Binance Staking(ステーキング)の特徴や使い方を徹底解説!【知らないと損!?】
ユッシ
「ステーキングをやってみたいけどよくわからない」
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
本記事では、Binanceのステーキングサービスについて解説していきます。
具体的には下記です。
- ・Locked Stakingの特徴、使い方
・DeFi Stakingの特徴、使い方
・知っておきたいDeFiのリスク
・まとめ
「長期保有してる仮想通貨があるから運用したい」
「Binanceの運用サービスは複雑でよくわからない」
といった方々は是非最後まで読んでみてください。
目次
Locked Stakings(定期ステーキング)の特徴・使い方
・仮想通貨を預ける対象はBinanceでなくアルゴリズム
・一度ステークすると一定期間は引き出せない
・リスティングされてる通貨の種類が豊富(約20種類)
・利率は高め
上記がLocked Stakingの概要と特徴です。
次に実際の画面を見ながらLocked Stakingの使い方を紹介していきます。
まずは各項目を確認しよう
- ①Est. APY
②Duration (days)
③Minimum Locked Amount
①Est. APY
Est. APYは年利を表しています。
Locked StakingのAPY は、
・通貨の種類
・ステーク期間
によって大きく変わります。
上記の画像を見ると分かるように、ステーク期間が長ければ長いほど年利が大きく上がっていきます。
②Duration (days)
もう既に出てきてしまいましたがDuration (days)は、ステークする期間を表しています。
ほとんどの通貨では、
・30日間
・60日間
・90日間
の3種類のステーク期間があります。
ステーク期間が長くなればなるほど通貨の価格変動リスクは上がります。
あなたの資産状況に合わせて期間を選択しましょう。
③Minimum Locked Amount
Minimum Locked Amountは、最低限必要なステーク量を示しています。
Minimum Locked Amountは通貨によってばらつきがあり、5000円程できるものもあれば、5万円程からでしかステークできない通貨もあります。
Locked Staking で少額だけステークしても大した報酬は得られないため、Minimum Locked Amountはあまり気にする必要はないでしょう。
実際の使い方を見てみよう!
まずは、Binanceにログインした状態でFinanceのタブから「Binance Earn」を選択します。
画面を下にスクロールしてFixedの中の「Locked Staking」→「View More」をクリックします。
するとLocked Stakingの画面に切り替わるので下部の「Expand all 24 Locked Staking products」をクリックしましょう。
クリックするとリスティングされている全ての通貨が表示されます。
自分がセービングしたい通貨を選んだら、右側にある「Stake Now」をクリックしましょう。
クリックすると上記の画面が出るので、
・Duration(ステーク期間)
・Lock Amount(ステーク量)
を入力し、「Estimated Interests」で報酬を確認し問題なければ「Confirm purchase」をクリックしステークは完了です。
スマホアプリの使い方
Locked Stakingはアプリ版Binanceでも利用できるので、使い方をかんたんに説明します。
まず、ログインした状態でホームタブを開き「アーニング」をタップしましょう。
Binance Earn(アーン)のページが表示されるのでロックステーキングの「もっと」をタップします。
表示された通貨の中から自分がステーキングしたい通貨を選んで「Stake Now」をタップしましょう。
すると画面が切り替わるので、ウェブサイトと同様に
・ステークする期間
・ステークする量
を入力し、推定利息や規定をチェックし問題なければそのまま「購入確認」をクリックすればステーキングは完了です。
DeFi Stakingsの特徴・使い方
・仮想通貨を預ける対象はBinanceでなくアルゴリズム(DeFi)
・一度預けたら一定期間は引き出せない
・現在受付中通貨は$DAIのみ
・利率が高め
上記がDeFi Stakingの概要と特徴です。
先程紹介したLocked Savings(ロックステーキング)と比べてDeFi Stakingは、
・リスティングされてる通貨が少ない
・DeFiプロダクトにステーキングする
の2つの点で異なります。
DeFi StakingはLocked Stakingとやっている内容は同じですが、DeFi StakingはCurveなどのDeFiプロダクトのみを取り扱っているのが特徴です。
では、こちらも実際の画面を見ながら使い方を解説していきましょう。
各項目を解説
- ①Est. APY→年利
②Duration(days)→ステークする期間
③Minimum Locked Amount→最低限必要な通貨の量
④DeFiのプロジェクト名
①〜③は先程のLocked Stakingと同様なので説明は省きます。
注目してほしいのが④の「DeFiのプロジェクト名」です。
ここでは、どのプロジェクトでステーキングを行っているのかが分かります。
DeFi StakingはBinance上でステーキングするサービスではなく、Binanceを通してDeFiのプロジェクトに参加するサービスです。
従って、④のDeFiのプロジェクト名を見て自分がどのプロジェクトに参加しているのかをしっかりと確認しましょう。
使い方を解説
まずは、Binanceにログインした状態でFinanceタブから「Binance Earn」を選択します。
画面を下にスクロールしてFixedの中の「Dei Staking」→「View More」をクリックします。
DeFi Stakingの画面になったら自分が預けたい通貨を選び「Stake Now」をクリックします。
すると上記のような画面が出てくるので、
・Type→いつでも引き出せるFlexibleか、一定期間預けるLockedか
・Duration→ステークする期間
・Lock Amount→ステークする量
を入力し、ステークが終わる日付や貰える報酬を確認したら「Confirm purchase」をクリックして完了です。
ステーク状況を確認したい場合は画面上のWalletのタブから「Overview」をクリックします。
次に左にある「Saving」のタブ(追記:現在は「Earn」に代わっています)からDeFi Stakingを選択するとステーキング状況が確認できます。
ちなみに、同画面の右側にある「Redeem earlier」を押すと期間よりも早くステークを終了し仮想通貨を取り出すことができます。
しかし、この場合は預けた仮想通貨から既にもらっている報酬分が引かれて(結果プラマイゼロ)返ってきてしまうので注意しましょう。
スマホアプリで使いたい方はLocked Stakingでの解説を参照してください。
知っておきたいDeFi(分散型金融)の課題
2020年下旬には”DeFiバブル”と呼ばれる市場の盛り上がりが発生するなど、近年ますますDeFiへの注目度は高まっています。
しかし、DeFiには課題も存在します。
「DeFiプロジェクトのフラッシュローン攻撃による資金流出が相次ぐ、AkropolisやValue Protocolなどが攻撃を受け総額10億円以上が流出へ」
こちらの記事でも取り上げたように、黎明期にあるDeFi市場のプロジェクトには仕組みの歪みが存在します。
その歪みを突かれると、資産を失ってしまう可能性があるのです。
このような背景もありBinanceは、
「ベストなプロジェクトのみを取り扱っているが、損失に関しての責任は負わない」
という旨の文章をDeFi Stakingの画面で明記しています。
- “Binance strives to offer its users only the best DeFi Mining projects. However, Binance only acts as a platform to showcase projects and provide users with related services, such as accessing funds on behalf of the user and distributing earnings, etc. Binance does not assume liability for any losses incurred due to project on-chain contract security issues.”—-Binance.comより引用
DeFi Stakingで取り扱われているプロジェクトは、上記のニュースで取り上げたプロジェクトとは性質が異なるため同程度のリスクが存在するわけではありません。
Locked Stakingと違い、DeFi Stakingにはリスクが有ることは注意しましょう。
しかし、DeFiに課題があるという点はしっかり認識しておきましょう。
まとめ
・仮想通貨をステークして報酬を稼ぐサービス
・仮想通貨を預ける対象はBinanceではなくアルゴリズム
・一度ステークすると一定期間は引き出せない
・リスティングされてる通貨の種類が豊富(約20種類)
・利率は高め
– DeFi Staking –
・仮想通貨をステークして報酬を稼ぐサービス
・仮想通貨を預ける対象はBinanceではなくアルゴリズム
・Binanceを通してDeFiプロジェクトでステーキングを行う
・現在受付中の通貨は$DAIのみ
・利率が高め
・DeFi StakingはBinance外のサービスにアクセスするものなので、トラブルが起きてもBinanceは責任を取ってくれない
Binanceには今回紹介したステーキング系のサービス以外にも、様々な仮想通貨運用サービスがあります。
下記の記事では他の仮想通貨運用サービスについて解説しているので、気になった方は読んでみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。