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2018/02/07米英大手の金融機関で仮想通貨のクレジットカード購入が禁止
この記事の3つのポイント! アメリカで仮想通貨のクレジットカードでの購入が禁止 禁止理由はボラリティとリスクを懸念したうえで 欧米諸国とは逆ベクトルの仮想通貨に対する対応 本記事引用元:参考:CNBC、Apptimes 仮想通貨のクレジットカード決済が、米英大手の金融機関で禁止へ 2018年2月に入り、クレジットカードでの仮想通貨購入が米の大手金融機関で禁止されるようになりました。また、その流れはイギリスにまで広まりを見せています。 英米での禁止の流れ 同年2月2日に、バンク・オブ・アメリカがクレジットカードでの仮想通貨購入を禁止すると、それに続いて3日にはJPモルガン・チェース、4日にはシティグループが同様の処置を取りました。 そして、以上の米大手金融業者の流れに乗るかのように、4日には英のロイズ銀行が同カードでの仮想通貨購入を5日から禁止すると発表しました。 購入禁止となった理由 JPモルガンは、「現時点では、ボラリティー(過度な価格変動)とリスクのために、クレジットカードによる仮想通貨購入を処理していない」「市場が進展するにつれ、問題を再検討する」とCNBCの声明で述べています。 この発言から、仮想通貨購入の禁止は消費者保護の観点からなされたものと推測できます。 現在、仮想通貨は全体的な下降トレンドであり、昨年12月には一時19000ドルを超えたビットコインも今や7800ドル付近を推移しています。それにもかかわらず、大手企業が消費者に対して簡単にビットコインを買えるようにしている現状も購入禁止を後押ししていると考えられています。 hayata 購入禁止は新規参入を増やすことを抑制する一定の効果があるでしょう。しかし、そこまでネガティブなニュースであるとは考えられず、仮想通貨全体が正しい方向に近づいたと私は理解しています。なぜなら、消費者保護とクレジットカードのあるべき姿を実現するためには必要な処置であったと感じるからです。 hayata 消費者保護は言うまでもなく大切です。そして、クレジットカードで現金を引き出すことは法律上はグレーですが、本来カード会社の規約には違反しているのです。今回は米英での規制ですが、より広まっていく可能性もあると思います。仮想通貨を日本円のような法定通貨と同様に通貨として扱う未来を見据えて、日本も購入禁止にすべきではないかとも思います。 hayata 読んでいただきありがとうございました。twitterフォローして頂けると嬉しいです。
技術
2018/02/06仮想通貨に送金革命!?ライトニングネットワークとは何かを解説!
はじめまして、hayataです。今回は、ライトニングネットワーク(以下、LN)についてやさしく解説していきたいと思います。 技術的な細かい話よりも、全体の理解のしやすさを優先しつつ出来るだけ丁寧に解説しています。また、すべてビットコインを例に解説しています。 この記事の3つのポイント! LNは、ブロックチェーンの外で行われる。 LNで、速く安く少額の送金が可能に! LNには、経路選択問題という課題がある。 ライトニングネットワーク(LN)とは何か LNを出来るだけ短く説明すると、「オフチェーンで、網状に連絡した相互で行われる送金ネットワーク」と言えるでしょう。よく分からないと思うので、具体的に説明します。 まず、LNはオフチェーンで行われます。オフチェーンとは、ブロックチェーン外で行われているという意味なのですが、感覚的にはブロックチェーンと対応した裏世界というイメージです。以下の画像を参考にしてください。 そして、LNはオフチェーンに参加しているAさんとBさんの間{二者の間}にチャネルと呼ばれる管のようなものを作り、そこを通じてやり取りを出来るようにします。 (チャネル作成の為に、両者が秘密鍵をもつマルチシグアドレスに通貨を送金する必要があります。この送金した合計額よりも大きな額は送金できません。) そして、両者のチャネル間で複数回取引が行われた後に、チャネル(両者を結ぶ管)は閉じます。それによって、最終的な収支の状態だけがブロックチェーンへと記録されます。 以下の画像を理解の助けとしてください。AさんとBさんの10BTCと5BTCの取引がチャネル上で行われた【上段】後に、その収支である5BTCの送金【下段】だけがブロックチェーン上に反映されます。 上の例では理解しやすいように二者で説明しましたが、実際には利用者は無数に存在します。なので、この二者間の関係を多数の人と行っているという認識が必要です。(上の文章を、三者以上で送金し合っているとして読み直すと理解しやすいと思います。) また、あなたの指定した送金先まで第三者のチャネルを中継して最短経路で送金することも特徴です。経由した第三者を送金者は信頼する必要なしに送金が可能です。送金中に第三者に通貨を盗まれることはありません。 冒頭で、LNは「オフチェーンで、網状に連絡した相互で行われる送金ネットワーク」だと言いましたが、「網状に連絡した」とは二者の関係を多数の人とで行っているという意味です。以下のツイートの画像が視覚的に参考になると思います。 https://twitter.com/WhalePanda/status/959127269930348544 hayata ここまでは、LNの仕組みについてお話しました。次は、LNの利点や問題点(課題点)について解説します。 ライトニングネットワークのメリット・デメリット LNのメリットとデメリットを解説いたします。 LNによるメリット メリットを簡単に言うと、速い送金・安い送金・少額の送金が可能になることです。それぞれ解説します。 まず、LNによって、高速な送金が可能となります。現在のビットコインは、常にブロックチェーン上で送金されているため、ブロックが生成された後に複数回承認されなければ送金は完了しません(通常6承認必要)。1ブロック10分で生成されるとして、6承認なら1時間かかりますね。 スムーズに承認されればいいのですが、送金詰まりが発生している時に安い手数料で送金した場合には数週間も送金が完了しない時もあります。 しかし、LNによってオフチェーンで取引がなされるため承認を待たずに送金できるようになるのです。 次に、安い送金・細かい送金が可能となることです。LNによって、1satoshi(1億分の1BTC)までの少額の支払いが可能になります。現状では、そこまでの少額は送金の下限があり、送ることは出来ません。また、現在BTC送金にはトランザクション手数料を含めるとおおよそ0.001BTCかかります。送金するごとに1000円程度(1BTC=100万円換算で)かかってしまいますから、送金できたとしても少額すぎるBTCを送る人はいないでしょう。 送金額が安くなるのは、LNでは、チャネルの開閉時にしか送料が発生しないからです。複数回の送金が開閉にかかる手数料だけで可能となります。 また、送金詰まり(スケーラビリティ)の問題も改善すると考えられています。上記で述べましたが最終的な取引結果しかブロックチェーンには反映されないのでデータ量の節約が出来ます。 hayata スケーラビリティ問題を改善しつつ、速く安く少額の送金が出来る未来は楽しみですね!しかし、そんなLNにも課題があることを以下で解説します。 LNのデメリット LNのデメリットはチャネルの経路問題やセキュリティだと言えるでしょう。 安定してLNを稼働させ続けるためにはチャネルの経路問題が発生しないようにすることが必要です。 経路問題が発生しないように、効率的に取引をまとめてブロックチェーンに記載するために多くのチャネルを開いている必要があります。そして、LNで送金するためにはチャネルを開き続けて、送金相手までの最短経路を発見することが必要です。 ここで注意すべきことはただ単に最短経路を発見するのではなく、送金相手までに中継したすべてのチャネルに自身の送金額よりも多くの残高が必要であるということです。 よって、LNにおいて効率的な送金を実現し続けるために、中継点にあるBTCが塩漬けになるという問題点が出てきます。 また、送金の効率的な経路選択の結果として、特定の中継点がばかりが利用されてしまうことになるでしょう。 その結果、その中継点に依存した中央集権的な構造となれば、簡単に言うとネットワークの信頼度が下がります。 特定の中継点に依存しない分散型のネットワークが構築されることが理想です。(完全な分散化は構造上不可能だと思います。) 極端な例ですが、以下の図のように一つの中継点にチャネルが集中しており他の経路が無い場合には、赤い中継点のチャネルの開閉や残高不足などによってその中継点が利用出来なくなればLNは利用できなくなります。 LNでの送金の特性上、自分より出来るだけ多くの資金を塩漬けにしている中継点を経由した方が効率的に送金することが出来るので(←上で述べたが、送金額よりもプールしている額が大きくないと送金できないため)、チャネルが集中化してしまうハブ化と呼ばれる現象は避けることは出来ないでしょう。 そして、そのハブ化してしまった中継点は金融規制法の対象になると言われています。(法律は詳しくないのでここの詳細は分かりかねます。) また、セキュリティに関しても課題点があります。 LNはインターネットに接続されたホットウォレットでやり取りされ、その経過はブロックチェーン上での取引でもありません。 2018年1月末にコインチェックで盗難されたnemはホットウォレットでマルチシグネチャされてませんでした。 LNでは、ホットウォレットでしか稼働出来ませんが、マルチシグネチャという複数の秘密鍵でチャネル開設に必要な仮想通貨を管理できます。(余談ですが、仮想通貨はコールドウォレットというインターネットと隔離させた環境で管理することが盗難防止のためには望ましいです。) LNはブロックチェーン上での取引ではないため、LN上でのセキュリティについても考える必要があります。 誰がどのように管理していくのか。この点で、本当に仮想通貨である強みを活かすことが出来るのかという疑問を抱きました。 終わりに LNは既にテストトランザクションが開始されており、依然テスト段階ではありますが、執筆時点で決済のチャネルは1000を超えました。 ノードを建てる人は増加し続けています。また、LNに対する期待感は強く、一刻も早く採用されるべきという声が強いと個人的には感じます。 最後に、本文を再度まとめます。 メリットは、速く安く少額の送金が出来ることです。一方で、デメリットはチャネルのハブ化による中央主権化とLN自体のセキュリティの問題です。 これらを総合的に判断すると、メリットは魅力的ですが、分散型で管理できる仮想通貨の強みが活かせていないようにも感じます。 LN全体の管理を分散型で出来ればいいのですが、そのようなビジョンが見えずらいのが現状です。とはいえ、LN自体は仮想通貨を実社会で普及させ広く利用していくためには重要な技術であると個人的に考えており、今後の進展には期待を寄せています。 記事参考: ①ビットコイン研究所ブログ ライトニングネットワークの衝撃 doublehash.me/what-is-lighting-network ②Zoom zoom-blc.com/lightning-network ③bitTHINK youtu.be/k14EDcB-DcE hayata 期待感の強いLNですが、あえて否定的な考え方も入れつつ中立的に述べるように心がけました。これからの発展が楽しみですね! hayata 読んでいただきありがとうございました。twitterフォローして頂けると嬉しいです!
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2018/02/05韓国SAMSUNG マイニングチップ製造に参入
この記事の3つのポイント! SAMSUNGがマイニング事業を開始 数か月前から参入の噂があった 既存のマイニング業界への影響は? 本記事引用元:Samsung Is Now Building Bitcoin Mining Chips, Report Says SAMSUNGがマイニング半導体制作に参入? SAMSUNGは中国のマイニング会社と提携し、ビットコインのマイニングチップの大量生産に着手し始めました。今月、同社は中国の会社でASICsと呼ばれる特定用途向け集積回路(Application Specific Integration Circuits)の大量生産、流通を開始することを目論んでいました。 SAMSUNGがマイニング業界に参入することは、10月行われた米国開発者会議で同社が、古いAndroidのスマートフォンで組まれたマイニングリグが明るみに出たとき以来噂されていたようです。 既存のマイニング事業への影響 既に2017年時点で営業収益の60%を占めるSAMSUNGの半導体事業ですが、この仮想通貨の半導体事業へのシフトは既存の事業をさらに拡大させることになるでしょう。 また、もしこの報道が正しいものであれば、SAMSUNGは現在の世界のマイニングの70%のシェアを占める中国のBitmainやその他の競合する企業を真に脅かす存在となるでしょう。 TwitterにおいてもユーザーからSAMSUNGの既存の半導体工場の規模を考えれば、この業界においては言わずもがな優位性を得るだろうと指摘されています。 shota ASICs事業は中国で盛んに開発されていたイメージでしたが大手の参入はどう影響するのか楽しみですね!!! shota SAMSUNGが開発に成功すれば、安価でASICsが手に入る新たな市場なども開拓されるかもしれませんね!!
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2018/02/04LitePay端末の発売発表によりLTC(ライトコイン)価格が高騰中!
この記事の3つのポイント! 2/4 AM03:00頃(日本時間)からLTCが高騰 LTC決済端末"LitePay"発売を発表したのが高騰の要因 高速トランザクション、かつ手数料なしの送金可能 本記事引用元:torfx LitePay発表によりLTC(ライトコイン)の価格が高騰 Coinmarketcapより Litecoin財団がLitePay(Litecoin決済)のためのプロダクトを今週中に発売する予定だということがわかりました。 それに伴い、2/4 AM3:00頃(日本時間)から、LTCが高騰しています。 Coinmarketcapのデータでは昨日から20%以上の上昇(BTC建て)となっており、現在もじわじわ上昇中です。 LitePayとは? https://twitter.com/LTCFoundation/status/943960649335492616 LitePayでは高速トランザクションが可能、手数料もかかりません。 また、受け取ったLTCはドル・ユーロなどの法定通貨に即時に変換・銀行に送金することができ、クレジットカードのような高額な手数料もかからないため、導入する側にもメリットがあります。 LitePay公式サイト Litepayは2月26日から稼働 Thanks for the love! We look forward to our public launch in February of 2018, and helping grow, "The Cryptocurrency for Payments!" https://t.co/yuhV4s5eqo — LitePay, Inc. (@LitePayInc) 2017年12月22日 以前から、LitePayの稼働は2月26日とアナウンスされていました。 それが今回のプロダクト発売が発表されたことで期待が高まり、LTC価格も連動したと考えられます。 さっちゃん プロダクトの内容によっては、26日以降も価格が上がるかもしれません。これが仮想通貨決済が広がるきっかけになるといいですね。 さっちゃん LTCは日本よりも海外人気が強い通貨です。日本語の情報を中心に仮想通貨投資している方は、LTCもポートフォリオに組んでおくとリスクヘッジになるかもしれません。
特集・コラム
2018/02/04FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』第2回 -FXにおける損切り編①-
初めましての方もいらっしゃるかと思いますが、コラム第二弾を書かせていただきますFXトレーダーのseinです。 よく質問や相談をいただくことが多いので、今回から数回にわたって【損切り】について書いてみたいと思います。 典型的なパターン ①コツコツドカン 読んで字の如く、利益をコツコツと積み重ねてきたのに損切りできずに一回のトレードでドカンと損失をだすパターンで、特に初心者に多い傾向があります。 ②損切り貧乏 これも初心者に多いのですが、損切りの重要性は理解できているのに損切りの回数が多すぎてトータルで負け越してしまうパターンです。 損切り貧乏になる人の多くは相場を読めていないということが原因です。 ・どのあたりが転換ポイントなのか ・意識されているのがどこなのか テクニカル分析を学び、経験を積むことで改善できるのではないでしょうか。 人は損する行動をとるようにできている なぜ初心者がみんな口をそろえて損切りが…と言うのでしょうか? それは【プロスペクト理論】で説明がつきます。 プロスペクト理論を簡単に説明すると…人間は確実な利益を早く確定し、不確定な損失を過小評価して先延ばしにする傾向があるというものです 。 ところがどっこい、FXの基本は「損小利大」ですよね。 ということは、人が本来兼ね備えてる心理と逆の行動をとらないと永遠に勝てないわけです。 勝ってる人たちは感情を排除し機械的にトレードしているので何の躊躇もなく損切りすることができています。 それはなぜなのか?その答えは非常に簡単です。 明確なルールを持ってトレードしているからです! 損切りルールを作って徹底する どうなったら損切りするのか?を明確にルール化することによってプロスペクト理論に打ち勝つのです。 その場その時の感情ではなく、ルールを最優先させることにより無駄な損失を最小限に抑えるようにしましょう。 ただ、よく言われている「○○円幅下がったら損切り」や「○○%下がったら損切り」といったものは基本的にはお勧めしません。 それはなぜかというと、その時の相場の状況に合わせて損切りすべきラインは常に変わるからです。 例えば… ロングでエントリーしたとしましょう。 相場は上昇トレンド。 トレンドは否定されてないにもかかわらず「5000円下がったら損切り」というルールだったので損切りした場合、 トレンドは継続しているので、その後さらに上昇していくといったパターンも起こりえます。 これでは損切り貧乏になってしまい、いつまでたっても勝てるようにはなりませんよね。 では一体何を基準にルールを決めればいいのか? その答えは次回にしておきましょう。笑 次回は私のトレードスタイルと絡めて損切りルールの基準について書きたいと思います。 後でわかりますよ、では。 バックナンバー FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』 第1回
ウォレット
2018/02/03無料で安全に資産を管理できるペーパーウォレットとは?使い方も紹介!
この記事の3つのポイント! ペーパーウォレットは無料で資産管理ができる! コールドウォレットだからハッキングリスクがない! 物理的になくしたらアウト! こんにちは、自称「新規組応援隊」のきゃんたです。 最近、取引所に資産を置くということにリスクを感じる投資家が増え、ツイッターでは「ハードウォレット買わなきゃ」という声も上がっています。 しかし、「ハードウォレット高いしな...」と購入を避けてしまっている方も多いのではないでしょうか? この記事ではそのような方のために、ペーパーウォレットの紹介と、使い方の説明をしようと思います。 ペーパーウォレットとは? 仮想通貨を保管するウォレットには様々な種類がありますが、ペーパーウォレットは、 秘密鍵を文字通り紙(ペーパー)に印刷して自分で保管して置くものです。 ペーパーウォレットはシンプルですが、秘密鍵をオフラインで管理するものなので、あなたのビットコインをハッキング被害から完全に防ぎ、どんなウォレットよりも安全に保管できる方法でもあります。 有名なハードウォレットの一つLedger Nano Sは15,800円もするのに対し、ペーパーウォレットは印刷費以外にお金はかからないので、コンビニで印刷で作っても費用は10円しかかかりません。 他のウォレットと比較してみた ハードウェアウォレット 種類:コールドウォレット(オフライン) メリット:秘密キーがあれば他のウォレットでも復元が可能、ハッキングされるリスクがない デメリット:使いこなすには知識と情報収集が必要、値段が高い 取引所やアプリのウォレット 種類:ホットウォレット(オンライン) メリット:送金、受金か簡単。知識がほとんど必要ない。 デメリット:ハッキング等のリスクに常にされされている ペーパーウォレット 種類:コールドウォレット(オフライン) メリット:コールドウォレットだからハッキングされない上に安い(印刷費10円) デメリット:紙だから物理的に失くしたら終わり このように、ハッキングされないのはオフラインのハードウォレットとペーパーウォレットになり、お金をかけずに仮想通貨の資産を持てるのは取引所、アプリなどのウォレットとペーパーウォレットとなります。 きゃんた 正直なところ、ペーパーウォレットを初めて知った時は「ハードいらねえじゃん」って思っちゃいましたw ※ハードウォレットにもたくさん良い所はあります ペーパーウォレットの使い方 今回は、BTCのペーパーウォレットの使い方を解説しますが、他の通貨でも使い方はあまり変わらないのでググりましょう!仮想通貨で生き残るにはググる力は必須です(書かない言い訳) ビットコインペーパーウォレット まず、bitaddress.orgにアクセスします。 こんな画面になったら、ひたすらマウスを振り回しましょう。 日頃のストレスをその右手のマウスにぶつけるのです!!!さあ!!! ストレスをマウスにぶつけていくと、画面に緑のブツブツができますがこれは正常です。 決してPCがあなたのストレスのせいで病気を起こしたわけではありません。 画面に従って、たまにはボックスの中に適当な文字列を入力してあげてください。 「そろそろ疲れてきた」と思う頃に、100%になり画面が変わりますので、このアドレスをペーパーウォレットにしたい方は「ペーパーウォレット」をクリックしましょう。 そしたら、こんな画面になります。右のほうにある「印刷物を」という明らかに翻訳ミスのボタンを押したら印刷画面になります。 ここから先は格環境によって印刷方法が違いますので、環境に沿った印刷方法でペーパーウォレットを生み出してください。 印刷をしたら、ビットコインアドレスのQRコードをモバイルウォレットでスキャンしたり、ウェブウォレットにビットコインアドレスを入力して、ペーパーウォレットに送金します。 ペーパーウォレットの右下に入金額を書き入れておけば管理しやすくなります。 以上でペーパーウォレットが完成します!この紙を大切に保管してください!失くしたら入金分のビットコインが消えてしまいますからね!金庫にでも入れるのが無難でしょう! ビットコインを取り出すときは、秘密鍵を読み込んで出金します。 一度出金しても何度も同じペーパーウォレットを使用することも可能ですが、セキュリティ的にもう一度ペーパーウォレットを生成したほうが良いかと思います。 以上でペーパーウォレットの使い方の解説を終わります。 最後に ペーパーウォレットは、普通に紙なので、印刷が水で滲んだり破れたりすると中のBTCは消えると覚悟しておきながら大切に保管してください。 ペーパーウォレットのオススメの使い方として「誕生日などのプレゼントで物理的に渡す」というのを紹介したいと思います。 ペーパーウォレットは物理的に存在しますので、普通に送金されるよりもありがたみが湧きますが、出金が地味にめんどくさいので放置する人も多いかと思います。 それを逆手に取り、数年後に「そういえば昔ペーパーウォレットもらったな、出金するか」となって出金してみたらプレゼントした当時の300倍の価値になっているかもしれません! 好きなあの子も数年後にあなたのことが好きになっているかもしれません! きゃんた 最後まで読んでくれてありがとうございました! これからもCRYPTO TIMES公式ライターとして頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
初心者向け
2018/02/03二段階認証アプリのメリットから設定方法まで詳しく解説!
仮想通貨投資を行う方々には、初心者から投資熟練者の方まで様々な方がいらっしゃると思います。 ですが、誰もが必ず避けて通れないのが取引所の登録です! 取引所で自分の資産をより安全に管理、保管するために必要なのが、二段階認証の設定になります。 今回は二段階認証のメリットやCRYPTO TIMESオススメの二段階認証アプリを紹介していきます。 そもそも二段階認証とは? 現状のセキュリティリスク 数年前から耳にすることがある『アカウント乗っ取り』被害ですが、これは設定したパスワードがどこからか漏れてしまうことにより、第三者にアカウントがアクセスされてしまうことで乗っ取り(=ハック)が成立しています。 Twitterの一部のユーザーの方からも、 『Coincheck(コインチェック)から勝手に資産の一部が送金された!』 『iTunesカードを10000円分手伝ってくれないですか?』 『このアカウントに新しい場所(中華人民共和国+86)からのアクセスがありました。今すぐセキュリティを確認してください。』 などの様々な声を耳にします。 こういった第三者によるアカウントのアクセスを防ぐために有効な対策が二段階認証の設定です! 二段階認証の仕組み まず、二段階認証とはどういうシステムなのかを理解しましょう! 普段パスワードでアカウントを管理している状態は英語だとSingle Factor Authentication(直訳:一段階認証)と呼ばれます。名前の通りアカウントにログイン(本人がアクセスしているか確認)するプロセスにおいて、一種類の認証方式(=パスワード)のみを用いる方式です。 これと比べてTwo Factor Authentication(二段階認証)はこの確認のプロセスにおいてパスワード+数十秒ごとに自動生成される数字6桁を使って、第三者からのアクセスをより難しくする仕組みのことを指します。 この認証数字6桁は、設定が済んでいるデバイスからのみ確認できる仕様になっています。 二段階認証を設定することのメリット では、二段階認証を設定するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。 二段階認証を設定することで 第三者からのアカウントへのアクセスを難しくする 自分の資産をより安全に、厳重に管理できる アカウントに登録されている個人情報を守ることができる などの設定する手間に比べると十分すぎるメリットがあります。 慣れてしまえば取引所ごとの設定自体はとても簡単ですので、利用(を予定)している取引所では必ずこの設定を済ませておきましょう! CRYPTO TIMESオススメの二段階認証アプリ 続いてCRYPTO TIMESオススメの二段階認証用スマホアプリを紹介します! Google Authenticator Google社が開発した二段階認証コード生成用のトークンソフトウェアです。 iOSはこちら Androidはこちら Authy App Store / Android Store共にトップレートの二段階認証生成アプリです。 iOSはこちら Androidはこちら 二段階認証アプリの使い方 まず起動すると上の画像のような画面になると思いますので、開始を押して次の画面に進んでください。 すると次のようにバーコードをスキャンもしくは提供されたキーを入力という二つの選択肢が表示されますので、どちらかを選んで読み込みます。 このときバーコードや提供されたキーとありますが、これらは各取引所、もしくは二段階認証を設定しようとしているウェブサイトの設定画面で表示されますので、表示されているものを確認してカメラでスキャンしたり、キーを入力するだけです。 スキャンまたはキーの入力が完了すると、上のようにアプリ上に認証が完了したサイトの二段階認証コードが自動的に生成、表示されます。 アプリを利用する際の注意点 この記事で2つの二段階認証アプリを紹介しましたが、Google Authenticatorを使う際には少し注意が必要です。 Authyを利用する場合だと、複数のデバイス間での認証情報の同期ができるので機種変更の際も問題はありませんが、Google Authenticatorを利用する際はこの限りではないので、対処方法を解説します! 複数のスマホでQRコードを読み込む ページ上部の二段階認証アプリの使い方に解説されている設定を、複数の端末を使って設定しよう!といった感じです。 二台以上の端末で二段階認証を設定しておけば、一台のスマホが壊れてしまった時も、もう一台のスマホを使って認証コードを取得することができるので問題がありません。 もう使っていない古い端末でもアプリのダウンロードはできるので、念のため古い端末を使ってもバックアップとして設定しておくと良いです。 その他の認証アプリを使う 複数台の端末を使って認証コードを生成する解説をしましたが、機種変更の際はそれでも不安な方がいると思います。 その場合、上で少し触れましたが、Authyという別のアプリを使うことで解消されると思います。 Authyというアプリですが、電話番号とメールアドレスの認証さえ済ませてしまえば、後は機種変更の際も、電話番号とメールアドレスを用いてそこから認証データを新しい端末に復元することができます。 Google Authenticatorに不安がある人はAuthyを使ってみると良いかもしれません。 最後に 二段階認証と聞いて難しく感じられる方もいると思いますが、意外と簡単でかつセキュリティ面でもハッキングやアカウント乗っ取りなどの攻撃から守ってくれる優れものです! この機会に取引所のアカウントは二段階認証を使って管理していきましょう。
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2018/02/02ほとんどの仮想通貨が15%以上下落!スランプ市場の要因とは?
この記事の3つのポイント! ほとんどの仮想通貨が15%低下 仮想通貨市全体の時価総額が1200億ドル低下 否定的なニュースや各政府の規制が原因 本記事引用元:https://www.ccn.com/cryptocurrencies-decline-15-market-slump-factors-trends/ 仮想通貨市場が1週間で15%以上低下 ここ2週間で、Ripple、Cardano、Bitcoin Cash、Stellarのような主要仮想通貨の価格が12%から16%の範囲で減少したため、全体で15%以上低下したことが明らかとなりました。 RippleとStellar及び、その他のアルトコインはここ1週間で大幅に減少しました。しかしBitcoin CashとCardanoの価格は数週間停滞しており、時価総額が4番目と5番目に高い通貨としての地位を維持しています。 これにより、ここ1週間で仮想通貨市場全体が5900億ドルから4700億ドルへ低下、つまり約1200億ドル減少しました。 仮想通貨価格が低迷の要因 仮想通貨市場は一連のネガティブなニュースや規制で打撃を受けています。主なニュースでは韓国政府やインド政府による規制報道などがあります。インド政府の仮想通貨規制については以下の記事をご覧ください。 関連記事 インド、仮想通貨の使用を規制すると発表 インド仮想通貨規制、過剰報道か!? また、仮想通貨市場は短期的な利益を見込んでいる投資家が多く存在します。そして大部分の仮想通貨が下落したため、一部投資家が離れているようです。 だっちー 仮想通貨投資をする場合は長期的に考えて、どの通貨が今後活躍していくのか、その銘柄選定が重要ですね。 だっちー ところが仮想通貨の本質は投資ではないのです。(お金ほしぃ...)
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2018/02/02金融庁、コインチェックに立ち入り検査へ
この記事の3つのポイント! 1.金融庁が今日にもコインチェック立ち入り検査へ 2.書面報告期日を待たずに立ち入り検査を行う異例の措置 3.補償する資金が十分にあるかや『資金の分別管理』の実態等、財務内容を詳しく調べる模様 参考記事:コインチェックに立入検査へ 金融庁 財務内容を調査 コインチェックへ金融庁が立ち入り検査 販売所形式の大手国内取引所コインチェックから、先日580億円相当のNEM(XEM)が盗まれた問題で、金融庁はコインチェックに対して2日に立ち入り検査を行うと発表しました。 この問題をうけ金融庁は、先月29日、コインチェックに対して業務改善命令を出しました。 業務改善命令の内容 1. 本事案の事実関係及び原因の究明 2. 顧客への適切な対応 3. システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化 4. 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等 5. 上記1から4までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。 引用元:coincheckプレスリリース 今回、金融庁よりコインチェックに対して出された業務改善命令の内容は以上の通りです。 立ち入り検査の内容 今回、上記の業務目改善命令の中にある2月13日(火)までの書面報告を待たずに、立ち入り検査を行うという異例の措置をとることになります。 金融庁は、今回の立ち入り検査で、コインチェックが460億円にも上るとされる顧客への返金補償を自己資産で賄うとしていることについて、その資金が十分にあるか把握するということです。 また、コインチェックが『会社の資金』と『顧客から預かった資金』をしっかり分けて管理しているかという『分別管理』の実態等、会社の財務内容を詳しく調べるとしているようです。 コインチェックは、今回のXEM不正流出の事件で、ビットコイン以外の仮想通貨の売買と出金を停止し、原因の究明を進めています。 しかし、一週間たった今も顧客への補償時期や、取引所のサービスを再開するめどは立っていません。 たんめん 書面報告の提出期限を待たずに金融庁が乗り込むとは驚きです たんめん 長期的に見て仮想通貨界全体が良くなっていくといいなぁ
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2018/02/02Bee TokenのICOを模したフィッシングサイトにより、1日で1億円が奪われる
この記事の3つのポイント! Bee TokenのICOでフィッシング詐欺が発生 被害総額は少なくとも1億円以上 本物のBee TokenはICOを現在も継続 引用元:CoinDesk 1月31日にICOを開始したBee Tokenですが、フィッシング詐欺の存在が判明し、被害額は現時点で92万8000ドルが確認されています。 犯人手口は投資家たちに運営者を装い、偽のメールアドレスへと誘導し、投資家たちに公式とは別のアドレスへイーサリウムを送らせるという手法でした。 ICO開始直後から偽のアドレスへの送金が確認されており、25時間で被害総額1億円を超える事件となりました。 Bee Tokenは分散型のホームシェアリングプラットフォームのローンチを目標としたプロジェクトです。事故に関して公式サイトでは注意喚起の文が表示されるようになりました。 Bee Tokenは現在もICOを継続中で現時点で430万ドルを突破しています。 ICOのプロジェクトでは、公式サイトを模したフィッシングサイトが蔓延しているので、必ず確認を行ってからICOへの投資を行いましょう。 kaz Facebookの仮想通貨関連の広告禁止はこういうことがあるからなんでしょうね…