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2018/02/16Stellarが分散型取引所(DEX)のStellarportをリリース
本日、Stellar Lumens(XLM)の分散型取引所であるStellarportがリリースされました。 Stellarの分散型の取引所は現在まで様々な形で稼働されていましたが、今回リリースされたStellarportはウォレット機能がついていたりと、最も使いやすいものになっていると考えられます。 しかし、この取引所はStellarを発行したStellar Foundationのモノではなく、全く別の企業がStellarのシステムを使って作ったものだということが確認されています。 この記事の3つのポイント! Stellarの分散型取引所であるStellarportがリリース ウォレット作成機能などを搭載 Stellar(XLM)の出来高が爆発的に増えている 本記事引用元:Stellarport, Stellar Lumens’s Decentralised Exchange, is now live 分散型取引所(DEX)Stellarportとは? 分散型の取引所であるStellarportはブロックチェーン上に存在する取引所のことで、Stellarportを利用するユーザー同士が直接自らの資産を必要に応じて交換できる場所のことです。 売買する資産は取引所を経由せず、取引を媒介する人間も機関もありません。 分散型の取引所とはいわば、買いたい人と売りたい人をマッチさせるサービスのようなものです。 Stellarportは他のイーサリウムのエコシステム上で動く分散型の取引所とは違い、ユーザーのリストを保有しているただ一つの公式な分散型取引所です。 これによって出来高や流動性などの中央集権的な取引所のメリットとセキュリティや費用対効果などの分散型の取引所のメリットを組み合わせた取引所が生まれました。 また、注目すべきは、取引所にウォレットを作成できる機能が備わっている点や、ユーザーに対してフレンドリーなインターフェースで作られている点です。ランディングページは画像のように3つの選択肢のみと非常にシンプルでわかりやすくデザインされています。実際の取引画面も通貨ペアを選んで金額を入力するだけと他の取引所と比べて遜色ない非常にシンプルな作りになっています。 <取引画面> Stellarの2018年のロードマップの1つには分散型の取引所の項目が挙げられており、Stellarportのような分散型の取引所はStellarのエコシステムを成長させるものとなると考えられます。 Stellarの取引のインターフェースは以前から利便性の悪い形でしたが、StellarTerm(別のStellarの取引所)に続きStellarportがリリースされたことで、ユーザーにとって喜ばしい選択肢が増えました。 StellarportがローンチされてからStellar(XLM)、Mobius(MOBI)、Smartlands(SLT)の出来高が爆発的に増えていることからも、より多くのユーザーがStellarportを利用し始めていることを示唆します。
通貨
2018/02/15【仮想通貨】Monero(モネロ) /XMR の特徴・仕組みを徹底解説
日本の取引所「Coincheck」にも上場していた銘柄として、日本でもよく知られているモネロ(Monero/XMR)。 匿名通貨ということくらいは知っている人が多いのではないでしょうか。 こちらの記事ではそんなMoneroの特徴や将来性などについてまとめています。 いままでMoneroって匿名系通貨だよね?くらいしか知らなかった人は、ぜひこの機会にMoneroについて知っておきましょう。 Monero(モネロ) /XMR の概要 通貨名称 Monero ティッカー XMR 総発行枚数 18,400,000枚 アルゴリズム Crypto Night システム PoW 公式サイト https://getmonero.org/ Monero(モネロ) /XMRの特徴 「モネロ」という名前はエスペラント語で「コイン」という語源からきています。 Coincheckで取り扱われており、時価総額上位の仮想通貨として日本においても知られている通貨です。 Moneroの特徴は大きく3つがあります。 匿名性が高い (匿名通貨) 送金(取引) が早い マイニングが簡単である Moneroの上記3つの特徴に関して詳しく解説していきます。 匿名性が高い(匿名通貨) モネロは匿名性が高く、プライバシー保護の観点から優位性が高い通貨です。 匿名性が高い通貨とは 第三者からは「誰が誰に送金したかが特定できない」通貨のことを「匿名性が高い通貨」といいます。 モネロの匿名性が高いのはリング匿名、ステルスアドレスという技術を採用しているところにあります。 リング匿名 リング匿名では、複数人の秘密鍵で署名するため、だれが署名したのかがわからなくなります。 画像のように、複数人の秘密鍵で署名、複数人の公開鍵で複合します。 そのため、受取側は誰が送金したのかが特定できなくなります。 図解では4人ですが、これが何人にもなると送金者を特定するのは非常に困難です。 例えると、歴史で習った「傘連判状(からかされんぱんじょう)」に似ています。 昔、一揆のときなどに誰がリーダーかわからないようにするために、このような署名形式が使われました。 モネロのリング匿名も複数人で署名するため、誰が送金しているのかがわからないということになります。 ステルスアドレス ステルスアドレスとは、送金する際に一時的に有効なワンタイムアドレスをつくり、それを経由して取引をするというものです。 Aさん→Bさんに送金するのを想定します。 Bさんが共有鍵生成(Aさんと共有) Aさんが共有鍵を利用、ワンタイムアドレスに送金 Bさんが共有鍵を使って受け取る このとき、CさんはがBさんのアドレスを見ても、Cさんは共有鍵を持ってないのでワンタイムアドレスが見れない(だれから受け取ったのかがわからない) これも例えるなら宅配便に似ています。 Aさん→Bさんへの配送を想定します。 Bさんが住所・宅配便発送を指定(共有鍵生成) Aさんが宅急便で依頼(ワンタイムアドレスに送金) Bさんが宅急便で受け取る(ワンタイムアドレスを使って受け取る) このとき、CさんはBさんが荷物を受け取ったのを知っても、Cさんは宅配業者の情報にアクセスできないので、だれから受け取ったのかはわからない (宅配業者が共有鍵、宅配業者のデータがワンタイムアドレスのようなイメージ) ブロックサイズ無制限で高速取引ができる モネロのブロック生成時間は2分です。これは決まっていることで不変です。 ただし、モネロのブロックサイズは大きくすることができるので、全体の取引量が多くなっても速度を落とさずに取引をすることができます。 ブロックサイズ(取引を記録する容量)は無制限だけどブロック生成時間が変わらない、ということが高速取引ができる秘密です。 マイニングが簡単 モネロはGPUやハイスペックPCがなくてもマイニングができます。 ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨ではハイスペックなPCが無いとマイニングができません。 また、電気代のかからないクラウドマイニングでもモネロの採掘ができるのでマイニングのハードルは低いと言えます。 モネロのクラウドマイニングができるGenesis Mining DASH・Zcashとの違いは?主な匿名通貨との特徴比較 XMR DASH ZEC 匿名技術 リング署名 ステルスアドレス プライベートセンド ゼロ知識証明 匿名範囲 送金履歴 送金履歴 送金履歴、アドレス、送金枚数 承認時間 2分 1.3秒 10分 発行枚数 1,840万枚 2,200万枚 2,100万枚 coincheckでも取り扱われている匿名通貨DASH(ダッシュ)とZCash(ジーキャッシュ)との特徴比較です。 実際に通貨を利用する上での大きな違いは送金速度、匿名化できる範囲などになります。 今後の価格は?Monero(モネロ) /XMR の将来性 Monero(モネロ)の価格が今後上昇するか、下落するかは誰にもわかりません。 ただ、時価総額上位の仮想通貨ではあるので、仮想通貨全体が盛り上がるのと同時にモネロの価格が上がることは十分に考えられます。 モネロの将来性に関する懸念点 匿名性の高い通貨ゆえ、マネーロンダリングなどに利用される可能性があります。 マネーロンダリング防止の観点から今後、各国にて政府などの規制にかかる可能性は否定できません。 モネロ自体は匿名性の高い優秀な通貨ですが、外的な要因で価値が下落する可能性はあるということを覚えておきましょう。 Monero(モネロ) /XMR のチャート・価格推移 XMRBTC chart by TradingView Monero(モネロ) /XMR の取り扱い取引所・購入方法 モネロは国内外のいろいろな取引所で取引・購入することができます。 記事執筆時点ではHitbtcでの取引高が一番大きいです。 国内 海外 Coincheck Hitbtc、Binance、Bittrex、Bitfinex、Poloniex、Kraken、Livecoin、Cryptopia、Gateなど Monero(モネロ) /XMRのウォレット 公式アプリ https://getmonero.org/downloads/ MyMonero https://mymonero.com/ ハッキングなどによるGOXがいつおこるかもわからないので、取引所に預けておくのはリスキーです。 モネロに限らず、できるだけウォレットに保管しておきましょう。 まとめ 匿名通貨 Monero(モネロ) /XMR について解説しました。 モネロは時価総額上位の通貨で価格が安定しているともいえるので、手堅いポートフォリオに相性がよさそうです。 マイニングしやすい通貨なので、現物ホールドだけでなくマイニングも検討してみてもいいかもしれませんね。
コラボ
2018/02/15貧困グラドル白川花凛の仮想通貨って何ですか?? 第3回 −アルトコインを買ってみた−
こんにちは、グラドルやってました白川花凛です。 さて、前回はビットコインを放置していたらなぜか増えていましたが、今回はアルトコインを購入してみました。 貧困グラドル、アルトコインを購入する 私が今回選んだアルトコインはXEMとXRPです。 2800円分ビットコインを利用してがXRPとXEMを半分ずつ買うことにしました。 XEMとXRPを買った理由ですか? 名前とアイコンが可愛いからです!!!!! ポムポムプリン可愛い!マイメロディー可愛い!みたいなノリで、リップル(ップルって響きが可愛い)を。 そしてでんぱ組.incに在籍する夢眠ねむさんみたいで可愛いなと思ってねむきゅん、いやXEMきゅんをコインチェックでゲットしました。 まず、すごいのはアルトコインの購入ができたことですね〜。初めてのおつかいです。すごい。初めてのおつかいにしてはなかなか難易度が高かかったと思います。 でも、コインチェックの大変使いやすいUIのおかげでスムーズに購入することができました! 最近ではやっとZaifを使って、板取引?もできるようになりました。 とりあえず、ZaifでもXEMを購入しました。あとモナコイン。 理由ですか?名前が可愛いからです!!! さて困ったことに、ここからどうしていいのか全くわかりません。 毎朝10時にコインチェックが「〇〇が高騰しました。」とか教えてくれるくらいです。何も動かしていません。グラフが真っ赤で動かしていいのかどうなのかわかりません。 モナコインに至っては一度ナイアガラの滝のごとく落ちていく様を見てからトラウマで全くチェックしてません。 ……そろそろトラウマから脱却してブラウザを開いてみようと思います。 それくらい何も考えないで購入してます。バカだなーくらいのノリで見ていてください。 以上!白川花凛でした! 追記 2018年2月8日追記 ……えー、このコラムを書き終えていた頃(1月半ばくらい)はイエーッって感じだったのですが、例の事件のおかげで資産が一番あった頃の1/3以下になっていました。 純情な感情にすらなれやしない!!!!!マイハート!!!!! バックナンバー 貧困グラドル白川花凛の仮想通貨って何ですか?第2回 貧困グラドル白川花凛の仮想通貨って何ですか?第1回
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2018/02/152/14のBTC高騰の原因は?
この記事の3つのポイント! 2/4 20:30過ぎからBTCが高騰 ECBドラギ氏は『規制や禁止は中央銀行の仕事ではない』 3月に行われるG20に注目 本記事引用元:ECB's Draghi says not his job to regulate Bitcoin BTC高騰の原因は?ECBドラギ氏による発表が鍵か ここ数日間90万円台前半を推移していたBTCの価格ですが、本日2/14 20:30過ぎから価格が大きく上がり高値を更新しています。 アメリカのソーシャルニュースサイトのredditではECB(欧州中央銀行)のドラギ銀行総裁の発言が影響しているのではないかと騒がれています。(参考:reddit.com) 当局や中央銀行の規制や禁止の発表はコインの市場価格を大きく動かしますが、今回の発表はどう影響したのでしょうか。 現地時間火曜日に行われたECBのドラギ銀行総裁によるスピーチで彼は 『ECBに多くの人からビットコインを規制するのかといった質問が寄せられる』 『だが仮想通貨の規制や禁止はECBの仕事でも責任でもない』 と話しました。 このスピーチがBTCの価格上昇に影響を及ぼしたと考えられています。 一方で、国際決済銀行のトップであるAgustin Carstens氏は先週、ポンジスキーム(≒ねずみ講)を終わらせるために中央銀行は銀行や金融系のインフラへのアクセスを一部制限するように呼びかけていました。 このように国や機関によって規制や禁止に対する方向性は異なりますが、仮想通貨の規制や禁止は、3月に行われる各国の銀行総裁が集まるG20で話し合われることが期待されています。 行われた議論の中で 『ビットコインを購入すべきか』 という質問が寄せられましたが、それに対してドラギ氏は 『率直に言うと、慎重に考えてから買う』 と話しました。 仮想通貨の技術を司るブロックチェーンに対しても 『その技術は約束されていて大きなメリットを生み出し決済手段としても定着するだろう』 などと前向きな発言が見られました。 しかし 『非常に興味はあるが、中央銀行が導入するには安全面でまだ課題があるので更なる調査が必要である』 と仮想通貨導入に賛成的な意見を述べましたが、実際に中央銀行が仮想通貨を導入していくまではまだまだ時間がかかりそうです。 shota 中央銀行が注目する通貨は果たしてどの通貨になるんでしょうか
マイニング
2018/02/14自宅PCでマイニングができるオススメ仮想通貨
こんにちは、Shota(@Shot4crypto)です。 今回は自宅PCを使ったマイニングについて解説していきます! 一概にマイニングといっても自分のパソコンの性能や、掘る通貨などによってその効率が大きく変わってくるのでその辺をざっくりと紹介していきます。 この記事の3つのポイント! プラットフォームを使ったマイニングで楽々採掘 CPUマイニングならBitzenyがオススメ 最も採算性の高いコインをGPUで採掘する方法 専用プラットフォームを利用したマイニング まずは、大きなマイニングのプラットフォームを利用するマイニングのメリットとその利点を紹介します。個人で設定ファイルをいじったりするのが面倒という方やどのコインを採掘するかわからないという方にはオススメです。 Minergate(マイナーゲート) Nicehash(ナイスハッシュ) 上記の2つのプラットフォームについて少し詳しく比較・紹介させていただきます! プラットフォームを利用する利点 自動で採算性の高いものを選択してくれる MinerGateの専用ソフトウェアに付属しているSmartMining(スマートマイニング)機能は、状況に応じて最も採掘採算性の高いコインを採掘してくれます。 一方でNicehashの専用ソフトウェアを使ったマイニングでは、リアルタイムで常に最も効率が良いアルゴリズムに切り替えながら採掘を行っていく仕組みになっています。 面倒な設定がいらない こういったプラットフォームを利用しマイニングを開始するまでの流れは簡単に言えば サイト登録→ソフトウェアダウンロード→起動 で終わりです。後に紹介する、マイニングプールに登録してマイニングする方法やそれに必要なウォレットの設定なども必要ないので特に採掘したいコインがない方とかはこっちがオススメです! Minergate(マイナーゲート) Minergateのマイニング専用ソフトウェアを利用するメリットは、採掘する通貨をリストの中から選択することもできる上に、最も効率のいいコインを自動で選んで採掘もしてくれます。 採掘可能通貨一覧と通貨別の評価を、出来高・開発状況・取引所の数・採掘難易度4つの要素をベースとして表にまとめました! 通貨 出来高 開発 取引所 採掘難易度 総合評価(1~5) ByteCoin / BCN $1.4m △ △ ○ 3 FantomCoin / FCN $1.7k × △ × 1 QuazarCoin / QCN $162 × △ ○ 2 DigitalNote / XDN $2m × △ △ 2 MonetaVerde / MCN $746 × × × 1 DashCoin / DSH $828 × △ × 1 AeonCoin / AEON $163k △ △ △ 3 Infinium-8 / INF8 ? ? × × 1 Monero / XMR $48m ◎ ◎ ◎ 5 Ethereum / ETH $1.2b ◎ ◎ - 1 Zcash / ZEC $72m ◎ ◎ △ 3 Bitcoin Gold / BTG $60m ◎ ◎ △ 3 Ethereum Classic / ETC $845 ◎ ◎ - 1 Bitcoin / BTC $2.7b ◎ ◎ × 1 Litecoin / LTC $443m ◎ ◎ × 1 結論、MinerGateを使って採掘をする場合はMONERO(XMR)のマイニングが最強ということになりました。 このリストはあくまでも『自宅のPC』でマイニングすることを想定してリサーチ・検証した結果ですので、PUBGなどをプレイすることのできるハイスペックなゲーミングPC(GPU搭載のPC)を持っている人は少し結果が変わってくると思います。 資金をつぎ込むわけではないので少しでも将来的に数倍になる通貨を採掘してみたいという方は、上のリストのByteCoin(BCN)やAeonCoin(AEON)を採掘してみてはいかがでしょうか? NiceHash(ナイスハッシュ) 一方で、NiceHashのソフトウェアを利用したマイニングでは、通貨を選択する必要がなく、自分のパソコンの性能(=計算能力)をNiceHash側に買い取ってもらうという形で、報酬が全てBitcoin(BTC)で支払われます。 このソフトウェアを利用するメリットは、利用するCPUやGPUの種類に応じて、それらと最も親和性の高いアルゴリズムで採掘を行ってくれる点です。 つまり、常に最も採算性が高いプランをNiceHash側から提示してくれます。 MinerGateにマイナーアルトコインに対する投機的な側面があるとすれば、こちらは安定的に採掘を進めるのに適しているということができると思います。 CPUをメインに利用するマイニング 続いて主にCPUを利用するマイニングでのオススメ通貨の紹介ですが、完全に僕の独断と偏見でオススメさせていただく通貨が国産の通貨であるBitZeny(ZNY)です。 BitZenyのコンセプトがまず『普通のPCで採掘できる仮想通貨』ということで、ASICsやGPUなどのマイニングによく使われるカードや専用のマシンのようなものがなくても採掘ができるようなアルゴリズムで作られています。 最近は市場価格が落ち込み気味ではありますが、ここ数日の間に新たなコインのロゴ募集であったり、マーケティングの方が進んでいるそうです。 僕個人的にも、決済が国内で普及するという点で仮想通貨を考えたときに、100万円近いBitcoinを0.0008BTCでラーメン代を決済っていうよりは、現在の価格が10円程度のBitZeny(ZNY)を使って、80ZNYを代わりに使えたほうが消費者側としても便利である点や、誰もが採掘に参加できる(=市場に参加するためのハードルが低い)という点から、決済手段としての普及において将来性がありそうということで、このコインの採掘を個人的に進めています。 【仮想通貨】BitZeny/ $ZNY の特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ Bitzeny採掘の採算性 結論から言うとCPUによって採掘速度は異なります。 個人的に1か月以上採掘を進めてきましたが、例を出すと IntelのCore i5(4スレッド)のCPUを使った場合は大体『2~3ZNY/日』 IntelのCore i7(8スレッド)のCPUを使った場合だと『4~6ZNY/日』 くらいのペースで掘れる感覚です。 現在の市場価格は10円程度ですが、1か月前は40円近くの時もあり、一日で200円相当のBitzenyが掘れる計算になります。 GPU搭載のパソコンでのマイニング GPUといってもCPUほどシンプルではなく、利用するGPUの種類によって大きく効率が変わってきます。 そこでwhattomine.comというウェブサイトを使うことで、自分のPCに搭載されているGPUと最も親和性の高いマイニングのアルゴリズムは何かをチェックすることができます。 例えば上の画像だと、NvidiaのGTX1070Tiを利用し電気代を0と仮定した際、NIST5というアルゴリズムを用いたBulwark(BWK)という通貨、続いてEqualHashというアルゴリズムを用いたZcashなどのコインが採算性の高い順に表示されます。 RadeonやNvidiaなど色々種類があるGPUの中で自分が持っているGPUはどのアルゴリズムと親和性が高いのか、また通貨のファンダメンタルズ的な部分も考慮に入れて採掘する通貨を検討していくのがベストですね! まとめ 今回の記事では大きなプラットフォームに登録して採掘する通貨を探したり効率よく採掘する方法や、CPUでの採掘に特化したBitzeny、GPUを利用した採掘におけるGPUと親和性の高いアルゴリズムを利用した通貨の探し方を解説させていただきました。 また、通貨紹介ということで導入方法などの説明は割愛させていただきましたが、まだマイニングはやったことないけれど、興味を持っていただいた方いらしっしゃると思います。何か質問等ございましたらTwitter(@Shot4crypto)のほうまで直接連絡いただければ、質問等お応えできると思います!
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2018/02/13ビットコインが2月28日にハードフォーク!匿名性を持ったビットコインプライベート(BTCP)とは?
この記事の3つのポイント! BitcoinとZclassicのハードフォークでBTCP誕生! Snapshotの日程は2月28日 Zcashにも利用される技術を利用した高い匿名性! 本記事引用元:Bitcoin Private HP BTCが再びハードフォーク? これまでビットコインはBitcon Cashを始め、Bitcoin Gold、Bitcoin Diamondなど、数多くのフォーク(分岐)を繰り返してきました。 そもそも、フォークは日本語で分岐(メディアでは分裂と頻繁に表現される)を意味し、仮想通貨におけるフォークとは仕様変更のことを指します。 この仕様変更にはハードフォークと、ソフトフォークの2種類があります。 ハードフォーク 新旧2つの完全に異なるブロックチェーンに分かれるフォークです。 ハードフォーク実行後には新しい仕様となったチェーンと、既存の仕様に基づくチェーンの2つができ、これら2つのチェーンは互換性がないのが特徴です。そのため、それぞれのチェーンで通貨ができ2種類となります。 主には開発者側の開発方向性の不一致や、大規模なアップデート、あるコミュニティが既存のチェーンを活かして他の通貨を作ろうとする場合などに起こります。 例えば既存のチェーンのブロックが緑という仕様であった場合、ブロックが橙という仕様になってしまうと、既存の仕様に従っていたノードは検証ができなくなります。 例としてはTHE DAOのハッキングにより盗まれたイーサリアムを無効にするかで揉め、ETCが誕生したイーサリアムハードフォークがあります。 ソフトフォーク 既存の仕様に新たなルールを付加する比較的小規模なアップデートを行うフォークです。 ソフトフォークでは実行された後も、既存のチェーンと互換性があるのが特徴で、アップデートされていないノードも検証作業に関わることができます。また、「ブロックチェーンは長いチェーンを信頼する」という方法を採っているため、分岐したチェーンはすぐに1本に戻り、通貨は1種類のままです。 主にはシステムのアップグレードを行う場合に起こります。 例えば先ほどと同様に既存のチェーンのブロックが緑という仕様であった場合、ブロックが緑&青という仕様になっても、既存の仕様に従っていたノードは緑であれば検証作業を進めることができます。 例としてはブロックサイズを変えずに、トランザクションのサイズを小さくするSegWitを導入したビットコインソフトフォークがあります。 これらのような仕様変更で新しく生まれるコインはフォークコインと呼ばれています。 今回のビットコインのフォークは、上に述べたハードフォークに当たりますが、これまでのハードフォークとは少し異なる、匿名性の高い通貨で知られるZclassic(ZCL)との共同ハードフォークです。 BTCP(ビットコインプライベート)とは? BitcoinとZclassicが同時にハードフォークをすることにより生まれる匿名性を重視したビットコインです。 BTCPの大きな特徴である、高い匿名性はZclassic(Zcashのフォークコイン)の利用しているzk-snarksという匿名技術によります。 これにより誰が誰にいくら送金したのかを隠すことが可能です。 その他にも、ビットコインやその他のフォークコインと異なる部分があり、公式から比較画像も発表されています。 https://twitter.com/bitcoinprivate/status/951476040647426048 ブロックサイズや、ブロック生成時間にも変更が加えられているのがわかります。 ブロックサイズはビットコインの2倍の2MB、ブロック生成時間はライトコインと同じ2.5分です。 また、発行量に関してはビットコインと同じ2100万枚となっています。 ただし、フォークを行った直後は、ビットコイン(BTC)とZclassic(ZCL)の現在の流通枚数を足し合わせた1850万枚です。 BTCPの受け取り方法 今回のフォークはビットコインでもZclassicでもBTCPと1:1のフォークとなります。 そのため、BTCPの配布対象者となるには、Snapshot日時である2月28日に対応するウォレットまたは取引所でビットコインまたはZclassicを保有することが条件です。 例えば、ウォレットに15 ZCLと2 BTCを保有する場合、17 BTCPが配布されます。 同じ1:1であればZclassic(ZCL)で受け取ればお得なわけですが、Zclassicの現在の価格推移は以下のようになっています。 2017年11月には1ドル付近を推移していましたが、今年1月には高値200ドルを付け、2月現在では110ドル代を推移しています。 このように11月から考えると、ドル建てで見ると約100倍、BTC建てで見ても約60倍の上昇を見せており、BTCPハードフォーク付近は大きな価格変動が観測される可能性があるため要注意です。 対応する取引所は? 現時点で対応する取引所は公式に発表されておりません。 また対応するウォレットに関しては公式Twitterより、以下のようなツイートがありました。 https://twitter.com/bitcoinprivate/status/959566948790161408 マルチウォレットであるCoinomiWalletはBTCPの受取に対応するようです。 Koishi 匿名コインの仲間が増えますね! Koishi 取引所もフォーク多すぎて選別が大変そうだ…笑
技術
2018/02/13Segwitとは何か?今さら聞けない仮想通貨
こんにちは、hayata(@crypto_hayata)です。今回は、Segwit(Segregated Witness)について解説していこうと思います。 また、今回も技術的な詳細よりも理解のしやすさを重視して解説していきます。 この記事の3つのポイント! Segwitは、署名データを別領域に格納する Segwitは、実質的なブロックサイズを大きくする Segwitは、送金の利便性を高める 記事参考:①segwitとは何か? ②ZOOM ③bitFlyer Segwitとは何か Segwitを一言で説明すると、「ビットコインの取引データ内の署名を分離して別の領域に格納することによって、取引当たりのデータ量を減らすことで、送金詰まりを改善する仕組み」のことです。 以下では、 ①署名データを別領域に格納し、取引データを削減する仕組み ②送金詰まりを改善する仕組み に分けて、より詳しく解説します。 ①署名データを別領域に格納し、取引データを削減する仕組み ここでは、①の内容について解説します。 まず、前提としてビットコインの取引データをトランザクション(以下、TX)と言うことを覚えておいてください。 知らない方も多いと思いますが、ビットコインのトランザクション(TX)にはinputとoutputがあります(他にも、バージョンやタイムスタンプなども含まれますが関係ないので割愛します)。 inputには送金元の情報(送金元の秘密鍵で作成された公開鍵や署名など)が、outputには送金先の情報(送金先アドレス公開鍵のハッシュ値)が含まれています。(公開鍵や秘密鍵の詳しい説明は、別の機会があればしようと思います。分からなくてもSegwitの仕組みは解説できますので続けます。) Segwit(Segregated witness)では、本来TXのinput(送金元情報)に含まれている署名データを別の領域に格納します。この別領域をWitnessと言います。また、署名データが別領域に格納されることに対応するようにoutput書き換えも行われます。 この署名データの移動により、それぞれのTXのサイズが減ります。 別領域に格納された署名データはどこにいったのかというと、各ブロックの最初にあるcoinbaseTXという場所に保存されます。ここのデータを確認することで、署名がなされているかを確認することが出来ます。 そして、署名データをWitnessに格納することによってTXサイズがどのくらい削減できるかということは以下の式で求めることが出来ます。(1MBは、現在のビットコインのブロックサイズを表しています。) Witness以外のブロックサイズ+Witness÷4≦1MB 要するに、Witness領域に保存されたデータは容量が4分の1になるということです。ありえませんが、ブロック内のすべてのデータがWitnessに格納されればブロックサイズは実質4MBとなります。しかし実際には、1.7MB程度になるであろうと推測されています。 ②送金詰まりを改善する仕組み ここからは、送金詰まりを改善する仕組みについてお話しします。ここの内容は、直接的にSegwitとは関係がありません。 ①では、Segwitによってブロックサイズが実質1.7MB相当になるといいましたが、ブロックサイズの拡大自体が送金詰まりを改善します。 それはなぜかと言うと、ビットコインは1日で出来る送金の上限データ容量が決まっているからです(ビットコインだけに関わらず、ブロックチェーンを採用している通貨すべてに言えます)。また、なぜ上限が決まっているかと言うと、1日にマイニングによってマイニングされるブロック数が限られているからです。 例えば、1日に150ブロックがマイニングされているとして、1日で150MB分のデータをBTCのブロックチェーンに記載できます。もしSegwitされて、1ブロック当たりの実質容量が1MBから1.7MBになったとすれば、1日当たり255MB 分のデータが利用できるようになります。 つまり、その差分の105MBで記載出来る分だけの送金詰まりは改善するという訳です。 (因みに、ビットコインでは、難易度調整によって10分で1ブロックがマイニングされるように定期的に調整が入ります。それゆえ、マイニングをするマイナーが増えても、本来は生成されるブロック数は増えません(一時的な増減はあります)。) hayata ここまでは、Segwitの仕組みについてお話ししました。ここからは、Segwitのメリットについて見ていきましょう! Segwitのメリット・デメリット メリット メリットとして、既に送金詰まりの改善を挙げました。 しかし、他にもメリットは多いです。 取引所やウォレットでのトランザクション(TX)識別がTXIDで可能になる 取引手数料の低下 送金の承認時間(送金完了までの時間)の短縮 ライトニングネットワークを導入しやすくなる トランザクション展性(マリアビリティ問題)への耐性 DDoS攻撃への危険性の軽減 今回は、特にトランザクション展性への耐性ついて述べます。 因みに、ライトニングネットワーク(略して、LN)とは、こちらも送金詰まりを解消する仕組みの一つです。こちらの解説は過去に詳しく書きましたので、文末にリンクを貼っておきます。 トランザクション展性とは トランザクション展性とは、「トランザクションID(TXID)が変更されてしまう」という現在のビットコインが抱えている問題の一つです。こちらも出来る限り簡潔に解説します。 トランザクション展性という脆弱性によって、トランザクションに含まれるアドレスと送金量を変更せずにTXIDだけを変更することが可能です。 この脆弱性によって、二重支払いの問題が起きます。 以下の図を用いて説明するので、まずは図を見てください。 Bさんだけが攻撃者です。また、①と②は送金を、③はTXの書き換え行為を、④はTXが書き換えられたことを、⑤は④によって送金がされなくなったことを表します。以下で、具体的に解説します。 まず、AさんがBさんに送金し、承認を受け送金を完全に完了します(①)。その後、BさんがAさんから送金された通貨を用いて、Cさんのお店で買い物をした代金を送金します(②)。①の送金は承認済みなのに対し、②の送金は承認が済んでいません。また、Cさんのお店では、迅速な決済の為に承認を待たず支払いを完了させた扱いにしています。 Bさんは、Cさんへの代金支払いの為に送金したトランザクションが承認される前に、Aさんから送金されたトランザクションIDを書き変えました(③)。すると、トランザクション展性によりTXIDが変更されて(④)、それによってBさんからCさんへの送金が行われなくなります(⑤)。 BさんはAさんから送られた通貨を用いて、Cさんへの決済に使用しました。よって、BさんからCさんへの送金はAさんからBさんへの送金を参照しているために、Bさんの攻撃によって②の送金が①の送金を参照できなくなったのです。 結局、何が言いたかったのかというと、Segwitによってこのような問題が起きなくなるということです。しかし、二重支払いにはこれ以外のタイプもあり、全ての二重支払い問題が解決されるわけではありません。 デメリット ここからはデメリットについて説明します。 デメリットとしては、 トランザクション毎にマイナーが得られる手数料が減る 実装が複雑だった Segwitに対応していない通貨に誤送金すると署名無しで引き出せてしまう マイナーの反対意見が多かった などが挙げられます。一部はデメリットとは言いきれないかもしれません。 実装が複雑なことに関して、マイニングをするマイナーがSegwitに対応しなくてはならないことは問題でした。ビットコインでは全体の95%がSegwitに対応したコンピュータを実装しなければならないそうです。ただし、2017年8月24日にアクティベート(有効化)されました。 また、3つ目のデメリットに関して、Segwit非対応通貨の口座に誤送金した時の盗難リスクも上昇します。なので、bitlflyerはbtcの預入時にはSegwitが利用できないようになっています。 また、マイナーの反対意見は強いものでした。その理由として、当時使用されていたマイニング用のpc(ASICboost)が使えなくなることもありました。しかし、それだけではなくビックブロック派がハードフォークによってビットコインキャッシュを誕生させるなどしました。 終わりに 今回は、Segwitとは何かについて、その仕組みに焦点をあてて解説しました。 Segwitについては、特にマイナーの意見も含めると複雑な記事になってしまうので出来るだけ技術に焦点を当てるようにしました。より詳しいことが知りたい方は、下の参考などから見てみましょう。 今回の記事を、簡単にまとめると「Segwitは、TX内の署名を別領域に保存することによって実質的なブロックサイズを大きくし、送金の利便性が高まる」ということです。 また、モナコインやLitecoinも既にSegwitに対応しているので、覚えておきましょう。 Segwitのように送金の利便性を高める技術として、ライトニングネットワークについての記事も書いています。こちらも以下のリンクよりご覧ください。 仮想通貨に送金革命!?ライトニングネットワークとは何かを解説! - CRYPTO TIMES hayata 読んでいただきありがとうございました。twitterフォローして頂けると嬉しいです!
初心者向け
2018/02/12【初心者必見】仮想通貨でよく使われている用語まとめ
最初に こんにちは、初心者用記事しか書けないきゃんたです。 今回は仮想通貨への投資をする上で、覚えておきたい用語をまとめています。 用語を覚えると仮想通貨が更に楽しくなるので、わからないものがあれば是非覚えてみてください。 ※技術的な事は一旦おいて、「投資する上で覚えておきたい用語」となります。 そのため、技術的な観点で見た場合に意味が若干異なるものがあるかもしれませんがご了承ください 基本的な用語解説 仮想通貨独特の用語 ・ブロックチェーン:分散型台帳技術のことで、今までのコインの取引データをすべて保存している。 きゃんた あなたがコインを送ったりするたびに、ブロックチェーンという台帳に書き込まれます!(台帳すら分からなかったのでググりましたw) ・サトシナカモト(Satoshi Nakamoto):ビットコインの生みの親で、正体は不明。 ・トランザクション(Transaction):取引という意味。 ・トランザクションID(Transaction ID):取引一つ一つに採番されるIDのこと。TXIDとも。 きゃんた このトランザクションIDにより「通貨の送金をした」などの事実を証明できます ・ブロック:ブロックチェーン内の複数のトランザクション(取引)をまとめたもの。 ・ウォレット:仮想通貨を保管する口座のこと。 参考記事 仮想通貨はウォレット管理をしよう!取引所での資産保管リスク - CRYPTO TIMES 無料で安全に資産を管理できるペーパーウォレットとは?使い方も紹介! - CRYPTO TIMES ・サトシ(Satoshi):ビットコインの最小の通貨単位のこと。0.00000001BTC=1Satoshi きゃんた 取引所のウェブウォレットだけでなく、ペーパーウォレット、ハードウォレットなど種類があります ・アルトコイン(オルトコイン):ビットコイン以外のすべてのコインのこと。 ・マイニング:パソコンを用いてビットコインやその他の通貨を採掘すること。 きゃんた マイニング初心者の僕でも、ZNYのマイニングはできました! ・マイナー:マイニングをする人のこと。 ・草コイン:アルトコインの中でも取り分けマイナーなコインのこと。 ・GOX:Mt.Gox(マウント・ゴックス)というビットコイン取引所がハッキング被害で当時の約115円相当のビットコインを消失した事件になぞられてできたスラング、意味:資産が消失すること。 きゃんた 自分の過失で資産が消失することをセルフGOXといいます...(経験者) ・IYRK:I(いくで)Y(やるで)R(リップル)K(買い増しや)の略で、仮想通貨投資家の100億円PLAYERさんの口癖。 投資用語 ・ティッカー:通貨の略称のことで、ビットコインであれば「BTC」、リップルであれば「XRP」である。 ・ATH:All Time Highの略で、過去最高値という意味。 ・ホールド(HOLD):購入したコインを保有し続けること。HOLDではなくHODLとも表記される。 ・ガチホ:ガチでホールドの略で、購入したコインを’’ガチで(本気で)’’保有し続けること。 きゃんた きゃんたはXRPを1年以上ガチホしてます! ・スプレッド:購入する時や売却する時の価格差のこと。 きゃんた コインの取引所によってスプレッドにも差があるのでそこにも注意してみましょうー ・高値掴み:通貨を高値で買ってしまうこと。 ・イナゴ:高値掴みする人々の総称。 ・ガラ:価格が急落するチャートのこと。 きゃんた ナイアガラの滝と掛けられた言葉ですー! ・天井:コインが高騰したときの最高値のこと。 ・テンバガー:10倍になる通貨(銘柄)や、総資産が10倍になること。 ・FUD:Fear(不安)、Uncertainty(不確実)、Doubt(疑念)の頭文字を取ったもので、そのような気持ちのこと。 ・Moon:急激な価格上昇のこと。To the moonなどと言ったりもする。 ・ポジション:仮想通貨を持っている状態のこと。 ・ロング:FXで「価格が上がる」と儲かる注文の仕方。 ・ショート:FXで「価格が下がる」と儲かる注文の仕方。 ・寝ロング:FXでロングの注文したまま寝ること。寝ショートはその逆。 きゃんた 寝ロングは寝ているうちに損失がでることがあるので危険です...(経験談) ・ボラ:ボラティリティの略で、為替レートの変動幅が激しいこと。 ・セリクラ:セリング・クライマックスの略で、劇的な暴落のこと。 きゃんた セリング(売却)のクライマックス(最高潮)ということ! ・フィアット(FIAT):日本円や、ドルなどの法定通貨のこと。 きゃんた 仮想通貨ばかりではなく、フィアットを持つことも大事です ・スキャム(SCAM):詐欺という意味。 ・億り人:1億円以上の資産を築いた人のこと。またそれを築くことを億るという。 きゃんた 俺もはやく億りたいなー ・握力:通貨を売らずに保有し続ける忍耐力のこと。 ・ポジトーク(ポジショントーク):自分が持っているポジションに有利なように話をすること。 ・狼狽売り:何らかの材料により保有するコインのレートが急落した際に、パニック状態になり慌てて売却してしまうこと。 きゃんた 仮想通貨始めたてだと、狼狽売りをしてしまいがちなので注意! 最後に 以上が、仮想通貨投資をする上で覚えておきたい用語となります!また、随時追記予定です! 仮想通貨投資を1年やってきましたがこれらを覚えておくだけで他のニュース記事の内容もわかりやすくなると思いますので是非クリプトタイムズのニュース記事も読んでみてください!
ニュース
2018/02/12韓国の規制と将来の市場に対する影響
この記事の3つのポイント! 韓国の仮想通貨市場の規模は全世界で第3位 現在の規制/禁止の状況 韓国の規制が仮想通貨産業に及ぼす影響 本記事引用元:South Korea and Crypto Regulations, Explained 韓国の仮想通貨市場の概要 仮想通貨界での韓国の影響力 韓国は日本とアメリカに次ぎ、3番目に大きな仮想通貨の市場であると言われています。 韓国の人口は5100万人程度で、アメリカのカリフォルニア州、アリゾナ州の人口を足した数にも満たないですが、BTCの取引ボリュームから見ると韓国は非常に大きな数字となっています。 この過剰に熱が上がっている国民の投機に対して韓国政府はこれを押さえようと規制に踏み出しています。 韓国市場の相場の動き 韓国市場の相場の動きが激しい背景には、国民一人当たりの投機額が大きいことが挙げられます。 まず第一にBlockchain Industry Associationは韓国にはBitthumb,Korbit,Coinoneなど十数以上の取引所があると見積もっています。さらに、5100万人程の国であるにもかかわらず、他の国の取引価格から30%以上も離れた価格で取引が行われていることは、韓国国民の仮想通貨に対しての強い需要があることを示唆します。 研究によれば、80%以上の韓国人の投資家が利益を上げていて、1/3の労働者が約5000ドル(約55万円)を仮想通貨の投機につぎ込んでいるそうです。 2017年の韓国市場 実際、さまざまなことが起きています。 事の発端は、2017年7月に韓国政府が支払いや送金、取引を促進させようとビットコインのサービスプロバイダーを合法化したことを機に、国民の仮想通貨への需要が爆発しました。 しかし8月、北朝鮮のハッカーが韓国の仮想通貨取引所をターゲットにしているというニュースが報道されました。翌月には韓国が電子通貨に対してより厳しい規制を適用する噂が流れ始めました。 12月にはこれらの噂は、仮想通貨取引が規制から禁止に変わるという推測をによってより深刻なものになってきました。 この時点で韓国は、中国の取引ボリュームを上回っていました。 2018年の韓国仮想通貨市場は? 2018年はあまりいいスタートとは言えませんでした。 政府は仮想通貨への投機をコントロールするため、匿名での仮想通貨取引を禁止するための更なる規制案を発表しました。その後まもなくCoinMarketCapはいくつかの韓国の取引所をリストから除外し、これによって極端な市場価格の剥離が始まりました。 これによりXRPの市場規模は約200億ドルほど落ち込む結果となりました。 その後、法務省による声明によって完全な仮想通貨禁止のニュースが国内に広がりましたが、即座に韓国大統領事務局からこれを否定する声明が出されました。 韓国ではどのように仮想通貨取引が行われているのか 取引の多くは主に仮想の銀行口座を用いて行われます。 国内で二番目に大きい新韓銀行を含む大手銀行が仮想の銀行口座を使用した仮想通貨取引所を提供しています。投資家、トレーダーは多額の韓国ウォンを引き出したり預け入れる際に、仮想の銀行通貨を利用することでお金も時間もかかる実際の口座を利用する必要がなくなります。 韓国が仮想通貨に熱狂している要因の一つはこのシステムにあると考えられます。 しかし、政府は市場に不正に資金が流れることや価格操作などを懸念し、真っ向から仮想通貨産業を監視している状態にあります。 現在までの規制等の状況 今後規制案に進展はあるのか 政府は既に規制を進めています。 2017年9月以来、彼らは仮想通貨の市場価格が投機によって動かされている変動であることに気付き始めました。2017年12月には、マネーロンダリングやその他の関連した犯罪を防ぐために、国内取引所での匿名の取引を禁止する計画が報告されました。 韓国の大統領であるイ・ナギョン氏は、 『仮想通貨は若い世代が麻薬密売などの不法行為やポンジスキームに巻き込まれてしまう入口となっている』 と仮想通貨の危険性を語りました。 一方で、メディアが規制を強化すると報道し続けていることに反して、2018年1月31日に財務大臣のキム・ドンヨン氏は 『韓国国内で仮想通貨を"禁止"することはない』 と話しました。 その他の規制の状況 不運なことに、まだまだ規制は終わらないようです。 仮想通貨の禁止や規制のニュースによる混乱の最中に政府の一部の人物がインサイダー取引をしたことで訴えられる事件がありました。 更に、政府は仮想通貨の取引に対して24.2%の税率を課すことを、年間200億ウォン以上の利益を上げた会社への課税と並行して発表しました。 また、匿名取引の禁止とは別に、外国人と未成年による仮想通貨取引所への新規口座開設の禁止も視野に入れているようです。 韓国の規制が市場に及ぼす影響 短い目で見れば、その影響は極めて厳しい状況となっています。 韓国の大きな市場規模故に、韓国政府による仮想通貨に関しての規制や禁止は世界中の市場に大きなインパクトをもたらします。 長い目で見れば、単純に語ることはもちろん難しいですが、市場がこういったシステムに適応していくのではないかと考えられています。 画像で見る通り、仮想通貨に関しての法律の改正に即して市場規模は大幅に落ち込んでいます。 現状の通貨価格変動は投機が主となっていると仮定するならば、仮想通貨に関しての法律の改正や経済的な決定は必ず世界規模での価格の変動に繋がります。 しかし、チャイナショックのときのように、最終的には価格はこういった規制に適応しこれを超えていくことになるでしょう。
レポート
2018/02/11PolicyPal Networkミートアップレポート
「投資は自己責任」とはいいますが、サイバー犯罪で自分の資産が危険にさらされたときにそれをカバーしてくれる保険があったら素敵だとは思いませんか? 今回はそんな「仮想通貨保有者のための次世代保険」を目指すPolicyPalのミートアップに参加してきたので、そのレポートをしたいと思います。 PolicyPal Networkとは 初めに、プロジェクトの概要を説明します。PolicyPal Networkは銀行口座を持たない人々や仮想通貨の安全管理のための次世代の保険のプロジェクトです。 PolicyPal Network Website PolicyPalについて PolicyPalは既存のビジネスを持ったスタートアップで、シンガポールで保険証書の管理ツールを発行しており、シンガポール金融庁(MAS)から保険代理業としての認可を受けています。また、プロダクトのローンチからおよそ12か月間の間にシンガポールだけで3万2千人のユーザーを獲得しました。 PolicyPalはMASのレギュラトリー・サンドボックスに初めて選ばれ、唯一卒業したスタートアップでもあります。 レギュラトリー・サンドボックスとは現行の法制度では想定されていない先進的な商品やサービスに対して、それらの事業育成のために安全な実験環境において規制緩和を行うもので、フィンテックのイノベーションや競争促進を目的に実施されています。 保険業界で躍進してきたPolicyPalが次のステップとして始めるのがPolicyPal Networkです。 ブロックチェーンを用いることにより、P2Pの保険という新たな形をつくり、今まで保険が存在していなかった仮想通貨資産や、今まで保険に加入できなかった銀行口座を持たない人々にまで、保険の適用を目指します。 PolicyPalトークンについて PolicyPal Networkにおけるトークンは、シンボルPYPLで表されるERC20トークンです。 現段階ではEthereumブロックチェーン上で開発が進められていますが、ネットワークが完全にローンチされ様々な業界による保険へのニーズでトランザクションが大幅に増加したときのことを考え、PolicyPal Network独自のブロックチェーンを開発予定です。 PYPLトークンを所持しておくことによって得られるメリットは3つあります。 1つ目は、PolicyPal Networkの発展のためのアンケート調査に参加権が得られ、そのアンケートに協力することによってボーナスとしてPYPLトークンを受け取ることができます。このアンケートに参加することによってPYPLトークンが使われることはありません。 2つ目はPolicyPalプラットフォーム上で保険を購入した場合、PYPLトークンで2%のボーナスを受け取ることが出来ます。 3つ目はPolicyPal NetworkにはPoS(プルーフオブステーク)が適用されるので、今まで中央集権的だった保険業界において分散化した形でキーとなる役割を握ることが可能になり、同時にホールドしておくことによって資産を増やすことも出来ます。 PolicyPal Network meetup 今回のミートアップは、2月5日に虎ノ門で開催されました。当初予定されていた人数よりも増枠し、会場もにぎわっていました。すでに保険業界で活躍しているスタートアップのICOということもあって、保険の分野に精通している参加者の方もいらっしゃいました。 CEOのトークセッション PolicyPalは2016年に会社を設立し、保険の管理ツールであるモバイルアプリを提供してきました。 事業を進める中でスタートアップブートキャンプや500 Startupsなどの投資を受け、2017年からMASのレギュラトリー・サンドボックスに選ばれ、同年にシンガポールの保険業のライセンスを取得しビジネスを行っています。 またICOに向けてFENBUSI CAPITALやBlock Assetからも投資を受けています。 PolicyPalの今まで PolicyPalを始めるに至った経緯を説明します。 2013年頃にCEOのVal Yapさんのお母さんは、癌を罹患しました。運のよいことに癌は完治しましたが、その際に治療費の申請を保険会社に行うために、何度も書類のやり取りをしましたが、更新を怠っていたために拒否されてしまいました。 その年の暮れに今度はお父さんが心臓発作になり、その治療費がどこまで保険で賄えるのかがわからず契約していた複数の保険会社に問い合わせをしなければいけませんでした。 Yapさんは両親の病気という2つの大変な経験をうけて、保険の申請や更新の手間の問題を解決したいと考えPolicyPalを始めました。 現在、シンガポールだけで3万人を超えるPolicyPalのユーザーがいます。 これらが現在PolicyPalのアプリが対応している保険会社です。カメラで保険証書を撮影し、それをコンピュータビジョンで情報を解析することが出来ます。保険会社によって使用している用語が異なっている場合もありますが、その違いにも対応しています。 PolicyPal Networkについて これから次のステップとしてPolicyPal Networkというものを始めようとしています。 既にシンガポールでは保険代理業のライセンスを取得しており、シンガポールにはブロックチェーンスタートアップも多いことから、仮想通貨資産の保険というものを考えました。 先日のCoinCheckの事件や、Mt.GOXの問題などは皆さんもご存知だと思います。そういった背景を踏まえてAAランクの世界的な保険会社と提携し、仮想通貨のサイバーセキュリティに対する保険を提供していきます。 この保険は価格の上下動に対するものではなく、ハッキングや不正出金などに対する保険になります。 もう一つのビジネスとして、シンガポールの周りのインドネシア、ベトナム、ミャンマー、タイ、フィリピンなどの新興国に対して、P2Pの保険を提供していきたいと考えています。 ブロックチェーンを保険の業務に適用するメリットとしては、一つ目は何か問題が起こった時に保険の申請を自動化し不正を防ぐなどスマートコントラクトの有用性が高いことです。 二つ目はバックエンドのプロセスを自動化できることです。すべての情報が分散化してデジタル化されているので従来の紙面での時間と手間をかけたプロセスが必要なくなります。 三つ目は、先ほど述べたように情報がデジタル化されていることによって、コストの削減が可能なことです。 そういったメリットがあるので、私たちは新興国において銀行口座を持っていなくて保険に加入できていないという人にむけて、新しい保険の形であるP2Pの保険というものを提供したいと考えています。 銀行口座を持たない人々に対して保険を提供し、自動化によってコストを削減し、ブロックチェーンを用いることによって透明性の高いサービスを提供していきます。 PolicyPal Networkのサービスはインドネシアでスタートし、後にタイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマーに拡げていく予定です。 通常の保険の申請はとても時間がかかり、代理店等で申請してから何度か書類のやりとりがあり、数週間から数か月ほどかかります。申請された後の審査に関しても、とても長い時間がかかります。 PolicyPal Networkはインドネシアで規制対象になっていないビジネスモデルで、P2Pで相互補助のような形で運用されていきます。 共通の保険をかけるグループを作り、そのリスクをPolicyPalが査定し、保険に加入することができます。何か問題が起こり請求した場合は事前の取り決めに従って保険金が支払われます。 これらの過程において、ブロックチェーンを用いることにより、ヒューマンエラーの可能性を減らします。 Q&Aセッション Q1:今まで何社の保険会社とアライアンスをしていますか。 A1:14社です。 Q2:仮想通貨の保険ということですが、誰を顧客にすることを想定していますか。個人ですか、それともウォレットなどのサービスプロバイダーですか。 A2:最初のターゲットはブロックチェーンのスタートアップです。そのあと、他のサービス事業者や個人向けにも展開していく予定です。 Q3:どのような犯罪だとこの保険でカバーされますか。先日コインチェックの問題がありましたが、あの問題に関してはこの保険でカバーできるのでしょうか。 A3:最初から取引所のような規模が大きいところに対応してしまうとリスクが高くなってしまうので、当面の顧客ターゲットはスタートアップやウォレットサービスのプロバイダーなどになります。将来的には取引所も私たちの顧客になる可能性がありますが、その際には保険料も相応に高くなります。 Q4:保険という分野ではiXledgerなどのプロジェクトがあると思いますが、どのような差別化を図っていますか。 A4:iXledgerは再保険会社(保険会社に保険をかける会社)のマーケットをターゲットにしているので、B2Bです。そのため、このプロジェクトの競合とは言えません。 Q5:アジアの新興国をターゲットにしているとのことでしたが、そこで保険に加入していない人々は安ければ保険に入りたいと考えているのか、それとも保険そのものにあまり関心を持っていないという状況なのかを教えていただきたいです。 A5:銀行口座を持っていないとなかなか保険に加入することが出来ないということと、インドネシアに関して言えば、多くの離島があるため、保険のエージェントのようなタッチポイントにアクセスしづらい、というのが現状です。PolicyPalは携帯会社やコンビニエンスストアなど他の業態のパートナーと提携することによってタッチポイントを増やしていきたいと考えています。 Q6:日本の保険会社と提携していますが、そのねらいはなんですか。 A6:日本は、一人当たり5~7の保険に加入しているというデータがあり、非常に成熟したマーケットであり、その取引のほとんどが紙ベースで行われていることから、もともと保険証書の管理ツールとして始めたPolicyPalにとっては非常に大きなマーケットではないかと考えました。また、日本の保険会社が東南アジアの新興国のマーケットに非常に興味を持っていることもわかり、新興国でのアライアンスも進めていきたいと考えています。 まとめ 自分自身が保険についてあまり知識がない状態ではありましたが、コインチェックの件も記憶に新しい今、とてもホットなプロジェクト内容なのではないかと思いました。 実際に取引所が保険のターゲットになるのはだいぶ先の話になるかもしれませんが、イタチごっこのようにサイバー犯罪が繰り返される業界だからこそ、プロジェクトのこれからに大いに期待できるのではないでしょうか。 Policypal NetworkのICOは2月の下旬に予定されています。 PolicyPal Network Website