BiboxとHuobiが相互の取引所トークンを上場!

BiboxとHuobiが相互の取引所トークンを上場!

世界をリードする仮想通貨取引所BiboxとHuobiは、7月24日に双方の取引所トークンの預け入れと引き出しに関して提携し、日本時間の翌日16:00にBTC、ETH、USDTとの取引を開始した。

通常では、仮想通貨の取引所は自社ユーザーへのインセンティブとして自社トークンを発行していることが多い。現在、主要な仮想通貨取引所のほとんどが独自のトークンの発行をしているが、別の仮想通貨取引所への大々的な上場は初めてで、仮想通貨取引所間の障壁がなくなりつつあると言えます。

Biboxは、世界初のAI(人工知能)を用いた仮想通貨取引所で、2017年11月のサービス開始以来、専門家やユーザーから好評を得ている。Biboxの取引量は現在ではトップ10となり、エストニア、アメリカ、カナダ、中国、香港、韓国など10以上の国・地域に業務センターの設置も行っている。

Biboxの取引所トークンである「BIX」は、Ethereum ERC20をベースして発行されている。ユーザーが取引所プロジェクトに関与することによりBiboxの取引所運営に重要な役割を果たしている。現時点でBIXは、Biboxの取引手数料、主催イベント参加費、ICOトークン購入代金の支払いなどに用いることが可能である。

一方、「HT」と呼ばれるHuobiのトークンも同取引所の運営に不可欠で、取り扱い銘柄のリスティング投票権、ICO主催者の取引所に対する保証金などに利用できるほか、HT保有者は、Huobiの取引所としての収益以外にも、これらのプロジェクトの収益の一部を配当として受け取ることもできる。

 

今回の取り扱い開始により、HuobiでBIXとBTC、ETH、USDTとの取引、BiboxでHTとBTC、ETH、USDTとの取引がそれぞれ可能になった。

BiboxとHuobiとの間のトークンの相互取り扱いは、仮想通貨取引所およびブロックチェーン業界全体に大きな影響を及ぼす。取引所の一極化を防ぎ、業界全体の協調、信頼の強化だけでなく、両取引所のイメージアップにもなる。今回の提携により、両トークンの流動性が高まり、価格と信頼性の向上につながることが見込まれる。

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