テザー上場なら価値5150億ドル、コカ・コーラ超え世界19位企業が誕生か
Crypto Troll

ステーブルコインUSDTを発行するテザー社が株式公開した場合、その企業価値は5150億ドルに達する可能性があるという分析が示されました。この評価額はコカ・コーラやコストコを上回る水準であり、実現すればテザー社は世界で19番目に価値のある企業となる規模です。
If @Tether_to went public TODAY, Tether would be the 19th largest company in the world at $515B.
That’s ahead of Costco and Coca Cola.
Here’s why:
– Circle is now public at $30B marketcap
– Our financial model has Circle at $410B EBITDA in 2025 or 69.3x EBITDA
– Tether claims… pic.twitter.com/JCzNwjQI5z— Jon Ma (@jonbma) June 6, 2025
この分析は、Artemis社のCEOであるジョン・マ氏によって公表されました。評価額の算出には競合するステーブルコインUSDCの発行元であるサークル社が基準として用いられています。
マ氏の試算では、テザー社の2025年における予測EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)に対して、サークル社の現在のEBITDA倍率である69.3倍を適用することで5150億ドルという数値を導き出しました。この計算は2025年のUSDT平均供給量が1700億ドルに増加し、平均4.2%の金利で運用されるという仮定に基づいています。
この分析に対し、テザー社のパオロ・アルドイノCEOは自身の見解を述べています。同氏は、テザー社の2024年の純利益130億ドルのうち、ビットコイン(BTC)や金への投資から生じた未実現利益50億ドルが今回のEBITDA計算に含まれていないと指摘。その上でこの評価額は「少し弱気」であるとの考えを示しつつも、5150億ドルという数字については「美しい数字」であり「恐縮している」とコメントしました。
Tether valuation at 515B is a beautiful number.
Maybe a bit bearish considering our current (and increasing) Bitcoin + Gold treasury, yet I’m very humbled.
Also truly excited for the next phase of growth of our company.Thank you everyone❤️ https://t.co/exZc05SDwd
— Paolo Ardoino 🤖 (@paoloardoino) June 7, 2025
テザー社は暗号資産市場の基盤を支える重要な企業です。同社が発行するUSDTは取引や国際送金、安定した価値の保存手段として世界中で広く利用されています。その供給量は需要の増加とともに成長しており、時価総額ではビットコイン、イーサリアム(ETH)に次ぐ第3位の暗号資産です。同社の利益は主に米国債や現先取引などの準備資産から得られる利息収入によって生み出されています。
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