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2018/02/01オーストラリアの空港 世界初の仮想通貨導入に向けて動き出す!
この記事の3つのポイント! オーストラリアの空港で仮想通貨導入検討中 現地企業TravelByBit社と提携 空港だけでなく地域で仮想通貨を推進! 本記事引用元:Australia’s Brisbane Airport to Become World’s First Crypto Friendly オーストラリアの空港で仮想通貨導入の動き 地元メディアによると、オーストラリアのブリスベン空港で仮想通貨を積極的に取り入れていく動きが発表されたそうです。 旅行客や空港を利用する人々は、空港内に併設されているKIOSKやカフェなどでBTC, ETH, LTC, DASH, Steemなどの仮想通貨が利用できるようになります。 現在、実現に向けて空港はスマホ決済で有名なTravelByBitという現地企業と協力して、導入に向けて動いているそうです。 これが実現されれば、地元のビジネスの活性化のみならず、一般の人々への仮想通貨の実用性が更に認知されていくでしょう。 世界でマイニングや仮想通貨が規制されていく中で、オーストラリアはそれとは逆に開発や成長を後押ししているように伺えます。 ブリスベン空港の戦略開発マネージャであるRoel Hellemons氏は、『仮想通貨を所持したり取引する人々が増えている中での今回の仮想通貨ど空港に導入するという案は極めて自然なことだ。』と話しています。 ブリスベン全体で見ても空港のみならず、郊外のフォーティテュードバレーと呼ばれるエリアでは、食品産業や、ホテル産業などでも仮想通貨決済に対して非常に前向きな考えを持っており、"Crypto Valley"などとも呼ばれています。 国境を跨ぐ旅行において、国境のバリアがない仮想通貨は、親密な関連性があって然るべきだとTravelByBitのCEOであるCaleb Yeohは指摘しています。 shota まだ計画段階ということですが完全に導入されるのはいつになるでしょうね shota 世間一般で利用される機会が増えればより仮想通貨の価値も広く認識されるようになりそうですね!!!
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2018/02/01米フェイスブック、仮想通貨やICOに関する広告を禁止へ
この記事の3つのポイント! フェイスブックで仮想通貨・ICOに関する広告を禁止 バイナリーオプションも禁止 悪質・射幸心を煽る広告がとても多かった事が原因 引用元:https://www.facebook.com/business/news/new-ads-policy-improving-integrity-and-security-of-financial-product-and-services-ads 米フェイスブック社は本日(2018年1月31日)に新しい広告ポリシーを発表。 ※引用元:https://www.facebook.com/policies/ads/prohibited_content/prohibited_financial_products_and_services ポリシー バイナリーオプション、ICO、仮想通貨に関する誤解を招くような広告や、実態と異なる詐欺のような内容の広告の掲載を禁止する。 例 「バイナリーオプションを始めて、無料のトレードボーナスを受け取る!」 「世界の誰とでもすぐに決済ができるリスクのない仮想通貨はこちら!」 「新しいICOです!今すぐ購入して15%の割引を受けましょう!」 「あなたの退職金を使ってビットコインを買いましょう!」 皆様にはFacebookの広告を通じて、新しい商品やサービスを見つけて欲しいと願っております。しかし、現在は誠実とは言い難い方法でバイナリーオプション、ICO、仮想通貨の宣伝を行っている企業が多く存在しています。
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2018/01/31YouTubeにCPUでマイニングするタイプの広告が掲載されてた!?
この記事の3つのポイント! YouTubeにて視聴者のPCでマイニングされていた マイニング広告はGoogleADSに仕込まれていた 広告はGoogleポリシー違反のため既に除去済み 本記事引用元:https://diegobetto.com/crypto-miner-coinhive-youtube-ads/ 本記事引用元:https://arstechnica.com/information-technology/2018/01/now-even-youtube-serves-ads-with-cpu-draining-cryptocurrency-miners/ Youtubeにて視聴者PCを勝手に利用したマイニングが発見される 以前、日本でも少し話題になった「CoinHive」というWEBページの閲覧者のリソースを利用してマイニングを行うタイプの広告が、YouTubeにも表示されていたことが明らかになりました。 https://twitter.com/diegobetto/status/956552277413777408 この広告はGoogleから提供されているGoogleADSに仕込まれていた広告であり、Googleに買収されたダブルクリック社の広告プラットフォームが悪用されて、日本、フランス、台湾、イタリア、スペインなど一部の国のYouTubeユーザーに対して広告が表示されていました。 YouTube等の動画配信サイトは、ユーザーが長時間閲覧しやすく、かつ動画再生のためにCPU負荷が多少上昇してもユーザーが気づきにくいため、こういった攻撃の対象にされやすいようです。 不適切広告表示に対するGoogle側の回答 Googleは不適切広告表示に対して下記のように回答をしています。 Googleの回答 アドセンス広告によるユーザーへの仮想通貨のマイニング強要は、新しくでてきたGoogleのポリシーに違反する不正行為であり、現在、Google社で積極的に監視しているものです。 私たちは新しい脅威が出現した際に、プラットフォーム間のマルチレイヤー検出システムを通じてポリシーを実施しています。この場合、広告は2時間以内にブロックされ、悪意を持った広告主達はすぐにGoogleのプラットフォームから削除されました。
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2018/01/31LINEが金融子会社を設立し、仮想通貨事業に参入!
この記事の3つのポイント! LINEが仮想通貨事業に参入。LINE利用による売買サービスを予定。 子会社名は「株式会社LINE FINANCIAL」 既に金融庁への仮想通貨交換業者登録への手続き済みで現在審査中 本記事引用元:LINEプレスリリース LINEが仮想通貨事業に参入 コミュニケーションアプリLINEを手がてる株式会社LINE(以下、LINE)が、1月31日に新会社「LINE Financial」の設立を発表しました。 LINE上で仮想通貨交換や取引所のサービスを提供するようですが、ローン、保険など金融関連サービスも提供していくようです。 LINEはブロックチェーン技術などの研究開発を積極的に推進し、ユーザーにとって便利で、安全な金融サービスの提供を目指していくようです。 現在、既に金融庁への仮想通貨交換業者登録への手続きは完了しており、審査中のようです。 ■「LINE Financial株式会社」概要 社名 :LINE Financial株式会社 代表者 :代表取締役 出澤剛(現 LINE株式会社 代表取締役社長) 取締役 :舛田淳(現 LINE株式会社 取締役) 黄仁埈(ファン インジュン)(現 LINE株式会社 取締役) 資本金 :50億円 設立年月日 :2018年1月10日
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2018/01/31GMOインターネット、マイニング事業のために12nmFFCプロセス技術の半導体チップを開発
この記事の3つのポイント! GMOインターネットが新しい半導体チップを開発! 7nmプロセス技術の半導体開発を目指して研究中! マイニング施設は北欧の地域に敷設 本記事引用元:GMOプレスリリース GMOインターネットがマイニングに用いるチップを開発 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)が、「7nmプロセス技術を用いたマイニングチップ」の実現に向けてのマイルストーンの一つである「12nmFFCプロセス技術を用いたマイニングチップ」の開発に成功しました。 このマイニングチップとは、ASICというマイニング専用機器に搭載されているチップの事であり、日本がマイニング事業を進めていく上での一歩を踏み出したことになるでしょう。 北欧でのマイニング事業展開を狙う 仮想通貨のマイニングには大量の電力が必要であり、その電力を消費することで発生する排熱を処理するために「電気料金が安くて安定していて寒い土地」が適しています。 そこで、GMOインターネットでは、再生可能エネルギーが豊富でありかつ寒冷な気候である北欧にマイニングセンターを施設を敷設してマイニングを行っています。 現在は、自社開発チップに先駆けて既存のマイニングチップでの採掘を行っていますが、「7nmプロセス技術を用いたマイニングチップ」の研究開発を進め、2018年上半期を目処にこの新チップを搭載した投入する予定との事です。
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2018/01/301月31日22:00- クローズアップ現代+(NHK)「消えた580億円 仮想通貨流出の謎を追う」放送予定
この記事の3つのポイント! 1/31 22:00- クローズアップ現代+(NHK) にてcoincheckのXEM流出事件を放映! 仮想通貨との付き合い方に関して、当事者たちとスタジオでとことん考える! 仮想通貨少女もゲストとして出演! 2018年1月31日(水)22:00よりNHKクローズアップ現代+では、先日、coincheckで起こったXEMの580億円 流出事件に関しての番組を放送するようです。 大手取引所「コインチェック」が不正なアクセスを受け、およそ26万人の顧客が預けていた「NEM」と呼ばれる仮想通貨が流出した問題。「切り詰めて貯めた2000万円がなくなった」など、ネット上には利用者とみられる人が被害を訴える書き込みが相次いでいる。仮想通貨のセキュリティー対策は大丈夫なのか?広がり続ける“次世代のお金”と私たちはどうつきあえばいいのか?仮想通貨を活用する当事者をまじえ、スタジオでとことん考える。 出演者 優木まおみさん(タレント) サバンナ・八木真澄さん(芸人) 岩下直行さん(京大教授、元日銀フィンテックセンター長) 奥山泰全さん(日本仮想通貨事業者協会会長、マネーパートナーズ代表取締役) 河崎純真さん(ソーシャルハッカー) 仮想通貨少女(アイドル) “億り人”投資家 武田真一・鎌倉千秋・田中泉(キャスター) 記事引用元: クローズアップ現代+公式サイト
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2018/01/30イギリスで4人の武装強盗がビットコイントレーダーを襲撃。10BTCが強奪される
この記事の3つのポイント! イギリスでビットコインの強盗が勃発! 被害額は1200万円相当 犯人は依然、逃走中の模様! 本記事引用元:http://www.dailymail.co.uk/news/article-5322171/Pictured-barn-raiders-committed-bitcoin-robbery.html ビットコイン(1200万円相当)が強奪される! イギリスの小さな村であるオックスフォードシャーにて、武装した強盗がビットコインのトレーダーであるダニー・アストンさん(30)を襲撃して10BTC(1200万円相当)を強奪する事件が発生しました。 ダニー・アストンさんは彼の恋人であるエイミー・ジェイと赤ちゃんと一緒に住んでいました。目出し帽を被った4人の男が夫婦の家のドアを蹴破り、夫婦の赤ちゃんを外に連れ出してアストンさんとジェイさんから無理やり秘密鍵を強奪しました。 不幸中の幸いで、この事件で重症を負った人はいませんでした。 犯人達は現在も逃亡中 犯人たちはまだ捕まっていないようです。 近隣には2つの学校が存在しており、まだ犯人たちが潜伏している可能性があるため、学生・近隣住民に注意喚起を行っています。 被害者であるアストンさんは、「アストン・デジタル・カレンシー・リミテッド」という会社を経営し、アストン氏はオンラインで「ゴールディス」という名前を利用していたことが周知されていたようです。
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2018/01/30貧困グラドル白川花凛の仮想通貨って何ですか?? 第2回 −何やら気づいたら増えてた件−
こんにちは、グラドルやってました白川花凛です。 皆さん、第1回のコラムは読んでくれましたか? おや、ビットコインの様子が...?前回のコラムが結構反響があり、沢山フォロワーも増えました。ありがとうございます。 因みに何もわからずに足を突っ込んだ仮想通過界隈。 とりあえず11月半ばに買って放置していたビットコインが1,500円分あるので、何か他の通貨を買ってみたくなりました。 …と思いましたが、不思議なことになぜか1,500円分だったはずのビットコインが2,000円になっていました。 驚きです。 これはつまり15,000円分あった場合20,000円になってたってことですよね? すごくないですか?5,000円あれば半月生きることができますよ。 過去の私がどれくらいジリ貧だったかと言うと化粧品はすべて中古品のメルカリで揃え、日用品はYahooのポイントや楽天のポイントで購入していたくらいお金がありませんでした。 驚きの数字です。 これはもしや、仮想通貨ってすごいんじゃないか?と実感した瞬間でした。 そして私は次のステップ、アルトコインを購入することに踏み切ったのです。 続く。 バックナンバー 貧困グラドル白川花凛の仮想通貨って何ですか?第1回
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2018/01/28仮想通貨の「闇」、なぜ詐欺コインがこんなに多い?
Crypto Timesをご覧の皆様、いつもお世話になっております。 今回、Crypto Timesにてコラムを寄稿させて頂く、草コイン愛好家のedindinです。 Crypto Timesでは、学生やライティングの経験のない方でも気軽に寄稿できるように、率先して他メディアでは出来ないようなエンタメ要素の強い(悪くいえば俗物的な)内容を書かせていただきます。 無から生成!詐欺コイン錬金術 仮想通貨はそのほぼ全てがソースコードが公開されている状態であり、あらゆる通貨が簡単に複製品を生み出せる状況となっています。 ブロックチェーンの仕組み自体を理解していなくても新たなコイン・トークンを発行できる状態となっており、4個のパラメーターを設定するだけでイーサリアム上にトークンを発行できるサービスなんかもあります。 ※引用元:https://tokenfactory.surge.sh/ 後はこうやって作成したトークンやコインを、ツイッターやBitcoinTalkで宣伝して売り捌くだけの簡単な錬金術となっております。 そして売り捌いて得たお金を使って取引所に上場することで「更に広範囲で裏事情を知らない投資家達からお金を集める」という賢者の石が完成します。 詐欺だと分かっていながら投資するイカれた投資家も 「詐欺案件は最初に入ると儲かる」という噂があります。 マルチ商法もとりあえずピラミッドの上にさえいれば、自身が運営側ではなくても儲かるように、仮想通貨でも同様に「実現不可能だと理解していながら、実現不可能という事を理解していない人が後から入ってくることを期待して投資」というイカれたスタイルの投資方法が存在しています。 しかし、いつ逃げるかわからない開発陣、いつまでも上場しないコイン、ビットコインを送ったのにコインが届かない、質問をするとブチ切れる開発者・・・etc etcと挙げればキリが無いほどのリスクが存在しています。 その点では現在停止中の「CoinsMarkets」や「Stocks.Exchange」、「CryptoBridge」等はニューヨークのスラム街で24金ネックレスを付けたラッパーが経営している露天のような、怪しさ丸出しの取引所は正に詐欺の温床とも言えるでしょう。(私はニューヨークに行ったことは無いので、勝手な想像です) 詐欺だろうと、裏にマフィアが絡んでいようと、少しのお金を払えば上記の取引所へは上場できてしまいます。(CoinsMarketsに関しては無料で上場可能) 最後に 「大いなる力(ブロックチェーン)には大いなる(自己)責任が伴う」と、スパイダーマンの叔父さんであるベンおじさんも言っていました。 仮想通貨の仕組みはブロックチェーンという技術を採用している以上は、事実上は規制することが非常に困難な存在です。 既存のシステムである「中央集権」というのは、手間やコストが発生する分「利用者保護」という大きなメリットがありました。ブロックチェーンを採用した「非中央集権」は、その手間とコストを排除できる代わりに、我々に「自己責任」というリスクが発生してきます。 詐欺に騙されても自己責任、それが「仮想通貨の闇」です。 あなたは自身が投資するコインについて本当にちゃんと調べられていますか?調べていない?そんなお金をシュレッダーに突っ込むような不毛な遊びは終わりにして、ちゃんと「仮想通貨投資」を行いましょう。 皆様も詐欺に騙されないように、又は詐欺を行わないように、最新の注意を払って健全な仮想通貨投資を楽しんで下さい。
初心者向け
2018/01/26仮想通貨はウォレット管理をしよう!取引所での資産保管リスク
現在、数多くの取引所で様々な仮想通貨が取引されています。 その仮想通貨には、相当な資産価値がついているものも少なくはありません。 高額な資産となる仮想通貨を、取引所のみで管理するのは、実は危険なことであるということをご存知でしょうか。 今回の記事では、仮想通貨の管理方法について解説します。 取引所のセキュリティは十分なのか? あなたは、各取引所のセキュリティは大丈夫なのか?と心配したことはないでしょうか? 基本的に各取引所では、外部からの攻撃に対して無防備というわけではありません。 二段階認証など、不正使用に対する防御策をとっている取引所も多く、その点で取引所を選ぶという選択基準もあります。 しかし、自分が保有している通貨を取引所のウォレット内で管理している以上、いつ不正な手段で自分の保有する仮想通貨が盗まれるかわかりません。 リスクとしては、第一にセキュリティを取引所に完全に依存してしまうということです。 第二のリスクは、ネットワーク上で取引所のIDやパスワードなどを盗まれて、いわゆる「なりすまし」によって不正取引をされてしまうことです。 一昔前よりは取引所に預けた仮想通貨が不正の被害に陥るリスクは減ったといえます。 しかし、オンライン上で第三者の介在を許す可能性がある以上は、一定のリスクは残ることを考慮しなければなりません。 その都度現金化していては手間がかかる それならば、取引所で仮想通貨を売却して日本円に換金し、自身の口座に出金するという方法もあります。 これなら長期的に取引所に仮想通貨を預けることにはなりませんが、代わりに手間が大きく増える事になります。 まず、仮想通貨を売って日本円にしなければなりません。 売るのに良いタイミングを逃す可能性や、売却時の手数料の問題がのしかかります。 何よりも問題なのは「日本円にする度に税金がかかる」ということです。 仮想通貨は売買をせずに、そのままの形で保有する限りは税金はかかりませんが、日本円に換金したり他の仮想通貨に交換することによって所得税の課税対象となります。 資産(仮想通貨)を守るためのウォレット 資産価値の高い仮想通貨をハッカーなどの脅威から守るためには、「ウォレット」の存在が欠かせません。 それも取引所内のウォレットではなく、ハードウェアウォレットなどを利用することが重要です。 スマホアプリやPCで管理できるオンラインウォレットもありますが、今回はオフラインウォレットに関して解説いたします。 オフラインによって高いセキュリティを確保する 取引所で仮想通貨が脅威にさらされるのは、オンライン上で仮想通貨を保存することが大きな問題となります。かといって現金化して口座に出金しては税金がかかり、計算が面倒になります。 そこで活用したいのが「オフライン環境下で仮想通貨を保管できるウォレット」です。 オンライン上で管理するウォレットと比較して、ウイルス感染やハッキングの影響に強いというメリットがあります。 また、仮想通貨を長期保有することを前提とする場合はオフライン環境下で保管することにより上記のメリットの恩恵が大きくなります。 オフラインで利用できるウォレットは何がある? オフライン環境下で利用できるウォレットは、大きく分けると「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」があります。 ハードウェアウォレットは、仮想通貨専用の保管端末です。USBでパソコンに接続し、仮想通貨のやり取りが可能です。 Ledger Nano S や Trezorなどが挙げられます。 ペーパーウォレットは、文字通り紙媒体で仮想通貨を保管します。仮想通貨の秘密鍵とアドレスを紙に印刷して保管します。 どちらの方法もネットワークを媒介としたハッキングやウイルスの影響を受けないため、長期保管に最適の方法となります。 また、利用する取引所がトラブルに巻き込まれても、自分の保有する仮想通貨には影響しないという点もメリットになります。 ハードウェアウォレットとペーパーウォレットの弱点 ただし、これらの方法が最も優れた仮想通貨の保管方法であるというわけでもありません。 これらの保管方法には、ならではの弱点が存在します。 共通の弱点としては、「紛失・破損等のリスクが有る」ということです。 ハードウェアウォレットの場合は機器、ペーパーウォレットの場合は紙媒体であるため、それらが破損したり紛失した際にはリカバリーに手間と時間を取られることになります。 最悪の場合、せっかく保管した仮想通貨を失うことになります。 ハードウェアウォレットの場合は、それを購入する手間がかかります。ペーパーウォレットの場合、残高の確認等に時間がかかり、火災や水害などの影響を受け易いというデメリットがあります。 どの方法でも自身の意識が重要 このように、オフラインのウォレットで保管する場合でも、資産である仮想通貨を完全に安全に保管することはできません。 所有者の油断や事故によって、その資産がGOX(喪失)されるリスクは残ることになります。 ※GOX ・・・2014年2月に東京に本拠を置くビットコイン取引所Mt.Goxが、ハッカーによって75万BTC(約479億円)のビットコインを引き出されて破たんした事件からできたスラング 取引所などのオンライン環境で利用できるウォレットの場合、パソコンやデバイスが破損しても別デバイスでログインできれば仮想通貨を失うことはありません。 このように仮想通貨の保管はどの方法も一長一短であり、「きちんと資産(仮想通貨)を保管して守る」という意識を持っていきましょう。