仮想通貨MATRIX / MANの特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ
さっちゃん
MATRIX AI Network(MAN)はAIを搭載した、スマートコントラクトプラットフォームです。
中国初のプロジェクトの中でもっとも期待されているプロジェクトの一つとして注目されています。
こちらのページでは、そんなMANの特徴や概要から、競合と比較した優位性についてまとめています。
これを読めば、MATRIXがどんなプロジェクトなのか、どうして注目度が高いのかがわかります。
目次
- 1 MATRIX AI Network(MAN)の概要を簡単に把握しよう!
- 2 MATRIX AI Network(MAN)の特徴を詳細解説
- 3 【MATRIX AI Network(MAN)の将来性・可能性】使われ方・ユースケースを解説
- 4 MATRIX AI Network(MAN)のロードマップを確認しよう
- 5 MATRIX AI Network(MAN)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較
- 6 MATRIX AI Network(MAN)への意見・ツイートまとめ
- 7 MATRIX AI Network(MAN)のチャートを確認しよう
- 8 MATRIX AI Network(MAN)プロジェクトまとめ
MATRIX AI Network(MAN)の概要を簡単に把握しよう!
MANの概要
通貨名/ティッカー | MATRIX AI Network/MAN |
---|---|
総発行枚数 | 1,000,000,000(10億) MAN |
創業者(CEO) | Owen Tao |
主な提携先 | 一帯一路、HYPER LEDGER、SmartMeshなど |
特徴 | AIを搭載した次世代ブロックチェーン |
公式リンク | Webサイト |
Telegram | |
Twitter(EN) Twitter(JP) | |
Blog(Medium) | |
Youtube | |
Github |
MATRIX AI Network(MAN)の特徴を詳細解説
MATRIX AIのプロジェクトは、AIがベースにあるブロックチェーンプラットフォームを作って、誰でもAI・ブロックチェーンを簡単に利用できるようにするプロジェクトです。
中国政府との提携もあるプロジェクトということで、バックグラウンドもかなり強力になっています。
プライベート・パブリックブロックチェーンの連携、自己進化機能、巨大なTPSに対応できるスケーラブル性などの実現を目標にしていて、プラットフォーム系として目指しているレベルはかなり高いです。
少し難しいと感じた人は「MANの将来性・ユースケース」まで読み飛ばしても、MATRIXがどのように社会に影響を与えていくのかがよくわかるはずです。
AI×ブロックチェーンのプラットフォーム
MATRIXはAIがベースにあるブロックチェーンプラットフォームです。
ブロックチェーンと最先端のAI技術を組み合わせることで高TPS(スケーラブル化)、高セキュリティを実現し、開発者にとっては操作しやすい、一般ユーザーにとっては使いやすいプラットフォームを作ることができます。
プライベートチェーンとパブリックチェーンをつなげることができる
プライベートチェーン | パブリックチェーン | |
---|---|---|
概要 | 承認などをする人が限られる | 誰でも承認などをすることができる |
分散性 (信頼性) | ||
プライバシー保護 | ||
取引時間 や手数料 | ||
例 | XRP,ALISなど | BTC,ETHなど |
Maxtix AIにはプライベートチェーンとパブリックチェーンを連携させる機能があります。主な違いは表の通りです。
「どちらが優れている」ということではなく、それぞれ用途が違います。
- 2種類のチェーンの用途
- Private…企業内データベースの構築など
- Public…オープンネットワークの構築など
クローズドにしたいものにはプライベートチェーン、オープンにしたいものにはパブリックチェーンを利用します。
このように用途が違う2種類のブロックチェーンを組み合わせることで利用の幅が広がり、仮想通貨・ブロックチェーンに革命を起こすことができるとMANは考えています。
この機能によるメリットについては「MATRIXの将来性・ユースケース」でまとめています。
1,000,000TPS(高いスケーラブル性)を実現する
MATRIX AIはランダムクラスタリングという技術で安全性・公平性を保ちつつ、高いスケーラブル性を実現します。
ランダムクラスタリングを簡単に説明すると、クラスタ(PoSノードの集まり)がランダムに形成され、そのクラスタの代表者がPoWで承認作業を行えるというものです。
代表者の数が制限される、代表者は作業をクラスタ内のノードにふり分けることができる、という2つのポイントによって高いTPSを可能にします。
MANが目指している1,000,000TPSはQuarkChainが目指しているTPSと同じです。
- TPSの補足
- Transaction Per Secondの頭文字をとったものです。1秒当たりに処理できるトランザクション数を示しています。現在瞬時に決済ができるVISAが約45,000TPSとされているので、どれだけ高いレベルを目指しているかがわかります。
AIがセキュリティホール(脆弱性)やエラーを見つけて修正していく
MATRIX AIではスマートコントラクトやネットワークの脆弱性やエラーを自動的に検出・修正することができます。
また、ネットワークの脆弱性やエラーが生じるのは、多くの場合ネットワークが動いているときです。
つまり、プログラムの間違い(構文・構造エラー)を検出・修正できたとしても「プログラムを動かしてみたら脆弱性がある」ということは大いに起こりえます。
でも、MANでは構文解析やディープラーニング、モデル検証、シミュレータなどを駆使して、プログラムが動いている状態で脆弱性を検出することが可能です。
ハードフォークしないで自己進化(最適化)する
- ハードフォーク不要のアップデートとは
- MATRIXのAIによる自己進化では、ハードフォークが必要ありません。例えばBCHのブロックサイズ変更などのためにHFが起こりました。でも、MANではHFなしで進化していくことができます。
技術的な話ですが、プロトコルレイヤに最適化エンジンを組み込むことでHFなしでのパラメーター最適化を可能にしています。
これによって、MANのコミュニティが分裂することを防ぐことができたり、開発者がHFの心配なしに開発に専念することができるようになります。
中国政府One Belt One Roadとの提携がある
MATRIX brings good news to all the supporters of MATRIX and the Belt and Road initiative; we are proud to officially announce that have signed a strategic cooperation agreement with the state owned Belt and Road Development Centre, to become the only blockchain partner of the center.
中国の一帯一路(One Belt One Road Initiative)は中国が、800兆円以上を投じて構築しようとしている対世界の経済圏のことです。
この提携は実質的には中国政府との提携を意味します。
政府との提携があれば規制・コネクションなどMANにとってかなり有利に働くのは間違いありません。
- Point
- 現時点で一帯一路が提携しているブロックチェーン関連プロジェクトはMATRIX AI Networkだけです。
【MATRIX AI Network(MAN)の将来性・可能性】使われ方・ユースケースを解説
MATRIXが実際にどのように使われるのかを、具体的な事例を交えて解説しています。
技術的なことよりも、どんなことができるのか、どう世界を変えるのかに焦点を当てた解説です。
だれでもスマートコントラクトが利用できるようになる
MATRIX AIではSolidityなどのプログラミング言語がわからなくても、スマートコントラクトを利用(作成)が可能です。
言葉(英語や日本語)で作成したいスマートコントラクトを入力していくことで、AIが自動的にスマートコントラクトを作成してくれます。
- スマートコントラクトの利用事例
- 商品が購入(決済)〜発送を自動化する(オンラインの自動販売機のイメージ)
- エクスクローサービスが自動化される(仲介者が不要に)
- KyberNetworkのような自動両替の仕組みを作れる
スマートコントラクトではこれらの一連の流れをプログラムで自動化することができます。
コンピュータ言語がわからなくても、事例で紹介したような仕組みを簡単に作成することができるわけですね。
このスマートコントラクトの自動生成機能をMATRIX(MAN)ではインテリジェントコントラクトとよんでいます。
- Point
- 読み書きができる70億人のうち、2,000万人しかプログラミングはできません。インテリジェントコントラクトによって、スマートコントラクトがより身近なものになるのは間違いないですね。
外部と情報を即時にやりとりできる社内システムなどの構築ができる
社内ネットワーク・システムは機密性が高いものなので、プライベートチェーンで作成されることになります。
機密性を高めるために、通常は外部との接続を遮断するので、外部のリアルタイム情報を取得することはできません。
しかしMATRIX AIを利用すればプライベートチェーンとパブリックチェーンの連携ができるので、機密性を保ちつつ外部のリアルタイム情報を取り入れたりすることができるようになります。
それとは逆にプライベート→パブリックへの送信もでき、「機密システム内から一部情報のみをオープンにしたい」のようなことでも簡単に実現可能です。
AIを搭載したアプリ作成・AIの利用が簡単にできる
MaxtrixはAIを搭載したブロックチェーンなので、AIを搭載したオープンソースのアプリを簡単に作ることができます。
- MAN上の最初のシステム
- Beijing Cancer Hospital(北京ガン病院)をはじめとする302の病院などと連携して、AIによる甲状腺ガン・肝臓ガンの画像診断をするシステムの開発に取り組んでいます。
本来、AIを搭載したアプリを作成しようとすれば、AIはアプリとは別に開発するしかありません。
でもMANを利用すれば、すでにMANで作成されているAIを使用料を支払うだけで利用することができます。
また、AI搭載アプリの作成以外にも、AIの計算力・サービスの利用もできます。
- Point
- AIの使用料はMANトークンを通じて支払うことになります。
MATRIX AI Network(MAN)のロードマップを確認しよう
予定時期 | 達成予定内容 |
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Age of Genesis 2018年9月 | プライベート・パブリックチェーンTx |
Age of Speed 2018年12月 | ・AI対応PoS/PoWコンセンサスメカニズム ・人工知能に基づいた自己進化アルゴリズム ・ランダムクラスタリング |
Age of Civilization 2019年12月 | ・AIに基づいた自己進化の実装 ・AIによるスマートコントラクトの保護 ・AIによるパラメーターなどの調整 |
Age of Wonder 2020年1月 | ・人工知能チップ ・コンピューティング/マイニング機器 ・人工知能とビッグデータに基づくアプリケーション |
【2018年9月】プライベート・パブリックチェーンのトランザクション
Age of Genesis 2018年9月 | プライベート・パブリックチェーンTx |
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この時期までにプライベートチェーンとパブリックチェーンのトランザクション機能を実装する予定です。
MANの大きな特徴になる機能なので、予定通りにきちんと実装されるかに注目です。
【2019年9月】AIによる高速化とセキュリティ強化
Age of Speed 2018年12月 | ・形式検証 人工知能に基づいた自己進化 ランダムクラスタリング |
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「Age of Speed」の名前の通り、AIを用いた効率的なトランザクションの実現を目指します。
同時にセキュリティ強化のための自己進化機能など、ブロックチェーンとAIが本格的に連動してくるフェーズです。
【2019年12月】AIの機能が実装されてくる
Age of Civilization 2019年12月 | ・AIに基づいた自己進化の実装 ・AIによるスマートコントラクトの保護 ・AIによるパラメーターなどの調整 |
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アルゴリズムが完全になったら、いよいよネットワークにAIが実装されてくるようになります。
どの程度注目度が高くなるかチェックしておきたいですね。
【2020年1月】MANに関するプロダクトがリリースされ始める
Age of Wonder 2020年1月 | ・人工知能チップ ・コンピューティング/マイニング機器 ・人工知能とビッグデータに基づくアプリケーション |
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ネットワークが本格稼働し、MANに関するプロダクトが出始めて来るようになります。
MATRIX AI Network(MAN)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較
MATRIXについてよく理解できたら、競合についても確認しておきましょう。
MANは長期目線のプロジェクトなので、競合の動向についてもきちんと確認しておくことが大切です。
EOS・NEO・Ethereumなどのブロックチェーンプラットフォーム
MATRIXは他の多くのブロックチェーンプラットフォーム(スマートコントラクトプラットフォーム)と競合します。
特にEOSはMANの公式Blog(Medium)でも取り上げられていたように、かなり意識されています。
MATRIXの違いとして、インテリジェントコントラクトやAIによる自己進化(セキュリティ強化)・トランザクション処理(マイニング)の効率化による高速化という部分が強調されています。
その他のブロックチェーン×AIのプロジェクトとは競合しない
MATRIXはその他のAI系プロジェクトとは競合しないという見方が強い印象があります。
基本的にMATRIXがやろうとしていることが実現すれば、AIの計算力を販売する、AIでビッグデータを扱う、という“他のプロジェクトがやろうとしていること”はMANだけで実現できてしまうからです。
もちろん、それだけ時間がかかるプロジェクトではあるということにはなります。
MATRIX AI Network(MAN)への意見・ツイートまとめ
MATRIX AI Network$MAN について…今更知ったこと😲
Matrixではなく大文字でMATRIXが正しいらしい!!
MATRIX AI Network!!
テレグラムもツイッターもよろしくお願いします!!#matrixainetwork pic.twitter.com/X2psq1ypLD— ふーにーまん(Hoonieman) (@huni_crypto) 2018年5月31日
$MAN のofficial community managerになりました。
AIを利用した非集権取引所を作る目的の通貨です。
すでにいくつもの取引所へ上場を遂げ、日本の取引所上場を視野へいれ運営は奮闘中‼️現在1MAN=約122円https://t.co/6EdXg7eLaG
日本公式テレグラム☝️#MatrixAINetwork #hadax #gate #kucoin— uhouho (@uhouhodon) 2018年5月19日
日本語情報は公式日本コミュニティの運営者の2人が積極的に公開しています。
僕は $MAN というスケーラブル銘柄を推しています👀 https://t.co/pOxN0POWzN
— とまと農園 (@tomatochem) 2018年7月3日
$MAN のWP読んでるんだけど面白いなあ
でもこれブロックチェーンの根本から勉強し直さないと完全には理解できんやつやァ— イナゴライダー@仮想通貨 (@inago_de_okuru) 2018年6月9日
$MAN
じれったくてdumpする人がきたのかな?確かにMANは価格操作がすごいけど(笑)
もう一段階下がれば最高ですね😊 pic.twitter.com/bnkBU0pQAJ— ʀʏᴜ [ᴄʀʏᴘᴛᴏ ɪɴᴠᴇsᴛᴏʀ] (@Ryugunsun) 2018年5月19日
先日Kucoinに上場した $MAN
提灯記事みたいだけど、握力を強めるには良いのでは
MANはすげえ、年末までに50倍になるYO!!っていう感じhttps://t.co/CcFIPQjmtU— DA (@dmn_crypt) 2018年5月16日
次世代の中国3銘柄$VEN $NAS $MAN
これらは中国政府と強い関係をもとにプロジェクトを進めているので、成功は約束されている。$MAN は現在1.2$
イーサデルタで買えますが、日本で認知度が低い今のうちに仕込むのが良いかと思います😇 https://t.co/Y9Hx8wQdDQ— キスケ@ゾゾゾ (@kisuke_zozozo) 2018年1月28日
MATRIX AI Network(MAN)のチャートを確認しよう
CoinmarketcapによるMANのチャートです。(2018年7月まで)
リアルタイムのチャートはHuobiなどで確認することができます。
MANはロードマップでも紹介したように、長期的な目線で期待が持てるプロジェクトです。
もし仕込みたい場合はチャートを参考にしつつ、できるだけ安い価格で購入するようにしましょう。
MATRIX AI Network(MAN)が購入できる取引所一覧!おすすめはHuobi(HADAX)
MANの取引所一覧
国内取引所 | 海外取引所 | DEX |
---|---|---|
なし | Huobi(HADAX) CoinEgg LBank Gate.ioなど | IDEX EtherDelta(ForkDelta)など |
MANが取引できる取引所一覧です。
Coinmarketcapによれば、一番取引高が多いのはHADAX(Huobi)での対BTC取引になっています。
できるだけ取引高が多い取引所で購入・売却するようにすると、たくさん売買しやすい、取引したい価格での取引が約定しやすいというメリットがあります。
MATRIX AI Network(MAN)プロジェクトまとめ
中国の最有望プロジェクトの1つ、MAXRIX AI Network(MAN)についてまとめました。
長期目線のプロジェクトになりますが、中国政府との提携、強力なチーム、確実な需要など、期待が持てるポイントは多いです。
MATRIXによってAIがより身近なものになる未来も遠くないかもしれませんね。
MATRIX AIについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。