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2023/06/18NFTアグリゲーター「OpenSea Pro」の使い方、出品・購入を解説【完全ガイド】
NFTのマーケットプレイスは大小さまざまありますが、OpenSea Proはこれらを集約したNFTマーケットプレイスアグリゲーターです。 大手NFTマーケットプレイスであるOpenSeaが、定評のあったプロNFTトレーダー向けアグリゲーターのGemを買収してリブランドしたもので、2023年4月から稼働しています。 この記事では、OpenSea Proの特徴と使い方について説明しました。 操作画面のイメージを交えて解説したので、最後まで読めばOpenSea Proを使ってNFTの取引ができるようになりますよ。 OpenSea Proの7つの特徴を解説 最初にOpenSea Proの特徴について説明します。 単なるNFTマーケットプレイスではなく、マーケットプレイスアグリゲーターであるがゆえの有利さをしっかり確認しておきましょう。 OpenSea Proの7つの特徴 1. 170を超えるNFTマーケットプレイスを集約したアグリゲーター 2. NFTマーケットプレイスの情報をリアルタイムで反映 3. 先行のNFTアグリゲーターBlurと並んでトップクラスの規模 4. まとめ買いなどの高度な注文が可能 5. NFTのマーケット分析機能が豊富 6. ライブミント機能でNFTがリアルタイムでミントできる 7. OpenSeaでの手数料は期間限定で0% 170を超えるNFTマーケットプレイスを集約したアグリゲーター OpenSea ProはNFTマーケットプレイスではなく、たくさんのマーケットプレイスを集約したアグリゲーターです。 集約しているマーケットプレイスは170以上の膨大な数で、それらに出品されているNFTを最も有利な価格で取引可能です。 多数のマーケットプレイスを探し回って比較検討する必要がないので、労力が大幅に削減できますよ。 NFTマーケットプレイスの情報をリアルタイムで反映 リアルタイム性はOpenSea Proの重要な特徴です。 OpenSea Proは集約しているマーケットプレイス上でのNFTの動きやユーザーのアクティビティを、OpenSea Proの画面にリアルタイムで反映するので、OpenSea Proだけにアクセスすれば、マーケットプレイス群全体の状態をリアルタイムに把握することができます。 また、OpenSea Proでのユーザーのアクションも個々のマーケットプレイスに即座に展開されるので、多数のマーケットプレイス群を同時に利用するのと同様の効果が得られます。 先行のNFTアグリゲーターBlurと並んでトップクラスの規模 これまでNFTアグリゲーターのリーディングプレーヤーはBlurでしたが、2023年4月4日の立ち上がり以来OpenSea Proは多くのアクティブユーザーを獲得し、一気に互角に近いレベルにまで成長しました。 アクティブアドレスのシェアと取引回数はすでにBlurを超えており、取引総額もBlurにせまりつつあります(※)。 メジャーな2大NFTマーケットプレイスアグリゲーターとして、OpenSea ProとBlurで市場を2分しているのが現在の状態です。 ※Dune Analyticsのデータによる まとめ買いなどの高度な注文が可能 OpenSea Proでは複数のNFTをまとめて購入する機能が用意されています。購入するNFTを複数選択してカートにいれて、それらをまとめて購入することが可能です。 またスイープ機能を利用すれば、同一コレクションのNFTのうち指定された個数のものを購入してくれます。 まとめ買い機能のメリットは単に便利というだけではありません。単品で購入する場合と比較してガス代が少なくて済むため、NFT一点あたりの購入コストが下がりますよ。 NFTのコレクションとは? 複数のNFTをとりまとめたものをコレクションと呼びます。同一シリーズのNFTをまとめるフォルダのようなものでコレクション名が付与されており、NFT群の管理単位として利用されています。 NFTのマーケット分析機能が豊富 OpenSea Proの長所のひとつにNFTのマーケット分析の機能が豊富な点があります。 NFTは日々増え続けており様々なマーケットプレイスで取引されるため、それらの情報を集約して分析することは困難でした。 OpenSea Proは、NFTコレクションに含まれるNFTの取引量や売買価格のトレンドを、様々なマーケットプレイスから情報を取り出して集約して見せてくれます。 さらにはNFTを保有しているウォレットの情報も詳細に確認できるため、分析の時間が大幅に効率化できます。 ライブミント機能でNFTがリアルタイムでミントできる 多くのコレクションが、購入成立時にNFTのミントを行うLazy Minting方式でNFTを配布しています。 OpenSea Proでは、Lazy Mintingを行っているコレクションを様々なマーケットプレイスから集約し、購入とミントを同時に行うことができるライブミント機能を提供しています。 ライブミント機能のダッシュボードからその時点でミント可能なコレクションを一覧してミントできるので、とても便利です。 Lazy Mintingとは? NFTをミントしてから販売するのではなく、NFTの取引が成立したときにミントする方式です。ミントのためのガス代は取引が成立した時点で発生するため、NFTがまだ売れていない状態でガス代を支払う必要がありません。 OpenSeaでの手数料は期間限定で0% OpenSea ProからNFTを取引する場合の手数料は、対象のNFTが出品されているマーケットプレイスによります。 ただし、OpenSea ProからOpenSeaにNFTを出品した場合は、取引手数料が0%です。通常はOpenSeaの取引手数料は2.5%なので、OpenSea Proから出品したほうがずっとお得です。 このメリットについてOpenSeaは「期間限定」と明言しているで、今後変更される可能性がある点には留意しましょう。 OpenSea Proの基本的な使い方を紹介 OpenSea Proの特徴が理解できたので、次は基本的な機能の使い方を説明します。 操作画面の画像を交えて解説したので、順を追って確認していきましょう。 この記事ではウォレットとしてMetaMaskを使用した場合の画面イメージを使用していますが、他のウォレットでもほぼ同様です。 OpenSea Proの基本的な使い方 使い始めるまでの事前準備 OpenSea Proの画面構成 NFTを購入する 自分が保有するNFTを確認する NFTを出品する NFTをミントする 使い始めるまでの事前準備 OpenSea Proを使うには、OpenSea Proと接続するウォレットと取引の原資となるETHが必要です。 これらの準備は、OpenSea Proを使い始める前にすませておきましょう。 仮想通貨のウォレットの準備 OpenSea Proに接続可能なウォレット MetaMask WalletConnect Coinbase Wallet Rainbow Phantom Rabby Ledger Live OpenSea Proを使用するには、OpenSea Proに接続できるウォレットを準備する必要があります。 OpenSea Proに接続可能なウォレットは複数ありますが、使用できるウォレットをインストールしていない場合は事前にインストールしておきましょう。 仮想通貨ETHの準備 OpenSea Proで扱えるのはイーサリアムのブロックチェーン上のNFTです。 そのため、OpenSea ProでNFTの取引を行う場合にはETHが必要になります。 ウォレットにETHが無い場合は、仮想通貨取引所で購入してウォレットに送金しておきましょう。 OpenSea Proとウォレットを接続する ウォレットとETHの準備ができたら、OpenSea Proのサイトにアクセスしましょう。 画面の右上部の「Connect Wallet」をクリックし、開いたダイアログで自分が使用するウォレットを選択します。 ウォレット側でのパスワード入力などの認証が成功すれば、OpenSea Proとウォレットの接続は完了し、OpenSea ProでNFTの取引が可能になります。 OpenSea Proの画面構成 OpenSea Proの画面構成 構成要素 説明 ナビゲーションバー 詳細情報表示エリアに表示する内容を選択するメニュー 検索ボックス 詳細情報表示エリアに表示される情報を検索によって絞り込むボックス ウォレット情報表示ボタン 接続中のウォレットに関する情報を表示するボタン カートボタン カートに入っているNFTのリストを表示するボタン 詳細情報表示エリア ナビゲーションバーでのメニュー選択に応じて、情報を一覧表示する部分 OpenSea Proの基本的な画面構成について確認しておきましょう。 OpenSea Proの画面は、左にナビゲーションバー、中央に詳細情報の表示エリア、上部に検索ボックスや各種ボタンという配置です。 ナビゲーションバーのメニュー選択によって、それに応じた内容が詳細情報表示エリアに表示されます。 NFTを購入する 次は、出品されているNFTを購入する手順について解説します。 数多くのNFTの中からターゲットとなるNFTを見つけ出して購入する方法を、順を追って確認していきましょう。 出品されているコレクションやNFTを確認する OpenSea Proから購入できるNFTを探す場合は、ナビゲーションバーで「Market」を選びましょう。すると、現在出品されているNFTを含むコレクションが一覧表示されます。 コレクションのリストが表示された画面で個々のコレクションを選択すると、そのコレクションに含まれるNFTがリスト表示されます。 そして個々のNFTを選択すると、そのNFTの詳細情報が表示されます。 クリエーターや現在のオーナー、出品価格や過去の売買履歴など、このNFTに関するすべての情報をこの画面から確認することが可能です。 NFTを購入する 購入するNFTが決まったら、個別のNFTの情報画面で「Buy now」を選びましょう。 するとウォレットからの支払い画面が立ち上がります。ここで「確認」を選択すれば、NFTが購入されます。 支払い画面には必要なガス代の見積もり額や、NFTの購入額を合わせた支払総額が表示されているので、しっかりチェックしましょう。ガス代は刻々と変わるので、安くなるタイミングを待ってNFTを購入するのも賢い方法です。 複数のNFTをまとめて購入するには 複数のNFTをまとめ買いするときには、カートを使います。 購入したいNFTにチェックをすれば、選択したNFTがカートに入ります。カートの画面で「Buy Now」を選べば、カートに入っているすべてのNFTをまとめて購入します。 まとめ買いをするならスイープ機能を使うのも便利です。 コレクションに含まれるNFTのリストが表示されている状態で、画面最下部にNFTの購入個数を入力すれば、指定された数のNFTが選択されてカートに入ります。 NFTのまとめ買いはガス代がお得 複数のNFTを購入する場合は、個々のNFTを個別に購入するよりも、カートに入れてまとめて買いましょう。個別購入よりもガス代が節約できるのでお得です。 自分が保有するNFTを確認する 自分が保有するNFTを確認するには、画面左部のナビゲーションバーで「Profile」を選択しましょう。すると自分が保有しているNFTがリスト表示されます。 またこの画面では、タブを選択することで自分が保有しているNFTに関するさまざまな情報を表示することが可能です。 保有しているNFTの状況や出品中のNFTのステータスなど、接続中のウォレットに紐づいているNFTの詳細をすべて確認できますよ。 NFTを出品する 保有しているNFTを出品する時には、ナビゲーションバーで「Profile」を選択して自分が保有しているNFTのリストを開き、リストするNFTを選びましょう。 そして「List Items」を選択すると、出品内容の設定画面が開きます。 ここで出品価格や出品期間を入力し、出品するマーケットプレイスの選択を行って「Start Listing」を選択すると、出品処理が実行されます。 基本的には出品にはガス代はかかりません。しかし、コレクションごとに初回の出品時にのみコレクションを承認するためにガス代がかかります。 コレクションの承認 自分が保有するNFTを出品するためには、そのNFTを含むコレクションの販売を承認する必要があり、それにガス代が必要になります。一度承認すれば同一コレクションのNFTの出品時に承認は不要です。 NFTをミントする Lazy Mintが可能なコレクションのNFTは、OpenSea Proからミントすることが可能です。 ミントするには、ナビゲーションバーから「Mints」を選びます。するとミント可能なコレクションのリストが表示されるので、リストの右端の「Mint」のボタンをクリックしましょう。 「Mint Now」のダイアログが表示されるので、そこでミントするNFTの数を入力し、Term & Conditionsに同意するチェックを入れて、ダイアログの下部にある「Mint Now」のボタンを選択しましょう。 Mintに必要な金額の確認画面がウォレットからポップアップするので、ガス代の見積もり額を含めた支払総額をしっかりチェックし、「確認」を選べばミントが始まります。 ミントが終わると、自分が保有するNFTのリストにミントされたNFTが追加されます。 OpenSea Proを使うときの5つの注意点 ここまでOpenSea Proの使い方について説明してきました。OpenSea ProでのNFTの取り扱いについて、だいぶイメージできてきましたよね。 ここからはOpenSea Proを使う上で注意すべき点について紹介します。 OpenSea Proを使うときの5つの注意点 1. 不正に入手されたNFTを避ける 2. フィッシング詐欺に気を付ける 3. ウォレットのシードフレーズをなくさない・教えない 4. 取引時は必ずガス代を確認する 5. イーサリアムの価格に敏感になる 不正に入手されたNFTを避ける NFTマーケットプレイスでは、盗品や改造品などの不正に入手したNFTが販売されていることがあります。そういったNFTにかかわるとトラブルに巻き込まれる可能性が高いので、購入することは避けましょう。 OpenSea ProのUI上では、怪しいNFTに対しては警告のマークがついており、注意を喚起しています。 フィッシング詐欺に気を付ける NFTマーケットプレイス関連のフィッシング詐欺が多く発生しています。 メジャーなマーケットプレイスを偽装したメールをユーザーに送り、不正なスマートコントラクトに署名するよう誘導してNFTを盗むといった事例が報告されています。 届いたメールに反応する前に、心当たりのあるメールかどうか、クリックするURLに怪しい所はないかなどの基本的な確認を怠らないようにしましょう。 ウォレットのシードフレーズをなくさない・教えない ウォレットのインストール時に12個の単語からなるシードフレーズが割り当てられます。 シードフレーズはウォレットをリカバリーする際に使用するもので、ウォレットを紛失したり削除したりしても、シードフレーズがあれば以前の状態に復元できます。 シードフレーズの保管には細心の注意を払う必要があります。 なくしてしまうとウォレットのリカバリーは不可能です。また、誰かに知られてしまうとウォレットを自由に使われるリスクを抱えることになります。 取引時は必ずガス代を確認する NFTを取引するときには、NFTの売買価格以外にネットワークに支払うガス代がかかります。 常に一定の金額ではなくネットワークの込み具合によって変動するので、ガス代が高い時期に取引を行うと、NFTの買値に加えて想定以上のコストがかかることになります。 NFTの取引時には、取引を確定する前にガス代がいくらかかるのかを必ず確認しましょう。 またネットワークの状況を確認し、ガス代が比較的安い時を狙って取引を行うことも重要です。 >>イーサリアムのガス代の状況を確認するにはこちら イーサリアムの価格に敏感になる OpenSea ProでNFTを売買する際に使用する暗号資産はイーサリアムです。OpenSea Pro上では、NFTの取引価格やガス代はすべてETHの単位で表示されています。 しかし、法定通貨に対するイーサリアムの価値は日々大きく変動するので、ETH単位での値段が変わっていないNFTでも、法定通貨に換算した場合の価値が大きく変動していることも多くあります。 OpenSea ProでNFTを取引する場合には、イーサリアムの価格に常に目を配っておくことが必要です。 まとめ この記事ではOpenSea Proの使い方について解説しました。操作画面の画像を交えて順を追って説明したので、しっかりイメージできましたよね。 OpenSea Proは、たくさんあるNFTマーケットプレイスを集約したアグリゲーターです。 OpenSea Proにアクセスするだけで、さまざまなマーケットプレイスに出品されているNFTを比較検討して最良の取引ができます。 まとめ買いなどの機能を使いこなせばガス代も節約できるので、NFTをトレードする機会の多い人にはとても便利ですね。
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2023/06/17相互運用性プロトコル「LayerZero(レイヤーゼロ)」とは?特徴や使い方を解説
LayerZero(レイヤーゼロ)は、ブロックチェーンの相互運用性を確保するプロジェクトの1つです。 これまでの相互運用性を確保する上でデメリットになっていた課題を、解決する存在として注目されています。 LayerZeroは、複数の資金調達を実施しており、直近では30億ドルの評価で1.2億ドルの資金調達にも成功しました。 この記事では、そんなLayerZeroについて以下の観点から解説しています。 この記事のまとめ ・LayerZeroは相互運用性に焦点を当てている ・さまざまな課題を解決 ・トラストレスで多種多様なチェーンに展開可能 ・オラクルとリレイヤーを中間に設置 ・他の類似プロジェクトと比較しても利点を持つ LayerZeroとは?=ブロックチェーン間の相互運用性に特化したプロトコル Layer Zeroは、ブロックチェーン間の相互運用性に特化したプロトコルです。 現在、多数のブロックチェーンが乱立しており、各ブロックチェーンにさまざまなアプリケーションが構築されています。 その一方で、各ブロックチェーン間のやり取り(トークンの転送、クロスチェーン取引など)を可能にする手段は限られており、利用者サイドにもさまざまなデメリットが生じています。 そのため、さまざまな角度からの相互運用性への取り組みが存在していますが、各ソリューション・機能にはいくつかのデメリットが存在しています。 上記のような課題を解決するために、LayerZeroは開発されました。 オラクル、リレイヤー、エンドポイントといった主要な機能を用いて、ブロックチェーン間のやり取りをスムーズにします。 https://twitter.com/LayerZero_Labs/status/1643238493714280455?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1643238493714280455%7Ctwgr%5E776635bb5be119e74a1224ce2e0a5984324f9625%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.neweconomy.jp%2Fposts%2F307430 LayerZeroを開発するLayer Zero Labは、2023年4月にa16z cryptoなど著名な複数のVCから1.2億ドルの資金調達に成功しており、30億ドルの評価も受けています。 LayerZeroを利用した開発や、統合したプロダクトもいくつか確認でき、注目されているプロジェクトの1つになっています。 LayerZeroの特徴 これから、LayerZeroのかんたんな特徴について、以下のポイントから解説していきます。 ・チェーン間のシンプルなやり取り ・各チェーンへ展開できる汎用性 ・トラストレスな転送 LayerZeroの特別なポイントを押さえていきましょう。 チェーン間のシンプルな転送・取引 LayerZeroでは、ブロックチェーン間でシンプルな転送・やり取りが可能です。 ブロックチェーン間で、データやトークンの転送を行う方法はすでにいくつか存在していますが、その多くが複雑だったり、リスクがあったり、コストが掛かったりすることが多いです。 これは、各ブロックチェーン間でルールやさまざまな規格が異なることによって発生しています。 LayerZeroではオラクル、リレイヤーという2つの要素のみをブロックチェーン間の中間に置くことでシンプルな転送を可能にし、複雑性やリスク・コストの軽減などを実現します。 各チェーンへ展開できる汎用性 LayerZeroは、各チェーンに対して容易に展開できます。 LayerZeroの枠組みを利用して、各チェーンを接続するにはいくつかの機能・技術を各ブロックチェーンで開発する必要性はあるものの、さまざまなチェーンへの展開が比較的容易です。 例えば、EVM、非EVM、Ethereum系のサイドチェーンやロールアップにも展開可能です。 実際に、すでにLayer Zeroでは、以下のような多数のブロックチェーンで対応してます。 Ethereum BNB Chain Avalanche Aptos Polygon 主要なEthereum系のロールアップ (あくまで一例であり、この他にも多数のブロックチェーンに対応) また、今後も多数のブロックチェーンに対応していく旨が明らかにされています。 トラストレスな転送・取引 Layer Zeroでは、トラストレスな転送・取引が可能になります。 現状、利便性やコストを重視すると、ブロックチェーン間のトラストレスな転送は難しいです。 例えば、CEX(中央集権的な取引所)を利用する場合、CEXへのトラスト(信頼)が必要になります。 オンチェーンのプラットフォーム、ソリューションを利用する場合は軽減できるものの、依然としてコストが増えたり、複数のリスクを抱えることになります。 LayerZeroにおいて、各ブロックチェーン間に存在するのはリレイヤーとオラクルのみであり、各々は独立していることで整合性が保たれています。 LayerZeroの核となる機能や仕組み これから、Layer Zeroの特徴を実現している核となる機能・仕組みについて、以下のポイントから解説していきます。 ・エンドポイント ・オラクル ・リレイヤー ・一連の流れ ・オラクル・リレイヤーンに対する懸念 LayerZeroの仕組みと、実際にトランザクションが処理されていく過程をチェックしていきましょう。 エンドポイント LayerZeroにおけるエンドポイント(Endpoint)は、各ブロックチェーンで展開している情報の送受信や検証を行う部分です。 具体的には、後述するオラクルとリレイヤーが送信してきた情報を処理して、利用者に反映させる役割を担います。 エンドポイントが存在することで、トランザクションが有効なものであるということを各ブロックチェーンで確認でき、反映させることが可能です。 エンドポイントには、いくつかの要素がありますが、その中でもCommunicator・Validator・Networkという要素が、トランザクションを処理するまでの過程で主要なものになります。 何らかのリクエストが送信された場合、非常に簡素的に解説すると、概ね以下のような順番でエンドポイントにおいて段階的に処理されていきます。 Communicator Validator Network (上記は送信元の順番。送信先では上記の逆から段階的に処理される) 上記の過程で処理されたものが直接利用者に反映されていくため、エンドポイントは各ブロックチェーンに存在する利用者に最も近い要素です。 オラクル Layer Zeroのオラクルは、送信元のチェーンから必要な情報の一部を読み取り、送信先のチェーンに送信する役割を担います。 具体的には、送信元エンドポイントから受け取ったデータと送信元のチェーンから読み取ったブロックヘッダーを、送信先のチェーンに送信します。 上記の過程は後述するリレイヤーとは独立して、実行されます。 オラクルはデフォルトのものを使用することで構築する必要はありませんが、独自に構築していくことも可能です。 リレイヤー リレイヤーについても、送信元のチェーンから必要な情報を一部読み取り、送信先のチェーンに送信します。 リレイヤーは、送信元のチェーンから処理されるトランザクションのプルーフを読み取り、送信先のエンドポイントから受け取ったブロックヘッダを元に対応するプルーフを送信先に返します。 その後、受け取ったブロックヘッダとプルーフを元に、送信元から送られた情報の有効性が送信先のエンドポイントにて検証されます。 こちらも、デフォルトではLayerZeroによる提供されるリレイヤーを使用可能ですが、独自のリレイヤーを構築することが可能です。 一連の流れ 上記を踏まえた上で、Layer Zeroの全体的なトランザクションが処理されるまでの流れを解説します。 送信元のチェーンから送信したい情報が、送信元のエンドポイントに対してリクエスト 送信元のエンドポイントとチェーンがリレイヤーとオラクルに複数の情報を送信 その中でも重要なブロックヘッダーはオラクルに、プルーフはリレイヤーが独立して受信 オラクルから送信先エンドポイントにブロックヘッダーを送信 送信先エンドポイントからブロックヘッダーがリレイヤーへ リレイヤーは対応するブロックヘッダと情報を送信先エンドポイントへ 送信先エンドポイントが内容を検証し、送信先にて反映 LayerZeroではリレイヤーとオラクルは独立しているという前提のもと、送信先エンドポイントにて「リレイヤーとオラクル間の情報に矛盾は無い」とチェックできることで、トランザクションの有効性を確保できます。 そのため、Layer Zeroにおいては各エンドポイントにおける処理と反映、そしてリレイヤーとオラクルの独立性が守られているというのが核になります。 オラクルとリレイヤーに対する懸念 前述したとおり、LayerZeroでは、オラクルとリレイヤーの独立性が守られていることが重要です。 仮にオラクルとリレイヤーの独立性が守られていない場合、有効ではない(悪意のある)ものが処理されてしまう可能性があります。具体的には、オラクルとリレイヤーが結託・共謀することで、有効ではないものに対しても、プルーフとブロックヘッダーの2つが矛盾しないものを送信可能となってしまいます。 しかし、この場合でも、他のクロスチェーンのソリューションと比較すると、上記リスクは(前提として発生しにくいもので、仮に、不正が発生したとしても、あくまで不正が発生したリレイヤーとオラクルを利用する主体に被害は限られる可能性が高いです。 一方で、これまでのソリューションでは、中間に位置する何らかの主体に対して問題があった場合、プロダクトやソリューション全体に影響が出る可能性がありました。 これらの点を考慮すると、LayerZeroには依然としてメリットがあるといえるでしょう。 LayerZeroと他のプロジェクトとの比較 LayerZeroのように相互運用性を実現するためのソリューション、プロジェクトはいくつか存在しています。 これから、LayerZeroのホワイトペーパーで触れられているものからピックアップして、以下の3点から解説していきます。 ・Thorchainなどとの比較 ・Polkadotとの比較 ・Cosmosとの比較 LayerZeroと他のプロジェクトの違いを押さえていきましょう。 Thorchainなどとの比較 Thorchainでは、各ブロックチェーン間の取引に各ブロックチェーンのトークンと結合したRUNEを用いります。 RUNEを用いることで、各通貨ごとに流動性のプールを作成する必要がなくなり、通貨ペアが増えていくごとに大量に必要になる流動性のプールを不要にします。 一方で、RUNEを活用するThorchainのようなソリューションでは、取引が複雑になり処理に過剰なリソースが必要です。 LayerZeroでは、前述したような技術で、中間にトークンを必要としません。 Polkadotとの比較 Polkadotでは、中心となるリレーチェーンに各パラチェーンが接続され、各パラチェーン同士の相互運用性が確保されています。 リレーチェーンが中間に存在することで、さまざまな情報のやり取りが可能になりますが、リレーチェーンを使用することで追加のコストが発生します。 LayerZeroでは、リレーチェーンのようなブロックチェーンを置く必要はなく、コストの発生を防ぐことが可能です。 Cosmosとの比較 Cosmosのエコシステムでは、IBCに対応したブロックチェーンは全て接続することが可能です。 IBCに対応したブロックチェーンであれば、相互運用性を容易に確保可能です。 その一方で、IBCに対応していない場合は、接続することはできません。(また、IBCに対応にはいくつかの条件が存在しており、ブロックチェーンの種類によっては対応へのハードルが高い) LayerZeroでは拡張可能な余地が残されており、IBCほどのハードルはありません。 LayerZeroの使い方 LayerZeroを利用したアプリケーション、プロトコルについて気になった方もいるかも知れません。 一例として、LayerZeroを利用した代表的なプロトコルであるStargateがあります。 Stargateでは、複数のブロックチェーンを介した取引・ファーミングに対応しており、さまざまな用途で利用が可能です。 これから、そんなStargateのベーシックな機能の使い方について以下のポイントから解説していきます。 ・Stargateに接続 ・Stargateで転送 ・Stargateで流動性の提供 Stargateの基本的な使い方をマスターしていきましょう。 Stargateに接続 Stargateへアクセスし「Connect Wallet」へ ウォレットを選択し接続へ 上記の手順で、Stargateとウォレットの接続が完了します。 Stargateで転送 画面上部の「Transfer」へ トークン、ネットワーク、金額などを設定し「Transfer」へ StargateのTransferでは、各ブロックチェーン間のトークンの1対1の交換が可能です。 取引手数料はSTGトークンの場合無料、STGではない場合は0.6%かかってきます。 また、プールの状況によってリバランス料金というものが発生することがあります。(プール内のトークンの需給バランスに応じて変化) Stargateで流動性の提供 上部の「Pool」から任意のプールを選択 金額などを指定し、流動性の追加を行う Stargateでは、予め設定されている各ペアの流動性の提供に伴って報酬を獲得できます。 流動性の提供を行うとLPトークンが配布され、プール内の比率に伴って発生した手数料を獲得可能です。 LPトークンを返却することで、資金を取り戻すこともできます。 まとめ この記事では、LayerZeroについてさまざまな面から解説しました。 LayerZeroは対応するチェーンを積極的に増加させており、著名なプロトコルとの統合なども確認できます。 重要なキーワードになっている相互運用性を確保する代表的なプロジェクトなので、今後も注目していきたい存在と言えるでしょう。
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2023/06/07データ分析でWeb3ゲームの成長を革新する: MCH Verseのケーススタディ
MCH Verseとは? MCH Verseは、Optimistic Rollupを搭載し、Oasysと呼ばれるゲーム専用ブロックチェーン上に構築されたレイヤー2ブロックチェーンです。 MCH Verseのメインゲームは、2018年にリリースされたEthereum、Polygon、MCH Verse,で構築されたマルチプレイヤーロールプレイングゲーム、My Crypto Heroesです。 Footprint Analyticsは最近、MCH VerseのCOOであるYamatoとTwitterスペースを開催し、ゲームとデータメトリクスにおいてフォーカスすべきポイントについて話し合いました。また、彼らのプロジェクトに関するエキサイティングな最新情報も提供されました。詳細については、Twitterスレッド(英文)をご覧いただくか、こちらの記事をご覧ください。 ゲームのメカニズム MCHでは、ヒーロー、エクステンション、ランドセクター、アチーブメントの4種類のNFTを導入しており、それぞれがゲームのメカニズムに重要な役割を担っています。 MCHのヒーローは、織田信長、劉備、クレオパトラ、ジョーン・オブ・アークなど、主に歴史上の人物で構成されています。NFTであるオリジナルヒーローは、購入、コレクション、販売によって手に入れることができ、その入手方法はレアリティによって異なります。一方、エクステンションは、ヒーローが基本的なアクティブスキルを強化するために装備する武器です。ヒーローもエクステンションも、レプリカ(NFTではない)バージョンとオリジナルのNFTがあります。 MCHはまた、他のソーシャルネットワークゲームにおけるギルドやクランに例えられるような、9つの個性的な土地を備えています。ランドセクターを所有することはMCHをプレイする上で必須ではありませんが、所有することでロード報酬などの特典を受けることができるなど、いくつかのメリットがあります。 NFTの「実績」は、2023年5月に新たにリリースされたもので、ゲーム内の実績に応じて発行することができ、大きく分けて2種類あります: "ピース "と "トロフィー "です。ゲーム内での成績を記録するもので、今後の活用が期待されます。 4種類のNFTを知った上で、このゲームの様々な遊び方を知っておく必要があります。 マイクリプトヒーローズ(MCH)では、江戸時代の職業分類【士農工商】に由来する【士・農・芸・商】にプレイスタイルが分類されています。 MCHには、PvP(Player vs Player)やGvG(Guild vs Guild)といった多彩なバトルモードがあり、プレイヤーは熱いバトルを繰り広げることができます。 MCHの農民は、クエストを通じて貴重な報酬を得ることができ、特にノードと交流することで報酬を得ることができます。ノードは、3人のヒーローで構成されるチームが活動し、Crypto Energy(CE)を獲得できる場所として機能します。プレイヤーはチェストからレプリカのエクステンションと「マテリアル」を入手できます。マテリアルは、プレイヤーがエクステンションをクラフトして、ゲーム内の経験値を得るためのものです。ちなみにMaterialはオフチェーンのアイテムで、Uniswap V3のオフチェーンフォークであるLabで取引可能です。マテリアルとLabは、将来的にオンチェーンに実装される予定です。 アーティストは通常、ユニークなヒーローのアートワークを作成し、ゲーム内通貨で販売します。彼らは通常、異なるアートスタイルでヒーローの外観をカスタマイズします。商人は、NFTを積極的に取引することで、ゲーム経済において重要な役割を担っています。NFTを売買して利益を最大化し、ダイナミックな市場に貢献します。 これらの異なるゲームプレイスタイルは、プレイヤーにMCHの世界に没入するための多様で魅力的な方法を提供し、さまざまな興味や好みに対応することができます。 ビジョン MCH Verseの究極のビジョンは、ゲームベンチャーに投資された時間、お金、情熱が、かけがえのない資産に変わるような、特別なエコシステムを構築することです。これらの資産は、MCHC(MCHコイン)やNFT(Non-Fungibleトークン)の有形価値だけでなく、ブロックチェーンの取引履歴に埋め込まれた魅力的なストーリーや記憶も含み、通常の富の領域を超越したものである。 MCH Verseの壮大なタペストリーでは、仮想の土地とプレイヤーが主役となり、ゲームの魔法が資産の成長と繁栄に絡む自立した経済圏を作り出します。 MCHは、ゲームが非日常の旅となる冒険へプレイヤーを誘います。プレイヤーは、ゲームに没頭し、MCH Verseの歴史に自分の物語を刻むことができるのです。 マイルストーン My Crypto Heroes(MCH)は、2018年11月にEthereumで最初にローンチして以来、長い道のりを歩んできました。この4年間で、このゲームは技術レベルとビジネスレベルの両方で大きな進歩を遂げました。 MCHはEthereumでスタートしましたが、すぐにPolygonに拡張し、より柔軟性と拡張性を獲得し、ユーザーのゲーム体験を向上させました。 2020年10月、MCHはネイティブトークンであるMCH Coinをリリースし、大きな一歩を踏み出しました。MCH Coinのリリースは、ゲーム内でより多くの報酬とインセンティブを提供することで、新規および既存のプレイヤーを引き付けることを目的としていました。このトークンは、ゲームの経済を豊かにし、その持続可能性に貢献しました。 最大のマイルストーンは、2022年2月にMCH Verseをリリースしたことです。MCH Verseは、ゲームが独自のエコシステムとコミュニティを構築することを可能にしました。Verse Layerと呼ばれるレイヤー2のソリューションにより、MCH Verseは拡張性を実現し、より高度なゲームメカニクスを可能にしました。第2段階では、MCH VerseはHub Layerとの接続に成功し、レイヤー間のアセットの相互運用性を確保しました。 より柔軟なネットワークの選択から、ネイティブトークンのリリース、独自のエコシステムの構築まで、MCHは大きな進歩を遂げました。MCHのプレイヤーやサポーターは、ゲームが限界に挑戦し続けることで、さらに魅力的な体験ができることを期待しています。 ゲームの成長を後押しするデータの活用法(チェックするデータの種類とその活用法について) Web3ゲームの世界では、データは、ゲームプレイやプレイヤー体験、ゲーム全体の進化の強化に貢献する貴重な洞察と利点を提供します。様々な種類のデータを分析することで、Web3ゲームの開発者やマーケティング担当者は、情報に基づいた意思決定を行い、ゲームの仕組みを最適化し、ゲームの成長を促進させることができます。 重要なサインを監視する: ゲームの健康状態をデータで把握する方法 Web3ゲームの領域では、健全でバランスの取れたエコシステムを維持することが最も重要です。ゲームを成功させるためには、ゲーム概要、NFT、ソーシャルデータなど、さまざまな指標を綿密に監視することが重要です。 ゲームの概要 ユーザー、リテンション、取引 ゲームそのものに関して言えば、Web3の世界ではユーザー関連のデータが中心的な役割を果たします。ユーザーはエコシステムに直接影響を与え、デジタル資産の価格のような取引データを押し上げることができます。 [caption id="attachment_93767" align="aligncenter" width="921"] MCHアクティブユーザー数・新規ユーザー数・総ユーザー数[/caption] [caption id="attachment_93769" align="aligncenter" width="919"] MCHアクティブユーザー数推移[/caption] DAU、MAUなどのユーザー指標を追跡することで、web3プロジェクトは実際にどれだけの人がゲームをプレイしているかを測定し、ユーザー獲得効率について詳しく知ることができます。 さらに、このユーザーデータをもとに、オンボードファネルレートとリテンション/チャーンレートを分析することになります。 オンボードファネルレートは、ユーザー獲得効率の指標となり、最初のサインアップからアクティブなエンゲージメントまでのコンバージョンを表します。この指標を分析することで、ゲーム開発者はオンボーディングプロセスの有効性について貴重な洞察を得ることができ、改善すべき領域を特定することができます。 リテンションとチャーンレートの指標は、ユーザーのエンゲージメントと、長期にわたってプレイヤーを維持するゲームの能力を直接反映するものです。これらの指標を詳細に分析することで、開発者はプレイヤーの定着や離脱に影響を与えるパターンや要因を特定することができます。この貴重な情報により、プレイヤー体験を向上させ、プレイヤーの長期的な価値を高め、プレイヤーの減少を最小限に抑えるための的を絞った対策を実施することができます。 ユーザー指標も重要ですが、同時に取引データにも注目することが同様に重要です。ユーザーはエコシステムに影響を与え、デジタル資産の価格に直接影響する取引データに影響を与える能力を持っています。 [caption id="attachment_93771" align="aligncenter" width="800"] MCHデイリートランザクション[/caption] トークン価格や流動性といった取引指標を追跡することで、参加者は資産の価値を測り、情報に基づいた取引の意思決定を行うことができます。トークン価格は需要と供給のダイナミクスを反映し、流動性はスムーズな取引を保証し、資産交換時の価格スリッページを最小限に抑えます。 NFTの概要: 価格、保有者・販売者、利益 NFTの価格、保有者、販売者などの指標を追跡することは、健全なゲームエコシステムを維持するために不可欠です。NFTはゲームプレイに使用される重要な資産であるため、NFTの価格が安定していれば、システム全体がより安定した状態にあることを意味するのです。 [caption id="attachment_93777" align="aligncenter" width="800"] MCH NFTデータ[/caption] また、NFT保有者と販売者の数の動的な変動もNFTの価格に直接影響を与えます。これらの指標を監視することで、ゲーム開発者はNFTの需給ダイナミクスを把握することができ、情報に基づいた意思決定を行い、バランスのとれた繁栄する経済を確保するために必要な行動を取ることができます。 NFTの利益は、これらの資産の価値と望ましさを評価するために不可欠です。これらの指標を分析することで、市場内におけるNFTの全体的な価値と望ましさを評価することができます。 [caption id="attachment_93779" align="aligncenter" width="815"] MCH プレイヤー収益[/caption] NFT資産が強い価値を持ち、希少で望ましいと認識された場合、プレイヤーはそれを貴重なデジタル資産と見なします。このような認識は持続的な需要を促進し、NFTベースの経済の健全化に寄与し、プレイヤーがNFTの取引、購入、活用に積極的に取り組むエコシステムを育みます。 プレイヤーにとって利益分析は、ゲーム内の上位入賞者のパフォーマンスを追跡することができ、戦略的意思決定のための貴重な情報を提供します。様々なゲーム要素や戦略の収益性を理解することで、プレイヤーはゲームプレイを最適化し、有利な機会を特定し、ゲーム内で収益を最大化することができます。 開発者にとっても、利益分析は成長機会を特定するための羅針盤の役割を果たします。収益源と収益性を分析することで、開発者はマネタイズの強化、新機能やコンテンツの導入、パートナーシップやコラボレーションの可能性を模索し、さらなる収益を上げることができる領域を発見することができます。 ソーシャルデータ: Twitter、Discord、市場センチメント ソーシャルデータとしては、特にTwitter、Discord、そしてそれらが反映された市場センチメントに注目することができます。 [caption id="attachment_93783" align="aligncenter" width="800"] MCH Twitterアクティビティ[/caption] ソーシャルデータは、ゲームコミュニティにおけるユーザーの行動、好み、エンゲージメントパターンを理解する上で極めて重要なものです。公式ツイートやアナウンスのパフォーマンスを分析することで、開発者は、何がプレイヤーの共感を呼び、興味を引くのかについて貴重な知見を得ることができます。 こうした洞察は、高いエンゲージメントを生み出し、プレイヤーの注目を集める人気のコンテンツ、ゲームの機能、またはイベントを特定するのに役立ちます。ソーシャルデータを活用することで、ゲーム開発者はゲーム体験を調整し、魅力的なコンテンツを作成し、活気あるコミュニティを育成することができます。プレイヤーのゲームへの関わり方、好み、好みのコンテンツを理解することで、開発者はよりパーソナライズされた魅力的な体験を提供し、より強いコミュニティ意識を育み、プレイヤー全体の満足度を向上させることができます。 透明性で信頼を築く: コミュニティーのためのデータダッシュボード ゲームの優れたダッシュボードは、プレイヤーがリアルタイムでゲームのパフォーマンスを監視・分析できる包括的な情報ハブとして機能します。プレイヤーは、ゲーム開発者やプレイヤーが作成したデータダッシュボードを通じて、ゲーム資産、取引、レアリティレベル、その他の関連統計に関するデータにアクセスすることができます。 コミュニティ・ダッシュボードは、メンバーがコミュニティの証人を活用し、さまざまな側面からゲーム戦略を導くためのダッシュボードを構築するのに役立ちます。このような透明性と包括性により、潜在的なプレイヤーとの信頼関係を築き、質の高い参加者を集めることができます。透明性は、ゲームの開発や改善の方向性を決定する際にプレイヤーが発言することで、コミュニティ内での所有感や帰属意識を育みます。 プレーヤーをエンパワーする: 戦略最適化のためのデータツール オンチェーンデータと組み合わせることで、戦略を最適化するための分析も可能になります。オンチェーンデータを活用し、ヒーローの採用率、組み合わせ、勝率、土地ごとのチーム傾向などのインサイトを活用することで、プレイヤーは戦略を最適化し、勝利の可能性を最大化することができます。 [caption id="attachment_93784" align="alignnone" width="927"] MCH ヒーローのスタッツ[/caption] PvP戦闘におけるヒーローの採用率を分析することで、ヒーローの人気と効果に関する重要なインサイトを得ることができます。どのヒーローが人気でよく使われているかを理解することで、プレイヤーは自分のヒーローチームを作る際に十分な情報を得た上で判断することができます。 [caption id="attachment_93785" align="alignnone" width="926"] MCH 最も勝率が高いチーム[/caption] ヒーローの組み合わせも、チームの強さと有効性を決定する重要な要素です。特定のヒーローの組み合わせのパフォーマンスや勝率を調べることで、プレイヤーは相乗効果やカウンター、最適な戦略を見出すことができます。例えば、最強のヒーローの一人であるアルバート・アインシュタインと相性の良いヒーローを理解することで、プレイヤーは各ヒーローのユニークな能力と強みを生かした強力でまとまりのあるチームを作ることができます。 エクステンションNFTは、ヒーローのアクティブスキルを変更し、その能力を強化する重要な役割を担っています。さまざまなエクステンションNFTの採用率を分析することで、メタを把握し、プレイヤーがヒーローに最も効果的なエクステンションを選択するのに役立てることができます。このデータを利用することで、プレイヤーはヒーローのビルドを最適化し、バトルで優位に立つことができます。 バランスを保つ: データから読み解く運用の変化 ゲームのバランスを維持することは、プレイヤーに魅力的で楽しい体験を提供するために不可欠です。このバランスを達成・維持するための運用変更を導く上で、データ主導の洞察は重要な役割を果たします。データを活用することで、ゲーム開発者は、ゲームのさまざまな側面を調整し、微調整するために、情報に基づいた決定を下すことができます。 特にNFTの二次取引に関連して、PvPバトルにおけるヒーローの採用率を分析することが重要な分野の一つです。ヒーローの使用状況を注意深く観察することで、開発者は特定のヒーローの人気と需要を示す傾向やパターンを特定できます。この情報は、ゲーム内のすべてのヒーローがゲームのエコシステムにおいて等しく実行可能で価値があることを保証し、ユーザーにとって公平で多様なゲームプレイ体験を促進するのに役立ちます。 ヒーローの使い方に多様性を持たせることは、ゲームの寿命を延ばし、NFTの流動性を高めることにつながります。 [caption id="attachment_93786" align="aligncenter" width="800"] MCH 最初に攻撃を行ったチームとそうでないチームの出現頻度と勝率[/caption] ファーストアタックとセカンドアタック(最初に攻撃を行うヒーローを含むチーム)のパワーのバランスも重要な検討事項です。データ分析を通じて、開発者はさまざまな攻撃能力の有効性と影響を評価することができます。MCHチームは、ユーザーがダッシュボードを活用して効果的な取引戦略を策定し、取引活動を促進することを期待しています。 [caption id="attachment_93787" align="alignnone" width="934"] MCH ヒーロー使用率トップ10[/caption] データの可視化は、プレイヤーの戦闘戦略や取引戦略の策定を可能にするため、ブロックチェーンゲームプロジェクトの成功に欠かせない要素です。リアルタイムの市場データと分析を提供することで、全体的なゲームプレイ体験を高めるだけでなく、ゲームの経済を活性化させ、ユーザーのエンゲージメントとリテンションを促進します。ブロックチェーンゲームプロジェクトの最終的な目標は、ユーザーが公平で競争力のある環境に参加し、その努力の成果を享受できる、持続可能で繁栄するエコシステムを構築することです。 ゲームの先へ: ゲーミングインサイトのためのデータ解析の課題を明らかにする Web3ゲームにおける手動データ収集の複雑さを理解する Web3ゲームにおけるデータ収集は、複雑で多面的なプロセスであり、クラウドサーバー、Google Analytics、MCHノードなどのソースを含む複数のソースから情報を収集することがよくあります。これらのソースからデータを統合することは、データが互換性のないフォーマットである可能性があり、データを集約し正規化するための調整が必要となるため、困難な場合があります。 収集と統合のプロセスは、時間がかかり、自動化が難しく、人為的なミスが発生しやすくなります。 膨大な量のデータを処理することでデータの力を引き出す Web3ゲームにおけるデータ分析は、デュエルログのような重要な要素など、何百万もの生データを含む膨大な量のデータを扱い、処理する必要があるため、困難な課題となっています。データ分析では、分析技術やアルゴリズムを適用して、データから貴重なパターン、傾向、相関関係を抽出します。 また、効果的なエラー検出と調査には、生データの保存が不可欠です。オリジナルデータを保存することで、アナリストは徹底的な調査を行い、ゲームの公平性やユーザー体験に影響を与える可能性のある異常、不具合、矛盾を特定することができます。このような綿密なアプローチにより、包括的なバグ検出が可能になり、開発チームは問題に迅速に対処し、ゲームの整合性を高いレベルで維持することができるようになります。 Footprint Growth Analyticsによるブロックチェーンゲームのマーケティング予算の最適化 データに秘められた可能性を引き出すには、高度な分析手法とアルゴリズムを適用する必要があります。データサイエンティストやアナリストは、洗練された手法でデータをクレンジングし、変換し、分析します。 Footprint Growth Analytics(FGA)は、データをインデックス化し、マーケティング予算の最適化に役立てることができます。 Footprintは、ブロックチェーンゲームプロジェクトに、オンチェーンおよびオフチェーンデータをインデックス化して分析する包括的なソリューションを提供します。何百もの外部データソースと統合することで、FGAの自動データパイプラインは、ユーザー行動と市場動向の包括的なビューを開発者に提供します。 データのインデックス作成自体のコストを削減するだけでなく、FGAのデータ駆動型アプローチは、ブロックチェーンゲームプロジェクトがマーケティング予算を最適化し、成功を促進するのに役立ちます。コホート機能により、開発者は行動や嗜好に基づいてユーザーをセグメント化し、マーケティング戦略や製品機能を調整するために使用できるユーザー行動に関する貴重な洞察を提供することができます。コミュニティツールは、ゲーマー間のコラボレーションを促進し、開発者はユーザー生成コンテンツや口コミマーケティングを活用してプロジェクトを推進することができます。 著者:[email protected] Footprint Communityは、世界中のデータ愛好家やクリプト愛好家が、Web3、メタバース、DeFi、GameFi、その他ブロックチェーンの発展途上の世界に関する理解を深め、洞察を深めるための場所です。ここでは、活発で多様な声がお互いを支え合い、コミュニティを前進させることができるのです。 Footprint ウェブサイト: https://www.footprint.network Discord: https://discord.gg/3HYaR6USM7 Twitter: https://twitter.com/Footprint_Data
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2023/06/06キャプテン翼RivalsでTSUGTが獲得できる新キャンペーンが開始!
キャプテン翼 Rivalsで、TSUGTキャンペーンが期間限定で開催されます。 ミッションをクリアすると合計4,500 $TSUGT(6/6時点で23,000円相当)を獲得できます。 キャンペーンは2023年6月7日から9月6日まで行われます。 https://twitter.com/TsubasaRivalsJA/status/1665639988451500032?s=20 キャンペーン概要 期間:2023年6月7日(水) 9:00〜 2023年9月6日(水)23:59 報酬:MAX4500TSUGT(6/5時点で27000円相当) 条件:PVEとPVPミッションクリア 報酬内訳 PVEミッション 中学生編 全ステージクリア 200TSUGT Jrユース編 全ステージクリア 800TSUGT ワールドユース編 全ステージクリア 1,000TSUGT PVPミッション ライバルスピース 3回コンプ 1,000TSUGT ライバルスピース 10回コンプ 1,500TSUGT POINT 期間中にステージクリアが必要(既にクリアしてても再クリア必要) 各ステージ3ターン勝利が必要(2ターン勝利ではクリアにならない) 獲得TSUGTはスペンディングから送金できない 新キャンペーンの難易度はどのくらい? キャンペーン概要だけだとTSUGTを獲得する難易度がどれほどか分かりづらいかと思います。 キャンペーンに必要な戦力は以下の通りとなります。 PVE:選手3体以上と、コマンド合計16500以上の選手1体 PVP:RP5000以上の選手3体 最低9体のNFTが必要なワールドユース編がもっともハードルが高いですね。 PVPの10回コンプは時間がかかるため出来るだけ早めに始めることをおすすめします。 実際に筆者はキャプテン翼Rivalsを始めてちょうど1ヶ月ほど経ちましたが、PVP10回コンプ以外は達成できている状況です(改めてクリアしなければなりませんが。) 今回の新キャンペーンは3ヶ月とかなり長い期間設けられているため、恐らく1~2ヶ月もあればクリアできる内容かと思います。 ぜひ、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。 公式サイト:https://tsubasa-rivals.com/ja/ Twitter:https://twitter.com/TsubasaRivalsJA discord:https://discord.com/invite/captain-tsubasa-rivals
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2023/06/04NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も
この記事では、近年新たに注目を集めてきたNFTマーケットプレイス兼アグリゲーターサービスであるBlurについて解説しています。 この記事のポイント Blurは2022年にローンチされたNFTマーケットプレイス兼アグリゲーターサービス 手数料0%、最高水準の処理速度、BLURトークンのエアドロップなどの特徴があり、OpenSeaの取引ボリュームを上回るなど注目を集めてきた 機能や操作方法など、具体的な使い方を画像付きで解説 Blurの概要 画像:Blur 名称 Blur サービス NFTマーケットプレイス/アグリゲーター 対応チェーン Ethereum (ETH) ウェブサイト https://blur.io/ Twitter https://twitter.com/blur_io Discord https://discord.com/invite/blurdao Blurは2022年にローンチされたNFTマーケットプレイス兼アグリゲーターサービスで、2022年3月にParadigmが主導するシードラウンドにて1,100万ドルの調達に成功したことで注目を浴びました。 同年10月の正式ローンチから数日後には過去24時間の取引ボリューム1位を記録し、その後12月には取引ボリュームにおいてOpenSeaを上回ったことが発表され、大きな注目を集めてきました。 その後もBid機能の公開や、BLURトークンのローンチとエアドロップなど、注目のアップデートが続いています。 Blurの3つの特徴 画像:Blur 注目を集めるBlurの主な特徴を3つご紹介します。 ① 手数料0% 主要なNFTマーケットプレイスでは取引手数料がかかる一方、Blurの手数料は0%になっています。 また、手数料だけでなくガス代を抑えることもでき、入札とその取り消しの際にガス代は不要で、一括購入によりガス代の節約が可能です。 NFTの売買を行うトレーダーにとってはこのようなコストを削減できるのは大きな魅力ですね。 主要なNFTマーケットプレイスの手数料の比較 Blur 0% OpenSea 2.5% LooksRare 2.0% X2Y2 0.5% ② 最高水準の処理速度 Blurのウェブサイト上では「最速のNFTマーケットプレイス」と謳われています。 また、一括購入機能の実装により、他サービスよりも10倍速い取引が可能との説明もあります。 取引処理や情報更新などの速度が速いことは、とくに多くの売買を行うトレーダーにとっては魅力になりそうです。 ③ BLURトークンのエアドロップ シーズン1と称されたエアドロップでは総計3.6億のBLURが配布され、こちらも多くのユーザーを呼び込む要因となりました。 すでにシーズン2が開始しており、ビッディング/リスティング/レンディング等によって獲得できるポイント数に応じて総計3億ほどが配布される予定のようです。 Blurの使い方 画像:Blur ここからはBlurの使い方について、以下の通り順を追って解説していきます。 事前準備 ウォレットを接続する 購入したいNFTを探す NFTを購入する 入札 (Bid) する スイープ (Sweep) で一括購入する NFTを出品する エアドロップ (AIRDROP) 設定 事前準備 Blurを利用する前に以下の事前準備を完了しておきましょう。 事前準備 ① ウォレットの用意 (メタマスクがおすすめ) ② イーサリアム (ETH) の購入 ③ 購入したETHをウォレットに送金 ウォレットの準備がまだという場合は、以下の記事でメタマスクの始め方を解説しています。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 また、イーサリアム (ETH) の購入について不安がある方は以下を参考にしてみてください。 イーサリアム(ETH)を購入するのにおすすめの取引所TOP3! ウォレットを接続する 事前準備が完了していたら、さっそくBlurとウォレットの接続からはじめましょう。 まずはBlurのウェブサイト (https://blur.io/) にアクセスし、右上の「CONNECT WALLET」をクリックします。 表示される選択肢から接続したいウォレットをクリックします。(今回はメタマスクで進めます) ウォレット側で接続の認証を終え、画面右上に接続済みのウォレットが表示されていれば完了です。 購入したいNFTを探す 購入したいNFTを探すときは、まずはトップ画面左上のタブから「COLLECTIONS」をクリックしてみましょう。 すると、トップコレクションのテーブルが表示されます。 左上のタブ (下の写真の①) からTRENDING (トレンド) をクリックすれば、トレンドコレクションの表示に切り替えることが可能です。また、テーブルの各項目名 (下の写真の②) をクリックすることで、各項目別に並び替えることが可能です。 また、画面上部の検索窓を利用すれば、任意のキーワードで検索することもできます。 コレクションをクリックすると、コレクションやそのアイテムの様々な情報が表示されます。 画面の上部にはそのコレクションの概要、中央部にはアイテム一覧とその詳細、右側には直近のアクティビティなどが表示されています。 また、左側にある以下の項目からさらに絞り込みを行うことも可能です。 STATUS・・・ONLY BUY NOW (販売中のみ) / SHOW ALL (すべて表示) RARITY・・・レアリティ PRICE・・・価格 ATTRIBUTES・・・NFTのパーツ また各アイテムの名前をクリックすると、アイテムごとの詳細な情報を確認することもできます。 NFTを購入する NFTの購入は、アイテム詳細画面の左下にある「BUY NOW」をクリックし、ウォレット側で認証を行うことで完了します。 また、アイテム一覧から、購入したいアイテムの左横にあるチェックボックスをクリック (複数選択可) した後に「BUY NOW」をクリックすると、まとめて購入することもできます。 入札 (Bid) する 入札 (Bid) を行いたい場合、まずPOOLにETHを入金 (デポジット) する必要があります。 アイテム一覧上部のタブから「BIDS」をクリックします。 画面下部に表示される「PLACE COLLECTION BID」をクリックします。 POOLへの入金に伴う説明が表示されます。主な内容は以下の通りです。 * 入札 (Bid) を行うためにはPOOLへの入金 (デポジット) が必要 * Bidとそのキャンセルにはガス代は不要 * POOLの残高はいつでも引き出すことが可能 * NFTを購入する場合はPOOLの残高から使用されるため、引き出さずにそのままでもOK 確認したら、「ADD ETH TO START BIDDING」をクリックして入金に進みます。 入金額を入力したら、「ADD TO POOL」をクリックします。 ウォレット側での認証を終えて数十秒ほど経つと、POOL BALANCE (POOL残高) に反映されます。 再度「BIDS」一覧に戻り、Bidしたいものをクリックします。 BID PRICEとSIZEを入力したら、「CONFIRM BID」をクリックして確定します。残高が足りない場合は「ADD FUNDS」をクリックして、先程の要領で入金しましょう。 ウォレット側の認証を終えるとBid完了です。 自分のBidの状況については、画面左上タブの「PORTFOLIO」をクリックした後「BIDS」を選択すると確認できます。また、Bidをキャンセルしたい場合は、該当のBidの右端にある「×」アイコンをクリックします。 また、余ったPOOLの残高を引き出したい場合は、画面右上の残高アイコンをクリックし、「WITHDRAW FROM POOL」を選択したら、あとは入金のときと同じく金額を入力して「WITHDRAW FROM POOL」をクリックします。 スイープ (Sweep) で一括購入する スイープ (Sweep) 機能を使うことで、ひとつのコレクション内のアイテムを価格が安い順に一括購入することが可能です。 コレクションのアイテム一覧を表示し、画面下部に表示されるスライダーを左右に動かして購入数を調整します。 スライダーで購入数を調整したら、選択済みのアイテムが反映されます。問題なければ画面左下の「BUY 〜 ITEMS」をクリックし、購入を確定します。 ウォレット側で認証を進めて、購入完了となります。 NFTを出品する NFTを出品する際は、接続済みのウォレットにNFTが保管されていることを確認しておきましょう。 問題なければ、画面左上のタブの「PORTFOLIO」>「INUENTORY」と進み、出品したいNFTにチェックを付け (複数選択可) 、画面下部の「LIST 〜 ITEM(S)」をクリックします。 以下の情報を設定して、問題なければ「LIST 〜 ITEM(S)」をクリックして出品を確定します。 ① MARKET PLACES・・・出品するマーケットプレイスを選択 (複数選択可) ② AUTO ADJUST FOR FEES・・・オンにすると手数料込みの価格を自動調整 ③ 販売価格の入力・設定 ④ DURATION・・・期間を選択 ウォレット側で認証を終えたら出品完了です。 エアドロップ (AIRDROP) 画面左上のタブから「AIRDROP」をクリックすると、エアドロップのダッシュボードが表示されます。 ここには現在実施中のエアドロップに関する情報がまとまっています。 執筆現在 (2023年5月) ではシーズン2のエアドロップが実施中です。 中央にビッディング/レンディング/リスティングの獲得ポイントとリスティングロイヤリティが表示されており、さらにスクロールするとこれらのポイント/ロイヤリティに基づくリーダーボードが表示されています。 設定 画面下部の歯車アイコンをクリックすると簡単な設定にアクセスできます。変更可能な項目は以下の通りです。 ビューの変更 (TRADER / COLLECTOR) ・・・TRADERビューはより多くのチャートやデータが集約されており、COLLECTORビューは全体的に大きく見やすい表示になります。 COLOR THEME・・・カラーテーマの変更 (DARK / MEDIUM / LIGHT) Sync with operating system theme.・・・システムのテーマに合わせる まとめ NFTマーケットプレイス兼アグリゲーターサービスとして注目のBlurについて、概要や特徴、その使い方を解説しました。 取引ボリュームではOpenSeaを上回るほどの注目度を誇るBlurですが、利用者数の観点ではまだOpenSeaの方が多いということもあり、今後この2つのマーケットプレイスがどのように展開していくのかも見どころです。 OpenSeaはより直感的に操作できるシンプルなUIが特徴的ですが、一方Blurは情報集約型のトレーダー向きUIとなっているため、好みも分かれる部分かもしれません。 新たなエアドロップも予定されているので、とくにトレーダーの方はぜひ一度Blurを試してみてはいかがでしょうか。 CT Analysis『NFTマーケットプレイス Blur概要と考察、OpenSeaとの比較』を公開
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2023/05/14NFT音楽プラットフォーム「Gala Music」登録方法と使い方を解説
この記事では、P2E(Play-to-Earn)ゲーム開発を手掛けるGalaが新たにリリースしたNFT音楽プラットフォーム「Gala Music」について解説します。 この記事のポイント Gala MusicはP2Eゲーム開発を手掛けるGalaがリリースしたNFT音楽プラットフォーム 分散型エコシステムにより仲介者を排し、アーティストとファンの双方に適切な報酬が発生する仕組み トラック (楽曲NFT) 購入やノードへのペアリング、再生回数などに応じてトークン報酬を獲得できる トークンをホールドすることでさらに特典やポイントを獲得、ポイントを使用してグッズやイベントパスを購入できる Gala Musicの登録からウォレット接続、具体的な機能や操作方法について写真付きで解説 Gala Musicとは? 画像:Gala Music 「Gala Music」は、P2E(Play-to-Earn)ゲーム開発を行うGalaがリリースしたNFT音楽プラットフォームです。 ブロックチェーンを利用することで、仲介者を介することなくアーティストとファンの双方に適正な報酬が発生する分散型エコシステムを目指しています。 Web3における音楽エンターテイメントの新たなあり方を提案するプロジェクトとも言えるのでないでしょうか。 And so it begins ...https://t.co/m8tGuMuGSH#ANewWayToPlay #Web3Music #Web3 #Day1 pic.twitter.com/K0WjqX6sgd — Gala Music (@GoGalaMusic) March 29, 2023 公式リンク集 Gala Music ウェブサイト music.gala.com Gala ウェブサイト gala.com Gala Music 各種SNS Discord Twitter Medium Instagram Youtube Gala Gamesや$GALAのプロジェクト概要については以下の記事で詳しく解説しています。 Gala Games / $GALA とは?プロジェクトの概要を徹底解説! Gala Musicの特徴 画像:Gala Music Gala Musicの主な特徴を2つご紹介します。 分散型プラットフォームによる音楽体験の価値向上 現代の音楽体験というと安価なストリーミング商品などが浸透しており、しばしばアーテイストへの報酬が適正ではないのではないかという議論も耳にすることがあるでしょう。 Gala Musicでは分散型プラットフォームによって仲介者を排し、アーティストとファンがより近い距離で交流し、双方が適正な報酬を得ることができるエコシステムを目指します。 このような変化により、音楽体験そのものの価値の向上や、新進気鋭のアーティストの促進などが期待されます。 システム貢献で獲得できるトークン Gala Musicではシステムへの貢献に対する報酬としてトークン(BEAMS)を獲得することができます。 トークンは主に以下のような行動の報酬として獲得することができます。 トラック(楽曲NFT)を購入する トラックをノードにペアリングする これらの報酬に加え、所有するトラックの再生回数に応じた報酬も発生します。 さらに、このトークンをお気に入りのアーティストに対してホールドすることで同等のポイントを獲得することができ、ホールドし続けることでそのポイントが一定倍率で増加していく仕組みとなっています。 こうして貯めたポイントは「ALL ACCESS」という機能(リリース予定)を介して、アーティストのグッズやイベントパスの購入に使用することも可能になるようです。 このようにトークンを介してアーティストとファンがよりインタラクティブな関係となるエコシステムの実現を目指しています。 Gala Musicの使い方 画像:Gala Music ここからはGala Musicの主な使い方について、以下の通りに順を追って解説します。 1.アカウント登録からウォレット接続 3.アーティスト/トラック/アルバムを検索する 3.トラックを購入する 4.購入したトラックをノードにペアリングする 5.トークン (BEAMS) をホールドする 6.その他の主な機能や操作 1.アカウント登録からウォレット接続 まずはGala Musicへのアカウント登録から始めましょう。 1.Gala Musicへアクセス 2.右上の「Sign Up」をクリック 3.以下の情報を入力/選択したら、最下部の「Create an Account」をクリック ① First Name/Last Name・・・氏名(名/性) ② Email・・・Eメールアドレス ③ Display Name・・・ディスプレイネーム(文字/数字/アンダースコアのみ使用可能) ④ Password・・・パスワード(最低8文字、小文字/大文字/数字/特殊文字のすべてを1つ以上使用) ⑤ Referral Code・・・紹介者がいる場合はリファラルコードを入力(任意) ⑥ 利用規約とプライバシーポリシーを確認したらチェック(リンクを開いて最後までスクロールして読まないと次の画面で再確認されます) ⑦ ニュースやオファー、プロモーション等を受け取りたい場合はチェック 4.メール認証を求められるため、受信したメールから「Verify My Account」をクリック(届かない場合は「Resend email」をクリック) 以下の画面になればアカウント登録完了が完了です。 次にウォレット接続を行います。 6.「Connect Wallet」をクリック 7.設定画面に切り替わるので、再度「Connect Wallet」をクリック 8.表示される選択肢から接続するウォレットをクリック 9.ウォレット側で確認や署名を進める 10.以下の画面が表示されればウォレットの接続が完了です。 以上でアカウント登録からウォレット接続までが完了です。 2.アーティスト/トラック/アルバムを検索する さっそく気になるアーティストやトラック (楽曲NFT)、アルバムなどを検索してみましょう。 ホーム画面上部のタブから「Discover」をクリックします。 Tracks (トラック)、Artists (アーティスト)、Albums (アルバム) のタブがあるので、探したいものをクリックしてみましょう。トップには注目のトラックが表示されています。 下にスクロールするとランキングが表示されます。右側のアイコンからはチェーンの切り替えや、フィルターでの絞り込みが可能です。キーワードで直接検索したいときは、左側の検索窓を利用できます。 トラックをクリックすると詳細を確認できます。スクロールするとたくさんの情報が表示されますが、主な情報は以下の通りです。 ① トラックのアートワーク・・・マウスオーバーすると再生ボタンが表示され、クリックすると再生できます(トラックのコントロールは画面下部に表示されます) ② アーティスト名・・・クリックするとアーティストページに遷移します ③ トラック名 ④ Date Available / Available NFTs・・・購入期限 / NFT残数 ⑤ Like / Share・・・ライク / 共有 ⑥ Purchase・・・購入 ⑦ Total Listens / Total Likes・・・再生数 / ライク数 ⑧ Genres・・・ジャンル ⑨ Rarity・・・レアリティ(ダイヤモンド/ゴールド/シルバー/ブロンズ) ⑩ Top 10 Collectors・・・トラックのコレクター(所有者)トップ10 ⑪ Description / List of utility・・・説明 / ユーティリティ ⑫ Blockchain / Token Standard / Token ID・・・チェーン / トークン規格 / トークンID 3.トラックを購入する 気に入ったトラックがあれば、以下の手順で購入することができます。 1.気に入ったトラックの詳細画面を表示 2.「Purchase (購入)」をクリック 3.購入内容を入力/選択 ①Quantity (数量)、②Selected wallet (ウォレット選択)、③Payment Method (支払方法) の順に入力し、④Review order (購入内容確認) をクリックして購入を進めます。 4.購入したトラックをノードにペアリングする トラックを購入したら、さっそくノードにペアリングしてみましょう。 ノードにペアリングすることで報酬としてトークンを獲得でき、さらに自分が所有するトラックの再生回数に応じてさらにトークンを獲得できるチャンスもあります。 まずは購入したトラックを確認してみましょう。画面右上の人形マークをクリックし、表示されたリストから「My Collection」をクリックします。 購入済みのトラックがある場合はここに表示されるので、個々のトラックへの操作からノードへのペアリングを進めてみましょう(下記画像には購入済みトラックがないため何も表示されていません)。 ペアリングしたトラックとそのパフォーマンスを確認するには、画面右上のタブから人形アイコンをクリックし、表示されたリストから「My Player Nodes」をクリックします。 左上のタブから「Overview」と「Your Music」を切り替えながら、ペアリングした自分のトラックのパフォーマンスなどを確認できます。 「Your Music」で確認できる項目は左から順に以下の通りです。 Track hosted・・・ホストしているトラック Last day rewards・・・前日の報酬 Weekly rewards・・・週間の報酬 Total rewards・・・合計 (全期間) の報酬 5.トークン (BEAMS) をホールドする トークンが貯まってきたら、次はホールドを試してみるとよいかもしれません。 お気に入りのアーティストに対してトークン(BEAMS)をホールドすることで、以下のような様々なメリットを得ることができます。 トークン (BEAMS) の主な仕組み トークンをホールドすることで同等のポイントを得ることができ、ホールドしつづけることで時間経過とともにポイントが一定倍率で増加していきます。 時間経過によるポイントの増加倍率はアーティストのレアリティ (ダイヤモンド/ゴールド/シルバー/ブロンズ) に基づいており、レアリティが低ければ低いほど倍率も高くなります。 貯まったポイントは「All Access」機能 (リリース予定) においてアーティストのイベントパスやグッズの購入に使用できます。 ホールドしたトークン量に基づいた3段階のレベル (Level 1〜3) が設定されており、各レベルが要求する量以上のトークンをホールドすることで一定の特典を得ることができます。(詳細は後述) ホールドはいつでも解除できますが、ホールドによる特典と貯まったポイントも同時に失われます。 すこし複雑な印象を受けるかもしれませんが、実際に見てみるとよりわかりやすいかと思います。 まずはアーティストページから「Hold BEAMS」をクリックしてみてください。 例えばこのアーティストであれば、500トークンでレベル1、1000トークンでレベル2、1500トークンでレベル3の特典を得ることが確認できます(下記画像の赤枠内を参照)。 試しに1500トークンを入力してみるとレベル3の特典が反映されました(下記画像の右赤枠内を参照)。 また、1500トークンをホールドしたとすると、 Yearly rewards (年利):16% Estimated balance after 365 days (365日後の推定残高):1740ポイント (16%増) であることも確認できます(下記画像の左赤枠内を参照)。 トークンが貯まってきたら、お気に入りのアーティストに対してホールドし続けることでポイントを継続的に貯めることができ、より多くの特典や報酬を得ることができるようになるということですね。 また、ホールドしたトークンやアーティストの確認や解除をする場合は、画面右上の人形アイコンをクリックし、表示されるリストから「My Access Pools」をクリックします。 すると、現在ホールドしているアーティストやポイント報酬などを確認することができ、ホールドの解除もここから行うことができるとのことです。 6.その他の主な機能や操作 All Access 画面右上のタブの「All Access」をアクセスできます。 現在はまだリリースされていませんが、獲得したポイントを使ったお気に入りのアーティストのグッズやイベントパスの購入などが可能になるとのことです。 Charts (チャート) 画面右上のタブの「Charts」からアクセスできます。 当日/週間/月間/全期間ごとのトラックやアーティストの様々なランキングを確認できます。 ランキングはトップトラック/トップアーティスト/再生回数などがあります。 各アーティストへのホールドによる報酬の推移や、各トラックの再生回数の推移、トレンド比率なども確認可能です。 テーマ切り替え (ダーク/ライト) 画面右上のタブの太陽/月のアイコンからテーマ (ダーク/ライト) の切り替えが可能です。 サーチ (虫眼鏡アイコン) 画面右上の虫眼鏡アイコンから素早く全体へのサーチ (検索) が可能です。 アーティスト、トラック、アルバムなどなんでもここからクイックサーチができます。 My Notifications (通知) 画面右上のタブのベルアイコンから通知の確認が可能です。 ここにはトラックの購入や報酬の獲得などの様々なアクティビティの通知が届きます。 パーソナルメニュー (人形アイコン) 画面右上のタブの人形アイコンをクリックするとパーソナルメニューが開きます。 表示される各項目でできることは以下の通りです。 My Collection・・・購入したトラックなどの確認 My Access Pools・・・トークンをホールドしたアーティストの確認や解除、ポイント報酬などの確認 My Player Nodes・・・ノードにペアリングしたトラックとそのパフォーマンスの確認 My Notifications・・・アクティビティの通知 Account Settings・・・アカウント設定 Refer A Friend・・・リファラル(友達紹介) まとめ 音楽NFTプラットフォーム「Gala Music」の概要や使い方について解説してきました。 安価なストリーミングでしか味わうことがなくなってしまった音楽という体験の価値が、Web3によって新たに塗り替えられる日が来るかもしれません。 Gala Musicはまだリリースされていない機能も残しており、これからのアップデートも見逃せません。 アーティストとファンがよりインタラクティブに関わり合いながら、ともに音楽という体験の価値を取り戻すエコシステムの挑戦に注目です。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2023/05/11正式サービス版ローンチで注目上昇中!PROJECT XENOのガバナンストークンGXEとは?
PROJECT XENOは、NFTキャラクターを駆使して対人バトルを楽しむブロックチェーンゲームです。 プレイを楽しんで稼げるGameFi要素の強いゲームで、東京ゲームショウ2022出展の成功や、アンバサダーに人気Youtuberのヒカル氏が就任するなど、何かと注目が集まるプロジェクトでした。 そして正式サービス版のリリースを完了し、ガバナンストークンGXEの国内取引所BITPOINTへの上場も決まって、ここへきていよいよ本格的に動き始めました。 この記事では、そんなPROJECT XENOの特徴とそのガバナンストークンであるGXEについて紹介します。 GXEを購入するならBITPOINT BITPOINTの概要 取引の種類 現物取引(販売所・取引所) 取扱銘柄数 16種類 日本円入金手数料 即時入金:無料 通常入金:振込手数料負担 日本円出金手数料 振込手数料負担 仮想通貨出金手数料 無料 取引手数料 無料 GXEはMEXCやGate.ioなどの海外の取引所で購入できますが、国内の取引所ならBITPOINTで買うことができます。 BITPOINTは初心者でも使いやすい取引所で、簡単に注文を出せる販売所形式と板取引を行う取引所形式(BITPOINT PRO)を利用できます。 仮想通貨の出金手数料や取引手数料が無料なので、使い勝手がとてもよいのが特徴です。 GXEに興味をもったら、まずはBITPOINTに取引口座を作りましょう。 BITPOINT(ビットポイント)の登録手順・口座開設方法を解説! BITPOINTの公式HPはこちら PROJECT XENOの公式リンクまとめ PROJECT XENOの関連公式ページ 公式サイト http://project-xeno.com 公式Twitter(英語) https://twitter.com/PROJECTXENO_GLB 公式Twitter(日本語) https://twitter.com/PROJECTXENO_JP 公式Telegram https://t.me/projectxenoglb 公式Discord https://discord.gg/G4bk9nhJpG Whitepaper(英語) https://project-xeno-1.gitbook.io/d-en-project-xeno-whitepaper-en/ Whitepaper(日本語) https://project-xeno-1.gitbook.io/project-xeno-whitepaper-jp/ Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=com.epochstudio.xeno AppStore https://apps.apple.com/app/id6446313010 PROJECT XENOの関連公式ページをまとめました。 公式リンクのブックマークやSNSアカウントをフォローして、PROJECT XENOの動きをリアルタイムでウオッチしましょう。 正式サービス版ローンチで話題のPROJECT XENOの注目ポイントを解説 2023年5月10日、PROJECT XENOはプロジェクト発足から約一年の短い準備期間で正式サービス版をリリースしました。 この一年間、東京ゲームショウへの出展成功や著名人とのアンバサダー契約など、話題を提供し続けています。 ここでは、PROJECT XENOの注目すべきポイントを説明していきましょう。 PROJECT XENOの注目ポイントを解説 GameFiの要素を備えたPvPゲーム Play to Earn(P2E)で遊んで稼げる 人気Youtuberヒカルがアンバサダーとしてサポート 正式サービス版ローンチで人気沸騰 GameFiの要素を備えたPvPゲーム PROJECT XENOは、NFTキャラクターを駆使して対人バトルを楽しむブロックチェーンゲームです。 開発はクルーズ株式会社の子会社でブロックチェーン技術をコアに活躍しているCROOZ Blockchain Lab株式会社、サービスを運営するのはEPOCH FACTORY社です。 XENOと呼ばれるNFTキャラクターを獲得・育成しWEAPONやCHARMといったNFTアイテムを装備させて、他のプレーヤーのXENOと戦います。 NFTキャラクターやアイテムの収集と育成、キャラクターとアイテムそしてスキルを組み合わせて勝てるデッキを組む戦略性、相手の行動を読みながら自分のターンでの最適な動きを決める戦術性が高度にバランスした、奥の深いタクティクスゲームです。 GameFi(Game + Finance)の要素が強く盛り込まれており、ゲームをプレイして楽しむだけではなく、ゲーム内での報酬の獲得や育成したNFTキャラクターの売買が可能です。 NFTの流通量などをコントロールするエコサイクルがゲームシステムにしっかりと組み込まれているため、NFTの価値は長期的に維持されます。 Play to Earn(P2E)で遊んで稼げる PROJCET XENOの利益獲得方法 ゲーム中のユーザー間のバトル報酬で獲得する NFTの取引で獲得する トークンを売買して稼ぐ PROJECT XENOはP2Eが可能なゲームで、利益を得ることができる様々な方法が用意されています。 まず、ゲーム中の対人バトルで勝利すると報酬として仮想通貨やNFTを得ることができます。 2番目の利益獲得方法は、PROJECT XENOのマーケットプレイスでのNFTの取引です。より希少性の高いNFTはゲームを有利にするため、より高額で売れることになります。 3番目の方法はPROJECT XENOで使われるトークンの売買です。すでにPROJECT XENOのガバナンストークンGXEは市場に上場されており、売買することができます。 GXEを購入するには? 人気Youtuberヒカルがアンバサダーとしてサポート PROJCET XENOではワールドワイドでの認知度を上げるため、地域ごとに著名人と提携しています。 日本国内向けには、チャンネル登録者数約487万人(2023年5月10日現在)を誇るトップYouTuberのヒカルがPROJCET XENOのアンバサダーに就任しました。 僕がアンバサダーをしているゲーム #XENO ついに5月10日にリリースされます! ゲームを遊んで稼げる夢みたいだけど実際の話、それをYouTubeで実際に公開します。お楽しみに!! 無料で遊べるのでアプリ事前登録をぜひお願いします Android https://t.co/VQrNxCQb3g iOS https://t.co/4dqvnsPDk0 — ヒカル公式アカウント (@hikaru2nd1031) May 4, 2023 ヒカルとPROJCET XENOがコラボしたNFTセールを行うなど、PROJECT XENOのマーケティングに大きく貢献しています。 他にも、ボクシング8階級制覇のマニー・パッキャオが東南アジア担当のアンバサダーに就任しています。 正式サービス版ローンチで人気沸騰 PROJECT XENOの正式サービス版は2023年5月10日にリリースされました。 これに先立ち2023年4月20日から3日間限定で先行リリースが行われ、PROJECT XENOに早くから注目していた多くのプレーヤーが参加して3日間ゲームをやり込みました。 その結果、ゲームとしての戦略性の深さやグラフィックの美しさに驚きの声が多く上がり、正式リリース版への期待は一層の盛り上がりを見せています。 Google PlayからのPROJECT XENOのダウンロードはこちら AppStoreからのPROJECT XENOのダウンロードはこちら PROJECT XENOのガバナンストークンGXEの特徴 GXEは、PROJECT XENOのエコサイクルを支えるガバナンストークンです。 すでに複数の仮想通貨取引所に上場されており、活発に取引が行われています。 ここでは、GXEの特徴を説明し、PROJECT XENOの投資対象としての魅力を確認します。 PROJECT XENOのガバナンストークンGXEの特徴 XENO Governance Token(GXE)の概要 PROJECT XENOにおけるGXEの役割 GXEのTokenomics XENO Governance Token(GXE)の概要 XENO Governance Token(GXE)のスペック トークン名 XENO Governance Token テッカーシンボル GXE 発行者 EPOCH FACTORY PTE.LTD. 発行数量 60億GXE ブロックチェーン BSC(BNB Chain) 売買できる取引所 BITPOINT、BTCEX, Gate.io, MEXC, LBank GXEはPROJECT XENOのガバナンストークンです。 正式名称はXENO Governance Tokenで、PROJECT XENOの運営を担当するEPOCH FACTORY社が発行しています。 BSC(BNB Chain)上で発行されており、発行数量は60億GXEに限定されています。 すでにMEXC、Gate.ioなどの大手海外取引所に上場しており取引可能です。日本国内でもBITPOINTへの上場が決まり、より簡単にGXEを購入することができるようになりました。 GXEを購入するには? MEXCの登録方法を見る Gate.ioの登録方法を見る PROJECT XENOにおけるGXEの役割 GXEはPROJECT XENOのエコサイクルを安定的に機能させ、NFTの価値を上げるために使われます。 一定の条件を満たしたGXEの保有者はGXEパートナーになることができ、NFTのエアドロップやセールでのディスカウントの特典を得ることが可能です。 また将来的には、トークン・NFTなどの発行やゲーム仕様の決定など、PROJECT XENOの運営に関する投票の権利が付与される予定です。 PROJECT XENOのコミュニティが拡大すれば、必然的にGXEの価値は上がって行きます。 これによりPROJCET XENOの提供者とプレーヤーに加えてGXEの保有者をステークホルダーに加えることができ、単なるゲームにとどまらず、経済活動とシームレスにリンクしたエコサイクルを構築することができます。 GXEを購入するには? GXEのTokenomics GXEの配布比率はチーム・アドバイザー・パートナーなどのステークホルダーに27%、今後の開発やマーケティングの費用として14%が割り当てられています。 目立つのは、PROJECT XENOのゲーム内外でプレーヤーに報酬として配布されるPlay and Earnの部分に39%が割り当てられている点です。 この部分の割り当てが大きいのは、GameFiの要素が強いブロックチェーンゲームのガバナンストークンならではの特徴ですね。 市場で実際に流通するGXEは、PROJECT XENOのプレーヤーが集まり関連コミュニティが広がっていくにつれて徐々に増えていきます。そして、流動性の高いより魅力的な市場へと成長していくでしょう。 GXEを購入するには? PROJECT XENOってどんなゲーム? PROJCET XENOの本質はGameFi、つまりGame & Financeです。まずはGameそのものとして長く楽しめるものでなければ、Financeにつながりません。 ここでは、PROJECT XENOのゲームとしての面白さに焦点を当てましょう。 PROJECT XENOってどんなゲーム? NFTキャラクターXENOを駆使したPvPのブロックチェーンゲーム XENOは個性的な6つのクラスに分かれている! XENOにスキルを組み合わせてバトル! XENOにWEAPON・CHARMをセットして強化 バトルに勝てばトレジャーを獲得! XENO・WEAPON・CHARMはマーケットプレイスで売買可能 NFTキャラクターXENOを駆使したPvPのブロックチェーンゲーム PROJECT XENOは、3体までのNFTキャラクターXENOを使って、対人でバトルするタクティクスゲームです。 3体のXENOにWEPONやCHARMを装備し、攻撃や防御のアクションをさせるためのスキルカードをセットしてデッキを組み、ターン制のバトルで相手のXENOを倒していきます。 【育成】レベルの高いXENO・WEPON・CHARMをどう集め、育成するか? 【戦略】XENO・WEPON・CHARMとスキルカードをどう選び、勝てるデッキを組むか? 【戦術】バトル中で相手の戦略を読み、どう対処するか? 育成・戦略・戦術のサイクルをうまく回して初めて勝利できる奥深さが、PROJECT XENOの面白さの核心部分です。 XENOは個性的な6つのクラスに分かれている! XENOの6つのクラス GUARDIAN 高い耐久力を持ち、味方を守ることが得意なXENOです。 SAMURAI 高い攻撃力を持ち、近接攻撃が得意なXENOです。前線の敵への範囲攻撃で相手の陣形を崩します。 PSYCHIC 遠距離攻撃が得意なXENOです。相手の陣形にかかわらずピンポイントに敵を攻撃できます。 NINJA 最も早く行動できるXENOです。連続攻撃や罠・状態異常を引き起こすトリッキーな存在です。 GRAPPLER 最大の攻撃力を持つXENOです。単体攻撃に特化しており、カウンター攻撃で大きなダメージを与えます。 XENOは役割が違う6つのクラスに分かれています。 それぞれHPや攻撃力・スピードなどの特性値が異なり、クラス間の相性もあるので、デッキにどのクラスのXENOを組み込むかはバトルに勝利するために最も重要な戦略です。 XENOはブロックチェーンで管理されるNFTです。各種セールでの購入や、マーケットプレイスで売買することができます。 発行数が限定された特別のXENOに、GENESISと名前が付いたものがあります。バトルでトークンを稼ぐ能力が高められたXENOで、より希少性が高いNFTです。 XENOにスキルを組み合わせてバトル! スキルカードをXENOにセットすると、バトル中で使えるアクションスキルになります。 クラスごとに異なるスキルカードが用意されており、攻撃や状態異常の発生、召喚ユニットの召喚などの様々なアクションが可能です。 1体のXENOにセットできるスキルカードは4つのみなので、どのスキルカードをXENOにセットするかはバトルの勝敗に大きく影響します。 XENOにWEAPON・CHARMをセットして強化 XENOにセットできる装備にWEAPONとCHARMがあります。 WEPONは、スキルカードによるXENOのアクションの効果を強化します。 「Common」「Uncommon」「Rare」「Epic」「Legendary」の5段階のレアリティがあり、レアリティが上がるほど多くのスキルカードに影響します。WEPONの合成によってレアリティを上げて行くのがXENO強化のコツです。 CHARMもXENOにセットできる装備で、1体のXENOにネックレス・ブレスレット・リングをそれぞれ1つずつの最大3つまでセット可能です。 攻撃力のUPや必殺技が出しやすくなるなど、CHARMをセットしたXENOに対してバトルを有利にする効果をもたらします。 WEPON同様「Common」「Uncommon」「Rare」「Epic」「Legendary」の5段階があり、レアリティが上がるほどより多くの効果があります。WEPON同様、CHARMも合成によってレアリティを上げることができます。 XENOにどういうWEPONやCHARMをセットするかで、バトルにおけるXENOの強さは大きく変わります。効果的な組み合わせを見つけて戦略が嵌れば、安いNFTの組み合わせでも強い相手に勝てる可能性が十分あるゲームです。 バトルに勝てばトレジャーを獲得! バトルに勝利するとトレジャーを獲得することができます。トレジャーには、スキルカードやNFTなどの報酬が入っています。 各プレーヤーにはバトルの勝敗に応じたアリーナクラスが割り当てられており、よりレベルの高いアリーナクラスでのバトルに勝利するとより多くの報酬が手に入ります。 バトルを繰り返して報酬を獲得し、その報酬を使ってより強いNFTを集めてさらに強いデッキを組み、獲得できる報酬を増やしていくのが、PROJECT XENOの楽しみ方です。 XENO・WEAPON・CHARMはマーケットプレイスで売買可能 XENO・WEAPON・CHARMはNFTなので売買することが可能です。 そのためのマーケットプレイスがすでに稼働しており、NFTが取引されています。 マーケットプレイスで使用するマーケットマネーはクレジットカードで購入できます。 マーケットマネーを購入すれば、あとはシンプルな操作でNFTを購入でき、すぐにゲーム内で使用できます。 仮想通貨に詳しくない人でも快適に使えるマーケットプレイスです。 PROJECT XENOのロードマップ(2023年5月時点) PROJECT XENOは2022年Q1の発足後約1年で正式サービス版のリリースに漕ぎつけた、とても勢いのあるプロジェクトです。 2022年9月には早くも東京ゲームショウ2022でデモ版を出品するとともに、人気YouTuberヒカルのアンバサダー就任を発表し、開発とマーケティングの双方を順調に進めて行きました。 平行して、同9月にガバナンストークンGXEのMEXC Global上場を果たし、その後、LBank、Bittrex Global、Gate.ioと大手取引所への上場を重ねて、投資対象となる仮想通貨としてのポジションも固めてきています。 2023年4月にはマーケットプレイスα版をリリースしてNFTの取引環境の準備を完了し、さらにPROJECT XENOの3日間限定で先行リリースを行って、正式版リリースに備えました。 そして2023年5月10日に、PROJECT XENO正式サービス版のリリースに至っています。 まとめ この記事では、正式サービス版リリースを迎えて大注目のPROJEXT XENOとガバナンストークンGXEについて紹介しました。 PROJEXT XENOはGameFiの要素が詰まったブロックチェーンゲームです。 バトルの戦略性の奥深さとキャラクター育成を楽しみながら、トークンやNFTを獲得して利益を得ることができます。 うれしいことにPROJEXT XENOは無課金でも始められます。ゲームをインストールして、さっそく試してみましょう。 Sponsored Article by Project XENO ※本記事はProject XENOさまよりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2023/05/07Magic Eden (マジックエデン) とは?使い方、NFT購入・出品方法を解説
Magic Edenは、主にSolanaのNFTを扱うNFTマーケットプレイスです。 SolanaのNFTの取引において高いシェアを持っており、Solanaに絞ったNFT取引量ではOpenSeaを上回っています。 Magic Edenは、SolanaのNFTを扱うなら、一度はチェックしておきたいNFTマーケットプレイスであると言えるでしょう。 この記事では、そんなMagic Edenについて概要から特徴、各機能の使い方などについて解説しています。 この記事のまとめ ・Magic Edenは主にSolanaのNFTを扱うマーケットプレイス ・SolanaのNFT取引において高いシェアを持つ ・Ethereumにも展開している ・Eden Gameから各ゲームのプレイとNFTの購入をダイレクトに可能 Magic Edenとは?SolanaのNFTマーケットプレイス Magic Edenは、主にSolanaのNFTを扱うNFTマーケットプレイスです。(詳しくは後述しますが、他のチェーンでも展開されています。) NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買することが可能なサービスのことです。 NFTマーケットプレイスは、NFTを買うにも売るにも必要ですから、NFTを扱う方にとって必須な存在であると言えるでしょう。 そんなNFTマーケットプレイスの中でも、Magic Edenは主にSolanaのNFTを扱っています。 また、Solanaをはじめ、以下の4つのチェーンに対応しています。 対応チェーン(2023年5月現在) Solana(SOL) Ethereum(ETH) Polygon(MATIC) Bitcoin(BTC) 代表的なNFTマーケットプレイスとしてOpenSeaが挙げられますが、Magic EdenについてもOpenSeaと基本的な機能・できることは似通っています。 既にOpenSeaなどで、NFTマーケットプレイスの利用経験があれば、Magic Edenについても問題なく利用できるでしょう。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 Magic Eden 4つの特徴 これから、Magic Edenが持つ特徴について以下のポイントから解説していきます。 ・Solanaで展開 ・Solanaにおける圧倒的なシェア ・他チェーンへの展開 ・ゲームとの親和性 Magic Edenの取り柄や魅力的なポイントをチェックしていきましょう。 Solanaで展開 Magic Edenは、SolanaのNFTを扱っています。 SolanaはEthereumと比較して、処理能力が高い・ガス代が低いといった特徴を持つブロックチェーンのことです。 そのため、そんなSolanaのNFTを扱うMagic Edenを利用した取引にも同様の傾向が見られ、Ethereumを利用したNFTマーケットプレイスよりも高い体験が可能です。 Solanaにおける圧倒的なシェア 前述したようなSolanaのNFT領域において、Magic Edenは圧倒的なシェアを誇っています。 以下は、2022年8月のSolanaにおけるNFTマーケットプレイスの取引ボリュームの比較となっていますが、Magic Edenが大きなシェアを持っていることが分かるでしょう。 SolanaのNFTマーケットプレイス領域において、著名なOpenSeaと比較してもMagic Edenの取引ボリュームは非常に大きいです。(ただし、Ethereumなど複数のチェーンを含めた取引ボリュームでは、OpenSeaが優位) 上記のような各NFTマーケットプレイスの取引量の比較や、各チェーンにおける注目のNFTなどについては、CT Analysisの「NFT マーケット市場レポート」で毎月取り扱っています。 「押さえておきたいNFT市場における動向」を毎月まとめているので、NFTを保有している方・NFTに興味がある方は、ぜひご覧ください。 NFT市場レポートへ 他チェーンへの展開 🧵 OUR ETH PLATFORM IS NOW LIVE! Today is day 1 of many. We're proud of - Partnering w/ 17 ETH Launchpad creators - Respecting royalties on native listings for ALL collections - Providing ALL ETH Launchpad partners royalties AND our 2% fee for 6 months Follow @MEonEthereum! pic.twitter.com/OcGdz4kr9Z — Magic Eden 🪄 (@MagicEden) April 6, 2023 これまで、SolanaのNFTを扱っていたMagic Edenですが、Ethereumに対応したマーケットプレイスを発表しました。 Solanaのマーケットプレイスとスムーズに切り替え可能となっており、名称や利用するウォレットは異なってくるものの、同じような操作性で利用可能です。 Magic Eden、ETHマーケットプレイスのローンチ|17のプロジェクトとパートナーに ゲームとの親和性 Magic Edenには、Eden Gameという機能があります。 Eden Gameからゲームへのアクセスが可能で、そのままブラウザーベースで各ゲームをプレイすることが可能になっています。 Eden Gameには、上記のように多数のゲームが提供されており、各ゲームで使用するNFTなどをダイレクトにMagic Edenから購入することも可能です。 Eden Gameを利用することで、ゲームのプレイと各NFTへの売買を、Magic Edenで済ませられるようになっています。 Magic Edenの使い方を解説 これから、Magic Edenの使い方について以下の観点から解説していきます。 ・前提として必要になるもの ・ウォレットの接続 ・NFTの購入方法 ・NFTの出品方法 ・ローンチパッドの参加方法 ・Eden Gameのプレイ方法 一つ一つチェックして、Magic Edenの使いこなせるようにしていきましょう。 事前に必要なもの Magic Edenを利用するには、各チェーンに対応したウォレットが必要です。 2023年5月現在時点でサポートされている4つのチェーンごとの対応ウォレットは以下の通りです。 チェーンごとの主な対応ウォレット Solana(SOL)・・・Phantom Wallet、その他 Ethereum(ETH)・・・メタマスク、その他 Polygon(MATIC)・・・メタマスク、その他 Bitcoin(BTC)・・・Xverse、Unisat、Hiro 仮想通貨やNFTを扱う方の大半はメタマスクを使用されていることと思いますが、Solana(SOL)を利用したい場合はPhantom Walletを準備する必要があります。 Solana関連のプロダクトに触れることがある方、この機会にPhantom Walletを作成しておいて損はないでしょう。 Solanaの概要やPhantom Walletの使い方については以下の記事で解説しています。 Solanaとは?概要や特徴、注意点を解説【始め方】 【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説! また、メタマスクについても以下の記事で解説しています。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 Magic Edenとウォレットの接続 ウォレットが用意できた方 or 既に作成済みの方は、以下の手順でMagic Edenとウォレットを接続していきましょう。 Magic Edenにアクセス 左上の各チェーンアイコンから利用したいものをクリックして選択したら、右上の「Connect Wallet」をクリック 利用するチェーンを再度選択し、その下に表示される選択肢から接続するウォレットをクリック(接続したいウォレットが表示されていない場合は「Show more」をクリック) ウォレット側で接続を進める 上記の手順で、接続が完了したらMagic Edenを利用するための準備は完了です。 Magic EdenでNFTを購入する方法 Magic Edenでは、以下の方法でNFTを購入することが可能です。 画面上部の検索や「Popular collections」などからコレクションを探す コレクションからほしいNFTの「Details」から詳細を確認 「Buy now」へ 承認を行う Magic Eden内で各コレクションにアクセスしたら左側にある項目から、価格などを指定した上でNFTを探していくこともできます。 Magic EdenでNFTを出品とキャンセル方法 以下の手順で、Magic EdenにてNFTを出品とキャンセルをすることができます。 ウォレット接続したアカウントのアイコンをクリック ページに移行したら下へスクロールして、売り出したいNFTをクリック 価格を設定 List nowをクリック List nowをクリックすると、Phantomウォレットが起動しますので、トランザクション実行して完了すると出品されます。 出品されたNFTは「上場したアイテム」に入ります。出品キャンセルをする場合は、下記の動作になります。 「上場したアイテム」をクリック 「Details」をクリック 「上場をキャンセル」をクリック 「上場をキャンセル」をクリックすると、Phantomウォレットが起動しますので、トランザクション実行して完了次第キャンセルされます。 Magic Edenでローンチパッドに参加する方法 Magic Edenでローンチパッド(Launchpad)に参加する方法は、以下のとおりです。 左側の「Launchpad」へ 参加したいものを選ぶ スクロールして、プロジェクトの詳細などを確認することも可能 現在実施されているものを選択 (画像内のようにENDEDと表示されている分は既に終了済み) 各プロジェクトによって、ローンチパッドに参加できる条件は異なっています。 特に、ホワイトリストが必要なものも多く、全てのローンチパッドに参加できるわけではありません。(特に条件が設定されていなものあります) Eden Gameのプレイ方法 Eden Gameからアクセスできるゲームをプレイする方法は、以下のとおりです。 「Eden Game」の「Home」へ (「All Games」を選択すると全てのゲームを表示することも可能) スクロールし、プレイしたいものもを選択 (Play on Meの欄にあるものが、Magic Edenでプレイ可能なゲーム) 概要をチェック可能 スクロールして「Play Now」へ また、概要が記載されている箇所の「Explore Collection」から、各ゲームに関連したコレクションを閲覧可能できます。 マーケットプレイスを利用する上での注意点 マーケットプレイスの利用には、いくつかの注意点・リスクが存在しています。 これは、Magic Edenに限ったことではなく、他のマーケットプレイスでも潜在リスクとして存在しますので、頭の中に入れておいてください。 NFTに関連する盗難・詐欺といった事例は日常的に発生しており、身近なリスクとして以下が挙げられます。 訳のわからないウォレット承認・認証(オファー等)をしてしまって盗難に遭う 偽物のNFTを購入してしまって詐欺的行為に遭う 2020年〜2022年における盗難被害額は1,200億円に及び、日々増加傾向にあります。 上記のようなリスクは、一部になり手段を挙げれば数え切れないほど存在しています。このような形で悪意のあるユーザーがNFTを狙っていることを常に想定して、NFTの利用・管理は慎重に行っていきましょう。 盗難・詐欺に遭遇し失ったNFTの多くは取り戻せません。 イギリス税務当局、詐欺事件調査でNFTを押収 Magic Edenについてまとめ この記事では、主にSolanaのNFTに強みをもつマーケットプレイスであるMagic Edenについて解説しました。 Magic EdenはSolanaのNFTにおいて圧倒的な存在感を持つマーケットプレイスでありながら、現在では4つのマルチチェーンに対応するなどその幅広い展開も魅力のひとつです。 今後も動向を注視していきたいトピックのひとつであると言えるでしょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 ー Magic Eden 公式リンク ー Webサイト:https://magiceden.io/ ツイッター:https://twitter.com/MagicEden ディスコード:https://discord.com/invite/magiceden ブログ:https://blog.magiceden.io/
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2023/04/30ノーコードでNFTが発行できる|Manifoldの使い方を解説
この記事では。NFT市場で注目されている「Manifold」の概要とその使い方について解説します。 この記事のポイント Manifoldの概要 Manifoldの登録方法と使い方 Manifoldとは?= 独自コントラクトでNFTをミントできるツール 出典:Manifold Manifoldの公式リンク集 公式サイト manifold.xyz Twitter @manifoldxyz Discord discord.com/invite/y7eyzgwEdJ ドキュメント docs.manifold.xyz/v/manifold-studio 「Manifold」とは、独自コントラクトを作成してNFTをミントできるツールです。 独自コントラクトは、OpenSeaなどのマーケット側のコントラクトアドレスに紐づく共有コントラクトとは違い、自分で作成し所有するコントラクトアドレスに紐づくものです。 マーケット側に依存しない独自コントラクトによるNFTのあり方はWeb3において注目されており、著名なNFTコレクションにも独自コントラクトのものが多いことも事実です。 その一方、自己所有のコントラクト作成は複雑なプログラミング等の知識を必要とし、誰でも気軽にできるとは言えない側面もありました。 しかし、今回紹介するManifoldでは、独自コントラクトの作成からNFTの発行まで、誰でもノーコードかつ手数料無料でできてしまいます。 さらに豊富なアプリケーションをインストールすることでオークションサイトやSBT(ソウルバウンドトークン)の作成が可能になるなど、その拡張性も魅力のひとつです。 Manifoldの特徴 独自コントラクト作成からNFT発行までノーコードでできる手軽さ 手数料無料 豊富なアプリケーションによる拡張性(オークションサイトやSBTの作成など) Manifoldの主な使い方(独自ドメインの作成〜NFTのミント) 出典:Manifold ここからはManifoldの主な使い方について、以下の通り順を追って解説します。 ① Manifoldへの登録 ② 独自ドメイン作成とデプロイ ③ NFTのミント ① Manifoldへの登録 まずはManifoldへの登録からはじめましょう。 1.Manifold<manifold.xyz>にアクセスし、右下の「STUDIO LOGIN」をクリックします。 2.「Connect Wallet」をクリックします。 3.ウォレット側で接続や署名を進めます。 4.プロフィール設定が表示されたら、①「YOUR NAME」に名前、②「YOUR EMAIL」にメール(任意)を入力し、下の③「SUBMIT」をクリックします。 これで登録は完了です。 ② 独自ドメイン作成とデプロイ 登録が終わったら、早速コントラクトの作成を始めます。 1.「New Contract」をクリックします。 2.コントラクト作成画面が表示されるので、以下の項目を入力・選択します。 ① CONTRACT NAME・・・コントラクト名を入力 ② TYPE・・・トークン規格をERC-721もしくはERC-1155から選択 ③ SYMBOL・・・トークンシンボル(ティッカー)を入力 ④ ASCII MARK・・・アスキーマークを入力 アスキーマークはコントラクト作成時にソースコードのコメントとして記録されるアスキーアートのことで、コントラクトを視覚的に識別するために使用されるとのことです。 ここで設定するアスキーアートは幅120字未満が推奨されており、それ以上になるとテキストの折返しなどで形が崩れてしまう可能性があるとのことです。 アスキーアートはこちらのツールを使って作成することができます。もちろん他のツールや自作のものでも構いません。 5.さきほどの①〜④すべてが入力できたら、右上の「Deploy on Goerli」をクリックします。 6.ウォレット側でネットワークの切り替えを許可します。 7.Goerliテストネットで使用するGoerli ETH(gETH)を持っていない場合は下記のようなメッセージが表示されるため、Faucetから無料でGoerli ETHを入手を進めます。すでにお持ちの方は手順14まで飛ばしてください。 8.表示されているリンク<goerlifaucet.com>にアクセスし、右上の「Alchemy Login」をクリックします。 9.画面下部の「Sign up」をクリックした後、氏名、メールアドレス、パスワード等の必要情報を入力して登録します。 10.受信したメール本文の「VERIFY EMAIL」をクリックしてメール認証を行います。 11.メール認証が終わったらアンケート(全5問)が始まるので進めます。 12.アンケートが完了したら手順8の画面に戻りますので、①ウォレットアドレスを入力し、②reCAPTCHA(私はロボットではありません)をチェックし、③「Send Me ETH」をクリックします。 これでウォレットにGoerli ETHが入金されているはずです。Goerli ETHを入手したらManifoldに戻りましょう。 13.手順5と同じく「Deploy on Goerli」を再度クリックします。 14.進行状況が表示され、ウォレット側でガス代などの確認を進めます。 15.下の画像のような画面になればGoerliテストネットでのデプロイが完了です。 「View On Etherscan」をクリックし、「Contract」を選択すれば、作成したコントラクトの詳細を確認できます。 Contract Creator(コントラクト作成者)が自分のウォレットアドレスになっていることや、Contract Source Code(コントラクトのソースコード)に設定したアスキーアートが反映されていることを確認してみてください。 ③ NFTのミント 次はNFTのミントに移りましょう。 1.前回の続きから、「Go to Dashboard」をクリックします。 2.ダッシュボードが表示されるので、「MINT TOKENS TO A WALLET」をクリックします。 3.トークン管理画面が表示されるので、「Create」をクリックします。 4.ミントの方法が4つ表示されるので、実行したいものを選択します。今回は「Single Token」を選択します。 Single Token・・・1つのNFTをミントする Batch of Tokens・・・複数のNFTをミントする(ガス代の節約) Edition・・・同じNFTの複数のコピーをミントする 5.NFT情報の入力や設定の画面になりますので、以下の情報を編集します。 ① ・・・ここをクリックして画像/動画/音声/PDF/3D/HTMLファイルなどをアップロード ② ARTWORK TITLE・・・アートワークタイトルを入力 ③ CREATED BY・・・作者名を入力 ④ EXTERNAL URL (OPTIONAL) ・・・外部URLを入力(任意) ⑤ DESCRIPTION・・・説明を入力 6.下にスクロールすると「PROPERTIES(プロパティ)」を設定できます。右側の「New Property」をクリックし、プルダウンから追加したい項目を選択します。 Text・・・テキスト Number・・・数値と上限 Hidden・・・OpenSea上には表示されず、NFTのメタデータの記述を確認した場合にのみアクセス可能なプロパティ(詳細) Boost number・・・OpenSea上で円グラフで表示される数値とその上限(詳細) Boost percent・・・OpenSea上で円グラフで表示される割合とその上限(詳細) 7.NFTの情報やプロパティの入力・設定が終わったら、右上の「Mint to Goerli」をクリックしてNFTを発行しましょう。 8.受取方法を選択します。自分のウォレットにミントする場合は「Myself」、他者にエアドロップする場合は「Airdrop」をクリックします。今回は「Myself」を選択します。 9.ウォレットアドレスを確認し、「Mint」をクリックします。 10.進捗が表示され、ウォレット側で確認を進めます。 11.トランザクションが実行され、ミントが完了しました。 12.OpenSeaやLookRareのテストネット版にアクセスしてみましょう。「OpenSea」をクリックします。 13.ミントしたNFTが表示されていることを確認します。 14.準備が完了して問題なければ、最後にメインネットへデプロイしましょう。「Go to Dashboard」をクリックし、ダッシュボードからメインネットへデプロイしたいNFTを選択したら、「Mint to Mainnet」をクリックします。 これでNFTをメインネットへデプロイすることができました。 コントラクトの編集 コントラクトの編集の方法は以下の通りです。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する。 2.ホーム画面に作成済みのコントラクトが表示されるので、編集したいコントラクトをクリックする。 3.「Edit contract」をクリックし、コントラクト情報を編集する。 ※コントラクトがすでにブロックチェーンにデプロイされている場合は、コントラクトを編集しても古いコントラクトが残ってしまい、新しいコントラクトが作成されてしまいます。 ※すでにトークンがデプロイされている場合、コントラクトを編集することはできません。 トークンの削除, コピー, 設定 トークンの削除、コピー、設定などの方法は以下の通りです。 1.コントラクトのダッシュボードから「Tokens」をクリックする。 2.一覧から目当てのトークン(NFT)の「 ︙ 」アイコンをクリックして、以下の操作を選択できます。 Create a copy as draft・・・下書きとしてコピーを作成する Token Settings・・・トークン設定を開く Delete token・・・トークンを削除する 3.トークン(NFT)のアイコンをクリックすると、トークン情報を編集することができます。 アプリケーション Manifoldではアプリケーションをインストールすることで様々な機能の拡張することができます。 アプリケーションメニューへは以下の手順でアクセスできます。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する 2.「Apps」タブをクリックし、アプリケーションメニューを開く 多数のアプリケーションが利用可能ですが、以下にその一例と概要を挙げます。 Claim Page・・・NFTをクレームできるミントサイトの作成 Burn Redeem・・・ミントしたNFTを交換するサイトの作成 Gallery・・・NFTオークションサイトの作成 Curate・・・NFTのギャラリーサイトの作成 Souldrop: Soulbound Claims・・・SBT(ソウルバウンドトークン)をクレームできるサイトの作成 その他の設定 各種設定へは以下の手順でアクセスできます。 1.画面左上の「マ」アイコンをクリックし、ホーム画面を表示する 2.「Settings」タブをクリックし、設定メニューを開く 設定メニューからはプロフィール設定や、TwitterやDiscordとの連携、アドレス、コントラクト、トークンの管理などができます。 まとめ Manifoldの概要とその主な使い方について解説しました。 誰でも簡単に独自コントラクトでNFTを発行できる手軽さと、豊富なアプリケーションによる拡張性が魅力的ですね。 この機会にオリジナルのNFTをセルフミントしてみてはいかがでしょうか。
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2023/04/18NIKE(ナイキ)NFT・Web3への参入動向の一覧 | スニーカー、プラットフォームを展開
NIKEは、NFT・Web3への参入に成功している企業の1つです。 これまで、NIKE関連のNFT(子会社のコレクション含む)は250億円以上の収益を上げており、取引高も1,000億円を超えています。 仮想通貨市場全体が落ち込みを見せている中、プラットフォームの立ち上げなど積極的な動きを見せており、今後もチェックしていきたい動向がいくつかあります。 この記事では、そんなNIKEとNFTのこれまでの主な動向やこれからについて、取り上げています。 NIKEとNFT [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: pixfly / Shutterstock.com[/caption] 2021年から2022年にかけて、知名度の高いブランドを持つ多数の企業が、NFTやWEB3への参入を表明してきました。 関連:ハイブランド企業によるNFT活用一覧 その中でも、NIKEはもっとも積極的な企業の1つとして挙げられます。これまで、関連企業(RTFKT)の買収からスニーカーをモチーフにしたNFTの販売等の積極的な動向を見せています。 [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: NFT Brand Case Study[/caption] NFTの流通・収益額を見ても、これまで1.8億ドル以上(約250億円)の収益を上げており、NIKE(CloneXなどを含む)の存在感は圧倒的です。2位のドルチェ&ガッバーナとも大きな差が付いていることが分かります。(2022年12月時点) これまでの取り組みやすでに発表されている動向などから、今後もNIKEではNFTやWeb3にまつわる取り組みが発表されていく可能性が高いと言えるでしょう。 NIKEとNFTの主な動向まとめ [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: Kidney Stone / Shutterstock.com[/caption] これから、NIKEとNFTに関する主な動向について年代別にいくつか取り上げていきます。NIKEのこれまでの取り組み・事業などについてチェックしていきましょう。 2019年~2020年 - 商標と特許 [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: Benjamas_Photovec / Shutterstock.com[/caption] 具体的なNFTの発行などは見られなかったものの、2019年から既にNIKEはクリプト周りの特許や商標を取得しようと試みていました。2019年4月には、仮想通貨関連と見られる商標「CRYPTOKICKS」の申請を提出しており、こちらの商標は後述するプロジェクトと関連があるものと見られます。 2019年の年末には、スニーカーをトークン化する特許も取得していました。特許の内容としては、NIKEがスニーカーに対してIDを生成し、各スニーカーに対応するトークンを発行するというものです。 こちらも、後述するプロジェクト(Cryoto kicks iRL)と親和性の高い特許であると言えるでしょう。 2021年 - RTFKTの買収 Welcome to the family @RTFKTstudios Learn more: https://t.co/IerLQ6CG6o pic.twitter.com/I0qmSWWxi0 — Nike (@Nike) December 13, 2021 2021年に、NIKEは「RTFKT」の買収を発表しました。RTFKTは、バーチャルなスニーカーやClone Xを展開するNFTのプロジェクトの1つです。著名なアーティストである村上隆氏と提携し提供されたCloneXのアバターコレクション(NFT)などでも知られています。 著名なブランドとNFTプロジェクトのコラボはいくつか見られた事例ではあるものの、買収を行うというのは初めての事例でした。 買収以降、NIKE関連のNFTの動向はRTFKTが中心になったりコラボが行われることが少なくないため、NIKEの動向に注目している方は、RTFKTもウォッチしていくのがおすすめです。 2022年 - NFT・プラットフォーム・スニーカーの展開 [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: Nattawit Khomsanit / Shutterstock.com[/caption] 2022年はNIKE、RTFKTの動向が活発的になった年でした。これから、主な動向についてまとめていきます。 Dunk Genesis CRYPTOKICKSの発表 [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: RTFKT x Nike Dunk Genesis CRYPTOKICKS[/caption] 2022年4月に、NIKEが買収したRTFKTは、スニーカーをモチーフにしたNFTであるDunk Genesis CRYPTOKICKSを発表しました。NIKEとコラボしたNFTということもあり、各シューズには、NIKEのロゴがデザインされています。 直近では、フロアプライス・取引高ともに下落傾向にあるものの、これまで7,900ETH以上の取引ボリュームがあります。(2022年12月時点) .SWOOSHの発表 [caption id="attachment_78035" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元: dotSWOOSH[/caption] 2022年11月には、WEB3プラットフォームである.SWOOSHを発表しました。 .SWOOSHは、バーチャルな製品の共同制作を行う機会などを提供するプロジェクトの総称で、デジタルコレクションの立ち上げなどさまざまな動きが見られると考えられています。 プラットフォームということもあり、コミュニティに向けたさまざまなサービス・イベント・体験などが立ち上げられていく旨が示唆されています。 関連:NIKE(ナイキ)web3プラットフォーム「.SWOOSH」を立ち上げ 2023年4月18日に.SWOOSHは、初のデジタルコレクションになる「Our Force 1」のサービス提供を開始します。(海外時間) 🚨 AIRDROP IS TOMORROW 🚨 Now that we have your attention, let’s talk about what that means 👇 pic.twitter.com/n79QO9dpeH — .SWOOSH (@dotSWOOSH) April 17, 2023 .SWOOSHにOur Force 1を購入する機会を提供しています。Our Force 1は、Air Force 1をモデルとしたユニークなデジタルスニーカーです。所有していることで今後、ユーティリティも解除されていく予定です。詳しくは下記の記事をご覧ください。 関連:NIKE(ナイキ).SWOOSHのOur Force 1 ビジュアル公開|ユーティリティも発表 サッカーユニホームのドロップ Through the wormhole ☄️ RTFKT Clone X 🧬 in the Footballverse 🌐 with @nikefootball legends ⚽ 👇 pic.twitter.com/dq9bk0ORgN — RTFKT (@RTFKT) November 16, 2022 同じく2022年11月に、サッカーユニホームのNFTを抽選でドロップする発表を行いました。 抽選の参加に伴って必要なのはRTFKTアカウント、MetaMaskといったものでしたが、CloneX保有者は当選確率が上がるという特典が見られました。時期的に2022年ワールドカップに伴ったドロップと見られます。 関連:サッカーユニホームNFTを抽選でドロップ Cryptokicks iRLの発表 Our next-gen innovation drop Cryptokicks iRL 👟⚡️ 1st native web3 sneaker Combining decades of @Nike tech 👨🔬 & RTFKT vision to merge worlds 🌎🌐 Details & FAQ: https://t.co/0I5cwrd8bb pic.twitter.com/A1jP8xg0NZ — RTFKT (@RTFKT) December 5, 2022 2022年12月には、RTFKTによってNIKEとコラボしたスニーカーであるCryptokicks iRLが発表されました。Cryptokicks iRLは、NFTを購入することによって現物のCryptokicks iRLスニーカーを手に入れることが可能です。(米国居住者向け) 現物のスニーカーは、さまざまな技術を搭載した最先端のスニーカーとなっており、NFTとスニーカーを連動させる機能や自動で足にフィットさせる機能などが付与されています。 さまざまな取り組みから、2022年はNIKEとRTFKTの動きが積極的になっていると言えるでしょう。 関連:スニーカー「Cryptokicks iRL」を発表 RTFKT × Air Force 1 SZN 1 Lookbook is now live! 👟 pic.twitter.com/TcEfaYCGHj — RTFKT (@RTFKT) April 11, 2023 RTFKTとAir Force 1のフィジカルアイテムが提供されることが発表されました。2023年4月24日から5月8日まで、デジタルコレクティブルNFT(デジタルスニーカー)の所有者は、フィジカルスニーカーと交換できます。 このForging EventはRTFKTの公式ウェブサイトで開催され、フィジカルスニーカーは2023年第4四半期に出荷予定です。参加者はERC-1155トークンをバーンし、ERC-721トークンを受け取ります。これは後でRTFKT WM NFCチップを介してフィジカルアイテムにリンクするために必要とのことです。 Air Force 1がRTFKTとコラボすることで、フィジタルアイテムとして提供されることが予定されています。 関連:NIKE × RTFKT、4月24日からフィジカルスニーカー獲得可能に 今後のチェックしたい予定・動向 新たなスニーカーなどの取り組み プラットフォームを軸にした活動 これから、NIKEとNFTの今後について注目していきたいトピックをいくつか取り上げていきます。NIKEとNFTのこれからをチェックしていきましょう。 新たなスニーカーなど従来どおりの取り組み これまで、NIKEはRTFKTとのコラボなどを通して、NFTや現物(Cryptokicks iRL)などのシューズを発表しています。 上記のような傾向を考慮すると、今後も何らかの形でNFTを用いたサービス、プロダクト、作品を世に出していく可能性が考えられます。 また、NIKEはROBLOXにて「NIKELAND」を提供しているのでNFTのみならず、今後メタバースの領域においても何らかの動向を見せる可能性があります。 プラットフォームを軸にした活動 まだ、はっきりとした全貌が明らかになっていないものの、NIKEが発表したプラットフォームである.SWOOSHではさまざまな活動を行っていく旨が公表されています。 そのため、.SWOOSHを通したさまざまな活動についても注目していきたいです。特に2023年には、デジタルコレクションを.SWOOSHから展開していく旨が示唆されています。 NFT・Web3の領域としてどのように関連していくは、まだ正確にはわかっていませんが今度の動向が気になるところです。 他ブランドの登場 INTRODUCING ADIDAS VIRTUAL GEAR Unveiling the genesis collection of adidas Virtual Gear 🧵👇1/6 pic.twitter.com/FUt9Qhj8VO — adidas Originals (@adidasoriginals) November 16, 2022 NIKEがNFTやWEB3周りの参入に積極的ではあるものの、NIKEのみではありません。前述した通り、NIKE以外にもNFTを発行しており、既に収益を上げているブランドは多数見られます。 例えば、NIKEと同じくスニーカーとして著名なadidasもデジタルファッションNFTやBAYCとコラボしたNFTプロジェクトを発表する動きを見せています。 NIKEの成功事例から今後ファッション、スポーツブランドや企業から、同じような動きをする可能性が考えられます。どういった企業がNFTに参入していくのか楽しみです。 関連:adidas(アディダス)デジタルファッションNFTを公開 NIKEとNFTについてまとめ この記事では、NIKEとNFTの動向についてご紹介しました。 NIKEは、非常に積極的にNFTやメタバースに参入しており、プラットフォームの立ち上げなども行っていることから、今後も何らかのイベントが期待できると言えるでしょう。 一方で、ハイブランドがNFTに続々と参入している状態なので「ブランド × Web3」というのは、業界を盛り上げる領域になっていく可能性が考えられます。 【ハイブランドNFT】ハイブランド企業によるNFT活用一覧 – 参考リンク– dotSWOOSH 公式サイト:https://www.swoosh.nike/location RTFKT Twitter:https://twitter.com/RTFKT NIKE Twitter:https://twitter.com/Nike OpenSea:https://opensea.io/collection/rtfkt-nike-cryptokicks