2月ランク戦(レジェンド級)の振り返り、及びギルド戦に向けた対策
Crypto Times 編集部
どうもこんにちは、Rubyギルドマスターのでりおてんちょーです。
この度、CRYPTO TIMESでのコラムを書くこととなりました。
この記事を読んで頂いている方のほとんどは、クリプトスペルズ(以下クリスペ)のユーザーだと思います。
まずは、2月ランク戦(レジェンド級)お疲れ様でした。今回のランク戦で、僕自身は9位という結果に終わりました。
この結果が良いか悪いかは一旦置いておくとして、今までのランク戦を振り返ってみても、精神的にも体力的にも非常に苦しめられた3日間でした。
この記事では、それらの経験を踏まえた上で
・2月ランク戦(レジェンド級)の振り返り
・2月ギルド戦ではどう立ち回れば良いのか?
などについて述べていきます。
2月ギルド戦に向けて、少しでも役立てて頂けますと幸いです。
2月ランク戦(レジェンド級)の振り返り
まずは、今回のランク戦のTOP10の方々を見ていきましょう。
今回の2月ランク戦では、TOP10の方が全員レジェンド以上持ちとなっております。そして、その他に目立った特徴として以下の2点を、現状の環境と照らし合わせながら考察していきたいと思います。
赤が人気、白が不人気
Top 300
赤:勝率51.8%:使用率32.0%
青:勝率47.2%:使用率22.6%
緑:勝率52.3%:使用率20.3%
白:勝率46.7%:使用率10.2%
黒:勝率49.3%:使用率14.5%
今回のランク戦では、赤の使用率が32%、白の使用率が10.2%と、かなり差が開いていることが分かります。
しかも、赤は使用率だけでなく勝率も高いため、レジェンド以上のカードを持っているか否かはあまり関係なく強いと言えます。
この要因としては、最近Twitterでもよく言及されている「熱風の兵団」が強い問題が一つ。
そして、赤アグロの環境が良すぎてレジェンドカード「重装姫 ルチア」が輝きまくっていることも要因となっています。
レジェンドを持っていてもいなくても、赤アグロは今の環境に刺さりまくっているので、愛用者が多くなっているのでしょう。
それに対して、白文明は10人に1人しか使っていない状況。
「ランプオク」と呼ばれる、「月光」「義賊団の団員」を使ってマナ加速させながら、高スタッツのユニットを早くから展開するデッキも一般的にはかなり強いのですが、今の環境
的にかなり使いづらくなっていることは間違いないです。
・赤アグロ
・覚醒2CS緑
は、レジェンド以上のカードの有無を問わず強いので、マナ加速をしている間に盤面を取られてしまい、そこから逆転できなくなってしまいます。
これは、ランク戦だけでなくギルド戦まで続くので、ランプオクでギルド戦に挑むのはかなり厳しいと僕自身感じました。
赤アグロ(サファイア緑も)が流行って、白デッキが使われない状況というのは、ギルド戦でも同じかなと思っています。
TOP10に青使いが一人も入っていない
今回のランク戦から「雷帝 ガイン」が使えるようになりましたが、残念ながらガイン使いどころか、青デッキ使用者はTOP10に一人もいませんでした。
青文明はゴールド以下で優秀なカードが多いので、1人くらいはランクインしてくるかなと思ったのですが、今回上の方に位置してからはほとんど当たりませんでした(マッチング運もありますが)。
そのせいもあってか、『ガインは弱いんじゃないか?』という意見をあちこちで目にしましたが、さすがにガインはめちゃくちゃ強いと僕は思います。
ただ、今の環境が、『序盤から横展開してバフするアグロ』に寄りすぎているため、活躍の場を逃しているだけでしょう。
ガインの効果は「召喚時 ターン終了時 ランダムな相手1体に6ダメージ」なので、赤の「暴れ花火」とは異なり1体ずつにしかヒットしません。
そのため、横展開してバフするアグロが流行っていると、ガインの強みとなる
・顔に6点ダメージ
・ヘルスが高いユニットに6ダメージ
が機能しにくくなります。
そのため、ギルド戦では青は特に警戒しなくても良さそうに感じます。
また、ガインが今の環境で機能しづらいことに加えて、アンリミデッキを組もうと思った時のパートナーは「幻竜 パープルミスト」になってしまいます。
ここでは多くは述べませんが、この要素からもやはり今回のギルド戦で青使用者はかなり少なくなるかなと思います。
2月ギルド戦に向けた対策
これらの考察を踏まえた上で、2月ギルド戦はどのようなデッキ・戦略を持って立ち回れば良いのでしょうか?
まず、2月ギルド戦でもランク戦と同じく、アグロデッキを使う人が多いと思いますので、それに対応していく必要があります。
おそらく上位に位置する人の多くは今回のように
・シュモフリ(覚醒2CS)
・ディバルチ
になってくると思いますので、熱風兵や3ターン目フリッグをケアするのであれば
・フェンサー
・インプ
・ホーリーボルト(白)
を入れたり、マリガンでそれらを優先的に引きにいくと良いでしょう。
因みに、フリッグ対策としてかつて僕自身も採用していたことのある「マッチ売りの少女(赤)」ですが、これは3ターン目フリッグに間に合っていないため、必要ないと考えています。
中途半端にアグロケアをするのであれば、そこは割り切ってデッキ構成した方が勝率も高くなるので、今回のギルド戦では「マッチ売りの少女(赤)」より他の優先すべきカードを入れた方が良いかなと思います。
また、環境的に向いていないのは
・黒のシルバー9CS
・白のランプデッキ
・青のガインパープルミストデッキ
など。前寄りのデッキが流行っている環境では、これらのデッキは不利になってしまいますからね。
今のクリスペ環境では、序盤の展開が試合のほぼ全てを決めると言っても過言ではありません。
その理由として、
・低コストカードが全体的に強め
・確定全体除去カードがない(「ノストラダムスの大予言」は除く)
などが挙げられます。
とにかく試合の序盤から盤面を取られすぎると、後から返すのが難しいため、
・黒であれば3CS
・白であればランプしない
・青であればアグロ寄り・序盤の盤面除去を徹底する
・赤であれば1CSを選択
などの対策が必要になります。
まとめ
今回は、2月ランク戦(レジェンド級)の振り返り、及びギルド戦に向けた対策についての記事でした。
とにかく今の環境はアグロがかなり強いため、どうしても無視せざるを得ない状況になっています。
ギルド戦では、上位に
・覚醒2CSシュモフリデッキ
・ディバルチデッキ
が台頭してくると思いますので、それに特化したデッキを組んでおくことをオススメします。
ギルド戦では、各チーム30人ずつしか参加できないため、一人一人のポイントが非常に重要になってきます。
しっかりギルド間で連携を取りながら、戦い方の方向性や目指すポイント数を決めて、優勝できるように努めてみてください。