【イベントレポート】Coldlar(風神Wallet):安全に仮想通貨ライフを送るために
2018/09/07

【イベントレポート】Coldlar(風神Wallet):安全に仮想通貨ライフを送るために

Shota【CRYPTO TIMES 公式ライター】

ShotaCRYPTO TIMES 公式ライター

CryptoTImesでは、仮想通貨に関するニュース他、海外のニッチな情報などを紹介していきます。Ethereumのレイヤー2の技術などに興味があります。

8月28日、東京・品川プリンスホテルで行われた「日中ブロックチェーン交流会」と呼ばれるイベントが開催されました。

本記事は、当イベントの最後を飾った仮想通貨ウォレット「ColdLar(風神ウォレット)」による講演をレポートとしてまとめたものになります。

同イベントのIOTW講演に関しての記事は以下をご覧ください。

Coldlar CMO Wendy Wang氏による講演

プレゼンテーションは従来のウォレットの種類とColdlarのウォレット、またその比較解説から始まりました。

今回はノードの種類だと複雑になってしまうということもあり、インターネット接続の有無がポイントをしてプレゼンは進んでいきます。

インターネット接続の有無で分けるとウォレットは以下の3つの種類に分類されます。

  • ホットウォレット
  • コールドウォレット
  • Coldlarウォレット

■ホットウォレット

ホットウォレットでは、秘密鍵(プライベートキー)はウォレットに保管され、インターネットに接続されています。

持ち運び、管理、復元が容易で複数の端末にも対応している一方で、攻撃に対して脆弱であることが懸念として考えられます。

■コールドウォレット

コールドウォレットでは、秘密鍵(プライベートキー)はウォレットに保管されますが、インターネットからは切断されています。

セキュリティ面では非常に優れている一方で、トランザクション効率が低く更新や管理が面倒な点などが弱点として挙げられます。

■Coldlarウォレット

Coldlarウォレットは上記ホットウォレットとコールドウォレットそれぞれの利点だけを取ったハイブリッド型のウォレットとして定義することができます。

独自のセキュリティ構造やアルゴリズムにより。ユーザビリティや安全性が保証されている上、スケーラビリティや多くの通貨との互換性を持ちます。

これまで、ホットウォレット・コールドウォレットそれぞれにメリットやドローバックがあり、どちらかを選択する必要、用途によって使い分ける必要がありましたがColdlarウォレットを使うことでこれらの問題を解決することができます。

そんなColdlarウォレットですが、2016年11月にブロックチェーン上の資産を安全に保管するためのソリューションとして生み出されました。

2017年末に1000万USDの資金調達が完了し、EU、CE、EU EoHS、FCC、Japan PSEなどでの特許を既に取得しています。

Coldlarウォレットによれば、ハードウェアウォレットの理想として以下の3つの基準があるとします。

  • セキュリティ
  • ユーザビリティ
  • 進化可能か否か

これらの基準は過去に起きた事例をもとに設定されています。

例えば、上のスライドではセキュリティに関するこれまでの事例がいくつか紹介されています。

2017年7月、ハッカーがスマートコントラクトの脆弱性を付き、150,000ETHを盗んだ事件、その他にも2018年2月、2018年7月にウォレットの脆弱性をついた事件が起こっています。

Coldlarウォレットではこれらのセキュリティを原因とする事件に対して多角的なセキュリティのアプローチでこれを防ぎます。

これは、設計、システムアルゴリズム、物理的の3つのセキュリティアプローチからなります。

Coldlarウォレットの設計では、トランザクションの生成や署名はオフラインで行われます。一方で、トランザクションのブロードキャストや残高の照会はオンラインのアプリ(スマホ)で行われます。

そして、オフライン端末であるColdlarウォレットとオンラインのスマホアプリがQRコードで相互に認証しあう形でセキュリティが担保されるので、従来のホットウォレットとコールドウォレットを組み合わせたような設計となっています。

システムアルゴリズム的なセキュリティのアプローチには、以下の4つの特徴があります。

  • Private Key Calculator(秘密鍵計算)
  • Hierarchical Deterministic(階層的決定性)
  • Burn After Use(バーン)
  • Multi-Signature Algorithm(マルチシグネチャ)

階層的決定性、俗に言うHDウォレットやマルチシグネチャなどは他のウォレットでも見られる機能となっていますが、秘密鍵に関してこれが使い捨てである点(Burn)などに関してはColdlarウォレット独自のものとなっています。

まとめ

日中ブロックチェーン交流会でのColdlarウォレットのプレゼンテーションをまとめました。

セキュリティを担保するアプローチが非常に独特かつ堅牢であることが特徴です。

Coldlarウォレットについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

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Shota【CRYPTO TIMES 公式ライター】

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