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インタビュー
2024/09/13仮想通貨業界の未来を切り拓く – Bitget CEO Gracy Chen氏独占インタビュー|WebX2024
2024年8月28日から29日にかけて東京で開催されたWeb3カンファレンス「WebX」において、大手仮想通貨取引所BitgetのCEOを務めるGracy Chen氏 (@GracyBitget) へのインタビューを実施しました。 グローバルに事業を展開する仮想通貨取引所のリーダーとして、そして業界を牽引する女性リーダーとして活躍するChen氏に、これまでの取り組みや日本への印象、企業の運営方針などについてお話を伺いました。 本インタビューでは、ここでしか聞けない貴重な情報も多数含まれています。ぜひ最後までご覧ください。 インタビュー実施:Crypto Times コンサルティング事業部マネージャー 「2024年5月にCEOに就任して以来、主にどのような点に焦点を当て、どのような取り組みに注力をされましたか?」 Chen氏:CEOに就任して以来、私は主に3つの重要な分野に焦点を当てて取り組んできました。 まず1つ目は「コンプライアンス」です。 私たちは仮想通貨のより広範な採用を促進するために、世界中の規制当局と積極的に協議を行い、より多くのライセンスを確保することに注力しています。この一環として、すべてのユーザーに対してKYC(本人確認手続き)の完了を義務付けることで、コンプライアンスへの強いコミットメントを示しています。 [caption id="attachment_121347" align="aligncenter" width="1024"] *Bitgetの採用ページ[/caption] 2つ目は「スポット市場の拡大」です。 市場プレゼンスを強化するために、私たちの戦略は堅固でターゲットを絞ったものになっています。まず、スポット市場の拡大に注力しています。私自身が10人以上のマネージャーを擁するリスティングチームを直接監督し、スポット市場の成長を確実にしています。 次に「流動性の向上」が重要な焦点です。私たちはマーケットメーカーと継続的に対話を行い、運用、技術、金融面で彼らのニーズを満たすために有利なレートを提供しています。 さらに、最近ではいくつかの成功したローンチプールを開始し、その結果、先週の取引量でバイナンスに次ぐ世界第2位の取引プラットフォームとなりました。 スポット市場の拡大は2024年と2025年の重要な戦略です。 焦点を当てている3つ目の分野は、仮想通貨を日常生活に統合する「伝統的な金融セクターとの連携」です。 今年初めに米国SECがビットコインのスポットETFを承認して以来、伝統的な金融セクターからの関心が大幅に増加しています。この動きに対応するため、私たちは各国の銀行と積極的に連携し、これらの関係を強化するために追加のライセンスを取得しています。 また、主要な金融機関とのパートナーシップを通じて仮想通貨対応のクレジットカード (Bitget Card) の発行サービスを開始しました。これは私自身も普段から使用しています。これは単なる製品の提供にとどまらず、仮想通貨を一般的な金融取引の一部にするための大きな一歩だと考えています。 [caption id="attachment_121356" align="aligncenter" width="1024"] Bitget Card[/caption] 「トークンを上場する際の判断基準や指標はありますか?」 Chen氏:トークンを上場する際には、いくつかの指標や基準を重視しています。私たちのアプローチは、大学が学生を選ぶプロセスに似ており、パートナーシップを結びたいプロジェクトを慎重に選んでいます。 具体的には、次の3つのポイントに注目しています: 基本的な要素の評価 コミュニティの活動性 オンチェーン上のデータとトークノミクスの健全性 「基本的な要素の評価」についてですが、私達はまずプロジェクトの内容や目標、解決しようとしている問題、その背後にいるチームや支援する投資家など、基本的な情報を詳しく確認します。 次に「コミュニティの活動性」として、そのプロジェクトのコミュニティがどれだけ活発であるかを見ます。例えば、Telegram、Twitter、Discordでのユーザー数や、ユーザーがどれだけ熱心に議論をしているかなどです。 最後に「オンチェーン上のデータとトークノミクスの健全性」の観点で、オンチェーン上でのデータやトークンの経済的仕組みがどれほどしっかりしているかを評価します。例えば、既に分散型取引所でリストされている場合は、そのトークンの24時間の取引量を考慮します。 ただし、たとえ優れたプロジェクトであっても、政治、ギャンブル、プライバシーに関する問題や、マネーロンダリング、国境を越えたコンプライアンスのリスクがある場合には上場を見送ることがあります。リスクがあると判断した場合、どれだけ意味のあるプロジェクトであっても、上場は見合わせることにしています。 「"Blockchain4Her"や"Blockchain4Youth"などのプログラムを通じて若者や女性の市場参加を促進していますが、日本の女性に対してはどのような期待を持っていますか?」 [caption id="attachment_121320" align="aligncenter" width="792"] Bitgetの取り組み事例[/caption] Chen氏:日本を訪れる前、私は日本の女性について、保守的で静かで夫に大きな影響を受けているというステレオタイプを抱いていました。これは、世界中でよく見られる固定観念の一つです。しかし、東京での経験はその見方を大きく変えるものとなりました。私が出会った当社の従業員やインフルエンサーを含む多くの素晴らしい女性たちは、伝統的な役割を見事に覆していました。 特に、Instagramで100万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーの方々は、私たちの業界における日本の女性の「強さ」と「能力」を象徴しています。こうした方々との協働を通じて、私の以前の考えが大きく変わり、ブロックチェーン技術が彼女たちの生活を向上させる役割を果たしていることを実感しています。 さらに、ブロックチェーン技術は前例のない柔軟性を提供します。これは、キャリアと家庭を両立させたいと考える女性にとって非常に重要です。例えば、私自身も5歳の子供の母親として子供のニーズに合わせてリモートでスケジュールを調整できる能力が非常に貴重だと感じています。この柔軟性は、業界で働く全ての女性に広がり、家庭の責任を管理しながら効率的に働く機会を提供してくれるのです。 *Bitgetでは、ブロックチェーンにおける女性のエンパワーメントをテーマとする「Blockchain4Her」や、仮想通貨業界での若者の活躍をサポートする「Blockchain ForYouth」など様々なカリキュラムが提供されています。 「日本および世界の女性の生活におけるブロックチェーンの影響についてどう思いますか?」 Chen氏:ブロックチェーンは、女性に対して解放をもたらし、独立しつつバランスの取れた生活を送ることを可能にすると考えています。これは、あらゆる機会へのアクセスを民主化し、専門的および個人的な領域で成功するために必要なツールを提供します。 日本だけでなく、世界中の女性はブロックチェーンの可能性を最大限に活用し、「自立」を追求し、精力的に働き、その成果を享受すべきだと思います。ブロックチェーン技術は、女性たちがその生活を最大限に生きるための重要なツールであり、私たちはその力を信じています。 Q:「仮想通貨市場に2015年の早期から参入しているGracyさんですが、$BGB以外で一番好きな銘柄は何ですか?」 Chen氏:現在、特に関心を持っているのは*$BWBです。この仮想通貨には、大きな可能性があると感じています。*$BWBは、BitgetWalletが発行している仮想通貨 $BGBと$BWB以外では、私の投資活動は主にプライマリーマーケットの投資やエンジェル投資プロジェクトに向けられています。これらのプロジェクトのいくつかは、私の母校であるMITから始まったものです。昨日、日本時間の午前1時30分までMIT-ハーバードCubatorのデモデイに参加し、ビットコインエコシステムやレンディング市場に特化した革新的なプロジェクトを視聴しました。その中で特に関心を引いた2つのプロジェクトへの投資を考えています。 また、二次市場ではAptosのようなプロジェクトとも積極的に取り組んでおり、MITやSolanaといった機関とのパートナーシップや投資も行っています。最近では、パリでの重要なイベントにSolana Foundationの会長を招待し、グローバルな協力関係を強調しました。 テレグラムのTON Foundationの創設者を巡るいくつかの論争があるものの、これらのプロジェクトは大きな価値があると見ています。これらは、私が最も興味を持っているトップ20のプロジェクトの一部です。 「Aptos、Solana、TONなどインフラ系のプロジェクトが多いですが、各種Dappsで注目されているプロジェクトはありますか?」 Chen氏:正直に言うと、私はDappsをあまり使いませんが、いくつかのゲームトークンやDeFiトークンには興味があります。 例えば、「Ethena ( @ethena_labs ) 」のUSDEを発行するプロジェクトです。実際、私は彼らのトークン ($ENA) を私たちのローンチプールで発行しました。Ethenaがトークンを発行した際、3つの取引所でのみローンチプールを行っていたためです。 [caption id="attachment_121321" align="aligncenter" width="1008"] Bitgetで実施されたENAのローンチプールの様子[/caption] このようなDeFiプロジェクトは非常に革新的だと思っています。特に、USDEがゼロからステーブルコイン市場で代表的な存在に成長した方法には感心しています。 ステーブルコインについては、別の市場と考えています。私たちはステーブルコインを発行する能力はあると思いますが、現時点ではその計画はありません。 「NFTプロジェクトについてどう思いますか? お気に入りはありますか?」 Chen氏:私は、Pudy PenguinsのNFTを保有しています。また、このプロジェクトが販売しているおもちゃも買いました。 私にとってNFTは投資よりかは、楽しいものとして純粋に楽しんでいるだけです。私はNFTの投資に熱心なタイプではありません。 [caption id="attachment_121332" align="aligncenter" width="1024"] Pudgy Penguins|画像引用元:marketplace.pudgypenguins.com[/caption] 実は、2021年5月に「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」がフェアローンチのセールを行っているとき、カリフォルニアの友人から3時間も説得されましたが、私は購入を断りました。その時の価格は約0.08 $ETHでした。その後、購入しなかったことを後悔しています。 しかし、今でもBAYCは持っていませんし「Azuki」も持っていません。今は慎重ながらも楽しむことに重点を置きNFTと向き合っています。 Q:「BybitやBinanceなどの取引所と比較して、競争相手をどのように見ていますか?」 Chen氏:私たちの焦点は、競争そのものではなく、プラットフォームの運営方法にあります。競争にこだわることは、私たちの目標から注意をそらし、戦略的な思考に悪影響を及ぼす可能性があると考えています。 最近、Gate.ioの創設者であるリン・ハン氏 (@han_gate ) に会う機会がありました。彼は非常に注目すべき人物で、知識が豊富でありながらも人懐っこい性格を持っているため、私は「ドクター・ハン」と呼んでいます(実際に博士号も持っています)。 Gate、MEXC、Bybitといった取引所に関して言えば、彼らは業界の中で友人であると同時に競争相手でもあります。私たちは市場内でお互いを観察し、交流を持ちながら、尊敬を持ったライバル関係を維持しています。 OKXや大手のファイナンスプラットフォームは、業界において重要な役割を果たしており、私たちは彼らを直接の競争相手というよりもベンチマークとして捉えています。 最終的には、業界のすべてのプレーヤーを尊重し、多様でダイナミックな市場環境に貢献していると認識しています。それぞれの取引所が持つ特性や強みを理解しつつ、私たちは独自の目標に向けて努力を続けています。 「現在の成長フェーズで多くの新しいスタッフを雇用していると思いますが、採用の際に特に重視している点は何ですか?」 Chen氏:私たちの採用プロセスの基盤となるのは、個人の「価値観」です。採用基準に達していない従業員がいた場合、その従業員は即座に解雇されることもあります。これは、誠実さと透明性への私たちの強いコミットメントを示しています。 私たちにとって、正直さ、オープンさ、そして効果的なコミュニケーションといった個人的な価値観が最も重要です。これらの資質は、必要なスキルセットや経験によって補完されなければなりません。私たちは自分たちの組織をプロフェッショナルな実体として捉えており、単なる家族や社交グループではありません。 従業員には、その役割を効果的に遂行し、会社の目標に積極的に貢献するためのスキルと経験が求められます。このアプローチにより、私たちは日々会社を前進させることができる、賢く有能な人材を引きつけているのです。 [caption id="attachment_121493" align="aligncenter" width="574"] Bitgetのチームの様子[/caption] *現在もBitgetでは、世界各国で共に働くチームメンバーを募集しています。 ( https://hire-r1.mokahr.com/social-recruitment/bitget/100000079#/ ) 「従業員が期待に応えない場合、会社はどのように対処しますか?」 Chen氏:私たちはこの点について非常に率直です。従業員がパフォーマンス基準に達していない場合、必要な措置を躊躇なく取ります。場合によっては解雇も含まれます。特に試用期間中は、新入社員が会社の価値観とパフォーマンスの期待に合致しているかを慎重に評価します。 私たちの方針は非常に明確で、生産性と結果が最も重要であり、全ての従業員が会社の成功に貢献することを期待しています。 終わりに 本インタビューを通じて、CEOとしてBitgetを率いるGracy Chen氏の明確なビジョンとリーダーシップ、哲学が浮き彫りになりました。 競争よりも独自の価値を追求し、誠実さと透明性を重視する姿勢は、会社の成長と進化の原動力となっているように感じられます。 変化の激しい仮想通貨市場環境の中で責任感をもって新たな挑戦に取り組む姿勢は、業界の未来を切り拓く重要な一歩と言えるでしょう。Bitgetの今後の展開に注目です。 [caption id="attachment_121619" align="aligncenter" width="508"] インタビューに応じてくださったGracy Chen氏とCrypto Times コンサルティング事業部マネージャー[/caption] *WebX開催期間の多忙な時間の中、インタビューに応じてくださったGracy Chen氏に改めて感謝申し上げます。
特集・コラム
2024/07/04Bitget Japan x Crypto Times|HenryとのAMAセッションを振り返る Vol.4
これまでの、Vol. 1 - 3では最新のエアドロップの動向や獲得可能性の高いプロジェクトや、エアドロップを始める場合の予算感などを中心に解説をしていきました。最後のVol.4では、Berachainに絞って解説をしていきます。 *事前注意 この記事は、2024年6月12日にBitget Japan様のスペースで開催されたAMAの内容をもとに作成されています。 エアドロップの狙い方や考え方は個人差があり、正解はありません。 本記事の内容も絶対的な解ではないため、さまざまな情報を参考にし、自分に合った方法を確立してください。 Berachainとは Berachainは、Proof-of-Liquidityというコンセンサスメカニズムを採用したEVM(Ethereum Virtual Machine)互換のブロックチェーンです。このコンセンサスメカニズムは、ネットワークのインセンティブを整合させ、Berachainのバリデーターとプロジェクトのエコシステム間に強いシナジーを生み出すことを目指しています。 *Berachainの資金調達やより詳しい説明については、以下の記事を参考にしてください。 仮想通貨エアドロップ戦略「Berachain」の概要や使い方を解説 レイヤー1プロジェクト「Berachain」、約102億円の資金調達を実施か 現在は、既にテストネットのV2の段階に入っていますが、まだエアドロップの獲得を目指すことは可能です。 Berachainのエアドロップの鍵 Berachainでは、artioのテストネットからbartioのローンチによりv2のテストネット上で各dappsを利用できます。 仮想通貨エアドロップ戦略「Berachain」の概要や使い方を解説 の記事でも記載をしていますが、テストネット上のトランザクション履歴ではなく$BGTの獲得とデリゲートがエアドロップの鍵になると考えられます。 $BGTのトークンは、テストネットで流動性の供給や借り入れ等を行わないと獲得出来ません。そのため、テストネット上のトランザクション履歴に依存する形にはなりますが、無闇にトランザクションを履歴を重ねるのではなく、効果にトランザクション実績を積むのが大事です。 また、一日にFaucetできる$BERAトークンの数量が限られているので、もし$BGTのデリゲート数量がエアドロップ獲得に紐づく場合は特定のNFTなどを獲得することで一日にFaucetできる$BERAトークンの数量を増やす必要性が出てきます。 $BERAのFaucet $BERAのfaucet先は以下の通りです。 bartioテストネット上でのfaucet先 https://bartio.faucet.berachain.com/ https://faucet.0xhoneyjar.xyz/ * テストネットが"bartio"にアップデートされてからは、faucet対象になるためにはETHメインネットに最低でも0.001ETHの保有が必須になりました。 2番目のhttps://faucet.0xhoneyjar.xyz/ では一日に0.01$BERAを入手出来ます。しかし、このサイト上で公開されているQuestや特定のNFTを購入することで$BERAのfaucet数量を上乗せすることが出来ます。 結果として、もし「BGTのデリゲート数量がエアドロップ獲得に紐づく」と仮定して動く場合は、特定のNFT購入や都度公開されるQuestをこなすことが必須となり、テストネットとは言え実質無料で行う事は出来ません。 また、クエストのタスクの大半がTwitterアカウント等との紐づけのため、既に一定範囲の複数アカウント対策が対策されているとも言えます。 BEND / BEX / BGT Stationを活用した$BGTの獲得方法 $BGTは、Berachain上でのガバナンストークンという位置付けですが、移転不可のトークンとしても設計されています。そのため、エアドロップの際は、何度も記載していますが$BGTの獲得がエアドロップの判断基準になると予測しています。 BEND ( https://bartio.bend.berachain.com/ )では、$WBTC と $ETH を預け入れて$HONEYを借り入れることで$BGTを獲得できます。$WBTC と $ETHは、BEX ( https://bartio.bex.berachain.com/ )でFaucetした$BERAをスワップさせて入手する事ができます。 BEXにてHONEY - WBERAの組み合わせで流動性を供給してください。 BEXでの流動性供給後は、BGT Station ( https://bartio.station.berachain.com/gauge ) の"gauge"にて、当該LPをデポジットすることで$BGTの獲得が開始されます。 最後に:Delegation Rewardを獲得したら、Delegationをしましょう。Validatorを選択して、Delegateを実行してください。Delegateが完了したら、$BGTの獲得が開始されるので、その獲得した$BGTをClaimしてDelegateする一連の流れを繰り返し行っていけば、テストネット上での一定のActivity履歴作成にもつながります。 まとめ Bitget 様とのAMAの内容をもとにした記事も、本記事でラストになりました。 いかがだったでしょうか。 エアドロップの獲得方法には、正解があるようでありません。 AMAの最中にもお話しした通り、「使っていたらエアドロップ対象」だったというケースも多いです。ぜひ皆さん、各々独自の獲得方法をこの機会に確立してみてください。 また、このようなAMAの機会を下さったBitget 様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
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2024/06/27Bitget Japan x Crypto Times|HenryとのAMAセッションを振り返る Vol.3
– 筆者:@HenryWells1837 前回の記事で取り上げたScrollでは、Session 0が終了し、Session 1が開催されました。 Scroll上で利用できる様々なDappsを活用してポイントを獲得することができますので、ぜひ試してみてください。 [caption id="attachment_116301" align="aligncenter" width="506"] ScrollのSession Oneの画面[/caption] この記事では、既にTGE(Token Generation Event)を完了したチェーン上のDappsを狙う方法や、今年からエアドロップを始める方向けの内容を紹介しています。 *事前注意 この記事は、2024年6月12日にBitget Japan様のスペースで開催されたAMAの内容をもとに作成されています。 エアドロップの狙い方や考え方は個人差があり、正解はありません。 本記事の内容も絶対的な解ではないため、さまざまな情報を参考にし、自分に合った方法を確立してください。 開発者不足とチェーン間の競争:補助金による開発者支援 Aptosのホワイトペーパーには『Developer First』という言葉が登場します。 これは、Move言語の採用にも関連していますが、Web3.0業界は現在、高度なプログラミングスキルを要求されることもあり、深刻な開発者不足に直面しています。どれだけ優れたブロックチェーンを開発しても、その上で優れたサービスが開発されなければ成功しないため、各チェーンのFoundationは、開発を促進するために補助金として大規模なグラントを提供しています。 これらのグラントは、$OP、$ARBなどのガバナンストークンや、$APT、$SOL、$MATICなどガス代にも使えるトークンで配布されることが多く、プロジェクトはこれを販売管理費としても活用し、利用者への配布も行っています。 エアドロップの定義は多岐にわたりますが、これらのキャンペーンをエアドロップの一形態と見なすこともできるでしょう。特にArbitrumやOptimismがこのような活動を行っています。他にもAptos、Solana、Aleph Zero、Tonなどが良い例です。 DeFiLlamaを活用してプロジェクトを探す方法 各ブロックチェーン上のプロジェクトを探す際には、DeFiLlamaが便利です。まず、公式サイトにアクセスしてください。 その後、「Airdrops」でソートをかけ、各チェーンごとにフィルタリングを行うことで、効率的にプロジェクトを絞り込むことができます。 絞り込んだプロジェクトを各自で確認し、エアドロップの獲得を目指すのが良いアプローチです。 2024年からエアドロップ獲得を目指す方へ 2024年からエアドロップに参加する方々は、以前に比べて参入ハードルが上がっています。主な理由は以下の通りです: 円安の影響:ドルまたは$ETHベースでの参加基準が設けられているため、初期準備資金を日本円で計算すると、過去数年に比べて増加しています。 新規参加者の増加:エアドロップが広く認知されるにつれて、新しいプレイヤーが増えています。 シビル対策の強化:Git Coin Passportのスコアに基づく評価が導入されており、オンチェーンでの活動歴や期間、ウォレットの履歴も評価の対象になります。 抑えるべきポイント 余剰資金での参入は基本ですが、予算が10万円未満の場合、ドル換算で約$625になります(本記事執筆時点)。この予算で足切りラインを超えるかは断言できかねるため、追加で余剰資金を多めに用意することをお勧めします。 参入する場合は早め早めに動く。 早めに行動を起こし、限られた予算の場合は複数アカウントを使うよりも、一つのウォレットを集中的に育成することが重要です。 エアドロップ参加の参入ハードルは高まっていますが、それでもその価値は依然として高いと言えます。 多くの方が仕事や学業の隙間時間を利用して取り組むことになるでしょう。 この状況は、社会人が資格試験のために平日毎日2時間の勉強時間を確保することに似ています。 例えば、以下に示す条件の場合、エアドロップの獲得が非常に現実的かと思います。 想定対象者 予算: $5,000(約800,000円) 利用ウォレット数: 1つ 確保時間: 毎週火曜2時間、木曜2時間、日曜3時間 期間: 半年間 おすすめプロジェクト4選 初心者の方にエアドロップ獲得を推奨するプロジェクトを以下に紹介します。これらはアルファベット順に並べた厳選された4つのプロジェクトです: 厳選プロジェクト Intia - https://candydrops.xyz/projects/initia Particle - https://candydrops.xyz/projects/particle-network Scroll - https://candydrops.xyz/projects/scroll ZeroGravity - https://candydrops.xyz/projects/0g-zero-gravity $5,000のウォレットを準備できる方は、特にScrollのエアドロップを目指すことをおすすめします。まず取引所で$ETHを購入し、イーサリアムメインネットの自分のウォレットに送金します。その後、公式のブリッジを利用して、各種Dappsに参加してみてください。初期段階では$5,000すべてを使う必要はありません。慣れるまでに$1,000の投資でも十分です。 他の3つのプロジェクトに関しては、Gitcoin Passportなどを利用したテストネットトークンの配布がありますので、それを踏まえてスタートしてみましょう。 次回の記事では、Berachainに焦点を当てて解説します。
特集・コラム
2024/06/20Bitget Japan x Crypto Times|HenryとのAMAセッションを振り返る Vol.2
– 筆者:@HenryWells1837 昨日、Layer Zeroより$ZROのエアドロップ配布数量の確認が可能になりました。想定よりも少なかったという声も多いですが、所詮は「オマケ」みたいなものなので、結果に満足しなかったら次に進みましょう。 本記事では、2024年のエアドロップの傾向(特徴)の2つを解説し、抑えるべきポイントと次に狙うべきプロジェクトとして各チェーンから幾つかピックアップしてご紹介します。 *事前注意 この記事は、2024年6月12日にBitget Japan様のスペースで開催されたAMAの内容をもとに作成されています。 エアドロップの狙い方や考え方は個人差があり、正解はありません。 本記事の内容も絶対的な解ではないため、さまざまな情報を参考にし、自分に合った方法を確立してください。 2024年エアドロップの最新傾向 2024年のエアドロップの傾向は大きく分けて4つに区分されます。 ポイントの制度導入 シビル対策の厳格化 配布量の二極化 デポジット系と強制LP化 今回は「配布量の二極化」と「デポジット系と強制LP化 」にフォーカスしてお話しします。 配布量の二極化 エアドロップに関する情報を発信するインフルエンサーの増加や参入障壁の低さから、特に直近の1年間でエアドロップをきっかけに仮想通貨市場に参加するユーザーが増えました。参加者の増加により、トークンの配布量も二極化されました。 トークンの一人当たりの獲得量を米ドル換算すると、カテゴリ問わず昨年よりも減っている印象です。これは単純に参加者が増えたためですが、一方で特定の条件などを満たすことで大量のトークンを獲得しているユーザーもいます。 大きな違いは、例えば「アーリアドプター」、「特定NFT保有者」、「プロジェクト貢献者」、「大口ユーザー」、「開発実績」、「投票」など、複数の条件を満たしたユーザーに多く配布されていることです。 そのため、大衆と同じ動きをしていても、参加者が増えすぎた昨今では獲得数量に大きな期待はできません。 抑えるべきポイント 未発行トークンのチェーンへの注目: 過去の事例より、特にトークンが未発行のチェーンに注目し、その可能性を探ります。 過度な期待は避ける: エアドロップで高額収益をすぐに期待することは避け、現実的な目標を設定します。特にエアドロップを初めて目指す方は、過度な期待を持たないよう心がけましょう。 プロジェクト選定と集中: 効果的なプロジェクト選定と集中が重要です。参加者が多いリファラル系のプロジェクトは優先度を下げ、期待値が高いプロジェクトには積極的に参加しましょう。その際、他の発信者と同じ行動を避け、独自のアプローチを考えることが大切です。 VCのポートフォリオを参考にする: ベンチャーキャピタルが公開しているポートフォリオを参考にしながら、トークン未発行でリファラル制度を設けていないプロジェクトを選定します。 ✔ 時間と予算が限られている状況で効果的にエアドロップを獲得するための戦略について、以上のポイントを抑えることが重要です。 デポジット系と強制LP化 TVL稼ぎのためにポイント配布を餌にユーザーの資金を預け入れさせる傾向があります。 プロジェクトにもよりますが、多くのプロジェクトではWBTCやETHのようなメジャー通貨、そしてステーブルコインを預け入れることができますが、預け入れた後、そのプロジェクトが発行するトークンと預け入れたトークンを50:50にLP化させて長期間拘束する場合もあります。また、預け入れた後にプロジェクトメンバーの士気が下がり、持ち逃げされることもあれば、最初から巧妙に詐欺目的で立ち上がるプロジェクトもあります。 抑えるべきポイント トークンの預け入れ: 預け入れるトークンは、必要経費と割り切り、最悪の場合でも価値が目減りしても許容できる範囲に留めることが大切です。 過度な信頼を避ける: 新しいプロジェクトに対しては、開発者の過去の実績を考慮し、情報を入念に精査した上で参加を検討します。リスク管理を徹底し、安易な信頼は避けるようにしましょう。✔これらのポイントを意識することで、リスクを管理しつつ、効果的にエアドロップの獲得を最大化させましょう。 2024年エアドロップの最新傾向のまとめ 以上の傾向から、情報の取捨選択やプロジェクトの選択と集中が増々求められており、エアドロップ獲得は確かに難しくなっています。 例えば、新卒の給与が月収30万円に上がって話題になっていますが、そもそもお金を稼ぐのは大変なことで、少額のお金で簡単にプロジェクトを触るだけで一撃1万ドル稼げるわけではありません。そういう時期もありましたが、それは市場が成熟する前のボーナス期間です。 もちろん簡単に稼いでいる人もいますが、そういった方は「頭がキレる」、「情報の取捨選択が上手」、「仮想通貨歴が長い」、「継続性があり」などの特徴があります。 しかし、まだ獲得できるチャンスは残されています。 Q&A エアドロップは副業に向いているのか 以前、某雑誌の副業紹介で「エアドロップ」が紹介されていましたが、少額の資金でエアドロップを獲得できる段階は終焉に近づいています。例えば、毎月10万円を稼ぎたいと考えるなら、エアドロップよりも自分の得意分野を活かした副業をするほうが良いでしょう。 個人的には、年間獲得金額を月平均にするほうが良いです。副業を始める資金が無いなら、一定期間は寝る間も惜しんで新聞配達や深夜の飲食店業務をして、その資金を元に副業を行うことを推奨します。 もし「暗号資産を知っておきたい」というならば、エアドロップの獲得を目的とするのではなく、特定のトークンを保有して、別のトークンをステーキングすることが費用対効果が良いのではないでしょうか。 *ステーキングについては、Vol.2 以降に解説致します。 次に狙うべきエアドロ – 各チェーン ( インフラ系 ) 次に狙うべきエアドロップは、以下が良いのではないでしょうか。 トークン未発行かつエアドロップの期待が出来るインフラ系プロジェクト Scroll Base Linea Berachain 今回は、Scrollのエアドロップ獲得を目指すための手順について解説をしていきます。 Scroll Scrollの概要 Scrollは、ゼロ知識技術を採用したEVM互換の仮想マシン「zkEVM」を特徴としています。昨年3月には、Polychain Capital、Sequoia China、Bain Capital Crypto、Moore Capital Managementといった有名ベンチャーキャピタルから5000万ドルの資金を調達しました。 このプラットフォームでは、コミュニティ内の活発な意見交換を通じて、優秀な開発者たちが様々なDappsを開発しています。 エアドロップの機会 現在、ScrollはToken Generation Event(TGE)を行っておらず、ポイント加算式のキャンペーンを実施しています。このキャンペーンへの参加が、将来のTGE時のエアドロップ獲得の期待を高めています。 ここで、Scrollのエアドロップを効果的に獲得するための手順を紹介します。これにより、参加者はより良い準備と理解を持って、この機会を最大限に活用することができるでしょう。 Scrollへのブリッジ Scrollの公式サイトより「Bridge」を選択し、Eth メインネットから公式ブリッジを利用してEthreumやUSDC等をScrollに移す。これまでのエアドロップの事例では、ブリッジする際の金額がポイント配布時に考慮されました。 Scroll上でのDappsの利用 Scroll上で展開されている様々なDappsを利用してトランザクションを刻む。 ポイントの蓄積 / 早期参入の重要性 現在、Sessionというキャンペーンが開催されています。現在は、Session Zeroのため、今後も複数のSessionが開催されることが予測されます。以下の画像の通り、早めに参加した場合、「アーリーアドプター」としてポイントが加算されるので、その部分も意識しましょう。現在は、Scroll上に保有しているポイント加算対象通貨の保有数に応じて24時間ごとにポイントが加算されています。 既にXでエアドロップを獲得する方法を発信しているアカウントが多数あります。それらのアカウントを見つつ、各々のやり方を確立していただくのが良いです。共通して考慮する点としては以下になります。 Deployの実行 どのインフラ系プロジェクトも「Developer First」の考えが強いです。開発者視点でのウォレット履歴を残しておくのも一つの手段です。非エンジニアの方でも、Owlto FinanceでコントラクトをDeployすることが出来るので複数回実行しておきましょう。 BaseとLinea Base、Linea等でも同様に公式サイトよりScrollと同様ブリッジを行い、様々なDappsを利用することでエアドロップの獲得を目指せます。Bitget Walletでは、以下のようにBase上で展開されているかつ、そのDappsからエアドロップの獲得が期待できるプロジェクトを見ていただくことが出来ます。 上記のJumper Exchange、rhino.fi。そして以下の、ODOS等は筆者としても注目しているプロジェクトですので、ぜひ一度利用してみてください。 大事な共通ポイント ブリッジの有無 / ブリッジした累計合計金額 トランザクションの回数 トランザクションの継続性 +α:金額、早期利用 次回は、狙うべきエアドロとして既にTGEされたチェーン上のdapps狙いや今年からエアドロップを始めて見る方に向けた内容です。また、Berachainは別途Vol.3以降に解説致します。 関連記事 Scroll徹底解説|他zk系レイヤー2との比較からコントラクトのデプロイまで レイヤー2「Scroll」TVLが急増|ポイントプログラムも実施中 関連リンク Scroll 公式 Base 公式 Linea 公式 Berachain 公式
特集・コラム
2024/06/18Bitget Japan x Crypto Times|HenryとのAMAセッションを振り返る Vol.1
昨日、zkSyncより$ZKのエアドロップが実施され、2024年も「エアドロップ」が仮想通貨市場で注目を集める話題の一つとなっています。 エアドロップが実施される際、プロジェクト側は以前からシビル対策として「残高による足切り」などの措置を講じていました。しかし、2024年においてはエアドロップを獲得するためのハードルがさらに高くなっています。本記事では、2024年のエアドロップの傾向(特徴)の2つを解説し、抑えるべきポイントとエアドロップの出口戦略について述べます。 *事前注意 この記事は、2024年6月12日にBitget Japan様のスペースで開催されたAMAの内容をもとに作成されています。 エアドロップの狙い方や考え方は個人差があり、正解はありません。 本記事の内容も絶対的な解ではないため、さまざまな情報を参考にし、自分に合った方法を確立してください。 2024年エアドロップの最新傾向 2024年のエアドロップの傾向は大きく分けて4つに区分されます。 ポイントの制度導入 シビル対策の厳格化 配布量の二極化 デポジット系と強制LP化 今回は「ポイント制度導入による大口投資家優遇」と「シビル対策の厳格化」にフォーカスしてお話しします。 1. ポイント制度の導入 Eigenlayerの「Restaked Points」と呼ばれる預け入れた金額や期間など複数の条件を基準にポイントが付与されるポイント加算制度が昨年からのトレンドです。この制度の導入により、その他のプロジェクトもWBTC、ETH、各種ステーブルをデポジットさせたりリステークさせる流れが広がっています。 預け入れる金額やリステークするトークンの量が大きければ大きいほどポイントを稼げるため、大口投資家が有利な仕組みとなっています。一方で、この流れでは一部の大口が総取りする形になりやすいため、「配布数の上限」や「参加者全員にボーナス」を配布するなどの措置を講じるプロジェクトも見られます。 抑えるべきポイント DeBankなどのツールで、どのようなプレイヤーが資金を投じているか確認する - 過去にエアドロップの受取実績があるウォレットかなど確認必須です。 少額資金でエアドロップ獲得を目指すプレイヤーは、資金拘束が発生する点に留意 - 少額であっても「ボーナスポイント」の獲得や複数アカウントでの「ボーナスポイント」獲得など各自の予算にあった動きを計画しましょう。 デポジット系は慎重に対応 - プロジェクトが途中で逃げる可能性もあるため、事前に「拘束期間が何日か」、「仮にETHメインネットからブリッジする場合、ETHメインネットに戻ることができるか」などを調べた上でデポジットを行いましょう。 2. シビル対策の厳格化 複数アカウント対策として、シビル対策が厳格化されています。今後は、KYC済みの特定取引所からのトークン請求が普及する可能性もありますが、その管理方法には「中央集権化」的な印象があり、賛否が分かれるところです。 例えば、BybitからのみClaim可能だった$HLG(Holograph)は、配布予定だったトークンが相当数余り、6月5日に配布済み数量に対して再度90%相当のトークンが配布されました。このような対応は市場からの関心が離れ、トークン価格が盛り上がらない原因となります。特に、日本在住のユーザーはBybitのアカウントを保有していないことが多く、日本の各取引所がエアドロップのClaimに対応できる体制が整っていないため、シビル対策の厳格化により、日本人参加者が貰い損ねるケースが増えてくる可能性があります。 *この記事を書いている間に$HLGは、exploitが発生し市況も悪いことから大暴落しました。 抑えるべきポイント あらかじめ、そのプロジェクトのエアドロップ獲得のみを目的にしたウォレット生成し、それを主体とする。 サブウォレットには、これまでタックスを刻んできたウォレットを使用する。 プライベートで利用するのとは別に専用のメールアドレス、Discordアカウント、X ( Twitter ) アカウントなどを用意しておく。 プロジェクトの選択と集中を厳格に。 一つのプロジェクトに対して過度に期待しすぎない。 出口戦略について もし「法定通貨」もしくは「BTC / ETH」を増やしたいのであれば、「即売り」が一つの選択肢です。 デリゲート、LP供給など複数の戦略がありますが、最安値で買って最高値で売ることは、どんな優秀なトレーダーでも難しいため、欲張らずに売るのが良いのではないでしょうか。複数のウォレットをお持ちの場合は、特定のウォレットは持ち続けるという戦略も考えられます。 こちらは投資助言ではありませんので、あらかじめご留意ください。 次回は、2024年の傾向からは「配布量の二極化」と「デポジット系と強制LP化」の2点。その他、「狙うべきエアドロ - インフラ系」について解説します。
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2024/05/27AMBUSH®︎ WORKSHOPにて仮想通貨決済が導入|期間限定で特別Tシャツも配布
2024年5月より、AMBUSH®︎のフラッグシップストアであるAMBUSH®︎ WORKSHOPでは、仮想通貨を用いた決済が可能となりました。 #AMBUSH®︎ WORKSHOP now accepts #crypto payment. Purchase using #Ethereum, #Bitcoin and Bitcoin Cash. AMBUSH®︎ WORKSHOP 店舗限定で仮想通貨決済をスタート。Ethereum, Bitcoin, Bitcoin Cashがご利用可能です。 Available Location: AMBUSH®︎ WORKSHOP (1-22-8 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo) pic.twitter.com/igss0kTq9V — AMBUSH® (@ambushdesign) May 2, 2024 対応通貨にはイーサリアム、ビットコイン、ビットコインキャッシュなどが含まれており、現在はAMBUSH®︎ WORKSHOP店舗限定でのサービスですが、今後他店舗への拡大も計画されています。 このクリプト決済導入を記念して、クリプト決済で10万円(税別)以上のお買い物をされた方には、特別なTシャツが期間限定で配布されます。 キャンペーン詳細 配布条件:対象仮想通貨で10万円以上のお買い物をした方 対象店舗:AMBUSH®︎ WORKSHOP 開催期間:5月27日(月) 〜 7月末 ( Tシャツが無くなり次第キャンペーンは終了) 店舗情報 AMBUSH® WORKSHOP TEL: 03 - 6451 - 1410 住所: 東京都渋谷区渋谷 1-22-8 営業日: 月曜 - 金曜 営業時間: 11:00 - 20:00 AMBUSH® CEO VERBAL氏のコメント AMBUSH®は、2022年にWeb3の取り組みを開始し、これまでにPOW!® NFTコレクションや自社メタバース『SILVER FCTRY』をローンチして参りました。 その後もWeb3プロジェクトを継続する中で、コラボレーションやイベントを通じ、様々な国内外のWeb3コミュニティーとつながることができました。 その中で「日本ではクリプト決済が利用できる店舗が少ない」「是非AMBUSH®で導入をして欲しい」というご意見を多数いただいたこともあり、ブランド内でも検討を重ねていました。今回我々の路面店「AMBUSH® WORKSHOP」にてクリプト決済を導入したことで、さらに多くのお客様に足を運んでいただく機会となれば幸いです。 また、僕自身としては今後日本でもクリプト決済可能なショップが更に増え、便利で身近な決済手段になることに期待しています。 Web3.0 × アパレル業界 アパレル業界は、一見するとITとの連携が密接であるかのように見えますが、実際にはこの分野に対して苦手意識がある企業も少なくありません。 これは大企業にも小企業にも共通する事実で、その結果、Web2.0の時代においてはZOZOTOWN、Base、そしてStoresなどのECプラットフォームへの需要が高まりました。Web2.0時代にその恩恵を受けた企業とそうでない企業との間には大きな差があります。そのような中、アパレルブランドがWeb3技術を導入する際には、多くのハードルが存在します。 AMBUSH®の場合は、同社のCEOであるVerbal氏が以前よりWeb3に対して積極的な姿勢を示しており、Crypt Punksの購入に始まり、海外でのオフラインイベントへの参加や登壇、NFTの発行などを行ってきました。 NFTや仮想通貨、そしてそれらを支えるブロックチェーン技術に対するVerbal氏の関心は高く、今後もAMBUSH®の動向から目が離せません。 AMBUSH®公式サイト
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2024/05/24仮想通貨$TKOのエアドロップが発表|初期供給量の5%が配布予定
昨日、Ethereumのレイヤー2プロジェクトTaikoよりエアドロップが発表されました。 Dear community, The moment that you've been waiting for has arrived: The Taiko token airdrop is here! 🪂 Check your airdrop eligibility: https://t.co/rI3yTSxvxf. 1/ pic.twitter.com/RcAJo7abVm — Taiko 🥁 (@taikoxyz) May 22, 2024 エアドロップの詳細 エアドロップ対象の確認は、公式ウェブサイトclaim.taiko.xyzで行うことができます。 今回は、初期供給量の5%に相当するトークンが配布されます。 ウォレットの接続、GitHubのアカウントを紐づけで確認できます。 *全ユーザー確認期間は、発表から7日間 ( 2024年5月29日 まで ) のみです。また、今回のエアドロップで請求されなかったトークンは、今後DAOのトレジャリーで活用されます。 エアドロップ対象条件 以下の条件を満たしたユーザーがエアドロップの対象となります: Taiko 提案者 Taiko 証明者 他チェーンからTaikoへのブリッジをしたことがあるユーザー Taiko ユーザー(Galxeポイントも含む) Taiko 開発者 Githubへの貢献者で条件を満たした者 Loopringコミュニティメンバー内にいる条件該当者 これらのカテゴリにいずれかの条件に達成していた場合でも、一定のスコアに達する必要があるため、場合によっては対象外となることもあります。 今後のエアドロップ可能性の有無 今回、エアドロップの対象外であったユーザーでも、「Trailblazers プログラム」で「Faction Community バッジ」を獲得することで、将来的に対象になる可能性が公式ブログより示唆されています。 今回のエアドロップを逃した方は、公式Xアカウントやブログを引き続きチェックしていきましょう。 [no_toc]
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2024/05/232024年仮想通貨エアドロップの最新戦略|飽和時代に必要なアプローチとは
– 筆者:@HenryWells1837 2024年、仮想通貨のエコシステムはますます成熟してきました。その中でも、昨今話題になっているトピックの一つが「エアドロップ」です。 エアドロップは、新たなトークンやプロジェクトを広めるために用いられる手法で、投資家と開発者の間で急速に普及しています。かつては参加者が少なく、恩恵を受けやすい環境でしたが、最近では参加者の増加により飽和状態になりつつあり、実際の配布金額も少なくなってきています。 上記の変化は、エアドロップ獲得戦略を再考する必要があることを意味しています。 本記事では、エアドロップを成功に導くための重要な要素を解説し、予算設定、プロジェクトの選定からウォレット管理に至るまでを解説します。 エアドロップの基本概念と進化 基本概念と歴史 エアドロップは、ブロックチェーンプロジェクトがトークン発行時に対象者へトークンを配布するマーケティング手法の一つです。 世界各国のグローバル市場でビジネス展開が求められる中、国別に異なる規制や人材確保、スピード感などの問題から、テレビCMなどの伝統的な広告戦略が常に適切とは限りません。そのため、プロジェクトとエンドユーザーの距離を縮める手段として、広告宣伝費や販管費を効果的に活用することが望ましいとされています。 特に注目されるのは、2020年9月にUniswapが実施したエアドロップです。このエアドロップは、プロジェクトへの各ユーザーの貢献を称え、プロジェクトの「持続」と「発展」に寄与する形で行われました。これは単なるマーケティング手法というより、参加者への「感謝」の表現としても大きな意味を持っていました。 今では、エアドロップを専門に市場に参加するユーザーも増え、プロジェクト側は「マーケティング費」や「コミュニティ形成費」という必要な「費用」として捉えています。 配布されるトークンには大きく分けて2つのカテゴリがあります。一つはArbitrumやOptimismのようなネットワークインフラ系のプロジェクト。もう一つはそれらのチェーン上で展開される各種Dappsが発行するトークンです。 Uniswapのエアドロップ以降、多くのプロジェクトが同様の手法を採用し、配布方法も進化してきました。特に、時間が経つにつれて、不正行為への対策やKYC(顧客確認)の要件が強化されています。エアドロップが広く受け入れられるにつれ、一部のプレイヤーやBotが不正に複数カウントを利用する事例が増え、VPN使用による規制も強化されました。最近では、ModeやEigenlayerのようなプロジェクトのエアドロップが印象に残っており、HolographのようにKYCと連携した取引所アカウントからトークンを請求する新しい方法も導入されています。 従来、仮想通貨市場への参入者の中でエアドロップを主な目的とするケースは少なかったですが、筆者の観点からは、日本でも2024年から新規プレイヤーがエアドロップを主な動機として市場に参入するようになり、今後は競争が激化し、獲得までのハードルが高まると考えられます。 主要なエアドロップ事例 ENS、DYDX、Uniswapなど、数々の著名プロジェクトがエアドロップを通じてそのコミュニティに価値を還元してきました。これらのエアドロップは、プロジェクトの初期支持者やアクティブユーザーに対する報酬として機能しています。 以下は、2020年から2024年までに実施されたエアドロップのプロジェクトの一部をまとめた表です。表はプロジェクト名、ティッカー、カテゴリ、およびチェーン情報を含んでいます。 ( このデータはDuneから抽出されたもので、すべてのエアドロップを網羅しているわけではありません。) これまでに配布されたエアドロップのリスト ✅ = ネットワークインフラ系 日付 プロジェクト ティッカー カテゴリ チェーン 2020年9月 Uniswap UNI DEX Ethereum 2020年12月 1INCH 1INCH DEX aggregator multi-chain 2021年1月 Tornado Cash TORN Privacy Ethereum 2021年2月 Mask Network MASK Social Ethereum 2021年3月 Inverse INV Yield Ethereum 2021年4月 AmpleForth AMPL Other Ethereum 2021年5月 Gitcoin GTC Social Ethereum 2021年6月 Osmo OSMO DEX Cosmos 2021年6月 Botto BOTTO NFT Ethereum 2021年9月 dYdX DYDX Perps dYdX 2021年9月 Notional NOTE Yield Ethereum 2021年9月 Unlock protocol UDT Other Ethereum 2021年10月 Juno JUNO DEX Cosmos 2021年10月 DappRadar RADAR Social Ethereum 2021年11月 Ethereum Name Service ENS Social Ethereum 2021年11月 Paraswap PSP DEX aggregator multi-chain 2021年12月 Astroport ASTRO DEX Solana 2022年1月 X2Y2 LOOKS NFT Ethereum 2022年1月 CoW COW DEX aggregator multi-chain 2022年2月 HOP HOP Cross-Chain Ethereum 2022年3月 Ape Coin APE NFT Ethereum 2022年3月 Looksrare LOOKS NFT Ethereum 2022年4月 EVMOS✅ EVMOS Cross-Chain Cosmos 2022年5月 Optimism✅ OP Chain Optimism 2022年6月 Velodrome VELO DEX Optimism 2022年10月 Blur BLUR NFT Ethereum 2022年10月 Aptos✅ APT Chain Arbitrum 2022年11月 Hashflow HFT DEX aggregator Ethereum 2022年12月 ZigZag ZZ DEX zkSync Lite 2023年3月 Arbitrum✅ ARB Chain Arbitrum 2023年3月 Space ID ID Social Ethereum 2023年4月 AI Doge AIDOGE Meme Arbitrum 2023年6月 Maverick MAV DEX Ethereum/zkSync Era 2023年7月 Arkam Intelligence ARKM Data Ethereum 2023年8月 Sei✅ SEI Chain Sei 2023年8月 Connext NEXT DEX Ethereum 2023年11月 Pyth PYTH Oracle Solana 2023年11月 Vertex VRTX DEX Arbitrum 2023年12月 Jito JTO MEV Solana 2024年1月 Jupiter Jup DEX Solana 2024年1月 AltLayer ALT LRT Ethereum 2024年1月 Zetachain✅ ZETA DEX - 2024年2月 Dymension✅ DYM DA - 2024年2月 Starknet✅ STRK Chain Starknet 2024年2月 zkSync ID ZKID Social zkSync 2024年2月 Convergence CVG Yield convergence 2024年3月 Ether-fi ETHFI LRT Ethereum エアドロップを獲得するための条件 エアドロップを獲得するには、以下のような条件を満たすことが一般的です: 早期利用 流動性の供給 特定のNFTの保有 一定期間のプロジェクト利用 一定の残高の保持 特定のトークンのステーキング シビル対策について シビル攻撃は、ボットなどを活用して複数のアカウントでエアドロップを大量に受け取る行為です。2022年2月のHop Protocolエアドロップ以降、シビル判定が導入され、これにより配布の「公平性」が一層高まりました。しかし、少額予算での活動もシビル判定される可能性があり、慎重な動作が求められる一方で、一定の大胆さも必要です。 ウォレット管理と戦略的な利用方法 先の一覧表では、47プロジェクトに対して、以下の8プロジェクトがインフラ系のエアドロップでした。 EVMOS Optimism Aptos Arbitrum Sei Zetachain Dymension Starknet 非EVM系のネットワーク系プロジェクトでは、テストネットへの参加やノードの構築、特定のトークンのステーキングを通じてエアドロップが獲得できました。一方、EVM系のプロジェクトでは、適応対象となるウォレットのEthereumや各種L2上でのトランザクション履歴やガス代の使用料も重要な要素とされました。 インフラ系のエアドロップを狙う場合には、早期段階でのプロジェクトへの「貢献」が重要です。また、EVM系のインフラプロジェクトにおいては、イーサリアムメインネットや各種L2での「活動履歴」が重視されます。 ここで重要なのは、インフラ系のエアドロップを狙うウォレットと各種dapps系のエアドロップを狙うウォレットを区別して管理することだと筆者は考えます。 ウォレット分散の利点 DeFi運用やNFTの収集において、ウォレットを目的ごとに分散することはリスクヘッジとして非常に重要です。 普段使いのウォレットと大量のBTCやETHを保管するウォレットを同じにするのは、資産紛失のリスクが高まるため非常に危険です。 BCGのようなトランザクションの頻度が高いサービスを利用する場合、ハードウェアウォレットの使用は手間がかかるため推奨されません。このような理由から、ウォレットの分散は極めて重要です。実際、インフラ系エアドロップでは、ユーザーが複数のウォレットを使い分けることが一般的です。 複数のウォレットを用いてエアドロップを獲得する行為は決して「悪」ではありません。例えば、エアドロップの対象となるプロジェクトに「流動性の供給」の条件がある場合、10,000ドルの予算を持っているならば、資産紛失のリスクを考慮してその金額を分散することが賢明です。 ウォレットの実際の分け方 エアドロップ獲得を目指すうえで、インフラ系エアドロップと各種Dappsエアドロップを狙うウォレットを明確に分けることが重要です。 インフラ系エアドロップ用ウォレット:重要な注意事項 保有残高 特定トークンのステーキング 各種チェーンのアドレスの紐づけ 保有残高について 複数アカウント対策として、保有残高に基づく足切りが一般的になっています。最低限、イーサリアムメインネットに0.5 $ETHの保有が望ましいですが、狙っている他のメインネットにも同様の保有が推奨されます。 特定トークンのステーキング エアドロップの条件は複数あり、その中から3つまたは4つを満たすことでエアドロップされるトークン量にボーナスが加えられます。例えば、Optimismではボーナス要素が多く設定されました。以下のトークンをステーキングすることが一つの条件として数えられる可能性があります。 $TIA $ATOM $AVAX $MATIC $SOL $ALT $PYTH ステーキング数量による足切りも頻繁に行われるため、注意が必要です。 各種チェーンのアドレスの紐づけ 以下のチェーンのアドレスを適切に管理し、紐づける必要があります: EVM Cosmos ( & Osmosis etc ) SUI Aptos Celestia それぞれのアドレスがどのように連携しているかを管理することが重要です。 Dappsエアドロップ用ウォレット:重要な注意事項 プロジェクトの選定 資本勝負になる場合が多い シングルDapps-シングルウォレット戦略へのシフト プロジェクトの選定 プロジェクト選びに際しては、攻めの姿勢で臨むことが有利です。多くのプロジェクトはエアドロップでユーザーを引きつけますが、結果としてプロジェクトが持続可能でない場合、無益な投資に終わることもあります。そのため、以下の点を評価基準に加えることが重要です: プロジェクトが実際に資金調達をしているか。 オリジナリティーがあり、ただの模倣ではないか。 収益モデルが確立しているか。 展開予定のブロックチェーンが適切か。 プロジェクトの主要メンバーの背景。 マーケティングが過度でないか、特にKOLによる影響は適切か。 コミュニティの雰囲気が健全か。 プロジェクトが創造的で持続可能か。 開発期間が適切か。 プロジェクトが支持されているコミュニティや国。 トークンの取引所上場や市場での流動性確保に関わる費用と戦略。 これはあまり知られていない事実かもしれませんが、トークンを特定の大手取引所に上場させるためには、一般に想像される以上に高額な費用がかかります。さらに、トークンの流動性を維持するためにマーケットメイカーのサポートを利用する場合も、同様に大きな費用が必要です。 そのため、Gitcoin Grantから資金を集め、Twitterで支援を受けていると公言する小規模プロジェクトであっても、トークンの発行から取引所への上場に至る過程を考慮すると、エアドロップの期待値は必ずしも高くはありません。これは特に、エアドロップを目的とした投資選定において考慮すべき点です。しかし、これはあくまで一般的な見方であり、中にはユニコーン級の成功を収めるプロジェクトも存在します。 あくまでも「エアドロップ獲得のための選定」であるということを忘れないでください。 資本力勝負になる場合が多い 最近では、Eigenlayerのようなリステーキング系のエアドロップが多いです。 こういったプロジェクトは参加者にトークンボーナスを配布することもありますが、最終的には「資本勝負」になることが多いです。 例えばこちらのウォレットアドレスは4回のトランザクションで以下のエアドロップを獲得しました。 (https://debank.com/profile/0x44086d5d2e3b6a7ca48133ef2def4043c03b7aba) 6,667 $ALT : 約32万円 11,129.9491 $EIGEN : 約1200万円 *為替相場は執筆時のレート / $EIGENはWhalemarketより $7で設定 *投資額:約4500万円 / 期間:拘束期間約3ヶ月及び7ヶ月 トランザクション履歴は非常に美しく、文句のつけようがない成果です。 しかし、もし今年からエアドロップを獲得を目指すユーザーは、中々このような真似をすることは難しいのではないでしょうか。 エアドロップ獲得において、このようなプレイヤーも常にいることを念頭に置いた上で、そのプロジェクトが資本勝負になるかどうかも重要な判断基準です。 シングルDapps - シングルウォレット戦略へのシフト この戦略は、特定のDappsに特化したウォレットを運用することで、エアドロップの効率を最大化します。プロジェクトの持続性や将来性を考慮した上で、一つのDappsに焦点を当てたウォレット管理が推奨されます。 Celestiaなどのモジュラー系ブロックチェーンの台頭により「1 dapps = 1 chain」という考えが広がってきました。 また、昨今のKYC済みの取引所との紐づけなどを踏まえると、過去のアクティビティ履歴を重視しないインフラ系以外のプロジェクトのエアドロップを狙うのであれば、複数のウォレットに分散させるのではなく、そのエアドロップ獲得に特化した専用ウォレットを都度作成する方が成果が最大化するかもしれません。 もちろん、プロジェクトによっては配布上限を設けているプロジェクトもありますので、どこにウェイトを置くかによって複数のウォレットを活用するか、単体で一つの使い捨てウォレットをするのか変わります。 「予算」はいくらあれば良いのか エアドロップ市場の現状を踏まえると、足切りや資本勝負になる部分を考慮して、安全を期すためには約8,000米ドル(日本円で約120万円)の予算が適切と言えるでしょう。 かつては、10万円の投資で20万円から30万円のリターンを得ることも可能でしたが、エアドロップ市場が成熟し競争が激化したため、現在ではそれほど大きな期待はできなくなっています。 まとめ - エアドロップ戦略は「選択」と「集中」が重要なフェーズに突入 これまでに見てきた事例を踏まえ、ウォレットの明確な区別、プロジェクトの選定、そして適切な予算設定の重要性について説明しました。 エアドロップを獲得する難易度は日増しに高まっており、簡単にリターンを得られると宣伝する声がありますが、その実際は決して容易ではありません。プロジェクトとの駆け引きや日々のタスクが課せられることもあり、個人の状況や相性によって結果は大きく異なることがあります。 そのため、余裕資金を用いて日常生活に負担をかけずにエアドロップ獲得に向けた活動に取り組むことが最も賢明です。
取引所
2024/05/22Gracy Chen氏が新CEOに就任:Bitget Walletを中心とした最新キャンペーン情報
昨日、Bitgetは新CEOにGracy Chen氏を迎え、新たなリーダーシップのもとで事業を進めていくことが明らかとなりました。 同取引所が手がけるBitget Walletではローンチパッドが新たに実施されることが決まっています。 Our highly anticipated #Launchpad #IDO: #BitgetWallet Token $BWB will officially open for subscription on May 23! As the foundational asset of the decentralized Bitget Wallet ecosystem, #BWB empowers holders with exclusive benefits, including governance rights within our… pic.twitter.com/c8ITUT3ywd — Bitget Wallet (@BitgetWallet) May 20, 2024 本記事では、ローンチパッドへの参加方法や関連キャンペーンについて解説します。Bitgetの最新動向をチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。 Bitgetの口座を開設する BWBとは BWBは、Bitget Walletの公式エコシステムトークンであり、Bitget Onchain Layerの基盤通貨です。このトークンは、Bitgetのエコシステム内で多様な役割を果たしています。 BWBの活用方法 コミュニティガバナンス:ホルダーは、コミュニティ・ガバナンスに参加できます。 ステーキング:ユーザーはBWBをステークすることにより、報酬を獲得することが可能です。 複数チェーンでのガス料金の支払い:アカウントアブストラクション(AA)ウォレットがリリースされた際には、BWBを使用して複数のチェーン上でのガス料金を支払うことができるようになります。 専用プラットフォームへのアクセス: - Launchpad:Bitget WalletのLaunchpadを利用して、新しいプロジェクトへの早期アクセスが可能です。 - イベント参加:Bitgetのプラットフォームイベントに参加する権利を獲得します。 エアドロップイベントへのアクセス: - Fair Launchpool:公平な条件下での新トークンのエアドロップ参加が可能です。 - GetDrop エアドロップ:独自のエアドロップイベントへアクセスできます。 - Bitget Onchain Layerエコシステムプロジェクトのエアドロップ:将来 Bitget Onchain Layerで展開されるプロジェクトからのエアドロップに参加する資格があります。 BWBの基本情報 ティッカー:BWB 最大供給量:100億 展開先:Ethereum / Base / Solana コントラクトアドレス: - Ethereum:0xac6DB8954b73EbF10e84278AC8b9B22a781615D9 - Base:0x619c4bbBD65F836B78b36cBE781513861D57F39D - Solana:6FVyLVhQsShWVUsCq2FJRr1MrECGShc3QxBwWtgiVFwK トークン割当 トークン配布は8つに分類されており、TGE前にエアドロップとして5%、ローンチパッドは1.1%となっています。 最長60ヶ月かけてトークンが段階的に配布されます。 ローンチパッドについて 従来のローンチパッドは取引所のサイト経由での参加が主でしたが、今回はBitget Walletをインストールしているユーザーなら誰でも参加できます。 【⭐️ $BWB ローンチパッド⭐️】 待望の #BitgetWallet トークン $BWB のローンチパッド申し込みが5月23日から開始します ⬇️詳細を確認https://t.co/Ogw2HYqUhm 分散型Bitget Walletエコシステムの基盤資産として、#BWB… https://t.co/DWBDHsqlSx pic.twitter.com/Ja2heTEubi — Bitget Japan【ビットゲット日本公式】 (@BitgetJP) May 20, 2024 今回のラウンドには、「ホワイトリストラウンド」と「パブリックセールラウンド」の2つのラウンドがありますが、「ホワイトリストラウンド」はKOLが対象となるため省略し、今回は5月1日以降に200ドル以上のスワップ実績のあるユーザーが参加資格を獲得できる「パブリックセールラウンド」への参加方法をご紹介します。 パブリックセールラウンド概要 パブリックラウンドでは、以下の条件を満たした全ユーザーが参加可能です。 2024年5月1日以降に、Bitget Walletで200ドル以上の取引を完了したユーザー。 上記条件を満たしたユーザーは、50 ~ 500 USDCの範囲でローンチパッドへの参加申込みができます。申込金額は各ユーザーの総取引量の比率に基づいて配分されます。 その他、概要 割当数量:85万 BWB 1ユーザー辺りの申込み上限額 : 50 - 500 USDC 申込価格:1 BWB = $0.10 申込方法:申し込み枠は、各ユーザーの取引実績に基づいて分配されます。 最終割当金額の算出方法ユーザーの申込合計金額 ÷ 全ユーザーの申し込み合計金額 x パブリックラウンドの申込金額 申込期間:5月23日21:00 - 5月24日21:00ローンチパッドの利用規約は、こちらの公式よりご確認ください。 事前準備 Bitget Walletのインストール : 開始前に必ずダウンロードしておきましょう。 $ETH : ガス代に必要です。 $USDC:ローンチパッドへの参加に必要です。 手順 $ETHを自身のBitget Walletへ送付してください。送付の際は、必ずBase上に送りましょう。 送付後は、以降の取引に使用するガス代を残しておき、ローンチパッドの参加に必要な、USDCにスワップしましょう。 ローンチパッドへの参加手順 Bitget Walletを起動 Bitget Walletを起動すると、以下のアイキャッチ画像が表示されます。この画像を選択してください。 必要事項の確認と承認 必要事項をよく読み、「承認」をクリックします。その後、画面が切り替わります。「Public Round」を選択してください。 Public Roundの選択 「Public Round」を選択すると、以下の画面に移ります。申し込み開始時間になったら、手持ちのUSDCを預け入れます。$BWB上場の4時間前にトークンの請求が可能となり、未使用の残額は払い戻しされます。 Bitget Wallet以外のキャンペーン Bitget Wallet以外にも、Bitgetの口座開設者を対象としたキャンペーンがあります。$BGBトークンを保有しているユーザーがステーキングできる「Launchpool」や「PoolX」などのプラットフォームです。 Launchpoolでは、これまでに$MERL、$ENE、$ZETA、$ZKなどのトークンを指定トークンを預け入れることで獲得することができました。また、PoolXでは最近注目された$MODEをエアドロップで獲得できました。さらに、現在は先物取引によりロレックスなどの時計が景品として当たるキャンペーンも開催されています。 Bitget Walletで初めてBitgetを知った方は、Bitgetのアカウントを保有しておくのも良いでしょう。 Bitgetの口座を開設する 筆者コメント 昨日、Bitgetは新CEOとしてGracy Chen氏の就任を発表しました。Chen氏は2022年にBitgetに参画し、Managing Directorを務めていました。昨年から、Bitgetはサッカー選手のメッシ氏をアンバサダー に起用するなど、大胆な広報活動を展開しつつ、各国のオフラインイベントに積極的に参加し、エンドユーザーとの繋がりを大切にしている印象があります。Bitgetのこれからの展開が非常に楽しみです。
プロジェクト
2024/05/18Entangle/$NGLのデリゲート方法を解説|エアドロップ獲得の可能性も
この記事では、Entangleが発行する$NGLトークンを活用する方法の一つである「デリゲート」の手順をステップバイステップで解説します。 関連記事:仮想通貨$NGLをデリゲートしているユーザーにエアドロップの配布が発表 Entangle Entangleは、2021年にFaisal Mehrban氏によって設立された、異なるブロックチェーンネットワーク間で通信を可能にするブロックチェーンベースのカスタマイズ可能なメッセージングインフラで、複数のブロックチェーンタイプにわたってデータや資産を簡単に送信できる一連の統一ツールとプロトコルを使用しています。 デリゲート前の注意点 デリゲートを行う際には、トランザクションの手数料としてガス代をカバーできるだけの$NGLを保有している必要があります。 デリゲートしたトークンの解除(アンデリゲート)には、21日間のロック期間が適用されます。 デリゲートするバリデーターは慎重に選びましょう。選択の際には、手数料率(コミッション)、パフォーマンス履歴、コミュニティへの貢献度などを考慮すると良いでしょう。コミッション率は5%が目安とされています。 推奨されるバリデーター Entangle以外にも、Celestia、Cosmos、Dymensionといった既に実績のあるバリデーターや公式のEntangle Labsが推奨されます。 $NGL のデリゲート方法 Entangle Hub にアクセスします ( https://explorer.entangle.fi/?ref=blog.entangle.fi ) 。 MetamaskやRabbyなどのウォレットを接続してください。 メイン画面から「Blockchain」を選択し、「Validators」へ進みます。 デリゲートを希望するValidatorを選び、「Delegate」をクリックします。 デリゲートしたい$NGLの数量を入力し、トランザクションを実行して完了です。 $NGLの報酬獲得とアンデリゲート方法 報酬獲得方法 $NGLをデリゲートすると、執筆時点で年利約7.86%の報酬が得られます。 獲得した報酬は、「Undelegate」の下にある「Rewards」セクションから「Claim」を選択して請求します。 アンデリゲートする方法 デリゲートを終了したい場合は、「Undelegate Entangle Tokens」で解除したい$NGLの数量を入力し、トランザクションを実行します。 まとめ 本記事では、$NGLのデリゲート方法についてご案内しました。先日、$NGLをデリゲートしていたユーザーを対象に、EntangleからBORPAトークンのエアドロップ配布が発表されました。Entangleはまだメインネットをローンチしたばかりですが、$NGLをデリゲートすることで今後もエアドロップの機会が増える可能性があります。ぜひ試してみてください。