メタプラネット、21億円で証券会社買収し「メタプラネット証券」設立へ
Crypto Times 編集部

引用元: Allora Empire Art / Shutterstock.com
ビットコイン財務戦略を進めるメタプラネット社は6月12日、第一種金融商品取引業者であるSiiibo証券の全株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。買収総額は普通株式と優先株式をあわせて約21億円(約1300万ドル)で子会社化の手続きは2026年8月に完了する予定です。買収完了後、Siiibo証券は「メタプラネット証券」に商号を変更する予定としています。
Siiibo証券株式会社の株式の取得及び株式会社メタプラネット証券への商号変更に関するご参考資料 pic.twitter.com/9GkGbQixru
— Metaplanet Inc. (@Metaplanet) June 12, 2026
Siiibo証券は2019年設立の東京の独立系証券会社で個人投資家が私募社債にオンラインでアクセスできるプラットフォームを運営。これまでに40社以上、100件以上の社債発行を支援しており、発行体のソーシングから口座管理までを自社内で一貫して手がける体制を構築しています。完全子会社化後も現在の取締役は留任し、既存顧客向けサービスは従来どおり継続される予定です。
メタプラネットは今回の買収をビットコインを軸とした金融エコシステム構築構想「Project NOVA」の一環と位置づけ。同社は6月12日時点で4万177BTCを保有しておりアジアの上場企業で最大、世界では第3位の保有量となっています。
発表資料では日本の家計金融資産のうち現預金約1140兆円を含む約1190兆円を潜在的な対象市場として提示しました。今後の事業展開として、ビットコインを裏付けとする永久優先株式「デジタルクレジット」の発行、米国で設立したMetaplanet Asset Managementによる運用商品の段階的な日本展開、セキュリティトークンなどデジタル金融商品の組成・販売を挙げています。
メタプラネット証券は第一種金融商品取引業者としてこれらの商品の販売を担う計画です。また、暗号資産交換業、カストディ、レンディングなどの登録についても検討対象としています。なお同社はこれらの商品・事業構想は現時点で検討中の内容であり、規制環境や市場環境などにより変更・延期・中止の可能性があるとしています。
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