クラウドマイニングとは?特徴やメリット・リスク(注意点)を解説!

クラウドマイニングとは?特徴やメリット・リスク(注意点)を解説!

こんにちは、ぼにふぁ(@bonifasan)です。

昨今、DMMGMOなどの日本の企業がクラウドマイニング事業に参入すると発表し話題になりましたが、皆さんはクラウドマイニングとは何かご存じでしょうか。

この記事では、「クラウドマイニングとは何か」「クラウドマイニングのメリットやデメリット」を主に解説していきます。

クラウドマイニングとは?

クラウドマイニングとは、マイニングを行っている団体に投資をすることによって、マイニング報酬を得るというマイニング方法です。

マイニング
仮想通貨の取引をブロックチェーン上に記録し報酬を得る作業のこと。

ビットコインの採掘難易度の上昇により自宅でマイニングを行うマイナーが利益を出せなくなってきてきたため、このようなマイニング方法が誕生しました。

なお、投資したお金はマイニング団体がマイニングをする際に必要な設備費や電気代などに使われます。

クラウドマイニングの4つのメリットを紹介

BTC

まずは、クラウドマイニングの4つのメリットを紹介します。

専門的な知識がいらない

クラウドマイニングは、自分でマイニングを行わないため、専門的な知識のない初心者でも手軽に参加することができます。

プールマイニングなどを行うためには、マイニングするためのマシンや、そのマシンを使いこなすだけの知識が必要になりますが、クラウドマイニングには必要ありません。

また、現在は海外のクラウドマイニングの企業が多いですが、日本のGMOやDMMなどの企業が参加を表明していることから、これから日本人が利用しやすい環境が整っていくことが予想されます。

マイニング機材がいらない

マイニング機材がいらないというのも大きなメリットです。

クラウドマイニングは自宅でマイニングしないため、マイニングをするための初期費用や、マイニングマシンが故障した場合の修理代など、自宅でマイニングをする場合に必要になってくるお金が一切かかりません。

現在、ビットコインのマイニングで利益を上げるためには、それなりの初期費用を必要とするため、これが必要ないという点はかなりのメリットだといえます。

電気代が掛からない

電気代が掛からないというのもメリットの一つです。

自宅でマイニングを行うとなると、24時間マイニングマシンを稼働させる必要があり、膨大な電気代が必要となります。

しかし、クラウドマイニングは先ほどから述べているとおり自宅でマイニングを行わないため、自宅に高額の電気代が請求されることはありません。

単純に儲かる

クラウドマイニングのメリットとして、単純に儲かるということが挙げられます。

もっとも、儲けるためにはクラウドマイニングをしっかりと吟味する必要があるのですが、中には単純に利回りの良いものもあります。

また、ビットコインが昨年のように値上がりすれば、報酬で受け取るビットコイン自体が値上がりしているのでその恩恵を受けることもできます。

このように、クラウドマイニングには多くのメリットが存在する一方で、もちろんデメリットも存在します。

クラウドマイニングのデメリット・リスクも確認しよう

scam

クラウドマイニングのデメリット・リスクも確認しておきましょう。

会社倒産の恐れがある

クラウドマイニングのデメリットとして、マイニング団体が十分な利益を出すことができず、倒産してしまうというリスクがあります。

会社が倒産してしまえば、投資したお金が返ってくるかはわからないため、クラウドマイニングを行う企業は慎重に選ぶ必要があります。

もっとも、現在は海外のクラウドマイニングが多く存在するため、日本の企業による分かりやすいクラウドマイニングの提供が求められます。

詐欺の恐れがある

クラウドマイニングをするにおいて、詐欺には十分な注意が必要です。

クラウドマイニングといい資金を集め、実際にはマイニングを一切していなかったり、そのクラウドマイニングのサイトがある程度資金を集めたのちに突然閉鎖されたりといった事例が稀に存在します。

マイニング機材やマイニング工場の写真が無いサイトや、ハッシュレートの購入が無制限のサイトは、詐欺の可能性があります。

また、100%利益保証などと謳うサイトも、詐欺の可能性が高いため十分に注意する必要があります。

値下がりのリスクがある

通貨値下がりのリスクも忘れてはなりません。

例えばビットコインのクラウドマイニングを行う場合、報酬で受け取るビットコイン自体が値下がりし損をする場合があります。

また、採掘難易度向上などによる影響で元本割れなどをする恐れもあるため、注意が必要です。

このようにクラウドマイニングは損失のリスクがあることから、余剰資金で行うことをお勧めします。

おすすめクラウドマイニングサービス3選を紹介!

ここからは、おすすめのクラウドマイニングサービスを3つ紹介していきます。

GenesisMining

GenesisMiningは、2013年の末にMarco Strengらによって設立されたクラウドマイニング会社です。

下のHashFlareと並び、クラウドマイニングの中でも最もメジャーなサイトです。

ビットコイン、ダッシュ、イーサリアム、ライトコイン、モネロ、ジーキャッシュの6種類の通貨をマイニングすることができます。

プランが豊富にあり、日本語も対応しているため、初心者の方にはもってこいのサイトだといえます。

また、マイニング期間や投資の金額など、自分で選択でき、自由度が高いのが特徴です。

残念な点としては、人気すぎるあまりプランがすぐ売り切れてしまうところが挙げられますが、総合的に見て非常に優秀なマイニングサービスです。

HashFlare

HashFlareは、Hashcoinsの関連会社で、2015年にエストニア設立されたマイニング会社です。

ビットコイン、ダッシュ、イーサリアム、ライトコイン、ジーキャッシュの5種類の通貨の通貨をマイニングすることができます。

HashFlareは、他のクラウドマイニングと比べてコストが安く、お試しでやってみるにはおすすめのサイトです。

また、日本語にも対応しており、管理画面が視覚的で非常にわかりやすいのが特徴です。

デメリットとしては、契約期間が一年と固定で、自由度が低いところが挙げられます。

Hashing24

Hashing24は、Bitfury Groupの関連会社で、イギリスで2012年に設立された老舗のマイニング会社です。

このサイトでマイニングが可能な通貨は、現在ビットコインのみとなっています。

このサイトは、blockchain.infoの24時間ビットコインハッシュレート分布でいつも表示されているBitfuryというところの関連会社であることから、信頼のおけるマイニング会社であると言えます。

取り扱い通貨はビットコインのみで、契約プランは2つしかなく選択肢は限られていますが、事前に収益のシミュレーションができたり、ハッシュレートをオークション形式で売買できたりと、面白いサービスが沢山あります。

もちろんサイトは日本語に対応しているので安心して使うことができます。

ビットコインを長期でマイニングしたい方には是非お勧めのサイトです。

まとめ

ここまで、クラウドマイニングについて解説してきました。

昨今ビットコインの難易度上昇により、自宅でマイニングするハードルが高くなってきているため、もしかしたら、これからクラウドマイニングが主流になっていくかもしれません。

今回紹介した3つのマイニングサイト以外にも多数のマイニングサイトがありますが、日本語に対応していないサイトが多く、日本人には不便なのが現状です。

クラウドマイニングに参入を表明しているGMOやDMMなど日本の企業が、より分かりやすく簡単なクラウドマイニングのサービスを開始してくれることを願うばかりです。

 

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks