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トランプ前大統領、米国を仮想通貨分野のリーダーとして位置づける計画を近く発表へ

トランプ前大統領、米国を仮想通貨分野のリーダーとして位置づける計画を近く発表へ

引用元: Sir. David / Shutterstock.com

ドナルド・トランプ前大統領は木曜日、自身のSNS「X」への投稿で、米国を仮想通貨分野のリーダーとして位置づける計画を近く発表すると述べました。

トランプ一族はこれまでにも、独自の暗号資産プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」の立ち上げを積極的に宣伝しており、今回の発表もこれに関連するものと見られています。息子のドナルド・トランプJr氏も、DeFi(分散型金融)への言及など、このプロジェクトを熱心にアピールしています。

ワールド・リバティ・ファイナンシャルは、既に59,000人以上の参加者を抱えるTelegramグループを開設しており、大きな注目を集めています。

World Liberty Financialのテレグラムグループ

現在、6,000万~8,000万人の米国民が仮想通貨を保有しているとされ、2024年の大統領選では仮想通貨が重要な争点の一つになるとの見方が強まっています。

対立候補とされるカマラ・ハリス氏は、仮想通貨やブロックチェーン業界への直接的な支持を表明していないものの、選挙顧問によれば、デジタル資産業界の成長を支援する政策を支持する意向を示しているとのことです。

一方、トランプ氏は今回の計画以外にも、ゲンスラーSEC委員長解任や米国が保有するビットコインの売却停止、更には戦略的なビットコイン準備金積立など、仮想通貨に関する具体的な政策を打ち出しています。

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