ビットコインが500万円を突破|先物取引ボリュームは24時間で+340%以上に
Crypto Times 編集部
ビットコインが本日10月24日朝に急騰し500万円を突破しました。直近24時間で+13%以上の価格高騰を見せたビットコインは記事執筆現在516万円台を推移しています。
coinglassのデータによると大手海外仮想通貨取引所BinanceのPerpetual(無期限先物)におけるBTC/USDTペアの取引ボリュームは直近24時間で約340%増加し、362億ドル(約5兆4120億円)が同ペアでトレードされています。
取引所外での動きとしてビットコインが大きく上昇を始めた本日24日7:00の約10分前となる6:50頃、6,769 BTC(現在約350億円)が特定のウォレット間で移動されていることが観測されています。送金先のアドレスでは、ビットコインが大きく価格上昇を見せた現在でもビットコインは移動されていないことが確認されています。
🚨 🚨 🚨 🚨 🚨 🚨 🚨 🚨 🚨 6,769 #BTC (214,083,167 USD) transferred from unknown wallet to unknown wallethttps://t.co/I1YJpObnWs
— Whale Alert (@whale_alert) October 23, 2023
シンガポールに本社を構え、アジア/ヨーロッパ全域で機関投資家や個人投資家向けのデジタル資産金融サービスを提供するMatrixport社が先月公開したレポートによると、第4四半期における過去9年間のビットコインの価格パフォーマンスの平均は+35%となっており、この法則に従った値動きをした場合ビットコインは年末までに37,000ドル(約550万円)に達する可能性があるとされています。
ビットコインや仮想通貨市場に対する様々な推測がなされるなか、海外取引所Bitfinexは長期保有者が短期保有者からビットコインを買い集めていることなどを理由に、間も無く強気相場の到来が訪れる可能性があると述べています。
現在、ビットコイン市場ではSEC(米国証券取引委員会)による現物型ビットコインETFの承認の行方や、来年に訪れるとされるビットコイン半減期など様々な要素が注目を集めています。
ビットコインを含む仮想通貨ETFの承認が今後進んだ場合数千億規模の資金が市場に流入される可能性があると一部で指摘されるなか、ブルームバーグ社のシニアETFアナリストのエリック・バルチュナス氏はETFの承認に伴う投資家側の共通の行動はビットコインの保有であるため過度なマーケティングが行われる可能性があるとの警戒を促しました。
先日、海外メディアによってブラックロックが申請中の現物型ビットコインETFが承認されたとする誤報が流布されるケースなども発生しており、市場参加者は激しい値動きや市場に出回る情報の取り扱いに引き続き注意が必要となります。
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記事ソース:coinglass