ビットコインが安く掘れる国はどこ? 114カ国徹底比較!
Shota
コンピュータをネットに繋いでおくだけで、あるいはリグを組んでおくだけで、無からお金が生み出されるマイニングは非常に魅力的ですよね。
ですが、やはり時間が経つにつれてマイニング業界というものはより洗練され、競争が激しいものになってきています。
この記事の3つのポイント!
- マイニングにおける採算性って?
- マイニングをするならこの国だ!
- 日本は114カ国中、何番目?
マイニングは儲かるのか検証してみた
マイニングで儲かるか儲からないかの線引き(採算性があるかないか)は全て費やすリソース(電気料金)に依存しているといっても過言ではありません。
日本国内においてもこの事実に気付いた一部の人々は、電気代の安い田舎に引っ越してマイニングをしているとの話を聞きます。
マイニングコストの検証方法
では、世界で見たときにどの国が最も効率よくビットコインを掘れるのでしょうか?
Elite Fixtures社によって行われたリサーチは、3種類の異なるマイニングリグを世界114カ国で使用した場合に1BTCを掘り終えるまでのコスト(電気代)がいくらかかるのかというものです。
今回検証に使用したマイニングリグは
- AntMiner S7
- AntMiner S9
- Avalon 6
の3種類で、電気利用料金のデータは各国の政府や地元の電力会社から得たデータをもとに算出しています。
上位5カ国と下位5カ国
上位5カ国は上から、ベネズエラ、トリニダードトバゴ、台湾、ウズベキスタン、ウクライナ
下位5カ国は下から、韓国、ニウエ、バーレーン、ソロモン諸島、クック諸島
となっています。
なお電気代が最も安いベネズエラと最も高い韓国を比較すると、1BTCを掘るのに必要な電気代の差はUSD換算で$25,639となっています。その差約49倍以上です….!!
日本は何番目?
日本の1BTC採掘にかかるコストはUSD換算で$8723で、世界で見るとキプロス、ウルグアイと同率で33番目に高いです。
現在のBTCの価格の$8943(記事執筆時点 / Bitcoin.com参照)を考えると、国内でこれらのマイニングリグを組み立ててビットコインを掘るのは少し微妙な気もしますね。
昨年末のように240万円近くの価値があれば試してみる価値はあるかもしれません笑
参考URLはこちら(外部リンク)
まとめ
以上のデータを参考にすると、
西ヨーロッパは比較的マイニングにかかる電気代が高めでこれから事業を設立しようと考えている方にとってはあまり好ましくないかもしれません。
逆にベネズエラなどの南アメリカ地域の国々では電気代が114カ国の中では比較的安くおさまっています。