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2018/05/26サッカー選手「ハメス・ロドリゲス」独自の仮想通貨を発行へ
この記事の3つのポイント! ハメス・ロドリゲスが独自の仮想通貨発行 ブロックチェーンスタートアップ「SelfSell」と連携 この独自の仮想通貨によってファンとの交流がより活発にする狙いがある 参考元:Twitter コロンビア代表チーム及びドイツのバイエル・ミュンヘンで活躍しているサッカー界のスター、ハメス・ロドリゲスが、JR10トークンという独自の仮想通貨を開始すると発表しました。 https://twitter.com/jamesdrodriguez/status/998938234829844480 独自のトークンは、強力なファン層を作り、よりよくファンとのコミュニケーションをすることを目的で発行されます。 また、ハメスはトークンの発行にあたり、ブロックチェーンをベースにしたスタートアッププラットフォームSelfSellとの契約に調印しました。 ブロックチェーンのエコシステムにより、誰もが価値を与えたり生み出したりできるようになる。 SelfSell CEO Li Yuan氏 彼は、ハメス・ロドリゲスがブランド認知度を高める一連のイニシアティブにもっと関与するために、仮想通貨を開始すると付け加えました。 ハメス・ロドリゲスといえば… 2014年のブラジルW杯トーナメントで6ゴールを挙げ、得点王になりました。ブラジルでのW杯後、ロドリゲスはレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンでプレーし、彼の世代の最高の選手の1人として認められています。 ハメスのトークンは、5月27日からSelfSellアプリ経由で販売される予定です。 スポンサー、メディアチャンネル、サッカークラブ、その他のステークホルダーに利益をもたらすために使われていきます。
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2018/05/25仮想通貨RedPulse/RPXの特徴・将来性を解説!取引所・購入方法まとめ
RedPulse(レッドパルス/RPX)は中国の金融・経済市場の情報収集・発信ができるプラットフォームを作るプロジェクトです。 中国市場のリサーチができるツールとして、企業や投資家のニーズが期待されます。 こちらのページではRedPulseの概要・特徴、将来性などについてまとめています。 これを読めばRedPulseがどんなプロジェクトなのか、どのように世の中の役に立っていくのかがわかります。 [toc] 仮想通貨RedPulse(レッドパルス/RPX)の概要を簡単に把握しよう https://youtu.be/V97EZTIhhTM RedPulseの概要 通貨名/ティッカー RedPulse(レッドパルス)/RPX 総発行枚数 1,358,371,250 RPX 創業者(CEO) Jonathan Ha 主な提携先 NEO、#HASHED、Z-BENなど 特徴 中国市場の金融・経済情報プラットフォーム 公式リンク Webサイト Telegram(公式) Telegram(日本公式) Twitter Medium Reddit Discord Youtube RedPulse(レッドパルス/RPX)の特徴を詳細解説 RedPulseは簡単に説明すると、中国市場における金融・経済情報の情報収集・分析プラットフォームを作るプロジェクトです。 このプラットフォーム構築を通じて、中国市場の透明化・オープン化を目指しています。 また、将来的には調査対象を中国からアジア・世界へ広げていく、野心的なプロジェクトでもあります。 少し難しいと感じる人は「RedPulseの将来性・ユースケースを解説」まで読み飛ばしても、RedPulseの魅力がわかるはずです。 透明性・正確性が高い中国市場の金融・経済情報プラットフォーム RedPulseが作るプラットフォームでは、すべてのユーザーが市場情報(データ)の提供・閲覧、分析レポートの作成・投稿、分析レポートの購読をすることができます。 現状、中国市場の情報は信頼性に欠けるものが多く、有力な情報は一部の人(大企業)しか手にすることができません。 そこでRedPulseのプラットフォームを使えば、信頼性が高い情報、すべてのユーザーに平等に届くようになります。 このプラットフォーム上でRPXトークンは通貨のようにして価値の交換に利用されることになります。 価値の交換とは? データ提供や分析レポートの提供で報酬を受け取ったり、カスタムレポート(オリジナルのレポート)を購入したりすることができます。 様々な言語に対応している RedPulseのプラットフォームは中国語以外にも英語、韓国語、日本語などの多言語に対応していく予定です。 RedPulseを通じて中国市場の情報を世界に向けて発信することができます。 RedPulseのチーム すでにRedPulseのチームメンバーは香港、上海、シンガポール、韓国、日本、オーストリアで活動しています。 企業や投資家向けのカスタムサービスを導入予定 RedPulseは個人の利用はもちろん、企業・投資家向けにもサービスを展開していく予定です。 企業が求める市場情報を効率的に集められるようにカスタマイズされたエンジン(情報収集ツール)やAIを用いた情報分析データ(投資サポートAI)を提供していくことになります。 個人だけでなく企業向けにもアプローチしていくため、より大きなお金が集まりやすいと考えることもできますね。 すでに顧客を獲得していて信頼性が高い RedPulseはすでに顧客がいて稼働しているプラットフォームです。 公式の発表によれば、すでに500社以上の法人がレポートを購読したり、ニュースフィードを利用したりしています。 仮想通貨のプロジェクトは途中で消滅してしまうような詐欺的なものが多いのが事実です。 RedPulseのように顧客を獲得して実稼働しているプロジェクトは信頼性が高いと判断することができますね。 【RedPulse(レッドパルス/RPX)の将来性・可能性】使われ方やユースケースを解説 RedPulseがどのように中国市場分析に影響をあたえるのか、なにができるのかを具体的な事例をあげながら解説します。 こちらでは、技術的・仕組み的なことよりも、実現できることや解決できる問題について焦点を当てていきます。 中国の市場調査(ビジネス調査)がオープン・低コスト化する RedPulseのプラットフォームを使うことで中国の市場調査(ビジネス調査)が、よりオープンに(透明化して)、より低コストになります。 市場調査(ビジネス調査)とは? 市場調査とは企業が調査会社に依頼するものです。たとえば、「国内の携帯電話・スマートフォンの出荷台数に関するレポート」などを提供します。 RedPulseを利用すれば、例のようなレポートがより低コストで手に入るようになります。 また、コンテンツはブロックチェーン上にあり、誰でも閲覧することができるので情報格差が少なくなります。 大企業がデータを独占できなくなり、より透明性・信頼度の高いデータをユーザーに届けることが可能です。 さっちゃん 最終的には企業の中国進出を促すことも考えられますね。 多くのユーザーが利用しやすい仕組み より多くのユーザーが利用しやすいように、多言語対応、機械学習によるフィード(タイムラインのようなもの)の最適化を行います。 情報提供やレポート公開でRPXトークンを獲得できる(稼げる) RedPulse上で作成したレポートは、分析レポートとして公開され、シェアなどで評価されればRPXトークンを稼ぐことができます。 ※詳細な評価システムは非公開です また、自分自身がデータを提供することで、その報酬としてRPXトークンを受け取ることもできます。 RPXトークンホルダーのメリット 2018Q3-Q4に予定されているプラットフォームローンチ以降、年に1回RPXの供給枚数10%増加し、増加分の半分がRPXホルダーへ還元、半分がプラットフォームの報酬に使われます。 さっちゃん トークンが稼げるのでユーザー・データが増える。レポートの精度が上がる。RedPulseの評価が上がる…と繰り返されると… RedPulseから情報収集してRedPulseで情報発信できる 情報収集、それをもとにした情報発信をRedPulse上で一貫して行うことができます。 わかりやすい例 Twitterいう各ツイートとモーメントの機能の関係がわかりやすいです。 ツイートをもとにモーメントを作成する(Twitter上で完結) データをもとにレポートを作成する(RedPulse上で完結) これまでは元データを様々な情報元から集めて、レポートを作成し、それを企業に提供したりウェブサイトで発信する必要がありました。 でもRPXプラットフォームがあれば、情報収集からレポートの作成・提供・公開をRedPulse上で完結させることができるようになります。 RedPulseで完結させるメリット データやレポートが結びついていることで追記・修正が容易になります。元データが修正された時にも対応が簡単です。また、データとレポートが紐づけられるため、データ提供者がきちんと評価される仕組み作りという面でも役に立ちます。 RedPulse(レッドパルス/RPX)のロードマップを確認しよう RedPulseのロードマップ 2018 Q2 RPXベースプラットフォームβテスト 提携先へのRPXプラットフォームの統合(導入) 2018 Q3,Q4 RPXベースプラットフォームローンチ アジア太平洋への調査市場拡大 企業向け分析ツール開発 2019 北アメリカなど世界中への調査市場拡大 主要都市でのカンファレンス主催 企業向け分析ツールローンチ 大学・教育機関と提携した金融・投資教育 2020-2025 クラウドでのヘッジファンドローンチ VRなどで現実世界との統合するためのAPI開発 生体制御機器との連携開発 RedPulseのロードマップはホワイトペーパーで確認することができます。 こちらでは、各フェーズごとに注目したいイベントについて少しだけ紹介します。 【2018 Q2】RPX βテストが行われる 2018 Q2 RPXベースプラットフォームβテスト 提携先へのRPXプラットフォームの統合(導入) RPXを導入したプラットフォームのβテストが行われる予定です。 実際にRPXトークン・ブロックチェーンが導入されます。 提携先とRPXベースプラットフォームが統合され、経済圏が拡大していきます。 【2018 Q3-Q4】RPXベースプラットフォーム公開&アジア太平洋地域へ拡大 2018 Q3,Q4 RPXベースプラットフォームローンチ アジア太平洋地域への調査市場拡大 企業向け分析ツール開発 Q3-Q4と広範囲ですが、この期間にRPXベースのプラットフォームのローンチが予定されています。 また、おそらくプラットフォームのローンチ後になりますが、リサーチ地域をアジア・太平洋地域へも拡大していく予定です。 2018年内をめどに、中国市場で土台を固めたうえで世界進出へを考えているようです。 【2019】調査対象地域を世界中へ拡大&業界内での地位獲得へ 2019 北アメリカなど世界中への調査市場拡大 主要都市でのカンファレンス主催 企業向け分析ツールローンチ 大学・教育機関と提携した金融・投資教育 2019年中にはアメリカをはじめ、世界中に調査対象を広げていく予定です。 また、経済主要都市でのカンファレンス主催や教育の推進など、業界の先頭に立つような活動が増えていきます。 Point 経済主要都市として、ロードマップでは上海、香港、シンガポール、東京、ソウル、フランクフルト、ロンドン、ニューヨークが挙げられています。 【2020-2025】調査対象地域を世界中へ拡大&業界内での地位獲得へ 2020-2025 クラウドでのヘッジファンドローンチ VRなどで現実世界との統合するためのAPI開発 生体制御機器との連携開発 このフェーズでの予定は、世界トップクラスのリサーチプラットフォームとなっていることが前提であると考えられます。 VRや生体情報など、より多くのところと提携してデータを集めていくようです。 さっちゃん このフェーズまで順調にプロジェクトが進めば、かなり安心してみていられそうな気がします。 RedPulse(レッドパルス/RPX)の競合比較や懸念点についても知っておこう プロジェクトをきちんと理解して投資するには、良い部分だけでなく、デメリットや競合比較についても確認しておくこととが大切です。 簡単にでも目を通しておきましょう。 現状では仮想通貨・ブロックチェーンの競合はいない 現状、RedPulseと直接競合するような企業、仮想通貨プロジェクトはありません。 参考として、実際にRedPulseチームとやり取りしたメッセージを公開します。 Q. 仮想通貨プロジェクトや企業で競合はいますか?具体的にあれば教えてください。 We are building a next generation intelligence and content ecosystem for China markets. As far as we know, there hasn't been any same business model before here in China. Regarding the giant population and the vast territory, China's financial and capital markets are way more complicated than any other ones across the world. We believe what we are doing now is groundbreaking and non-replicable. 私たちは中国市場の次世代コンテンツエコシステムを構築しています。私たちが知る限り、中国でこのようなビジネスモデルは存在していません。そして、巨大な人口と広大な国土を擁する中国市場は世界で最も複雑です。このプロジェクトは画期的で他には真似できないと信じています。 中国以外にターゲットを広げた場合にBloombergなどと競合する可能性がある ロードマップに合ったようにRedPulseは今後、中国市場だけでなく、アジア・太平洋地域や世界へ調査範囲を拡大していく予定です。 そうなったときに、Bloombergなどの大手金融メディアと競合する可能性があります。 現状、中国市場に特化したプラットフォームとしてはかなり有力ですが、調査対象を広げたときにどうなるかはわかりません。 中国でのシェアを固めたうえで対象を広げていくはずですが、競合が強力なだけに、競合リスクについては頭に入れておきましょう。 ロードマップが長いために競合が台頭する可能性がある RedPulseのホワイトペーパーには2025年までのプロジェクトのプランが記載されています。 このころまでにクラウドで集めたヘッジファンドの形成や、VRなどを取り入れたコンテンツの導入を進めることになっています。 ただし、RedPulseがコンテンツとして導入するよりも先に、大企業が似たようなサービスをローンチ、市場シェアを獲得するかもしれません。 すでに顧客も持っていて、基本的にはきちんと進んでいくプロジェクトとは考えられますが、競合の台頭というリスクについては頭に入れておきましょう。 RedPulse(レッドパルス/RPX)への意見・ツイートまとめ Redpulse(RPX)が来る!とネオおじさんが確信する理由。 1. すでにメディアビジネスに実績がある 2. JPモルガンや野村総研などとパートナーシップをもつ 3. NEOブロックチェーン開発で実績のある人材がCTO 4. 中国マーケットリサーチという競合のない市場 5. これから複数の取引所で扱われ始める — 502おじさん (@neoojisan) 2017年12月21日 ババア、今日からパート探しするわ! お給料が出たらレッドパルス $RPX 買おうかしら! — MKクリプト (@keiko_cat1) 2018年1月29日 中国本土のリサーチ情報は我々プロ投資家には確実にニーズありますしね。昨今のソフトダラー規制で大手運用会社も含めてコスト負担の大きいリサーチをアウトソースする傾向にありますし、この環境を追い風にRedpulseがグローバル金融にガッツリ食い込むことを期待します。 — Baron Crypto (@cryptoaltc) 2018年1月8日 Redpulse、everex、modumと実績のある会社や、ある程度道筋が立ったicoが軒並み2倍~3倍の堅調な上げ方をしているようにみえる。 ICOのトレンドもよい方向へ変わってきたかな。 — ダークマベイダー (@mbc_medical) 2017年10月28日 バイナンスにレッドパルス(#RPX)が上場。今まではKucoin扱いのもの。 一応、プロダクト有りでしたっけ。個人的には期待値そこそこ高いと思ってるやつ。 https://t.co/haWiK5Dypv — マナ@仮想通貨 (@1000crypto) 2018年2月12日 NEO系も有望そうなのが増えて来たな。ブロックチェーン3.0と取引所系は強い#Trinity #Zeepin #NKN #nOS #PhantasmaProtocol #Moonlight #NEX #Switcheo #Ontology#TheKEY #Redpulse — クリプト資産家 (@crypto_asseter) 2018年5月14日 RedPulse(レッドパルス/RPX)のチャートを確認しよう PC・タブレット向けチャートRPXBTC chart by TradingViewスマホ向けチャートRPXBTC chart by TradingView RPX/BTCのチャートです。 ほとんどがBTC建で取引されていますが、ETH建やNEO建はBinanceやKucoinで確認することができます。 RPXに限らず、仮想通貨を購入するときはできるだけ安い価格で仕込めるように、きちんとチャートも見ておきましょう。 RedPulse(レッドパルス/RPX)のテクニカル分析はTradingviewChartが便利! RPXのチャートでテクニカル分析をしたければ、TradingviewChartを使うのがおすすめです。 各取引所のチャート画面でもテクニカル分析はできますが、TradingviewChartのほうがインジケーターなどの機能が豊富になっています。 無料で使うことができるので、会員登録だけでも済ませておくのがおすすめです。 TradingviewChartはこちら RedPulse(レッドパルス/RPX)が購入できる取引所一覧!おすすめはBinance! RPXの取引所一覧 国内取引所 海外取引所 DEX なし Binance Huobi Kucoin Hitbtcなど SwitcheoNetwork RPXを取引できる取引所一覧です。 Coinmarketcapのデータでは、ほとんどがBTC建てでBinanceでの取引になっています。 取引高が多いところで購入・売却したほうが取引が成立しやすいので、これから購入したい場合はBinanceを利用するのがおすすめです。 RedPulse(レッドパルス/RPX)プロジェクトまとめ RedPulse(レッドパルス/RPX)の特徴や将来性、RPXトークンの買い方についてまとめました。 なかなか理解するのが難しいプロジェクトですが、中国市場の金融・経済プラットフォームで、人々が中国の情報にアクセスやすくなる、ということくらいは理解してもらえたかと思います。 RedPulseについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。 RedPulseの公式リンクまとめはこちら 【Beyond Blocks二日目レポート】RedPulse Jonathan Ha氏 シェアリングエコノミーの新しい世界
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2018/05/16ETHLend / LEND の特徴・将来性を解説!取引所・チャート情報まとめ
ETHLendは仮想通貨を担保に法定通貨や仮想通貨を借りる、いわゆるレンディング系プロジェクトです。 その機能や利便性から注目を集めており、有望なプロジェクトとして期待が高いです。 こちらのページではETHLendの概要・特徴、競合との優位性などについてまとめています。 これを読めばETHLendがどんなプロジェクトなのか、どのように世の中の役に立っていくのかがわかります。 仮想通貨ETHLend(イーサレンド/LEND)の概要を簡単に把握しよう ETHLendの概要 通貨名/ティッカー ETHLend(イーサレンド)/LEND 総発行枚数 1,000,000,000 LEND 創業者(CEO) Stani Kulechov 主な提携先 KyberNetwork、Sandblock、Veriffなど 特徴 仮想通貨のレンディング 公式リンク Webサイト Telegram Twitter Steemit Medium github(ソースコード) ETHLend(イーサレンド/LEND)の特徴を詳細解説 https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=FeXqGq-at28 ETHLendは簡単に説明するとブロックチェーン技術を用いて融資ができるプラットフォームのことです。 ETHLendでは貸し手と借り手が直接融資のやり取りをするので、銀行・消費者金融のような仲介を必要としません。 日本では当たり前のように身近に存在する銀行やATMですが、発展途上国では近くに銀行がなかったり銀行口座を持つことさえ難しい場合もあります。 場所や口座の有無を問わず、誰でも融資を受けられるETHLendは今後さらに利用されていくことが予想されます。 仮想通貨・法定通貨の融資ができるプラットフォーム ETHLendは世界中の人々がスマートコントラクト機能を使って、仮想通貨を担保に自由に融資(仮想通過・法定通貨どちらも借りられる)を行うことができるプラットフォームです。 これまでの融資(中央集権型)では書類作成などに時間がかかるほか、手数料や金利は国や地域によって大きく異なります。 ETHLendではブロックチェーン技術を用いることで中央集権型とは違い取引手数料が安く、また地域による金利の違いを解消します。 中央集権型の融資とは ここでは仲介者がいる融資のことをいっています。銀行や消費者金融などの一般的にいう「融資」「借金」のイメージをしてもらうとわかりやすいです。 透明性が高くて誰でも参加できるブロックチェーン技術を採用 ブロックチェーン(分散型)を採用するメリット データを改ざんできない(透明性が高い) 金利が最適になる(当事者間で決定できる) 誰でも簡単に貸すことができるようになる 取引が行われると自動的にブロックチェーン上に貸し借りのデータが記録・公開されます。またブロックチェーンは分散型の台帳であるため、不正や改ざんを行うことはできません。 このようにすべての取引が記録・公開されるブロックチェーンは透明性が高く、セキュリティ面での安全性も非常に高いと言えます。 プロダクトは公開済みで実際に融資が行われている BREAKING NEWS: ETHLend Alpha 0.2 Reaches over 200 ETH Lending Volume within over a week! #LEND #ETHLend #Ethereum #Lending pic.twitter.com/E6Fi3ZNhtZ— ETHLend (@ethlend1) 2017年12月26日 ETHLendは2017年5月にα版がリリースされており、2017年末には1週間あたりの取引量が500ETH(当時価格3,500万円)にも達しています。 💡ETHLend is proud to announce a new ERC-1068 Loan Standard that was developed together with @ConsenSys - this is a new benchmark in the financial application of @ethereum blockchain:https://t.co/Etaq1cBTKz— ETHLend (@ethlend1) 2018年5月9日 開発もきちんと進んでいて、ETHだけでなくERCトークンにも対応していくことを公表しています。 【ETHLend(イーサレンド/LEND)の将来性】使われ方・ユースケースを解説 ETHLendが実際にどんな使われ方をしていくのかを具体例をあげながら紹介していきます。 ここでは技術的なことよりも、どのような問題を解消していくのかに注目して事例をあげながら解説します。 簡単にお金を貸すことも借りることもできる ETHLendではスマートコントラクトを利用しているため仲介者を必要ありません。 そのため、貸し手と借り手の直接のやりとりによって融資が行われます。 仲介者がいないので多くの手続きや手順が不要となり、スピーディーな融資が可能となります。 ETHLendの融資の流れ 借り手が金額・期間・希望金利を提示 貸し手が借り手の条件をもとに融資を行う相手を選択 契約が合意されると融資が実行 担保を設定することも可能で、その場合は契約不履行時に担保が貸し手に送られる いつでもどこでも瞬時に融資が受けられる(審査も不要) ETHLendでは貸し手と借り手の条件が合えば、場所・時間を問わず即座に融資が実行されます。 また、ETHLendの融資では審査が行われません。 審査がなければ返済能力の判断ができないと思うかもしれませんが、借り手が条件の提示時に担保を設定することで審査がなくとも債務は履行されるような仕組みを採用しています。 個人間のやりとりに加えて審査が不要になり、いつでもどこでも瞬時に融資を受け取ることが可能になりました。 銀行口座がない貧困層(国)の人でも融資が受けられる ETHLendを利用するために必要なものはイーサリアムのアドレスだけです。銀行口座を持っている必要はありません。 日本に住んでいれば身近に銀行があり、多くの人が銀行口座を持っています。しかし、発展途上国などではそうはいきません。 銀行口座を持っているのは… 2014年の世界銀行の発表では、世界の貧困層の約半数が銀行口座を持っていないというデータが公表されています。 このデータから分かるように、銀行口座なしで融資を受けられることの需要はとても大きく、ETHLendの需要も高まっていくことが考えられます。 さっちゃん 仮想通貨ネットワークが広がればなおさらですね ETHLend(イーサレンド/LEND)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較 ETHLendhaいわゆるレンディング系プロジェクトで、競合が多い分野です。 ここでは、ETHLendと比較されることが多い「SALT」「Elixir」との違いについて解説しています。 各プロジェクトの違いについてしっかりと確認しておきましょう。 SALTとの違い SALTもイーサリアムベースのレンディング系プロジェクトです。 LENDとSALTの違い LEND SALT 借りる 仮想通貨 法定通貨 担保 仮想通貨 SALT 金利決め 借り手 貸し手 返済通貨 条件次第 USD トークン用途 手数料支払い 融資時に保持する必要あり 以上の5つがLEND、SALTの大きな違いです。似ているようで意外と違っています。 ほかにも借りるまでのプロセスなどの細い違いがありますが、最低限表にまとめた違いは覚えておきましょう。 SALTでは仮想通貨を担保に法定通貨の融資を受けることができます。 また、SALTでは貸し手がSALTトークンを一定量持っている必要があり、所有する量によって融資できる額や法定通貨の種類が違います。 Elixirとの違い Elixirはレンディングだけでなく、決済やクラウドファウンディングのプラットフォームでもあります。 Elixirの方がより広がりのあるプロジェクトになっているということです。 LENDとELIXのレンディングの違い LEND ELIX 借りる 仮想通貨 仮想通貨 担保 仮想通貨 仮想通貨 利用インセンティブ なし あり Elixirのレンディングでは、利用インセンティブがつくのが大きな特徴です。 これは貸し手だけがもらえるものではなく、きちんと返した借り手ももらうことができます。 双方がインセンティブをもらえるので、返せる程度の最適な金利が設定されるようになります。 ETHLend(イーサレンド/LEND)への意見・ツイートまとめ Latest testing phase on #Kogia. #ETHLend $LEND. Nothing is as sweet as seamless user experience on #Ethereum #dApps. pic.twitter.com/e9AWagqAeP— Stani Kulechov (@StaniKulechov) 2018年5月6日 もこちん的にぃ$LEND は最強だぉまず、ETH,BTCのレンディングに加えフィアットレンディングもするぉしかもETHlend内でユーザが$LENDを使用する旨味があるんだぉETHlendがはやるなら$LENDがはやるのは必須だぉ来年の今頃どうなってるか楽しみガォ#詳しいことは誰かのブログみてお— もこ (@mocofxup) 2018年4月24日 MakerDAOとかEthLendのレンディングめっちゃ期待してるけど、もし期待どおりに普及したら人間の欲望は留まるところをしらないから、レバレッジが野放図にとんでもなくかかってレンディングやDEXを巻き込んでとんでもないバブル&崩壊がおこると思ってる。— 👑びっとぶりっと (@yuma300) 2018年4月10日 ETHLendでERC721トークンを担保にETHを借りる未来が思い浮かぶ。ゲームキャラを担保に金借りれるって感じですな。 https://t.co/OMqQ2LhtfF— DEG (@DEG_2020) 2018年3月31日 #ETHLend見てて安心感しかないですね来月からのロードショーもアメリカ、ロシア、オランダ、スイス、イタリア、チリと順調にこなしていきそうです$LEND はじっくり見守って行きましょう pic.twitter.com/RzAg2ae5EU— シェリー//株&仮想通貨// (@shelly______) 2018年3月27日 ETHLend Alpha 0.2.1により、担保として利用できるようになるトークン一覧既存50+追加80今後は利用者の意見も考慮し、トークンの追加、排除をしていく pic.twitter.com/vSPVG02XY1— KENIRIE (@urs0106) 2018年1月26日 ETHLend(イーサレンド/LEND)のチャートを確認しよう PC・タブレット向けチャート LENDBTC chart by TradingView スマホ向けチャート LENDBTC chart by TradingView LENDの対BTCチャートを表示しています。 また、ETH建てやUSDT建てはBinanceやGate.ioで確認することができます。 チャートを参考にしつつ、できるだけ底(安い価格)で仕込むようにしましょう。 ETHLend(イーサレンド/LEND)のテクニカル分析はTradingviewChartが便利! ETHLendのチャートでテクニカル分析をしたければ、TradingviewChartが便利です。 Binanceなどでもテクニカル分析は可能ではありますが、使いやすさや効率などを考えるとTradingviewChartがおすすめです。 TradingviewChartを利用するメリット インジケーターなどが豊富 各取引所にログインする必要がない チェックしたいチャートをお気に入り登録することができる TradingviewChartはこちら ETHLend(イーサレンド/LEND)が購入できる取引所一覧!おすすめはBinance! LENDの取引所一覧 国内取引所 海外取引所 DEX なし Binance Gate.io Kucoin OKEx Biboxなど KyberNetwork IDEX EtherDeltaなど LENDを取引できる取引所一覧です。 Coinmarketcapのデータによれば、流通しているLENDの半数以上がBinanceの対BTCでの取引になっています。 LENDを購入するときは流通量が多いBinanceを使えば、安く購入しやすいはずです。 ETHLend(イーサレンド/LEND)プロジェクトまとめ レンディング系プロジェクト「ETHLend(イーサレンド/LEND)」についてまとめてきました。 仮想通貨のネットワークが普及すれば、確実にレンディングの需要は出てきます。 どのプロジェクトが生き残るか、注目したいですね。 ETHLendについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。 ETHLendの公式リンクまとめはこちら
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2018/05/13QuarkChain / QKC の特徴・競合比較まとめ!大注目ICOの将来性は?
QuarkChainはスケーラブルでセキュア、分散化されたプラットフォームを作るプロジェクトです。 記事作成時点でICOから10倍以上になっているZilliqaの競合ということもあり、将来性にも期待されています。 こちらのページでは、そんなQuarkChainの特徴やICO情報についてまとめています。 これを読めば、基本的な特徴からZilliqaとの違いまで、QuarkChainについてはバッチリです。 [toc] QuarkChainの概要を把握しよう QuarkChainの概要 通貨名/ティッカー QuarkChain(クォークチェーン)/QKC 創業者(CEO) Qi Zhou 主な提携先 Chihuo、PRIMASなど 特徴 スケーラブルなプラットフォーム 公式リンク Webサイト Twitter Telegram 日本公式Telegram Facebook Weibo github(ソースコード) ICO情報とトークンメトリクス QuarkChainのICO情報 WhiteList 2018/05/07 ~ 2018/05/21 ※抽選あり 規格 ERC20 支払い ETH 発行枚数 10,000,000,000 QKC 調達額 総額 20,000,000 USD PrivateSale 16,000,000 USD ICO 4,000,000 USD ICOレート 1 QKC = 0.00003 ETH QKCはメインネットver1.0(2018年Q4予定)公開までは、ERC-20トークンとなります。 QKCの用途は公開されていて、取引手数料の支払いやコミュニティ貢献者への報酬に利用されることになっています。 QuarkChainの抽選について QuarkChainのICOに参加する(WhiteListに通る)には、Telegramへの加入、Quizの回答ののち、抽選に参加する必要があります。 Telegram参加時期によるポイント、Quizのポイント、その他のプロジェクトへの貢献度に応じてポイントがつけられ、合計得点が60点以上の人に、点数に応じた枚数の抽選権が配られます。その後抽選に当たればICOに参加することができます。 QuarkChainの5つの特徴を紹介!QuarkChainを利用するメリットや将来性は? QuarkChainの特徴について解説しています。 まずはQuarkChainのがどんなものなのか、どんな問題を解決できるのかを知っておきましょう。 dAppsやスマートコントラクトを構築できるプラットフォーム QuarkChainはブロックチェーンのスケーラブルなプラットフォームです。 イーサリアムやNEOのように、QuarkChain上でdAppsを作ったりスマートコントラクトを実装したりすることができます。 スケーラビリティ問題に対応できるイーサリアムと考えるとわかりやすいです。 毎秒約1,000,000のトランザクションを処理できる スケーラビリティ問題解決に関係してくる特徴です。 公式サイトの画像からわかるように、QuarkChainのTPSはBitcoin、Ethereumよりもはるかに大きくなっています。 TPSとは トランザクション・パー・セカンドの頭文字をとったものです。1秒当たりに処理できるトランザクション数を示しています。 VISAは世界で最も利用されている決済サービスです。 このように比較すると、QuarkChainが対応できるTPSどれだけすごいかがよくわかりますね。 イーサリアムのdAppsなどを簡単にQuarkChain上に移行できる QuarkChainが注目されている理由の一つです。 すでにイーサリアム上でdAppsとして稼働しているアプリなどを、簡単にQuarkChain上に移し替えることができます。 これはQuarkChainがEVMのスマートコントラクトに対応していることが理由です。 EVMのスマートコントラクトとは イーサリアムのトランザクションはEVM(イーサリアム仮想マシン)を介して行われます。QuarkChain内にイーサリアムの通訳がいるイメージです。 弱いパワーのマイナーも報酬を得られる(ネットワークの分散化に役立つ) 多くの仮想通貨のマイニングはPoWという方式で、これではハッシュパワー(計算力)が小さいマイナーは報酬を獲得しづらくなります。 PoWとは 計算を一番早く完了させたマイナーだけが報酬を獲得できるマイニングの仕組みです。計算がより早くできる、大きなハッシュパワーのマイナーが有利になります。 PoWの仕組みのために、マイナーはみんなで力を合わせてマイニングをし、獲得した報酬を分割します。(マイニングプールを作る) しかし、これは分散化という観点では良いことではありません。 1つのマイニングプールの権力が大きくなるからです。 マイニングプールの問題点 ブロックチェーンは本来、みんなでネットワークを監視して健全性を保つものです。マイニングプールにより、1人が持つ力が大きくなると、ネットワークの健全性が失われやすくなります。 でもQuarkChainではハッシュパワーが小さいマイナーも、きちんと報酬が得られるような仕組みになっています。 これは、QuarkChainのマイニング報酬の仕組みが、ビットコインやイーサリアムなどのとは少し違うからです。 QuarkChainでは、ハッシュパワーに対する報酬の割合(難易度)を自分で決めることができます。 難易度が低いマイニングを選択することで、ハッシュパワーの大きいマイナーと競合するのを避けることができ、報酬を獲得することができるようになるのです。 わかりやすい例 マイニング報酬 … 100 必要ハッシュ(難易度) … 100 マイニング報酬 … 1500 必要ハッシュ(難易度) … 1000 マイニング報酬 … 20000 必要ハッシュ(難易度) … 10000 ※ここで紹介しているレートはランダムです。 これなら弱いハッシュしのマイナーも報酬を獲得できる。つまり、マイナーが分散化できる! 公式ホワイトペーパーでは、「ハッシュという通貨でマイニング報酬を買うことができる。」という表現がされています。 さっちゃん レートの仕組みは「まとめ買いでお得になる」みたいなイメージですね。 QuarkChainの仕組みを活用することで、結果的にマイナーの分散化にもつながり、より分散化された健全なネットワークが成立します。 クロスチェーンを実装できる QuarkChainではクロスチェーンを実装することができます。 具体的にいうと、"取引所を介さないQKCとビットコインなどの交換"ができるようになります。 クロスチェーンとは ビットコインやイーサリアム、NEOなどの互いに異なるチェーンとの直接取引を可能にする技術です スケーラブルなQuarkChainを支える技術を紹介! QuarkChainの5つの特徴では、QuarkChainは高分散化・スケーラブル・セキュアなプラットフォームといわれる特徴について解説してきました。 そんなQuarkChainを支える技術について紹介していきます。 QuarkChainはコード評価も高い 海外のコードレビューサイトなどではQuarkChainのコード評価(コードの質の評価)がかなり高いです。英語ですがQuarkChain Code Review – Deep Diveの「QuarkChain Code Review Conclusion」のパートを見ただけでも高評価なことがわかります。 シャーディング技術(2レイヤー構造) QuarkChainはシャーディング技術を採用していて、ブロックチェーンの処理を分割することができます。 これによって処理速度を上げることが可能です。 チェーン名 ブロック名 検証時間 主な役割 ルートチェーン層 (第2層) ルートチェーン ルートブロック 数分以内 検証 シャーディング層 (第1層) シャード マイナーブロック 数秒 元帳 シャードレイヤー(第1層) これがQuarkChainのスケーラビリティの秘密です。 シャードレイヤーのポイント トランザクションのすべてではなく"一部を"処理することで処理時間が短縮できる マイナーブロックは増減可能なのでトランザクションが増えても対応できる シャード(マイナーブロック)ではトランザクションの一部が処理されるため、すべてを処理するのに比べて処理速度が向上します。 また、このマイナーブロックの数は増やすことができるので、トランザクションが増えても全体の処理速度は落ちません。 わかりやすい例 道路の拡張工事をイメージすると分かりやすいです。車線(マイナーブロック)を増やすことで、車はよりスムーズに流れます。(トランザクションが増えても問題ありません。) ルートチェーン(第2層) ルートチェーンの役割は第1層のマイナーブロック(各シャード)を束ねて、QuarkChainの全体のネットワークとして構築していくことです。 ルートチェーンには承認されたマイナーブロックの一部(ブロックヘッダ)が格納されていきます。 ここではトランザクションの処理はせず、ひたすらに承認された第1層のブロックを束ねていきます。 このように処理とネットワーク全体の確認を分割することで、トランザクションが増えてもQuarkChainは安定的に稼働することが可能です。 マイニングではルートチェーン(第2層)に50%以上のハッシュが割り当てられる マイニングのハッシュパワーは、第1層と第2層で分割されます。 このときのハッシュパワーの割り当ては、50%以上はルートチェーン(第2層)、残りを全てのシャード(第1層)で分割です。 これにより、悪意のあるマイナーがネットワークを支配するには、最低でも全体の25%のハッシュパワーを持つ必要があります。 Point これがもし逆で第1層が50%以上持っていると、ネットワークを全体を管理する第2層を、より小さいハッシュパワーで乗っ取ることができるようになってしまいます。 これはビットコインなどの「51%攻撃」よりも低い割合になっています。 QuarkChainではこの問題に対して、次に紹介するクラスタリングで対応しています。 クラスタリング クラスタリングは、ミニノードを集めて実質的なフルノードを作れる技術です。 ノードとは ここではマイナー=ノードと考えると分かりやすいです。つまり、クラスタリングで小さなマイナーが協力して大きな1つのマイナーになるイメージです。 QuarkChainのマイニングでは、小さなハッシュパワーでもマイニング報酬を得られるという特徴があるのは「QuarkChainの特徴」で解説した通りです。 各マイナーはQuarkChainのネットワーク内でミニノードであり、その集合体が実質的なフルノードになっています。 マイナーがいくつか集まってフルノードが作られるので、1つの大きなマイナーがネットワークを支配しづらくなります。 ミニノードでは全体のトランザクションを確認することができません。 ほかのノードとデータを照らし合わせることで、全体のデータが確認できます。 クラスタ内の一部のミニノードが稼働不能になっても、ノード(クラスタ)としての機能は保たれるような仕組みが画期的です。 クロスシャードトランザクション クロスシャードトランザクションは、異なるシャード間でのトランザクションを可能にする技術です。 これによって、いわゆる"train and hotel problem"などが解決できるようになります。 シャード1で電車の予約をするためのトランザクション処理をして、シャード2でホテルの予約をするためのトランザクション処理をするとします。 この旅行予約のとき、どちらか一方の予約ができなければ両方の予約をやめるべきであり、両方の予約ができて初めて旅行の予約が完了します。つまり、このような状況において、「どちらも予約できるか」あるいは「どちらも予約しないか」の二択になります。どちらか片方の予約だけして、もう一方の予約はしない、という選択肢はありません。 Sharding Phase 1 の具体的な仕組みとセキュリティ課題 クロスシャードトランザクション技術によって、スケーラブルな環境下でも複雑なスマートコントラクトが可能になります。 クロスチェーン実装はアダプタorシャーディングを利用 QuarkChainは2通りの方法でクロスチェーンを実装することが可能です。 外部トランザクションにアダプタを利用する方法QuarkChainの外部チェーンのトークン(ビットコインなど)を、アダプタで変換してQuarkChain上で扱えるトークンにする方法です。 外部トランザクションをシャードに記録する方法外部チェーンをサブチェーン(またはシャードの1つ)として格納して、クロスシャードトランザクションを利用してやりとりする方法です。 スマートウォレット・スマートアカウント 通常、異なるシャードにある情報を管理したりアクセスしたりするには、各シャードに対応したアカウントが必要です。 でも、QuarkChainのスマートアカウント(ウォレット)があれば、メインアカウントを1つ持っているだけですべてのシャードにアクセスできるようになります。 スマートアカウント(ウォレット)のおかげで、ユーザーは同シャード・別シャードなどを意識せずにQuarkChain上のアプリなどを利用することが可能です。 プロジェクト進行は早い!?QuarkChainのロードマップを確認しよう こちらは2018年5月現在のロードマップ(ライブ版)です。 最新のロードマップはQuarkChainの公式サイトで確認することができます。 QuarkChainのロードマップ 時期 内容 2017年 Q2 スケーラビリティ問題のリサーチ 2017年 Q4 ホワイトペーパー草案 2018年 2月 検証コード0.1 ホワイトペーパー公開 2018年 3月 テストネット0.1 ウォレット0.1 2018年 Q2 テストネット1.0 スマートコントラクト0.1 2018年 Q4 QuarkChainコア1.0 メインネット1.0 スマートウォレット1.0 2019年 Q2 QuarkChainコア2.0 メインネット2.0 スマートウォレット2.0 【2018年 3月】テストネット0.1・ウォレット0.1 テストネットver0.1、ウォレットver0.1がリリースされます。 テストネットver0.1は、シャード内・クロスシャード両方の基本的なトランザクションに対応します。 【2018年 Q2】テストネット1.0・スマートコントラクト0.1 テストネットver1.0がリリースされます。 テストネットver1.0ではスマートコントラクトに対応します。 【2018年 Q4】QuarkChainコア1.0・メインネット1.0・スマートウォレット1.0 QuarkChainコアver1.0(QuarkChainの基本的な機能と最適化を実装しているネットワーク)がリリースされます。 コア、メインネット、ウォレットはすべて同時に公開される予定です。 【2019年 Q2】QuarkChainコア2.0・メインネット2.0・スマートウォレット2.0 コア・メインネット・ウォレットver2.0はver1.0をさらに最適化したものになります。 さらにクラスタリングも実装されます。 主なチームメンバーを紹介!バックグラウンドをチェックしよう QuarkChainの主なチームメンバーを紹介します。 結論からいえば、QuarkChainには優秀な人材が揃っています。Google、Facebookの出身が多いです。 1人1人について見ていきましょう。 【CEO】Qi Zhou ソフトウェアエンジニア。Facebook、Dell EMCでスケーラブル系プロジェクトの経験あり。 ジョージア工科大学博士卒 Facebook 1年 Dell EMC 2.5年 Google 9か月 【エンジニア】Zhaoguang Wang ソフトウェアエンジニア。バックエンドエンジニアとしてFacebookで1年、Googleで5年以上の経験。 ミシガン大学(コンピュータ・サイエンス・エンジニアリング)博士卒 Facebook 1年 Instagram 4か月 Google 5年 【研究者】Xiaoli Ma 研究者。Ratrix Technologies、LLCの共同創業者・CTO。 ミネソタ大学・電気工学博士卒 ジョージア工科大学 (教授) 3年11か月 Ratrix Technologies、LLC 6年6か月 ジョージア工科大学 (准教授) 4年 【研究者】Yaodong Yang 研究者。DEMO++の共同創業者。50以上の論文発表、600以上の引用あり。 バージニア工科大学博士卒 DEMO++ 2年11か月 西安交通大学・フロンティア科学技術研究所 (副学長) 3年9か月 【マーケティング・コミュニティ】Anturine Xiang 多様な業種でのデータ分析の経験あり。 ジョンズ・ホプキンス大学卒 Beepi 1年6か月 Chartboost 1年2か月 LinkedIn 11か月 QuarkChainの問題点・懸念点も知っておこう プロジェクトについてきちんと理解するには問題点・懸念点についても知っておくことも重要です。 主な留意点についてまとめているので、こちらにも目を通しておきましょう。 競合が多い QuarkChainはスケーラブルなプラットフォームの構築を目指すプロジェクトです。 スケーラブルなプラットフォーム系のプロジェクトは競合がたくさんいます。 競合が多い場合ははやくシェアを獲得できたプラットフォームが有利になってくるので、開発のスピードはとても重要なポイントです。 Point 現状のシェア最多のイーサリアム上のdAppsをQuarkChainに移し替えることができるのは、QuarkChainの大きなメリットです。 25%のハッシュパワーでネットワークへ攻撃ができる QuarkChainのネットワークを攻撃するには、最低でも全体の25%のハッシュパワーを持つ必要があります。 これはビットコインなどの50%よりも少ない割合です。 クラスタリングなどでマイナーのパワーを分散する構造にはなっていますが、実際に攻撃を受けずに稼働し続けられるかはわかりません。 【競合プロジェクトを比較】QuarkChainの優位性は? 最後に、QuarkChainと競合する主なプロジェクトについてもチェックしておきましょう。 プロジェクトの時価総額がどの程度になるのかを見極めるときの参考にすることができます。 QuarkChainとNEO・EOSの違いは分散性 NEOやEOSも高速のトランザクションが可能なプラットフォームです。 これに比べてQuarkChainが優れているのは、より分散化された仕組みになっているというところです。 NEOやEOSはノードが開発チームによって管理されているので、真に分散化された仕組みであるとは言い難くなっています。 対してQuarkChainはマイニングを分散化する仕組みによって、たくさんのマイナーが参加しやすい仕組みを作っています。 QuarkChainとZilliqaの違いはシャーディング Zilliqaもシャーディングを実装している、スケーラブルプラットフォームです。 QuarkChainはそんなZilliqaの上位版ともいわれることが多いプロジェクトで、よく比較対象に上がります。 QuarkChainの優位性 vs Zilliqa Zilliqa…シャード=ノード QuarkChain…シャード=ブロックチェーン →Zilliqaはノードが稼働しているときにスケーラブル →QuarkChainはあるノード停止や過負荷でも検証を引き継げる 他 クロスシャード、クロスチェーン(ZILはWANなどで導入予定)、EVMサポートなど — さっちゃん-仮想通貨ブログ (@vcvc_stc) 2018年5月12日 QuarkChainとZilliqaはデータの分割(シャーディング)のところで、大きな違いがあります。 ZilliqaとQuarkChainのシャードの違い Zilliqaはトランザクションを分割して、その処理を分散化してスケーラブルになる QuarkChainはシャード自体がブロックチェーン(2層構造)で、あるノードが過負荷などで稼働できなくなってもほかのノードが引き継いで対応することができる さらに、QuarkChainはEVM対応で最大シェアのイーサリアムから素早く乗り換えができる、というところもかなり大きなポイントです。 【大注目のICO】QuarkChainまとめ QuarkChainの特徴や技術、競合についてまとめました。 スケーラビリティ問題を解決できるプロジェクトは注目度が非常に高いです。 QuarkChainについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。 QuarkChainの公式リンクまとめはこちら
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2018/05/12デビアス・グループ、工業ブロックチェーン上で鉱山から小売店までのダイヤモンドの追跡に初成功
この記事の3つのポイント! デビアス・グループがダイヤモンドの追跡に初成功 ダイヤモンドの発掘元や状態の記録を追跡できる 大手ダイヤモンドメーカ−5社が協力開発 参考記事:DE BEERS 2018年5月10日、デビアス・グループは、工業ブロックチェーンプラットフォームの試験運用中、バリューチェーンに沿って100の高価なダイヤモンドの追跡に成功したと発表しました。 これは、ダイヤモンドの鉱山から小売店までの移動をデジタルに追跡することに成功した初めての事例になります。 このプラットフォームは「Tracr™」と呼ばれ、今年後半に発売・提供の開始が行われる予定です。 このTracrによって以前は不可能とされていたダイヤモンドの追跡が可能になることが証明されたことは、極めて重大な発見であり、最終的にこの技術を幅広い業界で利用出来るようになることを楽しみにしています。 TBruce Cleaver氏(デビアス・グループCEO) Trackerの詳細 このTraceでは、ダイヤモンドのカラット・色・透明度などの情報が独自のグローバルダイアモンドIDとして記録され、このデータがブロックチェーン上に乗ります。 これにより、Tracrはダイヤモンドの起源から研磨までのトレーサビリティーを保証することができます。 Tracrが完全に運用されることで、消費者に対してダイアモンドが紛争フリーダイヤモンド(暴力、人権侵害、児童労働または環境破壊を行わずに取得したことを認証されたダイアモンドのこと)であると証明することができます。 また、業界全体の可視性と信頼性を高めることにもつながります。 この技術の実用化に関しては、Diacore, Diarough, KGK Group, Rosy Blue NV そして Venus Jewel の5つの主要ダイアヤンドメーカーが、Tracrの開発中にデビアス社と協力しています。 ダイヤモンドバリューチェーン全体をカバーする最初のブロックチェーンプラットフォームを構築する上で不可欠な役割を果たしています。
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2018/05/08Kyber Network / KNCの特徴を徹底解説!取引所・チャート情報まとめ
Kyber Networkは仮想通貨の送金・決済を便利にする決済システムを開発するプロジェクトです。 その中の一環として、よく知られているDEXがあります。 こちらのページでは、そんなKyber Networkの特徴や概要から、競合と比較した優位性についてまとめています。 これを読めば、Kyber Networkがどんなプロジェクトなのか、どのように世界を変えるのかがわかります。 [toc] 仮想通貨KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)の概要を簡単に把握しよう KyberNetworkの概要 通貨名/ティッカー KyberNetworkCrystal (カイバーネットワーク)/KNC 総発行枚数 226,000,000 KNC 創業者(CEO) Loi Luu 主な提携先 ETHLend,MyEthearWallet,imTokenなど 特徴 決済API提供 DEXプロジェクト 公式リンク Webサイト DEX Twitter Blog(Medium) github(ソースコード) KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)の特徴を詳細解説 https://www.youtube.com/watch?v=kJ3HqEJFfq8 Kyber Networkのプロジェクトを簡単に説明すると、別々のブロックチェーン同士での決済ができる技術を開発するものです。 クロスチェーンという技術を利用することで、別々のブロックチェーン間での仮想通貨の交換を可能にする決済APIを提供します。 よく知られているDEX(分散型取引所)プロジェクトもその一環で、将来的には別々のチェーン同士の取引も高セキュリティ・安い手数料でできるようになります。 クロスチェーンとは 異なるブロックチェーンをつなぐ技術のことです。BTCとETHは別々のブロックチェーンなので直接交換できません。クロスチェーンがあれば異なるブロックチェーン間でもトークンの交換が行えるようになります。 少し難しいと感じる人は「KyberNetworkの将来性・使われ方を解説」まで読み飛ばしても十分にKyber Networkの魅力が理解できます。 DEX(分散型取引所)を提供するプロジェクト Kyber Networkは仮想通貨を交換するためのDEX(分散型取引所)として機能するプラットフォームです。 bitFlyerやBinanceのような中央集権型取引所と違い、DEXでは自身のウォレットから直接取引を行います。秘密鍵を取引所に渡す必要がなく、安全性が高いです。 将来的にはクロスチェーンを利用して、別々のブロックチェーン同士の仮想通貨も取引できるようになります。 仮想通貨のネットワークにまたがる決済API Kyber Networkの提供する決済APIでは、あるトークンを別のトークンに変換して支払いをすることができます。 たとえば相手がETHの受け取りを希望したときに、Kyber NetworkのAPIを利用すれば、どんな通貨を送ったとしてもKyber側で勝手にETHに変えてもらうことが可能です。 Kyber Networkと提携するサービスがが増えれば増えるほど、仮想通貨の送金・決済が便利になります。 さっちゃん だからこそ、KyberNetworkのパートナーシップは超注目材料です イーサリアム創業者のVitalik氏がアドバイザー Kyber Networkのアドバイザーとしてイーサリアムの創業者「Vitalik Buterin氏」が参加しています。 仮想通貨関連のプロジェクトは、きっちり開発・運営が進まないものが多いので、Vitalik氏のような人材が関わっているのは大きいです。 有力者が運営・アドバイザーに加わるだけで、プロジェクト・通貨の評価は高くなります。 Vitalik氏とKyberの関係 Vitalik氏はアドバイザーとして参加しているKyber Network、Omisegoの報酬を使い、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するプロジェクトへの出資を発表明言しています。Kyber Networkはイーサリアム仕組みを利用しているので、イーサリアムがよくなればKyber Networkの利用者も増加するはずです。 【Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)の将来性】使われ方・ユースケースを解説 Kyber Networkがどのように世界に影響を与えていくかを、事例を参考にしながら解説していきます。 ここでは技術的なことよりも、Kyber Networkがどのような問題点を解決していくのかに焦点を当てて説明します。 セキュリティ・安全性が高いDEXの流動性問題を解決できる DEXはセキュリティ面で安全ではあるものの、流動性の低さがネックとされていました。 DEXの流動性問題とは 流動性とは、取引の活発さのことをいいます。DEXではトランザクション(データ送信)の反映に時間がかかるためにタイムラグが生じ、流動性が低くなってしまう問題があります。 Kyber NetworkのDEXでは、その流動性の問題を解消することが可能です。 Kyber Networkは、"リザーブ・ウェアハウス"を利用することで、流動性を確保したDEXとして機能します。 あらかじめリザーブ・ウェアハウス(倉庫)に十分なリザーブが用意されていて、そこから取引が行われるイメージです。 わかりやすい仕組み Kyber Networkは販売所に近いイメージです。倉庫(リザーブ・ウェアハウス)に保管されているトークンは、AI(Reserve Manager)でレートが決められていて、即時に取引ができます。取引所のように約定を待つ必要はありません。 様々なサービスと連携して仮想通貨決済・送金を円滑にできる Kyber Networkの仕組みを利用すれば好きな通貨で払えて好きな通貨で受け取ることが可能です。 ウォレットやサービスと提携してKyber Networkの仕組みが広がれば広がるほど、仮想通貨の送金・決済は便利になります。 わかりやすい利用例 ETHのみを受け付けているICOにビットコインを送っても、自動的にETHに変更されて送金が完了する NEM決済を受け付けているお店での決済で、NEMを持っていなかったとしても、BTCを送れば自動的にNEMに変更されて決済できる 例のように、Kyber Networkの仕組みが広がれば広がるほど、仮想通貨の送金や決済がとっても便利になります。 Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較 KyberNetworkホワートペーパー 手数料 信頼性 即時取引 オンチェーン 流動性保証 対ハッキング Kraken/Poloniex 安い 低い 不可 No あり 弱い Shapeshift 安い 低い 可能 No あり 弱い Coinbase 安い 低い 可能 No あり 弱い EtherDelta Oasis Index 高い 高い 不可 Yes なし 強い Swap.tech 0xProject 低い 高い 不可 半分 なし 不明確 KyberNetwork 低い 高い 可能 Yes あり 強い 公式ホワイトペーパーでの比較表を和訳したものです。 こちらでは、Kyber Networkと比較されることが多い「0xプロトコル」「Bancorプロトコル」「AirSwap」との違いについてみていきます。 0xプロトコルとの違い 0xはDEXを作るためのプロトコルを提供しているプロジェクトです。 決済のシステムを作ろうとしているKyber Networkと0xでは目的の部分から少し違っています。 それでも、よく比較に上がるのは、Kyber Networkもプロジェクトの一環としてDEXがあるからです。 Kyber Networkと0xのDEXの違い Kyber 0xのDEX 取引 オンチェーン オフチェーン 形態 販売所に近い 取引所に近い クロスチェーン対応 対応予定 予定なし 0xの技術を利用すればDEXが簡単に作れるようになります。 つまり、0x自体はDEXではなく、DEXを作るためのツールというイメージです。 そして0xを利用している各DEXは0xを通じて繋がっていて、それぞれで注文を共有することで流動性の高いDEXを作ることが可能になります。 わかりやすい例 0xプロトコルを利用しているDEX「A」 0xプロトコルを利用しているDEX「B」 これを想定すると… Aで出された注文は0xに記録 Bでも注文が出されたことになっている 全体の流動性を高めることができる DEXとしての違いは難しい話になるのでこちらでは割愛しますが、大きなところでは注文のオン・オフチェーン、取引形態、クロスチェーン対応のような違いがあります。 Bancorプロトコルとの違い Bancorプロトコルは仮想通貨の流動性問題を解決しようというプロジェクトです。 Kyber Networkとは目的の部分から少し異なりますが、どちらも"トークン同士の交換を可能にする(DEX)"ということで比較されることが多いです。 KyberとBancorのDEXの違い クロスチェーン対応予定、オンチェーン取引、販売所のような形式、リザーブ(準備金)が必要な点では共通しています。 Kyber NetworkとBancorのDEXの大きな違いは、レートの決定方法です。 交換レートをBancorでは独自の数式で決定、Kyber NetworkではAI(Reserve Manager)が自動的に決定しています。 さっちゃん どちらが優れているか…というのは非常に難しい問題です。 AirSwapとの違い AirSwapもDEXを作るのが目的のプロジェクトなので、根本の部分からKyber Networkとは違います。 こちらもDEXという共通点から、比較対象に上がることがあります。 KyberとAirSwapのDEXの違い AirSwapのDEXは厳密なP2P設計(ユーザー同士での取引ができる設計)が特徴です。取引価格・レートも全てユーザー間で決定されます。 簡単にいうと、AirSwapではトークンを交換したいしたい人にマッチング場所だけを提供するようなイメージです。 KyberNetworkやBancorでは運営側がレートを決定しますが、AirSwapではユーザー同士が決定します。 価格競争を受けることがないので公正な取引をすることが可能になる、というロジックです。 KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)のニュース・更新情報をチェックしよう Kyber Networkはロードマップに合わせて順調にプロジェクトが進行しています。 最新の更新情報、プロジェクトの状況についてもチェックしておきましょう。 2018年4月以前の更新情報については、KyberNetworkの公式ブログで確認することができます。 【2018/04/30】IEO(Initial Exchange Offering)を発表 公式アナウンス 公式Blog 公式Twitter 日本語訳&補足 IEOはICO時に利用できる機能です。 ユーザーとICOチームの間にKyberNetworkが介入することで、プロジェクト側・ユーザー側の双方にメリットがあります。 IEOのメリット 指定トークン以外を送ることができる(IEOによってETHなどに自動変換) 1度KyberでKYCを済ませればICOの度にKYCをする必要がなくなる ただし、IEOを採用するかはICOチームが決める、KyberNetwork対応トークン以外は送ることができない、ということは覚えておきましょう。 ICOチーム・ユーザー双方にメリットがあるので、確実にIEOを採用するICOは増えてくると考えられます。 【2018/04/30】リブランディング予定を発表 公式アナウンス 公式Blog 公式Twitter 日本語訳&補足 2018年6月にリブランティング予定であることが発表されました。 今回のリブランディングはKyberNetworkのイメージチェンジ・業界内での立ち位置を改めることを目的に行われます。 そのため、KyberNetwork・KNCなどの名前の変更はされず、ロゴ・サイトデザインなどのイメージに関わるところのリブランディングになる予定です。 リブランディング予定の内容 ロゴ、サイトデザインなど ※KyberNetwork、KNCなどの名称変更の予定はなし KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)への意見・ツイートまとめ Kyber Networkに関する意見・Tweetをまとめています。 Kyber Networkに対するどんな考え方があるのかにも目を通しておきましょう。 Kyber Networkもこれ、未来のDEXの姿ですよこれ — コンソメ舐め太郎@雰囲気投資家 (@Ether_takuya) 2018年5月1日 KyberNetworkの開発予算は$2,622,000 だいたい、2億7千万円ぐらいとすると… 67.5BTCでは足りないと思う… — 仮想通貨で有り金溶かす人 (@THE_TOKEN_BUYER) 2018年5月4日 Kyber Network進捗 ・MyEtherWalletへ統合。MEWを離れることなく、ETHでトークンを購入できるように ・Bithumbへ上場 ・24時間の取引高が100万ドル超え ・BraveやSamsungブラウザでのテストなどUIの改善 ・トークン同士の交換も開発中 ・KNCトークンの用途について議論(所持量に応じて割引など)#KNC https://t.co/lFBNnjp6AJ — オバタケイ (@kei_obata) 2018年4月30日 【@KyberNetwork CEO @loi_luu さんの経歴】 ・1991年生の27歳 ・高校生の頃、学生情報学賞受賞 ・ハノイ国家大学でCSの学位取得。最優秀学生 ・NUSでブロックチェーンとeマネーのPhD取得。CS学科の最優秀学生 シンガポールで受け取った奨学金をベトナムに送金するのに苦痛を感じ、Kyberを作ったと。 pic.twitter.com/byqzPz1W6g — 三上蒼太♯Dương🇻🇳 (@sota_mikami) 2018年4月27日 Kyber Networkもっと色々なトークンに対応してほしい、エアドロップで獲得したトークンをいちいち対応してる取引所探して送らないと行けないのは非常に面倒なので、そして応援します(^^)/ #エアドロップ https://t.co/mJpBzS6GZC — airdrop.tokyo™@仮想通貨エアドロップ情報 (@airdrop_tokyo) 2018年5月1日 (Kyber networkにフォローされました。嬉しいです) — CRYPTO TIMES@仮想通貨メディア (@CryptoTimes_mag) 2018年4月27日 KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)のチャートを確認しよう PC・タブレット向けチャートKNCBTC chart by TradingView スマホ向けチャートKNCBTC chart by TradingView PC・スマホ別、KNCのチャートです。 こちらで表示しているのはたいBTCの価格になっています。ETH建て・USDT建てをチェックしたければ、BinanceやHuobiでも確認することができます。 チャートを参考にしつつ、できるだけ底(安い価格)で仕込むようにしましょう。 KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)のテクニカル分析はTradingviewChartが便利! Kyber Networkのチャートでテクニカル分析をしたければ、Tradingview Chartが重宝します。 HuobiやBinanceでもインジケーター表示やライン引きはできますが、使い勝手・種類の豊富さ・挙動の安定性を考えるとTradingviewChartの方がおすすめです。 また、チャート分析をしたい通貨をお気に入り登録しておけば、違う取引所にログインしなくても確認できるようになります。 TradingviewChartはこちら KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)が購入できる取引所一覧!おすすめはHuobi! KNCの取引所一覧 国内取引所 海外取引所 DEX なし Binance Huobi Gate.io OKExなど KyberNetwork IDEX EtherDelta COSSなど KNCを購入・トレードするなら海外取引所を利用する必要があります。 もちろんKyberNetworkのDEXでも取引はできますが、まだまだ取引高はあまり多くないです。 取引高が多いのはHuobi、Binanceなので、特にこだわりがなければHuobiかBinanceを利用するのがおすすめです。 KyberNetwork(カイバーネットワーク/KNC)プロジェクトまとめ 期待大の有望なプロジェクト(アルトコイン)「Kyber Network」について解説しました。 Kyberのプロジェクトはきっちり進んでいますし、一番大事な提携先も順調に増えてきています。 KyberNetworkについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。 Kyber Networkの公式リンクまとめはこちら
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2018/05/07ウガンダ政府が納税などにブロックチェーン技術導入を検討
この記事の3つのポイント! ウガンダ政府、ブロックチェーン技術を採用 納税などの政府サービスにアクセスしやすくなる見込み ウガンダはBinanceのアフリカ進出も関連 本記事ソース:BitcoinAfrica ウガンダのICT(Information and Communication Technology)省は、公的なサービスの提供の効率を改善するために、ブロックチェーンなどの新技術を政府が活用すると発表しました。 ブロックチェーン技術の利用は、世界市場においてウガンダがブロックチェ-ン先進国だと位置づけるのに最適だ。政府は、このブロックチェーン技術を利用して一般市民にシームレスなサービスを提供することが大切である。今こそウガンダは経済的に技術を採用すべき時である。 ウガンダICT省のBagiire 氏 Bagiire 氏は、ブロックチェーン技術の使用によって、人々が納税などの政府サービスにアクセスする時間を短縮することができるだろうと述べました。 また、ブロックチェーン協会の会長であるKwame Rugunda氏は、ブロックチェーンによって決済や記録管理などのサービス提供における価値と効率が向上すると述べています。 そして、アフリカブロックチェーン協会の講演者の中にはBinanceの創設者Changpeng(CZ)氏がいます。 先週ビットコイン・アフリカによって報告されたように、Binance財団を通じてChangpeng(CZ)氏もブロックチェーンイノベーションハブと協力して、ウガンダのブロックチェーン人材プールを開発する予定です。 BINANCEがアフリカでの雇用創出へ前向きな姿勢 - CRYPTO TIMES
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2018/05/04ゴールドマン・サックス、ビットコイントレーディングデスクを開始
この記事の3つのポイント! ゴールドマン・サックスが仮想通貨トレード開始を発表 これまでも噂はあったが公式に否定されていた 最終目標は"物理的ビットコイン"の取引 本記事引用元:CCN 水曜日、ゴールドマン・サックスがビットコイントレーディングデスクを開始することが発表されました。 ニューヨークタイムズ紙によると、これに際してゴールドマン・サックスは、自己資金を使い始める準備をしていることがわかっています。 最終的には「物理的なビットコイン」を直接取引することが目標です。 これまでの経緯と発表の詳細 ゴールドマン・サックスは、昨年12月から仮想通貨取引デスクを開始する予定であると噂されていましたが、役員や広報担当はこの噂を否定していました。 実際、最近ではゴールドマン・サックスがデジタル資産市場部門の責任者としてジャスティン・シュミット氏を迎え入れた4月23日の時点で、ゴールドマン・サックスは未だ「デジタル資産提供の範囲についての結論は出ていない」と述べています。 しかし5月になり、ビットコインにリンクされる「ノンデリバラブル・フォワード」と呼ばれる先物取引の提供を始めることになりました。 それでも会社内では疑いの声も ビットコイントレーディングデスクの開始を確認したゴールドマン・サックスの役員の一人であるRana Yared氏は、この業務に携わる人々のほとんどがまだ仮想通貨に疑念を抱いていると話しています。 それにもかかわらず、ゴールドマン・サックスは、ヘッジファンド、慈善団体、その他の投資家から十分な利子を得て、取締役会が仮想通貨及仮想通貨派生商品を取引するために自己資金を使用する最初の主要な米国銀行になることを認めています。 Rana Yared氏は、顧客がビットコイン先物を始めるのは「ビットコインが価値のある代替品であると感じている」からだと話しています。 ゴールドマンサックスは最終的に、米連邦準備理事会(FRB)やニューヨーク当局などの規制当局の承認を得られたら、実際に"物理的なビットコイン"などの仮想通貨を直接取引することを目標にしています。
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2018/05/03THEKEY(キー/TKY)の特徴を徹底解説!取引所・チャート情報まとめ
THEKEYはブロックチェーン技術を用いて、身分証明を簡単・便利にするプロジェクトです。 こちらのページでは、THEKEYの特徴や概要から、競合プロジェクトとの比較などについてまとめています。 THEKEYがどんなプロジェクトなのか、今後どんな可能性を持つのかについて解説しているので、参考にしてみてください。 [toc] 仮想通貨THEKEY(キー/TKY)の概要を簡単に把握しよう THEKEYの概要 通貨名/ティッカー THEKEY(キー)/TKY 総発行枚数 5,100,000,000 TKY 創業者(CEO) Catherine (Xueli) Li 主な提携先 NEO,中国联通,紫光集团 その他の提携先 特徴 個人証明プロジェクト 中国市場向け 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium reddit github(ソースコード) THEKEY(キー/TKY)の特徴を詳細解説 https://www.youtube.com/watch?v=_UitD-ip_K4 THEKEYプロジェクトはBDMI技術を使って、オンラインでの個人証明を簡単・便利にするためのプロジェクトです。 これまで、個人証明といえば、書類を取り寄せたり窓口に出向いたり…ということが必要でした。 でも、THEKEYの技術を利用すれば、高安全性・低コスト・ミスのない個人証明ができるようになります。 BDMI技術とは 簡単にいうと、ブロックチェーン技術を利用したオンライン個人証明技術のことです。BDMIは「Blockchain based Dynamic Multi-dimension Identification:ダイナミック多次元認証」の頭文字からきています。 少し難しいと感じる人は「THEKEYの将来性・使われ方を解説」まで読み飛ばしても十分にTHEKEYの魅力が理解できます。 デジタル個人証明(デジタルアイデンティティ)のプラットフォーム THEKEYはデジタル個人証明のプラットフォームをつくるプロジェクトです。 オンラインでの個人証明は"データの改ざんができない"ブロックチェーン技術との相性がとても良く、THEKEYはここに目を付けています。 また、オンラインで個人証明ができれば低コスト化・人為的なミス防止にもつながります。 THEKEYが開発しているのは、透明性が高いブロックチェーン技術を基盤にしたBDMI技術と、政府当局のみが認める個人識別情報(PII)とを併用した個人検証ツールです。 個人証明の市場が拡大しているので期待が大きい The global market for Personal ID credentials was valued at $8.7 billion in 2016, and is forecast to reach $9.7 billion by 2021. 引用元: SecureID NEWS 個人証明の世界市場は2016年には87億ドルと評価されており、2021年には97億ドルに達すると予測されています。 また、アジアはデジタル個人証明市場の約60%を占めており、THEKEYが拠点とする中国はアジアの中でも市場が大きいことはいうまでもありません。 発展市場のなかにあるプロジェクトというのはお金が流れてきやすいので、成長市場というのはとてもメリットが大きいです。 NEOベースのプロジェクトなので中国に強い THEKEYはNEOベースのプロジェクトで、中国の政府からも優遇されやすくなっています。 一般的に、中国では国内の技術・製品が優遇されやすいです。 THEKEYはすでに中国政府が認める個人識別情報(PII)と連携しており、信頼度・期待度の高さがわかります。 個人識別情報(PII)とは 個人識別情報(PII)とは、いわゆる個人情報のことをいい、個人を特定できる情報のことです。PIIは「Personally Identifiable Information」の頭文字からきています。 また2017年にはTheKeTHEKEYのCEOが、中国の女性連盟から最優秀女性起業家を始め数々の賞を受賞しています。 (出来レースという噂もありますが…) 今後も中国政府との共同プロジェクトが次々と実行される予定となっていて、政府との連携はばっちりです。 すでに中国行政との共同プロジェクトが稼働済み THEKEYは2016年に中国広州の医療保険局と協力し、医療機関の選択と本人確認をオンラインでできるサービスを開始しました。 サービスの詳細 専用サイトで受診したい医療機関を選択すると、登録されている保険情報が連携されて自動的に本人確認が完了するサービスです。本人確認は広州オンラインヘルスケア保険サービスプラットフォーム通じて行われます。 THEKEYは同サービスのアプリも開発し、中国最大のチャットアプリWeChat(日本でいうLINE)と連携しています。 サービス開始発売以来、THEKEYのDMI技術は約100万人に使用されています。 【THEKEY(キー/TKY)の将来性】使われ方・ユースケースを解説 THEKEYがどのように市場に貢献できるのかを具体的な事例をあげながら解説します。 こちらでは、技術的・仕組み的なことよりも、THEKEYで何が出来るようになり、それがどう生活に関わるのかをまとめています。 身分証明がTHEKEYだけで簡単にできるようになる THEKEYの技術が普及すれば、日常生活のあらゆる本人確認が不要になります。 例えば顔・指紋認証、カード利用、保険サービスの利用、出国審査などです。 いちいち書類を取りに窓口に行き、写真を張って…のような手間がなくなります。 身分証明の改ざん・盗難ができなくなる(ブロックチェーン技術の透明性) ブロックチェーン技術を使うことで、データの改ざんはできなくなります。 また、データが分散管理されていれば、だれかのデータ(個人情報)を盗み出すこともできません。 このように、ブロックチェーン技術を利用したTHEKEYの個人証明技術を使えば、より正確で効率的な個人証明ができるようになります。 口座開設やカード発行、キャッシングなどが簡単になる THEKEYは個人情報に加えて、信頼スコアのようなものを付けたりすることもできます。 この情報を銀行やカード会社が利用すれば、審査をより簡略化することが可能です。 将来的にはAIと連携することも視野に入れているので、カードの審査が即日どころか数秒で完了する日が来るかもしれません。 保険料が安くなる(THEKEYの技術を保険会社が使うとコスト削減できる) 保険会社は審査のときに、個人個人のリスクを判断して保険加入の可否や保険料を決定しています。 つまり、保険会社は個人情報を集めて、管理する必要があるということです。 もし保険会社がTHEKEYの技術を採用して、個人情報の収集・管理を外部(THEKEY)に委託できるようになれば、保険会社は個人情報の収集・管理コストをさげることができます。 このように保険会社のコストを下げることが、巡り巡ってユーザーの保険料を下げることにつながります。 さっちゃん たとえばAIと連携すれば、一人一人が最適な保険(自分専用の保険)を組めたりする日がくるのかも? 医療・保険と連携して薬情報や保険料・保険金の管理が簡単になる 医療機関や製薬会社・保険会社がTHEKEYを通じて連携することで、治療情報から処方箋情報、保険金の支払い・受け取り情報までが簡単に管理できるようになります。 これが広まれば、事故や病気のときに書類を揃えたりする必要はありません。 そして、保険料はアプリ(ネット)だけで請求できるようになります。 さっちゃん このような情報が蓄積されていくことで、より精度の高い医療情報を集めることができ、医学研究にも役立つかもしれません。 ユーザー自身が個人情報を商品として販売できるようになる 個人情報を販売して利益を出しているような会社があるのは事実です。 なぜか使ったこともないような会社から自分あてに書類が届く、というような経験をしたことがある人も少なくありません。 さっちゃん 塾の広告とか、使ったこともないのに届いたりしていました。 でも、THEKEYを使えば、自分の個人情報を自分自身で商品として売ることができるようになります。 スマートコントラクトを使うことで公開したいところだけに公開することができますし、それの対価として報酬(TKYトークン)をもらうこともできます。 THEKEY(キー/TKY)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較 ここでは同じく個人証明系プロジェクトである「SelfKey」と「Civic」を比較しています。 THEKEYプロジェクトについて理解を深めるために、競合についても把握しておきましょう。 デジタル証明系プロジェクト「SelfKey」との違い THEKEY SelfKey 目的 個人証明を通じた分散型エコシステム構築 個人情報の利用・管理のためのプラットフォーム ベース NEO ETH メイン市場 中国 世界 個人情報管理 外部(政府機関など) 自分自身(ウォレット内) THEKEYとSelfKeyは似ているようで、調べれば調べるほど違うプロジェクトだということがわかってきます。 (優劣をつけることは難しいですが…) 大きな違いは、SelfKeyはイーサリアムベースになっていて、THEKEYよりも世界市場をターゲットにしているということです。 プロジェクトの内容としては THEKEYは個人証明のためのシステム (ユーザー主導で市場(エコシステム)を作る) SelfKeyは個人情報の管理ツール (ツールを通じて個人証明を簡単してサービスを円滑にする) という違いがあります。 THEKEYではユーザーが個人情報を企業やサービスに"自ら"提供・販売していくことで市場が活発になります。 対してSelfKeyでは個人情報の売買はしません。個人証明の際にKEYトークンを利用することで市場が活発になります。 ほかにも細かな違いはいくつかありますが、ここで取り上げた「ターゲットの違い」「トークン経済の違い」この2つは最低限覚えておきましょう。 SelfKeyの公式サイトはこちら デジタル証明系プロジェクト「Civic」との違い THEKEY Civic 目的 個人証明を通じた分散型エコシステム構築 個人情報管理・KYCアプリ ベース NEO ETH メイン市場 中国 世界 個人情報管理 外部(政府機関など) 自分自身(アプリ内) CivicはTHEKEYやSelfKeyと目的・方向性が微妙に違います。 THEKEYとCicivの目的の違い THEKEY・SelfKeyは個人証明を通じて暮らしを豊かにする (保険料を安くする・個人証明を簡単にするなど) Cicvicは個人情報を保護する THEKEYのように「即座に個人証明をする」という点では同じですが、Civicは個人情報管理アプリと考えると分かりやすいです。 Civicと連携しているサービスの利用者は、CivicアプリでログインしてKYC(個人証明)をすることで、サービス側に直接個人情報を渡さなくても個人を証明することができます。 THEKEYやSelfKeyは個人情報が相手側にわたるので、ここは大きな違いですね。 Civicの公式サイトはこちら THEKEY(キー/TKY)への意見・ツイートまとめ THEKEYに関する意見・Tweetをまとめています。 THEKEYに対するどんな考え方があるのかにも目を通しておきましょう。 $TKYネオ系は何でも拾っちゃいかんと思うけど、一番中長期で良さそうなのはTKYですかね。政府系ってのは強みだワン。— ポテチうすしお味最強@丸の内お兄さん (@potechi_saikyou) 2018年4月22日 $TKY はICOに中国人が参加できない所が上場後における上昇要素の一つかと思ってましたが、今回のさらなる中国規制がどう影響するか、ですね…FintruXは参加予定でしたが、今回は様子見で見送ろうと思います。— 草犬 (@kusawanwan) 2018年2月6日 今年中に大きく動けば、それこそTKYホルダーが望む未来が待ってると思います。そうじゃない場合は、NEO発進に遅れると国が判断し、弾かれる可能性が高いです。かなり危険度が高いコインではありますが、うまくいけばneo dappsの中でもっとも死なない、将来が約束されてます。祈りながら待ちます。— pero (@vetky_invest) 2018年4月20日 あれ、あんまり期待してなかったこいつが当たりパターン?$TKY https://t.co/a0YqLNX0oZ— BINGO (@BINGO777BINGO) 2018年2月13日 あれ、あんまり期待してなかったこいつが当たりパターン?$TKY https://t.co/a0YqLNX0oZ— BINGO (@BINGO777BINGO) 2018年2月13日 THEKEY(キー/TKY)のチャートを確認しよう THEKEYのチャートは、Webサイトのリアルタイムチャートに対応していませんでしたので、こちらでは割愛しています。 リアルタイムチャートはKucoinで確認することができます。 TKYトークンは、Kucoinでの取引高が一番大きいので、より参考になるチャートを見ることができるはずです。 チャートを参考にしつつ、できるだけ底(安い価格)で仕込むようにしましょう。 THEKEY(キー/TKY)が購入できる取引所一覧!おすすめはKucoin THEKEY(キー/TKY)の取引所一覧 国内取引所 海外取引所 DEX なし Kucoin(BTC,ETH,NEOペア) Lbank(ETHペア) Switcheo(NEOペア) THEKEYを購入・トレードするなら海外取引所を利用する必要があります。 一応DEXでの取り扱いもありますが、取引高は少ないです。 Kucoinなら取引ペアも豊富で取引高も多いので「安く買う・高く売る」がしやすくなっています。 THEKEY(キー/TKY)プロジェクトまとめ 有望なプロジェクト(アルトコイン)「THEKEY」について解説しました。 プロジェクト自体はきちんと進んでいますし、政府との連携もすでに始まっているので、いつのまにか「中国の個人証明はTheKey」という時代がくるかもしれません。 THEKEYってすごいなと思った人はホワイトペーパーなどを読んだり、公式Telegramなどをチェックしたりしてみてください。 THEKEYの公式リンクまとめはこちら
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2018/04/30クロアチアに”ビットコインストア”が開店!法定通貨で直接買えるように
この記事の3つのポイント! クロアチアに仮想通貨が買える店舗”BTCストア”がオープン VTC、ETH、その他アルトコインがラインナップ オプション料金は5% アドリア海岸の有名な観光地である「スプリト」というクロアチアの都市に、ビットコインや他の仮想通貨を販売する”ビットコインストア”がオープンしました。 現在、ビットコイン、イーサリアム、その他のアルトコインを店舗で直接販売しています。 オプション料金は、CMC(CoinMarketCap)の平均価格+約5%に設定されていて、顧客には税申告の目的で領収書と購入証明書が渡されます。 サービス詳細とクロアチアの仮想通貨に対する見方 このプロジェクトの背後には、クロアチアの仮想通貨取引会社であるBitkonanの存在があります。 同社は、他の主要都市の住民や顧客にもビットコインストアを出店する計画を進行中です。 また、近隣諸国でのサービスの需要に応じて、バルカン地域での拡大を目指しています。 ここ数年、クロアチアでは、ビットコインやブロックチェーン技術のような仮想通貨産業への関心が非常に高まっています。現地では、多くの企業が仮想通貨での支払いを受け入れて成長しています。 クロアチアやその付近の現状は以下のようになっています。 クロアチア政府側クロアチア国立銀行(HNB)は控えめな姿勢を取っており、昨年には仮想通過は現行の法律においては法的な支払い手段としては認められないと述べ、また仮想通貨は電子マネーの一種とは見なさない姿勢を提示しています。 クロアチア・近隣地域のユーザー側バルカン地域の仮想通貨取引を含む仮想通貨セクターは急速に発展しており、同地域ではビットコインストアは非常に歓迎されています。 さっちゃん 政府と市民の意図のずれが今後どうなるのかに注目です。