バイナンスで400億ドルの資金流出?取り付け騒ぎの真相とは

2026/02/14・

よきょい

バイナンスで400億ドルの資金流出?取り付け騒ぎの真相とは

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスを巡り、支払能力の欠如や流動性危機を指摘する噂が再燃しています。SwanDeskの創設者ジェイコブ・キング氏が同取引所から過去最大規模の資金流出が起きていると警告を発したことで、投資家の間に「取り付け騒ぎ」への懸念が急速に広がりました。

不安に拍車をかけたのは一部のデータ集計サイトが示した大幅な資産減少です。DeFiLlamaなどのデータでは、バイナンスの総資産が年内のピーク時の1,780億ドルから、現在は約1,320億ドルまで約400億ドル減少したことが示されました。また2月3日に発生した一時的な出金遅延も2022年のFTX崩壊の記憶を抱える市場参加者にとって、深刻なリスクシグナルとして解釈される事態となりました。

しかしオンチェーンデータの詳細な分析によれば、この「取り付け騒ぎ」説には疑問符がつきます。資産総額の減少は市場の価格修正に伴う評価額の低下という側面が強く、必ずしも顧客による資金引き揚げのみが原因ではありません。



バイナンス側は公式の声明を発表。同社はDeFiLlamaにおいて過去にデータの乖離が発生していたことを指摘しながら、自身の資産状況を正確に把握するための手段として、公式のプルーフ・オブ・リザーブ(PoR:準備金証明)ページの確認をユーザーに促しました。

同社の最新の報告によれば、ユーザーの預かり資産はすべての銘柄において「1対1」の比率で完全に裏付けられており、プラットフォームの安全性に問題がないことが強調されています。

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