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2024/11/19トランプが暗号通貨取引所Bakktの買収計画を発表、事業領域拡大へ
ドナルド・トランプ氏のソーシャルメディア企業、Trump Media & Technology Group(TMTG)は、暗号通貨取引所Bakktの完全買収に向けて交渉を進めていることが明らかになりました。この買収計画により、トランプ氏は自身の53%の株式を保持し続けると約束しており、その詳細な評価額や金銭的条件はまだ公開されていません。 トランプ氏の暗号通貨業界への影響力拡大 トランプ氏は、2025年1月のホワイトハウス復帰を控え、暗号通貨業界での影響力をさらに強化しています。Financial Timesによると、TMTGはBakktの買収交渉が進んでおり、買収後の方針としては、Bakktの従来の事業とともに、トランプ氏自身の影響力を拡大する狙いがあるとされています。 TMTGは、トランプ氏が所有する企業であり、その株価は報道が出るや否や急騰しました。特に、TMTGが運営するソーシャルメディアアプリ「Truth Social」の親会社として、トランプ氏が進める暗号通貨ビジネスの拡大は大きな注目を集めています。報道直後、TMTGの株価は16%以上上昇しました。一方、Bakktの株価も163%以上上昇し、急激なボラティリティによって数回の取引停止を経験しました。 Bakktの経営状態と過去の苦境 Bakktは2018年にインターコンチネンタル取引所(ICE)によって設立され、2021年にSPAC(特別目的買収会社)を通じて上場しました。Bakktは主に暗号通貨投資家向けのテクノロジーサービスを提供しており、これまで数百億ドルを投資家から調達していますが、利益を上げることには苦しんでいました。直近の四半期報告書によると、Bakktの総収益は3億2840万ドルでしたが、営業損失は2740万ドルであり、前年同期比で損失は48%減少しています。 特筆すべきは、Bakktの元CEOケリー・ローフラー氏がトランプ氏の就任委員会の共同議長を務めていた点です。また、ローフラー氏の夫であるジェフリー・スプレッチャー氏はICEのCEOを務めています。トランプ氏とBakktの関係は以前から深いものであり、今回の買収交渉はその延長線上にあると考えられます。 Bakktの暗号通貨保管業務の今後 Bakktは以前、ニューヨーク当局の規制承認を受けていた暗号通貨の保管業務を縮小する可能性があると示唆していましたが、TMTGとの交渉によれば、この業務は買収の対象には含まれない予定です。2023年9月末時点で、保管業務は27,000ドルの営業損失を計上し、収益は328,000ドルでした。 また、株価の低迷により、Bakktは一時的にニューヨーク証券取引所からの上場廃止リスクに直面しましたが、2024年4月には1対25の株式併合を行い、その後株価は15%上昇しています。 トランプ氏の暗号通貨事業の拡大 トランプ氏の暗号通貨への関心はますます強まっています。今年9月には自らの暗号通貨プロジェクト「World Liberty Financial」を立ち上げるとともに、選挙キャンペーンで暗号通貨関連の数々の公約を発表しました。例えば、ビットコインの準備金の設立や、採掘に優しい環境の整備、SEC長官の交代などが挙げられます。 TMTGの株価は、2024年の選挙に向けて、共和党への期待やトランプ政権下での暗号通貨政策に対する楽観的な期待から、数十億ドル規模のボラティリティを記録しました。しかし、TMTGの今年の収益は260万ドルにとどまり、純損失は3億6300万ドルに上っています。その一方で、TMTGの企業評価額は70億ドルを超えており、株式市場での影響力は増しています。 トランプ氏の暗号通貨業界への進出は、彼のビジネス領域の拡大を意味しており、Bakktの買収はその一環として位置付けられます。この動きがどのように市場に影響を与えるか、またTMTGがどのように暗号通貨ビジネスを育成していくかが今後の注目ポイントとなるでしょう。 記事ソース : Financial Times
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2024/11/19Magic Eden、 $ME トークンとそのトークノミクスを発表
Magic Edenは、同プラットフォームの公式トークンである$MEの詳細なトークノミクスを発表しました。これにより、$MEトークンはデジタル所有権の普及を目指す同社のビジョンを加速する重要な役割を果たすことが期待されています。 ME Foundation is excited to share the tokenomics for $ME. This tokenomics post covers the following: - The next phase era of innovation in crypto is all onchain. $ME has been adopted by Magic Eden, the top multi-chain, multi-asset onchain trading platform - Magic Eden is the #1… — $ME (@MEFndn) November 18, 2024 Magic Edenは、Bitcoin、Solana、EVMといった多様なチェーンをサポートするNFTおよびトークンの取引プラットフォームとして、業界での地位を確立しています。同社はこれまでも、OrdinalsやRuneを含む数多くの取引をリードしており、今後はさらに進化を続けるとしています。 今回発表された$MEトークンは、Magic Edenの利用者に取引やステーキングによる報酬を提供する新たなプログラムの一環として導入されます。この報酬システムは、同社のモバイルデバイス向けの分散型アプリ(dApp)で利用可能となり、全てのチェーンで取引を行うことで$MEを獲得できる仕組みです。 Magic Edenの$MEトークンにおける詳細なトークノミクス $MEトークンの総供給量は10億トークンで、4年間にわたって段階的に分配される予定です。この分配の約半分はコミュニティに向けられ、初期段階での12.5%の配布が予定されています。この初期配布は、Magic EdenのモバイルdAppを通じて行われ、Bitcoin、Solana、EVMの各エコシステムのユーザーに向けて提供されます。 具体的な分配比率は以下の通りです: コミュニティおよびエコシステム:37.7% そのうち22.5%は、Magic Edenのリワードプログラムを通じてアクティブユーザーに配布されます。 残りの15.2%は、プロトコルの支援者やエコシステム開発者への助成金として使用されます。 貢献者:26.2% Magic Edenのスタッフやアドバイザー、契約者など、プロジェクトのサポートに関わる人々に分配されます。 戦略的参加者:23.6% プロジェクトの開発に重要な役割を果たした戦略的パートナーに割り当てられ、最低12ヶ月のロックアップ期間が設定されています。 $MEの未来とMagic Edenのビジョン Magic Edenは、デジタル資産の普及と取引を簡素化するため、誰でも利用可能なプラットフォームの構築を進めています。同社の最終的なビジョンは、全てのデジタル資産を一つのプラットフォームで取引できるようにすることで、ブロックチェーン技術の普及を促進することです。 $MEトークンは、このビジョンを実現するための重要な要素となり、今後はMagic EdenのDAO(分散型自治組織)によるガバナンス機能も提供される予定です。ユーザーは、プロトコルの開発方向性に対して意見を述べ、積極的に参加することができます。 $MEトークンの展開 $MEトークンは、Magic Edenが展開する報酬プログラムの一環として、ユーザーが取引を行い、ステーキングをすることで獲得できます。これにより、ユーザーはプラットフォームの成長に貢献し、その見返りとしてトークンを受け取ることができます。 さらに、$MEトークンの利用者は、トークンのステーキングやエコシステムへの貢献を通じて、さらなる報酬を得ることが可能です。詳細な発表はTGE(トークン生成イベント)後に行われる予定です。 Magic Edenは、今後もユーザーのオンチェーン体験を豊かにし、デジタル所有権を普及させるために、$MEトークンを活用していくとしています。 記事ソース : Magic Eden Blog
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2024/11/18メタプラネット、ビットコイン追加購入のため17.5億円の普通社債を発行
[no_toc] 株式会社メタプラネットは、ビットコイン(BTC)の追加購入資金を確保するため、総額17億5000万円の普通社債を発行することを発表しました。この社債の期間は1年間で、日本円の価値の不安定化を背景にした同社の戦略的な動きとして注目されています。 メタプラネットが17.5億円、利率0.36%、期間1年間の普通社債を発行。調達資金はビットコインの追加購入に充当予定。 pic.twitter.com/jNM1wDKZE5 — Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) November 18, 2024 日本の円安と長期的なマイナス金利政策の影響により、同社は2024年からビットコインを購入・保有する方針を取っています。これは、日本円の購買力低下へのリスクヘッジと見られます。 同社は先月にも156.783 BTC(約16億円分)を平均購入価格1020万円で取得。今回の追加購入計画は、同社の継続的なビットコイン投資戦略を示しています。 メタプラネットは新たな指標「BTCイールド」を導入 同社は投資成果を測定するための新たなKPIとして、「BTCイールド」を導入しました。 BTCイールドは、ビットコインの保有総額を完全希薄化発行済株式数で割った比率の期間ごとの変化を追跡する指標となっており、企業としてのビットコイン投資の効率性を評価することが可能になるとしています。この指標は、世界最大のビットコイン保有企業として知られるマイクロストラテジー社の手法に倣ったものです。マイクロストラテジー社は現在、27,200 BTCを保有しています。 メタプラネット社の現在のBTCイールドのパフォーマンスは、「第3四半期: 41.7%」、「第4四半期: 116.4%」となっています。 現在、企業がドルを負債と捉え、ビットコインを資産として積極的に保有するという戦略的転換が注目されています。 BTCを資産とする新たなバランスシート戦略は各所でも進んでおり、BitMEX創業者のヘイズ氏は、トランプ政権での量的緩和(QE)政策による債権利回りの低下を予測しながら、ポートフォリオの中心にビットコインを据え、政府支援対象分野の株式、そして少額の現金を保有することを提案しています。
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2024/11/18ミームコインの検索トレンドが過去最高数値へ
GoogleTrendsによると、検索ワード「ミームコイン」の人気度を示す指標は2023年10月末の「64」を大幅に超え、現在は「100」を記録しています。 時価総額上位300位以内の仮想通貨の中で、過去30日間で最も優れた価格パフォーマンスを見せたのは$D.O.G.Eです。 $D.O.G.Eは従来の犬のミームコイン「$DOGE」とは異なる通貨で、トランプ前大統領が次期大統領に就任した際に設立を予定している政府効率化委員会(Department of Government Efficiency)の頭文字を基に命名されました。 イーロン・マスク氏が頻繁に言及する犬をモチーフにした$DOGEへのオマージュも含まれており、また、マスク氏が政府効率化委員会のリーダーに選ばれたことも、価格上昇に寄与しました。 ミームコインの評価の変化 これまでギャグや風刺を主なテーマとして作られてきたミームコインは、投機性が高く知名度も限定的でした。 しかしながら、VCが大量の通貨を保有していない点やコミュニティ形成の重要性、またAIの発展による技術部分でのブレークスルーの可能性の向上などを背景にミームコインに対する評価が徐々に変わり始めています。 最近では、大手仮想通貨取引所でも、ローンチされて間もないミームコインの上場を認めるケースが増えてきました。 💰 LootGO LootGO gamifies crypto with walk-to-earn memecoin hunts—collect loot boxes, grow your portfolio, and enjoy free-to-play blockchain rewards. Built by @yukiw_eth, @pjijin_, @pavvannn, @AbilSavio, @ehteshaxmhttps://t.co/cQQyqGXhy2 — ETHGlobal (@ETHGlobal) November 17, 2024 加えて、THGlobal Bangkok 2024のハッカソンのファイナリストには、歩いてミームコインを獲得できるプロジェクト「LootGO」が選出されています。 ミームコインはそのユニークさとコミュニティの力で、仮想通貨市場に新たな可能性をもたらしています。今後もその動向に注目が集まるとともに、従来の金融商品とは異なる視点での活用が期待されます。
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2024/11/18著名投資家ポンプリアーノ氏「ミレニアル世代にとってビットコインは魅力的な資産」
著名な投資家で起業家のアンソニー・ポンプリアーノ氏は、ビットコインがミレニアル世代にとって非常に魅力的な資産となっている理由について分析しました。同氏は、住宅市場の高騰と米ドルの購買力低下が、ビットコインの人気を後押ししていると述べています。 The Fed locked us out of the housing market, Satoshi gave us a new set of keys. Bitcoin’s rise in popularity can partially be described as the counterweight to the unaffordable housing market. To understand why this is happening, we have to take a look at the past. Baby boomers… pic.twitter.com/dvtps6aDsI — Anthony Pompliano 🌪 (@APompliano) November 17, 2024 ポンプリアーノ氏は、現在30代前後の「ミレニアル世代」が住宅市場に参入しづらい状況にあることを指摘。住宅価格が1980年代から上昇し始め、特に2000年代初頭から急騰したことにより、現在の40歳未満の人々が本格的に働き始めた頃には住宅がすでに手の届かない価格になっていたと説明しています。 一方で、60歳~78歳の「ベビーブーマー世代」は、米国の住宅の約40%を所有しており、住宅が主要な資産形成手段となっています。同世代の純資産の40~50%が主な住居から生み出されていると推定される中、米ドルの購買力が1970年以降90%低下しても、住宅価格の急騰により富を築くことができました。 このような背景から、ミレニアル世代は住宅を資産形成の手段として選ばず、代わりにビットコインのような代替資産への関心が高まっているとポンプリアーノ氏は述べています。 [caption id="attachment_125077" align="aligncenter" width="2560"] 資産ランキング|画像引用元:8marketcap.com[/caption] ビットコインの時価総額は、現在(記事執筆時)、1.79兆ドルに達しており、資産ランキングで第7位に位置しています。これは銀のランキングを超えた順位となっており、ビットコイン熱の高まりを表していると言えるでしょう。 情報ソース:8marketcap.com
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2024/11/18トランプ政権下でビットコイン支持派が要職に抜擢へ
[no_toc] 11月15日、ビットコイン価格は90,300ドルで推移しており、過去24時間で0.5%上昇しました。仮想通貨市場全体の時価総額は約3.18兆ドルであり、ビットコインの占有率は 56.2%となっています。 ロバート・ケネディ・ジュニア氏、ビットコインへの支持を表明 ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、仮想通貨ビットコインへの強い支持を改めて表明しました。同氏は、2024年に行われた「ビットコインカンファレンス2024」に出席した際、ビットコインを「自由の通貨」と評するとともに、インフレや国家債務に対する解決策としての重要性を強調していました。 Bitcoin is the currency of freedom , a hedge against inflation for middle class Americans,a remedy against the dollar’s downgrade from the world’s reserve currency, and the offramp from a ruinous national debt. Bitcoin will have no stronger advocate than Howard Lutnik. — Robert F. Kennedy Jr (@RobertKennedyJr) November 16, 2024 同氏は、自身のXで「ビットコインは自由の通貨であり、中流階級のアメリカ人にとってインフレへのヘッジであり、ドルの格下げに対する救済策であり、国家債務からの脱出口である」と述べ、ビットコインの経済的意義を強調しています。 ケネディ・ジュニア氏は、大統領選への無所属での立候補を計画していましたが、最終的に選挙戦から撤退し、ドナルド・トランプ氏への支持を表明しました。その後、トランプ次期大統領はケネディ・ジュニア氏を保健福祉省のトップに指名しました。 この指名により、ケネディ・ジュニア氏は医療政策や公衆衛生分野での改革に取り組むと見られています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/11/18日産、Web3技術を活用した「NISSAN PASSPORT」ベータ版を発表
日産自動車株式会社は、Web3技術とブロックチェーン技術を活用し、顧客との新しい関係性を構築することを目的とした新プロジェクト「NISSAN PASSPORT」のベータ版を開始しました。本プロジェクトでは、デジタルとリアルを融合したシームレスな体験を提供し、車に関連するサービスを進化させることを目指しています。 プロジェクトの背景と目的として、近年の急速な技術発展により、消費者ニーズが多様化し、デジタルとリアルをシームレスに統合した新しいサービスが求められており、日産はこれに応えるべく、ブロックチェーン技術を活用した「NISSAN PASSPORT」を立ち上げたとしています。 「NISSAN PASSPORT」は、Web3技術を活用し、日産と顧客の関係性を再定義する試みです。ベータ版で得られる顧客の反響を基に、さらなるサービス拡大を検討し、次世代のカーライフを創造する意欲的なプロジェクトとなっています。 詳細情報や進捗は、公式ウェブサイトやXのアカウントで順次公開される予定となっています。
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2024/11/17トランプ政権下で仮想通貨取り締まりが後回しか|移民政策を優先へ
[no_toc] ドナルド・トランプ次期大統領の政権下で、仮想通貨犯罪への取り締まりが縮小される見通しです。司法省や規制機関の政策が再設定される中、マンハッタン連邦検事局は仮想通貨関連の捜査に割り当てるリソースが減る可能性を指摘しました。 仮想通貨犯罪の取り締まりが二の次に トランプ氏は大統領選挙中、仮想通貨規制を緩和する方針を掲げていました。ニューヨークで開催された会議で、現職および元政府弁護士らがこの政策転換について言及し、仮想通貨詐欺事件が「優先事項ではなくなる」との見解を示しました。 マンハッタン連邦検事局の証券・商品タスクフォース共同責任者であるスコット・ハートマン氏は、「仮想通貨関連の犯罪に対するリソース配分が減少する」と述べ、2022年の「仮想通貨の冬」ほどの人員は確保されないだろうと予想しています。 現在同タスクフォースには16名の検事が所属していますが、ハートマン氏は「これ以上削減されないことを望む」と懸念を表明しました。 また、仮想通貨取り締まりに対するリソース削減の可能性と同時に、移民政策へのリソース再配分の可能性が指摘されています。 注目を集めるSEC人事 トランプ氏はSEC現委員長ゲイリー・ゲンスラー氏の解任を公約に掲げていたものの、SECは独立機関であり、大統領に直接的な解任権はありません。ゲンスラー氏の任期は2025年7月までですが、トランプ氏は後任のSEC委員長をまだ提案していません。 トランプ氏の政策転換により、コインベースやバイナンスなど、SECと法廷で争う大手仮想通貨企業の裁判がどうなるか注目が集まります。新たな規制環境では、仮想通貨市場の監視が緩和される一方で、投資家保護や市場の透明性が懸念される可能性があります。 情報ソース:ロイター
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2024/11/17ドージコイン投資家によるイーロン・マスク氏への2590億ドル訴訟、取り下げへ
[no_toc] ドージコイン($DOGE)の価格操作を巡りイーロン・マスク氏を訴えた訴訟が公式に終結しました。投資家側は判決を不服ととするものの、控訴を取り下げることを決定したことが、ロイターによって報道されました。 この訴訟は2022年に提起され、マスク氏と彼の会社テスラが詐欺とインサイダー取引に関与し、マスク氏の影響力を利用して$DOGE価格を操作したと主張していました。 投資家の主張と裁判所の判断 投資家側は、マスク氏がツイートやメディア出演、プロモーション活動を通じてドージコインの価格を不自然に引き上げ、個人や企業の利益のために利用したと主張しました。 例として、2021年の「サタデー・ナイト・ライブ」出演時にドージコインを「詐欺のようなもの」と冗談交じりに呼び、またツイートで「地球の未来の通貨」と表現したことが挙げられました。 しかし、アルビン・ヘラーシュタイン判事は、地方裁判所判事は今年8月、主張には十分な法的根拠がないとして訴訟を却下していました。そして先週、双方は法廷闘争を終わらせる動きを見せました。投資家は控訴を取り下げ、マスク氏のチームは「不当な」訴訟を起こしたとして投資家の弁護士に制裁を課す申し立てを取り下げました。 この控訴取り下げと関連する動議の撤回に関する合意書は、11月14日にニューヨーク連邦裁判所に提出され、現在ヘラーシュタイン判事の最終承認を待っています。 情報ソース:ロイター
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2024/11/17ビットコイン熱の高まりにより、中小企業も準備金にビットコインを採用へ
[no_toc] 11月17日、ビットコイン価格は90,000ドルで推移しており、過去24時間で1.7%下落しました。仮想通貨市場全体の時価総額は約3.13兆ドルであり、ビットコインの占有率は 56.8%となっています。 徐々に拡大するビットコイン準備金戦略 ビットコインの価格上昇に伴って、ビットコインを準備金戦略に採用する企業が増えています。 直近では、Thumzup Media Corporation、Solidion Technology、Genius Groupの3社は、それぞれ時価総額5,000万ドル以下ながら、積極的なビットコイン投資を決定しました。この動きは、MicroStrategyのビットコイン準備金戦略を参考にしたものとされています。 11月15日、Thumzup Mediaは最大100万ドルのビットコイン購入を取締役会で承認したと発表しました。CEOのロバート・スティール氏は、ビットコインの有限性やインフレ耐性を評価しており、同社株はこの発表を受けて4%上昇しました。 Thumzup Mediaは、ソーシャルメディアマーケティングプラットフォームを運営し、ユーザーが広告主向けの口コミ投稿で収益を得られるサービスを提供しています。 この他にも、バッテリー技術企業Solidion Technologyは余剰資金の60%をビットコインへ割り当てる計画を、AI企業Genius Groupは1億2,000万ドル規模のビットコイン投資計画を発表しました。 ビットコインが急騰を続ける中、小型株企業の間でビットコインを財務戦略に取り入れる動きが加速しています。このような準備金戦略は、ビットコインの需要増へと影響を与えるものと思われます。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 記事ソース:Thumzup、Solidion Technology、Genius Group 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)