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2024/10/14Avalanche採用バトルロワイヤルゲーム「Off The Grid」がEpic Gamesで首位獲得
サイバーパンクをテーマにしたバトルロワイヤルゲーム「Off The Grid」が、Epic Gamesで一時首位を獲得しました。Avalancheをゲーム基盤に採用していることでも知られています。 Off The Gridは、「第9地区」や「エリジウム」の監督であるニール・ブロムカンプ氏が共同制作に関わっており、さらにTwitchの人気ストリーマーNinja氏との提携で、以前より注目を集めていました。今回の首位獲得は、人気タイトル「Fortnite」や「原神」を押さえた記録となっています。 [caption id="attachment_123308" align="alignleft" width="2560"] Twitchtracker[/caption] 現在(記事執筆時)、Off The Gridは、Twitch上のゲームランキングで30位に位置しています。 Off The Gridは、Avalanche Subnetを通じてクリプト機能を統合予定としています。まだ暗号資産要素は稼働していませんが、開発元のGunzillaは、このネットワークをゲーム内の経済運営に活用する一方、他の開発者にも機能を開放する予定と発表しています。 デジタル経済はAvalancheサブネットで運営予定 Off The Gridのデジタル経済は、開発元Gunzillaによって設計されたAvalancheサブネット「GUNZ」で運営されています。 このブロックチェーンネットワークは現在テストネットとして稼働しており、ゲーム内トークンのみを使用してガス代を支払う仕組みを備えています。これにより、Web3と従来のゲーマー両方に直感的で報酬のあるユーザー体験を提供することが目指されています。 ゲーム内では、プレイヤーが「GUN」トークンを使用してアイテムを購入・取引でき、それらのアイテムはNFTとして表現され、プレイヤーに完全な所有権が付与されます。暗号資産要素はまだ完全に稼働しておらず、トークンは現在ゲーム内通貨としてのみ機能していますが、今後の展開が期待されています。 また、Gunzillaは他のゲームスタジオにもGUNZネットワークのSDKやコンポーネントを提供し、同ネットワーク上でプロジェクトを展開できるようにする予定としています。 情報ソース:Press Release
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2024/10/14データプラットフォームArkham、デリバティブ取引所を新設へ
オンチェーンデータプラットフォームのArkham Intelligenceが、来月に自社の暗号資産デリバティブ取引所を立ち上げる予定であることが、Bloombergの報道によって明らかになりました。 Arkham Intelligence, a crypto firm backed by OpenAI's founder Sam Altman, is planning to launch a derivatives exchange https://t.co/o5T4GzcE1B — Bloomberg (@business) October 11, 2024 この発表により、ArkhamのネイティブトークンARKMは12%急騰を見せました。 報道によると、Arkhamはロンドンおよびニューヨークから本社を移転し、ドミニカ共和国のプンタカナに移転するとのことです。現在、同社はドミニカ共和国で税制や財政上の優遇措置を受けられる自由貿易区のライセンスを取得しようとしています。 また、Arkhamはリテール投資家に焦点を当てる予定ですが、米国の顧客は利用不可とされています。Arkhamは過去1年間、取引所のインフラを開発しており、BinanceやBybit、OKXといった既存プレーヤーに対抗することを目的としています。 Arkhamは現在、中東の投資家から最大1億ドルの資金調達を目指しており、さらなる成長を図っています。 情報ソース:Bloomberg
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2024/10/14Monochrome、オーストラリア初の現物型イーサリアムETFを上場へ
Monochromeは、オーストラリア初の現物型イーサリアムETFを、Cboeでローンチしました。 Monochromeが提供するETF(IETH)の管理手数料は、0.50%で、認定アドバイザーの場合は0.21%となっています。また、現物でのイーサリアムの申し込みと償還を提供する世界初のファンドとして位置付けられています。 IETHの特徴として、ベア・トラスト(bare trust)構造の採用が挙げられます。これによって、ETFへの投資がイーサリアムを直接所有しているかのように扱われる可能性があるとしており、税効率の向上が期待されています。 Monochrome CEOのジェフ・ユー(Jeff Yew)氏は、「デュアルアクセスのベア・トラスト構造は、キャピタルゲイン税の発生を防ぐように設計されており、長期の暗号資産参加者は、法的および実質的所有権の変更を引き起こすことなく、イーサリアムを対応するMonochrome ETFに移管できる」と述べています。 オーストラリア市場は、米国市場と比較すれば小さいものの、今回のETF上場は世界的にイーサリアムETFへの関心が高まっていることを示していると言えるでしょう。 情報ソース:Decrypto
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2024/10/13暗号資産のステーキング報酬に関する税政策を巡り、フィットネスコーチがIRSを再び提訴
[no_toc] 米国のフィットネスコーチであり、暗号資産投資家でもあるジョシュ・ジャレット(Josh Jarrett)氏が、米国歳入庁(IRS)に対して暗号資産のステーキング報酬に関する税政策を巡り再び訴訟を起こしました。 1/ Update: I’m suing the IRS again over their tax treatment of staking rewards. A couple of years ago, they mooted my first case by issuing a refund without addressing the merits in court. This time, I’m determined to get a definitive ruling. Here’s why this fight matters https://t.co/5GPfDtdkir — (@nohardforks) October 10, 2024 ジャレット氏は、2021年にも同様の問題でIRSに対し提訴を行ったものの、IRSがステーキング報酬に関する税制のスタンスが正しいかどうかに触れずに払い戻しを申し出たため、結論が出なかったとしています。今回は2020年のステーキング報酬に対する税の取り扱いを問うものです。 ステーキングは、暗号資産の保有者がトークンをロックすることでブロックチェーンのバリデータとして活動し、ネットワークをサポートする仕組みです。このプロセスにより、報酬として新たなデジタル資産を得ることができます。ジャレット氏は、これらのステーキング報酬は「財産」として扱うべきであり、売却時にのみ課税されるべきだと主張しています。 ジャレット氏は、「ステーキング報酬は新しい財産であり、所得ではない。農家が作物を育てたときや、金や銀を採掘したときに税金が課されないのと同様に、トークンが作成された時点で課税されるべきではない」と述べ、ステーキング報酬の現行の税政策が不当であることを強調しています。 業界団体はジャレット氏を支持へ この訴訟には、暗号資産の擁護団体「コインセンター」(Coin Center)も支持を表明しています。コインセンターは、IRSの現行の政策が過剰な課税を招き、コンプライアンスにおける課題を増大させ、さらに技術革新を阻害していると批判しています。 同団体は、ブロックチェーンのバリデータが新しいブロックを追加する際に得られる報酬は新たなトークンであり、これらは財産として売却時にのみ課税されるべきだと主張しています。 情報ソース:Coin Center
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2024/10/13ビットコイン、半減期年における最長の横ばい相場へ
ビットコイン(BTC)は、次の14日間で大幅な上昇を見せなければ、半減期年における最長の横ばい相場を記録する可能性が高まっています。 285 days have passed in 2024. If there is no #Bitcoin bull market within the next 14 days, this will mark the longest sideways in a halving year in history. pic.twitter.com/JWHkgHC27C — Ki Young Ju (@ki_young_ju) October 11, 2024 CryptoQuantのCEO、Ki Young Ju氏が共有したダッシュボードによれば、BTCが上昇するまでに最も長い期間を要したのは298日です。 2020年の半減期年にはビットコインのリターン指数が最高の4.05ポイントに達し、2016年はリターンが最も低く、2.26ポイントでした。2012年は298日後に最も力強いスタートを切りました。 最長の「再蓄積期間」を記録 今年は、ビットコインが15年の歴史で初めて半減期前に新しい史上最高値を記録するという節目を迎えました。過去4回の半減期サイクルでは、ビットコインは半減期後約240日で新高値を記録していましたが、今年は3月14日にピークを迎え、通常の半減期後の強気相場が260日早まった形となりました。 加えて、各半減期後に見られる「再蓄積期間」(ビットコインの価格が上昇前に横ばいで推移する期間)も、過去最長の状態に達しています。2016年には半減期後161日で史上最高値への上昇が始まり、2020年には164日を要しましたが、10月13日時点ではビットコインは178日間横ばい相場が続いています。 ビットコインは現在、71,000ドルから60,000ドルの価格帯で再蓄積期間を迎えています。この期間がさらに続いた場合、再蓄積期間は半減期年で最長のものとなる見込みです。 情報ソース:CryptoQuant
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2024/10/13上院議員ハガティ氏、ステーブルコイン規制枠組みを発表
上院銀行委員会のメンバーであるビル・ハガティ(Bill Hagerty)上院議員(R-TN)は、ステーブルコイン発行者向けの明確な規制枠組みを提供するための新たな法案の討議草案を発表しました。 ハガティ議員は、規制の不確実性がステーブルコインの成長を妨げてきたと指摘し、この法案は決済システムを強化し米国債の需要を支えるステーブルコインの潜在能力を最大限に引き出すことを目的としているとのことです。 この草案は、下院金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー(Patrick McHenry)委員長が提案した「ステーブルコイン決済の透明性に関する法律」を基にしており、いくつかの重要な規定が含まれています。 注目すべき条項の 1 つは、総資産が100億ドル未満のステーブルコイン発行者を連邦の監督から免除し、州の規制体制下のままにしておくことを許可していることです。100億ドルのしきい値を超える発行者は、州の規制下での運営を継続するために免除を申請することが出来ます。 また、預金機関であるステーブルコイン発行者の主な規制機関として連邦準備制度を指定しています。非銀行発行者については、通貨監督庁 (OCC) が主な規制機関として機能します。 この法案は、消費者保護を強化しつつ、イノベーションを促進するために州ベースの規制経路に技術的な調整を加えています。顧客資産の分離や発行者の破産時における顧客資産の保護を強調しており、発行者が顧客資産を再利用することは禁止されています。 この法案は、ステーブルコインの採用を促進しながら金融の安定を守るバランスを取ることを目指しており、デジタル資産を広範な金融システムに統合する重要な一歩となるでしょう。 情報ソース:Bill Hagerty
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2024/10/13英国資産管理会社、イーサリアム、ソラナ、アプトスの保有を推奨
[no_toc] 英ロンドンを拠点にする資産管理会社ETCグループは、投資家に対しイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、アプトス(APT)を保有を、10月8日に発表されたレポートで推奨しました。これらのレイヤー1ブロックチェーンが市場での戦略的重要性を持っていると強調しています。 イーサリアムの課題 [caption id="attachment_123262" align="alignleft" width="1024"] 各主要銘柄のパフォーマンス比較|ETCグループ[/caption] イーサリアムは、2023年第3四半期で苦戦しており、その主な要因として「Dencun」アップデートによるガス料金の大幅な引き下げが挙げられています。このアップデートにより、レイヤー2ネットワークの効果が高まりましたが、イーサリアムメインネットでの取引手数料とネットワーク活動が減少し、ユーザーのセンチメントに悪影響を及ぼしました。 さらに、8月初旬の市場崩壊も、イーサリアムに大きな打撃を与えました。また、スポットイーサリアムETFのパフォーマンスも低迷しており、ETFの流れもネガティブな影響を与えています。これまでに、スポットイーサリアムETFは合計で5億4600万ドルのマイナスフローを記録しています。 それにもかかわらず、イーサリアムは年初来のパフォーマンスでは依然として堅調で、ソラナの128、アプトスの78に対して101のパフォーマンス指数を維持しています。 その他レイヤー1への期待と課題 レポートによれば、ソラナはユーザーと開発者を引き付ける持続可能な能力を示しており、第3四半期には10億ドルのブリッジネットフローによる成長を記録しました。この成長から、ソラナは今後も魅力的な資産であり続けるとされるものの、アプトスが勢いを増すことで、ソラナの成長予測には多少の抑制がかかる可能性があるとも指摘されています。 アプトスは相対的に市場シェアが小さいものの、ブロックチェーンゲーム分野で成功を収め、効率的かつ低コストで高い取引量を処理できる能力を示しています。ただし、新しいMoveプログラミング言語の採用が開発者の間で進んでいない点は、アプトスが直面する課題の一つです。 情報ソース:ETCグループ
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2024/10/10ゲームで稼げるWeb3プロジェクト「CARV」とは|革新的なIDソリューションを提供
現在、暗号資産の市況が改善していくにつれて、Web3ゲームに対する注目が増しています。 スペースオペラWeb3ゲーム「Space Nation」はソフトローンチを発表し、世界最大のMMORPG「EVE ONLINE」を開発するCCP Gamesは、Web3ゲーム「EVE Frontier」を発表しました。 多くのAAAゲームプロジェクトが徐々にローンチへとロードマップを進めていくにつれて、ゲームインフラを提供するプロジェクトにも多くの注目が集まり始めています。 その代表格が、分散型ゲームIDソリューションを提供する「CARV」です。 この記事では、CARVプロジェクトの概要から独自トークン$CARVのエコシステムまでを紹介していきます。 CARVとは? CARVはゲーム・AI向けのモジュール型データレイヤーとして、様々なソリューションを提供するプロジェクトです。 以下では具体的なソリューションや特徴について紹介していきます。 CARV ID:ゲーム領域に特化したIDソリューション CARVは、ゲーム領域に特化したIDソリューション「CARV ID」を提供することで、ID集約とデータ管理を行っています。 CARV IDはERC-7231標準に基づいて構築されています。ERC-7231は、Web2とWeb3のIDを1つのNFTベースのプロフィールに統合する技術です。 CARVはこの他にも、抽象化アカウントソリューションを採用するなど、従来のインターネットユーザーの参入障壁を大幅に下げ、クロスチェーン決済やその他のウォレット操作を容易にしています。 [caption id="attachment_123072" align="aligncenter" width="763"] 従来のIDとCARV IDの違い[/caption] CARV IDによって、ユーザーはプライバシーを保護したオールインワンのIDを所有することが可能となります。 従来IDの問題点に対処 従来のWeb2インターネット環境では、プラットフォームごとにIDが管理される関係上、ユーザーIDは断片化してしまいます。また、中央集権的な環境で管理されるため、ユーザーはデータを自身で管理できません。 こうした状況によって、ユーザーは自分のIDを1か所に集約して管理できず、データの所有権と制御はサーバー管理者によって独占されているため、プライバシーにリスクが生じます。また、ユーザーはデータ交換等で価値を共有出来ません。 CARV IDはこの問題に対応するものであり、Web2およびWeb3プラットフォーム間でデジタルIDを安全かつプライベートに制御、共有、収益化できるようにしています。 .play Name Service .play Name Serviceは、ブロックチェーン上の複雑なアドレスを覚えやすく使いやすいシンプルな名前に置き換えることができるサービスです。 .playは、毎年の更新をする必要もなく、プロフィール欄からゲーム実績や所有権などが表示されるようになっています。 Data-to-Earn CARV独自の取り組みとして、「Data-to-Earn」(D2E)と呼ばれる、ユーザー主導のデータ所有権と収益化を可能にする仕組みがあります。 CARV IDによってユーザーの情報が一元的に管理されますが、その個人データがブランドや開発者によってオプトインされ利用された場合、ユーザーに収益が付与されます。これにより、ユーザーはP2Eゲームによって能動的に報酬を獲得するだけでなく、個人データが使用されることによる受動的な収入も獲得することが可能となります。 この仕組みは高品質なユーザーデータの獲得に活用されるため、ユーザーだけでなく、開発者やブランド側にもメリットをもたらします。 スマホアプリでもサービスを提供 [caption id="attachment_123028" align="aligncenter" width="989"] Google Play[/caption] CARVは、ブラウザだけでなくアプリでもサービスを提供しており、幅広いユーザーに訴求できるようになっています。 合計5000万ドルの大規模な資金調達を実施し、包括的なパートナーシップを締結 We are thrilled to announce we've raised 50M in total funding! CARV is building the most expansive modular data layer for AI and gaming, enabling people to own, control, and monetize their data while empowering businesses with superior data. 🧵 pic.twitter.com/5FGhRDFesq — CARV (@carv_official) July 1, 2024 CARVは、HashKey Capital、Consensys(Metamask開発元)、IOSG Ventures、Tribe Capital、Animoca Brandsといった多くの主要VCやプロジェクトから1500万ドルの資金調達を完了しています。 また、機関投資家だけでなく個人からの注目も極めて高く、3500万ドル相当のノードセールも完了しました。 資金調達に留まらず、CARVは、多くのプロジェクトやプロトコルとパートナーシップを締結しています。 CARVエコシステムを拡大する戦略的イニシアチブの一環として「Carv Labs」が発足しています。Carv LabsはTON上で、クリックゲーム「BANANA」をローンチしています。 TONでの展開だけでなく、Roninと統合しRonin Walletのログインサポートを提供し、分散型クラウドコンピューティングネットワークAethirとの統合によって、ユーザーエンゲージメントを奨励するエアドロップキャンペーンを開始し両方のエコシステム間で相互に報酬を提供するなどしています。 CARVの主要プロダクト CARVは、ID管理ソリューションだけでなくプラットフォームの提供など、多角的な製品展開を行なっています。 CARV Protocol CARV Protocolは、分散型のIDおよびデータレイヤー(IDL)となっており、ユーザー、特にゲーマーが自分のデータを安全かつプライベートに制御、共有、管理、収益化できるようにしています。 以下の5つの主要レイヤーで構成されています。 アイデンティティレイヤー:CARV IDによって、ユーザーが自律的にデジタルIDを管理できるようにしています。 データストレージレイヤー:柔軟でスケーラブルなデータストレージソリューションを提供しています。 コンピュテーション&トレーニングレイヤー:AIモデルのトレーニングやデータ処理などの複雑なタスクをサポートしています。 実行レイヤー:ユーザーとのインタラクションの結果に基づいて報酬を配分し、分散型で公正なシステムを維持します。 検証レイヤー:クロスチェーン通信やデータの整合性など、IDL内のすべてのプロセスが正しく機能していることを検証します。 この5層のモジュラーアプローチを採用することにより、CARV Protocolは、IDLの安全性やプライバシーを保護するだけでなく、スケーラブルで幅広いアプリケーションに適応することを可能にしています。 Carv Play Carvは、独自プラットフォーム「Carv Play」を立ち上げています。Carv Playは、複数のゲームに統一されたインターフェースを提供する仕組みとなっています。 PCゲームを主に利用する多くのユーザーはSteamやEpic Gamesなどを利用していることが多いですが、ユーザーはCarv Play上で、それらアカウントをCARVプロフィールにリンクさせ複数のゲームで実績を表示することが可能です 既に数百のゲームタイトルやキャンペーンが用意されており、ユーザーはゲームイベントやソーシャルアクティビティに参加することで、USDTやゲーム内アイテム、グッズなどの報酬を得ることが可能です。 CARV Portal CARV Portalは、ゲームパートナー向けのツールキットです。CARV Playとの統合管理を効率化する一元化されたプラットフォームを提供しており、ゲームパートナーは自社のゲームをCARVプロトコルとシームレスに統合可能です。 また、データ分析ツールも提供されるため、ゲームパートナーはプレイヤーのエンゲージメントを追跡し、ゲーム機能を最適化することが可能です。また、デジタル資産やプレミアム コンテンツの販売など、収益化の機会を増やすことにも繋がります。 CARV AI Agent 「CARA」と呼ばれるCARV AI Agentは、Telegramのエコシステムを利用して作成したチャットボットです。 CARAは、ユーザーがCARVエコシステムやWeb3の世界を探索するのを支援するために設計されました。「CARV Playで最も人気のある活動は何か?」や、「より多くの報酬を獲得する方法」など、CARVに関する質問に対して、効果的な返答を得ることが可能となっています。 また、特定の暗号資産の価格や時価総額の問い合わせにも対応しており、Web3初心者へのゲートウェイとして活用されています。 $CARVトークンエコシステム この章では、CARVエコシステムの基盤となっている独自トークン$CARVを解説していきます。 多くのユーティリティを有する$CARV|10月10日に取引開始 $CARVには、以下のようなユーテリティが付与されており、CARVエコシステム全体での活用が期待されています。 ガバナンスへの参加 マルチチェーンのガス決済、ゲーム資産の購入といったプレミアム利用 ブートストラップCARVプロトコルへのインセンティブ ステーキングにより1:1の比率で$veCARVに変換 $veCARVは、ガバナンス(投票や委任)や、ネットワーク保護およびノードオペレーターへのインセンティブに使用されます。 10. 10. 2024. 8 AM UTC. It is about time we lead the gaming and AI fronts 🌐 This is the tweet. pic.twitter.com/k53UZU5kLF — CARV (@carv_official) October 7, 2024 また、$CARVは、2024年10月10日からBybit、Bitget、BingX、KuCoin、MEXCといった主要取引所にて取引開始であることが予告されています。 veTokenシステムを導入|$CARV値上がりへの期待 CARVでは、Vote Escrowed Token(veToken)のメカニズムが採用されており、投票権獲得のためには、$CARVをステーキングして$veCARVを獲得しなければなりません。これは、Curveで発生した流動性戦争を彷彿とさせます。 Curveでは、報酬の排出率の優先権を決めるために、veCRVによる投票システムが採用されていました。ユーザーは自身が流動性を提供するプールの排出量を増やすために、veCRVを大量に確保する必要がありました。これによりCRVへの需要が増加し、CRVの価格だけでなく、Curveエコシステム全体が大きな活況を見せました。 Curveと同様のことがCARVでも発生した場合、$CARVの価格上昇だけでなく、CARVプラットフォーム上のゲーム全体の認知度やエンゲージメントへの高まりといったエコシステム全体の活況に繋がることが期待されます。 「Infinite Playキャンペーン」による新たな収益機会を実現 CARVでは、毎月「Infinite Playキャンペーン」が開かれており、ユーザーはこれに参加し$SOULを預けることで収益化の機会を増やすことが可能です。($SOULは、$CARVが登場する前のゲーム内報酬。$CARVと一定の比率での変換が予定) ユーザーが、$SOULをステーキングすると、追加の利回りが発生し、投票チケットを受け取ることができます。その後、獲得したチケットを使用して好みのゲームに投票することで賞金プールの割り当てが変化します。 キャンペーン終了時の報酬は投票とユーザーのゲーム内アクティビティの2つの要素に基づいて支払われます。 [caption id="attachment_123002" align="aligncenter" width="1103"] 投票画面の様子[/caption] 最も得票数の多いゲームには、賞金総額が多く配布されるようになっており、そのゲームに参加したユーザーに分配されます。また、積極的に投票し、タスク(リーダーボードへの参加など)を完了したユーザーには、各賞金プールから最も多くの収入が割り当てられるようになっています。 $CARVは、CARVエコシステム内の決済や売買といった用途だけでなく、veTokenシステムやInfinite Playキャンペーンによる収益といった要素を組み合わせることで、多くの需要が生み出される試みがされており、トークン価格の維持・上昇に余念がないメカニズムが構築されています。 バイバックによってノードライセンス保有者に還元 CARVは、CARVエコシステム内で長期的なコミットメントと積極的な参加を示したノードライセンス保有者に対して報酬を与えるプログラム「Up to 100% Buyback Program」を開始予定です。 このプログラムは、70%以上の参加率を維持し、$veCARVの報酬を$CARVに引き換えていないノードライセンス保有者に対して行われます。 適格なノードライセンス保有者は、$CARVによる100%のノード買い戻し(ノード購入時のUSDT建てのノード価格)、またはETHによる80%の即時買い戻し(購入時のETHのノードスナップショットの価格と同等の額)を受け取ることができます。 また、このプログラムを促進するためにトレジャリーからの1000万$CARVの排出が予定されており、プロトコルやゲームだけでなく、ノードライセンス保有者も含めたCARV全体でのエコシステム構築に注力していることが窺えます。 CARVの競合他社 先進的で多角的なソリューションを提供しているCARVですが、同分野での競合プロジェクトも存在します。 筆者の視点で2つのプロジェクトをピックアップし、両者の違いなどを解説していきます。 MOCA [caption id="attachment_123036" align="aligncenter" width="1124"] Mocaverse[/caption] CARVはIDに注力するプロジェクトですが、同分野でのIDソリューションを提供するプロジェクトとして、NFTプロジェクト「Mocaverse」による「MOCA ID」が挙げられます。 しかしながら、CARVとMOCAの決定的な差別化要因として、自社製品以外とのID管理が挙げられます。 MOCA IDはあくまでも、Mocaverseエコシステム内のゲームIDの管理に特化しており、その他ゲームIDとの管理も包括的に行なっているわけではありません。一方で、CARV IDは、Web3だけでなくWeb2(SteamやEpic Gameなど)のID管理も行うことが可能となっています。 また、MOCA IDの獲得にはMoca NFTが必要ですが、Moca NFTは現在(記事執筆時)1.5ETHのフロアプライスで取引されており、非常に高額となっています。また、発行枚数も8888に限定されており、多くのユーザーに対して開かれているソリューションではありません。 多くのユーザーに開かれた、複数のプラットフォーム間での包括的で一元的なゲームIDの管理という点においては、CARV IDのほうが優れていると言えるでしょう。 XAI [caption id="attachment_123037" align="aligncenter" width="1175"] XAI[/caption] XAIは、ゲームに焦点を当てた分散型ゲームプラットフォームです。ユーザーがウォレットを使用することなく、ゲーム内アイテムを所有し取引することが可能となっています。また、誰でもノードを運営し、ネットワーク報酬の受け取り、ガバナンス参加が可能です。 XAIの特徴としてユーザービリティに特化していることが挙げられます。しかしながら、ユーザーに密着したID管理を行い、高品質な情報提供システムを構築することでユーザーとブランドの双方にメリットを提供しているという観点からは、CARVに軍配が上がるでしょう。 また、XAIのサービスは自身のプラットフォームに限定されている一方で、CARVは広範なインフラを提供し、複数のゲーム環境にわたってユーザーエンゲージメントを促進していることも差別化の要因となっています。 まとめ 今回の記事では、CARVの概要から$CARVトークンエコシステムを紹介しました。 CARVは、従来のWeb2プラットフォームでは断片化してしまうID管理に対して、優れたソリューションを提供しています。Web3領域でもID管理のソリューションは多く出てきましたが、ゲーム分野に特化しており、Web2領域も含めた包括的な試みを行なっているという点で、他プロジェクトと大きな差別化をしていると言えるでしょう。 また、$CARVを中心としたエコシステムも綿密に組み上げられており、Data-to-EarnやveTokenシステムを導入することで、ゲーム側、ユーザー側、CARV側の全てにメリットを生み出せるような継続的なメカニズムを構築しています。 $CARVの取引開始が目前に迫っています。これをきっかけにしてCARVエコシステムに参入してみては如何でしょうか? CARV各種information 公式サイト:https://carv.io/ X:https://x.com/carv_official Telegram:https://t.me/carv_official_global Medium:https://medium.com/carv-official Docs:https://docs.carv.io/ Sponsored Article by CARV ※本記事はCARV様よりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2024/10/10『魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-』 の事前登録イベントが開催
ブロックチェーンゲーム『魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-』の前哨戦となる事前登録イベント「義勇の夜明け」が、10月10日18時より開催されることが発表されました。 明日10月10日18時より #魁三国志大戦 本編の前哨戦となる事前登録イベント「義勇の夜明け」開催🔥 本編ゲームとは異なる手軽なミニゲームでポイント(BP)を獲得!毎日簡単なミッションをこなして本編ゲームに備えよう⚔️ 参加方法: 10月10日18時以降に公式サイトから参加!👇https://t.co/ncpDhH3yPj pic.twitter.com/eX4KtOVgqs — 魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms- (@b3k_jp) October 9, 2024 「義勇の夜明け」では簡単なミッションを通してBravery Point(BP)を集めることが可能です。BPは、今後同ゲームのエコシステムトークン$SGCに交換可能となる予定です。 『魁 三国志大戦』は、セガよりライセンス許諾を受け、double jump.tokyoが開発をしている戦略的オートバトルゲームです。OasysのL2ブロックチェーン「SG Verse」を採用していることが特徴であり、2024年冬のリリースが予定されています。 「義勇の夜明け」への参加は、以下の公式サイトから可能となっています。 魁 三国志大戦:https://lp.battle-of-three-kingdoms.games/ja
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2024/10/10台湾、2025年にデジタル資産カストディのパイロットプログラムを開始予定
台湾の金融監督委員会(FSC)は、デジタル資産カストディサービスに関心のある金融機関向けに、パイロットプログラムを2025年に開始する予定です。 関連:香港、年内に複数の仮想通貨取引所へライセンス付与なるか 地元メディアの報道によると、このプログラムはデジタル資産業界の包括的な立法を2024年末までに導入する計画の一環として、金融革新を促進することを目指しています。 2025年初頭から申請受付が始まりますが、既に3つの銀行がこのプログラムに参加する意向を示しています。一部の証券会社も参加に関心を示しているものの、資本準備金の少なさがセキュリティ上の懸念となっており銀行が主な参加候補として見なされています。 FSCは、デジタル資産の取り扱いにおいてセキュリティを最優先事項とし、資産の安全性確保に厳しい基準を適用する方針です。また、違法資金の流入を防ぐため、AML対策も強化される予定です。 パイロットプログラムに参加する金融機関はビットコイン、イーサリアム、ドージコインなど、どの暗号資産を管理するかを明示する必要があります。さらに、仮想資産プラットフォームや機関投資家、小売投資家など、ターゲットとなる顧客層も明確にする必要があります。 台湾政府のこの動きは金融革新を推進する一方で安全性と規制基準の確保を優先する姿勢を反映していると言えるでしょう。 情報ソース:CNA