことと、$SHIB発行時に大量の$SHIBを受け取っていたビタリック・ブテリン氏が保有する$SHIBのバーンと寄付を明言したことで注目を浴びました。 イーロン・マスク氏がさらなる発言をした2021年10月には$SHIBはもう一段の伸びを見せ、最高値の約0.008円をつけています。 その後、仮想通貨全体の下降に伴い価格は低迷を続けますが、2024年に入り仮想通貨市場全体が盛り上がってくると再度の伸びを見せ、現在に至っています。 著名人の発言によって大きく揺れるミームコインらしい動きが目立つ印象です。今後も同様の突発的な上昇があり得る通貨であることを認識しておきましょう。 柴犬コイン($SHIB)の将来性を左右するポイント 2024年6月の時点での$SHIBの価格は約0.0029円です。2023年までの低迷を脱して高値圏で推移しています。 今後も順調に伸びていくかは確定的なことは言えませんが、将来性を左右する重要なポイントについて考察していきましょう。 仮想通貨市場全体の活性化 柴犬コイン関連プロジェクトの盛り上がり 著名な人物の発言やミームコインブーム 仮想通貨市場全体の活性化 他の多くの仮想通貨と同様に、$SHIBも仮想通貨市場全体の勢いに影響されています。 2024年に入り、ビットコインの半減期や、ビットコイン・イーサリアムのETF承認などで、仮想通貨市場は2023年までの低迷から抜け出しました。 2024年6月の現時点では一時の盛り上がりは沈静してきましたが、過去の仮想通貨市場の動きを見ると、2024年の後半から2025年にかけて伸びを見せる可能性は否定できません。その時は$SHIBの価値がどのように変動するのか見ものです。 ミームコインは影響を受けやすい 特にミームコインであるゆえに、他の通貨よりも大きな影響を受ける可能性もあります。 柴犬コイン関連プロジェクトの盛り上がり 柴犬コインが他のミームコインと異なるのは、コミュニティによって構築されたエコシステムが成長しつつある点です。 独自のL2チェーンとDEX、MetaverseやWeb3ゲームと、単なるミームコインに終わらない価値が形になりつつあります。 これらのプロジェクトが成功し、さらに新しいプロジェクトが広がっていけば、独自の価値をもった通貨として安定したポジションを勝ち取ることができるでしょう。 著名な人物の発言やミームコインブーム 現時点では、著名な人物の発言やミームコインブームの到来といった点が、柴犬コインの価格や需要に大きな影響を与えています。 2021年のイーロン・マスク氏のドージコインに関連した発言があった際には、当のドージコインだけでなく、柴犬つながりで柴犬コインも大きく伸びました。 2024年1月のビットコイン現物ETF承認前後からの仮想通貨相場全体の高騰の際には、ミームコイン全体が活況を呈してブームと呼べる状態となり、その中で2024年2月〜3月のSHIBの価格上昇率は200%を上回りました。 ミームコインの付き合い方 著名な人物の発言やブームの発生を事前にキャッチすることはできませんが、こういった傾向があるということを頭に入れておき、急な動きに一喜一憂することなく適切な対処をとるのがミームコインとの付き合い方です。 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめの仮想通貨取引所 柴犬コイン($SHIB)は、海外の仮想通貨取引所の多くで購入できます。また、最近では国内の取引所でも扱うところが増えてきました。 ここでは、$SHIBの購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめの仮想通貨取引所 Bitget OKCoin Japan Bitget Bitgetのスペック 名称 Bitget 運営会社 Bitget Global Inc. 提供サービス 現物取引、先物取引、コピートレード、ステーキング 公式サイト https://www.bitget.com/ 取り扱い通貨数 800種以上 柴犬コイン($SHIB)の購入でおすすめな海外の仮想通貨取引所がBitgetです。 2024年6月の時点で800種以上の仮想通貨の売買が可能で、もちろん$SHIBの売買もできます。現物取引だけでなく、最大125倍のレバレッジが可能な無期限先物取引ができるので、自由度の高いトレードが可能です。 取引量が2,000億円を超える規模の大手仮想通貨取引所のため流動性は十分担保されており、自分の思い通りの取引が実行できます。 PCからBitgetのウェブサイト経由で利用できるウォレットとスマホアプリが用意されており、どちらも丁寧に日本語対応されています。豊富な機能が簡単に利用できるので、使い勝手のよい取引所ですね。 Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説 Bitgetの公式サイトはこちら OKCoin Japan OKCoin Japanのスペック 名称 OKCoin Japan 運営会社 オーケーコイン・ジャパン株式会社 提供サービス 販売所、取引所、暗号資産つみたて、ステーキング 公式サイト https://www.okcoin.jp/ 取り扱い通貨数 34種 OKCoin Japanは海外の大手取引所OKCoinの日本法人です。取引できる通貨が40種(2024年6月時点)で、国内の取引所の中では豊富なのが特徴です。 柴犬コイン($SHIB)に関しては2023年の2月から取り扱いを始めており、販売所・取引所での売買ができます。 顧客の資産は100%コールドウォレットで管理しており、ハッキングによる資産流出の危険性を排除しています。2段階認証による不正アクセス対策も万全で、安心して使える取引所です。 OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説! OKCoin Japanの公式サイトはこちら 柴犬コイン($SHIB)のまとめ 柴犬コイン($SHIB)のまとめ 柴犬コイン($SHIB)はドージコインにインスパイアされたミームコイン 著名人の発言などで注目を浴び、大きく伸びた 柴犬コインコミュニティによる関連プロジェクトの活動が盛ん 柴犬コインエコシステムを支えるL2チェーンShibariumをローンチ $SHIBを購入するならBitgetやOKCoin Japanがおすすめ この記事では、ミームコインの代表格である柴犬コイン($SHIB)について解説しました。 2020年の発行当初はあまり目立たない存在でしたが、イーロン・マスク氏の発言などで大きく注目され、時価総額12位(2024年6月時点)のメジャー通貨になりました。 柴犬コインをサポートするコミュニティによる各種プロジェクト活動が活発なのが特徴で、独自L2チェーンのShibariumを基盤に新たなエコシステムを構築し、単純なミームコインから脱皮しつつあります。 柴犬コインはBitgetやOKCoin Japanで購入できます。この記事を読んで柴犬コインに興味が湧いたら、購入を検討してみましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/07/02Telegram(テレグラム)の使い方・日本語化の方法を解説 | 仮想通貨の情報収集に使えるツール
この記事では、仮想通貨関連の情報収集においてよく使用されるメッセージングツールであるテレグラム(Telegram)について、その概要と使い方、そして日本語化に関して解説します。 この記事のポイント テレグラム(Telegram)の概要 テレグラム(Telegram)が仮想通貨の情報収集に使われる理由 テレグラム(Telegram)の使い方 テレグラム(Telegram)を日本語化する方法とその注意点 テレグラム (Telegram) とは? 出典:Telegram テレグラム(Telegram)の概要 世界中で使用されるメッセージングアプリ 通信速度、セキュリティ、プライバシー保護に優れている テレグラム(Telegram)は2013年にローンチされたメッセージングアプリで、基本無料でありながら、高速通信、強固なセキュリティやプライバシー保護、シンプルで使いやすいデザインが特徴です。 公式サイトでの発表によれば、2022年夏には月間アクティブユーザー7億人を突破し、アプリダウンロード数は世界で5番目と報道されています。 テキストチャットはもちろん、画像、動画、音声データなども手軽に共有することが可能で、スマートフォンだけでなくPCやタブレットでも利用・同期が可能です。 また、2022年には有料プラン「Telegram Premium」が発表され、アップデート容量の拡張やさらに高速なダウンロード、プレミアムステッカーなど、様々な機能が利用可能になりました。 公式サイト telegram.org ツイッター @telegram アプリ Android iPhone / iPad Windows / Linux macOS 仮想通貨関連の情報収集に最適! テレグラム(Telegram)にはたくさんの仮想通貨関連のチャンネルが存在しており、日々活発に情報発信が行われています。 興味のあるプロジェクトやコミュニティのチャンネルに参加することで、いちはやく最新情報に触れることができます。 テレグラムは英語が主なプラットフォームですが、中には日本語のコミュニティもありますので、いろいろ探してみるのがよいでしょう。 プロジェクトによってはテレグラム(Telegram)でエアドロップが行われることもあります。 テレグラム (Telegram) の4つの特徴 テレグラム(Telegram)が仮想通貨関連の情報収集に広く使用されている理由を4つに分けて説明します。 POINT① 基本機能は無料かつ広告なし ② 速い通信速度 ③ 強固なセキュリティとプライバシー保護 ④ 世界中の誰もがアクセスできる ① 基本機能は無料かつ広告なし テレグラム(Telegram)のプライベートメッセージなどを含む基本機能は無料かつ広告なしです。 公式サイトではその運営方針が営利目的ではないことが公表されています。 有料プランやパブリックチャンネルなどでの広告による収入は、サービスのインフラや開発チームの報酬に充てられるとされています。 ② 速い通信速度 テレグラム(Telegram)はその通信速度の速さも特徴です。 公式サイトによると、この高速通信はインフラや暗号化などの技術によって成り立っていると説明されています。 最新の情報が重要視される仮想通貨関連の情報収集において、世界中で迅速に情報共有ができるというのは大きな利点です。 ③ 強固なセキュリティとプライバシー保護 テレグラム(Telegram)では、同サービスを介して送信された内容を第三者が解読できないよう暗号化しており、WhatsAppやLINEよりも安全であると説明されています。 また、シークレットチャット(Secret Chats)機能を使用すれば、送信された内容は送信者と受信者以外はテレグラムの運営側でさえも確認することはできません。 さらに、メッセージを削除することで双方のデバイスから削除することも可能で、決められた時間が経過すると自動で削除されるようあらかじめ設定することもできます。 ④ 世界中の誰もがアクセスできる 仮想通貨関連の情報といえばTwitterでも多く共有されていますが、地域によってはSNSの利用が制限されている場合もあります。 そうした地域でも、テレグラム(Telegram)を利用すれば誰でも情報にアクセスすることができるようになります。 非営利だからこそ国や当局からの検閲を受けにくいという性質もあり、世界中の人々が自由なコミュニケーションを実現できるサービスとしても期待されます。 テレグラム (Telegram) の使い方 ここからはテレグラム(Telegram)の利用登録から使い方までを解説します。 ※モバイルアプリ(iPhone)を例に進めます 登録と設定 まずはアプリのダウンロードから登録と設定を済ませましょう。 1.公式サイト<telegram.org>にアクセスし、アプリをダウンロード 2.ダウンロードしたアプリを開き、「Start Messaging」をタップ 3.SMS認証をするため携帯電話番号を入力し、「Continue」をタップ(つづく) 4.SMSで届く5桁のコードを入力 5.名前と写真を設定し、「Continue」をタップ(匿名、写真設定なしでもOK) 6.連絡先のアクセスを求められるが、Telegramを利用していることを他人(連絡先を登録している人)に知られたくない場合は「許可しない」を選択 これで利用登録から初期設定は完了です。 興味のあるチャンネルに参加する 登録と設定が終わったら、まずはチャンネルを探して参加しましょう。 1.ホーム画面下部の真ん中のアイコン「Chats」をタップ 2.画面上部の検索窓に興味のあるプロジェクト等のキーワードを入力し検索、表示された検索結果をタップ(プロジェクトの公式サイトやTwitterなどにTelegramのリンクがあればそこからアクセスすることもできます) 3.チャンネルが表示されるので、参加する場合は画面下部の「Join」をタップ これでチャンネルへの参加が完了です。 1つ注意してほしいのが、上記の方法ではプロジェクトの公式チャンネルを装った偽のチャンネルにアクセスしてしまう可能性があります。 偽のチャンネルでは、「XXX通貨のエアドロップが発表されました。リンク先で確認しましょう!」のような文言が流され、そのまま偽サイトへ誘導されウォレットを接続した瞬間、全ての資産が盗まれてしまう可能性もあります。 特定のプロジェクトのチャンネルに参加したい場合は、X(旧Twitter)や公式HPなどにテレグラムのリンクが掲載されているケースが多いので、そちらを介してアクセスしましょう。 その他 ユーザーの検索・追加 ホーム画面下部の左にあるアイコン「Contacts」から、ユーザーの検索・追加ができます(ユーザー名を設定しているユーザーのみ検索可能)。 検索窓でユーザー名を検索し追加すれば、個人チャットの開始やグループチャットへの招待も可能です。 ユーザーを追加すると「Contacts」にその一覧が表示されます。 各種設定 ホーム画面下部の右にあるアイコン「Settings」から各種設定ができます。 よく使われる設定項目を以下にまとめます。 Edit:登録情報の編集 Set Profile Photo:プロフィール写真の設定 Set Username:ユーザー名の設定 Notifications and Sounds:通知と音の設定 Privacy and Security:プライバシーとセキュリティの設定 Appearance:アプリのデザインやナイトモードなどの設定 Language:言語の設定 テレグラム (Telegram) の日本語化 テレグラム(Telegram)は日本語には非対応ですが、日本語化ツールを利用することで日本語での利用が可能になります。 ここからは日本語化の注意点とその方法を説明します。 日本語化の注意点 非公式ツールのため自己責任 テレグラム(Telegram)の日本語化ツールは有志が作成したものであり公式のものではありません。 そのため、セキュリティ上の脆弱性や、翻訳ミスなどの問題が含まれている可能性もあります。 そのため、利用される場合は自己責任となりますので注意しましょう。 チャットそのものが翻訳されるわけではない また、日本語化ツールで翻訳されるのは、メニュー表示やシステムメッセージのみです。 そのため、チャットの内容が翻訳されるというわけではありません。 チャットの内容が英語だと困るという場合は、翻訳サービスを利用するか、日本語のコミュニティを探してみるとよいでしょう。 日本語化の方法 テレグラム(Telegram)の日本語化は以下の3ステップで完了します。 ① テレグラム(Telegram)のアプリが最新バージョンであることを確認(最新でなければアップデート) ② 日本語化チャンネル<t.me/setlanguage/ja-beta>にアクセス ③ 「SET LANGUAGE」を選択する アプリが最新バージョンでないと不具合が生じる可能性がありますので注意しましょう。 モバイルアプリもPCも同様のURLから実行可能です。 日本語化の解除方法 都合により日本語化を解除したい場合は以下の3ステップで可能です。 ① テレグラム(Telegram)のメニューボタンを選択し、メニューを開く ② 「言語(Language)」を選択 ③ 「英語(English)」を選択 日本語化した後にアプリの動作に問題が生じたりなどした場合は、一度日本語化を解除したほうが良いかもしれません。 テレグラム (Telegram) の利用に際して注意すべきこと テレグラム(Telegram)はその便利さの反面、様々なリスクも潜んでいます。 ここでは利用に際して注意すべきことを確認します。 中東テロリスト Telegramを介して仮想通貨で資金集めか 詐欺には十分に注意する テレグラム(Telegram)では誰もが匿名でメッセージを送信できるため、詐欺を目的とするメッセージを受信したり、怪しい情報発信が行われることが少なくありません。 個人情報を安易に送信・共有しない、怪しいユーザーからのメッセージやURLを開かない、などの基本的な対策が必須です。 詐欺から身を守るために、どのようなリスクが存在するかを把握し、しっかりと対策することを忘れないようにしましょう。 仮想通貨のスキャム(詐欺)とは? | 事例と対策を紹介 2段階認証をオンにする テレグラム(Telegram)で重要な情報を扱うのであれば、以下の手順で2段階認証をオンにしておくことを強くおすすめします。 1.ホーム画面下部の右の「Settings(設定)」をタップ 2.「Privacy and Security(プライバシーとセキュリティ)」をタップ 3.「Two-Step Verification(2段階認証)」をタップ 4.「Set Additional Password(追加のパスワードを設定)」をタップ 5.パスワードを入力し「Create Password」タップ 6.任意でヒントを入力し設定する(必要ない場合は「Skip setting hint(スキップ)」をタップ) 7.Recovery Email(リカバリー用メール)を入力 8.設定したアドレスに届いた認証コードを入力 9.Two-Step Verification(2段階認証)がOn(オン)になってることを確認 まとめ メッセージングアプリのテレグラム(Telegram)の概要や使い方を解説しました。 テレグラム(Telegram)は仮想通貨関連の情報収集には今や必要不可欠な存在となっています。 日本国内ではまだ大きく普及はしていない印象ですが、最新の情報をいちはやくキャッチするためにもぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。 また、利用の際は詐欺被害に遭わないよう、十分注意して使いましょう。 Daichi 日本語のコミュニティもたくさんあるので安心して始められますよ!
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2024/05/21イーサリアムのSepolia/Holeskyテストネットfaucet完全ガイド|概要や請求方法を解説
イーサリアムには、アップグレードやDAppsの開発用に使用するテストネットがあります。 2024年5月現在稼働しているテストネットはSepoliaとHoleskyの2種です。 それぞれのテストネットで使用するETHトークン(Sepolia ETH/Holesky ETH)が発行されており、トークンを無償で供給(faucet)するサイトから配布を受けることができます。 イーサリアムにはどんなテストネットがあるの? イーサリアムのテストネット用トークンは簡単に入手できる? Sepolia/Holesky ETHのfaucetのやり方を知りたい こんな疑問や要望をお持ちの人に向けて、この記事ではイーサリアムのテストネットの概要と、faucetの具体的なやり方を解説しています。 イーサリアムのテストネットに興味がある人は、早速Sepolia/Holeskyネットにアクセスして、トークンをfaucetしてみましょう。 イーサリアムテストネットSepolia/Holeskyのfaucetとは? イーサリアムにはメインネット以外に2つのテストネットが稼働しており、メインネットのアップグレードのテストやDAppsの開発に利用されています。 ここではSepolia/Holeskyの2つのテストネットと、そこで使用するトークンのfaucetについて概説します。 イーサリアムテストネットSepolia/Holeskyのfaucetとは? Sepolia/Holeskyはイーサリアムの2大テストネット faucetでテストネット用のETHが無料で獲得できる テストネットへの参加でエアドロップされるプロジェクトもある Sepolia/Holeskyはイーサリアムの2大テストネット GoerliテストネットのGitHubより引用 イーサリアムのテストネットはイーサリアム財団によって運営されています。歴史的に複数のテストネットが並列に動いており、2024年5月の時点ではSepoliaとHoleskyの2つのネットワークが稼働中です。 イーサリアムメインネットのアップグレードのテストはもちろん、イーサリアム上での展開を狙う多くのプロジェクトがSepolia/Holeskyを利用しています。 Sepoliaは2021年から運用されているテストネットで、DAppsやスマートコントラクトのテストで使用されています。バリデーターとしてSepoliaネットに参加することが難しいため、ステーキングのテストなどはできません。 Holeskyはバリデーターとしての参加ができるので、Sepoliaよりも広範な使い方が可能です。 以前はGoerliというテストネットが稼働していましたが、2024年3月のDencunアップグレードの完了とともにサポート終了になり、その後をHoleskyが引き継いでいます。 faucetでテストネット用のETHが無料で獲得できる Sepolia ETH/Holesky ETHの主なfaucetサイト サイト名 URL faucet量 QuickNode https://faucet.quicknode.com/drip Sepolia:0.05 Sepolia ETH Holesky :0.05 Holesky ETH Tatum https://tatum.io/faucets Sepolia:0.002 Sepolia ETH Holesky :0.002 Holesky ETH faucetできるのは24時間に1回 Beware Labs https://bwarelabs.com/faucets Sepolia:0.025 Sepolia ETH Holesky :0.025 Holesky ETH faucetできるのは24時間に1回 テストネットで使用されるトークンはETHですが、使用はテストネット内に限定されています。SepoliaネットのETHはSepolia ETH、HoleskyネットのETHはHolesky ETHと呼ばれます。 テストネットを利用してガス代を支払うためには、Sepolia/Holesky ETHトークンを入手しておくことが必須です。 Sepolia ETHやHolesky ETHは、特定のサイトから無償で受け取ることができます。これをfaucet(蛇口)と呼びます。 テスト用のトークンをfaucetしてくれるサイトは複数あり、そこにアクセスして自分のウォレットにSepolia ETHやHolesky ETHを送ってもらえば、テスト環境で使えるトークンが入手できます。 1回あたりのfaucet量は少量で、24時間に1回のみfaucet可能などの制限を設けているサイトが多いのですが、いずれのサイトでも無償でトークンが配布されます。 テストネットへの参加でエアドロップされるプロジェクトもある Sepolia ETHやHolesky ETHはテスト環境のみで使えるものです。基本的には金銭的な価値はないので、Sepolia ETHやHolesky ETHを毎日faucetして換金する、という戦略は成り立ちません。 しかしプロジェクトによっては、テストネット上でDEXやDAppsを使用してくれたユーザーに対してエアドロップを行う場合もあります。 テストネットでの操作にはコストがかからないため、リスクゼロでエアドロップが受けられる方法として注目されています。 Sepolia ETHやHolesky ETHは、イーサリアムをターゲットにしたプロジェクトのテスト版を試してみる際に必須になるので、事前にfaucetして準備しておくことは重要です。 ただし、テストネット上での試用に対してエアドロップがあることを事前に明言するプロジェクトはほとんど無い上に、エアドロップが無いままテストが終わってしまう場合も多いので、確実性がいまひとつであることは否めません。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 ここからは、Sepolia ETH/Holesky ETHトークンのfaucetのやり方を解説します。 自己のウォレットに対してfaucetサイトからトークンを送金するだけなので、手順はシンプルですよ。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 ウォレットをSepolia/Holeskyテストネットに接続する 手動でのネットワーク追加によるテストネット接続 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucet手順(QuickNodeの場合) ウォレットをSepolia/Holeskyテストネットに接続する 最初に、faucetしたトークンを管理するウォレットを、SepoliaあるいはHoleskyのテストネットに接続します。こちらでは、最もメジャーなMetaMaskを例にしてテストネットの接続方法を解説します。 ブラウザの拡張機能からMetaMaskを起動してログインし、MetaMaskの画面の左上にある「ネットワークを選択」のメニューを開きましょう。MetaMaskと接続可能なネットワークが一覧されます。 「テストネットワークを表示」がOFFになっている場合は、ONに変えれば接続可能なテストネットが表示されます。 2024年5月の時点でSepolia ETHのテストネットはすでにリストにあるので、ここでSepoliaを選択すればSepolia ETHのネットワークへの接続は完了です。 手動でのネットワーク追加によるテストネット接続 Holesky ETHネットワークの設定情報 ネットワーク名 Ethereum Holesky 新しいRPC URL https://rpc.holesky.ethpandaops.io チェーンID 17000 通貨記号 ETH ブロックエクスプローラーのURL https://holesky.beaconcha.in 2024年5月の時点ではHolesky ETHは接続可能なネットのリストに入っていません。その場合は、ネットワークに関する設定情報を手動でウォレットに登録します。 接続するテストネットの設定情報を登録するには、「ネットワークを選択」の画面下部にある「ネットワークを追加」のボタンをクリックしましょう。「ネットワークの追加」のページがブラウザで開くので、下部の「ネットワークを手動で追加」を選びます。 接続するネットワークの設定情報を入力する画面が表示されるので、情報を入力して保存を選択すれば、以後はネットワーク選択のリストに表示されるようになります。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucet手順(QuickNodeの場合) Sepolia ETH/Holesky ETHのトークンのfaucetの手順を、QuickNodeからのfaucetを例に説明しましょう。QuickNodeは、さまざまなネットワークのトークンをもっとも簡単にfaucetできるサイトのひとつです。 まず、QuickNodeのfaucetのページを開きます。 「Select your chain …」で「Ethereum」、「Select your network …」でSepoliaあるいはHoleskyを選び、トークンの送金先のアドレスを入力して「Continue」をクリックしましょう。 QuickNodeのアカウント作成などでより多くfaucetできる勧誘などが表示されますが、興味が無ければ「No thanks …」を選択します。 しばらく待つとfaucetが完了するので、ウォレットでトークンの増減を確認しましょう。 faucetするにはメインネットに0.001ETH以上が必要! QuickNodeとTatumでは、Sepolia ETH/Holesky ETHをfaucetするためには、イーサリアムのメインネットに0.001ETH以上を保有している必要があります。利用者確認の一環で保有額のみチェックしており、faucetによりメインネットのETHが減ることはありません。 Sepolia/Holeskyテストネットとfaucetに関するよくある質問 ここまでSepolia/Holeskyテストネットの特徴と、トークンのfaucetの手順について解説しました。faucetがどんなものかしっかりイメージできましたよね。 最後に、Sepolia/Holeskyテストネットとトークンのfaucetに関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。 Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetの方法 faucetされたSepolia/Holesky ETHはトレードできる? faucetされたSepolia/Holesky ETHはメインネットで使える? Sepolia/Holeskyテストネットはいつまでサポートされる? faucetされたSepolia/Holesky ETHはトレードできる? faucetで得たSepolia/Holesky ETHトークンはそれぞれのテストネット内でのみ利用できます。 売買はできず、テスト環境以外で有効な他のトークンへの交換はできないため、Sepolia/Holesky ETHトークンをトレードして金銭的利益を得ることは基本的にはできません。 faucetされたSepolia/Holesky ETHはメインネットで使える? faucetで得たSepolia/Holesky ETHトークンをメインネットにブリッジする方法はありません。 そのため、イーサリアムのメインネットでSepolia/Holesky ETHトークンは使用できません。 Sepolia/Holeskyテストネットはいつまでサポートされる? HoleskyテストネットのGitHubより引用 テストネットはメインネットと異なり、永続するものではありません。使用される技術の変化やテストされる機能の変遷に伴い、スクラップ&ビルドが繰り返されるのが一般的です。 Sepolia/Holeskyの2つのテストネットも同様で、Sepoliaが2026年、Holeskyが2028年のサポート終了が想定されています。 ただし、テストネットの利用状況や後継ネットの準備の進捗などにより、サポート終了の時期が変わる可能性は十分にありますよ。 まとめ イーサリアムのSepolia/Holeskyテストネットfaucetのまとめ イーサリアムはSepolia/Holeskyの2つのテストネットが稼働中 faucetにより無償でSepolia/Holesky ETHトークンを入手できる テストネット上で開発中のプロジェクトを試用することが可能 この記事では、イーサリアムの2つのテストネット(Sepolia/Holesky)の概要と、faucetの具体的なやり方を解説しました。 faucetで入手できるSepolia/Holesky ETHトークンは基本的には価値がありません。しかし、テストネット上で開発中のプロジェクトを試してみるには必須です。 成長しそうなプロジェクトを探している人、推しているプロジェクトに早期から貢献したい人は、Sepolia/Holesky ETHトークンのfaucetを利用してテストネットに参加しましょう。
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2024/05/05NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
NFTに興味があるけれど、どうやって買えばいいの? いろいろあるけど、どのサイトから買えるの? 上記のような方に向けて、NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説します。 また、NFT購入までの具体的な手順や準備、購入に際して注意したいことについても整理しています。 この記事でわかること ・NFTの購入方法、具体的な手順や準備 ・国内及び海外のおすすめマーケットプレイス ・NFT購入に際して注意するべきこと NFTとは? NFTの概要 ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。 「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。 NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値も大きな上昇を見せています。 下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という人気NFTコレクションの2024年2月以降のフロア価格の推移をグラフにしたものです。*OpenSea参照 [caption id="attachment_112809" align="aligncenter" width="711"] BAYCのフロア価格推移[/caption] 多少の下落はありながらも、最新データで16.7 ETH(2024年5月時点約804万円)となっています。 NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。 NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームで、国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがあります。 国内のNFTマーケットプレイス 1.Coincheck NFT(コインチェックNFT) 画像:Coincheck NFT 名称 Coincheck NFT(コインチェックNFT) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / トレーディングカード 決済対応通貨・手段 ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc. ガス代(手数料) 出品・購入:無料 販売:10% 出庫:0.01〜0.16ETH 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://coincheck.com/ja/nft 国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。 決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。 Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 2.Adam by GMO 画像:Adam by GMO 名称 Adam by GMO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート 決済対応通貨・手段 イーサリアム / 日本円 / クレジットカード ガス代(手数料) 二次販売:5% クレジットカード決済:3% 日本円決済:300円(振込手数料) 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://adam.jp/ GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。 著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。 3.HEXA(ヘキサ) 画像:HEXA 名称 HEXA(ヘキサ) 主な取扱NFTタイプ デジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc. 決済対応通貨 日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC ガス代(手数料) 購入・出品・出庫:無料 販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン イーサリアム / Polygon 公式サイト https://hexanft.com/ HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。 HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。 海外のNFTマーケットプレイス 1.OpenSea(オープンシー) 画像:OpenSea 名称 OpenSea(オープンシー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、AVAX、KLAY、BNB等 手数料 二次販売:2.5% 対応ウェブウォレット MetaMask / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc. 対応チェーン Ethereum、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Optimism、Solana、Zora等 公式サイト https://opensea.io/ja 世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。 スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 2.Blur(ブラー) 画像:BLUR 名称 BLUR(ブラー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 イーサリアム ガス代(手数料) 販売:0% 対応ウェブウォレット メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet 対応チェーン イーサリアム 公式サイト https://blur.io/ 2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。 手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。 また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。 NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も 3.Magic Eden(マジックエデン) 名称 Magic Eden(マジックエデン) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、ETH(Baseチェーン) 手数料 掲載料:0%、取引手数料:2% 対応ウェブウォレット Phantom/Magic Eden Wallet/OKX Wallet/MetaMask/Coinbase Wallet 等 対応チェーン Ethereum、Solana、Bitcoin、Polygon、Base 公式サイト https://magiceden.io/ Magic EdenはOpenSeaに匹敵する大手NFTマーケットプレイスで、複数のチェーンに対応している他、OpenSeaとは異なるUIや分析データと共にNFTの売買などが行えます。 昨今注目を集めているBitcoin上のNFTも取り扱っているのも特徴の1つと言えます。 NFTの購入方法 ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。 ① ウォレットの作成 ② 暗号資産の購入・送金 ③ NFTの購入 ① ウォレットの作成 まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。 数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。 くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう) シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了 ② 暗号資産の購入・送金 主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetの登録はこちら 購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。 また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。 Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。 関連:出金方法ガイド|Bitget ③ NFTの購入 ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。 NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する 購入したいNFTを見つける NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択 ウォレット側で承認して決済 今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。 Coincheck NFT Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 OpenSea NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 Blur NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も NFTの購入に際して注意するべきこと ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。 投機性が高く、価格が不安定 現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。 そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。 偽プロジェクトや詐欺等のリスク 偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。 とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。 このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。 著作権はクリエイターに帰属する NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。 しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。 こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。 NFTの購入方法 まとめ NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。 盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。 この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/04/28イーサスキャン(Etherscan)の使い方 | メリットと活用方法を解説
Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンに関するさまざまな情報を閲覧できるツールです。 Etherscanを活用することで、トランザクションの履歴や詳細、ブロックチェーン全体の情報などを閲覧可能になり、リサーチに応用することもできます。 この記事では、そんなEtherscanの概要から利用例、使い方について解説しています。 Etherscanとは?イーサリアムチェーン上の情報が分かるツール Etherscanは、イーサリアムの代表的なエクスプローラーです。 各ブロックチェーンには、ブロックチェーンの状態や各トランザクションの詳細が確認できるエクスプローラーがあるのが一般的です。 Etherscanは、イーサリアムのブロックチェーンを扱うエクスプローラーになっています。 Etherscanを活用することで、ウォレットの概要や過去のトランザクションの履歴を確認したり、各トークンやコントラクトのリサーチなどに活用することが可能です。 特にイーサリアムは、スマートコントラクトを通してさまざまなやり取りを行うことが多いため、DeFiなどの利用に伴って心強い存在になります。 Etherscanでできること・利用例 これから、Etherscanでできることや利用例について、以下の観点から解説していきます。 ・ブロックチェーン全体の確認 ・トランザクションの一覧と詳細 ・トークンやコントラクトの概要や詳細 Etherscanを利用するメリットや活用方法などをチェックしていきましょう。 ブロックチェーン全体の確認 Etherscanでは、イーサリアムのブロックチェーンの全体の状態をチェックすることができます。 例えば、直近のブロックやトランザクションなどから、1日あたりのトランザクション数の推移、ユニークなアドレス数、平均的なガス代の推移といったデータをチェック可能です。 「イーサリアムの利用がどのように広がっているのか?」といった点を確認するのに便利です。 トランザクションの一覧と詳細 Etherscanでは、イーサリアム上のトランザクションをアドレスごとに一覧表示させたり、各トランザクションの詳細を確認できます。 アドレスさえ入力すれば取得できるため、自身のウォレットのアドレスを入力することで、トランザクション履歴などを取得できます。 具体的には、各トランザクションの詳細をクリックすることで「トランザクションの状態」などをチェック可能です。 例えば、トランザクションの完了が遅い場合などに、Etherscanからトランザクションの詳細をチェックすることで、トランザクションが成功・保留・失敗しているのかといった点を確認できます。 トークンの概要や詳細 Etherscanでは、トランザクションのみならず、トークンやコントラクトの概要や詳細をチェック可能です。 コントラクトアドレスやトークンのティッカーを入力することで、トークン保有者の数や割合、供給量などを確認できます。 上記のような情報をチェックすることで、各プロジェクトのトークンがどのような挙動をしているのか?といったリサーチへ応用可能です。 例えば、大口の保有者(特にそのトークンを発行するプロジェクトの運営など)が、好ましくない動きをしていないか?などを確認できます。 Etherscanの使い方 これから、Etherscanの使い方について画像を用いて、以下のようなポイントから解説していきます。 ・Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する ・Etherscanでトランザクション履歴を取得する ・トランザクションの詳細と見方 ・リボークやトークンの追加 Etherscanのベーシックな機能を使えるようになっていきましょう。 Etherscanでガス代やブロックチェーンの状態を観察する まず、はじめにEtherscanでガス代推移やブロックチェーンの状態を観察する手順について解説していきます。 Etherscanへアクセス 「Resources」の「Charts & Stats」へ チェックしたい項目へ Etherscanの「Charts & Statistic」では、大きく分けて以下のような項目ごとに、さまざまなチャートが表示されています。 項目 提供されているチャートの例 Market Data ETHの価格や時価総額など Blockchain Data 日次あたりのトランザクション数や、ユニークアドレス、ブロックサイズ、ガス代推移など DashBoards ビーコンチェーンのデポジットや、L2などへのブリッジのアクティビティなど Network Data ハッシュレートのチャート、各国のノード分付など アドレスのトランザクション履歴を取得する 次に、アドレスのトランザクション履歴を取得する方法をご紹介していきます。 Etherscanの検索枠に検索したいアドレスを入力 (自身のウォレットを検索したい場合は、MetaMaskなどからチェック可能) トランザクションの内容を確認する 「CSV Export」からダウンロード可能 各トランザクションの項目に表示されている意味は、以下のとおりです。 Txn Hash:トランザクションを特定可能な文字列 (各トランザクションに対して与えられる文字列) Method :トランザクションの概要 Block :トランザクションが追加されたブロック Age :日次 From :送付元のアドレス To :送付先のアドレス Value:価値 Txn Fee :手数料 上記のような履歴を取得することで、取引を振り返ったり、何らかの精算を行う際(税金など)に活用できます。 トランザクションの詳細と見方 Etherscanでは、前述したようにトランザクションを一覧表示できますが、トランザクションの内容をより詳細に確認することもできます。 以下の手順で、トランザクションの詳細をチェックしていきましょう。 確認したいトランザクションの「Txn Hash」へ トランザクションの情報を閲覧可能 さまざまな情報が表示されていますが、トランザクションの詳細をチェックすることで、特に注目したい項目に以下のようなものが挙げられます。 Status:トランザクションの状態 (Successと表示されていなければ完了していない) Transaction Action :トランザクションのより詳細な実行内容 リボークやトークンの追加 Etherscanでは、ブロックチェーン全体の情報ややトランザクションのみならず、リボーク・トークンの追加などに活用することができます。 リボークとは、トークンへの承認を取り消すアクションのことで、安全にウォレットを利用するに伴って、非常に重要な存在です。(DeFiなどを利用したことがある方は、高確率でトークンへの承認を行っています) また、何らかのトークンをウォレットに送金している場合でも、MetaMaskなどでトークンの情報を追加していない場合は、表示されないケースがあります。 こういった場面でも、Etherscanを活用すると、コントラクトアドレスを調べてMetaMaskなどに追加していくことが可能です。 リボークとトークンの追加に関しては、以下の記事で解説しています。 ・【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 ・MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! Etherscanについてまとめ この記事では、Etherscanについて解説しました。 Etherscanを用いることで、自身のウォレットで行ったさまざまな履歴や、各トークンのリサーチなどを円滑に進めていくことができます。 Etherscanを活用して、イーサリアムのDeFiなどを快適に利用していきましょう。 PolygonScan(ポリゴンスキャン)とは?概要や使い方を解説
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2024/04/25おすすめの DEX(分散型取引所)とは?リスクや注意点も解説
この記事では、おすすめのDEX(分散型取引所)について解説しています。 DEXはブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、CEX(中央集権型取引所)には無い魅力を持っています。 しかし、各DEXによって持っている特徴や機能大きく異なっています。 この記事では、多種多様なDEXの中から自分にあったDEXを見つけるためのポイントを以下から解説していきます。 この記事のまとめ ・DEXは用途やチェーンなどに応じて選定 ・DEXによって仕様や機能は大きく異なる ・DEXでもショートやレバレッジは利用可能 ・DEXの利用にはさまざまな注意点があるため注意が必要 DEXとは?概要をおさらい DEX(分散型取引所)は、中央集権的な仲介者を排除し、スマートコントラクトなどを通して、ユーザー間での仮想通貨の取引を可能にするソリューションです。 DEXは、ブロックチェーンやスマートコントラクトを活用しているため、取引の透明性が高いことが特徴です。 また、ユーザーはDEXの利用に伴い、各自が管理するウォレットを通して取引を行うのが一般的なため、自身の資産を直接コントロール可能できます。 DEXは上記のようなブロックチェーンやスマートコントラクトのメリットを活かしつつ、仮想通貨のスワップや運用ができます。 DEXの選び方 これから、DEXの選び方について以下のポイントから解説していきます。 ・TVLや取引量の多さ ・展開しているチェーン ・用途別に必要な機能・取引 ・エアドロップの有無 DEXの選ぶ際のポイントを、かんたんにチェックしていきましょう。 TVLや取引量の多さ DEXを選ぶ際、重要な指標の一つがTVL(Total Value Locked)です。 TVLは、DEXに預けられている・ロックされている資産の総額を指し、プラットフォームの人気や信頼性を示す指標の1つになります。 また、DEXを測る指標として取引量(取引ボリューム)も重要です。 取引量が多いことは、アクティブに利用しているユーザーが多いことを示すケースが多いため、プラットフォーム選びの際に重要な観点となります。 展開しているチェーン DEXが採用しているチェーンを確認するのも重要な要素です。 ブロックチェーンはそれぞれ独自の特性を持ち、取引の速度やコスト、セキュリティ面で異なる利点を有しています。 例えば、レイヤー1のEthereumは多くのDEXで採用されており、TVLも多い傾向にありますが、ガス代(手数料)が高いケースが多いです。 一方で、同じようなセキュリティを共有しているEthereumをベースとしたレイヤー2周りのプラットフォームでは、ガス代が低くなる傾向があります。 チェーンによって、ガス代として使用する仮想通貨も変わってくるケースが多いため、用途や各チェーンの特性を考慮した上で、用意する仮想通貨や使用するDEXを選定するのがおすすめです。 用途別に必要な機能・取引 DEXを選ぶ際には、目的や用途に合わせた機能や取引の種類を考慮しておきましょう。 例えば、シンプルにスポット取引を主に行う場合は、多様な通貨ペアや高い流動性を提供するDEXが適しています。 また、デリバティブ取引やレバレッジ取引に興味がある場合は、これらの取引をサポートするDEXを選ぶ必要があります。 さらに、ファーミングやステーキングを主な目的とする場合、何らかの形で高い利回りを提供するDEXや、独自のトークンを使ったインセンティブがあるDEXが適切かもしれません。 おすすめのDEXランキングTOP5 これから、おすすめのDEXランキングを、以下から解説していきます。 Hyperliquid Logx Satori Finance IntentX Hyperliquid 実施元 Hyperliquid 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 2023年11月~2024年4月の利用量に置応じてポイント付与 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://hyperliquid.xyz/(こちらから登録でテイカー手数料が4%割引) Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の無期限先物の板取引を行うDEXです。 オリジナルネットワークのHyperliquid L1で稼働しているので、注文や清算などの処理速度が高速で、快適に利用できます。 Hyperliquidは2023年11月から半年間にわたりエアドロップに繋がるポイントプログラムを開始しており、トレードや流動性提供をするとポイントが付与されます。 ポイントの売買ができるプレマーケットサイト「Whales」では、Hyperliquidのポイントが一時7ドル以上で取引された経緯もあり期待値の高さがわかります。 ネイティブトークンのローンチ後にはステーキングも予定していて、エアドロップによるトークンの活用法にも注目です。 【Hyperliquidの特徴・使い方】ポイント獲得でエアドロップの可能性!? Logx 実施元 LogX 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 毎週金曜日に2,000,000トークンプールから付与 配布トークン LOGX 公式サイト https://www.logx.trade/ (こちらから登録で取引手数料が5%還元) Log X(ログエックス)は、シームレスで効率的なレバレッジ取引を提供するDEXで、すでに総取引高は50億ドルを超え、11万人以上のユーザーが利用しています。 USDTまたはUSDCを担保としてトレードでき、USDC・USDTの流動性提供の引き換えに、LLPトークンを獲得して報酬を得ることも可能です。 エアドロップに関して、毎週金曜日に2,000,000トークンプールから$LOGXが付与されます。獲得した$LOGXはトークンのローンチタイミングで請求可能となり、このプログラムはトークン販売まで継続されます。 また、LogX (pro) を利用すると、Orderly Networkという別の注目プロジェクトのエアドロップも狙えるのもおすすめのポイントです。 LogXは、これまでSEQUOIAやCoinbace Venturesなどの有名VCから合計610万ドルの資金調達を実施しており、期待値の高さをが窺えます。 DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介! Satori Finance 実施元 Satori Finance 獲得方法 DEXでのトレード、TVL入金額、取引完了額に応じてポイントを貯める 期間 シーズン1が2024年4月1日スタート 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://satori.finance/ Satori Finance(サトリ ファイナンス)は、L2チェーンに対応する無期限先物のDEXです。 取引処理をオフチェーンで行うPolygon zkEVMやzkSync Eraなどの5つのL2チェーンに接続して取引可能です。 オフチェーン集約とオンチェーン決済によって、両方の良いとこ取りをしてユーザーの選択肢を広げます。 独自のポイントプログラムは2023年3月からスタートしていて、取引や流動性提供によってポイントが貯まり、後のエアドロップに繋がると予想されています。 プロジェクトはシードラウンドで1,000万ドルの資金調達を実施しており、Polychain Capitalなどの有名VCが価値を見込んでいることもあり、エアドロップへの期待値も高いです。 DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能 IntentX 実施元 Intent X 獲得方法 Base、Blastで取引する 配布トークン $xINTX 公式サイト https://intentx.io/(こちらから登録でエアドロポイントを獲得) IntentX(インテントエックス)は、最大60倍のレバレッジで250種類以上の通貨を取引できる無期限先物取引を提供するDEXです。 価格決定をAMMやオラクルに依存せず、CEXの流動性を取り込むことで低コストと流動性の高い取引を実現しています。これをインテントベースの取引と呼び、競合がなく快適に利用できるのがメリットです。 ガバナンストークンである$INTXをステーキングすると得られるのが$xINTXです。エアドロップでは、この$xINTXがポイントの獲得量に応じて配布されます。 ポイントはIntentXでの取引量に応じて配られるので、取引ボリュームを稼いでエアドロップ獲得の流れです。 シードラウンドと資金調達ラウンドで合計4,300,000ドルを実施していて、Magnus Capitalなどの有名VCなどから注目されていることもあり、エアドロップの期待値も高いですね。 DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう DEXを利用するときの注意点 これから、DEXを利用するときの注意点について以下から解説していきます。 ・スワップと損失 ・ウォレットやコントラクトの管理 ・ファーミングや運用のリスク ・予期せぬトラブルへの心構え DEXには魅力的な利回りや利便性を提供をしているものが多いですが、いくつかある注意点チェックしていきましょう。 スワップと損失 当然ですが、仮想通貨の取引を行う場合は損失が発生する可能性があります。 これは、DEX・CEXに共通しているポイントです。 また、上記に加えて、DEXの場合は流動性の観点からそれほど大きくない取引であっても、価格に対して大きな影響を与えてレートが悪くなることがあります。 特にAMMのDEXで、流動性の低いプールを通した取引を行うと、レートが悪い状況で通貨の交換を行ってしまう事態が発生することが多いです。 管理が行き届いている傾向が高いCEXのように全ての通貨に対して、十分な流動性があるとは限りません。 ウォレットやコントラクトの管理 DEXを利用する際は、ウォレットのセキュリティとスマートコントラクトのリスク管理が必要です。 ユーザーは自身の秘密鍵を厳格に管理し、ウォレットのセキュリティを確保する必要があります。 また、秘密鍵のみならず、DEXはスマートコントラクトによって運用されているため、コントラクトのバグや脆弱性によるリスクも存在します。 利用しているDEXにおいて脆弱性が見られた場合、DEXにロックしている仮想通貨や、承認しているコントラクト経由からウォレットの資産にリスクが発生することもあります。 信頼できるDEXを選び、定期的にセキュリティのアップデートや情報を確認することが重要です。 また、仮に一般的に信頼できる・知名度があるDEXであっても、上記のようなトラブルが起こることがあるのは常に頭に入れておきましょう。 ファーミングや運用のリスク DEXに限らず、DeFi全体のファーミングや運用にはリスクが伴うことが一般的です。 高いリターンを提供するプラットフォームほど、リスクも高くなる傾向にあります。 しかし、そうでない場合でも前述したような脆弱性などのリスクがあります。 基本的に、ファーミング周りのトピックでは、何らかのリスクがあると考え、そのリスクが許容できるものであるかチェックするのがおすすめです。 予期せぬトラブルへの心構え 上記したようなものに加えて、DEXやDeFiの利用にはこれまで想定していなかったリスクやトラブルが発生することがあります。 その発端となるのはケアレスミスからプロトコルの根本的な脆弱性など幅広いです。 常に予期せぬトラブルが発生すると考えて使用しましょう。 おすすめのDEXまとめ この記事では、おすすめのDEXをテーマにさまざまなポイントについて解説しました。 前述したようにDEXには、さまざまな特性を持つ多種多様なプロトコルが存在しています。 用途などに応じて、必要なDEXを選定していきましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/04/25仮想通貨のエアドロップとは?最新注目プロジェクトも紹介【2024年4月版】
仮想通貨のエアドロップとは「指定のタスク達成や条件を満たした場合に無料でトークンを受け取れるイベント」です。 条件を満たすだけで、仮想通貨やNFTを受け取ることができるので、仮想通貨運用をするのであれば、エアドロップの情報収集は非常に重要です。 しかし、エアドロップに関する知識を正しく身に着けないと、逆にエアドロップに振り回されて損をしてしまう可能性もあります。 そこで、本記事ではエアドロップの特徴や、注目のエアドロップ最新情報をまとめました。ぜひ参考にしましょう。 【2024年4月時点】最新のエアドロップ情報まとめ 現在行われているエアドロップの中でも、比較的多くの仮想通貨ユーザーが取り組みやすいトレード系の情報をまとめました。(2024年4月時点) 以下で紹介するものは、何十万円もの仮想通貨を半年以上預けたりする必要もなく、普段仮想通貨取引所でトレードをする方であれば、プラットフォームを移すだけでエアドロップ獲得のチャンスが得られます。 最新の内容をチェックして、仮想通貨を手に入れましょう。 最新のエアドロップ情報まとめ Hyperliquid Logx Satori Finance IntentX Hyperliquid 実施元 Hyperliquid 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 2023年11月~2024年4月の利用量に置応じてポイント付与 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://hyperliquid.xyz/(こちらから登録でテイカー手数料が4%割引) Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の無期限先物の板取引を行うDEXです。 オリジナルネットワークのHyperliquid L1で稼働しているので、注文や清算などの処理速度が高速で、快適に利用できます。 Hyperliquidは2023年11月から半年間にわたりエアドロップに繋がるポイントプログラムを開始しており、トレードや流動性提供をするとポイントが付与されます。 ポイントの売買ができるプレマーケットサイト「Whales」では、Hyperliquidのポイントが一時7ドル以上で取引された経緯もあり期待値の高さがわかります。 ネイティブトークンのローンチ後にはステーキングも予定していて、エアドロップによるトークンの活用法にも注目です。 【Hyperliquidの特徴・使い方】ポイント獲得でエアドロップの可能性!? Logx 実施元 LogX 獲得方法 DEXでのトレード、流動性提供 期間 毎週金曜日に2,000,000トークンプールから付与 配布トークン LOGX 公式サイト https://www.logx.trade/ (こちらから登録で取引手数料が5%還元) Log X(ログエックス)は、シームレスで効率的なレバレッジ取引を提供するDEXで、すでに総取引高は50億ドルを超え、11万人以上のユーザーが利用しています。 USDTまたはUSDCを担保としてトレードでき、USDC・USDTの流動性提供の引き換えに、LLPトークンを獲得して報酬を得ることも可能です。 エアドロップに関して、毎週金曜日に2,000,000トークンプールから$LOGXが付与されます。獲得した$LOGXはトークンのローンチタイミングで請求可能となり、このプログラムはトークン販売まで継続されます。 また、LogX (pro) を利用すると、Orderly Networkという別の注目プロジェクトのエアドロップも狙えるのもおすすめのポイントです。 LogXは、これまでSEQUOIAやCoinbace Venturesなどの有名VCから合計610万ドルの資金調達を実施しており、期待値の高さをが窺えます。 DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介! Satori Finance 実施元 Satori Finance 獲得方法 DEXでのトレード、TVL入金額、取引完了額に応じてポイントを貯める 期間 シーズン1が2024年4月1日スタート 配布トークン ポイントベースにより独自トークン付与 公式サイト https://satori.finance/ Satori Finance(サトリ ファイナンス)は、L2チェーンに対応する無期限先物のDEXです。 取引処理をオフチェーンで行うPolygon zkEVMやzkSync Eraなどの5つのL2チェーンに接続して取引可能です。 オフチェーン集約とオンチェーン決済によって、両方の良いとこ取りをしてユーザーの選択肢を広げます。 独自のポイントプログラムは2023年3月からスタートしていて、取引や流動性提供によってポイントが貯まり、後のエアドロップに繋がると予想されています。 プロジェクトはシードラウンドで1,000万ドルの資金調達を実施しており、Polychain Capitalなどの有名VCが価値を見込んでいることもあり、エアドロップへの期待値も高いです。 DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能 IntentX 実施元 Intent X 獲得方法 Base、Blastで取引する 配布トークン $xINTX 公式サイト https://intentx.io/(こちらから登録でエアドロポイントを獲得) IntentX(インテントエックス)は、最大60倍のレバレッジで250種類以上の通貨を取引できる無期限先物取引を提供するDEXです。 価格決定をAMMやオラクルに依存せず、CEXの流動性を取り込むことで低コストと流動性の高い取引を実現しています。これをインテントベースの取引と呼び、競合がなく快適に利用できるのがメリットです。 ガバナンストークンである$INTXをステーキングすると得られるのが$xINTXです。エアドロップでは、この$xINTXがポイントの獲得量に応じて配布されます。 ポイントはIntentXでの取引量に応じて配られるので、取引ボリュームを稼いでエアドロップ獲得の流れです。 シードラウンドと資金調達ラウンドで合計4,300,000ドルを実施していて、Magnus Capitalなどの有名VCなどから注目されていることもあり、エアドロップの期待値も高いですね。 DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう 仮想通貨のエアドロップとは?特徴を解説 仮想通貨のエアドロップには以下のような特徴、注意点があります。 ただ単に「無料で仮想通貨がもらえる」とだけ考えてしまうと思わぬ後悔をしかねません。 正しい知識を身に着けて、上手に運用できるようにしておきましょう。 エアドロップの特徴 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる 多額の仮想通貨の獲得も狙える 必ずしも得をするとは限らない 詐欺の可能性もある 条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえる エアドロップを一言で表すなら「条件を満たすことで仮想通貨やNFTがもらえるキャンペーン・イベント」です。 そのため、仮想通貨の発行元、開発者は知名度を上げて多くの人に知ってもらうために、エアドロップを行います。また、仮想通貨/ブロックチェーンの特徴としてアドレス上の過去のアクティビティや保有するトークンやNFTは可視化されているため、エアドロップを実施するプロジェクト側が望む顧客を囲うことも出来ます。 利用者としてはエアドロップによって無料で仮想通貨がもらえればお得ですし、発行元・開発者としてはユーザー数の増加により、市場の流動性が増えたり宣伝になったりするというメリットがあります。 条件を満たせば無料で仮想通貨やNFTがもらえますが、条件を満たすために仮想通貨を新たに保有する必要はあるので、ある程度の資金は必要となるケースが多いです。 多額の仮想通貨の獲得も狙える プロジェクトによってはエアドロップの実施を先に明言し、トークンの設計としてエアドロップの割合を多くしておくことで、プロダクト公開初期時から多くのユーザーを惹きつける戦略が採用されています。 そのため、エアドロップを実施するプロジェクトが市場で評価され、トークンの値段があがれば多く割り当てられていたエアドロップの価値もその分上昇します。 例えば、DEX「Aevo」では、トレードを行ったユーザーなどに対して総供給量の3%にあたる3,000万枚の$AEVOトークンのエアドロップを配布するエコノミクス設計となっており、すでに実施された初期のエアドロップでは、数十万円〜数千万円のエアドロップを獲得したユーザーがいます。 注意点 エアドロップで得た仮想通貨でも確実に価値が高くなるとは限りません。すぐに売られてしまい逆に価値が下がってしまうこともあることは留意しておきましょう。 必ずしも得をするとは限らない エアドロップに参加するには、提示されている条件を満たす必要があります。条件としては特定のNFTの保有やプロダクトの利用歴、ポイントプログラムのポイント数など様々です。 エアドロップを狙ってNFTや仮想通貨を購入しても、エアドロップの対象外となってしまったり、エアドロップは獲得したものの用意したNFTや仮想通貨が暴落するケース、手数料を支払ってポイントを集めたにも関わらずエアドロップの価値が手数料を下回る事例なども発生します。 将来性や価値も確認する エアドロップで得られた仮想通貨自体の価値が少なく、実質的にほとんど利益が得られないケースがあります。エアドロップのためだけに特定のNFTや仮想通貨を大量に購入する方法などはなるべく避け、購入する仮想通貨自体の将来性、エアドロップによって得られる仮想通貨の価値なども考えるようにしましょう。 詐欺の可能性もある エアドロップの名を冠して、詐欺行為が行われることがあるので注意しましょう。 エアドロップは「無料で仮想通貨をもらえる」という響きから、仮想通貨運用の初心者が興味を引きやすく、ここに付け込んでざまざまな手を使って詐欺行為が行われやすいです。 エアドロップを関した詐欺で起こり得ること 「エアドロップで仮想通貨を送るため」といってシードフレーズを聞き出そうとしてくる エアドロップの条件が「指定の口座に振り込みをする」という内容で現金を振込させる 偽サイトへ誘導されウイルス感染し情報が抜き取られる 少しでも不安に感じた場合は、利用は避けるようにしましょう。 特にエアドロップをアナウンスする公式アカウントが乗っ取られた場合に、偽サイトへの誘導を避けるのは非常に難しいです。 そのため、普段からSNSで情報収集して、危機回避をできるようにしておくことが大事です。 過去の注目エアドロップまとめ これまで配布された大型エアドロップをいくつか紹介します。 各プロジェクトによって参加条件は異なりますが、数万円が数百万円に化けるという期待値の高さは同じです。 今後、大型エアドロップの波に乗れるように目を通してみてください。 過去の注目エアドロップ Ribbon finance dydx Optimism Jito Flare Network Starknet Ribbon finance 実施元 Ribbon finance 対象者 Ribbon製品の既存ユーザー、イーサリアム上の既存のオプションプロトコル:Hegic、Opin、Charm、Primitiveのユーザーなど 配布トークン RBN 配布量 30,000,000RBN RibbonFinanceはリブランドしていて現在の名称は「Aevo」です。 AevoはDEX上のデリバティブ取引所であり、OPStackを利用した独自のブロックチェーンです。 2021年に高額のエアドロップを配布したことで話題になりました。 たとえば、Ribbonのオプションプロトコルのユーザーでは各アドレス5772RBN配布され、エアドロップ時のRBN価格は4ドル程度であると考えると、日本円で300万円を超える配布量です。また、リブランドされたAevoでも、ユーザーに対して多額のエアドロップが実施されました。 dydx 実施元 dydxFoundation 対象者 dYdXプロトコルの過去の全てのユーザー スナップショット 2021年7月26日 配布トークン dydx 配布量 総供給の7.5%(7,500,000dydx) dYdXは、DeFiトークンのデリバティブ商品を扱う分散型取引所です。 イーサリアム上のスマートコントラクトですべての取引が実行されています。 dYdXは2021年に高額のエアドロップを配布していて、数ドルデポジットしていたユーザーに対して310DYDX(341,000円)、1ドル以上トレード実績があるユーザーは1,163DYDX(1,279,300円)が配布されました。 当時のDYDX価格1,100円程度で計算していますがかなりの金額です。 1億円以上取引していたユーザには9529DYDXだったので10,000,000円を超えます。それほど高額のエアドロップでした。 Optimism 実施元 Optimism 対象者 「Optimism Collective」のDAO投票に参加 スナップショット 2023年1月20日から7月20日 配布トークン OP 配布量 19,411,313 OP Optimismは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンであり、手数料低減や処理速度向上を目的として人気のプロジェクトです。 これまでOptimismは何度もエアドロップを配布していて、2023年9月には3回目のエアドロップが開始されました。 最小180OPを100日以上委任していれば配布対象であり、アドレスごとに600OP程度が配られています。 当時のOPは200円程度だったので120,000円相当になります。 Jito 実施元 Jito Labs 対象者 長期的なJitoSOLホルダー、JitoSOLと関わっているユーザー、Jito-Solana MEVクライアントを運用しているSolanaバリデータなど スナップショット 2023年1月1日~11月25日 配布トークン JTO 配布量 1,000,000,000JTO SolanaのリキッドステーキングプロダクトであるJitoは、2023年11月、ガバナンストークンJTOの発表と同時にエアドロップも発表しました。 10億JTOの内訳は、JitoSOLユーザーは8,000万JTO、JitoSolanaのバリデーターは1,500万JTO、JitoMEVサーチャーズは500万JTOが割り当てられました。 たとえば、JitoSOLホルダーの対象者のうち4,930人は4,941JTOを受け取っています。JTOが450円だとして220万円を超えます。 数万円程度の取引で数百万円に上るエアドロップがもらえる高配当です。 Starknet 実施元 Starknet 参加条件 「The Crown of Stark」の保有者 配布トークン STRK 配布量 40,000STRK レイヤー2ソリューションの1つである「Starknet」は、STRKトークンのエアドロップを2024年3月に実施しました。 Starknet Questで発行したThe Crown of Starkの保有者へ合計40,000STRKトークンを配布し、96,522のウォレットが受け取っています。 1STRKが330円程度だったので、配布数によってはそこそこのエアドロップを獲得できたイベントです。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 続いて、仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問に答えていきます。 最後まで確認していただき、疑問を解消したうえでエアドロップに参加しましょう。 仮想通貨のエアドロップに関するよくある質問 ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? エアドロップを受け取ると税金は発生する? 日本の取引所でエアドロップはある? ギブアウェイ(Giveaway)とは何が違う? 基本的にギブアウェイもエアドロップも同じと考えて問題ありませんが、以下のような使い分けがされています。 エアドロップとギブアウェイの違い エアドロップ...一定のタイミングで指定の仮想通貨を保有することで報酬を得られる ギブアウェイ...イベントやキャンペーンに参加することで報酬を得られる どちらにしても、無料で仮想通貨やNFTといったトークンが報酬として得られる点に違いはありません。 エアドロップもギブアウェイも上手に活用して、お得に仮想通貨の運用をしましょう。 エアドロップを受け取ると税金は発生する? エアドロップを受け取った時点で、通貨が上場しており価格が付いているか否かで判断基準が変化するとされています。 例えば、すでに上場している仮想通貨Aをエアドロップで100万円分獲得したとすると、それは所得して計上されます。対して、どの取引所にも見上場でトークンの価格が付く前にエアドロップを受け取った場合、それらは他の通貨に変換、または日本円等に利確した瞬間に利益として認定されます。 エアドロップについて明確な言及はなされていないため、気になる方は税務署や税理士などの専門家に相談しましょう。 まとめ 仮想通貨のエアドロップを活用すれば、無料で仮想通貨を受け取れて場合によっては一攫千金を狙うことができます。 ただし、仮想通貨のエアドロップ情報は常に収集していないと、条件を満たすことができず乗り遅れてしまうことも少なくありません。 また、エアドロップを冠した詐欺がある点にも注意しなければいけません。 常にSNSなどで情報収集をして、スマートにエアドロップを活用しましょう。
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2024/04/16Discord(ディスコード)の複数アカウントの設定方法を徹底解説!
「仕事用とプライベート用にDiscordのアカウントを分けたい」「Discordで複数のアカウントを使い分けたい」 こういった悩みを持っている人に向けて、この記事ではDiscordの複数アカウントについて紹介しています。 Discordは仮想通貨やNFTの領域の情報収集に欠かせないツールですが、これらの分野のグループチャットは情報量が膨大になるため、複数のアカウントを使って情報を整理した方が使いやすくなります。 この記事を最後まで読んで、Discordの複数アカウントについての知識を深めましょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントが必要な理由 [caption id="attachment_110771" align="aligncenter" width="651"] 画像引用元: Ink Drop / Shutterstock.com[/caption] Discordで複数アカウントが必要な理由 コミュニティに適したアイデンティティが用意できる 仮想通貨のエアドロップ活動が捗る Discordで複数のアカウントがあった方がよい理由を解説します。 複数アカウントの保有は切り替え作業に一手間必要となるため、理由を確認し自分に必要な作業をチェックしましょう。 コミュニティに適したアイデンティティを用意できる 複数アカウントを保有することで、ネット上で複数のアイデンティティを保有できます。 1つのアカウントで異なる分野の複数のコミュニティを横断すると、キャラクターのアイデンティティに一貫性がなく、コミュニティ内で立場を作ったり、他のユーザーと有効なコミュニケーションを図ったりすることが難しくなります。 趣味、学業、仕事など、異なる目的で複数のコミュニティに参加する場合、それぞれのコミュニティに適したアイデンティティを保持するために複数のアカウントを作成した方が良いでしょう。 仮想通貨のエアドロップ活動が捗る 複数のアカウントの保有により、仮想通貨のエアドロップ(一定の条件を果たしたユーザーが仮想通貨を獲得できる事象)を多く受け取れる可能性があります。 仮想通貨プロジェクトのエアドロップでは、Discordのロール(役職)によって通貨が獲得できるなどの条件が設定されることがあります。 複数アカウントでの活動はプロジェクト側が望まないケースもありますが、より多くのエアドロップ獲得を目指す方は選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントを切り替える方法 Discordでアカウントを切り替える仕組み Webブラウザ、Webアプリの場合 スマホアプリの場合 実際にDisordで複数アカウントを切り替える方法を解説します。 Webかスマホかによって若干の違いがあるため、自分のよく使う方で実際の設定方法を確認しましょう。 Webブラウザ、Webアプリの場合 Webブラウザ、Webアプリの場合は自分のプロフィール設定画面からアカウントの切り替えが可能です。 画面左下のアカウント部分をクリックして、アカウントの切り替えを選択します。 Discordでは、"アカウントスイッチャー"という仕組みで一度に5つのアカウントまで簡単に切り替えられるようになっています。 5個以上のアカウントを使用する場合は、再度ログインの手続きが必要になるので注意しましょう。 スマホアプリの場合 スマホアプリの場合はアカウントを簡単に切り替えることが出来ません。 そのため、一度、設定画面からログアウトしてから使いたいアカウントの情報で再度ログインする必要があります。 ログアウトするには、画面下のメニューバーの一番右のアカウント画面を開き、右上の設定マークをクリック。その後ログアウトを選択しましょう。 その後、切り替えたいアカウントのログイン情報を入力することで、アカウントの切り替えが可能となります。 Discord(ディスコード)のアカウントの仕組み Discordのアカウントの仕組み アカウントの基本構造 サーバーとの関連性 プライバシー設定 次にDiscodの基本的なアカウントの仕組みについて解説します。 以下の内容を把握すると、複数アカウントを作成する時の悩みや疑問が解消されますよ。 アカウントの基本構造 アカウントは、以下の基本情報によって構成されています。 表示名 ユーザー名 タグ番号 Eメールアドレス パスワード このうち、タグ番号とは、旧ユーザーについているユーザー名の末尾についている4桁の番号を指します。*2023年5月からはタグ番号の設定がなくなっています。 サーバーとの関連性 アカウントがサーバーに参加すると、役割や権限が割り当てられる仕組みになっています。 役割や権限によって、サーバー内のチャンネルの閲覧が可能になったり、チャンネルの編集が可能になったりします。 プライバシー設定 自分のアカウントが他人に知られるのは、以下の5つのアクションを起こしたときです。 サーバーに参加したとき サーバー内でチャットやスタンプを送ったとき メンバーにDMやフレンド申請を送ったとき 連絡先を同期したとき SNSに電話番号やメールアドレスを公開したとき 4の「連絡先の同期」について、設定から連絡先を同期すると、携帯電話に登録されている連絡先の情報の中からDiscordを使用しているユーザーの情報がフレンド候補として表示されるようになります。 5の「SNSに電話番号やメールアドレスを公開したとき」について、電話やメールアドレスの検索をオンに設定すると、電話番号やメールアドレスから他のユーザーがあなたのアカウントを発見できるようになるのでこちらも注意しましょう。 Discord(ディスコード)で複数アカウントを安全に管理する方法 [caption id="attachment_111404" align="aligncenter" width="653"] JOCA_PH / Shutterstock.com[/caption] Discordで複数アカウントを安全に管理する方法 強力なパスワードを使用する 二段階認証を活用する 強力なパスワードを使用する Discordの複数アカウントを安全に管理する1つ目の手段は、各アカウント毎に異なる強力なパスワードの設定する方法です。 Discordのパスワードは8文字以上である必要があります。同じパスワードの利用を避け、できるだけ長めで単純でないパスワードを設定して下さい。 パスワードを忘れてしまうとログインができなくなり、パスワードをリセットする必要が出てくるので、忘れないようにメモなどに記録を残しておきましょう。 二段階認証を活用する Discordの複数アカウントを安全に管理する2つ目の方法は、二段階認証の活用です。 スマホアプリ「Google Authenticator」を活用するためあらかじめ自分のスマホでアプリをダウンロードしておきましょう。(iOS/Android) Web版とモバイル版それぞれでの設定方法を紹介します。 Webブラウザ、WEBアプリの場合 ユーザー設定のマイアカウント画面から、"Enable Authenticator App"のボタンを押します。 すると、認証用アプリをダウンロードして認証コードを入力する手順が表示されるので、Google AuthenticatorのアプリでQRコード読み取って、認証コードを入力して下さい。 入力が完了すると2段階認証が設定されます。 SMS認証の有効化やバックアップコードのダウンロードもできますので、必要な場合こちらもあわせて完了させてください。 スマホアプリの場合 アカウント設定画面から、「アカウント」を選択し「Enable Authenticator App」をタップして下さい。 次にアカウントのパスワードを入力し、次の画面で「次へ」をタップ、2FAコードをコピーしましょう。 Google Authenticatorのアプリを開いたら、コピーした2FAコードを入力していきます。 アプリのホーム画面右下の+マークをタップし、「セットアップキーを入力」をタップ、その後アカウント名(お好きなもの)を設定し「鍵」の部分に2FAコードを入力しましょう。 問題が無ければ「二要素認証がアクティベートされました!」と表示され、二段階認証が完了します。 Discord(ディスコード)の複数アカウントに関するよくある質問 Discord(ディスコード)の複数アカウントに関するよくある質問を紹介します。 -「Discordで複数アカウントを持つことは許可されていますか?」 はい、Discordではユーザーが複数のアカウントを持つことが許可されています。ただし、すべてのアカウントがDiscordのコミュニティガイドラインと利用規約に従う必要があります。 -「複数のアカウントを切り替えるにはどうすればいいですか?」 公式にサポートされている方法は、ログアウトして別のアカウントに再ログインすることです。サードパーティ製のアカウント管理ツールも存在しますが、セキュリティやプライバシーのリスクが伴うため、使用する際には注意が必要です。 -「複数アカウントの使用にはどんなリスクがありますか?」 アカウント情報の管理が複雑になり、セキュリティリスクが高まる可能性があります。また、サードパーティ製のツールを使用する場合、アカウントが乗っ取られるリスクや、Discordの利用規約に違反する可能性があります。 -「二段階認証は複数アカウントにも設定できますか?」 各アカウントに対して個別に二段階認証を設定することが推奨されます。これにより、アカウントのセキュリティを強化することができます。 -「複数のアカウントを効率的に管理する方法はありますか?」 効率的な管理のためには、強力なパスワードの設定、二段階認証の使用、そして必要なアカウント情報を安全な場所に記録しておくことが重要です。サードパーティ製のツールを使用する場合は、その信頼性とセキュリティを慎重に評価してください。 -「アカウント間で情報を共有する方法はありますか?」 Discordでは直接的なアカウント間の情報共有機能は提供されていません。情報を共有するには、メッセージの転送や、共有可能なリンクを使用するなどの方法があります。 -「複数のアカウントを同時にオンラインにすることは可能ですか?」 一つのデバイスで複数のアカウントを同時にオンラインにすることは公式にはサポートされていません。異なるデバイスを使用するか、サードパーティ製のツールを使うことで可能になる場合がありますが、これらの方法にはリスクが伴います。 まとめ この記事ではDiscordの複数アカウントについて解説しました。 Discordで情報収集をする上で、異なるコミュニティごとに複数のアカウントを使い分けることができると便利です。 複数のアカウントを使い分けることによって、情報を整理できたり、一貫性のあるキャラクターとしてアイデンティティを保ったりすることが出来ます。 この記事で解説した複数アカウントの管理方法を使って、快適なDiscordライフを目指してみましょう。 なお、Discordのアプリ版やブラウザ版の使い方については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。 ・Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する ・Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を解説!