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2024/09/02破綻した仮想通貨取引所FTX、債務返済計画にSECが警告
米証券取引委員会(SEC)は、破産した仮想通貨取引所FTXが債権者への返済にステーブルコインや他のデジタル資産を使用する計画に異議を唱える可能性を示唆しました。 また、SECは破産を監督する米国管財人と共にFTXの債務者を将来の法的措置から保護する免責条項にも反対しています。 SECは弁済における合法性に異議を唱える権利を留保[no_toc] FTXの破産手続きでは、債権者への弁済を最大化するため、取引所の再建から取引可能な新しいベンチャー企業におけるトークンとしての債権の分配までさまざまな手段が検討または提案されてきました。 しかしながら、SECは、オフショア取引所を再び立ち上げるために必要な資本を出す投資家はいないとして、取引所再開のアイデアを打ち消しました。債権者の中には、現物分配、つまりBlockFiやGenesisの破産のように現金ではなく、失った仮想通貨を仮想通貨で返済することを求める者もいますが、FTXの現在の計画は現金または米ドルペッグのステーブルコインで債権者に返済することになっています。 証券取引委員会は最近の提出書類で、FTXに対し、債権を返済すること、またはその他の方法で 「仮想通貨証券 」の隠し財産からお金を稼ごうとする行為の合法性に異議を唱える権利を留保すると警告しています。 FTX Professional Fees Now Exceed $800mm and daily rate continues to exceed $1.3mm/day on average. pic.twitter.com/JyGaAm7yq9 — Mr. Purple 🛡️ (@MrPurple_DJ) August 30, 2024 FTXの破産手続きの管理費用は、破綻以来、膨れ上がっており、最近ではスタッフが請求した手数料が8億ドルを超えたと報告されています。今回のSECの警告はFTXの債権者への返済計画に新たな不確実性をもたらす可能性があります。 情報ソース:The Block
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2024/07/18【速報】インド仮想通貨取引所で360億円規模が不正流出か
インドの主要仮想通貨取引所WazirXから、2.35億ドル(約360億円)相当の仮想通貨が不正に流出した可能性が浮上しました。 Cyvers Alertsの報告によると、WazirXのウォレットとされるアドレスから、外部のアドレスへ資金の移動が確認されたとのことです。 🚨ALERT🚨Hey @WazirXIndia, Our system has detected multiple suspicious transactions involving your Safe Multisig wallet on the #ETH network. A total of $234.9M of your funds have been moved to a new address. Each transaction's caller is funded by @TornadoCash. The suspicious… pic.twitter.com/4sajAwd4Hb — 🚨 Cyvers Alerts 🚨 (@CyversAlerts) July 18, 2024 流出した資金の一部はすでに匿名化ツールTornadoCashを用いて、$PEPE、$GALA、$USDTなどの通貨から$ETHへの変換が行われている模様です。 WazirXは現在、本件に関する公式声明を発表していません。 WazirXはインドのムンバイに本社を置く仮想通貨取引所で、ユーザー数は1000万人を超える大手取引所として知られています。 追記: オンチェーンデータ分析情報を提供するLookonchainによると、判明分として下記の通貨が盗難されたことがわかっています。 Update:#WazirX has ~$230M in assets stolen. Including: 5.43T $SHIB($102M) 15,298 $ETH($52.5M) 20.5M $MATIC($11.24M) 640.27B $PEPE($7.6M) 5.79M $USDT 135M $GALA($3.5M) ... ‼️Please note that the hacker is selling these assets!https://t.co/1uOozAVeM1 https://t.co/ogtVSFITK9 pic.twitter.com/3vPmxqXwbL — Lookonchain (@lookonchain) July 18, 2024 盗まれた資産の内訳: 5.43兆SHIB(1億200万ドル相当) 15,298 ETH(5250万ドル相当) 2050万 MATIC(1124万ドル相当) 6402.7億 PEPE(760万ドル相当) 579万 USDT 1億3500万 GALA(350万ドル相当)
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2024/05/29仮想通貨取引所KucoinがインドのFIUに登録|地域のブロックチェーンプロジェクトをサポート
仮想通貨取引所のKucoinのCEOであるJohnny Lyu氏は、CoinEditionとのインタビューの中でインドの金融情報機関 (FIU)と連携しながら安全で規制されたサービスと製品を提供していく方針であると述べました。 📰 Get the inside scoop from our CEO @lyu_johnny in his latest interview with @CoinEdition. Learn how #KuCoin is pioneering crypto regulation in #India and our plans to support local blockchain projects. 🇮🇳🚀 Check it out 👇 — KuCoin (@kucoincom) May 28, 2024 Kucoinは今年インドの金融情報機関 (FIU)への登録を発表しており、インドのブロックチェーンエコシステムに大きく貢献するため、現地のイノベーションを支援し、永続的なパートナーシップを構築していきたいと表明しています。 今回のインタビュー内ではインドで計画している具体的な取り組みについても言及されており、カスタマイズされた支払いソリューションの導入や、地域のブロックチェーンプロジェクトへの投資、KuCoin Campusを通じた教育プログラム等を推進していくとのことです。 Kucoinは今年の3月に米司法省からの告発を受けたことでユーザーの間に不安も広がりましたが、同取引所はコンプライアンスとセキュリティに熱心に取り組んできたことや「コンプライアンスと顧客保護がKuCoinの信条である」などと述べています。 記事ソース:Coin Edition、Kucoin note
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2024/05/22Gracy Chen氏が新CEOに就任:Bitget Walletを中心とした最新キャンペーン情報
昨日、Bitgetは新CEOにGracy Chen氏を迎え、新たなリーダーシップのもとで事業を進めていくことが明らかとなりました。 同取引所が手がけるBitget Walletではローンチパッドが新たに実施されることが決まっています。 Our highly anticipated #Launchpad #IDO: #BitgetWallet Token $BWB will officially open for subscription on May 23! As the foundational asset of the decentralized Bitget Wallet ecosystem, #BWB empowers holders with exclusive benefits, including governance rights within our… pic.twitter.com/c8ITUT3ywd — Bitget Wallet (@BitgetWallet) May 20, 2024 本記事では、ローンチパッドへの参加方法や関連キャンペーンについて解説します。Bitgetの最新動向をチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。 Bitgetの口座を開設する BWBとは BWBは、Bitget Walletの公式エコシステムトークンであり、Bitget Onchain Layerの基盤通貨です。このトークンは、Bitgetのエコシステム内で多様な役割を果たしています。 BWBの活用方法 コミュニティガバナンス:ホルダーは、コミュニティ・ガバナンスに参加できます。 ステーキング:ユーザーはBWBをステークすることにより、報酬を獲得することが可能です。 複数チェーンでのガス料金の支払い:アカウントアブストラクション(AA)ウォレットがリリースされた際には、BWBを使用して複数のチェーン上でのガス料金を支払うことができるようになります。 専用プラットフォームへのアクセス: - Launchpad:Bitget WalletのLaunchpadを利用して、新しいプロジェクトへの早期アクセスが可能です。 - イベント参加:Bitgetのプラットフォームイベントに参加する権利を獲得します。 エアドロップイベントへのアクセス: - Fair Launchpool:公平な条件下での新トークンのエアドロップ参加が可能です。 - GetDrop エアドロップ:独自のエアドロップイベントへアクセスできます。 - Bitget Onchain Layerエコシステムプロジェクトのエアドロップ:将来 Bitget Onchain Layerで展開されるプロジェクトからのエアドロップに参加する資格があります。 BWBの基本情報 ティッカー:BWB 最大供給量:100億 展開先:Ethereum / Base / Solana コントラクトアドレス: - Ethereum:0xac6DB8954b73EbF10e84278AC8b9B22a781615D9 - Base:0x619c4bbBD65F836B78b36cBE781513861D57F39D - Solana:6FVyLVhQsShWVUsCq2FJRr1MrECGShc3QxBwWtgiVFwK トークン割当 トークン配布は8つに分類されており、TGE前にエアドロップとして5%、ローンチパッドは1.1%となっています。 最長60ヶ月かけてトークンが段階的に配布されます。 ローンチパッドについて 従来のローンチパッドは取引所のサイト経由での参加が主でしたが、今回はBitget Walletをインストールしているユーザーなら誰でも参加できます。 【⭐️ $BWB ローンチパッド⭐️】 待望の #BitgetWallet トークン $BWB のローンチパッド申し込みが5月23日から開始します ⬇️詳細を確認https://t.co/Ogw2HYqUhm 分散型Bitget Walletエコシステムの基盤資産として、#BWB… https://t.co/DWBDHsqlSx pic.twitter.com/Ja2heTEubi — Bitget Japan【ビットゲット日本公式】 (@BitgetJP) May 20, 2024 今回のラウンドには、「ホワイトリストラウンド」と「パブリックセールラウンド」の2つのラウンドがありますが、「ホワイトリストラウンド」はKOLが対象となるため省略し、今回は5月1日以降に200ドル以上のスワップ実績のあるユーザーが参加資格を獲得できる「パブリックセールラウンド」への参加方法をご紹介します。 パブリックセールラウンド概要 パブリックラウンドでは、以下の条件を満たした全ユーザーが参加可能です。 2024年5月1日以降に、Bitget Walletで200ドル以上の取引を完了したユーザー。 上記条件を満たしたユーザーは、50 ~ 500 USDCの範囲でローンチパッドへの参加申込みができます。申込金額は各ユーザーの総取引量の比率に基づいて配分されます。 その他、概要 割当数量:85万 BWB 1ユーザー辺りの申込み上限額 : 50 - 500 USDC 申込価格:1 BWB = $0.10 申込方法:申し込み枠は、各ユーザーの取引実績に基づいて分配されます。 最終割当金額の算出方法ユーザーの申込合計金額 ÷ 全ユーザーの申し込み合計金額 x パブリックラウンドの申込金額 申込期間:5月23日21:00 - 5月24日21:00ローンチパッドの利用規約は、こちらの公式よりご確認ください。 事前準備 Bitget Walletのインストール : 開始前に必ずダウンロードしておきましょう。 $ETH : ガス代に必要です。 $USDC:ローンチパッドへの参加に必要です。 手順 $ETHを自身のBitget Walletへ送付してください。送付の際は、必ずBase上に送りましょう。 送付後は、以降の取引に使用するガス代を残しておき、ローンチパッドの参加に必要な、USDCにスワップしましょう。 ローンチパッドへの参加手順 Bitget Walletを起動 Bitget Walletを起動すると、以下のアイキャッチ画像が表示されます。この画像を選択してください。 必要事項の確認と承認 必要事項をよく読み、「承認」をクリックします。その後、画面が切り替わります。「Public Round」を選択してください。 Public Roundの選択 「Public Round」を選択すると、以下の画面に移ります。申し込み開始時間になったら、手持ちのUSDCを預け入れます。$BWB上場の4時間前にトークンの請求が可能となり、未使用の残額は払い戻しされます。 Bitget Wallet以外のキャンペーン Bitget Wallet以外にも、Bitgetの口座開設者を対象としたキャンペーンがあります。$BGBトークンを保有しているユーザーがステーキングできる「Launchpool」や「PoolX」などのプラットフォームです。 Launchpoolでは、これまでに$MERL、$ENE、$ZETA、$ZKなどのトークンを指定トークンを預け入れることで獲得することができました。また、PoolXでは最近注目された$MODEをエアドロップで獲得できました。さらに、現在は先物取引によりロレックスなどの時計が景品として当たるキャンペーンも開催されています。 Bitget Walletで初めてBitgetを知った方は、Bitgetのアカウントを保有しておくのも良いでしょう。 Bitgetの口座を開設する 筆者コメント 昨日、Bitgetは新CEOとしてGracy Chen氏の就任を発表しました。Chen氏は2022年にBitgetに参画し、Managing Directorを務めていました。昨年から、Bitgetはサッカー選手のメッシ氏をアンバサダー に起用するなど、大胆な広報活動を展開しつつ、各国のオフラインイベントに積極的に参加し、エンドユーザーとの繋がりを大切にしている印象があります。Bitgetのこれからの展開が非常に楽しみです。
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2024/05/14米大手コインベースでシステム障害|現在は復旧
米大手仮想通貨取引所コインベースでシステム障害が発生したことが、コインベースサポート公式X(旧Twitter)にて報告されました。 Coinbase is experiencing a system wide outage. We are investigating this issue and working on a solution. Please see https://t.co/a3pl4WiDhZ for updates. Your funds are safe. — Coinbase Support (@CoinbaseSupport) May 14, 2024 現在は、システムは復旧しているとのことでユーザーはコインベースステータスで現在の状況を確認することが可能です。 度々発生するコインベースのシステム障害 今回のコインベースのシステム障害は、コインベースが運営する機関投資家向けのインターナショナルと個人投資家向けのアドバンスドの両方にアクセスが出来ないというものでした。 コインベースでは、障害が度々発生しており、3月には一部のユーザーの口座残高が誤って0と表示される事例が、2月にビットコイン価格が6万ドルを超えた際にはトラフィックの急増によって接続障害や取引エラーが発生していました。 情報ソース:Coinbase Status [no_toc]
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2024/04/23DEX「LogX」の使い方を解説|特徴やエアドロップについても紹介!
LogX(ログエックス)は、無期限先物取引(Perpetual)を提供する分散型取引所(DEX)です。 2023年に稼働を始めた新しいプロジェクトですが、複数のチェーンを対象にしたレスポンスのよいスムーズな取引で注目されています。 また、アクティブなユーザーへのエアドロップを継続している点でも、話題を集めています。 LogXってどんなプロジェクト? LogXは簡単に使えるの? LogXのエアドロップについて知りたい このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではLogXの概要と使い方を解説しています。エアドロップの内容についても説明しました。 最後まで読めば、LogXの面白さがしっかり理解できますよ。 LogXの公式サイトへ LogXとは? 概要を解説 LogXの特徴 LogX は無期限先物取引(Perpetual)を扱う分散型取引所(DEX) AMM方式のLogX OGと板取引のLogX Proの2種が利用可能 個人情報の登録が不要で、ウォレットを接続するだけで使える LogX OGは8つのチェーン、LogX Proは2つのチェーンに対応 アクティブなユーザーに対してLOGXトークンをエアドロップ中 LogX(ログエックス)は2種の無期限先物取引(Perpetual)を提供しています。自動マーケットメーカー(AMM)方式のLogX OGと、板取引のLogX Proです。 マルチチェーンで使用できるDEXで、LogX OGは8種、LogX Proは2種が選べます。 種類 対応チェーン LogX OG Telos、Fuse、Manta、Krome、Mantle、Mode、Linea、Blast LogX Pro Arbitrum、Optimism 個人情報の登録は不要で、ウォレットを接続するだけで使い始めることが可能です。 MetaMask、Rabby Wallet、Coinbase Walletなどメジャーなウォレットが利用可能で、本人確認などの手順も不要なため、すぐに取引を始められるのが特徴です。 アクティブなユーザー向けに手厚いエアドロップを行っているのも、注目を集めている重要なポイントです。 2024年4月現在、トレードや流動性を提供したユーザーに対して毎週200万枚のLOGXトークンを配布し続けています。 LogXのエアドロップを解説 LogX(ログエックス)は、ユーザーの利用状況に応じてLOGXトークンを配布するプログラムを実施しています。 ここからは、LogXによるエアドロップの詳細を説明します。 LogXのエアドロップを解説 LogXユーザーに毎週200万LOGXを配布中 LogXでの取引や流動性の提供などでLOGXトークンを獲得できる 有名VCから資金調達していて期待値が高い Orderly Networkのポイントも獲得できる LogXユーザーに毎週200万LOGXを配布中 LogXのエアドロップは、LogXの利用者に対して毎週金曜日にLOGXトークンを配布するプログラムです。 エアドロップの量は毎週200万LOGXです。LOGXの総発行枚数が10億枚なので、毎週0.2%をエアドロップしている計算になります。 プログラムの終了時期は明らかにされていませんが、TGE(Token Generation Event)による資金調達のタイミングまで続くと公表されています。 以前はLogXの利用によってポイントを配布していましたが、2024年3月5日にプログラムが更新され、LOGXトークンが配布される方式に変わりました。 プログラムの更新以前に配布されたポイントはLOGXトークンに交換されるため、すでに獲得したポイントの価値がなくなることはありません。 LogXでの取引や流動性の提供などでLOGXトークンを獲得できる LOGXトークンの配布を受ける主な方法 LogX OGでのトレード(毎週50万LOGXを配布) LogX OGに対して流動性を提供(毎週30万LOGXを配布) LogX Proでトレード(毎週50万LOGXを配布) LOGXトークンの配布を受ける方法は複数用意されています。 LogX OGあるいはLogX Proでのトレードは、最も多くLOGXトークンの配布を受ける方法です。毎回の配布総量はLogX OG・LogX Proとも50万LOGXで、全取引量中の自己の取引量の比率によって配布量が決まります。 トレードだけでなく、LogX OGに対する流動性提供でもLOGXトークンを獲得可能です。 有名VCから資金調達していて期待値が高い LOGXトークンはまだTGE前なので、どの程度の価値が出るかはわかっていませんが、期待が高いことが予想されます。 LogXは、既にシードラウンドの資金調達に成功しています。調達額は610万米ドルで、シードラウンドにしては大きな額です。 投資した企業にはSEQUOIA、Pantera Capital、Coinbase Venturesなど、仮想通貨の領域でメジャーなVCが名を連ねており、注目されているプロジェクトであることがわかります。 [caption id="attachment_111747" align="aligncenter" width="1043"] ChainBrokerより[/caption] また、暗号資産領域のプロジェクトの情報提供サイトであるCHAIN BROKERによれば、2024年4月の時点で1カ月間のアクティブなウォレットの増加率が700%近くにのぼっており、個人のトレーダーからも期待を集めている様子がうかがえます。 Orderly Networkのポイントも獲得できる LogX(Pro)では、パーミッションレスな分散型交換プロトコル、モジュール式エコシステムを提供するOrderly Networkの仕組みを採用しています。 LogXを利用することでOrderlyが現在実施中のエアドロップイベント「The Road to The Order」にて、トークン配布の基準となるMeritsポイントが獲得できます。 The Journey Begins: “The Road to The Order" A gamified campaign where traders earn "Merits" and compete for a share of our token. A significant portion of the token airdrop will be distributed to the participants in “The Road to The Order” based on their standing. (1/7) Read… pic.twitter.com/j38pFOEu73 — Orderly Network (🟣,🟣) (@OrderlyNetwork) March 25, 2024 OrderlyはSequoia China、Pantera Capitalなど著名VCにも支援される有力プロジェクト。LogXを利用すると、LogXに加えてOrderlyのエアドロップ獲得も狙うことができます。 LogXの始め方・使い方を解説 次はLogX(ログエックス)の使い方の基本的な部分を解説します。 登録手順は不要で、ウォレットをLogXに接続して使用するネットワークを選択すれば使い始められるので、個人情報の入力や本人確認手続きはありませんよ。 LogXの始め方・使い方を解説 LogXの始め方 LogXでのトレード画面の使い方 エアドロップの確認方法 LogXの始め方 LogXを始めるには、LogXのサイトを開いて「Launch Orderbook」「Launch LogX」のどちらかを選びましょう。「Launch Orderbook」はLogX Pro、「Launch LogX」はLogX OGを呼び出します。(こちらから登録すると、取引手数料が5%還元されます) 取引画面が開くので、右上の「Connect Wallet」をクリックします。 ウォレット選択のダイアログが開くので、使用するウォレットを選択するとウォレット側での接続確認が始まります。 接続確認の後、使用するネットワークを選択すれば取引を開始できますよ。 LogXでのトレード画面の使い方 LogXのトレード画面は、機能が絞り込まれてシンプルで使いやすいのが特徴です。 LogX OGとLogX Proの2つのトレード機能がありますが、取引板の部分を除けばほぼ同じ画面構成になっており、取引の標準的な流れに沿った必要十分な機能が画面に集約されています。 チャート表示にはTradingViewを使っています。多くのユーザーにとって見慣れたUIなので、違和感なく使いこなせるはずです。 エアドロップの確認方法 自分がエアドロップで獲得したLOGXトークンの量も、LogXのサイトで確認できます。 トレード画面上部の「$LOGX AirDrop」を選びましょう。これまでのエアドロップの獲得状況を見ることができますよ。 LogXのまとめ LogXのまとめ LogX は無期限先物取引を扱うマルチチェーン対応のDEX 個人情報の登録不要で、ウォレット接続だけで始められる アクティブユーザーに毎週200万LOGXをエアドロップ中 この記事では、最近利用者が増えている分散型仮想通貨取引所(DEX)のLogX(ログエックス)について、概要と使い方・始め方について説明しました。注目を集めているLogXのエアドロップについても解説しています。 LogXは個人情報の登録や本人認証が不要で、ウォレットを接続するだけで取引ができます。複数のネットワークに対応しており、シームレスで低コストの無期限先物取引が可能です。 毎週200万LOGXを配布する大規模なエアドロップを継続しており、多くのトレーダーがLOGXトークン狙いで、LogXを使い始めています。 この記事を読んでLogXに興味が出たら、まずはLogXのサイトを覗いてみましょう。 LogXの公式サイトへ
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2024/04/22DEX「IntentX」の特徴・使い方!xINTXを貯めてエアドロップを獲得しよう
IntentXは、Blast、Mantle、Baseチェーンに対応した分散型取引所(DEX)です。 取引によってポイントが貯まり、これによって将来のエアドロップが予定されていることから注目を集めています。 IntentXってどんなDEX? IntentXは簡単に使えるの? IntentXでエアドロップをもらうには? このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではIntentXの概要と使い方を解説しています。 IntentXで積極的にトレードをしてエアドロップを狙いましょう! IntentXでトレードを始める 無期限先物DEX「IntentX」とは? IntentXは分散型の仮想通貨取引所(DEX)です。 250以上の通貨の無期限先物取引ができるマルチチェーン対応のDEXで、2024年4月現在はBaseとBlast、Mantleの3つのチェーンに対応しています。 インテントベースの価格決定で高い流動性と低コストの取引 IntentXの重要な特徴のひとつは、価格決定がインテント方式によることです。 多くのDEXの価格決定方式は、オーダーブックかAMM(自動マーケットメイカー)によるものです。 これに対してIntentXは、トレーダーの取引意図(インテント)に対してソルバーが取引を仲介します。ソルバーは中央集権型取引所(CEX)の流動性を取り込みながら、最適なオファーをトレーダーに提供します。 この方式によりIntentXは、CEXレベルの流動性と狭スプレッド・低手数料をDEXで実現できています。 シードラウンドとその後の資金調達で4.3M米ドルを獲得 IntentXは、2023年の11月にシードラウンドの資金調達を成功させています。 調達規模は2.5M米ドルで、多くのDeFiプロジェクトへの投資実績があるMagnus Capitalを中心とした7社が参加しています。 2024年2月には1.8M米ドルの戦略的資金調達ラウンドも完了しており、トータルで4.3M米ドルの資金がIntentXに流入しています。 連続した資金調達成功のニュースを見ると、IntentXに対するインベスターの注目度の高さがわかりますね。 IntentXの利用で$xINTXのエアドロップ獲得のポイントがもらえる IntentXでは、ユーザーへのインセンティブとしてxINTXトークンのエアドロップが受けられるプログラムを行っています。 $xINTXは、IntentXのガバナンストークンである$INTXをステーキングして得られるトークンです。IntentXの収益の85%はxINTXトークンの保有者に分配されます。 $xINTX のエアドロップは、IntentXのフルローンチ時に行われます。オープンベータフェーズの現在(2024年4月)は、取引をしたユーザーに対して取引量に応じたポイントを配布しており、このポイントで後日のエアドロップの量が決まります。 エアドロップに対する期待は高まっており、OCT取引のメジャーサイトであるWhales Marketでは、2024年4月17日の時点で1ポイント=約3.6米ドルの値が付いています。 IntentXでトレードを始める 【IntentXの使い方】エアドロップが期待できるポイントの貯め方 今回はMantleチェーンでのやり方を解説していきます。 BASE、Blastにも対応しているので、好みのチェーンを選択して進めてくださいね。 MantleチェーンにネイティブトークンMNTとUSDeを用意する MantleチェーンでIntentXを使うにはMNTが必要です。 取引所でMNTを購入して自分のウォレットに送金するか、EthereumチェーンからMantle Bridgeを使ってブリッジしておきましょう。 また、MantleチェーンのIntentXでは入金(Deposit)できるのがUSDeのみになるため、こちらもEthereum上で用意した上でStargate Bridgeなどでブリッジしておいてくださいね。 アカウントを作成する まずはIntentXのアカウントを作るところから始めましょう。 IntentXのページにアクセスし、右上のウォレットコネクトをクリックし、接続するウォレットを開きます。 初めてウォレットに接続した際には、アカウントを新たに作成する必要があるため「Create Account」に進みます。 ユーザーネームを指定して、「Approve T&C」で利用規約に同意することになります。 アカウント作成には少額のネイティブトークンが必要です。ウォレットでトランザクションの承認が求められるため、ウォレット画面から操作しましょう。 アカウントの作成が完了すると、画面上部が先ほど決定したアカウント名になります。 入金(Deposit)する 右下の「Deposit now」のボタンから、入金の手続きに進みます。 Mantleチェーンの場合はUSDeが必要になるのであらかじめ準備しておきましょう。 入金した金額のロック期間 注意書きにあるように、Depositした資産を出金(withdraw)する際には12時間のロックがかかります。 取引する IntentXの取引画面は上記のような構成になっています。 IntentXではBTC/USDTをはじめ、ETHやSOLなど様々なペアの取引をすることができるため、まずは取引したいペアを選んで表示させましょう。 取引は画面左側の「注文画面」から行います。Long(買い)/Short(売り)、Limit(指値)/Market(成行)を選んで取引します。 実際にLong /Market(成行買い)で注文をしてみました。 黄色の枠に注文情報が表示されていますね。黄色枠からTP/SL(利確ポイント/損切りポイント)の設定やポジションのクローズができます。 TP/SLの設定にはApproveが必要 TP/SLを設定するには、初回のみApproveが必要な設計となっています。そのため、若干のガス代の支払いが必要です。 ポジションクローズ時の画面がこちらです。 全てのポジションを閉じることもできますし、部分利確のような形で一部のみをクローズすることもできます。 どの程度のポジションをクローズするかを選択し、ウォレットからトランザクションを承認することでポジションのクローズが完了します。 注文が通るまでの時差に注意 ポジションのオープン/クローズともに、注文の発注にはトランザクションが必要になります。注文が通るまで5秒程度のラグが発生するので、特にボラティリティが激しい場面での取引には留意が必要です。 獲得したポイントを確認する トレード履歴はハンバーガーメニューの「AccountView」から確認できます。 この1回のトレードで獲得できたポイントは下記の通りです。 少額のトレードだったということもありますが、貯まるポイントの絶対値としては小さめですね。 とはいえ、ランキング上位も記事執筆の4月末時点では数万ポイント台なので、上位を目指せないこともなさそうですね。 上位を狙えそうかも?と思って方は、ぜひ早い段階から始めてコツコツポイントを貯めていきましょう! IntentXでトレードを始める IntentXまとめ エアドロップのポイントが貯まると話題の分散型デリバティブ取引所(PerpDEX)のIntentXについて、概要と使い方を説明しました。 Blast、Mantle、Baseと対応しているチェーンが限られていますが、その分、参入の手間があり、ポイント獲得数で上位になるチャンスがあるといえるかもしれません。 リーダーボードはポイントの総獲得数ランキングがつくので、始めるのが早ければ早いほどより多くのエアドロップを獲得ができるチャンスを獲得できることになります。 できるだけ早くトレードを初めて少しでも上位を目指し、少しでも多くのエアドロップを獲得しましょう!
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2024/04/21DEX「Satori Finance」の使い方|無期限先物取引が可能
Satori Finance(サトリ・ファイナンス)は、デリバティブの取り扱いに特化した分散型仮想通貨取引所(DEX)です。 取引によってポイントが貯まり、これによって独自トークンのエアドロップが期待されることから注目を集めています。 Satori FinanceってどんなDEX? Satori Financeは簡単に使えるの? Satori Financeでエアドロップをもらうには? このような疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではSatori Financeの概要と使い方を解説しています。 Satori Financeで積極的にトレードをしてエアドロップを狙いましょう! Satori Financeはこちら 無期限先物DEXプラットフォーム「Satori Finance」とは? Satori Financeはpolygon zkEVM、zkSync Era、LineaなどのL2チェーンに対応している無期限先物の分散型取引所(DEX)プラットフォームです。 オフチェーン処理とオンチェーン決済を組み合わせることにより、DEXのセキュリティ・透明性とCEXのUX・処理速度を両立させることを目指しています。 Satori Financeとは ・POLYCHAIN CAPITALなどから10Mドルを調達 ・エアドロップの可能性がある「ポイント」が貯まる POLYCHAIN CAPITALなどから10Mドルを調達 画像引用元:https://satori.finance/ Satori Financeはシードラウンドにて、10Mドル(1,000万ドル)を調達しています。 このラウンドでは、POLYCHAIN CAPITALをリードとして、Jump Crypto、Coinbase Ventures、Portal、その他エンジェル投資家などからの調達をしました。 有名VCが投資に踏み込んでいることからも、Satori Financeへの期待度が高いことがわかりますね。 エアドロップの可能性がある「ポイント」が貯まる Satori Financeでは、2023年3月から独自のポイントプログラムを開始しています。 このポイントを貯めることによって、将来的にSatori Financeの独自トークンのエアドロップ対象となることが期待されています。 現時点では公式にエアドロップ確定のアナウンスがあるわけではありませんが、それをほのめかすようなXのPostも。 Satorians look up! Is it a bird, or is it a plane? 👀 What could it be dropping into the world of L2s? 🪂 pic.twitter.com/zzBRMDGp0b — Satori (@SatoriFinance) January 24, 2024 公式ドキュメントによると、Deposit、取引数、取引高、取引時間、提供した流動性の量によってポイントが付与されます。 基本的には取引を重ねることによってポイントが貯まる仕組みです。先物取引をするときは、Satori Financeを使ってトレードの収益機会とエアドロップによる収益機会の両取りをしていきたいですね。 【Satori Financeの使い方】エアドロップが期待できるポイントの貯め方 Satori Financeの基本的な使い方について画像付きで解説していきます。 CEXのような使いやすさを目指していることもあり、普段先物取引をされるような方にとっては直感的に使いやすいUI/UXになっています。 普段は先物取引をしない方でも使いこなせるように解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 Satori Financeの使い方 1.チェーン選択|取引対象のチェーンを選択 2.Deposit|Satori Financeの口座に入金する 3.Trade|Satori Financeでトレードする 4.Leadrebord|ポイントを確認する 1. チェーン選択|取引対象のチェーンを選択 まずはSatori Financeのページから、取引をしたいチェーンを選択します。おすすめは最もユーザーが多いzkSyncです。 すでに資産を入れているチェーンがあれば、そのチェーンを選択するのが手っ取り早いですね。 チェーン選択をすると、早速取引画面に遷移します。もしチェーンを変更したい場合は、右上のチェーン選択から変更可能です。 右上のWallet Connectをクリックすると、ウォレット接続のボタンが立ち上がります。今回はZksync Eraで取引を進めていきます。 取引処理はオフチェーンに集約 Satori Financeへの入金(Deposit)はオンチェーンになりますが、取引の処理自体はオフチェーンで行われています。そのため、各チェーンによる流動性の違いはありません。 2. Deposit|Satori Financeの口座に入金する ウォレットを接続できたら、画面上部の「Portfolio」タブを開きます。画面中央に「Deposit(入金)」ボタンがあるので、こちらをクリックします。 DepositできるトークンはUSDCのみです。事前に各チェーンでUSDCを用意しておきましょう。 Deposit数量を入力し、Confirm、ウォレット側での承認と進めていきます。なお、初回の入金ではApproveのトランザクションも必要です。 入金が完了すると、画像で示したように残高が反映されます。 3. Trade|Satori Financeでトレードする ここまで完了したら、すでにCEXで先物取引をしたことがある方であれば、何の問題もなく取引ができるくらい直感的に操作ができるUIになっています。 メイン画面では、チャート、オーダーブック、注文画面、注文状況の4つが表示されています。 いくつかカスタマイズが可能となっているので、必要に応じていつもの環境に合わせるようにカスタマイズしてみてくださいね。 主な画面カスタマイズ チャート切り替え:Price/Depth/時間 チャート編集:画面左端の描画ツール オーダーブック/取引履歴の切替 オーダーブック/取引履歴:表示/非表示(右上のSatori Proボタン) 実際に注文を行うには、取引画面を操作します。 Satori Financeでは、Limit order(指値注文)、Market order(成行注文)での取引が可能です。 取引画面上部の「Limit(指値)」「Market(成行)」「Long(買い)」「Short(売り)」から、注文したい発注方式を選択します。 注文したい価格や数量を入力してPlace Orderをクリックした後、ウォレット側の捜査でトランザクションを承認すると注文が発注されます。 実際に注文のトランザクションを出してから、注文が出るまでは2~3秒かかるため、値動きが急なタイミングでの取引には注意が必要です。 実際にポジションを持った際の画面表示です。注文状況を表示する画面下部にポジション情報が表示されます。 ここからポジションの精算価格や維持率の確認、TP/SLの設定、ポジションをクローズする操作などが可能です。 右端には維持率が示されているので、レバレッジが高すぎないかの目安として参考にしましょう。 TP/SLの設定や一括でのポジションクローズなども画面下部のボタンから操作可能です。 4. Leadrebord|ポイントを確認する トレードで獲得したポイントは画面上部の「Leaderboard」から確認できます。今回のトレードで獲得したポイントは3,027ポイントでした。 今回のトレードはこちらの通りです。ポイントの計算方法は厳密には公開されていませんが、一つの目安として参考にしてみてくださいね。 ポイント反映までの時間 ポイントの反映には1日程度時間がかかります。トレード後すぐに更新されるわけではないので注意してくださいね。 Satori Financeはこちら まとめ 最近注目を集めている分散型仮想通貨取引所(DEX)のSatori Financeについて、概要と使い方を説明しました。 CEXとDEXの長所の両取りを目指しており、使いやすいながらも分散性を担保した構造となっています。 有名VCが投資しており、エアドロップの期待も高いプロジェクトです。 ポイントは総獲得数でランキングが付くので、始めるのが早ければ早いほど有利になります。 できるだけ早くトレードを初めて少しでも上位を目指し、少しでも多くのエアドロップを獲得しましょう!
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2024/04/16OKX、レイヤー2「X Layer」のパブリックメインネットをローンチ
Web3が普及し、高速かつ柔軟なブロックチェーンインフラの重要性が高まる中、海外仮想通貨取引所OKXはPolygon CDKで構築したEthereumベースのゼロ知識(ZK) Layer-2 (L2) ネットワーク「X Layer」のパブリックメインネットの立ち上げを発表しました。 Hiya creators, builders, founders 👩💻👨💻 🚨 We're opening X Layer Mainnet to the Public 🚨 With +200 dApps building, X Layer is now accessible to everyone, not just developers. Experience the power & security of our zkEVM L2 network firsthand. Start building:… pic.twitter.com/K59dg0sJrG — X Layer (@XLayerOfficial) April 16, 2024 X Layerの特徴 X Layerは、Ethereumベースのレイヤー2 (L2) ネットワークです。X LayerはこのL2技術を活用し、高速かつ低コストなトランザクションを可能にしています。 X Layerにはすでに著名なWeb3プロジェクトが参加していることが強みとなっており、The Graph、Curve、LayerZeroなどブロックチェーン業界の有力プロジェクトがX Layerを活用していることがその技術力の高さを表しています。 さらに、X Layerでは、5,000万以上のユーザーを抱えるOKXともシームレスな資産の移動が可能なため、即時的なユーザー獲得も期待されます。また、OKBトークンがX Layerのネイティブ通貨にも指定されているため、OKXユーザーにとっても使い勝手の良いネットワークと言えるでしょう。 Polygonとの連携で相互運用性を強化 X Layerの開発にあたっては、Polygonというブロックチェーンプロバイダとの連携も大きく注目されています。 Polygonは開発者向けツールキットを提供しており、それを活用することで新規チェーンの構築が容易になるため、X LayerはPolygonのインフラを活用しつつも、他チェーンとの相互接続性も備えた設計となっています。 X Layerの由来 X Layer(旧:X1)という名称は、OKXのシンボルである「X」と、レイヤー技術を表す「LAYER」を組み合わせたものです。これはオープンで相互運用性の高いネットワークを目指していることを示しています。 X Layerは特定のユースケースに特化せず、開発者が多様なアプリを構築できるよう設計されています。オンチェーンの開発者がX Layerのインフラを活用し、様々な「レイヤー」を生み出すことが想定されており、単一用途に限定されず、オープンで柔軟なプラットフォームとしての性質を持つのが特徴です。 記事ソース:OKX [no_toc]
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2024/04/16詐欺被害金の仮想通貨取引所への送金事例が多発|金融庁と警察庁が対策要請
フィッシングによる不正送金や還付金詐欺、架空料金請求詐欺等における被害金が仮想通貨取引所に送金される事案が増加している件に関して、金融庁と警察庁が警告を発しています。 ビットコインなどの仮想通貨は国や機関に依存せずに自由に管理できる特徴を持っていることが、送金事案増加の背景にあることが予想されます。 両機関は国内仮想通貨取引所に対し、取引所の金融機関口座にお金が振り込まれる際、送金元(一般的な銀行等)の口座名義人と送金先(取引所)の口座名義人が異なる場合に振込や送金取引の拒否を行うよう要請しました。 [caption id="attachment_111771" align="aligncenter" width="853"] 要請内容のイメージ|画像引用元:警察庁[/caption] また、両機関は仮想通貨取引所に対し、不正送金に対する監視の強化を要請。取引のモニタリングによってリスク低減の実効性が確保されるため、抽出基準の改善などを行うよう促しています。 国内仮想通貨取引所が対応を開始 今回の金融庁・警察庁の要請を受け国内仮想通貨取引所OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)は本日4月16日、一部金融機関からの入金制限措置を採用する旨を発表しました。 【お知らせ】不正送金対策の強化に伴う、一部金融機関からの入金制限措置について 昨今、不正送金事犯や特殊詐欺事案における暗号資産交換業者の金融機関口座宛の送金被害が多発している状況から、 金融庁・警察庁より不正送金対策の強化に関する金融機関への要請が公表されております。… — OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン) (@OKCoinJapan) April 16, 2024 同取引所は「振込名義が変更可能な金融機関より送金された場合、振込元の金融機関から情報連携が無い限り名義変更有無の判断は不可能」とコメント。当局が提案する不正送金への対策措置には協力的であり、OKCoinJapanは一時的に三菱UFJ銀行からの入金を4月23日16時より不可とする措置を採用するとしています。 措置開始後に三菱UFJ銀行から入金された場合、口座への即時反映は行わず、組み戻しによる返金処理や厳格な原始確認等が実施されるとしています。 また、OKCoinJapanは不正送金に係るモニタリングのさらなる強化も図るとし、当局の取り組みに対して具体的な対策と共に協力していく姿勢を示しています。 記事ソース:OKCoinJapan、金融庁、警察庁