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2024/07/23現物型イーサリアムETF|グレースケール社はスピンオフ商品で勝負か
米証券取引委員会(SEC)が初めて現物型イーサリアムETFを承認したことを受け、仮想通貨運用会社Grayscale(グレースケール)社の新たな取り組みに注目が集まっています。 同社は「Grayscale Ethereum Trust ($ETHE)」「Grayscale Ethereum Mini Trust ($ETH)」の2つの現物型イーサリアムETF商品を申請しており、これらは本日中に上場が予定されています。 $ETHEは、2017年に公開されたイーサリアム投資信託で、記事執筆時点で約92億ドルのAUM(運用資産残高)を記録する同製品は今回米SECの承認によりETFへと転換されます。 注目されるのは、既存の$ETHEのスピンオフ形式でリリースされる「Grayscale Ethereum Mini Trust ($ETH)」です。$ETHは、$ETHEに関連するETHを一定量$ETHにスピンオフし、ETHの株式を$ETHEの株主に比例配分する仕組みが採用されています。 We believe the case for spot #Ethereum ETFs is just as strong as it was for spot #Bitcoin ETFs. Today we submitted new regulatory filings that would further expand our product suite. (1/5) pic.twitter.com/AxhQx4HNqk — Grayscale (@Grayscale) April 23, 2024 $ETHEでは2.5%と高額な手数料が設定されるなか、スピンオフの$ETHでは0.15%と他社製品と比較しても最安値の手数料が設定されています。 同社が手がける現物型ビットコインETF($GBTC)は、ETF転換当初はブラックロックの$IBITとその規模で大きく差をつけていたものの、記事執筆現在は$IBITが規模の観点で首位を奪取。$GBTCからの資金流出の原因として高額な手数料が指摘されており、今回の$ETHEと$ETHの施策はビットコインETFでの経験が反映されたものであることが窺えます。 グレースケール社は今年5月にCEOのマイケル・ソネンシャイン氏が退任することを発表しており、後任としてブラックロックやインベスコ、ゴールドマン・サックスなどの金融トップ企業での経歴を持つピーター・ミンツバーグ氏が任命されています。 I leave @Grayscale with deep gratitude for everyone who has been on this incredible rocket ship journey. @BarrySilbert, thank you for taking a bet on me and for your partnership these last 10 years. To the Grayscale Leadership Team - thank you for your dedication, loyalty, and… — Sonnenshein (@Sonnenshein) May 20, 2024 ミンツバーグ氏は今年8月15日よりCEOに就任予定となっており、今夏より現物型イーサリアムETFをはじめとする仮想通貨投資商品の指揮を取っていくこととなります。 引き続き同社の仮想通貨投資商品分野での動向に注目が集まります。 記事ソース:Grayscale

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2024/07/23米SEC、現物型イーサリアムETFを承認|実用性に期待集まる
米証券取引委員会(SEC)は、複数の資産運用会社が申請していた現物型イーサリアムETFのS-1登録書を承認しました。これにより、米国で初めて現物型イーサリアムETFが証券取引所に上場することになります。 今回承認されたのは、21Shares、Bitwise、BlackRock (iShares)、Fidelity、Franklin Templeton、VanEck、Invesco Galaxyらが手がけるETFです。これらのETFは、日本時間7月23日の夜から取引が開始される見込みです。 また、大手資産運用会社Grayscale(グレースケール)社が申請中の2つのイーサリアムETF「Grayscale Ethereum Trust ($ETHE) 」「Grayscale Ethereum Mini Trust ($ETH) 」についても、同日に取引が開始されるとしています。 ETFの手数料に関して、「Grayscale Ethereum Trust」を除く8つのETFの手数料は0.15%~0.25%に設定されており、その多くがローンチ当初は手数料を0%とするキャンペーンを実施予定です。手数料最安値となるのはグレースケール社が手がけるスピンオフETF商品である「Grayscale Ethereum Mini Trust」の0.15%となっています。 UPDATED Table of Ethereum ETFs and their fees that are set to launch next week. Grayscale's $ETH will now be the lowest cost ETF at 0.15% pic.twitter.com/UjoaHvHegH — James Seyffart (@JSeyff) July 18, 2024 Blackrock社米ETF担当責任者のJay Jacobs氏は「ビットコインの主な魅力はその希少性にあると考える人が多い一方で、イーサリアムの魅力はその実用性にあると考える人も多い」と指摘。イーサリアムは高度にプログラム可能なブロックチェーンであり、多様な資産やユースケースにインフラを提供するアプリケーションのためのグローバルプラットフォームであるとコメントしました。 Here's BlackRock's Ether pitch to normies via @JayJacobsCFA: "While many see bitcoin's key appeal in its scarcity many find ethereum's appeal in its utility.. you could think of ethereum as a global platform for applications that run without decentralized intermediaries" $ETHA pic.twitter.com/ffyglfSTiB — Eric Balchunas (@EricBalchunas) July 22, 2024 現物型イーサリアムETFの需要に関して、業界関係者の間では様々な見解が示されており、ビットコインETFの10%~30%の規模になるとの声も上がっています。 記事ソース:The Block

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2024/07/22アニモカ傘下のMocaverse、TON財団と提携|16億人のエコシステム構築目指す
大手ブロックチェーンゲーム企業Animoca Brands傘下のMocaverse、Moca財団とTON財団が戦略的パートナーシップを締結しました。 関連:Mocaverse、$MOCAトークンのエアドロップ詳細を発表|Moca ID保有者などが対象に Our marquee project @Moca_Network has just announced a strategic partnership with @MocaFoundation and @ton_blockchain to implement an identity and reputation-based consumer network acrossMoca Network and TON Blockchain ecosystems. 🔗https://t.co/9wmeyyiVOi pic.twitter.com/JFPlONvGho — Animoca Brands (@animocabrands) July 22, 2024 MocaネットワークとTonチェーンのエコシステム全体でIDおよび評判ベースのコンシューマーネットワークの実装を目指す今回の提携では、Ton財団とMocaverse、Moca財団が共同で2000万ドルの積立金が$TONと$MOCAで用意されます。この資金は、The Open League(Tonのキャンペーンイベント)やハッカソン、アクセラレータープログラムなどを通じて、Tonエコシステムの開発者とユーザー導入のインセンティブのために使用される予定です。 開発基盤の面では、MocaverseとMoca財団、Ton財団は、Mocaverseの主要な相互運用SDK製品であるRealm NetworkとTelegram Mini App Platformを通じて、TONブロックチェーンとMoca Networkの消費者成長のためのブートストラップの機会を模索するとしています。 また、Tonブロックチェーンに基づく分散型IDクレデンシャル「Ton Society ID」の開発も従来以上に進められます。MovaverseはTonにおけるレピュテーション・スコアリング・システムの開発をサポート。Movaverseのゲームおよびコンテンツ、システムからのデータを共有、技術サポートを提供することでTon Society IDに貢献するとしています。 TON財団評議会長のスティーブ・ユン氏は今回の提携について次のように述べています。 「TONのインタラクションの自由というビジョンは、Animoca Brandsのデジタル財産権への焦点と戦略的に合致しています。このパートナーシップは、TONがゲームやソーシャルアプリに選ばれるプラットフォームとなったことを証明するものです。私たちが共同開発した評価システムは、ユーザーが自分のアイデンティティや価値観をオンチェーンで表現できる、強力なオプトイン・プラットフォームになるでしょう。ブロックチェーン・アプリケーションの普及に向けてAnimoca Brandsと共に飛躍できることに興奮しています。」- スティーブ・ユン氏 Animoca Brandsのエグゼクティブ・チェアマン兼共同創業者のヤット・シウ氏も今回の提携に大きな期待を寄せています。 「Mocaverse、TON Foundation、MOCA Foundationのコラボレーションは、Web3の大量導入とデジタル財産権の推進という私たちが共有するミッションにおけるエキサイティングなマイルストーンです。TelegramとTON Foundationのユニークなパートナーシップと、本日明らかになったコラボレーションは、Moca IDとRealm Network SDKをTelegramの9億人のユーザーに提供する機会を提供し、私たちそれぞれのネットワーク効果を指数関数的に拡大させることができると信じています。」- ヤット・シウ氏 両エコシステムの相互運用性を高めるため、$MOCAと$TONの戦略的なトークンスワップ契約を締結するなど、今回の契約ではさらなる連携強化が実施予定。Animoca Brandsが持つ450以上のポートフォリオ企業からなるエコシステムと、Telegram Messengerの9億人以上のアクティブユーザーを抱えるTONエコシステムが連携することで、大きなシナジー効果が期待されます。 情報ソース:Animoca Brands、Ton [no_toc]

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2024/07/22OKX、Telegramミニアプリゲーム「OKX Racer」をリリース
世界最大級の仮想通貨取引所OKXは、Telegramのミニアプリゲーム「OKX Racer」をリリースしました。 Every day is race day with our new Telegram mini-app #OKX Racer 🏁 🔮 Tap to guess #Bitcoin price 🔝 Earn points & use for upgrades 🏆 Battle on the leaderboard for bragging rights ✅ Complete KYC for future surprises Rev up your engines & invite frens: https://t.co/bhnW622mrm pic.twitter.com/vvwcnVSSJI — OKX (@okx) July 22, 2024 OKX Racerは、5秒後にビットコインの価格が「上がる」か「下がる」かを予測するシンプルなコンセプトのゲームです。正解するほどポイントを獲得でき、連続で正解するとポイントが倍増します。また、紹介報酬を獲得したり、ポイントを使ってゲーム内アイテムを購入したりすることも可能です。 Telegramは9億人以上のユーザーを抱えるメッセージングプラットフォームであり、最近では、「Hamster Kombat」、「Notcoin」、「Yescoin」などのタップして稼ぐシンプルなゲームが人気を集めています。「OKX Racer」のリリースは、そうしたミニアプリの流行に乗るものと見られます。 Telegram上のミニアプリの流行は、エアドロップを目的としたインセンティブによって牽引されてきた背景があります。しかしながら、OKX Racerのインセンティブモデルは公開されておらず、これからの詳細な展開に注目が集まります。

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2024/07/22ZKプロジェクトのセキュリティ脆弱性、他プロジェクトの約2倍|Veridiseの報告
ブロックチェーンセキュリティ企業Veridiseの調査によると、ゼロ知識証明(ZK)プロジェクトのセキュリティ監査では、他の種類の監査と比較して重大な問題が発見される可能性が2倍高いことが明らかになりました。 Veridiseが実施した100件の監査において、ZK監査では55%のケース(20件中11件)で重大な脆弱性が発見されたのに対し、他のDeFi監査では27.5%(80件中22件)だったとのことです。 Veridiseの監査で発見された脆弱性の中で最も多かったのは、ロジックエラー、保守性、データ検証の3つであり、全問題の65%を占めていました。これらの問題は、ZK監査でも多く見られたとしています。 ZKプロトコルは、ブロックチェーン取引におけるプライバシーとスケーラビリティを向上させる可能性があるため、近年注目を集めています。しかしながら、その複雑な暗号構造や技術のため、セキュリティ確保の難しさが懸念点として挙げられています。 情報ソース:The Block

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2024/07/22米国7つの州が連携し、SECの仮想通貨規制に対抗へ
アイオワ州司法長官ブレンナ・バード氏が7州連合を率いて、米国証券取引委員会(SEC)による仮想通貨規制の試みに反対するアミカスブリーフ(第三者が裁判所に意見書を提出しアドバイスを行う制度の中で必要な資料)を提出したことが発表されました。 アミカスブリーフは、第三者の意見を広く募るために利用されている方法であり、アーカンソー、インディアナ、カンザス、モンタナ、ネブラスカ、オクラホマの支持を得て、7月10日に提出されました。 提出書類の中で、SECが議会を迂回することによって行政手続法およびMajor Questions Doctrine(米国の行政法判例に適用される法解釈の原則)に違反していると述べられています。 主な論点と予測される今後の影響 今回のアミカスブリーフの論点として、以下が挙げられます。 SECの権限拡大: 各州は、SECが議会を迂回して権限を拡大しようとしていると主張しています。 州の権利: 各州は、SECは州が犯人を法で裁き、仮想通貨詐欺の危険から家族を守ることを妨げようとしていると主張しています。 イノベーションの阻害: 各州は、SECがクリプト業界の成長とイノベーションを阻害していると主張しています。 予測される今後の影響として、州とSECの法廷闘争や仮想通貨規制における州と連邦政府の権限バランスに影響を与える可能性が指摘されており、米国のクリプト業界の将来に大きな影響を与えるものと見られます。 情報ソース:Bitcoin.com News [no_toc]

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2024/07/22オーストラリアで仮想通貨詐欺教育の不足が指摘|昨年には1億ドル以上の被害も
オーストラリアでの仮想通貨詐欺に関する教育が不足していることが、クイーンズランド大学(UQ)の研究により明らかになりました。 [caption id="attachment_118008" align="aligncenter" width="683"] The University of Queensland|EQRoy / Shutterstock.com[/caption] 研究では、仮想通貨詐欺のリスクを軽減する最も効果的な方法は、信頼できる独立した情報源からのオンライン金融教育の質を向上させることであると述べています。 仮想通貨が普及する一方、詐欺被害も増加 オーストラリアは仮想通貨の採用率が最も高い国の一つであり、その所有率は25.6%に達しています。しかし、高い普及率を誇る一方で、昨年1億7100万豪ドル(約178億円)という多額の詐欺被害が発生したことが問題視されています。 現在、多くの人々がソーシャルメディアを通じて仮想通貨に関する情報を得ているなか、詐欺や虚偽の承認が多発しており、特に有名人のアカウントを利用した詐欺が問題となっています。また、AIなどの技術が進化する中でソーシャルメディア上の情報の質を精査することがますます難しくなっています。 さらに、規制当局がオーストラリア国民をリスクから守るための支援を十分に行っていないという指摘もなされています。昨年末、ガーディアン紙は、オーストラリア証券投資委員会の対応の遅さに言及しながら、仮想通貨に関する知識の「スキル不足」を抱えていると報じていました。 UQの研究は、信頼できる情報源からの教育が詐欺防止に不可欠であることを強調しているものと言えるでしょう。仮想通貨の更なる普及のためにも、詐欺への効果的な対策が望まれます。 情報ソース:Decrypt [no_toc]

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2024/07/22バイデン候補の不出馬で|Polymarketユーザーが200万ドルの損失
バイデン大統領が次期大統領選の不出馬を発表したことで、民主党大統領候補の指名、選挙、人気投票の勝利に賭けていたPolymarketユーザーのAnonBidenBull氏は200万ドルの損失を被りました。 'AnonBidenBull' just lost $2,000,000. pic.twitter.com/MGAoUKOx0K — Polymarket (@Polymarket) July 21, 2024 一方、カマラ・ハリスが指名されると予測していたトレーダーは、最初の賭け金に対して6000%の利益を生み出しています。 以下、賭けの詳細となります。 バイデン氏の選挙撤退に関して明暗を分けたPolymarketユーザー バイデン大統領の不出馬表明は、政治だけでなく予測市場にも影響を与えています。 AnonBidenBull氏は、バイデン候補が2024年の大統領候補の指名を獲得し、大統領選挙に勝利し、一般投票で勝利すると予想して多額の賭けを行っていましたが、選挙不出馬の発表後、これらのポジションの価値は99%下落しました。その結果、同氏のポジションは200万ドルの損失を記録しています。 一方で、カマラ・ハリス候補が2024年の民主党候補者になると賭けたトレーダーは、約12500ドルを賭けていましたが、同ポジションの価値は約769000ドルに増加し、6000%以上の利益を生み出しています。(未だ、ハリス氏の指名が確定しているわけではありませんが、Polymarketでは彼女のオッズが79%とされています) 現在、アメリカ大統領選の影響もあり、Polymarketの取引高が過去最高を更新しています。11月の投開票に向けて、今後も注目は増していくものと思われます。 関連:Polymarketの取引高が過去最高を更新|アメリカ大統領選の賭けが活況 情報ソース:The Block [no_toc]

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2024/07/22Mt. Gox債権者へビットコイン返済開始か|Bitstampに少額が送金
倒産した仮想通貨取引所Mt. Gox(マウントゴックス)が7月22日、0.021BTC(約1,400ドル相当)を新たなウォレットに送金しました。これは、同社がさらなる債権者への返済準備を進めている可能性を示唆しています。 [caption id="attachment_117988" align="aligncenter" width="1029"] Mt. GoxからBitstampへの送金(赤枠部分)|Arkham[/caption] ブロックチェーン分析プラットフォームArkhamによると、送金先のアドレスの一つは、大手暗号資産取引所Bitstampのものであるとされています。Bitstampは、Mt. Goxの債権者へのビットコイン返済を「可能な限り速やかに」行うと発表しており、近日中に返済金を受け取ることが予想されていました。 Mt. Goxの債権者へのビットコイン返済は、7月16日にKrakenが返済分を受け取ったことに続き、Bitstampにも送金されたことで、さらに進展していることがわかります。日本の取引所であるBitbankとSBI VC Tradeは、すでに返済分を受け取り、分配を進めているとみられています。 Mt. Goxは2010年に設立されたビットコイン取引所でしたが2014年に破産しました。今回の返済は、10年越しの債権者への返済となります。 情報ソース:The Block

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2024/07/22Roninブロックチェーンのアクティブアドレス数が活況|Axie Infinityブーム時超え
Roninブロックチェーンのアクティブアドレス数が7月21日付で160万を超えたことが、Nansenのデータにより明らかになりました。 これは、2021年にAxie Infinityが世界的なブームを巻き起こした時期の最高値である約110万アドレスを大幅に上回る数字です。 The power of Ronin is shown through data. Ronin is inevitable. Source @nansen_ai 🤝 pic.twitter.com/EnfKZ43Ldu — Ronin (@Ronin_Network) July 22, 2024 上位5つのコンテンツを見ると、ブロックチェーンゲーム「Pixels」のユーザー数が圧倒的であり、アクティブアドレス数全体の約8割 (79.66%) を占めていることが分かります。 アクティブアドレス数がここ最近増加傾向にある要因としては、Roninブロックチェーンの技術的な優位性や、Pixelsの成功事例が注目を集め、Roninを基盤とするゲームタイトルが増加しているためと見られます。 ビットコイン価格も好調な現在、Axie Infinityブーム時を超える活況を見せていることから、今後の更なる成長に注目が集まります。














