ビットコインの価格とOI(未決済建玉)の関連性から考える $BTC の動き
Crypto Times 編集部
本日、$10,000近くまで価格を落としたビットコイン。今回の記事では、この要因に関して解説いたします。
tainokoさんが配信してくれているOI(未決済建玉)の推移を常にみている方は、大きな下落が来る可能性が高かったのが事前にわかっていた方も多いのではと思います。
8月20日時点では価格が$11,000付近まで上がりながら、OIが増加していました。ただ、その後の動きが価格とOIの関係が逆行しています。
価格が下がりながらも新規ポジションが建てられ、OIが増加していたことからロングポジションが含み損で耐えている状況なのが想像できます。
そういったこともあり、本日のお昼頃の大きな下落はロングポジションの損切りが重なったことによる価格の下落では?ということが想像できます。
因みに、以前もこのような価格とOIの逆行する現象は起きており、その際もやはり下落に繋がっていました。
BitMEX XBT ETH 未決済建玉
XBTUSD : $980.25M (-0.91% ↓)
XBTU19 : $154.87M (-0.27% ↓)
XBTZ19 : $106.51M (+0.33% ↑)
ETHUSD : $33.51M (-4.45% ↓)
TOTAL : $1.41B (-1.35% ↓) pic.twitter.com/DGay8s2qMX— BTC Status Alert 📊 (@btc_status) August 10, 2019
価格の上下を100%当てることは出来ません。しかし、こういった情報を元にして、この先の動きがどうなるかを自分で考えるかというのが非常に大切なことだと思います。
今後も価格とOIとの関係性には着目していきつつ、市場の動向は要チェックする必要があります。