Brave Browserが開発者ビルドのデスクトップブラウザで新たな広告モデルを発表
2019/01/18・
Shota

ニュース
Brave Browserの開発者コミュニティで『Opt-In Brave Ads』と呼ばれる形式の新たなデジタル広告モデルが発表されました。
Opt-In(オプトイン)と名前があるように、このモデルでは通常のウェブブラウジング時に最適な広告が通知形式で表示され、ユーザーはこの広告を見ることを選択すると、プライベートタブで広告が全画面再生される仕組みになっています。

オプトイン型広告の通知画面プレビュー
このオプトイン型の広告では、既存のウェブサイト内の広告を置き換えることなく別の形で広告を表示する他、ユーザーは自身が見る広告の本数を選択することも可能です。
プライバシー面にも十分配慮しており、広告を閲覧したデバイスの情報や地域、その他個人の情報は一切漏洩することがありません。

プライベートモードで再生される広告
近日中にリリースが予定されている『Brave Ads バージョン1.0』では、広告閲覧による収益の70%がBraveのトークンであるBasic Attention Token ($BAT)で分配されていきます。
獲得したトークンは、一定量集めたのちに出金が可能となる他、”最も頻繁に閲覧するウェブサイトに対して自動的に寄付をする“といった設定も用意されているようです。
開発者及びテスターは、Windows・MacOSのデスクトップ版Brave Browserの設定画面・Brave Rewardsからこのアクティベートを行うことができます。
記事ソース:Brave Previews Opt-in Ads in Desktop Browser Developer Channel