Appleが開発者向けカンファレンスWWDC2019で、安全・効率的に暗号学的なオペレーションを実行するためのフレームワーク『CryptoKit』を発表しました。
CryptoKitは、プログラミング言語「Swift」上でハッシングやキーの生成、暗号化などの一般的な暗号学的コマンドを実行できるツールキットです。
このツールキットを利用してアプリを開発することにより、自動的にそのアプリが安全化される仕組みになっています。
CryptoKitには他にも以下の機能性が備えているとされています。
- 暗号学的にセキュアなダイジェストの比較・計算を行う
- 公開鍵暗号方式を利用したデジタル署名の作成及び評価、鍵の交換。メモリーに格納された鍵を操作するだけでなく、Secure Enclaveに格納・管理されている秘密鍵の使用も可
- 共通鍵を生成しメッセージの認証や暗号化を行う
CryptoKitは次期バージョンのiOS 13のアップデートから利用可能となっています。
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