イーサリアムのマージ「Bellatrix」が実施 | 大手マイナーは経営方針変更へ
   公開日 : 2022/09/07

イーサリアムのマージ「Bellatrix」が実施 | 大手マイナーは経営方針変更へ

Crypto Times 編集部

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イーサリアム「The Merge(マージ)」第一段階のアップグレードであるBellatrixが事前の発表の通り9月6日20時34分に実行されました。

BellatrixとParisの二段階によって行われるマージは、昨日実行が開始されたBellatrixで、ビーコンチェーン上でバリデータがアップデートされたブロックの生成が行えるようになります。

Bellatrixが終了した後、PoWからPoSへの移行を行うParisを経てマージは完了。マージ後、イーサリアムではメインネットを実行レイヤー(Execution Layer)とし、ビーコンチェーンがConsensus Layer(合意形成レイヤー)となります。

関連:【実装間近】イーサリアム「The Merge」とは?概要を詳しく解説

PoWからPoSへ移行するマージでは、従来のマイナーの収益構造が大きく変化します。

現行のイーサリアムでのマイニングで収益を上げていたマイニングインフラ企業Hive BlockchainとHut 8 Mining Corp.は、マージ実施に際して異なる方針を発表。

海外メディアの報道によると、Hiveは自社が抱える6.5テラハッシュのイーサリアム採掘能力を他の様々なGPU採掘可能なコインに使用するとし、先月8月で3,010ETHのマイニングを行なった同社のポテンシャルを他トークンへ向ける方針を打ち出しています。

一方、Hut 8 Mining Corp.は、カナダに拠点を構えるマイニング施設にGPUを増設し、マイニングから機械学習・AI・顧客への代替サービスの提供にシフトチェンジを図るとしています。

現行のPoWイーサリアムを望むEthereumFairによると、Bellatrixのリリース後、フォーク分野のテストネットSentry Omega(イーサリアム版)がリリースされたとしています。

OpenSeaやChainlinkがマージ実施後のPoWイーサリアムには対応しないと発表するなか、大手取引所Binanceはユーザーにハードフォークトークンの付与の準備を目的として一時的の入出金停止を実施

大手取引所とプロジェクト・企業によって対応が分かれているイーサリアム最大のアップグレードであるマージは9月13日~15日に実施予定となっています。

記事ソース:Twitter、Decrypt

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